mx100/mw100 データアクイジションユニット 設 …im mx100-72 3 2....

12
* M X 1 0 0 7 2 0 7 * MX100/MW100 データアクイジションユニット 設置・接続ガイド 7th Edition: February 2008 (YK) All Right Reserved, Copyright © 2003 Yokogawa Electric Corporation はじめに このたびは,MX100/MW100データアクイジションユニットをお買い上げいただきまして,まことにありがとうございます。 本書は,MX100/MW100データアクイジションユニットの設置方法/配線方法について簡単に説明しています。これらの詳細,安全 にご使用いただくための注意事項(必ずお読みください),およびMX100/MW100データアクイジションユニットの機能/操作方法に ついては,付属のCD-ROMに収録されているMX100,MW100それぞれのデータアクイジションユニットユーザーズマニュアル(PDF 版の電子マニュアル)をご覧ください。 1. モジュールの装着方法 2. MX100/MW100の 設置方法 3. 端子カバーの端子配置表示 4. 端子台の取り外し/取り付け方法 ねじ端子台について ねじ端子プレートについて 5. 配線方法 7. イーサネットインタフェースの接続 CFカードの装着/取り出し方法 7セグメントLEDの表示内容 ディップスイッチ *1 メインモジュール 入出力モジュール *1 通常はすべてのスイッチをONにしておきます。 設定値の初期化等で使用します。 左図はMX100メインモジュールです。 MW100メインモジュールの外観は異なります。 MW100ではディップスイッチ1です。 6. 電源の接続 操作の概要 入出力モジュールの種類 *2 MW100で利用可能なモジュールです。 ・4ch高速ユニバーサル入力モジュール (形名:MX110-UNV-H04) ・10ch中速ユニバーサル入力モジュール (形名:MX110-UNV-M10) ・30ch中速DCV/TC/DI入力モジュール (形名:MX110-VTD-L30) ・6ch中速4線式RTD抵抗入力モジュール (形名:MX110-V4R-M06) ・4ch中速ひずみ入力モジュール (形名:MX112-B35-M04) ・4ch中速ひずみ入力モジュール (形名:MX112-B12-M04) ・4ch中速ひずみNDIS入力モジュール (形名:MX112-NDI-M04) ・10chパルス入力モジュール *2 (形名:MX114-PLS-M10) ・10ch高速ディジタル入力モジュール (形名:MX115-D05-H10) ・10ch高速ディジタル入力モジュール (形名:MX115-D24-H10) ・8ch中速アナログ出力モジュール (形名:MX120-VAO-M08) ・8ch中速PWM出力モジュール (形名:MX120-PWM-M08) ・10ch中速ディジタル出力モジュール (形名:MX125-MKC-M10) 1. モジュールの装着方法 ● モジュールの装着 1. ベースプレートを準備します。 MW100を取り付ける場合,お手持ちのベースプレートのブラケットを,MW100に付属しているブラケットに付け替えます。 ベースプレートのブラケットを取り外す MW100に付属しているブラケットを取り付ける ブラケット MX100を取り付ける場合,メインモジュールが従来品のとき,ベースプレートのブラケットを取り外します。メインモジュール が改良品のとき,ベースプレートはそのまま使用できます。「MX100/MW100 ベースプレート(形名:MX150-□)の取り扱い について」(IM MX100-75)を参照してください。 2. メインモジュールに電源が接続されていないことを確認します。 IM MX100-72 7版

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Page 1: MX100/MW100 データアクイジションユニット 設 …IM MX100-72 3 2. MX100/MW100の設置方法 MX100/MW100データアクイジションユニットは,デスクトップでの使用,床置き,ラックマウントおよびパネルマウントが可能

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X1

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07

*MX100/MW100データアクイジションユニット設置・接続ガイド

7th Edition: February 2008 (YK)All Right Reserved, Copyright © 2003 Yokogawa Electric Corporation

はじめにこのたびは,MX100/MW100データアクイジションユニットをお買い上げいただきまして,まことにありがとうございます。本書は,MX100/MW100データアクイジションユニットの設置方法/配線方法について簡単に説明しています。これらの詳細,安全にご使用いただくための注意事項(必ずお読みください),およびMX100/MW100データアクイジションユニットの機能/操作方法については,付属のCD-ROMに収録されているMX100,MW100それぞれのデータアクイジションユニットユーザーズマニュアル(PDF版の電子マニュアル)をご覧ください。

1. モジュールの装着方法

2. MX100/MW100の 設置方法

3. 端子カバーの端子配置表示

4. 端子台の取り外し/取り付け方法

 ねじ端子台について

 ねじ端子プレートについて

5. 配線方法

7. イーサネットインタフェースの接続

 CFカードの装着/取り出し方法

 7セグメントLEDの表示内容

ディップスイッチ*1

メインモジュール入出力モジュール

*1 通常はすべてのスイッチをONにしておきます。 設定値の初期化等で使用します。 左図はMX100メインモジュールです。 MW100メインモジュールの外観は異なります。 MW100ではディップスイッチ1です。

6. 電源の接続

操作の概要

入出力モジュールの種類

*2 MW100で利用可能なモジュールです。

・4ch高速ユニバーサル入力モジュール (形名:MX110-UNV-H04) ・10ch中速ユニバーサル入力モジュール (形名:MX110-UNV-M10)

・30ch中速DCV/TC/DI入力モジュール (形名:MX110-VTD-L30) ・6ch中速4線式RTD抵抗入力モジュール (形名:MX110-V4R-M06)

・4ch中速ひずみ入力モジュール (形名:MX112-B35-M04) ・4ch中速ひずみ入力モジュール (形名:MX112-B12-M04)

・4ch中速ひずみNDIS入力モジュール (形名:MX112-NDI-M04) ・10chパルス入力モジュール*2 (形名:MX114-PLS-M10)

・10ch高速ディジタル入力モジュール (形名:MX115-D05-H10) ・10ch高速ディジタル入力モジュール (形名:MX115-D24-H10)

・8ch中速アナログ出力モジュール (形名:MX120-VAO-M08) ・8ch中速PWM出力モジュール (形名:MX120-PWM-M08)

・10ch中速ディジタル出力モジュール (形名:MX125-MKC-M10)

1. モジュールの装着方法

モジュールの装着1. ベースプレートを準備します。MW100を取り付ける場合,お手持ちのベースプレートのブラケットを,MW100に付属しているブラケットに付け替えます。

ベースプレートのブラケットを取り外す MW100に付属しているブラケットを取り付ける

ブラケット

MX100を取り付ける場合,メインモジュールが従来品のとき,ベースプレートのブラケットを取り外します。メインモジュールが改良品のとき,ベースプレートはそのまま使用できます。「MX100/MW100 ベースプレート(形名:MX150-)の取り扱いについて」(IM MX100-75)を参照してください。

2. メインモジュールに電源が接続されていないことを確認します。

IM MX100-727版

Page 2: MX100/MW100 データアクイジションユニット 設 …IM MX100-72 3 2. MX100/MW100の設置方法 MX100/MW100データアクイジションユニットは,デスクトップでの使用,床置き,ラックマウントおよびパネルマウントが可能

2 IM MX100-72

3. 装着する位置のベースプレートのモジュール接続用コネクタに,モジュールの背面のコネクタを合わせ,差し込みます。コネクタ同士を正しく接続することで,モジュールの裏面にあるガイドピンがベースプレートのガイド穴に挿入されるとともに,ラッチレバーがベースプレートの下部で一旦押し下げられて戻ることで,モジュールがベースプレートに取り付きます。ただし,メインモジュールはベースプレートの右端にしか装着できません。

4. MX100メインモジュールの場合,モジュールの上部1カ所を固定ねじ(M3)で締め付けます。MW100メインモジュールの場合,モジュールの上部2カ所を固定ねじ(M3)で締め付けます。

ベースプレート用コネクタカバー*1

(別売アクセサリ)

入出力モジュール

モジュール固定ねじ

モジュール接続コネクタ*2

ねじ穴

ガイド穴

MX100メインモジュール

ベースプレート

ベースプレートラッチレバー(ベースプレートから取り外すときは,引き下げます。)

ガイドピン

MW100メインモジュール

ねじ穴

ガイド穴

モジュール接続コネクタ*2ベースプレート

ベースプレート用コネクタカバー*1

(別売りアクセサリ)

モジュール固定ねじ

入出力モジュール

ベースプレートラッチレバー(ベースプレートから取り外すときは,引き下げます。)

ガイドピン

MX100メインモジュール

MW100メインモジュール

*1 上部をベースプレートの上に引っかけ,下部を押しつけることで装着できます。

モジュールコネクタのピン曲がりが生じないように,モジュールを装着するときは,ベースプレートに対して垂直になるように慎重に装着してください。

*2

モジュールの取り外し固定ねじを緩めたのち,モジュールの裏面のラッチレバーを引き下げた状態で,真っ直ぐにモジュールを引き抜きます。

装着位置とチャネル番号チャネル番号は,下図のようにPCで認識されます。MW100のチャネル番号は,MW100ビューアソフトウエアで測定データを見るときだけ表示されます。

MX100

012345 スロット番号

001~010011~020

021~030031~040

041~050051~060

ユニット内のチャネル番号*2

チャネル番号の表し方:

ユニット番号*1

ユニット番号MX100のとき00~19MW100のとき00~89

*2 4chのモジュールでは下1桁は1~4 6chのモジュールでは下1桁は1~6 8chのモジュールでは下1桁は1~8

ユニット内のチャネル番号(001~060)

*1 MX100スタンダードソフトウエアで接続する場合は 「00」に固定,MXLOGGERソフトウエアを使用する 場合は「00」~「19」,MW100ビューアソフトウエ アを使用する場合は「00」~「89」

Note30ch中速DCV/TC/DI入力モジュールを装着するときは,ベースプレートの3モジュール分の幅が必要です。

1. モジュールの装着方法

Page 3: MX100/MW100 データアクイジションユニット 設 …IM MX100-72 3 2. MX100/MW100の設置方法 MX100/MW100データアクイジションユニットは,デスクトップでの使用,床置き,ラックマウントおよびパネルマウントが可能

3IM MX100-72

2. MX100/MW100の設置方法MX100/MW100データアクイジションユニットは,デスクトップでの使用,床置き,ラックマウントおよびパネルマウントが可能です。いずれの設置方法でも,必ず垂直姿勢で設置してください。

デスクトップでの使用/床置き各モジュールに脚部があるため,必要なモジュールをベースプレートに装着するだけで,垂直に置くことが可能です。

DINレールへの取り付け下図のように,ベースプレートにDINレールマウント用ブラケットを取り付けることで,MX100/MW100データアクイジションユニットをラックマウントまたはパネルマウントすることが可能です。

ベースプレート

ラッチレバー(DINレールから取り外すときは引き上げます。)

DINレールマウント用ブラケット

DINレール*

DINレールマウント用ブラケット

・DINレールマウント用ブラケットの ベースプレートへの取り付け

・ベースプレートのDINレールへの取り付け

* DINレールのたわみを防止するため,DINレールは必ず3点以上を固定してください。

ベースプレート

ブラケット(MX100とMW100とでは形が異なる)

DINレールマウント用ブラケット

ねじ穴

取り付けねじ(M3)

3. 端子カバーの端子配置表示各入出力モジュールの端子カバーの裏面には,端子機能を示す文字と,各端子に入出力する信号の種類を示す端子記号が表記されています。

100Vpk MAX TO250V MAX CH TO CH600V MAX TO

100Vpk MAX TO120V MAX CH TO CH600V MAX TO

12345

CH1

678910

CH2

1112131415

CH3

12345

CH4

678910

CH5

1112131415

CH6

12345678

CH2

CH1

9101112

CH3

13141516

CH4

123

CH1

456

CH2

789

CH3

101112

CH4

131415

CH5

123

CH6

456

CH7

789

CH8

101112

CH9

131415

CH10

12

3

CH1

4

56

CH2

78

9

CH3

10

11

CH4

CH5

12

3

CH6

4

56

CH7

78

9

CH8

10

11

CH9

CH10

250V MAX CH TO CH250V MAX NO TO C

250V MAX TO

10Vpk MAX TO

250V MAX TO

123

CH1

456

CH2

789

CH3

101112

CH4

131415

CH5

123

CH6

456

CH7

789

CH8

101112

CH9

131415

CH10

101112131415

123

CH1

456

CH2

789

CH3

CH4

VextVext

123

CH5

456

CH6

789

CH7

101112131415

CH8

123

CH1

456

CH2

789

CH3

101112

CH4

VextVext

123

CH5

456

CH6

789

CH7

101112

131415

131415

CH8

・4ch高速ユニバーサル 入力モジュール

・10ch中速ユニバーサル 入力モジュール

・30ch中速DCV/TC/DI 入力モジュール (押し締め端子)

・30ch中速DCV/TC/DI 入力モジュール (ねじ端子)

・6ch中速4線式RTD抵抗 入力モジュール

・4ch中速ひずみ入力 モジュール

端子記号

モジュール内チャネル番号

・10chパルス入力 モジュール・10ch高速ディジタル 入力モジュール

・8ch中速アナログ出力 モジュール

・8ch中速PWM出力 モジュール

・10ch中速ディジタル 出力モジュール

Page 4: MX100/MW100 データアクイジションユニット 設 …IM MX100-72 3 2. MX100/MW100の設置方法 MX100/MW100データアクイジションユニットは,デスクトップでの使用,床置き,ラックマウントおよびパネルマウントが可能

4 IM MX100-72

4. 端子台の取り外し/取り付け方法下図の入出力モジュールは,端子を取り外すことができます。

端子ブロックを抜き差し可能

4ch高速ユニバーサル入力モジュール

4ch中速ひずみ入力モジュール(-B12, -B35)

端子プレートを抜き差し可能固定ねじ

(端子プレートを抜く前に緩める)

引き抜き取っ手

10ch中速ユニバーサル入力モジュール/6ch中速4線式RTD抵抗入力モジュール/10chパルス入力モジュール/10ch高速ディジタル入力モジュール(-D05, -D24)

8ch中速アナログ出力モジュール/8ch中速PWM出力モジュール/10ch中速ディジタル出力モジュール

引き抜き取っ手

端子プレートを抜き差し可能固定ねじ

(端子プレートを抜く前に緩める)

端子ブロックを抜き差し可能固定ねじ

(端子ブロックを抜く前に緩める)

ねじ端子台について

10ch中速ユニバーサル入力モジュール,10chパルス入力モジュール,および10ch高速ディジタル入力モジュール(-D05,-D24)には,DINレールに取り付け可能な10chねじ端子台(別売アクセサリ,M4ねじ)を接続できます。ねじ端子台を接続するには,モジュールに取り付いている,端子プレートを外します(/NSオプション付加時は端子プレート取り外し済み)。

10ch中速ユニバーサル入力モジュール/10chパルス入力モジュール/10ch高速ディジタル入力モジュール

CH 1

CH 2

CH 3

CH 4

CH 5

CH 6

CH 7

CH 8

CH 9

CH 10

b B A

DINレール

ラッチレバー(外すときは引き下げる)

端子カバーb +/A

–/B

10chねじ端子台(形名:772061)

10chねじ端子台(形名:772061)

入力モジュール-ねじ端子台間結合ケーブル(形名:772062-XXX*)* ケーブル長:050 または 100 [cm]

DINレールへの取り付け

コネクタカバー

コネクタカバー固定ねじ

コネクタカバー固定ねじを緩めて,コネクタカバーを開きます。

固定ねじ

固定ねじ

ねじ端子プレート/電流用押し締め端子プレートについて

10ch中速ユニバーサル入力モジュール,10chパルス入力モジュール,および10ch高速ディジタル入力モジュール(-D05,-D24)には,ねじ端子プレート(別売アクセサリ)を取り付けることができます。また,10ch中速ユニバーサル入力モジュールには,電流用押し締め端子プレート(別売アクセサリ)を取り付けることができます。ねじ端子プレートまたは電流用押し締め端子プレートを取り付けるには,モジュールに付いている端子プレートを取り外します(/NSオプション付加時は端子プレート取り外し済み)。

CH11

2

CH23

4

CH35

6

CH47

8

CH5

11 RTD11 RTD

9

10

CH61

2

CH73

4

CH85

6

CH97

8

CH109

10

CH11

2

CH23

4

CH35

6

CH47

8

CH5

11 RTD11 RTD

9

10

CH61

2

CH73

4

CH85

6

CH97

8

CH109

10

100Vpk MAX + TO -

CAT ll120V ~ MAX CH TO CH600V ~ MAX TO

ねじ端子プレート(形名:772080)

・端子カバーの端子配置表示・外形

電流用押し締め端子プレート(形名:772081(10Ω)/772082(100Ω)/772083(250Ω))

・端子カバーの端子配置表示・外形

100mA10

1

2

5

4

8

7

11

10

14

13

1

2

5

4

8

7

11

10

14

13

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5IM MX100-72

取り付け方法1. 端子カバー固定ねじを緩め,端子カバーを下図の矢印の向きに強く倒して外します。2. 端子プレートの固定ねじを緩めて,端子プレートを取り外します。3. ねじ端子プレート,または電流用押し締め端子プレートを取り付け,ねじで固定します。4. ねじ端子プレート,または電流用押し締め端子プレートに付属している端子カバーを取り付けます。

端子カバー(標準品)

ねじ端子プレートの取付例

ねじ端子プレート(ねじで固定)

ねじ端子プレートに付属の端子カバー

端子プレート(標準品)

端子カバー固定ねじ

強く倒す

固定ねじ(端子プレートを抜く前に緩める)

1.

2. 3.

4.

Noteねじ端子プレートは,PCソフトウエアで押し締め端子として認識されます。ねじ端子プレートは押し締め端子付きプレートと端子配列が異なります。端子カバー裏面の端子配置表示に従って配線してください。

5. 配線方法

入力端子(押し締め端子)

端子カバー

4ch高速ユニバーサル入力モジュールの場合

端子カバー固定ねじ1. 本機器の電源をOFFにします。

2. 端子カバー固定ねじを緩め,端子カバーを跳ね上げます。

3. 信号線を端子に配線します。

4. 端子カバーを元の位置に戻し,ねじで固定します。ねじの適

正締め付けトルクは0.6N·mです。

ユニバーサル入力モジュールおよびDCV/TC/DI入力モジュールでの配線

-直流電圧入力

・熱電対入力 ・直流電圧入力/DI(接点)入力・測温抵抗体入力 ・直流電流入力

直流電流入力

シャント抵抗

1線当りのリード線抵抗10Ω以下*,3線とも抵抗値を等しくする。

AbB

補償導線b

A

B

b

A

B

b

A

B

b

A

B

* Pt100Ωの場合。 Pt50Ωの場合は5Ω以下, Cu10Ωの場合は1Ω以下

接点

or

例: 4~20mAの入力に対してはシャント抵抗は250Ω±0.1%のものを使用する。

10ch中速ユニバーサル入力モジュールにはシャント抵抗を内蔵した電流用押し締め端子プレートを装着可能。

端子形状 :押し締め(クランプ)または,ねじ(M3:-L30/H3の場合) 適用電線サイズ :-H04の場合,0.2~2.5mm2(AWG24~12)。 -M10,-L30(クランプ)の場合,0.14~1.5mm2(AWG26~16)。

Note・ 10ch中速ユニバーサル入力モジュールでは,測温抵抗体用入力端子の端子Aと端子Bは,チャネルごとに絶縁されていますが,端子bは全チャネル内部で短絡されています。

・ 30ch中速DCV/TC/DI入力モジュールでは,測温抵抗体による測定ができません。・ 10ch中速ユニバーサル入力モジュールに,ねじ端子プレート(形名:772080)を使用する場合は,端子配置が異なりますので端子カバーをご覧になり配線してください。

4. 端子台の取り外しと取り付け方法 / 5. 配線方法

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6 IM MX100-72

4線式RTD抵抗入力モジュールでの配線

・ 直流電圧入力/DI(接点)入力

・ 直流電流入力

・ 測温抵抗体入力/抵抗入力

A

B

I

C

抵抗,測温抵抗体

1線当りのリード線抵抗10Ω以下

I

直流電流入力

シャント抵抗例:4~20mAの入力に対しては,シャント抵抗は250Ω±0.1%のものを使用する。

b

A

B

A

B

I

C

電圧

I,C端子には何もつながない

+

直流電圧入力

接点

端子形状: 押し締め(クランプ)適用電線サイズ: 0.14~1.5mm2(AWG26~16)

ひずみ入力モジュールでの配線・ 1ゲージ法

SW1ON

SW2ON

SW3ON

SW4ON

SW5OFF

1 2 3 4 5SW

No.1No.2No.3No.4No.5

No.1ON

No.2ON

No.3ON

No.4OFF

No.5OFF

設定スイッチ

ONOFF

A(+V)

B(L)

C(-V)

D(H)

-B12,-B35

E

e

Rg

R

R

RRg

Rg

R:固定抵抗r:リード線の抵抗値Rg:ひずみゲージの抵抗値e:ブリッジからの出力電圧E:ブリッジの印加電圧

-NDI

Rg 12345678

ブリッジヘッド(701955,701956のとき)

設定スイッチ

ON

OFF

・ 1ゲージ3線法

SW1OFF

SW2ON

SW3ON

SW4ON

SW5OFF

1 2 3 4 5SW

B(L)No.1No.2No.3No.4No.5

No.1ON

No.2ON

No.3OFF

No.4ON

No.5OFF

ONOFF

R R

RRg

r

r

rE

e

R:固定抵抗r:リード線の抵抗値Rg:ひずみゲージの抵抗値e:ブリッジからの出力電圧E:ブリッジの印加電圧

設定スイッチA(+V)

C(-V)

D(H)

-B12,-B35

Rg

-NDI

Rg 12345678

ブリッジヘッド(701955,701956のとき)

設定スイッチ

ON

OFF

・ 隣辺2ゲージ法

設定スイッチ

ONOFF

A(+V)

B(L)

C(-V)

D(H)

-B12,-B35

Rg1Rg2

RR

E

eRg1

Rg2

Rg1

Rg2

R:固定抵抗r:リード線の抵抗値Rg:ひずみゲージの抵抗値e:ブリッジからの出力電圧E:ブリッジの印加電圧

No.1No.2No.3No.4No.5

No.1ON

No.2ON

No.3OFF

No.4OFF

No.5ON

SW1OFF

SW2ON

SW3ON

SW4ON

SW5OFF

1 2 3 4 5SW

-NDI

Rg1

Rg2

12345678

ブリッジヘッド(701955,701956のとき)

設定スイッチ

ON

OFF

5.配線方法

Page 7: MX100/MW100 データアクイジションユニット 設 …IM MX100-72 3 2. MX100/MW100の設置方法 MX100/MW100データアクイジションユニットは,デスクトップでの使用,床置き,ラックマウントおよびパネルマウントが可能

7IM MX100-72

・対辺2ゲージ法

設定スイッチ

ONOFF

A(+V)

B(L)

C(-V)

D(H)

-B12,-B35

Rg1

Rg2

R

R

Rg2

Rg1E

e

Rg1

Rg2

R:固定抵抗r:リード線の抵抗値Rg:ひずみゲージの抵抗値e:ブリッジからの出力電圧E:ブリッジの印加電圧

No.1No.2No.3No.4No.5

No.1ON

No.2OFF

No.3ON

No.4OFF

No.5ON

SW1ON

SW2OFF

SW3ON

SW4ON

SW5OFF

1 2 3 4 5SW

-NDI

Rg1

Rg2

12345678

ブリッジヘッド(701955,701956のとき)

設定スイッチ

ON

OFF

・対辺2ゲージ3線法

SW1OFF

SW2OFF

SW3OFF

SW4ON

SW5OFF

1 2 3 4 5SW

e

R

R

Rg2

Rg1

E

Rg1

Rg2

r

r

r

r

r

r

R:固定抵抗r:リード線の抵抗値Rg:ひずみゲージの抵抗値e:ブリッジからの出力電圧E:ブリッジの印加電圧

-B12,-B35

接続できません。-NDIをご使用ください。

-NDI

Rg1

Rg2

12345678

ブリッジヘッド(701955,701956のとき)

設定スイッチ

ON

OFF

・4ゲージ法

Rg4

Rg1 Rg2

Rg3

E

e

Rg1,Rg3

Rg2,Rg4

Rg1

Rg3

Rg1

Rg3 Rg4

Rg2

Rg1,Rg2 Rg3,Rg4

R:固定抵抗r:リード線の抵抗値Rg:ひずみゲージの抵抗値e:ブリッジからの出力電圧E:ブリッジの印加電圧

設定スイッチ

ONOFF

A(+V)

B(L)

C(-V)

D(H)

-B12,-B13

Rg1

Rg2

Rg3

Rg4

No.1No.2No.3No.4No.5

No.1OFF

No.2OFF

No.3OFF

No.4OFF

No.5ON

SW1OFF

SW2OFF

SW3OFF

SW4ON

SW5OFF

1 2 3 4 5SW

-NDI

Rg1

Rg2Rg4

Rg3

12345678

ブリッジヘッド(701955,701956のとき)

設定スイッチ

ON

OFF

5. 配線方法

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8 IM MX100-72

パルス入力モジュールおよびディジタル入力モジュールでの配線

Note・ パルス入力モジュールおよびディジタル入力モジュールでは,全チャネルの(-)端子と空き端子は,内部で短絡されています。

・ パルス入力モジュールおよびディジタル入力モジュールにねじ端子プレート(形名:772080)にを使用する場合は,端子配置が異なりますので端子カバーをご覧になり配線してください。b端子には何も接続しないでください。

 パルス入力およびディジタル入力(-D05)での配線

・トランジスタ入力・接点入力 ・5Vロジック入力5V

主な入力仕様(パルス入力およびディジタル入力(-D05)の場合)入力種類: DI(無電圧接点,オープンコレクタ,5Vロジック)入力形式: 約5V/約5kΩでプルアップ,チャネル間共通電位最小検出パルス幅: パルス入力:4µs

ディジタル入力(-D05):測定周期の2倍以上入力スレショルドレベル:

・パルス入力無電圧接点,オープンコレクタ:接点開(100kΩ以上)から接点閉(100Ω以下)に変化したときにカウント

5Vロジック:1V以下から3V以上に変化したときにカウント・ディジタル入力(-D05)無電圧接点,オープンコレクタ:100Ω以下ON,100kΩ以上OFF5Vロジック:1V以下OFF,3V以上ON

接点/トランジスタ定格:15VDC以上,30mA以上の定格をもつ接点Vceは15VDC以上, Icは30mA以上の定格をもつトランジスタ

端子形状: 押し締め(クランプ)適用電線サイズ: 0.14~1.5mm2 (AWG26~16)

 ディジタル入力(-D24)での配線

・24Vロジック入力24V

主な入力仕様(ディジタル入力(-D24)の場合)入力種類: DI(24Vロジック)入力形式: チャネル間共通電位最小検出パルス幅: 測定周期の2倍以上入力スレショルドレベル:

24Vロジック:6V以下OFF,16V以上ON端子形状: 押し締め(クランプ)適用電線サイズ: 0.14~1.5mm2 (AWG26~16)

5. 配線方法

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9IM MX100-72

5. 配線方法

アナログ出力モジュールでの配線

外部電源 電圧

V+

負荷

+24V電源

(電流出力使用時)

電流の向きVext

電流

I+

負荷

主な出力仕様端子形状: 押し締め(クランプ),4チャネル単位で脱着可能負荷抵抗: 電圧5kΩ以上

電流600Ω以下適用電線サイズ: 0.08~2.5mm2 (AWG28~12)

注  意 2つの電源端子は,内部で接続されています。したがって,それぞれに別の外部電源を接続しないでください。火災の恐れがあります。1つの電源端子に外部電源を接続したら,もう1つの電源端子は,他のアナログ出力モジュールとの接続用にご使用ください。

PWM出力モジュールでの配線

外部電源 パルス出力

V+

負荷

+4~28V電源Vext

主な出力仕様出力容量: 1A/ch max ただし,モジュール合計で4A以下*1, *2

端子形状: 押し締め(クランプ),4チャネル単位で脱着可能適用電線サイズ: 0.08~2.5mm2(AWG28~12)*1 出力回路には,1Aの電流制限回路が内蔵されています。一度電流制限回路がONになると,外部電源をOFFにしない限り制限回路は動作を続けます。

*2 本モジュールはヒューズを内蔵しています。内蔵ヒューズは,負荷短絡などの異常時に,火災,異常発熱を防止するためのものです。

注  意 2つの電源端子は内部で接続されています。したがって,それぞれに別の外部電源を接続しないでください。火災の恐れがあります。1つの電源端子に外部電源を接続したら,もう1つの電源端子は,他のPWM出力モジュールとの接続用にご使用ください。

ディジタル出力モジュールでの配線

C

NO250VDC/0.1A,250VAC/2Aまたは30VDC/2A (抵抗負荷)

主な出力仕様接点モード: A接点(SPST)接点容量: 250VDC/0.1A,250VAC/2A,または30VDC/2A(抵抗負荷)端子形状: 押し締め(クランプ),5チャネル単位で脱着可能適用電線サイズ: 0.08~2.5mm2 (AWG28~12)

Noteディジタル出力モジュールの空き端子には,何も接続しないでください。

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10 IM MX100-72

6. 電源の接続本機器には下記の電源条件を満たす電源をご使用ください。定格電源電圧 :AC電源 100~240VACrms

DC電源 12~28VDC使用電源電圧範囲 :AC電源 90~250VACrms

DC電源 10~32VDC定格電源周波数 :50/60Hz電源周波数許容範囲 :50/60Hz ±2%最大消費電力 :6モジュール実装時に最大約70VA

電源コードによる接続方法(電源コードの仕様コード:1Mの場合)1. メインモジュールの電源スイッチがOFFであることを確認します。

2. MX100/MW100データアクイジションユニットの電源コネクタに,付属品の電源コードのプラグを接続します。

3. 上記の条件を満たす電源コンセントに,電源コードのもう一方のプラグを接続します。電源コンセントは保護接地端子を備えた3極コンセントを使用してください。やむを得ず2極コンセントを使用するときは,付属品の3極-2極変換アダプタ(日本国内でのみ使用可)を使用して,アダプタから出ている緑色のアース線を必ず電源コンセントの保護接地端子に接続してください。

電源スイッチ

電源コネクタ

3極コンセント

電源コード(付属品)保護接地端子

3極-2極変換アダプタ(付属品:日本国内でのみ使用可)

電源ねじ端子への配線方法AC電源の場合(電源コードの仕様コード:1Wの場合)1. 電源およびメインモジュールの電源スイッチがOFFであることを確認します。

2. メインモジュールの電源端子カバーを固定しているねじを緩め,電源端子カバーを開けます。

3. 図に従って,電源コードと保護接地コードを電源端子に配線します。電源コードと保護接地コードの端子には,丸形の絶縁スリーブ圧着端子(4mmねじ用)を使用してください。

4. 電源端子カバーを閉じて,ねじで固定します。

L N

DATA ACQUISITION UNIT

電源コード

保護接地コード

電源端子カバー

保護接地コード電源コード

絶縁スリーブ圧着端子

絶縁スリーブ圧着端子 電源コード

電源コード

保護接地コード保護接地コード

電源端子カバーL N

MX100メインモジュール

MW100メインモジュール

DC電源の場合(MW100だけ)1. 電源およびメインモジュールの電源スイッチがOFFであることを確認します。

2. メインモジュールの電源端子カバーを固定しているねじを緩め,電源端子カバーを開きます。

3. 図に従って,電源コードと保護接地コードを電源端子に配線します。電源コードと保護接地コードの端子には,丸形の絶縁スリーブ圧着端子(4mmねじ用)を使用してください。

4. 電源端子カバーを閉じて,ねじで固定します。

DATA ACQUISITION UNIT

絶縁スリーブ圧着端子

電源コード

保護接地コード

+ –

MW100メインモジュール

772075:赤色

772075:黒色

772075:赤色772075:黒色

電源端子カバー

電源コード

電源スイッチのON/OFF電源スイッチの「 I 」側を押すとON,「」側を押すとOFFになります。ONにすると,7セグメントLEDが点灯します。

電源配線の際は,MX100/MW100ユーザーズマニュアルに記載の注意事項を必ず守ってください。

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11IM MX100-72

7. イーサネットインタフェースの接続メインモジュールのイーサネットポート(10BASE -T/100BASE-TX)にイーサネットケーブルを接続します。イーサネットケーブルには,UTPケーブル(カテゴリー5以上)またはSTPケーブルを使用してください。

RJ-45モジュラジャック

イーサネットポート

イーサネットケーブル

通信状態の確認方法イーサネットポートの右上部/右下部にある2つのLEDの点灯状態で確認できます。

ETHERNET

10BASE - T100BASE - TX

LINK LEDMX100/MW100と接続先の機器のリンクが確立し,相互に通信可能な状態にあるときに橙色に点灯します。

ACT LEDパケットの送受信時に緑色に点滅します。

CFカードの装着/取り出し方法

CFカードの装着カードスロットにCFカードを装着するときは,下図のように,スロットカバーを開けたのち,カードの表面を右側にして挿入してください。

CFカードの取り出しCFカードをカードスロットから取り出す前に,CFカードにアクセスがないことを必ず確認してください。CFカードにアクセスがあるときは7セグメントLEDが処理実行中の表示になります。MX100の場合,CFカードを取り出すときは,静電気除去メタルに触れながらスロットカバーを開けたのち,アクセス停止スイッチを押し,イジェクトレバーを一度押します。そして,手前に出てきたイジェクトレバーをもう一度押し,手前に出てきたCFカードを引き抜きます。

スロットカバー

CFカードの表面側

カードスロット アクセス停止スイッチ

静電気除去メタル

イジェクトレバー

スロットカバー

MW100の場合,CFカードをカードスロットから取り出す前に,CFカードにアクセスがないことを必ず確認してください。CFカードを取り出すときは,静電気除去メタルに触れながらスロットカバーを開けたのち,イジェクトレバーを一度押します。そして,手前に出てきたイジェクトレバーをもう一度押し,手前に出てきたCFカードを引き抜きます。

静電気除去メタル

イジェクトレバー

スロットカバー

CFカードの裏面側

Noteイジェクトレバーを手前に出したまま,無理にスロットカバーを閉めないでください。カードスロットが破損する可能性があります。また,イジェクトレバーを使用しないときは押して内部に納め,スロットカバーが閉じられる状態にしてください。

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12 IM MX100-72

7セグメントLEDの表示内容

7セグメントLED

DATA ACQUISITION UNIT

ETHERNET

POWER

10BASE - T100BASE - TX

SW ON

1 2 3 4 5 6 7 8

メインモジュールには,2桁の7セグメントLEDがあります。この7セグメントLEDで,MX100/MW100データアクイジションユニットのユニット番号,動作状態,動作完了および動作エラーを表示します。

ユニット番号の表示機種や接続状態が下記のように表示されます。MX100スタンダードソフトウエアで接続した場合

:「 」固定

MXLOGGERソフトウエア(MX100だけに対応)で接続した場合 :「 」~「 」

MW100ブラウザで接続した場合:「 」~「 」

電源ON時のセルフチェック動作の表示電源をONにすると,動作準備の表示(「 」等の表示)のの

ち,セルフチェックが行われます。その間は下図のような表示が繰り返されます。

処理実行中の表示CFカードへのアクセスがあるとき,CFカードをフォーマットしているとき,または校正動作を行っているときは,下図のような表示が繰り返されます。

ユニット確認表示MX100スタンダードソフトウエア,MXLOGGER(別売ソフトウエア),またはMW100 IP設定ソフトウエアで,どのMX100/MW100データアクイジションユニットが接続されているかを確認する操作を行うと下図のような表示になります。「--CALL--」の文字が右から左に流れるように見えます。

動作エラーの表示内容とその意味については,MX100データアクイジションユニットユーザーズマニュアルの「3.1 7セグメントLEDのエラー表示」またはMW100データアクイジションユニットユーザーズマニュアルの「4.1 7セグメントLEDのエラー表示」をご覧ください。

動作モード保持機能の表示(MX100の/DSオプション機能有効時だけ)セルフチェックに続き,/DSオプション機能の実施確認

「 」が表示されます。

動作モードの表示(MX100だけ)MX100データアクイジションユニットには,アイドリングモード(待機状態),測定モード(測定中),バックアップモード(通信切断で測定データをCFカードに保存中)の3つの動作モードがあり,それらを下図のように表示します。下記の説明図で「 」はユニット番号を示します。ユニット番号が

「00」でない場合は,設定されているユニット番号が表示されます。

・アイドリングモード ・測定モード ・バックアップモード

ゼロ2つ ゼロ2つとドット1つ

ゼロ2つとドット2つ

動作完了時の表示(MX100だけ)IPアドレスの設定,時刻の設定,測定条件の変更などの動作が完了したときは,下図のような表示になります。下記の説明図で,「 」はユニット番号を示します。ユニット番号

は「00」でない場合は,設定されているユニット番号が表示されます。

1秒間消灯

キーロックの状態(MW100だけ)MW100本体前面にあるキーを誤って操作しないように,キーロック機能が備わっています。キーロックの状態は,ユニット番号の下部にドットで表示されます。表示例はユニット番号が「00」の場合です。

・キーロック解除 ・キーロック

ユニット番号 ユニット番号とドット

CFカードへのアクセス予告表示(MW100だけ)測定データ,演算データ,間引きデータを保存するとき,CFカードへのアクセスをする前に,ドットの点滅表示をします。アクセスの10秒前から表示を開始します。この表示が出たときには,CFカードの挿抜作業をすみやかに終了させてください。

処理実行中の表示

点滅表示

マルチインターバルを使用しているときは,この表示が10秒より短くなる場合があります。CFカードへアクセスするまでの時間が5秒以下のとき,アクセスまでの時間を数値表示します。

処理実行中の表示

マニュアルサンプルを実行したとき,およびレポートデータを保存するときは,ドットの点滅表示をしないでCFカードにアクセスします。