nagoya agile no45_projectmanagement
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第45回名古屋アジャイル勉強会 再考 Project ManagementTRANSCRIPT
再考 Project Management
2012/8/31(金)
第45回 名古屋アジャイル勉強会
まずは自己紹介
名前: 岩井 @tuto_i
仕事: 8年ほど前まで業務系SE、今はPM
趣味: フットサル、サッカー観戦、映画鑑賞
出身: グンマ県桐生市(18歳から名古屋です)
コミュニティ:
• PMI日本支部中部地域サービス(PMIJ中部)
• 「なごあじゃ」には、たま~に顔を出します
本日の流れ 1. 本日のテーマについて
2. プロマネのお仕事紹介
3. 自己紹介タイム
4. ワークショップ#1
• プロジェクトの問題点を洗い出してみる
5. PMBOK® の知識エリア紹介
6. ワークショップ#2
• 問題点を知識エリアに分類してみる
7. PMIJ中部の活動紹介
8. まとめ
最初に
本日の資料は、後日公開します。
なので、私が話している間メモを取っていただく必要はありません。
1.本日のテーマについて 1. 本日のテーマについて
2. プロマネのお仕事紹介
3. 自己紹介タイム
4. ワークショップ#1
• プロジェクトの問題を洗い出してみる
5. PMBOK® の知識エリア紹介
6. ワークショップ#2
• 問題を知識エリアに分類してみる
7. PMIJ中部の活動紹介
8. ふりかえり・クロージング
1.本日のテーマについて
~告知文より抜粋~
自己組織化されたチームにおいて、
・プロジェクトの状況を見える化して共有する
・個々のメンバーがそれぞれの進捗状況の共有を行う
・チーム及び利害関係者を交えてリリースの計画を立てる
といった行動を通じてプロジェクトの管理を行っています。
~中略~
1.本日のテーマについて プロジェクト管理についての学びや理想のプロジェクト管理像を通じて、現場で行われているプロジェクト管理の本質を理解したり、プロジェクト管理に起因する問題の解決に繋げたいと思います。
2.プロマネのお仕事紹介 1. 本日のテーマについて
2. プロマネのお仕事紹介
3. 自己紹介タイム
4. ワークショップ#1
• プロジェクトの問題を洗い出してみる
5. PMBOK® の知識エリア紹介
6. ワークショップ#2
• 問題を知識エリアに分類してみる
7. PMIJ中部の活動紹介
8. ふりかえり・クロージング
2.プロマネのお仕事紹介(1/5) ~プロジェクトとは?~
~PMBOK®第3版における定義~
『プロジェクトとは、独自の製品、サービス、所産を創造するために実施される有期性の業務である。 』
企業などの組織で行う通常業務(ルーチンワーク)や、継続的な運用管理・改善活動などは、特に開始と終了が定義されていないため「プロジェクト」とは呼びません。
2.プロマネのお仕事紹介(2/5) ~なぜプロジェクトが存在するか?~
~PMBOK®第3版から抜粋~
• プロジェクトは、組織の戦略計画を達成する手段
• 戦略計画の例
市場需要、顧客要求、技術上の進歩、法的要件 etc
戦略計画
ポートフォリオ
プログラム
プロジェクトA プロジェクトB プロジェクトC プロジェクトD プロジェクトE
2.プロマネのお仕事紹介(3/5) ~プロジェクト・マネージャの役割~
~PMBOK®第3版から抜粋~
• プロジェクト・マネージャとは、プロジェクト目標を達成するために、母体組織によって任命された人。
~Wikipediaから抜粋~
• プロジェクトの計画と実行に於いて総合的な責任を持つ職能あるいは職務である。
プロマネのお仕事 【理想編】
2.プロマネのお仕事紹介(4/5) ~プロマネのお仕事【理想編①】~
プロジェクト立上げ
プロジェクトが始まらないことにはプロマネのお仕事はありません!
プロマネ任命 プロジェクト憲章
・プロジェクトの開始を公式に証明するもの ・プロジェクトの定義 ・「アジャイルサムライ」でいうインセプションデッキ
※プロマネ自身が立上げに関わるケースもあります
2.プロマネのお仕事紹介(4/5) ~プロマネのお仕事【理想編②】~
プロジェクト憲章では次のことが定義されます • プロジェクトの目的・背景 • プロジェクトの成果・ゴール • 制約事項(予算、期間など)や前提事項 • 初期リスク、マイルストーン • ステークホルダー(プロジェクトに関わる利害関係者)
• etc
2.プロマネのお仕事紹介(4/5) ~プロマネのお仕事【理想編③】~
プロジェクト計画
本来、プロマネはこの「プロジェクト計画」に大部分の時間を割きます
スコープ定義 スケジュール計画(D)
コスト計画(C) 品質計画(Q)
会議体、連絡ルール
「荒ぶる四天王」@アジャイルサムライ
要員/育成計画
リスクマネジメント計画 ステークホルダー etc
2.プロマネのお仕事紹介(4/5) ~プロマネのお仕事【理想編④】~
プロジェクト計画
プロジェクトマネジメント計画書
各管理項目のベースラインを定める
2.プロマネのお仕事紹介(4/5) ~プロマネのお仕事【理想編⑤】~
プロジェクト実行
チーム編成・育成、タスクの消化等を行います。 この段階では、プロマネはチームがプロジェクト活動を実施するための支援やステークホルダーとのコミュニケーションに注力します。
2.プロマネのお仕事紹介(4/5) ~プロマネのお仕事【理想編⑥】~
監視・コントロール
プロジェクト活動の結果から得られるパフォーマンス情報(進捗、品質等)から、計画時に定めたベースラインから大きく逸脱していないかを監視する。 ベースラインを逸脱しそうな要因を特定し、対策を打つ。 時には、正式な手順を経た上で、プロジェクト計画を変更する。
プロジェクト実行 プロジェクト計画
2.プロマネのお仕事紹介(4/5) ~プロマネのお仕事【理想編⑦】~
プロジェクト終結
成果物の検証、納品、契約の終了手続きなど、プロジェクトを公式に終結するための活動を行います。 また、プロジェクト活動で得られた教訓を残すことで、次回以降のプロジェクトに活用します。
2.プロマネのお仕事紹介(4/5) ~プロマネのお仕事【理想編⑧】~
プロジェクト終結
プロジェクトで作成したWBS * 顕在化したリスクとその対策 品質向上のために行った施策 etc *Work Breakdown Structure
「教訓」の例
はい、もちろん こんなに上手くいく はずはありませんね!
プロマネのお仕事 【現実編】 ※IT受託開発プロジェクト ※私の経験をもとにしたフィクションです!
2.プロマネのお仕事紹介(5/5) ~プロマネのお仕事【現実編①】~
プロジェクト立上げ
受託開発プロジェクトなので、発注(お客さん)側にもプロジェクト体制が存在するはず。 また、通常「プロジェクト憲章」は発注側が発行します。
2.プロマネのお仕事紹介(5/5) ~プロマネのお仕事【現実編②】~
プロジェクト立上げ
発注側の「担当者」の顔は見えるが、プロジェクト責任者(発注側プロマネ)の顔が見えない
プロジェクト憲章に該当する「RFP」には「やりたいこと」は記載されているが、その背景にあるお客さんの事業計画やIT戦略などが見えないことが多い。 ⇒お客さん自身の「やりたいこと」が非常に怪しい
「やりたいこと」と予算・期間のギャップ(分かっちゃいるけど、受注するために致し方なし)
ところが、
いきなり雲行きが 怪しいです!
2.プロマネのお仕事紹介(5/5) ~プロマネのお仕事【現実編③】~
プロジェクト計画
本来「プロジェクト憲章」をインプットとして、プロジェクト計画を策定します。 このインプットが不十分な場合は、プロジェクト計画段階で必要な情報を収集せざるを得ません。
2.プロマネのお仕事紹介(5/5) ~プロマネのお仕事【現実編④】~
プロジェクト計画
プロジェクト計画のための期間・工数が無い! 過去の類似プロジェクトのプロジェクト計画書をコピペ 怪しさ満点の「やりたいこと」をスコープとしてWBSを作成
ステークホルダーの全体像が見えないままコミュニケーション計画を立てる(営業との連携不足?)
発注側の予算に合わせた見積り とりあえず稼働できる人間で要員計画・体制づくり
ところが、
どういうことになるのか?
2.プロマネのお仕事紹介(5/5) ~プロマネのお仕事【現実編⑤】~
プロジェクト計画書のコピペ ⇒PJ固有のリスクに目をつぶる 「やりたいこと」を十分検証せずにスコープ決め ⇒仕様変更/手戻りフラグが立ちます ステークホルダーを押さえていない ⇒鶴の一声(←エライ人) ⇒そんなポリシー聞いてないよ!(←インフラチーム) ⇒えっ今さら標準化?(←共通化チーム) ⇒などなど「想定外」のことが次々と・・・ 発注側の予算に合わせた見積り ⇒破たん、コスト・納期を優先して品質が犠牲に・・・
勝ち目のない戦が 始まりました
2.プロマネのお仕事紹介(5/5) ~プロマネのお仕事【現実編⑥】~
プロジェクト実行
この段階では、プロマネは前面に出ることはありません。 プロジェクト・メンバーが仕事しやすいように支援したり、ステークホルダーとの調整・報告がメインとなります。
2.プロマネのお仕事紹介(5/5) ~プロマネのお仕事【現実編⑦】~
プロジェクト実行
ステークホルダーの中に突如、新キャラ(エライ人)登場!この人のための報告資料を作る羽目になります。
メンバーにヒアリング: 「このタスクの遅延理由をもう少し詳しく教えて」「ステップ数あたりの(ry」
⇒結果、メンバーの作業を邪魔します 様々なステークホルダーの要求に応えるために奔走 ⇒徐々にプロマネ自身も余裕が無くなってきます
ところが、
2.プロマネのお仕事紹介(5/5) ~プロマネのお仕事【現実編⑧】~
監視・コントロール
プロマネは、QCD&スコープに影響を与えそうなすべての事象に全身全霊を傾けて目を光らせます!(リスク・マネジメント)
2.プロマネのお仕事紹介(5/5) ~プロマネのお仕事【現実編⑨】~
監視・コントロール
もはや余裕が無いためプロジェクトの状況が見えなくなってしまいます
スコープのコントロール不全 ⇒なし崩し的に仕様変更 QCDのマネジメント不全 ⇒適切な対策を打てず 原因・対策の説明を求められて、その報告書を作るのに時間を取られ本来やるべきことができない悪循環
目の前の問題を解決するのが精いっぱいで、リスク・マネジメントどころではなくなる悪循環
ところが、
このように、プロジェクトマネジメントの世界には理想と現実の間に沢山のギャップがあります。
皆さんの職場では、プロジェクトマネジメントに関して、どんな問題がありますか?
3.自己紹介タイム 1. 本日のテーマについて
2. プロマネのお仕事紹介
3. 自己紹介タイム
4. ワークショップ#1
• プロジェクトの問題を洗い出してみる
5. PMBOK® の知識エリア紹介
6. ワークショップ#2
• 問題を知識エリアに分類してみる
7. PMIJ中部の活動紹介
8. ふりかえり・クロージング
3.自己紹介タイム
ワークショップに入る前に、各テーブルで自己紹介を始めてください。
• 自分のお名前
• プロマネ経験有無
• 経験有⇒プロマネやってて嬉しいこと
• 経験無⇒プロジェクト活動において工夫したこと
3.ワークショップ#1 1. 本日のテーマについて
2. プロマネのお仕事紹介
3. 自己紹介タイム
4. ワークショップ#1
• プロジェクトの問題を洗い出してみる
5. PMBOK® の知識エリア紹介
6. ワークショップ#2
• 問題を知識エリアに分類してみる
7. PMIJ中部の活動紹介
8. ふりかえり・クロージング
4.ワークショップ#1 ~プロジェクトの問題を洗い出してみる
グループごとに、皆さんの現場で起きているプロジェクトの問題点を洗い出していただきます。
• A3用紙、付箋紙、ペンを使ってください
• とにかく思いつくものをどんどん洗い出しましょう
• 他人から聞いたトピックスでも構いません
• 分類・グルーピングはここでは不要です
5.PMBOK®の知識エリア紹介 1. 本日のテーマについて
2. プロマネのお仕事紹介
3. 自己紹介タイム
4. ワークショップ#1
• プロジェクトの問題を洗い出してみる
5. PMBOK® の知識エリア紹介
6. ワークショップ#2
• 問題を知識エリアに分類してみる
7. PMIJ中部の活動紹介
8. ふりかえり・クロージング
5.PMBOK®の知識エリア紹介(1/9)
プロジェクトの問題を洗い出していただいたところで、PMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド)で定められている「9つの知識エリア」について簡単にご紹介します。
• PMBOK = Project Management Body Of Knowledge
(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド)
• 日本語版の最新は2009年に翻訳された「第4版」
• 2012年に第5版がリリースされる予定(日本語訳は翌年?)
5.PMBOK®の知識エリア紹介(2/9)
• プロセス:プロジェクトをマネジメントするにあたり、特定の成果を生み出す一連の活動
• プロセス群:プロセスを時間軸にそって分類したもの
• 立上げ、計画、実行、監視・コントロール、終結
• 知識エリア:プロセスを知識体系的に分類したもの
5.PMBOK®の知識エリア紹介(3/9)
• プロセス群のイメージ
5.PMBOK®の知識エリア紹介(4/9)
• PMBOKのプロセスを分類する2つの「軸」 立上げ 計画 実行 監視 コントロール 終結
4.4プロジェクト作業の監
視・コントロール(3.0.1.2)
4.5統合変更管理(3.0.1.3)
5.1要求事項収集(5.0.4)
5.2スコープ定義(5.0.1)
5.3WBS作成(2.1A.5)
6.1アクティビティ定義
(2.1A.5)
6.2アクティビティ順序設定
(2.1A.P6)
6.3アクティビティ資源見積
り(2.1A.P8)
6.4アクティビティ所要時間
見積り(2.1A.P8)
6.5スケジュール作成
(2.1A.P9)
コスト 7.1コスト見積り(2.1B.P5)7.2予算設定(2.1B.P6)
7.3コスト・コントロール
(3.1B.3.P1)
品質 8.1品質計画(9.1.3.P2) 8.2品質保証(9.1.3.P3) 8.3品質管理(9.1.3.P4)
9.2プロジェクト・チーム編
成 (8.1.2)
9.3プロジェクト・チーム育
成 (8.1.3)
9.4プロジェクト・チームのマ
ネジメント(8.1.4)
10.1ステークホルダーの特
定(0.0.1)10.3情報配布(6.1.3.P3)
10.4ステークホルダーの期
待のマネジメント (6.1.1.1)
11.1リスク・マネジメント計
画 (7.1.2.P2)
11.2リスク特定(7.1.2.P3)
11.3定性的リスク分析
(7.1.2.P4)
11.4定量的リスク分析
(7.1.2.P5)
11.5リスク対応計画
(7.1.2.P6)
調達 12.1調達計画(10.1.P1) 12.3調達実行(10.1.P5) 12.3調達管理(10.1.P6) 12.4調達終結(90.P2)
リスク11.6リスクの監視・コント
ロール (7.1.2.P7)
人的資源9.1人的資源計画書作成
(8.1.1)
コミュニケーション10.2コミュニケーション計
画 (6.1.3.P2)10.5実績報告(6.1.3.P5)
スコープ5.4スコープ検証(5.0.6)5.5
スコープ・コントロール(5.1.3.P1)
タイム6.6スケジュール・コントロー
ル (3.1A.3.P2)
知識エリアプロセス群
統合4.1プロジェクト憲章作成
(1.1.3.2)
4.2 プロジェクトマネジメント
計画書作成(1.1.3.P7) 4.3プロジェクト実行の指揮・マネジメント(3.0.1.1)
4.8プロジェクトやフェーズの終結 (90.0)
プロセス群 (5つ) 知識エリア
(9つ)
5.PMBOK®の知識エリア紹介(5/9)
1. スコープ・マネジメント
プロジェクトを成功のうちに完了させるために必要な作業を過不足なく含めることを確実にするために必要なプロセスからなる。(要求事項収集、スコープ定義、WBS作成、スコープ検証 etc)
2. タイム・マネジメント
プロジェクトを所定の時期に完了させるために必要なプロセスからなる。(アクティビティ定義/順序設定/資源見積り/所要時間見積り、スケジュール作成 etc)
5.PMBOK®の知識エリア紹介(6/9)
3. コスト・マネジメント
プロジェクトを承認済みの予算内で完了するために必要なプロセスからなる。(コスト見積り、予算化設定、コスト・コントロール etc)
4. 品質マネジメント
プロジェクトが取り組むべきニーズを満足するための品質に関するプロセスからなる。(品質計画、品質保証、品質管理 etc)
5.PMBOK®の知識エリア紹介(7/9)
5. 人的資源マネジメント
プロジェクト・チームを組織化し、マネジメントするためのプロセスからなる。(人的資源計画、プロジェクト・チーム編成/育成 etc)
6. コミュニケーション・マネジメント
プロジェクト情報の生成、収集、配布、保管、検索をタイムリーかつ確実に行うためのプロセスからなる。(ステークホルダーの特定、コミュニケーション計画、情報配布、ステークホルダーの期待のマネジメント、実績報告 etc)
5.PMBOK®の知識エリア紹介(8/9)
7. リスク・マネジメント
プロジェクトに関するリスクの識別・分析・対応・監視等に関するプロセスからなる。(リスク識別、定性的/定量的リスク分析、リスク対応計画、リスク監視・コントロール etc)
8. 調達マネジメント
作業の実行に必要なプロダクト、サービス等を外部から購入または取得するプロセスからなる。(調達計画、調達実行、調達管理、調達終結 etc)
5.PMBOK®の知識エリア紹介(9/9)
9. 統合マネジメント
各種プロセスとプロジェクトマネジメント活動を識別、定義、統合、統一、調整等を行うために必要なプロセスと活動からなる。(プロジェクト憲章作成、プロジェクトマネジメント計画書作成、プロジェクト実行の指揮・マネジメント、作業の監視・コントロール、統合変更管理、プロジェクトの終結 etc)
3.ワークショップ#2 1. 本日のテーマについて
2. プロマネのお仕事紹介
3. 自己紹介タイム
4. ワークショップ#1
• プロジェクトの問題を洗い出してみる
5. PMBOK® の知識エリア紹介
6. ワークショップ#2
• 問題を知識エリアに分類してみる
7. PMIJ中部の活動紹介
8. ふりかえり・クロージング
6.ワークショップ#2 ~問題を知識エリアに分類してみる
ワーク#1で洗い出していただいたプロジェクト現場の問題を、先ほどご紹介した「9つの知識エリア」に分類してみましょう。
分類することによって、普段感じている問題点の因果関係が見えてくるかもしれません。
• 各テーブルに知識エリアの資料が置いてあります
• 新しいA3用紙を9つに区切って付箋紙を配置してみましょう
ワークショップまとめ(1/2)
ワークショップお疲れさまでした。
冒頭でも申し上げたとおり、今回は「プロジェクトマネジメント」に関する現場の問題について話し合うことで、少しでもプロジェクトマネジメントについて興味を持っていただけたのではないかと思います。
また、本日のワークが現場での問題解決のヒントに繋がるのであれば、尚のこと幸いです。
ワークショップまとめ(2/2)
ワークショップに先立ち、プロマネのお仕事の「大変さ」を紹介させていただきましたが、もちろんプロマネをやることで「うれしいこと」も多々あります。
• 無事プロジェクトが終了したときの達成感
• 多様なスキルが身に付く(マネジメント、交渉力、コーチング etc)
• チームの成長が見て取れる
• 多様な人脈(他部署、顧客、顧客の顧客、同業他社、協力会社 etc)
• 収入?
7.PMIJ中部の活動紹介 1. 本日のテーマについて
2. プロマネのお仕事紹介
3. 自己紹介タイム
4. ワークショップ#1
• プロジェクトの問題を洗い出してみる
5. PMBOK® の知識エリア紹介
6. ワークショップ#2
• 問題を知識エリアに分類してみる
7. PMIJ中部の活動紹介
8. ふりかえり・クロージング
7.PMIJ中部の活動紹介(1/3)
我々「PMIJ中部」では、こうした現場レベルでのプロジェクトマネジメントに関する情報交換、勉強会、セミナー開催などを中心に、名古屋地区で活動を続けています。
7.PMIJ中部の活動紹介(2/3) PMI日本支部中部地域サービスの位置づけ ※PMI:プロジェクトマネジメント協会
PMI本部(米国) http://www.pmi.org/
世界各国のPMI支部
一般財団法人 PMI日本支部(東京)
http://www.pmi-japan.org/
PMIJ関西地区 各地方の地域サービス
PMIJ中部地域サービス
7.PMIJ中部の活動紹介(3/3) 主な活動内容
• 月次の定例会(@名古屋市内)
• PMに関する勉強会、読書会など(基本、参加自由) • 懇親会
• セミナー開催@名古屋(年2~3回、PDU付)
• PMI日本フォーラム参加@東京(年1回)
• 他コミュニティとのコラボ企画
• PM学会 • TEF東海 • 名古屋アジャイル勉強会 etc
http://www.facebook.com/pmij.chubu
毎月最終週水曜日の 19:00~21:00
(参考図書)
• A Guide to the Project Management Body of Knowledge: Official Japanese Translation(プロジェクトマネジメント 知識体系ガイド PMBOKガイド)
• 新版 プロジェクトマネジメント標準 PMBOK入門
• 広兼 修/オーム社
• PMBOKガイド・マニュアル
• Cynthia Snyder Stackpole、清水 計雄、 プロジェクトマネジメント情報研究所
• 抜群にプロジェクトを成功させる技術 ~PMBOKの科学的理解で培う実践力~
• 桑原 高雄/技術評論社
7.PMIJ中部の活動紹介 1. 本日のテーマについて
2. プロマネのお仕事紹介
3. 自己紹介タイム
4. ワークショップ#1
• プロジェクトの問題を洗い出してみる
5. PMBOK® の知識エリア紹介
6. ワークショップ#2
• 問題を知識エリアに分類してみる
7. PMIJ中部の活動紹介
8. ふりかえり・クロージング