新生児蘇生法(ncpr) スキルアップコース–°生児蘇生法(ncpr)...
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新生児蘇生法(NCPR)
スキルアップコース
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法委員会
自己チェックシート名前
ラジアントウォーマー機材の選択動作の確認情報の共有役割分担
準備
役割分担
早産児呼吸筋緊張
努力呼吸の有無・呻吟・陥没呼吸・多呼吸チアノーゼ
・呻吟・陥没呼吸・多呼吸チアノーゼ
CPAP・圧 ・酸素濃度O2・流量膨張式・フリーフロー
聴診SpO2・装着位置他の方法
SpO2・装着位置他の方法
マスクサイズICクランプ圧回数酸素濃度胸の上がり
圧回数酸素濃度胸の上がり
テンポ深さ位置押し方人工呼吸との連携酸素濃度 チューブサイズ
チューブの深さ喉頭鏡の操作挿管にかかった時間
投与量投与ルート薬物は正しいか
1 出生時の評価
呼吸心拍確認
3 人工呼吸
保温乾燥体位保持・スニッフィングポジション・肩枕吸引(気道開通)・圧 ・サイズ皮膚刺激・場所 ・方法
4 胸骨圧迫
5 薬物投与 7 気管挿管
6 CPAP/O2
呼吸状態
適正かどうか
O2 の使用
2 初期処置
出生直後にチェックポイントを確認する
なぜ蘇生が必要と判断したか理解している
早産児かどうか確認する
呼吸や啼泣の状態を確認する
筋緊張の状態を確認する
知識
実技
チェック項目
名前
MEMO
出生時の評価1
実習前チェック
実習後チェック
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
皮膚刺激
インファントウォーマーに収容する
温めた乾いたタオルで羊水を拭きとる
濡れたタオルを取り除く
足底を平手で優しく2、3回叩くまたは指先で優しく弾く
温めたタオルを用いて背部・体幹・四肢を優しくこする
準備
実技
チェック項目
気道開通ができる
適切なサイズの吸引カテーテルを選択する羊水が清明な正期産児 : 10F羊水が清明な低出生体重児 : 8Frまたは6Fr胎便による羊水混濁がある場合 : 12Frまたは14Fr
肩枕を使用し、スニッフィングポジションをとる体位保持ができる
吸引圧は、100mmHg(13kPa)を越えないように設定する
カテーテルを深く入れすぎない
1回の吸引時間は5秒程度にする
口・鼻の順で吸引する気道開通ができる
実習前チェック
実習後チェック
保温・皮膚乾燥ができる
名前
MEMO
初期処置2
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
バッグは、新生児用を準備する
使用前点検をする(過剰加圧防止弁の作動・バッグ破損等)
マスクは鼻と口を覆うが眼にはかからないサイズを選択する
胸部の動きを確認する
知識
実技
準備
チェック項目
人工呼吸を開始する基準を理解している
正期産児の場合、空気を使用して人工呼吸を開始する
在胎32週未満の早産児の場合、30~40%の酸素濃度で人工呼吸を開始する
ICクランプ法でマスクと児の下顎を保持する
マスクを顔に密着させる
40~60回/分で人工呼吸を行う
実習前チェック
実習後チェック
肩枕を使用しスニッフィングポジションをとる (気道開通を確認する)
人工呼吸(自己膨張式バッグ)名前
MEMO
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
3-1
胸部の動きを確認する
チェック項目
人工呼吸を開始する基準を理解している
正期産児の場合、空気を使用して人工呼吸を開始する
在胎32週未満の早産児の場合、30~40%の酸素濃度で人工呼吸を開始する
肩枕を使用しスニッフィングポジションをとる(気道開通を確認する)
ICクランプ法でマスクと児の下顎を保持する
マスクを顔に密着させる
20~30cmH2Oの圧で人工呼吸を開始する
40~60回/分で人工呼吸を行う
実習前チェック
実習後チェック
圧力計(圧マノメータ―)が装着されている
流量は5~10Lである
マスクは鼻と口を覆うが眼にはかからないサイズを選択する
知識
実技
準備
人工呼吸(流量膨張式バッグ)名前
MEMO
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
3-2
知識
実施
チェック項目 実習前チェック
実習後チェック
胸骨圧迫施行者が、声を出してペースメーカーの役割を果たす
胸骨圧迫を開始する基準を理解している
胸骨圧迫を開始するときは、高濃度酸素を使用する事を理解している
胸骨圧迫を中止する基準を理解している
圧迫解除期にも指は胸壁から離さない
胸骨圧迫と人工呼吸は3対1の割合で行う
1分間に120回のペース(1サイクル2秒)で圧迫する
両手で児の胸郭を包み込むように保持する
胸骨の下部1/3の所を圧迫する
圧迫期は、胸壁の厚さの1/3程度がへこむ強さで圧迫する
胸骨圧迫(両母指法)名前
MEMO
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
4-1
知識
実施
チェック項目 実習前チェック
実習後チェック
胸骨圧迫施行者が、声を出してペースメーカーの役割を果たす
胸骨圧迫を開始する基準を理解している
胸骨圧迫を開始するときは、高濃度酸素を使用する事を理解している
胸骨圧迫を中止する基準を理解している
圧迫解除期にも指は胸壁から離さない
胸骨圧迫と人工呼吸は3対1の割合で行う
1分間に120回のペース(1サイクル2秒)で圧迫する
人差し指と中指、もしくは中指と薬指の2本の指で圧迫する
児の背中にマッサージ板または他方の手を挿入する
胸骨の下部1/3の所を圧迫する
圧迫期は、胸壁の厚さの1/3程度がへこむ強さで圧迫する
胸骨圧迫(二本指法)名前
MEMO
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
4-2
知識
実技
準備
チェック項目 実習前チェック
実習後チェック
アドレナリン投与後は、30秒ごとに心拍数をチェックし、心拍60回/分未満の場合は3~5分ごとに追加投与する
アドレナリンを投与する基準を理解している
アドレナリンの投与経路は静脈内または気管内または骨髄であることを理解している
アドレナリンの体重当たりの投与量を理解している(0.01%アドレナリン:0.1~0.3ml/kg)⦆⦆⦆⦆⦆
0.1%アドレナリンを生理食塩水で10倍に希釈する
静脈内に投与する場合は、速やかに注入する
投与後は、全量投与するため生理食塩水でフラッシュする
薬剤(アドレナリン)静脈内投与名前
MEMO
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
5-1
知識
実技
準備
チェック項目 実習前チェック
実習後チェック
アドレナリン投与後は、30秒ごとに心拍数をチェックし、心拍60回/分未満の場合は3~5分ごとに追加投与する
アドレナリンを投与する基準を理解している
アドレナリンの投与経路は静脈内または気管内または骨髄であることを理解している
アドレナリンの体重当たりの投与量を理解している(0.01%アドレナリン:0.5~1ml/kg)
0.1%アドレナリンを生理食塩水で10倍に希釈する
アドレナリン投与後は、全量投与するため挿管チューブ内や接続部に薬液が残らないように注意する
アドレナリン投与後は、気管での吸収を促進するために速やかに人工呼吸を行う
薬剤(アドレナリン)気管内投与名前
MEMO
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
5-2
知識
実技
チェック項目 実習前チェック
実習後チェック
反応が不良な場合は、再度同量を投与する
循環血液増量剤を投与する基準を理解している
推奨されている循環血液増量剤は生理食塩水である事を理解している
循環血液増量剤として使用可能なものは、生理食塩水以外、乳酸リンゲル液、O型Rh(-)の濃厚赤血球であることを理解している
胎児期から貧血が考えられる場合には、循環血液増量剤として、O型Rh(-)の濃厚赤血球が使用可能であることを理解している
循環血液増量剤を静脈内に投与する場合の、体重当たりの投与量を理解している(10ml/kg)
循環血液増量剤を静脈内に投与する場合は、ゆっくり(5~10分かけて)注入する
薬剤(循環血液増量剤)静脈内投与名前
MEMO
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
5-3
チェック項目 実習前チェック
実習後チェック
重炭酸ナトリウムを投与する基準を理解している
体重あたりの投与量を理解している(蒸留水で2倍に希釈した溶液を2~4ml/kg)
重炭酸ナトリウムの投与経路は静脈内である事を理解している
重炭酸ナトリウムを蒸留水で2倍に希釈する
重炭酸ナトリウムを静脈内に投与する場合は、ゆっくり注入する(2~4分以上かけて)
知識
実技
準備
薬剤(炭酸ナトリウム)静脈内投与名前
MEMO
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
5-4
チェック項目 実習前チェック
実習後チェック
CPAPを開始する基準を理解している
正規産児の場合、空気を使用してCPAPを開始する
在胎32週未満の早産児の場合、30~40%の酸素濃度で開始する
流量膨張式バッグまたはTピース蘇生器を準備する
マスクは、鼻と口を覆うが眼にはかからないサイズを選択する
ICクランプ法でマスクと児の下顎を保持する
肩枕を使用しスニッフィングポジションをとる(気道開通を確認する)
マスクを顔に密着させる
PEEPは、5~6cmH2Oで8cmH2Oを越えない
知識
実技
準備
名前
MEMO
マスクCPAP
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
6-1
チェック項目 実習前チェック
実習後チェック
フリーフロー酸素投与の開始基準を理解している
酸素チューブまたは流量膨張式バッグを準備する
酸素チューブを持つ手でカップ状のくぼみを作る、または流量膨張式バッグ等を用い、児の口元に近づける
SpO2値を評価し、酸素投与量を調節する
知識
実技
準備
名前
MEMO
フリーフロー酸素
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
6-2
チェック項目 実習前チェック
実習後チェック
気管挿管の適応を理解している
必要物品が準備できる
肩枕を外すまたは薄いタオルを後頭部に敷き、スニッフィングポジションをとる
気管チューブが抜けないように気をつけて喉頭鏡を取り除く
声帯指標線を参考に気管チューブをすすめる
気管チューブを右の口角から挿入する
右手で気管チューブを保持する
気管チューブの先端の位置が適切であることを確認する
気管チューブを固定する
口角で、挿入長が「体重+6cm」であることを確認する
挿管手技は、20秒以内で行う
左手で喉頭鏡を持つ
解剖学的指標を探す
右手で児の顔を保持し、開口する
舌の基部のむこうで喉頭蓋を押さえる位置までブレード先端を進める咽頭領域を露出させるために、ブレードで舌を持ちあげる *喉頭鏡を動かす時には釘抜き様の動かし方(ロッキング)はしない
知識
実技
準備
名前
MEMO
気管挿管7
*手技実習前にしっかりと理解している・実施できると思う項目に を入れてみましょう 実習後、しっかりと理解できた・実施できたと思う項目に を入れてみましょう
NCPR Sコースシナリオ(人工呼吸)名前 チーム
出生
30秒
60秒
90秒
人工呼吸の中止 人工呼吸(気管挿管を検討)
人工呼吸SpO2モニタ
初期処置保温 気道開通皮膚乾燥 刺激
蘇生後のケア
1
3
2
4
4
出生直後早産児呼吸・啼泣筋緊張
38週なし低下
…… ………
評価
……
努力呼吸…チアノーゼ
評価
…… …
呼吸心拍数
なし50回/分
なし中心性あり評価
…… …
呼吸心拍数
評価
…… …
呼吸心拍数
なし70回/分
啼泣あり120回/分
※チームとして判断・実施できた項目に を入れてみましょう
出生しました、何を確認しますか?口の中に分泌物があります。
在胎週数:38週呼吸 :なし 筋緊張:低下
呼吸 :なし心拍数:6秒間に5回
呼吸 :元気に啼泣心拍数:6秒間に12回努力呼吸:なし中心性チアノーゼ:あり
30秒経ちました。何を確認しますか?
30秒経ちました。何を確認しますか?
30秒経ちました。何を確認しますか?
目的
伝えること 質問への答え 期待する行動時間
①
0秒
②
30秒
④
90秒
概要
設定
豆知識
出生直後のチェックを行い、速やかに初期処置を開始する。
呼吸と心拍を確認し、SpO2モニタを装着後、直ちに人工呼吸を開始する。
呼吸と心拍を確認し、人工呼吸を中止し、蘇生後のケアに入る。
呼吸 :なし心拍数:6秒間に7回
③
60秒
呼吸と心拍を確認し、人工呼吸を継続する。
・出生時自発呼吸なく、生後30秒で人工呼吸開始。人工呼吸を60秒間行い、啼泣を認め蘇生が終了。
・母32歳0経妊0経産。妊娠経過に問題なく、妊娠38週に陣痛発来して来院。来院Var iab le decelerationを認め吸引分娩に。立ち会いの準備を開始。
・実際の蘇生の場面では、皮膚乾燥が刺激になることが多い。・「弱い呼吸」と伝えると受講生が有効な呼吸かどうか混乱する。
・初期処置に反応しない無呼吸に対して速やかに人工呼吸に移行できる。・有効な人工呼吸ができる。人工呼吸が不成功の場合に改善させられる。
★インストラクターマニュアル 基本シナリオ④(p.98)参照・改変
名前 チーム
NCPR Sコースシナリオ(胸骨圧迫)
120秒
胸骨圧迫の中止
人工呼吸と胸骨圧迫 (気管挿管を検討)
人工呼吸SpO2モニタ
初期処置保温 気道開通皮膚乾燥 刺激
人工呼吸の中止
蘇生後のケア
3
2
4
5
出生
30秒
60秒
90秒
1 出生直後早産児呼吸・啼泣筋緊張
…… ………
評価
…… …
呼吸心拍数
評価
…… …
呼吸心拍数
評価
…… …
呼吸心拍数
評価
…… …
呼吸心拍数
……
努力呼吸…チアノーゼ
評価
※チームとして判断・実施できた項目に を入れてみましょう
出生しました、何を確認しますか?口の中に分泌物があります。
在胎週数:39週呼吸 :なし 筋緊張:低下
呼吸 :なし心拍数:6秒間に3回
呼吸 :なし心拍数:6秒間に7回
30秒経ちました。何を確認しますか?
30秒経ちました。何を確認しますか?
30秒経ちました。何を確認しますか?
目的
伝えること 質問への答え 期待する行動時間
①
0秒
②
30秒
④
90秒
概要
設定
豆知識
出生直後のチェックを行い、速やかに初期処置を開始する。
呼吸と心拍を確認し、SpO2モニタを装着後、直ちに人工呼吸を開始する。
呼吸と心拍を確認し、胸骨圧迫を中止し、人工呼吸を継続する。
呼吸 :元気に啼泣心拍数:6秒間に12回努力呼吸:なし中心性チアノーゼ:なし
30秒経ちました。何を確認しますか?
⑤
120秒
呼吸と心拍を確認し、人工呼吸を中止し、蘇生後のケアに入る。
呼吸 :なし心拍数:6秒間に3回③
60秒
呼吸と心拍を確認し、高濃度酸素で人工呼吸と胸骨圧迫を開始する。
・出生時自発呼吸なく、徐脈で生後30秒で人工呼吸開始。生後60秒でも徐脈で胸骨圧迫も開始。開始後徐脈は改善、さらに人工呼吸を継続し、啼泣を認め蘇生が終了。
・母33歳1経妊0経産。妊娠経過に問題なく、妊娠39週に陣痛発来して来院。来院後臍帯脱出を認め、緊急帝王切開分娩に。立ち会いの準備を開始。
・胸骨圧迫中はSpO2の値は信頼できないので高濃度酸素にする。・胸骨圧迫はきちんと圧迫することも重要だが、圧迫をきちんと解除することも重要。
・有効な人工呼吸を実施しても徐脈が改善しない場合に、適切な手技で胸骨圧迫を開始することができる。・気管挿管を考慮したり、気管挿管の物品の準備を行うことができる。
39週なし低下
なし30回/分
啼泣あり120回/分
なし中心性チアノーゼなし
なし30回/分
なし70回/分
★インストラクターマニュアル 基本シナリオ⑤(p.102)参照・改変
名前 チーム
出生
30秒
初期処置保温 気道開通皮膚乾燥 刺激
蘇生後のケア
1
2
出生直後早産児呼吸・啼泣筋緊張
…… ………
評価
…… …
呼吸心拍数
評価
……
努力呼吸…チアノーゼ
NCPR Sコースシナリオ(初期処置)
※チームとして判断・実施できた項目に を入れてみましょう
在胎週数:41週呼吸 :なし筋緊張:低下
出生しました、何を確認しますか?口の中に分泌物があります。
30秒経ちました。何を確認しますか?さらにどうしますか?
目的
伝えること 質問への答え 期待する行動時間
出生前
②
30秒
概要
設定
豆知識
蘇生に必要な物品を準備することができる。
バスタオル・肩枕用ハンドタオル・吸引カテーテル・吸引圧の確認・酸素・顔マスク・マノメータ付きバッグ・漏れの確認・新生児用プローベ付きのパルスオキシメータ
分娩立ち会いの前の準備をしてください。
出生直後のチェックを行い、速やかに初期処置を開始する。
呼吸 :あり心拍数:6秒間に14回努力呼吸 :なしチアノーゼ:なし
①
0秒
呼吸と心拍を確認し、努力呼吸とチアノーゼの確認をするSpO2モニタを装着する。
・出生時自発呼吸なく、筋緊張も低下しているが、初期処置で自発呼吸出現。生後30秒で努力呼吸・チアノーゼなく、蘇生後が終了。
・母25歳0経妊0経産。妊娠経過に問題なく、妊娠41週に陣痛発来して 来院。来院後一過性胎児徐脈を認め吸引分娩に。立ち会いの準備を開始。
・実際の蘇生の場面では、皮膚乾燥が刺激になることが多い。・「弱い呼吸」と伝えると受講生が有効な呼吸かどうか混乱する。
・初期処置の内容を理解し、実行できる。・初期処置終了後に「蘇生」「安定化」に入る条件を理解する。
41週なし低下
あり140回/分
なし中心性なし
★インストラクターマニュアル 基本シナリオ②(p.92)参照・改変
名前 チーム
出生
30秒
60秒
評価
……
努力呼吸…チアノーゼ
……
努力呼吸…チアノーゼ
評価
初期処置保温 気道開通皮膚乾燥 刺激
1 出生直後早産児呼吸・啼泣筋緊張
…… ………
2評価
…… …
呼吸心拍数
SpO2モニタ CPAPまたは酸素投与を検討
3
蘇生後のケア
NCPR Sコースシナリオ(CPAP)
※チームとして判断・実施できた項目に を入れてみましょう
在胎週数:38週呼吸 :あり筋緊張:低下
出生しました、何を確認しますか?口の中に分泌物があります。
30秒経ちました。何を確認しますか?さらにどうしますか?
伝えること 質問への答え 期待する行動時間
②
30秒
出生直後のチェックを行い、速やかに初期処置を開始する。
呼吸 :あり心拍数:6秒間に12回努力呼吸 :ありチアノーゼ:あり
①
0秒
呼吸と心拍を確認し、努力呼吸とチアノーゼを確認し、CPAPもしくは酸素投与を開始する。SpO2モニタを装着する。
30秒経ちました。何を確認しますか?さらにどうしますか?③
60秒
呼吸 :あり心拍数:6秒間に12回努力呼吸 :なしチアノーゼ:なし
呼吸と心拍を確認し、人工呼吸を継続する。努力呼吸とチアノーゼを確認し、CPAPもしくは酸素投与を中止する。
目的
概要
設定
豆知識
・安定化の流れに入る条件を理解し、適切に介入できる。・安定化におけるCPAPの手技、酸素投与の使用方法を理解する。
・出生時筋緊張が低下しており初期処置に。生後30秒で努力呼吸とチアノーゼを認め、CPAPもしくは酸素投与を開始し、努力呼吸とチアノーゼは消失し、蘇生が終了。
・母31歳2経妊2経産。妊娠経過に問題なく、妊娠38週に陣痛発来して来院。来院後Variable decelerationを認め吸引分娩に。立ち会いの準備を開始。
・呼吸と心拍がしっかりしていれば、慌てて酸素投与やCPAPを行う必要はない。・CPAPもしくは酸素投与を行っても努力呼吸とチアノーゼが持続する時には人工呼吸を検討する。
38週あり低下
あり120回/分
あり中心性あり
なし中心性なし
★インストラクターマニュアル 基本シナリオ③(p.95)参照・改変