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《架台組立作業手順書》 NER-UF1 架台組立作業手順書 文書番号 NEMSASUF101 Rev.001A 型式 : NER‐UF1 Rev.001A ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社 低重心置基礎架台

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Page 1: NEMSASUF101-001A NER-UF1 架台組立作業手順書-3-Rev.001A4.ベースレールの設置 4-1.ベースレールは谷側、山側の供用となっております。A面を下側にすることで谷側、B面を下側にすることで山側となります。4-3.下記計算式で算出したベースレール間長さを確保して、

《架台組立作業手順書》

NER-UF1 架台組立作業手順書

文書番号 NEMSASUF101 Rev.001A

型式 : NER‐UF1

Rev.001A

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社

低 重 心 置 基 礎 架 台

Page 2: NEMSASUF101-001A NER-UF1 架台組立作業手順書-3-Rev.001A4.ベースレールの設置 4-1.ベースレールは谷側、山側の供用となっております。A面を下側にすることで谷側、B面を下側にすることで山側となります。4-3.下記計算式で算出したベースレール間長さを確保して、

目 次

1.架台の外観 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

2.仕様概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

3.パーツリスト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

4.ベースレールの設置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

5.PVモジュールの取付 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6

6.整流ブロックの設置 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9

Rev.001A

Page 3: NEMSASUF101-001A NER-UF1 架台組立作業手順書-3-Rev.001A4.ベースレールの設置 4-1.ベースレールは谷側、山側の供用となっております。A面を下側にすることで谷側、B面を下側にすることで山側となります。4-3.下記計算式で算出したベースレール間長さを確保して、

-1-

1.架台の外観

Rev.001A

適用範囲 本仕様は、陸屋根用低重心置基礎架台「UNIFIX」について適用する。本製品は、日本産業規格「太陽電池アレイ用支持物の設計用荷重算出方法 (JIS C 8955-2017) 」に準拠した構造設計を基に使用する。

取付可能太陽電池モジュール

(a) NER120M340J-MB(b) NER120M340C-MB

(詳細はモジュール仕様書を参照)

太陽電池モジュール配置方式 設置角度 目地間隔

南北山型 または 東西山型,上留 5°(山形) 10 mm程度

設置可能屋根形状 陸屋根上部が水平の屋根で、鉄筋コンクリート造り及び鉄骨造りの建造物

適用条件 適用可能設計基準風速 V0 (m/s)

(a) 996    (b) 1002

(a) 1689  (b) 1692

900±30(クランプ間隔)

2.仕様概要

35

設置のイメージ

設置高さ H

60m 50m 40m 30m 20m 10m 5m

地表面

粗度

区分

Ⅰ 35 36 37 37 38 40 43

Ⅱ 38 39 40 41 43 46 46

Ⅲ 43 44 46 46 46 46 46

Ⅳ 46 46 46 46 46 46 46

Page 4: NEMSASUF101-001A NER-UF1 架台組立作業手順書-3-Rev.001A4.ベースレールの設置 4-1.ベースレールは谷側、山側の供用となっております。A面を下側にすることで谷側、B面を下側にすることで山側となります。4-3.下記計算式で算出したベースレール間長さを確保して、

3.パーツリスト

符号

部品番号部品名称

外観 材質 概算質量

PRA-JC6AA-A01

ベースレール

(L=850mm)

A6005C-T5相当アルマイト処理

(AA15)+

モルタル

16.1kg

PRA-JC7AA-A01

連結継手A

プリアセンブル

A6005C-T5相当アルマイト処理

(AA15)+

SUS304

187.7g

③JNT-A1AUB-001

連結継手B

A6005C-T5相当アルマイト処理

(AA15)14.4g

PVモジュール

(a) NER120M340J-MB

(b) NER120M340C-MB

単結晶ハーフカット

120セル

(a) 18.7kg(b) 19.1kg

PRA-AA1AB-A01

端部パネルクランプ35

プリアセンブル

A6005C-T5相当アルマイト処理

(AA15)+

SUS304

83.9g

⑥KNG-S0EPF-001

端部アースプレートASUS304 4.8g

⑦PUR-M0BLA-001

整流ブロックH110コンクリート 18kg

⑧PUR-M0BLB-001

整流ブロックH145コンクリート 20kg

⑨PUR-M0BLC-001

整流ブロックH180コンクリート 23kg

-2- Rev.001A

Page 5: NEMSASUF101-001A NER-UF1 架台組立作業手順書-3-Rev.001A4.ベースレールの設置 4-1.ベースレールは谷側、山側の供用となっております。A面を下側にすることで谷側、B面を下側にすることで山側となります。4-3.下記計算式で算出したベースレール間長さを確保して、

-3- Rev.001A

4.ベースレールの設置

4-1. ベースレールは谷側、山側の供用となっております。A面を下側にすることで谷側、B面を下側にすることで山側となります。

4-3. 下記計算式で算出したベースレール間長さを確保して、谷側ベースレールから離れた位置に墨出しします。山側ベースレールを並べます。

< 計算式 >ベースレール間長さ = γ・cos5°-α-βα=103.4mmβ=40mmγ=PVモジュール短辺長さ

( 計算例 )(a) NER120M340J(短辺長さ996mm)の場合

ベースレール間長さ = (996 x cos5°) -103.4 - 40= (996 x 0.9962 ) -103.4 - 40= 992.2152 - 143.4 = 848.8152 ≒ 849mm

(b) NER120M340C(短辺長さ1002mm)の場合ベースレール間長さ = (1002 x cos5°) - 103.4 - 40

= (1002 x 0.9962 ) - 103.4 - 40= 998.1924 - 143.4 = 854.7924 ≒ 855mm

注) PVモジュール設置時には、ベースレールをずらして微調整することがあります。

ベースレール間長さ

βα

γ

①(谷側)

①(山側)5°

4-2. 設置位置に墨出しします。基準位置に谷側のベースレールを並べます。

A面

B面 山側ベースレール谷側ベースレール

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-4- Rev.001A

4-4. 連結継手Aの長さ半分までベースレールのレール部に入れ、連結継手Aプリアセンブル付属部品の六角穴付ボルトM8xL25をトルクMd=12 [N・m] (許容値 6~20 [N・m] ※)で締付けます。

4.ベースレールの設置

※ 締め過ぎに御注意ください

Md=12[N∙m]許容値6~20[N∙m]

ヘキサゴンソケットサイズ:6

① (谷側)

① (山側)

① (山側)

① (谷側)① (谷側)

① (山側)

② ②

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-5- Rev.001A

4-5. 山側ベースレール同士を2本合わせ、側面溝部に連結継手Bを挿し込みます。固定不要。山側ベースレールを4本設置する毎に、連結継手Bをベースレールの片端に1個挿入します。

※取り外す際はラジオペンチ等で連結継手Bを挟み、引き抜いてください。再利用不可。

4.ベースレールの設置

① (山側)

① (谷側)

① (谷側)

① (山側)

設置作業方向

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5.PVモジュールの取付け

5-1. PVモジュールフレームを谷側の連結継手Aに当てながら、ベースレール上に仮置きし、PVケーブルを接続します。PVケーブル接続後、PVモジュールをずらして位置を合わせます。

※PVケーブルがベースレールとPVモジュールの間に挟まっていないことを確認してください。

Rev.001A

PVモジュール

PVモジュール②

PVモジュールフレームを当てる

① (谷側)

PVケーブルを接続

ずらして位置を合わせる

+‐

ケーブルクリップ(平行タイプ)等で固定

ケーブルクリップ(平行タイプ)等で固定

Page 9: NEMSASUF101-001A NER-UF1 架台組立作業手順書-3-Rev.001A4.ベースレールの設置 4-1.ベースレールは谷側、山側の供用となっております。A面を下側にすることで谷側、B面を下側にすることで山側となります。4-3.下記計算式で算出したベースレール間長さを確保して、

-7- Rev.001A

5.PVモジュールの取付け

5-2. 指定箇所に端部アースプレートAを設置した後、端部パネルクランプを取付けます。端部パネルクランプ付属部品の六角穴付ボルトM8xL30をトルクMd=12 [N・m] (許容値 6~20 [N・m] ※) で締付けます。この時、端部アースプレートAの鋸刃部が倒れていること、更にモジュール面に対してボルトが垂直となっていることを確認し、ガタツキがないことを確認してください。モジュール面に対してボルトが垂直に固定されない場合、ガタツキ発生の原因となります。端部アースプレートAの鋸刃部が倒れていない時は、規定トルクを上回っても倒れるまで締付けて下さい。(下記は不具合例)※上記 モジュールの取付手順書に記載の締付トルクを優先する

<重要>端部アースプレートAでPVモジュールのアルミフレーム表面とベースレールのアルマイト層を傷つけることにより、PVモジュールとベースレールを導通する構造となっています。ただし、一定の導通効果を保証するものではなく、アレイ全体としての接地については、お客様自身で設計願います。

端部アースプレートAの鋸刃部が倒れていない状態

規定トルクを上回っても倒れるまで締付けて下さい

不具合例

⑤⑥※ 締め過ぎに御注意ください

PVモジュールMd=12 [N∙m]許容値 6~20 [N∙m]

ヘキサゴンソケットサイズ:6

⑥ ⑥

PVモジュール1枚につき山側ベースレールに端部アースプレートAを1枚設置

起点側のPVモジュール1枚のみ谷側ベースレールに端部アースプレートAを1枚設置

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-8- Rev.001A

a 矢視図

⑤⑤

① ①① ①

④④

b 矢視図

② ④ ⑤⑤⑥

5.PVモジュールの取付け

PVモジュール設置状態

ab

⑤⑥

⑤⑥

Page 11: NEMSASUF101-001A NER-UF1 架台組立作業手順書-3-Rev.001A4.ベースレールの設置 4-1.ベースレールは谷側、山側の供用となっております。A面を下側にすることで谷側、B面を下側にすることで山側となります。4-3.下記計算式で算出したベースレール間長さを確保して、

-9- Rev.001A

6-1. アレイ外周部に各整流ブロックを配置します。PVモジュールフレームに整流ブロックが当たるように配置。

6.整流ブロックの設置

6-2. アレイ外周部谷側のベースレール側面に⑦整流ブロックH110を配置します。ベースレール側面に整流ブロックが当たるように配置。

⑨ ⑦⑦ ⑧ ⑧

⑨⑧

整流ブロック設置状態⑦

⑧⑦

⑨⑦