【岡山npoセンター 石原さん】160926okayam 配布用

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各自治体における

人口ビジョンや総合戦略、

介護保険法改正に伴う

地域支援事業などを踏まえ

た、地域自治の進化と支援

組織の役割

1

石原達也 主な仕事 NPO歴15年 NPO支援歴13年

NPO法人 岡山NPOセンター 副代表理事・ディレクター

NPO法人 みんなの集落研究所 代表執行役

一般社団法人 全国コミュニティ財団協会 理事・事務局長

ボランティア・NPO・地域活動・社会事業などの経営支援

多様な主体での課題解決の仕組みづくり

集落のためのシンクタンク。調査と政策提言・仕組み作りで地域コミュニティの在り方を変え、進化と深化を促進

コミュニティ財団の全国組織。コレクティブインパクトの実現、遺贈寄付推進、熊本地震復興支援、コミュニティ財団の普及

公益財団法人 みんなでつくる財団おかやま 理事

岡山のコミュニティ財団(市民立の財団)。市民寄付を中心とした資源の仲介と資源提供(寄付)による社会参加促進

地域連携 事務支援 ゆうあい(社会参加)

2

中間支援の「中間」とは

何と何の中間なのか?

3

地域の当事者としての市民が…

*未来を選べる(権利)

*未来に関わる(責任)

*未来をつくれる(自発)

の使命

NPOの支援と使命を同じくする組織との連携・協働を通して、市民の市民による市民のための持続可能な地域社会を築く

4

NPOの基盤

社会参加促進

企業・学校との協働

行政との協働で仕組みをつくる

地域の課題を明らかにする

課題解決のお金の流れをつくる

多様な主体での課題解決の

仕組み

当事者を増やす 5

新しい総合事業

集落・地域組織支援

協働の仕組み支援

6

まちひとしごと創生総合戦略での「協働」「NPO」取り扱い度調査

CEO会議の調査WGにおいて当面の課題とした各都道府県の予備市町村が作成する「まちひとしごと創生総合戦略」及び「人口ビジョン」にどの程度、「協働」「NPO」「ボランティア」等のキーワードがどの程度含まれているか?人口減少はどのスピードで予測しているか?を比較調査するプロジェクト

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20

岡山県

岡山市

倉敷市

津山市

玉野市

笠岡市

井原市

総社市

高梁市

新見市

備前市

瀬戸内市

赤磐市

真庭市

美作市

浅口市

和気町

早島町

里庄町

矢掛町

新庄村

鏡野町

勝央町

奈義町

西粟倉村

久米南町

美咲町

吉備中央町

協働 NPO ボランティア 8

上山集楽みんなのモビリティプロジェクトで解決!

ビジョン 棚田8300枚の復活と景観維持

持続可能な暮らしの実現

買い物・通院や通学の不便 非効率な棚田作業仕事の不足

助け合いと新モビリティで都市部と差のない生活

モビリティ・ICT・ロボット等で効率化

人財を活かし交流を軸とした仕事づくり

日本・アジア各地共通の課題 → 各地への展開9

A.日常生活利用 ~中山間地域の生活課題を解決するモビリティ~

上山

周匝

福本

湯郷林野

和気

英田小学校英田中学校

林野高校

和気閑谷高校

4~5km車で7~10分

約10km車で15分

上山から約23km 車で30分

約10km車で15分

JR和気駅

岡山上山から約45km 車で70分

上山から約20km 車で30分津山

上山から約35km 車で45分

美作市

和気町 備前市

赤磐市

美咲町

A.日常生活利用 ~中山間地域の生活課題を解決するモビリティ~

10

現状の公共交通システムは上山居住者の「足」として機能していない。

公共交通の利用割合(トリップベース)は1%未満であり、

現行の公共交通システムは上山居住者の足

としては、ほぼ機能していない(図-1)。ヒアリングからも

不満が挙がっており、これらが積極的な外出

行動を阻害する一因とも言える。生活の質を向上させるには、交通システムの抜本的な見直しが必要で

ある。なお、現状では自家用車、軽トラック、徒歩で上山居住者の移動の約97%を担っている(図-1)。

A.日常生活利用 ~中山間地域の生活課題を解決するモビリティ~

11

A.日常生活利用 ~中山間地域の生活課題を解決するモビリティ~

・日々の生活の中で、どんなふうに暮らしているのか。

・日常の生活圏はどのようになっているか。

・どんな役割で、誰と交流しながら暮らしているのか。

・地域での仕事(農林業)はどんな風にしているのか。

・どこにどの頻度で、何を目的に誰と行くのか。

・上記のような暮らし方は、以前からか。

・変わったとしたら、

どんなことが原因でどんなふうに 変わったのか。

・これからどんな風に暮らしたいと思っているか。

調査シート 生活者のニーズを知る

↓課題・願い

↓アイデア→ 仮説→ 計画

12

ワンコイン居酒屋

500円とおかず一品持ち寄りで飲んで食って語り合う場。

大芦高原温泉雲海を地域の中心として自治体の境界をまたいで告知。上山の若い世代、また周辺地域の住民との交流、プロジェクトの認知につなげていく。

A.日常生活利用 ~中山間地域の生活課題を解決するモビリティ~

上山サロン

高齢者を中心とした交流の場づくり。住民の要望や得意ごとを聞く場でもあり、こちらからのお願いをする場でもある。乗り合いの練習も兼ねて送迎も実施。参加者の興味に合わせてカメラ教室やパソコン教室なども実施予定。

13

毎月、新聞を発行

住民の方々にプロジェクトを認知していただくためにもインターネットやテレビによる発信だけでなく、みんモビプロジェクトオリジナルの新聞を発行し全戸手配りで配布している。

A.日常生活利用 ~中山間地域の生活課題を解決するモビリティ~

プレーパーク開催

高齢者の課題解決に偏りがちな中山間地域の取り組み。

次世代の若年層も安心して暮らしていける地域へとつなげるため、親子で参加できる企画を実施⇒家以外の子供の居場所づくり&子育て世代が抱える課題抽出

14

集落による集落のための

シンクタンク!

NPO法人みんなの集落研究所

*各地のリーダー(先輩)と若手(地域おこし協力隊や都市部の関心層)で構成。

*調査・研究・政策提言と人材育成

*生活支援、移住定住、集落機能見直しなど

浅口市

15

岡山県内面積の

75.3%が中山間地域

しかし、

人口は29.9%

高齢化率

30.8%(全域24.9%)

16

中山間地域に暮らす人(個)の生活

・生活課題(買い物・移動)・福祉(介護、看取り)・相続継承(家・土地・田畑・技術)・教育(通学、社会教育)

集落(コミュニティ)の機能維持・発展

・組織再編(小規模多機能自治)・移住(就農、就労)・支事づくり・都市の新コミュニティ

地域を支える人材の支援・育成

・地域おこし協力隊(互助、起業)・制度や施策(協働)・支援組織

2013年 2014年 2015年 2016年

越境プロジェクト

上山みんモビ

新しい総合事業

生活課題調査

小規模多機能自治

支事づくり

個別集落支援

移住支援

協力隊支援調査 勉強会 OEN

小規模多機能自治化

みんモビ

SC支援

調査から制度や仕組みの支援へ

教育

17

地域おこし協力隊の組織立ち上げ

18

サービスが必要な人に届いていない?

©NPO法人みんなの集落研究所

仮説

検証①既存のサービスを行政・民間・NPOなど問わず、すべて洗い出しリストを作成する。

検証②本当に必要な人へ届いているかどうか?ヒアリングを行い検証する。

課題・ニーズ隠れたサービス・機能

届いていない場合、

本当は必要なサービス19

日常のシーンから「生活を支える」多様な事柄を抽出

買い物通院

掃除田・畑

配食

デイサービス

移動

宅配

・・

サービスを受けたり、助けたり、助けてもらったり、一緒になにかをしたり -遠慮も・我慢も・お互いさまも-

1日をたどることで、話を引き出しやすい

様々なサービスを複合的に利用している様子

1日の流れを知る

©NPO法人みんなの集落研究所

[③暮らし方-スケジュール]1日の過ごし方をいくつかのパターンに分けてヒアリングするための記入シート

20

隠れたサービス・機能

©NPO法人みんなの集落研究所

• 地域商店や診療所が家まで送迎

• 郵便局の人がお金をおろしてくれてた

• 集荷業者により農業が継続できる

• 会員同士による助け合いサービス

• 移動販売者が来ている

• 灯油を小分けにして届けてくれる

21

徒歩、自転車

13

3%

バイク、原付4

1%

自家用車45393%

バス5

1%

タクシー2

0%

その他1

0%

未回答7

2%

岡山市中山間地域調査

買い物時の主な交通手段

介護予防・

日常生活支援総合事業

要支援がなくなり、介護予防と生活支援は市町村での対応へ

→市民主体で支える!

23

24

25

岡山県内市町村の新総合事業導入時期

市町村 開始時期 市町村 開始時期

岡山市 平成29年4月 浅口市 平成29年4月

倉敷市 平成28年3月 和気町 平成29年4月

津山市 平成29年4月 早島町 平成29年4月

玉野市 平成29年4月 里庄町 平成29年4月

笠岡市 平成29年4月 矢掛町 平成29年4月

井原市 平成29年4月 新庄村 平成28年4月

総社市 平成29年4月 鏡野町 平成29年4月

高梁市 平成29年4月 勝央町 平成29年4月

新見市 平成29年4月 奈義町 平成29年4月

備前市 平成29年4月 西粟倉村 平成28年4月

瀬戸内市 平成29年4月 久米南町 平成29年4月

赤磐市 平成29年4月 美咲町 平成29年4月

真庭市 平成28年4月 吉備中央町 平成29年4月

美作市 平成29年4月

資料:厚生労働省(平成28年1月4日現在) 26

行っている支援と取り組んでいる地域

©NPO法人みんなの集落研究所

津山市

美作市

久米南町

岡山市

仕組みの検討 (美作県民局など)

シミュレーション手法等による

仮説・検証・調整・人材育成戦略

人材育成事業(美咲町、岡山市など)

サポーター養成のための研修など

その他(赤磐市、和気町、備前市など)

新総合事業や関連した取り組みに関する

啓発や相談

赤磐市 和気町

備前市

美咲町

特に支援に入っている地域

奈義町

新庄村

27

取組の内容(資源をどう活用するか?) 単価(円) 数 小計(円)

訪問

みなし事業 11,680〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスA(緩和した基準) 0,000〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスB(住民主体)運営費・立ち上げ支援・その他経費 0,000〇ヶ所×4回/月×〇ヶ月 0,000,000

サービスC(短期集中) 0,000〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスD(移動)運営費・立ち上げ支援・その他経費 0,000〇台×〇回 0,000,000

通所

みなし事業 16,470〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスA(緩和した基準) 0,000〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスB(住民主体)運営費や立ち上げ支援その他経費 〇ヶ所×4回/月×〇ヶ月 0,000,000

サービスC(短期集中) 0,000〇人×〇ヶ月 0,000,000

他配食(見守りを含む)・見守り・入浴支援 事業費 0,000,000

普及啓発費(パンフレット等) 事業費 0,000,000

その他

介護予防ケアマネジメント 4300〇人×〇ヶ月 0,000,000

一般介護予防事業 把握・普及啓発・活動支援・評価等 事業費より 0,000,000

合計金額 【B】 00,000,000

予算(事業費:上限額や第6期事業計画) 【A】 00,000,000 円

差額 【A】-【B】 - 000,000 円28

取組の内容(資源をどう活用するか?) 単価(円) 数 小計(円)

訪問

みなし事業 11,680〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスA(緩和した基準) 0,000〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスB(住民主体)運営費・立ち上げ支援・その他経費 0,000〇ヶ所×4回/月×〇ヶ月 0,000,000

サービスC(短期集中) 0,000〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスD(移動)運営費・立ち上げ支援・その他経費 0,000〇台×〇回 0,000,000

通所

みなし事業 16,470〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスA(緩和した基準) 0,000〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスB(住民主体)運営費や立ち上げ支援その他経費 〇ヶ所×4回/月×〇ヶ月 0,000,000

サービスC(短期集中) 0,000〇人×〇ヶ月 0,000,000

他配食(見守りを含む)・見守り・入浴支援 事業費 0,000,000

普及啓発費(パンフレット等) 事業費 0,000,000

その他

介護予防ケアマネジメント 4300〇人×〇ヶ月 0,000,000

一般介護予防事業 把握・普及啓発・活動支援・評価等 事業費より 0,000,000

合計金額 【B】 00,000,000

予算(事業費:上限額や第6期事業計画) 【A】 00,000,000 円

差額 【A】-【B】 - 000,000 円

人数:ニーズ調査や現状、見込から

どんな人を「対象者」として想定?

29

 

身体保清いらない人

生活支援ニーズある人○ひとり暮らし○高齢者世帯

333人 4,626人

日中の対応

朝夕の対応被害的言動

58人

5人2人

65人 109人

訪問介護 通所介護70歳までの人は担い手になれる人

担い手になれる人

地域の通いの場、多様な主体による生活支援

これらのニーズに対応するには?

美咲町

第1号被保険者

要支援者 認定なし

5,997人

要介護者

H26.7.1

H26.6月報告

85~90歳 90歳~

428 135186人

サービス利用者 利用なし

1,280 994 837

65~75歳 75~80歳 80~85歳

147人

7人

日中の居場所

身体保清

32人

77人

H26.7.1現在

1号 3272号 6

1号 1,0802号   22

注:被保険者数と認定者数は集計時期が違いますので、ご注意ください。

ニーズ調査による対象者把握

30

取組の内容(資源をどう活用するか?) 単価(円) 数 小計(円)

訪問

みなし事業 11,680〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスA(緩和した基準) 0,000〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスB(住民主体)運営費・立ち上げ支援・その他経費 0,000〇ヶ所×4回/月×〇ヶ月 0,000,000

サービスC(短期集中) 0,000〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスD(移動)運営費・立ち上げ支援・その他経費 0,000〇台×〇回 0,000,000

通所

みなし事業 16,470〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスA(緩和した基準) 0,000〇人×〇ヶ月 0,000,000

サービスB(住民主体)運営費や立ち上げ支援その他経費 〇ヶ所×4回/月×〇ヶ月 0,000,000

サービスC(短期集中) 0,000〇人×〇ヶ月 0,000,000

他配食(見守りを含む)・見守り・入浴支援 事業費 0,000,000

普及啓発費(パンフレット等) 事業費 0,000,000

その他

介護予防ケアマネジメント 4300〇人×〇ヶ月 0,000,000

一般介護予防事業 把握・普及啓発・活動支援・評価等 事業費より 0,000,000

合計金額 【B】 00,000,000

予算(事業費:上限額や第6期事業計画) 【A】 00,000,000 円

差額 【A】-【B】 - 000,000 円

人数:ニーズ調査や現状、見込から

箇所数:可能、または必要な

地域の取組・カバーできる範囲

どのくらいの頻度で実施可能?どのくらいの頻度必要?

どんな人を「対象者」として想定?

どんな人が担い手になるの?現状資源と今後

この仕組みで地域の対象者が支えられる?

他に活用できる資源は?

事業費は?

今後の見込みは?

そのために今必要な取組みは?

31

シミュレーションからの仕組みづくり案①仕組みの検討

32

美咲町生活支援サポーター合同会合

サポーターとつくるしくみづくり

仕組みの検討 住民との共有・調整

33

自治団(自治組織)→成年部→NPO法人!課題に合わせて組織を作り解決を目指す。「便利屋」として有償ボランティアの助け合い事業、拠点となる事務所を中心に、ふれあいマーケットで余剰野菜を地域でまわし、昼間のカフェ、夜の居酒屋で地域のつながりを強化。地域の人が立ち、地域を守る。

困りごと支援から居酒屋まで!NPO法人

スマイル・ちわ(津山市)

34

そのためのルールを

つくり直す。

35

雲南市の高齢化率→日本全体の20年後

高齢化・人口減→関係性も減る

まちづくり基本条例(協働)

「市民は、まちづくりの主体であり、まちづくりに参加する権利を持ちます。 」「市民は、コミュニティがまちづくりの重要な担い手であることを認識し、地域自主組織等によるコミュニティ活動に積極

的に参加するよう努めます。 」

地域自主組織を

イベント型→課題解決型に! 36

小規模多機能自治の推進

津山市

美作市

岡山市

美咲町

仕組みづくりの支援(瀬戸内市、津山市など)

地域自治組織の制度づくり

組織の立ち上げ・運営の支援など

自慢大会の推進(美咲町、岡山市、津山市など)

学び合いの場・入り口の支援

H27~ H28~

H28 H27 H27

瀬戸内市

37

地域組織での活動内容

地域の伝統行事

音楽、踊り、劇、お祭りなど

地域の課題解決

見守り、寺子屋など

行政業務の委託

市報配布、国勢調査など

行政提案の課題解決

防災訓練、交通安全など

地域の個性

公平・画一的

受動的継承的

能動的新規的

38

仕組みづくりの支援

邑久地域

旧村=複数の大字単位

=コミュニティ協議会

≠小学校区

瀬戸内市人口 38,524 人

世帯数 15,180 戸

高齢化率 31.3 %

旧町でコミュニティや地域のまとまりが異なる。

長船地域

旧村=小学校区

=複数の大字単位

牛窓地域

大字=旧村=小学校区39

津山市まち・ひと・しごと創生総合戦略(平成27年10月)

P75

基本目標Ⅳ これからの時代に対応した持続可能なまちづくりと地域間の連携を進める

3.共創・協働の地域コミュニティづくり

数値目標

・住民自治協議会の設立数 8地域(平成26年度)

⇒17地域(平成31年度)

・地域おこし協力隊の延べ隊員数 0名(平成26年度)

⇒13名(平成31年度)

・小さな拠点地区数 0箇所(平成26年度)⇒4箇所(平成31年度)

40

住民自治協議会

・概ね小学校区または津山市連合町内会支部の地域を基本単位とし、

・地域の各種団体やNPO等、多様な主体が連携し、

・様々な地域課題に対して取り組む持続可能な地域運営の仕組みづくりの取り組みについて支援を行う。

41

「共創・協働の地域づくり応援事業」の事業メニュー

Ⅳ.域学(地域と大学等)連携事業

Ⅲ.地域おこし協力隊派遣事業

Ⅴ.小さな拠点整備・運営事業①小さな拠点整備補助金(定額)②小さな拠点運営補助金(300万円/年)

Ⅰ.協働推進事業①公募提案型協働事業

【第1ステージ】まちづくり・地域づくりの発意

【第2ステージ】住民自治協議会第Ⅰ期⇒住民自治協議会の結成、活動

【第3ステージ】住民自治協議会第Ⅱ期⇒地域づくり構想の提案、地域経営の試行的実践

【第4ステージ】小さな拠点(地域再生拠点)づくりと

地域の持続的な運営⇒地域再生計画の国の認定、地域運営

Ⅱ.地域づくり応援事業①住民自治協議会第Ⅰ期支援事業②住民自治協議会第Ⅱ期支援事業③地域づくり人材育成事業④地域支援員派遣事業

⇒小さな仕事づくり+受託業務等による持続可能な地域運営

第5次総合計画前期(H28 ~H31年度)目標地域再生計画の認定、運営:5地区

・公民館を地域拠点とすることの検討・一括交付金の検討・地域担当職員制度の検討 など

5次総中期へ

42

自慢大会の推進

津山市

美作市

岡山市

美咲町

瀬戸内市

3/5地域づくりフォーラム(住民自治協議会研修)

6/16協働のまちづくり事業活動報告及び情報交換会

11/3『持続可能な地域づくりを考える』地域協働フォーラム※取り組み発表として、執行役水柿が出席

2/28協働のまちづくりシンポジウム

43

改正条例の概要

協働による課題解決

の促進施策

役 割

定 義「協働」の理念と、原則を規定した。住民組織、NPO、事業者、学校など多様な主体での協働を定義した。

目 的多様な主体の協働による社会課題解決を促進し、持続可能な地域社会をつくる。

「多様な主体」が地域の課題解決のための主体であることの理解を深め、協働して課題解決に当たることを規定した。「市」は多様な主体の一員として協働のパートナーとなるとともに、協働推進のための施策を実施することを規定した。

①地域拠点機能の強化②人材育成③団体育成④課題、資源に関する情報共有⑤支援情報の提供⑥交流の場の提供⑦市民協働モデル事業への補助金の交付⑧土地・建物等の無償貸与⑨優れた取組の表彰

協働推進体制等

①コーディネート機関の設置②協働によるあらゆる施策の見直し③市への提案制度④庁内の推進本部と関係課への協働推進員の配置⑤多様な主体の議論の場としてフォーラムの開催⑥協働推進計画の策定と検証⑦協働推進委員会(審議会)の設置

Point4 協働の主体の育成、情報共有・交流機会、協働モデル事業、表彰制度など支援策・促進策を規定

Point3 協働の理念と原則を規定(相互理解、目的共有、対等、自主性・自立性の尊重、公開)

Point2 多様な主体の協働協働による地域の社会課題解決持続可能な地域社会をつくる

岡山市協働のまちづくり条例・改正

Point1 条例改正市民案が先行してつくられ、それを尊重する形で改正を行ったこと。

特徴とポイント

Point5 コーディネート機関、提案制度、市民協働フォーラムなど、多様な主体が協働推進施策に参画することを保障。

Point6 推進員の配置を行い、各課での「協働の視点」での施策の見直しを進め、実行後の検証を規定

44

「多様な主体」の協働に

地域の本当に様々な人で一緒に課題解決に取り組むようにしたい、例えば、地域のお店や企業も同じ主体として取り組むようにしたいとの考えからです。

45

協働をすすめる施策

①拠点とコーデ

②人材育成

③組織基盤

④情報発信

➄情報提供

⑥交流機会

⑦資源情報

⑧表彰

⑨補助金

⑩土地建物46

P

D

C

A

企業

NPO

地縁組織学校

行政

公民館(拠点とコーディネート) ESD・市民協働

推進センター

協働支援

協働

人材育成

地域の拠点とコーディネート

市民

47

第7条 コーディネート機関

第8条 条例改正

第9条 市民提案受付

第10条 庁内推進本部

2 推進員の各課配置

第11条 議論の場

第12条 啓発48

課題解決ワークショップ多様な主体が、課題解決のための知恵を出し合い、あらたな「協働の種」を生み出すテーブル

課題行政

NPO

企業等

教育機関

地縁組織

ESD・市民協働推進センター

一般施策として予算化

多様な主体による協働事業

翌年度のモデル事業として提案

課題

課題

課題 49

第1回(平成26年9月)のワークショップ結果

①これからの生物多様性について⇒市民団体・市担当課が公民館に提案し、事業化。

②これからのキャリア教育について⇒平成27年度市民協働推進モデル事業に事業提案され採択。

③これからの旧内山下小学校について⇒ 社会実験が平成27年度も継続実施。

④これからの難病児童の教育環境について⇒市民団体・図書館・病院の協働で院内図書コーナーが設置。

⑤これからの子どもの社会復帰について⇒平成27年度市民協働推進モデル事業に提案され採択。

⑥これからの健康寿命について。 ⑦これからの生活困窮者支援について。⇒ 具体的な事業提案にはいたっていません。 50

岡山市でのSDGs実現を考えるWS

町内会長~学生まで約120名参加!行政職員、企業、NPOなどなども

51

おかやまマルシェ協会

①まちのにぎわいとコミュニティ

②小商いのインキュベーション

③地域志向のお店のネオ商工会52

NPO法人 てっちりこ

姫唐辛子を使用した特産品「辛美人」シリーズを生産・販売。地域のお年寄りが生産し、地元で加工し、全国に販売。(モンベルショップでも取り扱い)年間5,000万円を売り上げ、年間100万円稼ぐ高齢者も!おばあちゃんが漬けた梅干なども買い取り、おばあちゃんと商いが生まれることで元気になり、交流が生まれる。

53

おばあちゃんとNPOとの取引=商いが、

コミュニティビジネス

*「余ったものない?」→話が広がり材料が集まる

*「あだらばえ」→ほっておく栽培のものたち

*各お家の梅干を集めて商品に!

*種を干して、居眠り防止に!(人気!)

*どんどんと山のものを商品に!地域資源に!

*地域の半数は関わっている!54

「居場所と出番」

「支事」

「人交密度」

NPO法人 てっちりこ 元代表

NPO法人 みんなの集落研究所 会長 岡本勝光55

これからの地域に必要なのは、

コーディネーターではなく、プロデューサー。

自分達を取り巻く社会を自分たちというツールでどうプロデュースするか?どう人を育て、促し、つなげていくか?

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私たちは地域唯一の組織。

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