上教大最高! 研究室へようこそ (大学院2年)...08 2007.november 特集...

08 2007.November 特集 行こう!「がっきょうセンター」へ 上教大最高 ! 高野めぐみさん (大学院2年) 研究室へようこそ 得丸定子教授(生活健康系教育講座) 上教大生の広場 笑顔 スマイル ほほえみ集 修了生からのお便り 庵地優里花さん(平成17年度修了生) 大学院同窓会からのお知らせ 附属学校だより 授業紹介 上教大なんでも掲示板/nabe-letter/免Pで輝く人

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  • 082007.November特集

    行こう!「がっきょうセンター」へ

    上教大最高!高野めぐみさん(大学院2年)

    研究室へようこそ得丸定子教授(生活健康系教育講座)

    上教大生の広場笑顔 スマイル ほほえみ集

    修了生からのお便り庵地優里花さん(平成17年度修了生)

    大学院同窓会からのお知らせ

    附属学校だより

    授業紹介

    上教大なんでも掲示板/nabe-letter/免Pで輝く人

  •    

    ある時、先が見えない将来

    への不安に陥りました。自分はど

    うしたら自信や誇りを持って生き

    ていけるのか…。そこで、大学時

    代に専攻していた声楽を中心に、

    音楽に関する様々なことを改めて

    勉強し直してみることを思いつき

    ました。ただ、大学では卒業論文

    の提出はなく卒業演奏の発表だっ

    たため、非常に不安だったのです

    が(今でも!?)、論文の執筆方

    法などが学べるのも良いと思いま

    した。

       

    まず、学生宿舎に入居でき

    たことや日本学生支援機構の奨学

    金を貸与していただけることは非

    常にありがたかったです。

     

    音楽分野の先生方や院生の皆様

    にも日頃から温かく接していただ

    き、大変感謝しています。

     

    音楽分野以外の授業に登録し、

    出席することができたのも、自分

    の視野を広げる大きなきっかけに

    第42回新潟県音楽コンクール声楽部門

    優秀賞受賞

    大学院芸術系(音楽)コース2年

    高野めぐみさん

    富山県の高岡市出身で、大学時代は愛知県にいました。

    1997年から新潟県の高等学校教諭として勤務して

    いますが、現在は大学院修学休業を県教委から許可し

    ていただき、芸術系(音楽)コースに在籍しています。

    上越市内の定時制高校に着任したのが2001年4月

    なので、上越市民になってから約6年半経ちました。

    なりました。

     

    私は、山田耕筰の最初の歌曲集

    《露風之巻》という作品について

    研究しています。大学時代は全く

    日本歌曲について勉強しなかった

    のですが、学校でも地域の演奏活

    動などでも日本語の曲を歌ったり

    指導したりする機会が多いためで

    す。

     

    論文は演奏録音の添付になり、

    修了演奏会の出演も義務づけられ

    ているため、ゼミだけではなく、

    声楽のレッスンも受けてレベル

    アップを図っています。先生のご

    指導のおかげで、平成19年7月第

    42回新潟県音楽コンクール声楽部

    門において、優秀賞を受賞するこ

    とができました。(自由曲:ヴェ

    ルディ作曲歌劇「仮面舞踏会」よ

    り「ここは恐ろしい場所〜あの草

    を摘みとって」

     

    学外では、上越市民オペラとい

    う団体に所属しています。今年の

    3月と9月に公演があり、演目は

    《愛の妙薬》(ドニゼッティ作曲)

    というオペラで、私はジャンネッ

    タという役でソリストとして出演

    し、合唱の皆さんの指導も担当

    しました。現場に復帰しても、で

    きる限りこのような活動を続けて

    いきたいと思います。また、地域

    の高校生など若い世代の方に参加

    してもらうには、アピールやコー

    ディネートなどをどうしたら良い

    のか考えていきたいです。

       

    声楽のレッスンに通い始め

    たのは高校2年生の時でしたが、

    ピアノは小学校の頃から続けてい

    ました。こちらも一生懸命に取り

    組んでいましたが、大学では専攻

    が声楽でしたのでピアノは副科と

    なり、あまり練習しなくなってし

    まいました。そして、勤務するよ

    うになってからは独奏曲を弾くこ

    とはほとんど無くなりました。こ

    のような状況だったため、大学院

    に在籍中に、またレッスンを受け

    たいと考えました。

     

    昨年と今年のアウトゥンナーレ

    (音楽分野院生による演奏会)で

    発表させていただけたことは、貴

    重な経験になりました。

    聞き手・文/芸術教育講座 准教授 酒井 創

    9月 22日 上越市民オペラ公演にて

    2

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    ネットワーク・キャンパス

    上教大大学院への進学に

    興味を持ったきっかけ

    実際に入学してみて

    ピアノについて

  • 私 自 身 が、 死 別 経 験 が 乏 し い 現 代 人 の 典 型 の一人でした。

    聞き手・文/社会系教育講座 准教授 浅倉 有子

    得丸 定子(とくまる・さだこ)専門は、家庭科教育、 大分県大分市出身。大分県立高等学校教員として教鞭を執り、兵庫教育大学大学院、奈良女子大学大学院博士課程をへて平成11年 12月上越教育大学に講師として着任。最近の研究テーマは、「学校教育におけるいのち教育」、「スピリチュアル教育」毎年、新潟県立看護大学と連携し「いのち教育研修講座」を開催し教員、学生及び市民に情報を発信している。

    プロフィール

    生活健康系教育講座 

    家庭分野・教授 

    得丸 

    定子氏

     

    日常生活から現実の死が遠ざか

    る一方で、バーチャルな死が氾濫

    しているというアンバランスな状

    況が、最近の死をめぐる実情です。

    日本では、85%以上の人が病院で

    亡くなり、家庭から死が遠ざかっ

    ています。また医療の発達により、

    感染病による死も減少しています。

    小動物の死にさえ触れない日常の

    なかで、私たちは、死別経験が乏し

    いまま、突然に大切な人の死に向

    き合うことになります。なんの準

    備も教育もないまま、大切な人の死

    に直面するのです。例えていえば、

    受験勉強をせずに、いきなり大学

    受験にのぞむようなものです。死

    別経験が希薄な現代人にとって、大

    切な人との死別を経験をする前に、

    死について学習することが必要で

    はないでしょうか。

     「いのち教育」は、すべての教育・

    教科のベース、土台であると思い

    ます。すべての教育の基礎として、

    大地として築いてほしいと思いま

    す。ただし、「いのち教育」として

    特別に設定するのではなく、それぞ

    れの教科の中で、なにかの機会を

    見つけて〝ちらっと〞行うのが理

    想だと思っています。もちろん十

    分な時間を取れれば、ベターでしょ

    うけれど。かつては、「いのち教育」

    は、特段必要ではありませんでし

    た。日常生活で学ぶ機会があったの

    です。逆説的ですが、「いのち教育」

    が重要視されない教育の方が、本来

    望ましいものだと思っています。

     

    上越教育大学の学部では、必修科

    目として「初等家庭科指導法」の

    中で取り扱っています。内容は、「い

    のち教育」が必要な理由、死によ

    る悲しみと、悲しみのプロセスな

    どを学ぶ「悲嘆教育」、自殺の予防

    と、自殺に対する偏見を取り除く

    教育などです。来年度から、大学

    院の共通科目として、5人の先生

    方とリレー方式の「いのち教育論」

    を開講します。

     

    宗教学や心理学などの死や心、生

    き方に関わる学問と、学校などの

    現場を繋ぐのが「いのち教育」の役

    割であると思っています。ただし、

    新しい領域ですから、いろいろと探

    求をして行かなければなりません。

    人生の表裏一体である「生」と「死」

    の両面を学ぶことにより、生き死

    にゆく中で意味を求め、生命を尊重

    し、互いに平和的に生きることなど

    を目的としています。わが国の国民

    性や地域の文化的、歴史的土壌を考

    慮して目の前の子どもに焦点をあ

    てた「いのち教育」を展開したいと

    考えています。

     

    いのち教育について興味を持た

    れた方のために図書を紹介します。

     「生と死のケアを考える」

      

    カール・ベッカー編・

      

    得丸定子分担執筆

             

    発行所・法蔵館

    「いのち教育」と

    教科研究室へようこそ

    なぜ「いのち教

    育」か?

    常に探求です

    「いのち教育」実践のための研修講座

    3

  • 行こう!

    「がっきょうセンター」へ

    特 集

     山屋敷キャンパス以外の場所に大学の施設があるのを知っていますか?実は高田公園のすぐ近くにも本学の敷地があります。教育実習をすでに経験した方なら、附属小学校(西城地区)や附属中学校(本城地区)のある場所といえばわかるかもしれません。 でも、附属小学校の隣にある赤レンガ色の建物、それが何なのかまで知っている方は少ないのではないでしょうか。そうです。この建物こそ「学校教育総合研究センター(以下、学教センター)」と呼ばれる施設なのです。 今回は、一見、みなさんにはあまり馴染みのないようでいて、意外なところで関係の深い、学教センターがどういう所なのかをご紹介します。

    教育実習で最初に

    みんながお世話に

    なるところ

     

    学教センターといえば、まず最

    初にみなさんが思いつくのは教育

    実習ではないでしょうか?実習の

    事前・事中・事後のサポートを学

    教センターの教員が担当していま

    す。学教センターにいるスタッフ

    の多くは学校現場の第一戦で活躍

    してこられた先生方です。豊富な

    現職経験を活かして教育実地研究

    などの授業が行なわれているわけ

    です。

    「学びの広場」や

    「フレンドシップ」

    の前線基地

     「体験学習」を履修した学部生

    のみなさんはセンターの実習園を

    耕して作物をつくったことがある

    と思います。

     

    センターの花壇や畑では四季

    折々の花や野菜を栽培していま

    す。

     

    また、大学で行う「学びの広

    場」や「フレンドシップ」のため

    の会場になったり、そのための準

    備をセンターの教室で行ったりし

    ます。

     

    このようにセンターはボラン

    ティアをはじめとした体験的な活

    動を行う拠点でもあるのです。

    4

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  • 大学と学校・地域

    をつなぐインター

    フェース

     

    学校教育総合研究センターは、

    学校及び地域社会と連携しなが

    ら、学校教育の実践に関する諸課

    題を把握し、本学教員、現職教員、

    学部・大学院生及びその他の関係

    者と共同して、当該諸課題に関す

    る臨床的・実践的・開発的研究を

    推進することによって、学校教育

    の改善、充実及び発展に寄与する

    ことを目的として設置されていま

    す。

     

    この目的を達成するための研究

    をはじめとする各事業等の計画

    は、センター運営委員会により審

    議・承認された上で実施されてお

    り、全学的な支援体制がとられて

    います。

     

    研究の推進は、研究プロジェク

    トを組織して行っています。例年

    センターが取り組んでいる研究プ

    ロジェクトは、約10テーマにのぼ

    ります。例えば、「地域連携を志

    向した教育改善のためのネット

    ワークサービス〜学校の情報化に

    向けた支援化〜」など、学校現場

    の問題解決を強く意識した研究課

    題が設定されています。

     

    地域の学校・社会への支援とし

    ては、各種セミナー・講演会を開

    催しています。例えば、「模擬授

    業連続セミナー」、「算数・数学面

    白教材セミナー」をはじめとした、

    学校での実践に即役立つ内容が中

    心です。

     

    また、教育実践研究論文集の発

    行も行っています。応募するのは

    主に新潟県内の学校の先生方で、

    平成19年度の第18集には、200

    点を越える応募があり、その中か

    ら学内の先生方による審査をパス

    した約30点が採録されました。さ

    らに、夏季休業中の平成19年8月

    9日(木)には、前年の第17集に

    掲載された論文の執筆者による

    「教育実践研究発表会」を開催し、

    県内から約100名の参加者を得

    ました。学校という臨床の場から

    得た、生きた実践のデータよりな

    される考察は机上で導かれた理論

    には無い説得力を持っています。

     

    年間最大のイベントとして、セ

    ンター主催のシンポジウムがあり

    ます。今回は、「学力向上シンポ

    ジウム2007」を平成19年8月

    20日(月)に開催しました。シン

    ポジストからは、学校現場での特

    色ある実践と大学からの理論的な

    情報を共有することで、改革期の

    学力向上に関する課題と教育活動

    創造への手がかりについての論議

    がなされました。

    シンポジウムの開催

    教育実践研究発表会

    5

  • 模擬授業連続セミ

    ナー「授業力アッ

    プ!」

     

    授業力アップを図るため、互い

    を子どもに見立てて10分程度の模

    擬授業を実演する。立ち位置や目

    線、口調から教材や発問の適否ま

    で検討する。......このよ

    うな趣旨で、学校教育総合研究セ

    ンターを会場に行いました。

     

    参加者は現職教員、学部4年生

    が中心でした。人数は多くありま

    せんでしたが、実演者が多かった

    です。

     

    現職教員にはこれから教室で行

    う授業を、学部4年生には教員採

    用試験の予行演習の機会となり

    ました。教員

    採用試験対策

    への要望に応

    えて行った集

    団討論の演習

    は、現職にも

    情報交換がで

    きたと好評で

    した。

     

    こうした要

    望に応えるた

    め、次年度は

    算数・数学面白教

    材セミナー

     

    平成18年8月に上越市教育セン

    ターと当センターとの共催で、「算

    数・数学面白教材セミナー」を開

    催しました。

     

    上越市教育委員会指導主事の進

    行で、延べ32 名の参加者と具体

    的な教材について、意見交換をす

    ることができました。

     

    算数・数学の好きな子どもを育

    てたい!そんな思いから「算数・

    数学のおもしろさ」を実感できる

    教材という視点で開発していま

    す。

     

    過去に実践した魚沼市学習指導

    センターの例では、このような教

    材を管内の先生方に講座で紹介

    し、小5の算数好きは44・7%か

    ら77・3%まで増加しました。

    研究プロジェクト

    地域連携を志向した教育改善のた

    めのネットワークサービス

    〜学校の情報化に向けた支援化〜

     

    このプロジェクトは、「学校に

    基礎を置くカリキュラム開発」の

    考え方に根ざした支援を目指した

    ものです。つまり、情報教育の授

    業づくりや学校の情報化は、実際

    にその学校にいる子どもたちや教

    師の日常的な活動の現状に即した

    かたちで進めるべきである。そし

    て、その活動を通じて、相互に交

    流した者同士も成長せねばならな

    い、という考え方です。

     

    実際に昨年度から大学教員や学

    部学生・大学院生が要請に応じ

    て先生方のいらっしゃる学校を訪

    ね、相互交流を通じて情報教育の

    授業づくりや学校の情報化の手伝

    いをしました。

     

    写真はパソコンクラブで授業を

    行っているひとコマです。教育実

    習では必ずしも情報教育の授業を

    行なうわけではないので、情報教

    育を専攻する学生のみなさんに

    とっては、情報教育を肌で実感し

    実践を試めせる貴重な機会となっ

    ています。

    より早い時期からセミナーを開催

    する予定です。

    研究プロジェクトの推進

    学教センター主催のセミナー・プロジェクトセンターの教員が企画しているお役立ちのセミナーやプロジェクトを紹介します。真剣に教師をめざしている、あなたに、実のある内容だと思いませんか?

    地域の学校・社会への支援

    6

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  • 最後にセンター周

    囲の自然について

    紹介しましょう♪

     

    高田公園の近くということもあ

    るのでしょうか、センターにも桜

    の木が植えられていて、春になる

    とみごとな花をつけます。

     

    桜の奥には大きなイチョウの木

    があります。高田師範学校時代か

    ら植えられている伝統の木です。

     

    冬はセンターの裏の駐車場と附

    属小学校の校庭の境目が見えなく

    なるくらい雪が積もります。

    一年を通じて豊かな四季が味わ

    えます。

     

    今回はみなさんにあまり知られ

    ていない学教センターの取り組み

    について紹介しました。

     

    地域の学校関係者に向けたイベ

    ントは、もちろん学部学生のみな

    さん、大学院生のみなさんも参加

    の対象です。今回紹介したものの

    他にも様々なイベントが企画され

    ていますので、積極的に参加して

    みてはいかがですか?

     

    上越地域の学校の先生方と交流

    を深め、自身の見識を広めるま

    たとない機会に

    できると思いま

    す。

     

    あるいは、肩

    の力を抜いてぶ

    らりと訪れて、

    近くの高田公園

    を散策するのも

    よいかもしれま

    せん。教員採用

    試験対策や卒業

    論文・修士論文

    の執筆の合間の

    よい気分転換に

    なることでしょ

    う。

    7

  • 新潟県

    三千円(三膳円)

    ひちょり

    笑顔はあったかいね♥

    高石 藍  (1年)①

    埼玉県

    0円

    早坂 大成くん(2年)

    ほんとはベース弾けません♪

    山形県

    100円マック

    バレーと食べること

    バレー部のみんな、     土屋諭史くん(1年)

    いつでも笑顔を忘れずに♥♥♥

    笑顔 スマイル ほほえみ集笑顔 スマイル ほほえみ集

    三膳 利光 (保健体育コース3年)

    清野 大樹 (心理臨床コース2年)

    新潟県

    120円くらい

    食べること

    石塚さん(ホンジャマカ)

    わたしの笑顔に癒されたい人募集中です♥(笑)

    群馬県

    88円

    イモ天♥♥♥

    美術の松尾先生

    世界で一番イモ天が好き♥

    島岡 優希 (数学コース2年)

    氏原 弘樹 (社会コース3年)

    村上 あさひ (美術コース2年)

    みわさん(バレー部の仮装大会にて)

    福島県

    ー580円

    みなさんの笑顔

    江○さん

    オーラ、オーラ、オーライ、オーライ

    笑顔は、世界共通です。笑った自分も、周りの人も幸せになりますよね。(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)歯茎をおもいっきりむき出して元気に笑っていきましょう。

     取材/文 小形 加奈子 学部2年芸術系(美術)コース 松田 八代美 学部2年自然系(数学)コース

    おまけ

    おまけ

    おまけ

    取材を終えて

    石川県5800円。ごっぱだね!!3900円以上8000円未満ボクのまわりにいるみんなの笑顔 (^_^) だね!!流れ星が偶然煙突の中に入ってきたおかげで生まれたアンパンマンポッキーなベイべー

     今回は、毎日すてきな笑顔を見せてくれる仲間を紹介します。

     落ち込んでいるときも笑顔で迎えてくれる仲間。そんな仲間と時間を過ごしてい

    るといつのまにか元気になっている自分ががいる。

    壁にぶつかったり、行き詰まったりの毎日だけど仲

    間がいるから………

     充実した学生生活を支える生活費もアンケートし

    てみました。

    ①あなたの出身県は?

    ②あなたの笑顔は何円?

    ③あなたの笑顔(元気)の源は?

    ④あなたが好きな笑顔の人は?

    ⑤最後に一言☆

    質問

    上教大生 100人に

    生活費について

    アンケートしました

    上教大生 100人に

    生活費について

    アンケートしました

    上教大生 100人に

    生活費について

    アンケートしました

    あなたのお住まいは?

    学生宿舎

    アパート

    自宅

    一ヶ月の生活費(家賃を除く)

    はいくらですか?

    2万円以内

    4万円以内

    6万円以内

    8万円以内

    10万円以内

    3万円以内

    4万円以内

    5万円以内

    6万円以内

    2万円以内

    4万円以内

    6万円以内

    8万円以内

    10万円以内

    10万円超

    なし

    第一種 129 人

    第二種 154 人

     計 283 人

    在籍者数 686 人

    受給率 41.3%

    アパートの家賃はいくらですか?

    一ヶ月のアルバイト収入の

    平均はいくらですか?

    あなたのお住まいは?

    一ヶ月の生活費(家賃を除く)

    はいくらですか?

    アパートの家賃はいくらですか?

    一ヶ月のアルバイト収入の

    平均はいくらですか?

    63%

    23%

    41%45%

    16%16%

    17% 46%

    8%5%5%

    39%

    28%

    9%1%1%

    3%3%2%2%1%1%

    32%

    5%5%平成18年度奨学金(日本学生支援機構)受給状況

      前期   後期

    全額 0 人 全額 0 人

    半額 60 人 半額 62 人

    計  60 人 計  62 人

    免除率 8.8% 免除率 9.1%⦆⦆

    平成18年度授業料免実施状況

    2007.10.30 調査

    8

    JUEN 08Joetsu University

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    ネットワーク・キャンパス

  • 新潟県

    三千円(三膳円)

    ひちょり

    笑顔はあったかいね♥

    高石 藍  (1年)①

    埼玉県

    0円

    早坂 大成くん(2年)

    ほんとはベース弾けません♪

    山形県

    100円マック

    バレーと食べること

    バレー部のみんな、     土屋諭史くん(1年)

    いつでも笑顔を忘れずに♥♥♥

    笑顔 スマイル ほほえみ集笑顔 スマイル ほほえみ集

    三膳 利光 (保健体育コース3年)

    清野 大樹 (心理臨床コース2年)

    新潟県

    120円くらい

    食べること

    石塚さん(ホンジャマカ)

    わたしの笑顔に癒されたい人募集中です♥(笑)

    群馬県

    88円

    イモ天♥♥♥

    美術の松尾先生

    世界で一番イモ天が好き♥

    島岡 優希 (数学コース2年)

    氏原 弘樹 (社会コース3年)

    村上 あさひ (美術コース2年)

    みわさん(バレー部の仮装大会にて)

    福島県

    ー580円

    みなさんの笑顔

    江○さん

    オーラ、オーラ、オーライ、オーライ

    笑顔は、世界共通です。笑った自分も、周りの人も幸せになりますよね。(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)(^_^)歯茎をおもいっきりむき出して元気に笑っていきましょう。

     取材/文 小形 加奈子 学部2年芸術系(美術)コース 松田 八代美 学部2年自然系(数学)コース

    おまけ

    おまけ

    おまけ

    取材を終えて

    石川県5800円。ごっぱだね!!3900円以上8000円未満ボクのまわりにいるみんなの笑顔 (^_^) だね!!流れ星が偶然煙突の中に入ってきたおかげで生まれたアンパンマンポッキーなベイべー

     今回は、毎日すてきな笑顔を見せてくれる仲間を紹介します。

     落ち込んでいるときも笑顔で迎えてくれる仲間。そんな仲間と時間を過ごしてい

    るといつのまにか元気になっている自分ががいる。

    壁にぶつかったり、行き詰まったりの毎日だけど仲

    間がいるから………

     充実した学生生活を支える生活費もアンケートし

    てみました。

    ①あなたの出身県は?

    ②あなたの笑顔は何円?

    ③あなたの笑顔(元気)の源は?

    ④あなたが好きな笑顔の人は?

    ⑤最後に一言☆

    質問

    上教大生 100人に

    生活費について

    アンケートしました

    上教大生 100人に

    生活費について

    アンケートしました

    上教大生 100人に

    生活費について

    アンケートしました

    あなたのお住まいは?

    学生宿舎

    アパート

    自宅

    一ヶ月の生活費(家賃を除く)

    はいくらですか?

    2万円以内

    4万円以内

    6万円以内

    8万円以内

    10万円以内

    3万円以内

    4万円以内

    5万円以内

    6万円以内

    2万円以内

    4万円以内

    6万円以内

    8万円以内

    10万円以内

    10万円超

    なし

    第一種 129 人

    第二種 154 人

     計 283 人

    在籍者数 686 人

    受給率 41.3%

    アパートの家賃はいくらですか?

    一ヶ月のアルバイト収入の

    平均はいくらですか?

    あなたのお住まいは?

    一ヶ月の生活費(家賃を除く)

    はいくらですか?

    アパートの家賃はいくらですか?

    一ヶ月のアルバイト収入の

    平均はいくらですか?

    63%

    23%

    41%45%

    16%16%

    17% 46%

    8%5%5%

    39%

    28%

    9%1%1%

    3%3%2%2%1%1%

    32%

    5%5%平成18年度奨学金(日本学生支援機構)受給状況

      前期   後期

    全額 0 人 全額 0 人

    半額 60 人 半額 62 人

    計  60 人 計  62 人

    免除率 8.8% 免除率 9.1%⦆⦆

    平成18年度授業料免実施状況

    9

  • ネットワーク・グループ

    宮城県支部「上越会」の会長は、八月に開催されました会で

    第十一期(生徒指導)志賀野博様が新会長に選出されました。

     

    宮城県の同窓で作る上越会は、

    今年、第十一回を数えました。こ

    の会は平成八年に、当初第十一期

    生の生徒指導志賀野博さんや第

    十二期生の教育経営高橋鋼さんな

    どが中心になって十一期と十二期

    の会として結成したものです。さ

    らに修了生名簿から宮城県出身者

    を拾い出して全員に案内をし「上

    越会」としての基礎が築かれまし

    た。

     

    上越では宮城県人会が若井彌一

    先生らの援助もあって盛んだった

    ことや、歴代の学長や副学長、同

    窓会担当の先生方が、宮城までお

    出でくださり、会員を励ましてい

    ただいたことも今日の会の活動に

    つながっていると思われます。

     

    さらに元学長で盛岡市にお住ま

    いの盛岡市教育委員会教育長加藤

    章先生には、上越会に毎年ご参加

    いただいています。先生のお勧め

    もあって、飲み会だけでなく、研

    修も行うという今日の形ができま

    した。

     

    今年も、会は二部構成でした。

    一部では加藤章先生と副学長戸北

    凱惟先生にご講話いただきまし

    た。加藤先生は、最近の新聞記事

    等を引用しながら、十年間日韓歴

    大学院同窓会からのお知らせ

    上 越 会

    上越教育大学大学院同窓会宮城県立光明養護学校長 遠藤 雄三

    (障害児教育四期生)

    史教科書研究を共同で行い教科書

    を作成したご経験を基に、歴史的

    事実の解釈はどんな未来を展望す

    るかによって変わりうること、感

    性の交流は早く、それを知性に切

    り替えるのがこれからの歴史教育

    であると、示唆に富んだお話をさ

    れました。戸北副学長には、近年

    の国立大学を巡る厳しい状況に触

    れ、その上で上越教育大学の使命

    などを中心に、現在行っている研

    究、教育、地域連携、管理運営の

    各活動とその方向性を具体的な例

    を挙げながら熱くお話しいただき

    ました。

     

    二部は近況報告を兼ねた情報交

    換会ですが、その中で会員の勤務

    する校舎一体型小中一貫校の登米

    市立豊里小中学校について紹介が

    あり、質問が活発に行われました。

    これまでの会では実践紹介なども

    あり、情報交換と合わせて、校種

    を超えた交流を深めています。ど

    こでも地方財政が厳しさを増して

    いますが、宮城県もその例に漏れ

    ず、現職教員は地元大学院へ限定

    して派遣するようになりました。

    現在、会員は、百一人ですが、今

    後とも各方面で活躍する修了生の

    間をつないでいきたいと考えてい

    ます。

    右から2人目加藤章盛岡市教育委員会教育長、戸北凱惟副学長

    大学院同窓会への問い合わせ先

      

    大学院同窓会事務局長

              

    中村 

    雅彦

      (自然系教育講座理科分野 

    教授)

    E-mail:m

    [email protected]

    10

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  • プロフィール庵地 優里花(あんち・ゆりか)鹿児島県熊毛郡屋久島町立永田中学校教諭 (音楽科 )平成18年 3月 上越教育大学大学院学校教育研究科教科・領域教育専攻芸術系(音楽)コース修了最近のお気に入りな曲はアラブ・ポップス♪

    学校現場に入って

     

    〜子どもたちを取り巻く環境の実際から、授業の意義を考える〜

    修了生からのお便り

     

    修了して一年半が経ち

    ました。今回は修了後、

    自分にとって初となる学

    校現場の模様をご紹介し

    ます。

     

    四月から私は屋

    久島の中学校に勤務し

    ています。生徒は素直

    で礼儀正しく、校舎を

    小学校と中学校とで

    二分している小規模

    校(全校生徒数小学校

    24名 

    中学校15名)と

    いうのもあって、ごく

    自然に上の年代の子ど

    もが下の年代の子ども

    に教え伝えるという良

    き伝統が育まれていま

    す。反面ほぼ固定化さ

    れた人間関係から、幼

    少時より自身の能力や

    役割があらかた決められてしまっ

    ていて、なかなか自身の限界や

    殻を破りにくいように感じられま

    す。また競争意識の希薄という問

    題も抱えています。

     「やっぱり音楽は楽しいものだ

    と実感」選択授業後の生徒の感想

    です。この一言に嬉しさを覚える

    と同時に、気が引き締まる思いに

    もなりました。本校の生徒は総合

    的な学習の時間で郷土芸能を学ん

    でいることから郷土の音楽に対

    しての抵抗は全く見られておら

    ず、また町の音楽会や育成会など

    行事を通して郷土の民謡を歌って

    いるという背景からも郷土の民謡

    を身近に感じており、伝統を守り

    大切にしていきたいという思いが

    しっかりと受け継がれていると感

    じられます。一方、ホール等施設

    の不足や地理的側面からも音楽家

    を招聘し演奏会を開くなどの機会

    はごく限られており、音楽の授業

    の文化的意義は重要と考えられま

    す。何をどのように提供していく

    のか、吟味していく責任があると

    思います。生徒一人一人が音楽性

    を追求し楽しさを実感できる指導

    の研究と併せて自らの課題とし、

    取り組んでいきたいと考えていま

    す。

     

    私を育ててくれた場所、院生室

    では現職・ストレートマスター・

    ゼミの括りを超えて毎日のよう

    に、真剣且つ楽しく課題等に関す

    る示唆に富む語らいがなされてい

    ました。院での二年間を色濃くし

    てくれるものは何と言っても「人」

    という財産だと思います。仲間や

    先生方、実践を進めていく上でつ

    ながった人との輪を大切に、様々

    な経験を積んで実りある充実した

    研究を修めてください。

    世界自然遺産の島

    屋久島にて

    屋久島エレジー練習風景

    授業風景

    生徒の感想から

    上教大で学ぶ皆さんへ

    11

  •  「先生、ドングリやクリがあっ

    たよ」と明るい声で登園する幼児

    の手には、ドングリやクリがしっ

    かりと握られています。秋になる

    と登園する際に通る歩道には、木

    の実がたくさん転がっています。

    幼児は木の実を拾ってきては、遊

    びの材料に使ったり、拾ったクリ

    を味わったりしています。

     

    附属幼稚園の北側には、大学ま

    で続く「緑の小道」があります。

    小道に入ってしばらくすると、大

    悟法元園長先生を始め、大学の先

    生や学生がつくってくれた「こど

    もの広場」に行き着きます。そこ

    には、自然のものでつくられた遊

    具があり、幼児のお気に入りの遊

    び場となっています。

     

    園では毎月、「緑の小道散歩週

    間」を設け、遊びに出かけ、時には、

    水筒やおやつをもって遠くまで歩

    きます。また、春と秋には「なか

    よし遠足」を行っています。異年

    齢で仲良しグループをつくり、出

    かけます。この遠足でも「緑の小

    道」を歩きます。

     

    若葉いっぱいの春。様々な昆虫

    と出会う夏。白い雪に包まれる冬。

    幼児達は、四季折々の楽しみを感

    じられる「緑の小道」が大好きで

    す。

     

    附属小学校にはいきいきとした

    子どもがたくさんいます。その理

    由の一つに「広い空間」がありま

    す。

     

    当校は、広大な敷地を有してい

    ます。中でも、「原っぱ」と呼ば

    れる場所は、子どもから愛されて

    います。「原っぱ」では、植物の

    観察をしたり、虫を捕まえたりす

    ることができます。また、飼育し

    ている牛、豚、山羊、ポニーといっ

    た動物を放し、子どもが動物と触

    れ合う場にもなります。さらには、

    鬼ごっこ、サッカーなどの遊び場

    にもなり、子どもが思い思いに活

    動をする空間となっています。

     

    教室が仕切られていないオープ

    ンスペースも「広い空間」の一つ

    と言えます。教室の中だけでなく、

    オープンスペースを利用し、たく

    さんの素材を広げて工作に取り組

    んだり、グループに分かれて話し

    合い活動を行ったりしています。

     

    空間が広いことにより、多様な

    活動ができます。また、心が開放

    され、自由な発想で物事を考える

    ことができます。このことにより、

    いきいきとした子どもが育ってい

    くと考えています。

     

    科学技術棟の扉を開き、中に

    入っていくと、二匹のロボット犬

    が「クーン」と迎えてくれます。

    附属中に来て二年目になる人気

    者、「家康」と「イチ」です。そ

    の周りには地域の方々が提供して

    くださったダイアル式のテレビや

    黒電話、足踏みミシン等が並んで

    います。デジタルとアナログが同

    居しているこのスペースは、科学

    技術棟と呼ばれ、小さな博物館に

    なっています。その先の理科室で

    は、一人一実験を行い、その発見

    を学級で共有しようと、プロジェ

    クターを用いて発表しています。

    一方、技術室では、最新の素材を

    使って、科学技術の可能性を生き

    生きと語り合いながら、物作りに

    熱中しています。

     

    本年度の研究主題は「社会に広

    がる学びの創造〜活用力と社会性

    をはぐくむ学びの過程に着目して

    〜」です。そこで各教科において

    学びの過程を構想し、実践してい

    ます。例えば、理科では具体的な

    手立てとして、体験的な活動や交

    流活動など、身の周りの事物事象

    と深くかかわっていくことを重視

    しています。その中では、自ずと

    充実した学習環境が必要になって

    きます。活用力と社会性を共には

    ぐくむために必要な物、人、空間、

    時間をきちんと保障することで、

    社会に広がる学びを創造していく

    ことができると考えています。

     

    学習環境が子どもと事象を結び

    付け、学びが深まっていくと考え

    ます。

    広い敷地を利用した活動

    木登り楽しいな

    科学技術棟の人気者

    12

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    附属学校だより

    「広い空間」を生かし

    た学びの充実

    ネットワーク・グループ

    「緑の小道」のお散歩

    だ〜いすき

    事象と子どもを結び

    つける学習環境

  •  

    社会系選択科目(標準履修年次学部

    2年)の「地域調査法A」は、歴史

    学・民俗学・考古学に関係する調査や

    巡見を行うことで地域調査の方法を学

    び、教育現場において、地域教材の作

    成やフィールドワークを行うための基

    本的な知識とスキルの修得をはかる授

    業です。また教職に就いた後で、博物

    館や公文書館、埋蔵文化財センター

    などに配置換えになることもあるの

    で、基礎的な知識やスキルは必要です。

     

    昨年度は、上越市の歴史・景観まち

    づくり推進室による「高田市街地歴史

    的建造物現況調査」に、新潟大学・信

    州大学の建築や都市工学

    を専門とする学生・院生、

    上越市民の方々とともに

    ボランティアとして参加

    し、調査の方法を学びま

    した。調査期間は約1週

    間で、受講生は、それぞ

    れの都合に応じて調査に

    参加しましたが、全日参

    加という強者もいました。

     

    調査は数名でチームを

    組んで、1日に3軒の

    お宅に伺い、構造調査と

    ヒアリングの両方を手分

    けして行うという方法で

    実施されましたが、3

    軒でも時間が不足する

    程密度の濃いものでした。他大学の学

    生が、構造調査の担当として、簡単な

    測量と図面の作成を行い、本学の学生

    は、「仲町通りの暮らしと生業の今昔」

    をテーマとしたヒアリング調査を担当

    しました。生業・職業や雁木の町での

    暮らしの様子、年中行事、雪との関わ

    りなどを住民の方から伺ったのです。

     

    上越市に住みながら、地元の方、

    とくに町家にお住まいの方から直接

    にお話をお伺いするのは初めてとい

    う学生が多く、貴重な体験になった

    ようです。また、専門を異にする他

    大学の学生と一緒に調査を行った

    という経験も、貴重なものでした。

     

    その後今年2月に高田駅前コミュ

    ニティルームで「歴史的建造物現況調

    査成果発表会」が開催され、調査に

    ご協力頂いた町内の方々の面前で、調

    査の成果が報告されました。本学の

    学生の代表も「学生から見た高田のま

    ち」というテーマで発表を行いました。

     

    今年度は、博物館と公文書館の

    機能をあわせ持つ長野県立歴史

    館(長野県千曲市)で、未整理の古

    文書の調査と整理を行い、文献資

    料調査の基礎を学ぶ予定です。 

    雁木通りを歩く

    ヒアリング調査

    文/社会系教育講座 准教授 浅倉 有子

    平成19年2月調査成果発表会 高田コミュニティールーム

    仲町通りの暮らしと生業の今昔 

    ー上教大の授業紹介ー

    13

  • ○第37回上越市展 第37回上越市展において以下の学生が市展賞及び奨励賞を受賞しました。洋画・版画部門   市展賞「夏の面影・秋の兆し」          竹内  功  大学院芸術系 (美術 ) コース 2年彫刻・立体造形部門 奨励賞「座る人」                岩永 啓司  科目等履修生会期 9月29日~10月 8日  会場 雁木通り美術館、上越市民プラザ

    ○茶道部チャリティー茶会に協力 10月 27日自殺予防の電話相談活動を行っているボランティア団体「新潟いのちの電話」の後援会上越支部主催のチャリティー茶会が有沢製作所茶室「一期庵」( 上越市南本町1丁目 ) で開催され、この活動の趣旨に賛同した上越教育大学茶道部員が日頃の活動の成果を披露しました。 当日は、雨にもかかわらず趣のある茶室「一期庵」に市内茶道愛好家ら約280人の参加があり、部員のお点前、作法に「忙しいのによくお稽古されていますね。」、「お見立てが未来に羽ばたくという若者らしいですね。」との感想が寄せられました。参加した部員もこの茶会を通じて人や物とのつながりの大切さを学んだことと思います。

    お し ら せ○上越教育大学混声合唱団第

    25回定期演奏会

     夏、秋と合宿を行うなどして部員42人が練習してきました

    。今年は、上越をテー

    マにしたストーリーに歌を織り交ぜたドラマティックなス

    テージ、心地よいハーモ

    ニーに載せてお届けします。

     日 時 12月22日 開場午後4時30分、開演午後5

     会 場 リージョンプラザ上越コンサートホール

     入場料 一般500円 高校生以下 無料

    ト ピ ッ ク ス

     10月 9日に埼玉県さいたま市 JR大宮駅東口から徒歩3分松屋ビル6階に大宮サテライト(広さ約109m²)を開設しました。各種講座、研修、セミナーの開設、入試情報の提供及び教育研究活動の情報発信等の場として活用していきます。25名程度が収容できる演習室や広報・資料コーナーも設けています。本学教職員や卒業生等の方々だけでなく、多くに方に気軽に利用していただけるよう努めてまいります。

    ○中越沖地震被災地学校等への 支援活動 新潟県中越沖地震の発生後、本学災害支援室と被災地教育委員会等とが連携した災害支援活動に取り組みました。被災地に所在する小学校及び児童クラブからの支援要請を受け、延べ30日間にわたり、学生及び教職員延127人を現地へ派遣し、夏休み期間における児童の学習支援活動や校舎整理等を行いました。また、スクールカウンセラーの教員も各学校を訪問しカウセリングを行い、子どもたちの心のケアに当たりました。

    ○大宮サテライトがオープン

    開 館 日○月・木・金 14時~21時  ○土・日・祝日 11時~18時 休館日は、火曜日、水曜日、年末年始 (12月 29日~1月3日 )、夏季一斉休業日 その他本学の都合により臨時休館することがあります。〒330-0802 さいたま市大宮区宮町1丁目 松屋ビル6階 電話 048-793-7266 Fax 048-641-8711

    ○NSG日本語スピーチ・ コンテスト受賞 10月 27日新潟市“クロスパルにいがた”で実施されました第4回NSG日本語スピーチ・コンテスト in Niigata(一般の部)において、本学の留学生2名が入賞しました。最優秀賞 「大相撲 ヨイショ」   李 艶姫 (大学院社会系コース1年中国)奨励賞  「夢とは登山のごとく」 全  頌 (大学院社会系コース1年中国)   

    賞状を受けとる李 艶姫さん

    14

    クリップ

  • 初等・中等教育は

    日本の基盤を支える文化

    学長 

    渡邉  

    n a b e - l e t t e r 

    今年も師走の月となりまし

    た。妙高もすっかり雪化粧をし

    ました。その手前の南葉山にも

    う1回雪がくれば、里の上越市

    も本格的な雪となるでしょう。

     

    私たちの大学は、法人化以降、

    明確に地域と連携した大学とし

    ての位置付けを宣言してきまし

    た。法人化前の国立大学は文化

    の担い手、研究発信の場として

    の意識は高かったのですが、「地

    域連携」という言葉は、それほ

    ど表面に出ていませんでした。

    それが平成16年4月からの法人

    化で大学の目的を明確にする必

    要があり、各大学とも、特に地

    方の国立大学は地域連携を目的

    に掲げ始めたのです。

     

    しかし、教育の単科、それも

    地方にある上越教育大学におい

    ての「地域連携」は少し違った

    大きな意味を持っていると思い

    ます。

     

    私たちの大学は、初等・中等

    教育の教員の養成と、その教員

    に研鑽の場を与えることが大き

    な目的です。この初等・中等教

    育が、どこでやられているかと

    言えば、それは異なった歴史と

    文化を持った全国各地で行われ

    ています。これらの教育は地域

    を知っているからこそ出来る大

    切な仕事なのです。

     

    この上越の地(くびき野)に

    は、雪という気候があり、上杉

    謙信という歴史上の人物がい

    て、高田城があります。これら

    を包み込んだ総合的な力が地域

    にはあるわけです。子どもたち

    は、その上で生活をし、そして

    学んでいるのです。初等・中

    等教育は地域と離れて行うこと

    は出来ないのです。本学の教育

    の中で教育実践や臨床研究をこ

    のくびき野の町でじっくりと

    行い、その具体的に学びとった

    経験をもった教育者を全国に送

    り出す、というのが大きな意義

    のあることなのです。日本の初

    等・中等教育は、全国各地の文

    化・歴史の舞台で行われたもの

    の総結果でなければならないの

    です。世界の、特にヨーロッパ

    の教育でこれを感じます。

     

    都会の人は田園部を、田園部

    の人は都市を理解しようとし、

    それを総合化させることが、大

    きな力になることをよく理解し

    ています。

     

    All Japan

    は、全国各地から

    の特長の結集でなければなりま

    せん。特に子どもたちの育成の

    中でこの視点は欠かせません。

     

    初等・中等教育は日本の基盤

    を支える文化なのです。

    15

  • 〈お問い合せ先〉 上越教育大学広報室 〒 943‐8512 上越市山屋敷町 1 TEL:025‐521‐3626 FAX:025‐521‐3627 E-mail:[email protected](ご意見をお寄せください。)

    ※本誌掲載の文書・記事・写真等の無断転載はお断りします。

    JUEN 上越教育大学学園だより     〈編集発行〉      上越教育大学情報・広報委員会     〈印刷製本〉      株式会社第一印刷所

    http://www.juen.ac.jp

    免Pで輝く人大学院1年 社会系コース

    浅見 美之 さん

    ――刺激の多い環境で学びたい 私はもともと教員養成系の学部の出身ではありませんでした。したがって、教職課程を履修していても、教員を目指す上でたくさんの人たちの考え方や意見を聞くことができませんでした。 そこで当時の教官に上越教育大学を紹介していただきました。上越教育大学は教員養成大学なので、同じ目標を持った多くの仲間がいて、さらにはたくさんの刺激を与えていただける現職の方々も多く在籍していることを知りました。そして「ここしかない」と思い、すぐに本学の大学院に進学することを決めました。

    ――たくさんの仲間に囲まれて 私は免Pなので、大学院の講義とともに学部の開講科目も受講しています。したがって、平日は時間割がびっしり埋まっています。さらに修士論文のための研究も同時に進行しているので、目が回るくらい ( ? ) 忙しい毎日を送っています。 そんななかでも、私は同じ目標を持った免Pの仲間や現職の方々と接している中で、プラスの刺激をたくさん受けています。授業中はもちろんのこと、授業以外の時間にも互いの意見をぶつけ合ったり、共感しあったり、ときには現職の方々の経験談などをお聞きして、教員という仕事に対して何度も考えさせられるような濃度の濃い充実した毎日を送っています。そんな日々の刺激が、授業の課題にせよ、研究にせよ、「やってやる」というパワーに変わっていくんです。

    ――あきらめない 小学生の頃からずっと剣道を続けてきました。一応、練士四段で東京都三位の実績もあります (笑 )。剣道を通じて、礼を重んじる精神や何があっても決してあきらめない気持ちを身につけました。練習はとても辛かったけど、仲間と一緒に同じ目標に向かって精進していくなかで、言葉には出来ない沢山の大切なことを学んだ気がしています。そんな武道精神?みたいなものを子どもたちにも伝えられたらいいな、と考えています。

    ――同じ目線の教師 いつまでも子どもと同じ目線をもった先生になりたいと思っています。大人は忘れてしまったような子どもの感性に共感できるようになりたいんです。さまざまなことに子どもと一緒になって向き合えば、自分もそこから何か得られると思うし、同時にそのことが子どもと向き合うことにもつながるんじゃないかって考えています。そのためにも、自分から子どもの輪のなかに入って一緒に悩んでいけるような先生を目指しています。

    インタビューを終えて 素敵な笑顔が印象的な社会系コースのマドンナである浅見さん。一つ一つの質問に力強く答えてくれるその姿からは、自分の教育理念に対する確固たる自信をうかがうことができました。私たちもそんな浅見さんから日々さまざまな刺激を受けています。これからも同じ志をもった仲間として、あらゆる教育問題に対して共に苦闘していきたいと思います。

    聞き手・文 大学院1年生 社会系コース 佐藤 佳紀大学院1年生 社会系コース 望月  誠

    新潟市

    長岡市上越市

    ○免P= 教育職員免許取得プログラム 本学大学院入学者で、教員免許の取得を希望する人を対象として、長期履修制度を活用し、3年間で大学院の教育課程と学部の教員養成カリキュラムの単位を修得することにより、教員免許状取得の資格を得ることができるプログラム。本学では、平成 17 年度入学生から導入した。