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日本システム開発株式会社 のiCD活用

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Page 1: 日本システム開発株式会社 のiCD活用 - IPAiCD導入の動機 2012年からCSAJの人材育成研究会に参加。人材育成 をどうしようかと考えていた。

日本システム開発株式会社のiCD活用

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日本システム開発株式会社 概要

社 名所 在 地設 立代 表 者資 本 金社 員 数

:日本システム開発株式会社:東京都新宿区歌舞伎町2-4-10 KDX東新宿ビル 6階:1971年(昭和46年)5月20日 46周年を迎えました!:代表取締役社長 亀井 政之

:1億円:111名(2017年3月現在)

事業内容ソフトウェア開発、自社製品の開発・販売

当社は、通信・制御系を得意にしているシステム開発会社です。これまでいろんなシステム開発に携わってきました。主に作っているのは河川・ダムの監視・制御システムや、携帯電話の基地局、地方自治体の防災無線システムなどで、大手電機メーカーを中心に案件を受注して作業しています。そのほか、自社パッケージソフトとして、旅行業界向け、ゴム業界向け、医療業界向けソフトがあります。

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iCD導入の動機

2012年からCSAJの人材育成研究会に参加。人材育成をどうしようかと考えていた。

技術者としてどういうスキルを持っているべきかを職種別にまとめてあり何を学習するかがわかりやすい。また自社用に適用することも容易にできる。

直ぐにでも取り組みたいと考えたが導入を支援してくれる1回目のWSがすでに始まっていたので、次の年に参加することに。

WSに参加するメンバーの選定と、なぜCCSFを採用するかをわかってもらうようにした。

(CCSF: Common Career Skill Framework (iCDの前身))

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iCD導入の経緯

CSAJ主催のCCSFのWS(ワークショップ)に参加

WSは2期目、参加企業3社、第1期参加企業の方がサブ講師として参加

期間は2013年7月~10月、全6回

全社に導入するのは2014年4月からと決めた

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iCD導入のスケジュール

2014年4月~9月の人事考課から一部の方に評価を依頼。

2014年10月~翌3月の人事考課で全社展開をして導入を開始する。

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iCD導入の際に苦労したこと

iCD診断の実施を徹底させること

→iCD診断を全社で実施することと、診断結果を考課に利用する

ことを、全社向けの発表の場で説明し、社員に理解してもらった。

CCSFタスクモデルで使用されている文言が、社員にとって、わ

かり難いと思われるものが多々存在した。

→社員が理解しやすいような文言(実際に業務で使用

している言葉等)へ修正した。

利用者への負荷

項目数が膨大で、自己能力の棚卸しに時間がかかった。

→項目の統合と精査を進め、項目数の削減に努めた。

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当社のiCD活用①社員のスキルアップに!

社員は設定した目標について能力開発を行なう。

年2回の人事考課にあわせ、iCD診断を開発部門、営業部門のメンバー全員が実施する。

評価

目標設定

能力開発

iCD診断

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当社のiCD活用②上司の指導に!

上司はiCD診断結果をもとに各人の次期目標を設定する。また今期の目標となっていた項目について結果を確認し、評価の参考とする。

評価

目標設定

能力開発

iCD診断

評価項目に能力開発目標があり、能力開発目標の設定と評価にiCDを活用している。

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当社のiCD活用③-1会社の強み弱みの把握に!

全体の診断結果分析を行なうことで、会社や部門の人物像が把握できる。

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全体の診断結果分析を行なうことで、会社や部門の仕事遂行能力が把握できる。

当社のiCD活用③-2会社の強み弱みの把握に!

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iCDを活用して良かったこと①

部下への明確な目標設定部下の伸ばしたい能力(仕事)を検討する際の判断材料

になった。また、目標の達成度合いを把握する判断材料になる。

作業配分の効率アップ

どの仕事を経験させることが部下の効率的な成長につながるかを検討する際の判断材料になる。

自己能力の棚卸し

仕事の得手不得手が明確になる。何をスキルアップすればよいかが具体的にわかる。

自己目標の明確化

上司から「この仕事をしてみよう」といった、明確な目標設定をしてもらえる。

上司

社員

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iCDを活用して良かったこと②

一人ひとりの能力アップ項目がはっきりしたことで、社員のスキルアップに向けた意欲が高まり、また具体的な行動に移せるようになっている。

Gold認証企業となり、社員教育の取組みとして内外に発信でき、会社の信頼度もアップ。

社長