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0 未来の教室のコンセプト (第二回「「未来の教室」とEdTech研究会」の資料より抜粋)

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Page 1: 未来の教室のコンセプト 第二回「「未来の教室」とEdTech研究 … · コンセプトを実現する案件 その他 • 現状、 に組み込めないが、

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未来の教室のコンセプト(第二回「「未来の教室」とEdTech研究会」の資料より抜粋)

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詳細は後述

以下3類型・5パターンに分けて公募を実施する案件のパターン

案件のパターン 目指す姿 (3年後想定) 初年度のゴール

a. 「未来の教室」創出を目的とした実証事業

※ 就学前・初等・ 中等

c. 産業界が抱える社会課題を解決するための能力・スキル開発を目的とした実証事業

b. 「現実の社会課題」を題材とした実践的能力開発プログラムを通じた実証事業

フルパッケージ案件• 複数サービス/プログラムを

組み合わせて、小・中・高において「未来の教室」のコンセプトを実現する案件

その他• 現状、 に組み込めないが、

将来、「未来の教室」実現に貢献し得るもの

プログラムとして確立し、それぞれが自走できている(業界や厚労省(教育訓練給付)からのオーソライズ)

プログラムとして確立し、全国に普及し始めている

実証結果がサービス/プログラムとして確立され、 の「未来の教室」への組み込まれ始めている

「未来の教室」がどこかの学校で完成しており、普及の兆しが見え始めている• 全ての構成サービス/プログラ

ムが確立され、且つそれらを有機的なサイクルとして回すための"肝"が分かっている状態

プログラム化に向けた足掛かりとして、実証が行われ、一定の成果を上げている

サービス/プログラム化に向けたロードマップが描けている

加えて、そこへの足掛かりとして、プロトタイプ開発や実証が行われ、一定の成果を上げている

「未来の教室」実現に向けたロードマップが描けている

加えて、そこへの足掛かりとして、プロトタイプ開発や実証が行われ、一定の成果を上げている

プログラム化に向けた足掛かりができている• スキル標準策定、講座体系化等

LLが人材育成の場として確立し、全国に普及し始めている

LLを人材育成の場にしていく足掛かりとして、実証が行われ、一定の成果を上げている

「現実の社会課題」を題材にした学びのプログラム開発案件

リビングラボ(以下、LL)を題材にした学びのプログラム開発案件

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5

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詳細は後述

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類型a. フルパッケージ案件:目指すイメージ(=「未来の教室」のコンセプト)

興味・関心に出会う 興味・関心を学びに繋げる

幅広い「興味・関心」の選択肢を用意

興味を持つ“きっかけ”の工夫

いつでもどこでも深く学べる工夫

多様な分野の「興味・関心」が用意され、個々人の興味・関心に応じて、それらが自由に選べる

単に事象を示すだけでなく興味を持たせる"きかっけ"が仕組まれている• ゲーミフィケーション等

一部の人・場所に依存することなく、全ての人がいつでもどこでも深く学ぶことができる• VRによる疑似体験等

出会いのプログラム

基礎学力習得の生産性向上

学びを深める/活かす体験の創出

学校の生産性向上

デジタル化したインタラクティブな授業によって、個々人の理解を高める/必要時間を短縮する。更に理解度に合わせ家庭学習をパーソナライズ化することで学習効果を高める

生産性向上によって捻出された時間で、

により創出された興味/関心・底上げされた基礎学力を深める/活かすプログラムを実施

で出会った興味/関心のあるテーマを追求するために何を学ぶ必要があるのかを分解・整理し、普段の学習に紐付け

時間を捻出

理解度テスト

家庭学習パーソナライズ化

a

a

a

効率的に学ぶ⇔学びを深める/活かす

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基礎⇔深める/活かすのサイクルc

有機的に連携

知のナビゲーターb

生命科学

宇宙 数学プログラミング

社会 …

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類型a. フルパッケージ案件:公募パターン

は、更に3つのパートに分けて、公募を行い、採択後に各構成要素を接続・連携させ、実証していく

構成要素 募集のパターン 募集要件

出会いのプログラム

知のナビゲーター

基礎⇔深める/活かすのプログラム

a

b

c

プラットフォーム構築

ワクワク(好奇心)創出プログラムの開発・提供

知のナビゲーターを軸にした

学びのサイクル構築

• コンテンツとの出会いの場としてのネット空間を構築・運営し、そこでプロデューサー的な役割を担うこと– カバーできない分野のプログラムは、他( 等 )から調達すること– 将来的には各分野でプロデューサーが存在し、連携することを想定– 将来的には、VR等の技術を駆使したものを目指すこと

• 初年度は、記事・動画中心で構わないが、全コンテンツのうち2~3件は、先進技術(VR等)を活用した形での提供を目指すこと

• 興味・関心を喚起するワクワク(好奇心)創出プログラムを開発・提供すること– プログラムにはPBLやSTEAMsの手法を取り入れること

• 初年度はオフライン開催でも構わないが、 と連携し、将来的には、ネット空間を通じ、広範囲へ提供するというロードマップを描くこと

• 知のナビゲーターを軸にした学びのサイクルを構築すること– 興味・関心を普段の学習(基礎学習・教科学習)に分解し、紐付ける– 基礎⇔深める/活かすのサイクルを有機的に回す

– 基礎学力習得の生産性向上で捻出された時間及び底上げされた学力を活かし、学びを深める/活かすプログラムを効果的に実施

– そこで、新たに創出された興味・関心を、再び普段の学習(基礎学力習得)へと還元する

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類型b.「現実の社会課題」を題材にした学びのプログラム開発案件:概要

目的社会構造の変化を捉え、社会人人材及び社会人前の大学/高専生を再活性化するため、必要なプログラムの開発とその普及/拡大に向けた道筋を明らかにすること

対象社会人と大学/高専生等が対象• 社会人については、特に経営予備軍や雇用のミスマッチ等が発生している

ポテンシャル人材(正規・非正規、民間企業・公務員問わず)を主ターゲットする

期待成果 本人、派遣元、受入先(課題を抱える地方等)の3者それぞれの視点で期待成果を設定

プログラム要件 基本的に個別事業者にて企画するが、事務局として枠組みは提示

公募形式推進体制

BCGが事務局として事業全体のコーディネートを行うが、事業者のうち1社に事務局サポート機能を委託し、事業を推進予定• 事務局サポートを担う事業者は公募によって決定

※詳細は後述

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公募は、上記3つのパートに分けて、実施• 提案内容を踏まえ、METI/BCGにて、どのような内容/

組合せで委託するかを検討。その方向で合意すれば契約

要件

プログラム開発・運営+

事務局サポート

一気通貫でプログラム開発・運営担えること( )は前提として、加えて、事務局(BCG)をサポートする機能も担えること• 事業全体の企画への関与及び知見・ノウハウの提供• 事業全体での参加者募集にあたっての募集主体業務• 旅行代理店的な手配を含む実証にあたっての運用サポート• その他経済産業省/BCGの求めに応じた適切なサポート・アドバイス

※当該パートは、1社を想定

一気通貫で請負可

一部のみ請負可

プログラム開発・運営

参加者募集⇒受入先の確保・セッティング⇒プログラムの開発・運営まで一気通貫で提案できること• プログラムの運営には、トレーナー/メンターの工夫、参加前後の

フォローアップの工夫を含む

上記のうち、一部機能についてのみ提案できること• 例)受入先の確保・セッティングのみ可能 等

類型b.「現実の社会課題」を題材にした学びのプログラム開発案件:公募形式3

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事業の企画

参加者の募集/選定/振り分け

事前アセスメント

実証

事後アセスメント

結果取り纏め

運営フロー 役割分担

事業全体として結果を取り纏め、報告書を作成。世間への見せ方・ビジネス化・次年度実証へ向けた議論もリードする

BCG

全体をコーディネート・進捗管理• 企業目線・引いた目でのある

べき論の整理/品質の引き上げを担保

事業全体の企画を行う• (候補)事業者とは適宜議論

をしながら進める

事業者(プログラム開発・運営)

個別プログラムの企画を行う• 要件の範囲で自由に企画• 受入先の確保含む

個別で保有するネットワークを活かして参加者を募集する

-• それぞれが独自のアセス

メントを行うことは可

プログラムを運営し、参加者の受け入れ/メンタリング/アフターフォローまでを行う

-• それぞれが独自のアセス

メントを行うことは可

個別プログラムの結果を取り纏め、報告書を作成する

イア事業者(事務局サポート)

事業全体として参加者を募集する際の募集主体となる

事業全体で共通の測定方法や指標を用いてアセスメントを行う

事業全体で共通の測定方法や指標を用いてアセスメントを行う

事業全体の企画をサポートする• BCGに対し、実践者の視点

から助言・既存ノウハウを提供

実証にあたり旅行代理店的手配等の必要な運用サポートを行う• 特に全体募集に応募してきた

参加者に対して

類型b.「現実の社会課題」を題材にした学びのプログラム開発案件:推進体制3