三位一体型地域ポータルサービス 結ネット ·...
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2018/6/8 ©2016 株式会社シーピーユー All Rights Reserved 2
「結ネット」とは?
• 「町内会運営」と「災害時安否確認」、そして「リアルタイム地域情報発信」の3システムを統合したクラウド型地域ポータルサービス
喫緊の課題である災害時対策とその基盤となる町内会運営の支援、そして自発的地域活性化の具体策としての情報発信インフラを最新のICT技術を活用し三位一体で実現することで「時代に合った街づくり」、そして「地方創生」に貢献する
• 名 称 いにしえの「結(ゆい)」がごとく、我が国ならではの互助精神で、あなたと私(YU&I)をネットで「結ぶ」システム = 結ネット
• 主な特徴1. クラウド型町内会運営機能2. 災害時安否確認機能3. リアルタイム地域情報発信機能
• 主なターゲット• 各地域自治会系団体(連合町内会他)• 各県市町村自治体
来訪者
地域住民
事業者
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町内会の役割
①「問題対処機能」 … 地域の問題の解決に関する活動交通安全、防犯・非行防止、青少年育成、防火・防災、消費者・資源回収、福祉、生活改善等
②「環境・施設維持機能」 … 地域の共有施設と環境の維持・管理に関する活動施設の維持・整備、環境・美化、清掃・衛生等
③「親睦機能」 … 地域の人々の交流と親睦の促進に関する活動祭礼・盆踊り、運動会、文化祭等
• 全国で運営される、わが国の伝統的・象徴的互助組織
⇒ 町内会の他に、自治会・町会・区会その他全国各地域それぞれの呼称あり
⇒ 国土全体を覆う任意団体、その数は 293,227組織(平成8年、自治省調査)
⇒ 昨今、全国各地で頻発するさまざまな災害時の対応や、来たる超高齢化社会においても更
に重要な役割を担う存在となることは間違いないが…
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町内会の現状と課題
• 若年層、流入層の町内会離れが深刻化…
⇒ 核家族化・共働き
⇒ 回覧板等「昭和的型運営」の否定
⇒ なり手不足による運営役員の高齢化
⇒ 町内会に委ねられる役割は更に増加…
⇒ 町内会運営における財政面も更に厳しくなっていく
このままでは「町内会」が無くなる…
決して大げさではない現実問題時代に合った「平成型町内会運営」への移行が必須
「何とかICTの活用が、その解決手段として貢献出来ないか?」
三位一体型地域ポータルサービス「結ネット」の企画・開発に至る
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「結ネット」全体図
災害対策
地域事業者リアルタイム情報発信システム
クラウド型町内会運営システム
災害時安否確認システム
地域自治
日常生活平常時
非常時
「平常時」から活用されているからこそ「非常時」にも機能する
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システム面の特徴
• 過去の同類システムは、トップダウン・集中型(自治体⇒町内会)
膨大なデータ数による巨大システムとなり、構築・維持含めてコスト大
情報管理リスクが高い
画一型な仕組みとなり、それぞれで個性がある町内会の実体にそぐわない
そもそも自治体自体がこのようなシステムをやりたくない!
町内会
地区連合
市役所
市役所管理責任
それぞれの管理責任
トップダウン型集中システム
ボトムアップ型分散システム
成功しなかった理由
柔軟性が高く、町の実態に即している!
数十万データ~
~数千データ
• 結ネットは、ボトムアップ・分散型(町内会⇒自治体)
個々の町内会をシステムの単位として町内会相互に接続、更に市役所や地区連合町内会等の上位組織にも接続
町内会単位でデータが分散するため、システム自体が軽く情報管理リスクも低い
各町内会の個性に合わせられる
あくまでシステムを持つのは個々の町内会 ⇒ 市役所は支援する立場
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クラウド型町内会システム
• 「クラウド型町内会運営システム」とは?
• 平均でも500人、大きいところは2,000人を超える町民で構成される任意団体「町内会」の運営をインターネットを通じて効率的に行うシステム
• 「告知」、「参加確認」、「閲覧」、「コミュニティ」を基本に、将来的には町会費の管理も含めていく
• 会員側の端末はスマートフォンとタブレットが基本(注)
→ 今後一層の浸透が確実であり、「いつでもどこでも」が最大メリット
→ 完全アプリ対応によるプッシュ型配信で閲覧率向上
→ 高齢者には画面も大きくスマホよりも見やすいタブレットを端末とし、更に「見守り」への活用にも発展させていく
(※プッシュ型配信: 最新情報の到着を音や振動で知らせてくれる配信方法)
特に町内会役員等「運営者」の負荷軽減に重点
(注)2017.06 ガラケーへの発信にも対応しました
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なぜ今、アプリなのか?
• 2016年7月のスマホ利用率は72.2% 4年間で2.2倍に!(※1)
待ち受け画面を見る回数は、1日に平均約60回(※2)
60代は2013年にわずか17.9%が47.0%に! 同じく50代は31.6%が62.5%に!
※1:マーケッティングリサーチキャンプより ※2:Googleモバイルユーザーの実態より
これからの情報発信は、24時間肌身離さず持っている媒体に向けて
行うことが最も効果的!
60歳以上 47.0%
50代 62.5%
40代 74.5%
30代 81.5%
20代 84.5%
【2016スマートフォン所有率】
※マーケッティングリサーチキャンプより
クラウド型町内会システム
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クラウド型町内会システム
○○町自治会
燃える粗大ゴミの日って、いつ?
今夜の会合って何時からだったかな?メモの無く
なってしまって困ったな…
急に具合が悪くなったみたい
…
休日だし、どこに行ったらいいの…?どこで探せばいい
の?
ゴミの日を間違えることがなくなったので大助かり
会合の時間だけじゃなく、町内のいろんな情報が簡単に確認できて便利
休日でもやってる市内の病院がすぐ
見つかったわ
【休日当番医】
そのまま電話で予約も出来て安心。すぐに病院につれていこう
【今までは】 【これからは】
○○町内会
・メリット1…必要な情報をいつでも、どこからでも確認することが可能
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クラウド型町内会システム
• 回覧板の回りが遅く、参加したい行事の申し込み期限が過ぎていた。
• 会員で回覧板をまわさなくてはならない。
グループ配信や一斉配信で回覧板や各種申込書や配布物を配信。
• メール配信ではなく、アプリ内で閲覧。• いつでもどこでも閲覧が可能、空いている時間に申し込みなどが簡単に出来ます。会員も回覧板をまわす労力を、極力解消することが可能です。
町内会バーベキュー大会のお知らせ参加費は当日お願いします。参加申し込みの返信お願いします
【今までは】 【これからは】
画面上から既読未読や回答状況を一目で把握
【急ぎの回覧】
【悪天候な時】
回覧板まわさなくていいから楽チン
【町内会役員Aさん】
○○町内会
・メリット2…回覧板をまわす負担などの軽減が見込める
イベント行事の参加申し込みなど
全員に一斉に配信
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クラウド型町内会システム
・メリット3…自治会OBが町と「繋がる」新しいツールとして活用できる
• 高齢の親と別れ仕事や結婚で地元を離れている方は、 • 親の町内会システムを通じて地域情報を見ることが出来るため、間接的に親の生活支援が可能(高齢者対策、生活支援への効果)
• 進学や就職で地元を離れ、単身県外で住む人は、 • 一般的なメディアでは流れない自身の育った町のリアルな情報をいつでも見られることで郷里との繋がりを保つ(Uターン推進への間接的効果)
地元でどうしるやろ?何かあってもすぐ行けないし、心配や~
町内のイベントに参加して、元気に仲良く暮らしとるな~
○○タクシーって買い物同行のサービス初めたんや。教えてあげよ~
友達とか元気にしてるかな?
今度の休日に、みんなに会いに行こうかな
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・町内会はもちろん、他の団体での活用含め独自のメニューを柔軟に構成可能!
記事型メニュー … 役員から各利用者への情報発信
・役員権限を設定した人のみ発信及び既読・回答確認が出来る・発信記事には下記を設定可能
・プッシュ通知 ⇒ 記事の着信をリアルタイムで通知する機能
・回答返信 ⇒ イベント開催等、各利用者からの参加返信を付加できる機能
・閲覧期限 ⇒ 実施期間がある場合に設定しておくと、期限経過後終了表示される
・発信予約 ⇒ 作成記事の発信日時を別途設定できる機能
・緊急度 ⇒ 緊急設定すると、記事が赤字表示され、着信音も緊急音で通知される
・記事内容 ⇒ 1000文字まで入力可能
・住所・地図 ⇒ 住所を入力しておくと、地図アイコンでマップ表示
・関連情報 ⇒ HPのURLをコピペしておくと、ボタンをワンタッチで表示
・関連ボタン名 ⇒ 関連情報のボタンをわかりやすい名称に変更
・画像添付 ⇒ カメラ撮影または撮影済み画像を何枚でも添付可能
・「下書き」保存 ⇒ 作成途中の記事を一時保存
掲示板型メニュー … メンバー間での自由なコミュニケーション
全員参加 ⇒ 全メンバー参加型
班別 ⇒ 班に所属するメンバー間のみ参加型
役員限定 ⇒ 役員権限付与者のみ参加型
問い合わせメニュー … 利用者から発信でき、閲覧・回答は役員権限付与者のみ
クラウド型町内会システム
【PTA活用事例】
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災害時安否確認システム
• 「災害時安否確認システム」とは?
• 町内会の重要な役割である「災害時の町民の安否確認」をICTで支援する仕組み
【主な特徴】• 平常時と非常時の切り替え
→ 災害発生時、町会長の「非常事態宣言」(災害モードON)で、「町内会運営システム」から「災害時安否確認システム」に自動的に切り替わる
→ 平常時と非常時を合理的に包含することで、よりスムーズで的確な運用を実現
• スマートフォン、タブレットの特性の活用
→ プッシュ配信、地図連動、写真、音声、動画等々スマホやタブレットの特性をフル活用することにより最小限の手間で最大の、そして正確な情報の発信と共有を実現(注)
• 「避難行動要支援者」への対応も実現→ 当システムを利用できない方々=「要支援者」は、予め取り決めた支援担当が確認する方法でシステム化
→ 最も現実的、効率的な手段でよりスムーズな安否確認を漏れなく実現する
安否発信画面 安否状況確認画面
(注)2017.06 ガラケーへの発信にも対応しました
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地域事業者リアルタイム情報発信システム
• 町内会の事業者が直接町民に有益な情報を配信できる仕組み
→ 要するに、地域事業者向けの新たな広告手段
• 更に希望により他の町内会システムにも応援企業として協賛でき、広告範囲を広めることが可能
• システムを利用する町内会が増えれば増えるほど事業者は応援参加できるエリアが増える
→ 点から面の広告戦略が可能
【町内事業者】
A町内会
【発信する町内会の選択】
【町民への有益情報】を発信
B町内会 C町内会
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• 地方から世界にも発信出来るのがインターネットの最大の特徴ではあるが…
実は地域内で商売されている方々にはあまりメリットはない
町内会を「地域エリア」というネットの発信単位とすることで、「狭い範囲に発信できる」新たなネットの利用価値を創出
• 町内会を発信単位とした新しい広告の仕組み地域事業者は結ネットが導入されている町内会から
発信先を選択(複数可)町内会単位で予め設定する単価により発信料が決
まる各事業者の商圏や予算、営業戦略等から柔軟に発
信先を選択
地域事業者リアルタイム情報発信システム
個々の町内会が発信エリアの単位
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結ネット Ver.3 新機能
• 外国語自動翻訳機能
• 利用者の端末の言語設定に合わせて全ての掲載記事を自動翻訳して発信!
⇒ 外国人住人にやさしい町づくりに貢献します
• 16か国のネイティブ言語に対応
⇒ 日本語、英語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語、ベトナム語、ポルトガル語、インドネシア語、タイ語、スペイン語、ロシア語、アラビア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、マレー語
• ガラケーへの情報発信機能• スマホ・タブレットだけでなく、ガラケーへの情報発信にも対応しました
• マルチログイン対応• 例えば町内会とPTA等結ネットを利用した複数の組織体を同時にログインできます
⇒ 各組織体から発信される情報がプッシュ通知で届き、その閲覧で自動的に画面が切り替わります
2017.06搭載済
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結ネット Ver.4 新機能2018.06搭載済
• 地域内施設Wi-Fiへの自動接続機能• 地域内各施設に設置されているWi-Fiに結ネットが自動接続!
• 面倒な認証手続きをアプリが代行するので住民の利便性が高まります。
• 備忘録機能• 重要な情報にピン刺しすることでまるで付箋を貼るように自分なりの備
忘録を作成できるようになります
• PDFファイルの添付機能
• 現在の画像ファイルに加え、PDFファイルを添付発信・閲覧できるようになります
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新規追加予定機能
• 利用者ID発行処理の抜本改善(2018年秋 搭載予定)
• 従来の「管理者が利用者IDを発行し、利用者に連絡する」から、「利用希望者がアプリを通じて利用申請⇒管理者の承認によりIDを自動発行」に抜本改善します
• 利用申請時にはメール帰着による本人確認やパスワード認証等のセキュリティ対策を任意設定できます。• 利用申請の承認によりアプリがIDを自動発行するので管理者と利用者のID受け渡しは不要、利用者はパ
スワードを設定すればすぐにログインできるようになります!
承認
利用申請
ID自動発行
利用希望者 管理者
利便性とセキュリティの両立により、導入展開を推進します!
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【事例紹介】
• 石川県野々市市
• 石川県の中部に位置し金沢市に隣接。 人口約55,000人、事業者数約2,300
• 自治体としての人口密度は本州日本海側最高、金沢市のベッドタウン(金沢市への通勤率は38.7%)
• 現在も人口が増加傾向にある希少な市だが、下記を問題視 流入人口の大半を占める若年層の町内会活動への不参化
市民税収への依存度が大きいことによる、将来的な超高齢化に伴う財政不足
• 連合町内会を中心とした「結ネット」の全市展開
• 連合町会長の町内会にて試験運用開始(2016.01~)
• 連合町会長のリーダーシップのもと、運営組織を設立(2016.06)
町内会、こども会、PTA、商工会から4~50歳代の「次世代の市を担う人材」で構成
全市展開を新聞記事発信(2016.06.23)
「提案型市民協働事業」認定(2016.06.25)により野々市市も公認
• 全町内会への展開を開始(2016.07~)
2019年までに全54町内会への導入完了を目標
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【事例紹介】
• 石川県小松市
• 石川県の西南部に広がる加賀平野の中央に位置し、産業都市の中核として発展、南加賀の中核を担う。 人口約110,000人
• 小松製作所(現コマツ)の創業地であり、産業都市として発展してきたが昨今はコマツその他大企業の市外移転等もあり脆弱化傾向、再興が課題
• 市と全町内会の連絡ツールとして「結ネット」を採用
• 2017年8月、台風5号の影響で市内を流れる梯川が「氾濫危険水位」に達したが、その際の市と各町会長の連絡に膨大な時間と手間を要したことから新たな連絡手法を検討
• 連絡に対する個別の既読確認が出来ることとスマホだけでなくガラケーにも対応していることを重視し、結ネットの導入を決定、平成30年度事業として実施
• 全250の町会長と、その補助として各町3人まで同時受信可能な形態で実施
• 更に上位組織の町内会連合会理事会の情報共有としても活用
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更なる展開の可能性
町内会運営システム
災害時安否確認システム
+ =町民の大半がインストールし、しかも削除しない(出来ない)
アプリ
• 実は、とてつもなく強力なICTインフラの誕生• それをベースとすることで新たに可能となるサービスや企画は無限大
例えば…
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結ネットの運用スキーム例(野々市市案)
• 町内会個別単位ではなく、あくまで自治体や連合町内会等の上位団体との包括型サービス
• 町内会への導入が広がれば広がるほど地域事業者の広告価値が上がる⇒ 町内会の横展開を最優先
• 基本的にはB2Cだが、利用事業者が増えれば地域事業者間のコミュニティによるB2Bへの展開も現実的に見えてくる⇒ 「ICT活用による次世代の
町の形」
あくまで一つの事例案
⇒ 各地域や団体等事例毎に個別の形態での対応も可能
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• 事業者が発信した情報の閲覧状況を自動分析→ エリアや性別、年齢別等閲覧者の分布が一目で把握でき、更なる戦略や企画の立案に役立ちます
→ まさに「地域版ビッグデータの利活用事例」であり、地域活性化に向けた具体策です!•
【地域版ビッグデータ活用案】発信情報の閲覧状況分析
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【高齢化社会への活用案】高齢者の利用支援
• 画面サイズの大きいタブレット専用の画面表示に対応します
⇒ 文字やボタンの大きさ等を高齢者がもっとも利用しやすいように最適化!
• NTTドコモ社との協業による、同社高齢者見守りサービス「おらのタブレット」への搭載ジョイントサービス提供(計画中)
⇒ 今後一層需要が高まる高齢者支援におけるICT利活用推進の切り口に!
「おらのタブレット」(NTTドコモ社)
高齢者向けの日常生活情報、および災害情報などをタブレット内のアプリケーションを用いて、法人・自治体が提供できるようにするサービス。
高齢者側は、専用アプリにより、日々の血圧測定や歩数管理などの健康管理を、自治体と連携しながら実施できる。
「おらのタブレット」画面
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【高齢化社会への活用案】徘徊者探索機能
■基本情報○氏名: 石川太郎さん○年齢: 82歳○性別: 男性○町内会: CPU1丁目
■外見の特徴○身長: 160センチ○体系: 普通○頭髪: 6mmほどの坊主○眼鏡: なし
■その他の特徴○名前: 言える○住所: 言えない
登 録
① 対象者の情報を登録
徘徊の可能性のある老人を予め町内会アプリに世帯主が登録します。また、運営団体より購入したビーコンのIDを登録します。
例えばお守り袋や上着等にビーコンを入れて、対象者が外出の際に常に持ち歩くようにします。
これで準備は完了です。
②対象者の行方が分からなくなった!
世帯主は探索モードをONにします。
これにより、対象者が保持するビーコンにアプリ保有者全員が検知するようになります。
■基本情報○氏名: 長井秀一さん○年齢: 82歳○性別: 男性○町内会: 本町1丁目
■外見の特徴○身長: 160センチ○体系: 普通○頭髪: 6mmほどの坊主○眼鏡: なし
■その他の特徴○名前: 言える○住所: 言えない
対象者のビーコンの検知エリア内にアプリ保有者が入ると自動的に登録されている探索者の情報が表示されます。
それを見たアプリ保有者は表示される写真と本人が一致することを確認し、電話ボタンから探索申し入れ者に連絡します。
オン!
探索モード
無事発見!
ビーコンID 1234-5678-90
高齢者以外にも、こどもやペット等にも活用できます
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B2Bへの展開へ…
C2C層町内会活動町内会連携官民学各種地域活動⇒ C2Cコミュニティ
地域事業者からの情報発信⇒ B2Cコミュニティ
地域事業者間の情報発信⇒ B2Bコミュニティ
B2C層
B2B層
現在の結ネット、きてねっとの対象領域
新しいB層コミュニティ
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関連システムのご紹介
「必要な時に、必要な情報を、必要な人に」を実現する3+1のシステムをご提案
統合型地域組織向けポータルサービス・「町内会運営」と「災害時安否確認」、そして各地域団体や事業者からの「リアルタイム地域情報発信」で構成・喫緊の課題である災害時対策とその基盤となる町内会運営の支援、そして自発的地域活性化の具体策としての情報発信インフラを最新のICT技術を活用し三位一体で実現することで「時代に合った街づくり」、そして「地方創生」に貢献
地域内外、国外の来訪者に簡単に情報発信できる着地情報型商業・観光向けクラウドサービス
・SNS感覚で各事業者から自由発信できる情報発信型プラットフォームシステム
・現在位置とマップとのリアルタイム連携による観光地やお店への誘導
・ビーコンやQRによるイベント活用機能(ポイントラリー、くじ等)
・16か国語自動翻訳(端末言語設定検知による自動言語切り替え)
・エリア内のフリーWi-Fiとのワンストップ自動接続(アプリがWi-Fi認証を代行)
地方自治体に特化したワンストップ防災アプリ(オプション)・各種防災メールを自動集約し、プッシュ通知にて配信(指定地域のみ配信する自動仕分け機能付き)・各種防災マニュアルの集約、避難所・公共施設のリアルタイム情報と地図連動による誘導機能・被災時には必要に応じて地域内情報共有のための伝言板や自治体への情報提供窓口を開設可能・平常時にも利用できる、お知らせ/イベント情報の提供機能…市防災アプリ
結ネット
きてねっと
防災関連情報連携システム(WEBシステム)・各種防災メールを自動的に集約し、設定に応じて結ネット、きてねっとに自動発信・非常時には結ネット、きてねっとを通じて各地域団体に情報発信出来、自治体-地域組織-市民の双方向情報連携を実現する
+
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最後に…
• 今、ICT革命が静かに進行中です スマホ、タブレット(スマタブ)という「パソコン以上のコンピュータ機器」をかなりの方が常時携
帯する時代が到来 現在はまだまだ過渡期だが、そう遠くない将来に老若男女問わずそれを「持って当たり前」と
なる日が必ず来る 更なる技術革新により、絶対的なセキュリティを持つ個人端末に…、マイナンバーはもちろん、
全ての個人情報が集約
• 超高齢化社会 = AI + ロボット + 地域コミュニティ デジタルとアナログの融合=「平成」と「昭和」のいいとこ取りこそが解決の糸口 地域全体で最新技術と共に支え合う町づくりへの貢献 各地域のパートナー様とともに推進
より身近に社会貢献でき、そして夢のある新たな地域ICTイノベーションサービスの実現に挑戦していきます!