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「モノ・コトとつながる保険会社 Insurer of Things)」の時代 モノのインターネット Internet of Thingsが塗り替える保険業界

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Page 1: 「モノ・コトとつながる保険会社 (Insurer of …...(Internet of Things) 現在進行形のIoT 急速な拡大 新たな経済成長 保険業界関連領域へ の影響

「モノ・コトとつながる保険会社(Insurer of Things)」の時代

モノのインターネット(Internet of Things)が塗り替える保険業界

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+128%

2014年144

2030年1,000 億億

接続機能を持つ機器の総数 $14,2 兆

2億

±7億

+10億

2020年までに

保険業界の伝統的なビジネスモデルにおいて、従来の収益源は依然として変わらないものの、「モノのインターネット(Internet of Things以下、IoT)」という急速なイノベーションが台頭する経済環境下では、持続可能性は弱まりつつあります。しかしながら、この創造的破壊のなかにあっても機会は存在します。保険会社は保険とテクノロジー、エコシステム・サービス、そしてパートナーを組み込んだビジネスモデルへの大胆な再構築が求められるでしょう。それは、保険会社が「モノ・コトとつながる保険会社(Insurer of Things)」になることを意味にしています。

図1:IoTは、住宅・自動車・ヒト・組織、そして都市全体までもつなげつつあります2

コネクテッド・ホーム安全とセキュリティホームオートメーションとエンターテインメントエネルギー効率

コネクテッド・ヘルスeヘルスヘルスモニタリングと予防

コネクテッド・シティスマートメータースマートトラフィックコネクテッド・コミュニティ

コネクテッド・エンタープライズリアルタイム・アナリティクスコネクテッド・ワークフォーススマートプロセスロボティクス

コネクテッド・カー安全とセキュリティ利便性ライブナビゲーションインフォテインメント

コネクテッド・ガバメントコネクテッド行政機関eガバメントコネクテッド市民保護

モノのインターネット(Internet of Things)

現在進行形のIoT 急速な拡大 新たな経済成長 保険業界関連領域への影響

昨年度の銀行業、保険業界におけるM2M(Machine to Machine)接続数

2030年までにIoTがもたらす全世界のGDP増加額

全世界のコネクテッド・カー総数コネクテッド・ホーム導入数

ウェアラブル機器

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図2:3つの側面において保険のコアビジネスを破壊するIoT

の保険会社は、IoTが従来型のビジネスを破壊するであろうと考えています。80% 消費者 サービスとリスク 競合

保険業界とIoTIoT-換言するならば知的なデバイス、プロセス、サービス、ツール、ヒトがグローバル・エコシステムの一部として互いにコミュニケーションを取るような環境の総称-

の破壊的な影響力と無縁な産業はありません。テクノロジーの進化によって、商品・住宅・企業・都市全体が常時繋がっている時代が到来します(図1参照)。IoTがもたらす根本的変革は、保険業界にも波及しています。これからの保険はどうあるべきか、どこをパートナーとするか、

選択すべきサービスとそれを可能にするテクノロジーは何か、こうした問いに答えることが、革新的なビジネスモデル構築への第一歩となります。

IoTは、あらゆるモノが常につながった、サービス型の経済を推進しており、伝統的な保険会社は早急にこの状況を捉え、この時流への対応方法を決断しなければなりません。

単なる商品ではなく、「常時接続」

型のユニークなサービスに基づく

顧客体験を期待

決して無視することのできない新

たなリスクの影響を踏まえた、商

品からサービスへのシフト

予期しない異業種からの新規参入が

生み出すコンテスタブルマーケット

(参入・撤退が自由で、結果的に絶

えず競争が行われ得る市場)

アクセンチュアは、①消費者②サービスとリスク③競合の3つの側面に大きな影響があるものと考えています(図2参照)。

1. 変化する顧客の期待

顧客ニーズは拡がり、より流動的になっています。顧客は、サイロ型ニーズ(例:自動車の購入、修理、補償)から、複数のニーズを網羅した一体型サービスへのニーズにシフトしています。アクセンチュアの調査(Accenture Consumer-Driven Innovation Survey)によれば、顧客が保険会社に期待している事は、幅広い商品ラインナップだけでなく、顧客ニーズに合わせてカスタマイズされた商品の提供です。80%の顧客は、よりパーソナライズされた商品・サービスを提供する保険会社に乗り換えたいと考えており、41%はこうしたサービスへの支出を増やしたいと考えています4。

顧客接点の頻度も変化しています。保険会社はこれまで年に1度か2度、保険の更新や保険金請求の際に顧客とやり取りするのみでした。IoTは、新しい顧客との関係性を構築するための、継続的、常時かつ一貫したコミュニケーションの機会を創出するでしょう。

IoTによって保険会社はかつてないほどの情報量に晒されることになるでしょう。例えば、78%の顧客が「よりパーソナライズされたサービスが提供されるのであれば、保険会社に対して自身の行動情報を提供してもよい」と答えており、それは保険会社が現状管理していない情報を多分に含みます5。

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2. 新たなサービスとリスク

顧客の期待の変化とIoTが持つ変革のポテンシャルによって、83%の保険会社はデジタル機器が「モノを売る」から「体験を売る」ビジネスへのシフトを後押ししていると考えています6。保険ビジネスは、新たな商品・サービスを含めたより広範なバリューチェーンの一要素となりつつあります。

IoTは、80%の保険会社が保険対象となるリスク自体を根本的に変えると考えているように、保険ビジネスの本質にも影響を与えるでしょう7。この変化は2つの形で現れます。第1に、新たなテクノロジー(ドローン等)は補償対象となり得る新たなリスクを生み出すでしょう。第2に、既存リスクを評価する際にも、新たな要素(例:自律システムによる自動運転車)を考慮することが必要になるでしょう。

3. 新たな競合企業とコンテスタブルマーケット

アクセンチュアの調査によれば、75%の保険会社は、IoTやその他プラットフォームが各業界を相互接続したエコシステムに再編することで、業界の垣根が曖昧になっていくと考えています8。保険商品は広範なサービスラインアップの中に位置づけられるようになるため、保険会社の競合は同業にとどまらず、新たなコンテスタブルマーケットを創出する様々な異業種も対象となるでしょう。

デジタル領域における革新的企業、特にGoogle、Apple、Facebook等のインターネット企業は、IoTエコノミーにおける新たな競争ルールの策定者となることで、特別な脅威となる可能性を秘めています。このような企業は、独自の顧客理解を梃子にして、伝統的な企業に追随を強いるようになるかもしれません。

保険はコモディティ化のリスクに直面しています。リスク回避に向けては、イノベーションを促進するパートナーを見出し、パートナーの商品・サービスだけでなくブランド価値も含め、顧客ニーズを満たす手段として活用することが重要です。

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図3:「モノ・コトとつながる保険会社」として成功するための5つの要諦

モノ・コトとつながる保険会社

(Insurer of Things)

1

2

3

5

4

「モノ・コトとつながる保険会社」として成功するには

IoTが伝統的なビジネスモデルにもたらす劇的な変化に対して、確実で且つ迅速なアクションを採るために保険会社は何をすべきでしょうか。主要な成功要因は次の5つです(図3参照)。

自社の役割の定義

商品、テクノロジー、エコシステム・サービスの3つのレイヤーの構築と活用

オープン・アーキテクチャーを通じた共有と協働に向けた準備

イノベーション文化の醸成

保険バリューチェーンの拡大・自動化・適応

成功の要諦1:自社の役割の定義

保険会社が拡大するエコシステムのなかで活動するにあたっては、協業するパートナーとのルール制定が重要になります。保険会社は保険に留まらない、真に差別化され拡張されたサービスを提供する能力に基づき、それぞれの市場・事業・地域において様々な役割を担うことができるようになります。特に次の2つの役割が重要となります。

第1に、保険会社は、革新的なテクノロジーをベースとした保険商品をサードパーティー・エコシステムに提供する、サービスプロバイダーの役割を担うことができます。この拡張サービスのアグリゲーターは、異業種の企業が担います。

第2に、保険会社は、従来の保険商品を超えた革新的かつ拡張されたサービスを立ち上げ、保険会社にとって必要なパートナーを直接的に選択・管理するアグリゲーターになることが可能です。

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成功の要諦2:商品、テクノロジー、エコシステム・サービスの3つのレイヤーの構築と活用

保険会社は、3つの統合されたレイヤー、すなわち保険商品、テクノロジー、エコシステム・サービスをまたぐコネクテッド・サービス・モデルを定義する必要があります(図4参照)。

レイヤー1:保険商品

エコシステム・サービスを統合するための適切なコア保険商品の選定

保険商品は、「1対多」型商品から「1対1」型商品に転換させ、顧客ひとりひとりのニーズや属性に完全に合致させなければなりません。それはアナリティクスにより最適化された、モジュール型の柔軟な商品構造、動的な保険料設定により実現されます。

レイヤー2:テクノロジー

サービス提供能力を強化するための、適切なテクノロジーの活用

テクノロジーは、IoTサービスによる価値提供における重要な実現手段です。テクノロジーの活用により、顧客が保険商品やエコシステム・サービスと繋がり、継続的な顧客との対話が実現可能になります。保険会社は、提供サービスの強化に最も貢献するソリューションを常に模索し、テクノロジーに柔軟であり続けることが不可欠です。

レイヤー3:エコシステム・サービス

価値を最大化するエコシステム・サービスの定義、選定

提供可能なサービスは無数にありますが、保険会社は慎重な検討を重ねた上で適切かつ次の条件を満たすエコシステム・サービスを定義する必要があります。(1)顧客を満足させる本質的な価値の提供(2)直接の収入源として、あるいは顧客情報の収集を通じて間接的に収益化が可能(3)エコシステムにおけるパートナーの評価・活用

自動車・住宅・健康に関する保険という3つの主要ビジネスに目を向けると、保険会社や異業種の企業は双方とも、エコシステム・サービスとテクノロジーを活用したIoTサービスの提供を始めています。しかしながら、業界の主導権を握るようなビジネスはまだ定義されておらず、壮大な戦略策定に着手している企業もほとんど存在しません。

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図4:3レイヤーモデルの構築方法

コネクテッド・カー コネクテッド・ホーム コネクテッド・ヘルス

「1対多」型商品から「1対1」型商品への移行

事例(一部抜粋)

レイヤー3エコシステム・サービス

レイヤー2テクノロジー

レイヤー1保険商品

保険会社

異業種企業

安全とセキュリティ車両追跡及び盗難対策、衝突検知、ロードアシスタンス

利便性予測メンテナンス、エネルギーモニタリング等

ライブナビゲーション交通状況及び気象のリアルタイム・モニタリング、ルート最適化等

インフォテインメント周辺情報のリアルタイム提供、ソーシャルネットワークへのアクセス等

安全とセキュリティ危機に対するリアルタイム警報、家庭用防犯カメラ等

ホームオートメーションとエンターテインメント遠隔住居管理、コネクテッド・エンターテインメント、コンテンツ共有等

エネルギー効率スマートメーター、自律制御家電・家具等

eヘルス24時間365日の遠隔診療、電子カルテ等

ヘルスモニタリングと予防リアルタイム警告、医療ネットワーク、リアルタイムでの健康情報参照等

ウェルネスアクティビティ・モニタリング、ウェルネス・ネットワーク、報酬付き健康プログラム等

・テレマティクス装置・モバイル機器・ドングル(コンピュータに接続する小型装置)

・カメラ・水漏れセンサー・ドアセンサー・スマート・サーモスタット・スマート家具・スマート照明

・ウェアラブル機器・ヘルスモニタリング・サービス

・医療機器

モジュラー型の柔軟な商品構成

アナリティクスを活用したパーソナライズ

動的な保険料設定

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成功の要諦3:保険バリューチェーンの拡張・自動化・適応

IoTは保険ビジネスのあらゆる局面に影響するため、保険会社にはバリューチェーンを横断した様々なアクションが求められます。

・拡張:新しいサービスやテクノロジーの要素を管理するため、新たなオペレーションが構築されなければなりません。保険会社は、パートナーを活用して付加価値を創出するプロセスを統合するとともに、既存のシステム運用(例:フリート管理・保守)や外部業者サービスの実行などにおけるノンコア業務をアウトソースする必要があります。

・自動化:保険引受、保険金請求、不正請求管理といった労働集約型プロセスを自動化することにより、効率性向上が期待できます。この自動化は、M2Mを通じた情報連携やアナリティクスといったケイパビリティによって実現されますが、そのためにはビッグデータやコグニティブ・コンピューティング・マシンラーニングのようなテクノロジーが必要となります。

・適応:顧客やパートナーとのやり取りをパーソナライズするため、オペレーションの根本的変革が求められます。そのため、保険コアプロセスには柔軟な適応能力が必要です。例えば、新商品開発は2~3年おきに行われる商品改訂のようなマスを対象にした画一的プロセスから脱却し、個々の顧客毎に応じてカスタマイズされたソリューションを提供するプロセスへと移行すべきです。

成功の要諦4:オープン・アーキテクチャーを通じた共有と協働に向けた準備

保険会社は、外部のエコシステム・パートナーに対してオープンになり、顧客データだけでなく顧客そのものを共有する必要があります。顧客の囲い込みが常に戦略的課題であった保険業界にとって、非常に大きな変革となります。しかし、保険会社が一段上の競争力を獲得し、パートナーシップから本当の利益を得ることを望むならば、変革は避けて通れない道です。

このようなエコシステムを推進するためには、ITアーキテクチャーを進化させ、外部パートナー・サービスプロバイダーに対する柔軟性や相互運用性を確保することが不可欠です。新たなアーキテクチャーは次のようなことを可能とします。

・様々な機器やパートナーから提供される外部データも含めた社内データの統合・強化によるデータのマネタイズ

・パートナーが提供するサービスをバンドル化した一連のサービス提供

・ ITのサービス化を通じた、「開発・運用」アプローチから「組立・提供」アプローチへの移行による、商品・サービス開発期間の短縮

・データ・バリューチェーン全体を管理し、データ提供による付加価値のある示唆のやり取り・導出

結果として保険会社は今後、次の2つの方向性に対する舵取りが求められます。(1)レガシーシステムのロードマップを遂行(2)破壊的イノベーションを上手く取り込むとともに、迅速・低コストのリリースを実現するため ITプロセスを変革、さらにセキュリティの脅威に対し迅速かつ能動的に対応

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成功の要諦5:イノベーション文化の醸成

「モノ・コトとつながる保険会社」になるためには、適切なテクノロジーやパートナーを確保することが不可欠です。加えて、組織のあらゆるレベルにおいてイノベーション文化を醸成することも求められます。

まず、迅速かつ実験的なアプローチに基づきイノベーションを創出できる組織構造を設計します。このステップは、コア業務の進化および通常業務の遂行と同時に実施されなければならず、そのためには2つの異なるスピードのアプローチが求められます。また、最高イノベーション責任者(Chief Innovation O�cer)や最高データ責任者(Chief Data O�cer)のような新たな組織・役割が、新たな業務を効果的に運営するうえで必要となります。

社内にイノベーション文化を醸成することは、保険会社が取り組むべき優先課題の一つです。IoTにより人々の働き方や社員として求められるものが大きく変わります。アイディアの創造から従業員のトレーニングに至るまで、新しいイノベーション文化を組織全体に浸透させることが不可欠です。

イノベーション文化は、社内に留まらず顧客にも広く浸透させなければなりません。保険会社は、斬新で魅力的なツールやテクノロジーによって顧客の教育や啓蒙を推進すると同時に、企業イメージを改善・強化することが求められます。

社内にイノベーション文化を醸成することは、保険会社が取り組むべき優先課題の一つです。 IoT

により人々の働き方や社員として求められるものが大きく変わります。

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IoT-リスクと機会

IoTの破壊的テクノロジーは、迅速に取り組みを始めた保険会社に大きな機会をもたらします。こうした状況下において、保険会社は、広範なパートナーエコシステムを運営しながら、保険バリューチェーン全体におけるイノベーターとなることが極めて重要です。

「モノ・コトとつながる保険会社」になるためのビジョンを策定し、その実現に向けビジネスモデルを運用していくには、強力なリーダーシップが求められます。

こうした変革には大きなリスクが伴いますが、何も行わないリスクの方がはるかに大きいのです。

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参照資料

1. See “Beyond Insurance,” Accenture 2015. http://www. accenture.com/us-en/Pages/insight-beyond-insurance- embracing-innovation-monetize-disruption.aspx

2. Multiple sources: Verizon, 2015; elaboration on Gartner, Cisco and OECD data, 2014; Accenture and Frontier Economics, 2015; Gartner 2015.

3. Digital Innovation Survey, Accenture 2014

4. Consumer-Driven Innovation Survey, Accenture 2014.

5. Ibid.

6. Technology Vision for Insurance, Accenture 2015.

7. Digital Innovation Survey, Accenture 2014.

8. Technology Vision for Insurance, Accenture 2015.

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執筆者

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アクセンチュア・ストラテジー、保険部門 マネジング・ディレクター イタリア、中欧、ギリシャ地域担当

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