令和元年度npo法人北海道遺産協議会事業報告 ·...
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【議案第1号】
令和元年度NPO法人北海道遺産協議会事業報告
(1)普及啓発活動事業
◆「北海道遺産フォトコンテスト 2019」実施(7~9月)
昨年度と同様に北海道遺産をテーマにしたフォトコンテストを実施。入賞作品は「北
海道ヘリテージウィーク 2019チカホ会場」で展示。入選作品については、今後北海道
遺産の広報媒体等で活用する。
・応募期間:7/17~9/20、
・展示期間: 11/6~7(北海道ヘリテージウィーク 2019チカホ会場)
・応募総数:140点
<入選作品>
準グランプリ: 「厳冬の朝」品田裕樹さん
グランプリ:「開拓の歴史を伝えてー札幌軟石
採堀場跡地」山内恵子さん
準グランプリ: 「朝陽に染まる」佐々木郁太郎さん
◆「北海道ヘリテージウィーク 2019」開催(11月)
札幌駅前通地下歩行空間(北 1条イベントスペース)を会場に「北海道ヘリテージウ
ィーク 2019」を開催した。会場では、フォトコンテストの入選作品展示と北海道遺産
67件パネル展示、平成 30年度助成活動紹介パネル展示を行った。
また、ヘリテージウィーク関連事業として札幌市旧三菱鉱業寮にてオープンラボを実施
した。※ヘリテージラボ概要報告参照
・実施期間:(地下歩行空間)11/6~7、(旧三菱鉱業寮)11/4
◆「北海道ヘリテージトークラウンジの開催」(10月)
北海道遺産、地域遺産への興味のきっかけとなる緩やかな交流の場づくりとして、今
年度は札幌オオドオリ大学と協働でまち歩きワークショップを行った。
○第 5 回北海道ヘリテージトークラウンジ
「札幌オオドオリ大学×北海道遺産協議会
まちの歩きかた みつけかた~サツエキ北エリア
から北海道遺産まで~」
開催日時:
2019 年 10 月 14 日(月・祝)13:30~16:00
講師:
木田奈津子さん
(㈱北海道アルバイト情報社「マチ歩き BOOK歩(ほ)
らいぶ」編集)
授業コーディネーター:
NPO 法人札幌オオドオリ大学学長・猪熊梨恵さん
歩いたエリア: サツエキ北エリアから北 18 条界隈
参加人数: 参加者 15 名
北海道遺産 67 件パネル展示とフォトコンテスト入選作品展示の様子(地下歩行空間)
◆「札幌市内北海道遺産おさんぽスタンプラリー2019の実施」(9月~1月)
一般市民が北海道遺産に訪れていただくきっかけとして、札幌市内の北海道遺産関連
施設を巡るスタンプラリーを実施した。参加施設のネットワークづくりとして、2018
年度の実施報告会や今年度のキックオフ交流会も実施した。
○2018 年度実施報告会
実施日時: 2019 年 7 月 3日(水)17:00~19:00
会場: 札幌市旧三菱鉱業寮 2 階和室
参加人数: 参加施設担当者 12 名
○キックオフ交流会
実施日時: 2019 年 9 月 12 日(木)17:30~20:30
会場: サッポロビール博物館・ビール園
参加人数: 参加施設担当者 8 人
内容:
・サッポロビール博物館見学
・サッポロビール博物館住吉館長に質問
(リニューアルオープン時の展示改修やガイドスタッフ養成についてなど)
・ビール園でジンギスカンを囲んで交流会
○スタンプラリー
ラリー期間: 2019 年 9 月 13 日~2020 年 1 月 31 日
参加施設:サッポロビール博物館、北海道鉄道技術館、千歳鶴酒ミュージアム、雪印メグ
ミルク酪農と乳の歴史館、福山醸造直売所、札幌農学校第 2 農場、豊平館、札幌市
時計台、旧永山武四郎邸、清華亭、琴似屯田兵村兵屋跡、ぽすとかん、札幌市資料
館、札幌村郷土記念館
抽選プレゼント応募数: 249 件
○大学実習等での取組活用
札幌国際大学観光学部の実習において、おさんぽスタンプラリーの取組を取り上げていた
だき、課題の一部としてラリー参加を取り入れていただいた。学生 75 名に台紙を提出い
ただいた。
◆「Web等での情報発信と管理運営」(通年)
北海道遺産関連のイベント・トピック等の情報を公式ウェブサイト、twitter(フォ
ロワー4,234名)、Facebookページ(フォロワー3,813名)で発信した。
<北海道遺産 facebook ページリーチ(記事閲覧)数 上位記事>
2019 年 11 月 6 日投稿 北海道ヘリテージウィーク 2019 開催中のお知らせ(リーチ数 2,772人)
2019 年 9 月 13 日投稿 おさんぽスタンプラリースタートのお知らせ(リーチ数 2,246 人)
2019 年 12 月 5 日投稿 北海道遺産交流会議開催報告(リーチ数1,716 人)
◆「会員特典の制作」(6月)
継続して制作しているポストカードセットを制作し会員に配布した。
◆「イベントへの参加・展示PR」(随時)
◇「北海道遺産展」(常設:札幌市・中央バス札幌ターミナル 2階)
北海道中央バス株式会社・株式会社シィービーツアーズのご協力をいただきターミ
ナル 2階の 1室において展示ブースを設営。北海道遺産 67件のパネル展示。
◇「北海道遺産パンフレット棚の設置」
(12/26~常設:札幌市・中央バス札幌ター
ミナル 2階)
北海道庁赤れんが庁舎のリニューアル工
事に伴い、同施設に設置していた北海道遺
産パンフレット棚を、中央バス札幌ターミ
ナル 2階の北海道遺産パネル展示ブースの
一画に設置。北海道遺産各所のパンフレッ
トを常時設置。
◇「北海道遺産パネル展」開催
(7/30~7/31:札幌市・北海道庁 1階道民ホール)
道庁ロビーにて北海道遺産のパネル展示を実施。「北海道遺産フォトコンテスト 2018」
の入選作品を中心に展示。ほっかいどう遺産 WAON・伊藤園「お茶で北海道を美しく」
キャンペーンの H30年度助成金活動も行った。
◇「札幌ラーメンショー」WAONブース展示
(5/14~5/19、5/21~5/26:札幌市・大通公園)
大通公園で開催された「札幌ラーメンショー2019」会場内の WAONチャージ抽選会ブ
ースにおいて、北海道遺産概要と「北海道のラーメン」、ほっかいどう遺産 WAONH30
年度助成活動パネルの展示を行った。
◇「北海道博物館第 5回特別展アイヌ語地名と北海道」協力
(7/6~9/23:札幌市・北海道博物館)
北海道博物館にて開催された「第 5回特別展アイヌ語地名と北海道」の展示期間中、
展示室入口に北海道遺産概要パネルとパンフレットを設置した。
「北海道遺産パネル展」(7/30~7/31)北海道庁 1 階道民ホール
「北海道遺産パンフレット棚設置」中央バス札幌ターミナル 2階
◆「その他のPR活動」(随時)
◇新聞・雑誌・定期刊行物などへの掲載
・『北海道新聞(2029 年 3 月~10 月)』『医師協メール(2019 年 4 月~継続)』『どう
しん生活情報誌「札歩路」(2019 年 5 月 8 日号)』『GOOD ジョブ北海道(2019 年 9 月号
~11 月号)』『男の隠れ家 8 月号』『2019 年版 HOKKAIDO MAP 179 北海道市町村区域図』
(NPO法人日本自治アカデミー)
『どうしん生活情報誌「札歩路」』のわいわい界隈コーナーで「札幌苗穂地区の工場記念館群」についてコメント
『北海道新聞』の続北海道遺産シリーズ。第 3 回選定 15 件について掲載
北海道発行の『GOOD ジョブ北海道』にて道北、道東、道央・道南の北海道遺産を紹介
『男の隠れ家』で北海道遺産を紹介
「札幌ラーメンショー」(5/14~5/19、5/21~5/26)札幌大通公園
◇リーフレット・情報誌などの設置・配布
赤れんが庁舎 2 階観光パンフレットコーナー(9 月末迄)、北海道さっぽろ食と観光
の情報館(札幌駅構内)、中央バス札幌ターミナル 2階の北海道遺産パネル展会場な
どでパンフレットの設置・配布をいただいた。
◇企業・団体などによる北海道遺産の活用・紹介及び北海道遺産ロゴマークの活用
・JRヘルシーウォーキング事務局:JRヘルシーウォーキング 2019
・シィービーツアーズ(中央バスグループ):北海道遺産バスでめぐる旅
・札幌市東区:東区の北海道遺産
・北3東11周辺地区第一種市街地再開発事業:苗穂駅南側街区工事仮囲
など
◇「ほっかいどう遺産 WAON」カードの活用
学校法人西野学園が発行する在学生・卒業生・職員用の IDカードに「ほっかいどう
遺産 WAON」を導入いただいた。ほっかいどう遺産 WAONの寄付スキームを通じて北海道
遺産への寄附をいただく。
苗穂駅南口街区工事仮囲いにて『北海道遺産からみる、苗穂』として、北海道遺産全体図と、苗穂の北海道遺産を紹介(~2021 年 6 月まで設置予定)
◆「ニュースレターの発行」(年 2回)
手づくりのニュースレター「北海道遺産だより」を発行。協議会の活動情報、地域の
行事情報など。正会員・賛助会員・関係者等に送付した。
◆「北海道遺産グッズ」の販売(通年)
(2)地域活動促進支援事業
◆「ほっかいどう遺産 WAON寄附金を活用した地域団体への活動助成」(7月~)
今年度も、2018年度ほっかいどう遺産 WAON寄附金を活用し、遺産地域への活動助成を
行った。14団体に総額 500万円の助成を行った。
※助成先の活動については「資料1:令和元年度「ほっかいどう遺産 WAON」助成活動報告」参照
◆「北海道遺産交流会議の実施」(12月)
遺産地域の活動報告、担い手同士の情報交換に重点を置き、今年度助成活動団体を含む、
遺産地域団体・9団体に活動報告をいただいた。協議会理事がコーディネーター・聞き
役として加わり、今後の北海道遺産の取組についても共有した。
開催日時: 2019 年 12 月 5 日(木)15:00~19:30
会場: ホテルライフォート札幌 2 階「ライフォートホール」
参加人数: 72 名
概要:
◇開会あいさつ
◇来賓ご挨拶 北海道総合政策部地域振興監 松浦 豊 様
◇地域活動報告・ディスカッション
○価値発見セッション:価値の気付きとシェア
・NPO法人天塩川を清流にする会 米田孝利様
・NPO法人増毛山道の会 事務局長 小杉忠利様
・新ひだか国際馬力綱引き実行委員会 実行運営部長 石黒健治様
○価値創造セッション:誰にどのように価値を提供するか
<北海道遺産だより vol.23、24>
・すながわマラニック大会実行委員会(砂川市観光協会事務局長) 山下克己様
・一般社団法人稚内観光協会 事務局長 中井基嗣様
・北海道和種馬保存協会 事務局長 白井興一様
○持続可能性の追求セッション:遺産価値の気付きとシェアの連鎖の仕組みづくり
・利尻しまじゅうエコミュージアム※公共交通欠航のため急遽事務局が代理報告
・遠軽町役場丸瀬布総合支所 産業課主幹 小山信芳様
・標茶町博物館 学芸係長 坪岡始様
○北海道遺産協議会・ヘリテージラボの活動報告と今後の展開
<コーディネーター・聞き役>
池ノ上 真一(北海道遺産協議会理事 札幌国際大学観光学部教授)
福津京子さん(『札幌人図鑑』主宰)
◆「北海道ヘリテージラボ・第 1回オープンラボの開催」(11月)
北海道遺産のシェアをとおした地域づくりのための情報交換、学びあいの場として、北
海道ヘリテージラボの第 1回オープンラボを実施した。
○第 1 回オープンラボ
開催日時:
2019 年 11 月 4 日(月・祝)(オープンラボ)15:00~17:00(交流会)18:00~20:00
会場:旧三菱鉱業寮 2 階和室 講師: 高野宏康氏(小樽商科大学グローカル戦略推進センター学術研究院) 石川孝織氏(釧路市博物館学芸員)
内容: 話題提供 1 「北前船と北海道のルーツ」小樽商科大学・高野宏康さん 話題提供 2 「北海道の簡易軌道〜開拓を支えた小さな鉄路〜」釧路市立博物館・石川孝
織さん クロストーク「地域の歴史を残す、伝える、活用する」 進行:札幌国際大学観光学部教授・池ノ上真一さん(北海道遺産協議会理事)
参加人数: (オープンラボ)40 名、(交流会)16 名
(3)北海道遺産選定事業
※今年度関連事業の実施はなし
(4)保全活用推進事業
◆「株式会社伊藤園「お~いお茶 お茶で北海道を美しく。」キャンペーン寄附金を活用
した地域団体への活動助成」(7月~)
今年度も、「株式会社伊藤園「お~いお茶 お茶で北海道を美しく。」キャンペーン寄附
金を活用し、特に遺産地域の自然や景観の保全活用に関する活動への助成を行った。5
団体に総額 90万円の助成を行った。
※寄付先の活動については「資料2:令和元年度「お~いお茶 お茶で北海道を美しく。」キャンペ
ーン助成活動報告」参照
(5)その他の事業
◆理事会の開催
第 1回理事会
◇日時 令和 01年 5月 31日(金) 16:00~18:00
◇会場 北海道遺産協議会事務局
◇内容 平成 30年度事業報告、収支決算及び監査報告、平成 31年度事業計画(案)
及び収支予算(案)、役員の交代について(案)
◆総会の開催
◇日時 令和 01年 6月 17日(月) 15:00~17:00
◇会場 北海道庁別館 10階北海道労働委員会会議室
◇内容 平成 30年度事業報告、収支決算及び監査報告、平成 31年度事業計画(案)
及び収支予算(案)、役員の交代について(案)
◆会員の募集
北海道遺産会員に対し引き続き継続をお願いした。
◇令和 01年度会員
・個人正会員 11人 11口
・団体正会員 86法人 98口
・個人賛助会員 26人 32口
・団体賛助会費 6法人 19口