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株式会社 日立システムアンドサービス

Oracle BIで実現する全社的な業務の見える化

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Contents

1.レポーティング業務の実際

2.ビジネスインテリジェンスによる解決

3.Oracle BIによる全社的な業務の可視化

4.日立システムのBI導入サービス

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1.レポーティング業務の実際

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1-1 企業を支えるレポーティング業務の実態

意思決定者

報告者、レポート作成者

データ作成者

さまざまな業務において、意思決定を下すために多くのレポートが作成されています。

レポートの作成やレポートを用いた意思決定フェーズでは色々な課題が見られます。

もっと早く情報を出せ!過去との対比で出せないか?

経営者は何でも見たがる!本当に必要なレポート?分析作業の時間がない!

データはどこに?手作業で加工するので、2人掛かりでチェック作業が必要!

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1-2 レポーティング業務で発生する課題

貴社においてもレポーティング業務において、以下の問題は見られませんでしょうか?

ビジネス面

 ・環境の変化に応じて見るべき経営情報が変わる。しかし要望には迅速に応えき  れない。意思決定が遅れる。

 ・データの収集、加工、チェックに多くの工数が掛かり間接費を圧迫する。

システム面

 ・データはシステム単位に存在するため、何段階もの加工作業が発生する。  データの信頼性に不安が残る。

 ・取得先データの複雑な構造に煩わされ、分析という作業に注力できない。

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2. ビジネスインテリジェンスによる   解決

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⇒ それを実現する第一歩がBusiness Intelligenceです!!

データ集計と分析、レポート作成を1つのツールで実現できたら!

作成したレポートを共有・公開して、誰でも手軽に参照できたら!

誰でも使いたい時にレポート作成やデータ分析ができたら!

目の前のデータという宝の山を活用したい!

2-1 問題解決のために

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2-2 BIの導入効果

•データに基づく意思決定

•客観的、論理的な判断

•簡便で統一的な電子操作

• タイムリーな情報分析と対応

•現場部門による情報分析

•データに基づく意思決定

•客観的、論理的な判断

•簡便で統一的な電子操作

• タイムリーな情報分析と対応

•現場部門による情報分析

BI導入前 BI導入後

俗人的直感型俗人的直感型 仮説・検証型仮説・検証型

PDCAサイクルの速さと品質を高めること

•経験や勘に基づく意思決定

•主観的、俗人的な判断

•手作業による資料収集

•不正確な状況把握と対応遅れ

• 逐次的なIT部門への資料依頼

(バックログの増加)

•経験や勘に基づく意思決定

•主観的、俗人的な判断

•手作業による資料収集

•不正確な状況把握と対応遅れ

• 逐次的なIT部門への資料依頼

(バックログの増加)

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2-3 BIのしくみ

分析系分析系

RDBRDBデータ

マート

ERPERP

基幹システム基幹システム

更新系DB更新系DB

データウエアハウス

既存の業務システム

ETL

ツール

周辺周辺

システムシステム

BIツールによるレポート

BI

ツール

Oracle BI Enterprise

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3.Oracle BIによる全社的な業務の  可視化

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3-1 BIツールを導入してみたが・・

BIツールの導入で効率的なレポーティングが実現できたものの、一方で次のような課題も見えてきています。

データ抽出や分析の為の操作が難しいため、一部のヘビーユーザにしか

  使われていない。

レスポンスの遅さ。 (特にユーザ層を拡大すると不満の声が急増した)

過去データの出力にとどまる。今起きている問題に即応する為のツール

 となっていない。

複雑な書式の帳票印刷が上手くいかない。(特に日本で)

多くのBIシステムに見られる課題

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3-2 BIツールの使われ方

欧米諸国

・情報分析と戦略策定支援が目的

・経営者によるトップダウンの意思決定を支援

・分析機能を重視

日本

・基幹システムの一部として稼動

・業務システムの状況監視や判断に使用

・クリティカルな用途ゆえ、製品サポートを重視

BIツールの使われ方の違い(日本と欧米諸国)

日本では、

    業務のプロを支援するBIシステムが必要

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3-3 Oracle Business Intelligence Enterprise

Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition

ビジネスユーザ、広範なユーザ層を想定した製品デザイン

広範な情報ニーズに対応する柔軟なデータ統合メカニズム

現場業務のレベルまで即時性の高い可視化を実現

ユーザ向け分析画面 データモデル管理画面

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3-4 広範なユーザ層が使えるBI

抽出するデータ項目は全てユーザにとってわかりやすい業務的な名前で表現されます。テーブル間の結合情報などデータ構造は完全に隠蔽されます。

欲しい情報があればデータ項目を1クリックするだけです。

簡便な操作性で検索作業への抵抗感をなくせます

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3-4 広範なユーザ層が使えるBI

MS Officeとの密なデータ連携が可能です

Excel Add-In

Word Add-In

Excel、Powerpointから直接データ抽出が可能なため、営業日報やプレゼン資料の作成効率が上がります。

Wordによる帳票デザインができるため、印刷を意識した書式指定も既存のスキルで行えます。

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3-4 広範なユーザ層が使えるBI

全社システムに耐えうるBIインフラ基盤

検索結果のキャッシュ技術により高レスポンスを維持

 -ユーザ間で検索結果を共有

 -テーブル単位にキャッシュ設定が可能

Oracle BI Server

データソース

データソース 利用者

キャッシュの共有

データソース単位のキャッシュの設定

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3-4 広範なユーザ層が使えるBI

全社システムに耐えうるBIインフラ基盤

クラスタ機能を標準で搭載

 -負荷分散

 -フェイルオーバ

Webブラウザのみのクライアント環境

 -BIツール導入に伴うクライアントソフトのインストールは発生しません(※)

※ MS Officeからデータ抽出する場合は別途プラグインのインストールが必要です

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3-5 柔軟なデータ統合メカニズム

製品 年月

地域

業務システムA 業務システムB

業務システムCOracle

DB2

Oracle

SQLServer

業務システムD

データウェアハウス

マルチ・データソース

Oracle DB2

Oracle SAP BW

WebサービスExcel, Access

Oracle BI Server(リアルタイム参照)

利用者

管理者

オラクルは勿論、異種データベースも一つのビューに統合します

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3-5 柔軟なデータ統合メカニズム

データ統合のイメージ- 3層に分けることで拡張性を維持-

POSシステム販売実績

販売予算データ

プレゼンテーションレイヤ

項目名の付与、検索キーなどユーザに不要な項目の排除などを行うレイヤ

業務レイヤ

異種データソース間の結合設定、計算ロジックの追加などを行うレイヤ

物理レイヤ

データソースの接続設定

を行うレイヤ

・POSシステムに蓄積された販売実績を先に公開

・後からExcelに蓄積された予算データと合わせてユーザに提供

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3-6 現場業務のリアルタイムな可視化

デジタルダッシュボード‥カスタマイズされた対話的な分析画面

・業務の状況が一目でわかる

・現場のアクションにつながる必要最小のデータを配置

実装例

・店舗間の指標値比較

・在庫情報の可視化

・コールセンタの稼動把握

・製造原価の把握

事前に定義した分析パーツを自由なレイアウトで貼り付け

ダッシュボード画面の例

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3-6 現場業務のリアルタイムな可視化

異常値を目立たせ、少ない時間で問題を認識させる仕組み

ダッシュボードの主な特徴

表示項目や分析軸を動的に切り替えることで、静的な帳票を眺めても得られなかった課題や気づきを得ることができます

視認性

動的なデータ表示

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3-6 現場業務のリアルタイムな可視化

アラート配信

パワーユーザ

一般ユーザメール通知

BIサーバDWH

<例>在庫数が安全在庫を下回った

配信設定

プッシュ型の情報提供プッシュ型の通知で、重要な情報をユーザが見逃さずに把握

単純なスケジュール配信のほか、データが閾値を超えた際のアラートととしても利用可能

配信先、配信形式、配信デバイスを指定可能

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3-6 現場業務のリアルタイムな可視化

ユーザによる閾値、抽出条件の変更

小売業の場合

 「客単価」、「坪売上高」などのKPI

 ・店舗によって異なる

 ・定期的に閾値を見直す必要がある 

ダッシュボード上でユーザが閾値を変更できます。

指標値モニターの閾値設定の例

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4.日立システムのBI導入サービス

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4-1 日立システムのBI導入サービス

大規模BIシステムの構築実績があります 全社レベルでBIシステムを展開する場合、社内の認証システムとの連携やシングルサイン

 オン、海外法人からの利用を想定した24時間の運用など考慮に入れる課題が増えます。

 当社は銀行業、電力業、官公庁等の大規模かつグローバルなユーザへのBIシステム導入実

 績があります。

オラクル以外のデータベースにも十分対応できます 全社規模のデータウェアハウス、データマート構築ではインタフェース対象のデータベースが様々に異な

 ることがあります。

 当社はオラクルデータベースのみならず、SQL Server、DB2、Teradata、SybaseIQ、Essbaseなどの

 業界標準のデータベース製品を扱える技術者がいます。

BI専任エンジニアによる迅速なサポート体制 製品ご購入後のテクニカルサポートは、BIシステム構築経験のある専任エンジニアが承っております。

 製品の初歩的な使用方法から障害対応まで幅広くご支援できる体制を持っています。

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