Oracle Talent Management Cloud

リリース 12 の新機能

2017 年 1 月

2

目次

目次 ....................................................................................................................................................................... 2

改訂履歴 ............................................................................................................................................................... 4

概要 ....................................................................................................................................................................... 5

注意 ................................................................................................................................................................................... 6

リリースの機能概要 ................................................................................................................................................ 7

タレント管理の共通機能 ........................................................................................................................................ 9

承認および FYI 通知のパーソナライズ .................................................................................................................................. 9

学習および育成 ................................................................................................................................................... 11

学習クラウド ..................................................................................................................................................... 11

学習コミュニティ ................................................................................................................................................................. 11

リアルタイム・レポート.......................................................................................................................................................... 13

キャリアと後任....................................................................................................................................................... 15

キャリア開発 ..................................................................................................................................................... 15

ロールの検討タイルの強化されたユーザー・インタフェース ..................................................................................................... 15

新規タイル: 関心のあるキャリア .......................................................................................................................................... 17

ロール・ページの強化 ......................................................................................................................................................... 19

ロール検索基準の強化 ..................................................................................................................................................... 20

プロファイル管理 ............................................................................................................................................... 21

HCM データ・ローダー向けの添付のサポート ....................................................................................................................... 21

タレント管理トランザクション・ビジネス・インテリジェンス ...................................................................................... 22

学習機能の強化 ................................................................................................................................................ 22

ワークフォース学習向けの新しいサブジェクト領域: ワークフォース学習リアルタイム ............................................................... 22

タレント管理の強化 ............................................................................................................................................. 23

ワークフォース・タレント・レビューの新しいサブジェクト領域: タレント・レビュー・タスク・ リアルタイム.......................................... 23

強化されたサブジェクト領域: 目標連携リアルタイム............................................................................................................ 25

強化されたサブジェクト領域: 育成目標概要リアルタイム .................................................................................................... 26

強化されたサブジェクト領域: パフォーマンス・タスク・ステータス ............................................................................................ 26

強化されたサブジェクト領域: 個人プロファイル .................................................................................................................... 26

強化されたサブジェクト領域: モデル・プロファイル ................................................................................................................ 27

新規ディメンション: パフォーマンス文書参加者 ................................................................................................................... 27

3

新規ディメンション: 重要度 ................................................................................................................................................ 27

新規ディメンション: レビュー期間 ........................................................................................................................................ 28

タレント向けの新しいサンプル分析 ..................................................................................................................................... 28

4

改訂履歴

このドキュメントは、既存のセクションを変更したり、新しい情報を追加するなどして、継続的に改訂されていきま

す。更新内容は以下に記載されます(新しい順)。

更新日 更新内容 説明

2017 年 3 月 17 日 日本語に翻訳

2017 年 1 月 17 日 初版(英語版)作成

5

概要

このガイドは、Oracle HCM Cloud リリース 12 の新機能や改善点に関して理解する必要がある情報の概要を

まとめたものです。各セクションには、機能の簡単な説明や、機能を有効化する手順、使用を開始するための

手順、使用上のヒントと注意事項、関連する資料などが記載されています。

Oracle HCM Cloud リリース・ドキュメントは、機能上の 5 つのグループ別に提供されます。

全 HCM 製品に関して推奨される参照ドキュメントは次のとおりです。

HCM Cloud の共通機能(このドキュメントは、全 HCM アプリケーションに関係します。全製品と

HCM ツールに関する基本的な人事管理情報です。)

Global Human Resources Cloud (グローバル人事管理には、他のアプリケーションがワークフォー

ス・ストラクチャや個人情報などの共通データのために使用する基本アプリケーションが含まれていま

す。実装した製品がどれであっても、それらの製品に影響を与える可能性があるグローバル人事管

理の新機能を把握しておくことをお薦めします。)

注意: すべてのグローバル人事管理機能が、タレントおよび報酬製品に使用できるわけではありません。

HCM 製品に関するオプションの参照ドキュメントは次のとおりです(クラウド・サービスに組み込む製品に応じて異

なる)。

Talent Management Cloud (全タレント・アプリケーション)

Workforce Rewards Cloud (報酬、福利厚生、給与、グローバル給与インタフェース)

Workforce Management Cloud (休暇欠勤管理および勤怠管理)

その他のオプションの参照ドキュメントは次のとおりです。

共通テクノロジとユーザー・エクスペリエンス(これには HCM 固有でなく全 Cloud アプリケーション

の共通機能が記載)

注意: これらのドキュメントはすべて、Oracle Help Center (https://cloud.oracle.com/saasreadiness/hcm)の

ヒューマン・キャピタル・マネジメントのリリース・レディネスにあります。

6

注意

この文章は英語の原文「Oracle Talent Management Cloud What’s New in Release 12」の日本語訳となり

ます。英文と日本文との間に違いがある場合は、英語の原文を優先します。

この文書は Oracle Cloud Applications Release 12 をリリースした時点の文書を翻訳したものです。オラクルは

新リリースの説明を英語で提供し、機能に更新がある都度改訂していますが、日本語版は更新されません。オ

リジナル文書に加わった変更は改訂履歴(Revision History)に記述されます。この文書作成後のリリース変更

点についてはそちらをご参照ください。

7

リリースの機能概要

リリース 12 の新機能は、アップグレード後に自動的に使用可能になるものもありますが、一部の機能については、

ユーザー、企業の管理者、またはオラクルによる操作が必要です。

次の表は、リリース 12 の各機能を有効化するために必要な操作の一覧です。

機能を有効化するために必要な操作

機能

自動的に

有効化

エンド・

ユーザー

による

操作が必要

管理者

による

操作が必要

オラクルへの

サービス

要求が必要

タレントの共通機能

承認および FYI 通知のパーソナライズ

学習クラウド

学習コミュニティ

リアルタイム・レポート

キャリア開発

ロールの検討タイルの強化されたユーザー・インタフェース

新規タイル: 関心のあるキャリア

ロール・ページの強化

ロール検索基準の強化

プロファイル管理

HCM データ・ローダー向けの添付のサポート

トランザクション・ビジネス・インテリジェンス

ワークフォース学習向けの新しいサブジェクト領域: ワー

クフォース学習リアルタイム

ワークフォース・タレント・レビューの新しい

サブジェクト領域: タレント・レビュー・タスク・

リアルタイム

強化されたサブジェクト領域: 目標連携リアルタイム

強化されたサブジェクト領域: 育成目標概要

リアルタイム

強化されたサブジェクト領域: パフォーマンス・

タスク・ステータス

強化されたサブジェクト領域: 個人プロファイル

強化されたサブジェクト領域: モデル・プロファイル

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新規ディメンション: パフォーマンス文書参加者

新規ディメンション: 重要度

新規ディメンション: レビュー期間

タレント向けの新しいサンプル分析

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タレント管理の共通機能

ここで説明する機能は、すべてのタレント・アプリケーションで使用できます。

承認および FYI 通知のパーソナライズ

人事管理の管理者が、タレント通知をパーソナライズできるようになりました。

通知のパーソナライズ

Oracle Page Composer を使用して、フィールド、ラベル、リージョンなど、通知の様々なコンポーネントを選択し、

表示または非表示にすることができます。

10

表示オプション

ラベル、色およびページ・レイアウトを編集できます。

コンテンツ・スタイルのオプション

ページにカスタム・テキストや外部リンクを追加することもできます。

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

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学習および育成

学習クラウド

Oracle Learning Cloud を使用すると、これまでにない方法で学習できます。組織内の対象分野の専門家が、

ビデオの公開やチュートリアルの作成を簡単に行って、オンデマンド・ラーニングやソーシャル・ラーニングに提供で

きます。コラボレーション機能は、コミュニティからの継続的なフィードバックを促進します。

学習コミュニティ

トップダウンまたはコラボレーションの学習コミュニティを作成して参加し、特定のビジネス目標を持つ学習者のグ

ループをまとめます。たとえば、2016 年の営業トレーニング、新規採用トレーニングまたはその他のコミュニティ・ト

ピックを対象としたコミュニティを作成できます。コミュニティ・メンバーは、学習アイテムを他のメンバーに推奨し、コ

ミュニティ内でソーシャルなコラボレーションを行うことができます。コミュニティは、公開、制限付き公開または非公

開に設定できます。メンバーが学習アイテムを公開できるように設定することも、コミュニティ・マネージャのみに公

開するように制限することもできます。

次のスクリーン・キャプチャは、コミュニティ学習カタログを確認し、トレーラを表示して、公開学習コミュニティに参

加する方法を示しています。

12

公開学習コミュニティへの参加

学習コミュニティの管理

13

学習コミュニティの作成

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ロール情報

次の表は、従業員抽象ロールに追加する必要がある、Oracle Learning Cloud の機能セキュリティ権限を示し

ています。

トランザクション分析職務ロール名 トランザクション分析職務ロール・コード

学習コミュニティの管理 WLF_MANAGE_LEARNING_COMMUNITIES

リアルタイム・レポート

学習サブジェクト領域を使用して、学習割当をレポートし、コンプライアンス指向レポートを作成します。また、ビ

デオおよびチュートリアルに関連する学習エンゲージメント・データのレポートを作成できます。

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

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ロール情報

人事管理アナリストがリアルタイム・レポート機能を使用できるようにするには、次のトランザクション分析職務

ロールを人事管理アナリスト・ジョブ・ロールに追加します。

トランザクション分析職務ロール名 トランザクション分析職務ロール・コード

学習トランザクション分析職務 FBI_LEARNING_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY

事前定義済の人事管理アナリスト・ジョブ・ロールのカスタム・バージョンをすでに作成している場合は、このトラン

ザクション分析職務ロールを既存のカスタム・ロールに追加できます。新しいトランザクション分析職務ロールを既

存のジョブ・ロールまたは抽象ロールに追加する方法の詳細は、Oracle HCM Cloud Applications Security の

アップグレード・ガイド(My Oracle Support ドキュメント ID 2023523.1)を参照してください。

人事管理アナリスト・ジョブ・ロールのカスタム・バージョンを使用していない場合は、カスタム・ロールを作成する

必要があります。このトランザクション分析職務ロールを事前定義済の人事管理アナリスト・ジョブ・ロールに追

加することはできません。

カスタム人事管理アナリスト・ジョブ・ロールを作成するには、次のいずれかを実行します。

事前定義済の人事管理アナリスト・ジョブ・ロールをコピーして、カスタム・ロールを作成します。それ

を学習トランザクション分析職務ロールに追加します。

カスタム人事管理アナリスト・ジョブ・ロールを HCM データ・ロールに含め、必要に応じてユーザーに

プロビジョニングします。これらのタスクの詳細は、Oracle Help Center にある、Oracle HCM Cloud

の保護に関するガイドを参照してください。

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キャリアと後任

キャリア開発

Oracle Fusion Career Development には、就業者とマネージャがキャリア上の関心や育成プランを管理するた

めのツールが備わっています。次のようなツールがあります。

就業者の資格に基づいてロールに関する推奨事項を示します。

ターゲット・ロールと就業者に求められる開発要件を比較します。

就業者が関心を持つロールを管理します。

育成目標を確立し、育成の進行状況を管理するための、就業者向けの包括的な育成プランを

示します。

ロールの検討タイルの強化されたユーザー・インタフェース

ロールの検討タイルの新しいユーザー・インタフェースを使用して、ロールを推奨します。ロールの検討タイルの新

しいユーザー・インタフェースを使用して、次の内容を表示できます。

マネージャおよび HR が就業者に推奨したロール

就業者のコンピテンシ・レベルおよびその他のプロファイル属性に基づく、最も適したロール

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「自分のキャリア開発」ページの「ロールの検討」タイル

17

「キャリア開発」ページの「ロールの検討」タイル

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

新規タイル: 関心のあるキャリア

就業者は、新規タイル: 関心のあるキャリアで自分の関心のあるロールを表示できます。就業者が新しいタイル

を使用して、関心のあるキャリアのリストに追加したロールを確認し、削除できるようになりました。

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「自分のキャリア開発」ページの「関心のあるキャリア」タイル

「キャリア開発」ページの「関心のあるキャリア」タイル

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

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ロール・ページの強化

ロール・ページの強化によって、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。マネージャや就業者がロール要件と開

発可能な領域を確認し、目標を立てて開発領域に取り組むことが容易になります。マネージャが部下にロール

を推奨するのに役立ちます。就業者は、関心のあるキャリアのリストにロールを追加し、そのロールの同僚を特定

してお気に入りとしてマークし、後で交流できるようにします。

強化されたロール・ページ

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有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

ロール検索基準の強化

ロールの検討タイルの検索基準の強化によって、組織内のロールの検索結果が拡張されました。検索ボックス

に任意のテキストを入力して検索し、タイトルにそのテキストが含まれるすべてのロールを見つけることができるよう

になりました。

ロールの検討タイルの検索基準の強化

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

21

プロファイル管理

Oracle Fusion Profile Management は、Oracle Fusion のタレント製品スイートやその他の Oracle Fusion アプ

リケーションで、タレント・プロファイル情報を取得、挿入および更新するための共通の基盤となります。プロファイ

ル管理は、HR 担当者、ライン・マネージャ、マトリックス・マネージャおよび従業員が重要な HR タレント機能を

実行するのにも役立ちます。個人およびジョブのプロファイルの管理、キャリア・プランニング機能、タレント・データ

の管理およびトラッキングも、プロファイル管理で実行できます。

HCM データ・ローダー向けの添付のサポート

HCM データ・ローダーを使用して個人プロファイル情報をアップロードする際に、履歴書や文書などの添付をアッ

プロードできます。

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

主な資料

詳細は、HCM データ・ローダーのユーザー・ガイド(My Oracle Support ドキュメント ID: 1664133.1)を参照してく

ださい。

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タレント管理トランザクション・ビジネス・インテリジェンス

Oracle Fusion Transactional Business Intelligence は、全 Oracle® Fusion アプリケーションのユーザーが、日

常的な意思決定のための非定型レポートを作成し、分析するために使用できるリアルタイムのセルフサービス・

レポート作成ソリューションです。Oracle Fusion Transactional Business Intelligence は、人事管理マネージャ

や担当者、経営者や管理職、ライン・マネージャ向けに重要なワークフォース情報を提供します。これらを使用

してワークフォース・コスト、要員配置、報酬、パフォーマンス管理、タレント管理、後任プラン、従業員福利厚

生を分析できます。

学習機能の強化

ワークフォース学習向けの新しいサブジェクト領域: ワークフォース学習リアルタイム

この新しいサブジェクト領域では、学習イベント、学習アイテム、アイテム所有者およびコンシューマをレポートしま

す。イベントの数、学習アイテムの期間、割り当てられた学習アイテムを完了した就業者の数、学習のステータ

スなどをレポートできます。

有効化の手順

事前定義された参照ロールを使用する場合、この機能を有効にするために必要な手順はありません。

そうでない場合は、関連するセキュリティ権限を自分のロールに割り当てて、この機能を有効にする必要がありま

す。詳細は、次のロール情報を参照してください。

ロール情報

人事管理アナリストがリアルタイム・レポート機能を使用できるようにするには、次のトランザクション分析職務

ロールを人事管理アナリスト・ジョブ・ロールに追加します。

トランザクション分析職務ロール名 トランザクション分析職務ロール・コード

ワークフォース・トランザクション分析職務 FBI_LEARNING_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY

事前定義済の人事管理アナリスト・ジョブ・ロールのカスタム・バージョンをすでに作成している場合は、このトラ

ンザクション分析職務ロールを既存のカスタム・ロールに追加できます。新しいトランザクション分析職務ロールを

既存のジョブ・ロールまたは抽象ロールに追加する方法の詳細は、Oracle HCM Cloud Applications Security

のアップグレード・ガイド(My Oracle Support ドキュメント ID 2023523.1)を参照してください。

23

人事管理アナリスト・ジョブ・ロールのカスタム・バージョンを使用していない場合は、カスタム・ロールを作成する

必要があります。このトランザクション分析職務ロールを事前定義済の人事管理アナリスト・ジョブ・ロールに追

加することはできません。

カスタム人事管理アナリスト・ジョブ・ロールを作成するには、次のいずれかを実行します。

事前定義済の人事管理アナリスト・ジョブ・ロールをコピーして、カスタム・ロールを作成します。それ

を学習トランザクション分析職務ロールに追加します。

カスタム人事管理アナリスト・ジョブ・ロールを HCM データ・ロールに含め、必要に応じてユーザーに

プロビジョニングします。これらのタスクの詳細は、Oracle Help Center にある、Oracle HCM Cloud

の保護に関するガイドを参照してください。

タレント管理の強化

ワークフォース・タレント・レビューの新しいサブジェクト領域: タレント・レビュー・タスク・

リアルタイム

このレポート・サブジェクト領域では、タレント・レビュー会議と関連するタスク用に分析を作成できます。ワーク

フォース・タレント・レビューのタレント・レビュー・タスク・リアルタイム・サブジェクト領域では、新しいタスク詳細、所

有者、割当先、関連就業者などのディメンションを使用して、タレント・レビュー会議に関するより詳細な分析を

作成できます。マネージャは、分析を実行して、自分に割り当てられているタスクを確認できるようになりました。

この新しいサブジェクト領域を使用すると、タレント・レビュー・ダッシュボードまたはタレント・レビューのノートおよび

タスクを管理するページで作成されたタスクの分析を作成できます。

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分析の柔軟性を向上させる、新しいタレント・レビュー・タスク属性

分析で会議タスクを表示する、新しいタレント・レビュー・タスク属性追加機能

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有効化の手順

事前定義された参照ロールを使用する場合、この機能を有効にするために必要な手順はありません。

そうでない場合は、関連するセキュリティ権限を自分のロールに割り当てて、この機能を有効にする必要がありま

す。詳細は、次のロール情報を参照してください。

ロール情報

事前定義された参照ロールを使用していない場合は、新しいサブジェクト領域を保護するトランザクション分析

職務ロールが、関連するジョブ・ロールにマッピングされている必要があります。この表は、必要なトランザクション

分析職務ロールと、推奨されるターゲット・ジョブ・ロールおよび抽象ロールを示しています。職務ロールを別の

ロールに追加することもできます。

新しい機能を既存のロールに実装する方法の詳細は、Oracle HCM Cloud Applications Security のアップグ

レード・ガイド(My Oracle Support ドキュメント ID 2023523.1)を参照してください。

トランザクション分析職務ロール ジョブまたは抽象ロール

FBI_TALENT_REVIEW_TRANSACTION_ANALYSIS_DUTY PER_HUMAN_RESOURCE_ANALYST_JOB

ヒントと注意事項

レポートおよび分析の作業領域を使用して分析を作成します。

分析を使用して、特定のタレント・レビュー会議で作成および割り当てられたタスクの進行状況や

完了状況を査定します。

分析を使用して、特定の管理チーム(特定の部門内または特定のビジネス・ユニット内の、特定の

マネージャ階層など)のメンバーに割り当てられたタスクの進行状況や完了状況を査定します。

強化されたサブジェクト領域: 目標連携リアルタイム

目標連携詳細リアルタイム・サブジェクト領域が強化されて、「パフォーマンス目標」という新規ディメンションが追

加されました。この新規ディメンションでは、パフォーマンス目標ディメンションを持つ他のサブジェクト領域とのクロ

ス・サブジェクト領域問合せを作成できます。

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有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

強化されたサブジェクト領域: 育成目標概要リアルタイム

ワークフォース・キャリア開発の育成目標概要リアルタム・サブジェクト領域では、目標と関連付けられた 1 つまた

は複数の開発目的に関する追加情報を使用して、育成目標のレポートを強化できます。

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

強化されたサブジェクト領域: パフォーマンス・タスク・ステータス

パフォーマンス・タスク・サブジェクト領域が強化され、パフォーマンス評価のいずれかのパフォーマンス文書タスクが

バイパスまたはリセットされたかどうかをレポートする属性が追加されました。

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

強化されたサブジェクト領域: 個人プロファイル

個人プロファイル・リアルタイム・サブジェクト領域にある、前職、技術職詳細、およびタレント・スコア用の新しい

ディメンションを使用して、従業員プロファイル・レポートを拡張できます。前職のディメンションでは、従業員の以

前の事業主、ポジション、上長、成果および雇用期間をレポートします。技術職詳細のディメンションでは、従

業員の技術職、付与レベルと付与権限、技術レベル、ローカライゼーションの失効日(特に中国のローカライ

ゼーション)をレポートします。タレント・スコアのディメンションでは、従業員のタレント・スコアをレポートします。タレ

ント・スコアは、その従業員のタレント・レビュー会議またはその従業員のプロファイルから取得できます。

また、個人プロファイル・リアルタイム・サブジェクト領域にある、離職のリスク、免許および資格、特別プロジェクト

の各ディメンションも強化され、新しい属性が追加されました。免許および資格のディメンションでは、従業員が

免許および資格について完了したトレーニングに関する情報を、報告組織や適用可能な制限とともに含めるこ

とができます。離職のリスクのディメンションでは、離脱事由に関する情報と、予測される離職までの月数を含め

27

ることができます。特別プロジェクトのディメンションでは、特別プロジェクトの担当者名に関する情報を含めること

ができます。

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

強化されたサブジェクト領域: モデル・プロファイル

モデル・プロファイル・リアルタイム・サブジェクト領域に追加された新規ディメンションを使用して、重要なジョブとポ

ジションを識別することで、組織に対するリスクをレポートします。

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

新規ディメンション: パフォーマンス文書参加者

各タスクに関連付けられた個人またはロールを見つけ出す新規ディメンションを使用して、パフォーマンス・タスク

のレポートを強化します。新規ディメンションであるパフォーマンス文書参加者が、パフォーマンス・タスク・リアルタ

イム・サブジェクト領域に追加されました。この新規ディメンションは、パフォーマンス評点サブジェクト領域にすで

に含まれています。

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

新規ディメンション: 重要度

ワークフォース・プロファイルのモデル・プロファイル・リアルタイム・サブジェクト領域の新ディメンションである重要度

を使用して、従業員プロファイルのレポート分析を拡張します。このディメンションを使用すると、重要なジョブや

ポジションを識別して、組織に対するリスクをレビューできます。

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

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新規ディメンション: レビュー期間

新しい時間ディメンションであるレビュー期間を使用して、パフォーマンスと目標に関する統合レポートを整備しま

す。このディメンションは、パフォーマンスと目標のサブジェクト領域に追加されました。この新規ディメンションを使

用すると、特定のビジネス期間に基づいてパフォーマンス文書と就業者目標をフィルタできます。

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

タレント向けの新しいサンプル分析

次の新しいタレント管理サンプル分析を使用して、分析の作成を効率化できます。

Performance Document Created vs Not Created: 選択した年および文書期間名を対象として、

パフォーマンス考課文書を作成した就業者と作成していない就業者を示します。

Performance Document Rating Distribution: 選択したパフォーマンス文書期間名を対象として、

就業者の評点分布を示します。推定される評点分布と実際の評点分布の両方が含まれます。

Percent of Performance Document by Status: 国、部門、ビジネス・ユニットの各ディメンション別

に分析された、様々なステータスごとのパフォーマンス文書の分布を示します。

Performance Goals Created vs Not Created: 選択した年を対象として、パフォーマンス目標を作

成した就業者と作成していない就業者を示します。

Development Goals Created vs Not Created: 選択した年を対象として、育成目標を作成した

就業者と作成していない就業者を示します。

Profile KPI & Risk of Loss Metric: 就業者プロファイルに関連するキー・メトリックを示します。

Profile Summary: 学位、言語、コンピテンシなどの様々なプロファイル情報のカウントを示します。

Career Preference Summary: 次のキャリア移動に向けた様々な準備段階ごとに、従業員数を

示します。

Employee Competency Summary: 様々なコンピテンシおよび専門知識ごとに、従業員数を示し

ます。

Succession Plan KPI: 後任プランに関連するキー・メトリックを示します。

Succession Plans Candidates by Readiness: 選択した後任プランに向けた様々な準備ステータ

スごとに、従業員数を示します。

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Succession Plans Candidates at High Risk of Loss: 様々な後任プランの従業員数と、離職リス

クが高い従業員の対応する数および割合を示します。

使用または変更できるサンプル・レポートおよびサンプル分析のライブラリへのアクセスの詳細は、Apps Connect

とレポート共有センターを参照してください。

有効化の手順

この機能を有効にするために必要な手順はありません。

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