partnership 協 働 私のひと言 - town.yabuki.fukushima.jp · 丹内マリエ...

広報やぶき 29.3.1 Partnership 協  働 ~“自分達”の地域は“自分達で”~ 「行政区長意見交換会」 を開催 寿西使矢吹町区長会では1月25日、26日及び1月30日、31日の4日間にわたり、「行政区 長意見交換会」を開催しました。4日間で59名の行政区長が参加し、地域のまちづくり活動 を総括する行政区長としての悩みや課題について共有したほか、実例によるまちづくりの解決 方法などの情報交換を実施しました。 また、事前アンケートにより把握した行政区の様々な活動及び行政区の課題に対し、行政か らのアドバイスをまとめた集約集の説明、新たに町が各 行政区へサポートする制度の説明後、参加された行政区長同士による地域活 動について活発に意見交換されました。 “自分達”の地域は“自分達で”をスローガンに、行政区内の地域活性化 に向け、今後も活発な地域活動が期待されます。 まちづくり推進課 協働推進係 ☎(42)2112 広報やぶき 29.3.1 ・・・ 29 29 宿矢吹町長 野崎吉郎

Upload: others

Post on 13-Sep-2019

1 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

広報やぶき 29.3.1⑰

Partnership

協  働

~“自分達”の地域は“自分達で”~

「行政区長意見交換会」を開催

矢吹新樹会

朝からの留守を預かるシ

クラメン  川上まつえ

水槽の藻を透く明り日脚

伸ぶ    彦坂 寿子

初場所をきつちり締めて

昇進す   横山 節哉

晩酌の刻を遅らせ日脚伸

ぶ     納谷 一光

初稽古道衣の白さ身を締

める    丹内マリエ

病み上り蕪のあんかけ御

代りす   後藤 戴子

冬ぬくし実は付き合ひや

すき人   久保田 直

枝先の雪庁詩に変はりゆ

く     藤田 光德

落書の海鼠壁なり星座凍

て     藤田 トヨ

大寒やぱちつと止める

ポッチキス 来島 孝子

納棺に句集一篇春時雨

      木戸 和男

日脚伸ぶ西の山並み遠く

せり    齊藤 良一

筆使ひ見ほれてをりぬ寒

見舞ひ   岡本 堯子

 矢吹町区長会では1月25日、26日及び1月30日、31日の4日間にわたり、「行政区長意見交換会」を開催しました。4日間で59名の行政区長が参加し、地域のまちづくり活動を総括する行政区長としての悩みや課題について共有したほか、実例によるまちづくりの解決方法などの情報交換を実施しました。 また、事前アンケートにより把握した行政区の様々な活動及び行政区の課題に対し、行政か

らのアドバイスをまとめた集約集の説明、新たに町が各行政区へサポートする制度の説明後、参加された行政区長同士による地域活動について活発に意見交換されました。 “自分達”の地域は“自分達で”をスローガンに、行政区内の地域活性化に向け、今後も活発な地域活動が期待されます。

問 まちづくり推進課 協働推進係 ☎(42)2112

広報やぶき 29.3.1 ⑯

新年度を迎えるに当り

 去こ

ぞ年今こ

とし年

、正月の余韻に浸

る間もなく、気付けば2月も

残り僅かとなった。月日が経

つのは、「三み

っか日

見み

ぬ間ま

の桜」

ではないが、本当に早い。日

一日と過ぎゆく時を感じなが

ら、こんな時、いつも決って

脳裏に浮ぶのはこの文章だ。

「月日は百は

くたい代の過か

客かく

にして、

行かふ年も又旅人なり・・・

を。あらためて解釈を加える

までもないが、敢えて書かせ

て頂くと、「月日というのは、

永遠に旅を続ける旅人のよう

なものであり、来ては去り、

去っては来る年も、また同じ

ような旅人である。」と。過

ぎ去った去年も、迎えた新年

も、古来から時を旅する旅人

の心境を綴った、俳人松尾芭

蕉の「奥の細道」の書き出し

に通ずるからであろうか。

 時は過ぎ、間もなく迎える

新年度。この時期、いつもの

年同様に、期待と不安が心の

中を占める。「さあ、また新

しく始まる。心を引き締めて

今年度も『大だ

いし死

一いちばん番

』、全力

で頑張るぞ」と。今月号は、

新年度を翌月に控えて、今の

私の心境を普段目にしない

様々な熟語、諺等を列挙しな

がら書き進めてみたい。 

 まずは、自分への戒めとし

て、「禍か

ふく福

は糾あ

ざなえ

る縄な

の如ご

し」。

いいことがあっても浮かれ過

ぎず、悪いことがあってもく

じけることなく、落ち込まず

に「不動心」で事に臨みたい。

それには、まず、自分自身が

「夜や

ろう郎

自じだい大

」、自分の力を過

信せず、自分一人の力がいか

にチッポケであるかを自覚し、

事がうまく運んでも、自慢す

ることはもってのほかである

ことを心に刻みたい。「二に

っち進

も三さ

っち進も」いかない状況に陥

ることもあるだろう。ただ、

そのような時でも「大お

おわらわ童」す

ることなく「泥ど

ろなわしき

縄式」に陥ら

ないよう対処したい。

 一方、今年の町づくりの考

え方については次のように進

めたいし、また、私の決意も

述べたい。私たちが目指す町

づくりは、一朝一夕に為せる

ものではない。まず、今こう

して私たちが幸せを謳歌しな

がら暮らしていけるのは、先

人のたゆまぬ努力のお陰でも

あることを忘れてはならない。

従って、今を生きる私たち

が、まず考えなければいけな

いことは、事を為すに当って

は、次の世代の最大幸福を願

い、そして叶えることにある。

 そう、この言葉だ。「前ぜ

人じん

樹き

を植えて後こ

うじん人

涼りょうを

得う

」の思

いの中で、日々精進したい。

焦らず、じっくりと、しか

も、確実にだ。「急せ

いては事

を仕し

そん損

じる」は自明の理。こ

の際、「百む

かで足に草ぞ

うり履を履は

す」のような辛抱強い覚悟も

当然必要になってくるし、ま

た、こうも考える。功を焦る

余り、「虻あ

ぶはち蜂取と

らず」になる

ことは何としても避けねばな

らず、「木き

に緑よ

りて魚う

を求も

む」ことになってもいけない。

事を為すに当っては、焦って

はいけない。「成功に近道な

し」「成功とは、積み重ねの

ある成果である」ことは明々

白々。勿論、「乳お

んば母

日ひがさ傘

「長ち

ょうようのじょ

幼之序」を忘れずに、さ

らに「親(町民)の意見とな

すびの花は千に一つも無駄が

ない」を肝に銘じ、今進めて

いる「催も

やい合

」の心の輪を広げ

たい。

 平成29年度は復興期間の最

終年度。復興は、確実にその

歩みを強めていると確信す

る。復興を成し遂げ、「発展

期」を見据えた町づくりの正

念場、それが平成29年度。現

在、懸案事項一つゝに明かり

が灯ってきたことも実感して

いる。「稼か

ぐに追お

いつく貧び

んぼう乏

なし」だ。時には、「側そ

ばつえ杖を

食く

う」こともあるだろう。し

かし「酢す

の蒟こ

んにゃく蒻の」と言って

いる場合ではない。「催も

やい合」

の精神で町民こぞって事に当

れば、「正直の頭こ

うべに神宿る」

にある通り、当町の新年度は、

必ずや「有う

け卦に入い

る」であろ

うと確信するし、そう願って

いる。町民こぞって、新年度

も「万ば

んり里

一いっくう空

」を求めていき

たい。

 「時じ

ぶんがら

分柄」、まだまだ寒い

日が続く。夜も明けようとし

ている。窓から見える「暁

あかつき

月つきよ夜

」が美しい。そして「草そ

目もくめばえいずる

萌動」頃を迎えた。春は

もう少しだ。

 書き終えて、また思う。日

本語の魅力についてだ。私た

ちは、日本人。日本の「こと

ば」という文化を次の世代に

託すことも私たちの役割。日

本の美しく、ちょっぴり難解

な「ことば」にあらためて感

動しながら、今月の私のひと

言とする。

私のひと言矢吹町長

野 崎 吉 郎

広報やぶき 29.3.1⑲

「こうすっぺ西側イメージ

アップ作戦」活動報告会

 こうすっぺ西側イメージアップ作戦

(冨永創造会長)は平成13年6月1日に

設立された地域づくりグループで、矢吹

町西側地域の豊かな自然環境、歴史と文

化が根付いた地域の発展と活性化を目指

し活動することを目的としています。こ

れまでの16年間の歩みの活動報告会が1

月30日町役場

で行われ、冨

永創造会長か

ら野崎吉郎矢

吹町長へ報告

書が手渡され

ました。

 また、2月

1日県南建設

事務所でも同

様に報告会が

行われ冨永創

造会長から鈴

木秀彦福島県

県南建設事務

所長へ手渡さ

れました。地

域づくりに貢

献していただ

きありがとう

ございます。

◦第39回全国高等学校柔道選手権大会東北地区大会出場激励会◦男子団体の部  高橋 秀求さん(2年)  原  紳悟さん(2年)  小枝 耕生さん(2年)  阿部 拓海さん(2年)

1月23日 光南高校東北大会すなっぷ

ガン予防と健康維持に最善な方法!アメリカやヨーロッパでガン治療やガン予防に利用している方法で、副作用もなく体を元気にするので歯周病改善にも最適です。

① 血液オゾン療法      ¥20,000(税込) ② 高濃度ビタミンC点滴療法 ¥15,000(税込) ③ ①+②コンビ点滴     ¥30,000(税込)

点滴療法研究会 血液オゾン療法専門医

光南高校柔道部のみなさん

◦女子個人の部63㎏以下級  田村 優香さん(2年)

根本  樹さん(2年)  新田 健人さん(1年)塚本龍太郎さん(1年)  我妻 信希さん(1年)

広報やぶき 29.3.1 ⑱

まちの話題

TOW

N TO

PICS

~受験生を応援!~

JA東西しらかわ、矢吹

中3年生に「合格祈願・

満点米」贈呈

~町民の無事故・安全を祈願~

町交通安全祈願祭

郵便局と「災害発生時の対応と平

常時における高齢者等見守り活動

の相互協力及び道路損傷等発見時

の対応に関する協定」を締結

 1月12日、JA東西しらかわ(薄

葉功代表理事組合長)より、矢吹中

学校3年生に「合格祈願・満点米」

1㎏が贈られました。

 贈呈式は矢吹中学校で行われ、薄

葉代表から3年生の各クラス代表へ

合格祈願米が手渡されました。

 JA東西しらかわは、JA地域貢

献事業の一環として、平成21年から

管内の6つの中学校の3年生に、山

本不動尊で祈願した「みりょく満点

米(コシヒカリ)」を贈呈しています。

 1月16日、矢吹神社で「矢吹

町交通安全祈願祭」が執り行わ

れ、白河地区交通安全協会矢吹

支部、交通安全パトロール隊矢

吹小隊、町交通対策協議会、町

交通教育専門員、町交通安全母

の会連絡協議会、矢吹町議会、

白河警察署、矢吹交番など約30

人が出席しました。

 地域の安全安心のため力を合

わせていこうと誓いを新たに、

交通事故撲滅や町民の無事故・

安全を祈願しました。

 町は、2月1日、白河郵便局及び矢吹町内三

郵便局(矢吹・中畑・三神)と、災害時におけ

る相互協力及び平常時における情報提供を含む

包括的協定を締結しました。

 協定の主な内容は、災害時の緊急車両の提供

や被災者情報の相互提供及び平常時の高齢者見

守り、道路の損傷報告、不法投棄監視などの郵

便局ネットワークを活用した町への情報提供で

す。

 締結式は、野崎町長、渡邊副町長、原田稔白

河郵便局長、佐藤

洋之矢吹郵便局長、

金沢高洋中畑郵便

局長、鈴木和幸三

神郵便局長が出席

し、町長、白河郵

便局長、矢吹郵便

局長(矢吹町内郵

便局代表)の3名

が、それぞれ協定

書に調印をしまし

た。