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BD Biosciences - Technical Data
BD BioCoatTM プレート バラエティパックを用いたPC12 細胞の分化比較
【材料】・ BD BioCoat プレートバラエティパック(カタログ番号:354431)
コラーゲンⅠ、コラーゲンIV、フィブロネクチン、ラミニン、ポリ-D-リシン(PDL)コート
6ウェルプレート×各1枚
・ BD Falcon 6ウェルプレート 細胞培養用(カタログ番号:353046)
・ 培養用培地:RPMI + 10% Horse Serum、5% FBS
・ 分化用培地:RPMI+0.1% Horse Serum、0.05%FBS
・ 2.5SNGF(カタログ番号:354005)
【方法:分化アッセイ】1. PC12細胞は、培養用培地で培養した。
2. PC12細胞を培養用培地に懸濁した。
3. 各細胞外基質がコートされた、または細胞培養用6ウェルプレートの1ウェルあたり、6×104 細胞になるように細胞
を播種した。1つの基質につき、3ウェルずつ用意した。
4. 24時間培養後、分化用培地に交換し、50ng/ml NGFを添加した。
5. 3日おきに培地(分化用培地+NGF)交換し、9日間培養を行った。
【結果:分化アッセイ】付着可能な基質、コラーゲンI、コラーゲンIV、PDL、ラミニンコートで神経突起の伸長が観察されたが、PDLは、他
の3種類の基質に比較すると神経突起の伸長をあまりサポートすることができなかった。フィブロネクチンコート、細胞
培養用のプレートでは、接着、伸長共にほとんどサポートができず、分化アッセイには適さない。
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BD Biosciences - Technical Data
コラーゲンI
65-095-02R0-1004
コラーゲンIV
PDL ラミニン
フィブロネクチン 細胞培養用(TC)