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第3版 Pro/ENGINEER 東海大学総合情報センター

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第3版

Pro/ENGINEER

東海大学総合情報センター

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Pro/ENGNEER

目 次

第1章 ドライバーの設計 2 1.グリップ・キャップ部の暫定形状を用意する 4 2.芯のモデリング 5 3.芯の通る穴のモデリング 9 4.グリップとキャップのモデリング 10 5.グリップ力強化のための形状をモデリング 11 メモ知識コーナー その1 13

第2章 ホイールの設計 14 1.スポークのモデリング 15 メモ知識コーナー その2 18

第3章 ステーの設計 20 1.ミラーの作成 21 2.メイン形状の軌道の作成 21 3.ステーの作成 22 4.ステーの補強、および全体の剛性を考えたモデリング 23 メモ知識コーナー その3 24

第4章 製図(印刷) 26 1.製図モードの開始 27 2.ビューの配置 27 3.側面・上面の配置(それぞれをこの手順で作成する) 28 4.断面図の配置 28 5.注記を入れる 29 6.寸法の表示 29 7.その他 29 8.アソシエイティビティ 30 メモ知識コーナー その4 31

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第1章 ドライバーの設計

1.芯のモデリング

2.グリップとキャップのモデリング

3.芯の通る穴のモデリング

4.グリップ力強化のための形状をモデリング

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第1章 ドライバーの設計

アセンブリ構成 1.

z新たに学ぶフィーチャー、機能 面取り・新規データム平面(外部・内部)・

回転パターン・ブレンド・スイープ ジオメトリコピー・カットアウト データムカーブ

grip.prt

fix.prt

sin.prt

cap.prt grip_cap.prt

driver.asm

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グリップ・キャップ部分の暫定形状 ① グリップ部の暫定形状を用意する

「grip_cap.prt」を開く 左下のプルダウンメニューから「ジオメトリー」を選択し、モデルの適当な箇所

でクリック、さらにそのまま左クリックをして、表示されたメニューから「ソリ

ッドサーフェス」を選択する

「編集」→「コピー」、「編集」→「貼り付け」を実行し、そのままキルト作成ツ

ールを終了する 「grip.prt」を開く 「挿入」→「データを共有」→「他のモデルからジオメトリをコピー」を選択す

る メニューマネージャーから「オープン」を選択する C:¥user¥driver¥下にある「grip_cap.prt」を選択する メニューマネージャーから「デフォルト」を選択する 「外部コピージオメトリ」ダイアログボックスの「サーフ

ェス参照」をダブルクリックし、表示された「grip_cap.prt」のグラフィックウィンドウ右下にあるプルダウンメニュ

ーから「キルト」を選択、「grip_cap.prt」のモデルをクリックし「OK」ボタンを押す

「外部ジオメトリコピー」ダイアログボックスの「OK」を押す

モデルツリーから今作成された「外部コピージオメトリー***」を選択し、「編集」→「ソリッド化」を選択し、定義メニューはそのまま終了する

Topデータム平面を境に上部の部分をカットする

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② キャップ部の暫定形状を用意する グリップ部と同様にコピーおよびソリッド化を行なうが、カットは Topデータム平面の下側とする

2.芯のモデリング ① 先端をモデリングする

「lead.prt」を開く を押して面取りツールを表示する 面取りをするエッジを選択する 右図のように「D1 X D2」を選択し、縦を「4」、横を「2」と修正するし完成させる

② 回転カット、回転パターン等を使用してボルトへの挿入部分

をモデリングする(回転角度:90度) 押し出しアイコンを押して押し出し定義メニューを開く スケッチ定義のダイアログボックスを開いた後、 アイコン

を押す(データム平面ダイアログボックスが表示される) Rightデータム平面を選択し、そのまま ctrlキーを押しながら芯の中心軸を選択する

データム平面ダイアログボックスの回転の欄に数値が入っているのを確認して

「OK」ボタンを押す

新たに作成した内

部データム平面

grip.prt cap.prt

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スケッチダイアログボック

スのスケッチの平面欄に今

作成したデータム平面が選

択されているのを確認し、あ

とは従来どおりの進行にも

とづきスケッチを行なう(ス

ケッチは図のとおり)

回転での押し出し方として「対称」を選択し、角度は90度と定義する ③ パターンを用いて、溝を4つにする。 ④ 溝のくぼみにラウンドをつけ、参照パターンで4つすべて

に反映させる。

他にもいろいろな作り方がある

が、最も簡単なものがこれ。特に

問題なしということでこれを採用

角度寸法を選択して、溝を

90度間隔に4つとする

斜めに中心線を引き、カット

のための形状をスケッチす

る。(形状の寸法は任意)

中心線

15.00

15.00

0.20

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⑤ 芯の脱落防止、あるいは滑り防止の「ひっかけ」

をカット・ブレンドを用いて作成する 内部データム平面を用いながら棒の一部をカット

する 挿入→ブレンド→突起を選択する メニューマネージャが開くのでそのまま実行、さら

に表示されたメニューマネージャも直線補間が選択

されているのを確認して実行を押す スケッチ面(右図)を選択し、メニューマネージャ

ーの OKを押す。スケッチビューはデフォルトを選択する

参照にスケッチ面となるサーフェスのエッジを追加

して「閉じる」ボタンを押す

円アイコンを使ってスケッチ面のエッジに沿って円を描く エンティティー分割アイコンを押して、描いた円を分割する

FRONTデータム平面軸・RIGHTデータム平面軸それぞれに沿って 2本の中心線を描き、分割点の上下左右がすべてが対称になるように拘束をつけ

る。また左右の間隔は5とする。

カット

スケッチ面

適当にエンティティー

分割点を作る

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矢印のついている分割点を右クリックし、表示

されたメニューから「始点」を選択し、矢印が

右上を向くように調節する グラフィック画面上で右クリックし、表示され

たメニューから「断面切り替え」を選択する

円を描いたのと同様に長方形を右図のよ

うに描く。ただしエンテイティはすでに

分割されているので必要なし。 作成したら同様に「断面切り替えを行な

さらに長方形を描いて「断面切り替え」、円を描

くといった作業を行なうが、この残りの2つの

断面はそこまでに描いたものに沿うように描く。

ふたつめの円を描いた後にスケッチを終了する メニューマネージャーで「ブラインド」が選択

されているのを確認して「実行」ボタンを押す。 メッセージ表示部に断面の奥行き寸法入力欄が

表示されるので、「5」 「20」 「5」 と入力していく。

「突起、ブレンド、平行、通常断面」ダイアロ

グボックスの「OK」押す

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こんな感じでブレンド

フィーチャーを作る

中心線に対し上下左右対称に

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図のようにラウンドを作成する

3.芯の通る穴のモデリング(アセンブリモデルを用いてのカット技法) ① アセンブリモデルを利用して、芯の通る穴を作成する

「driver.asm」をオープンする 「編集」→「構成部品の操作」を選択し、表示されたメニューマネージャーの中か

ら「カットアウト」を選択する カットされる側の「fix.prt」、「grip.prt」を選択し選択ダイアログボックスの「OK」を押す

カットする側の「lead.prt」を選択し選択ダイアログボックス「OK」を押す メニューマネージャーの「実行」を順に2回押す(2つの部品を同時にカットアウ

トするので、この場合は OKを2度聞いてくる)

ラウンドをつける

完成

prt のモデルツリー中に履歴が表示さ

れる

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4.グリップとキャップのモデリング ⑥ グリップ部とキャップ部を円柱で概観の作成をしたが、最終的に自由曲面で表現した

いので、スプラインカーブを利用して円柱をカットして整える 「grip_cap.prt」を開く 円柱の太さを「32mm」に変更(修正)する モデルツリーで履歴を「コピー」の前までさかのぼらせる 回転機能を使ってスプライン・カーブを利用して下図のようなスケッチを描く。中

心線は frontデータム平面軸に沿うように作成する

⑦ 履歴を最後まで戻した後に「grip.prt」を開き アイコンを押す。「cap.prt」も同様

cap.prtと grip.prt

Topデータム

5点から構成されるスプラインカーブを描く

寸法定義アイコンを押したのち、FRONTデータム平面・カーブ・交差点・表示したい場所で中ボタンクリック

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5.グリップ力強化のための形状をモデリング ① データムカーブを作成する

「grip.prt」を開く 「挿入」→「モデルデータム」→「スケッチ」を選択する rightデータム平面をスケッチ面として選択する(スケッチビューの設定は適当でよいが、ここでは topを上面、方向は左とする)

frontデータム軸に沿って図のような寸法で直線を引き、スケッチを終了する

「編集」→「プロジェクト」を選択し、投影対称となるデー

タムカーブをクリックする 表示されたプロジェクト定義メニューのサーフェス入力欄

をクリックし、モデルの表面をクリックする

右図の部分をクリックし、frontデータム平面をクリック、矢印が手前に向いているのを確認して定義を終了する

② データムカーブに沿って溝をつくる

アイコンをクリックし、可変断面スイープの定義メ

ニューを開く 表面に投影したカーブを選択し、 アイコンをクリッ

クする 断面スケッチ画面が開くので、右図のような円を描く

作成したデータムカーブ

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アイコンをクリックしたのち、 アイコンを押して

除去の設定にし、定義を終了する ③ パターンを用いて溝を複数作成する

モデルツリーから「可変断面スイープ」を右クリックし

「パターン化」を選択する 左下のプルダウンメニューで「軸」を選択し、モデル中

心の軸をクリックする 下図の寸法をクリックし、「45」に設定、またパター

ン数を8にして定義を終了する

この軸を選択

仮完成図

詳細を整えて・・・完成!

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カット・カットアウト・ジオメトリコピーによるカットの場合のモデリングの違い

最終形状では同じ物ができあがるにしても、その途中作業により修正・更新に大きな影響

がでてきます。 例)次のようなアセンブリモデルの場合において、Aが B・Cをカットする場合

利点 欠点 ただのカット B・Cへの影響を全く気にせ

ずに Aの更新ができる B・Cに関わる箇所の Aを更新した場合に、随時 Bと Cも手直しする必要がある

カットアウト Aの更新全てが B・Cに反映されるので、何もなければ

B・Cの更新は不必要

Aを更新したことで、モデル全体の矛盾、あるいは内部計

算上のエラーが発生するケ

ースが多くなる ジオメトリコピ

ーを利用したカ

ット

履歴上で作成する部分を指

定できるため、B・Cに反映

させたい箇所、させたくない

箇所をカスタムに行なうこ

とができる

最終モデルにキルトを付随

させないように、新たなファ

イルを設けなければならな

い場合もあり、ファイル管理

に負担がかかるケースがあ

Main.asm A.prt

B.prt

C.prt

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第2章 ホイールの設計

1.スポークのモデリング

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第2章 ホイールの設計

1.スポークのモデリング

「挿入」→「スイープブレンド」→「突起」を選択する 表示されたメニューマネージャーから「実行」→「軌道スケッチ」を選択する 軌道のスケッチ画面に front ビューを選択し、スケッチビューは矢印が

奥、上面を rightデータムとする 図のように参照を設定し、スプライ

ンとその各々の点の寸法を定義す

る。終了したスケッチを完了する

メニューマネージャー上で各エン

ティティ分割点の断面指定の有無

をきいてくるので、すべて「次」で

流す。 メッセージ表示欄に「2次元断面1の z_axis回転角を入力します」と表示されるので、入力欄はそのまま0で実行する

新たに学ぶフィーチャー、機能 キルトカット・スイープブレンド・可変

ラウンド

参照線

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スケッチ画面になるので下図・左のような寸法・拘束定義のスケッチを描く。スケッ

チ終了後、同様にもうひとつの断面を下図・右のように描く。

「突起:スイープブレンド.基準軌道に垂直・スケッチ断面」ダイアログボックスを「OK」で閉じる

軸を使った回転パターンで、72度の寸法で 5個の「足」を作成する

モデルツリーで今作成したホイールの直前に戻り、ホ

イールの外側全てのサーフェスのキルトを作成する 作成後に履歴の末端へ戻る

作成された「コピー」を選択し、「編集」→「ソリッド化」を選択する 除去アイコンをクリックし、モデル上の矢印が外側に向いているのを確認して定義を

終了する

断面1 断面2

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ラウンドアイコンをクリックしてラウンド定義メニューを開く スポークの一本(パターン化したときのおおもととなる一本)

の表側の2本のエッジを ctrlキーを押しながら選択する 「セット」パネルをスライドアップさせ半径値設定エリアを右

クリックし、「半径の追加」を選択する(右図)

中側のラウンドを10、外側を30とそれぞれ設定して定義メ

ニューを閉じ、参照パターンで全てのスポークに反映させる

仮完成図

完成!

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Pro/ENGINEERで作ったモデルを他のアプリケーションで活用する

Pro/ENGINEER

解析ソフト (例:NASTRAN)

中間ファイルへ (IGES、STEP等・・)

エクスポート

インポート

他の CADソフト (例:AutoCAD)

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第3章 ステーの設計

1.ミラーの作成

2.メイン形状の軌道の作成

3.ステーの作成

4.ステーの補強、および全体の剛性を考えたモデリング

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第3章 ステーの設計

1.ミラーの作成 新規プロジェクト作成後、そのモデル自体をミラーする

モデルツリーからモデルの名前を選択し、「編集」→「ミ

ラー」を選択する FRONTデータム平面を選択し定義を終了する モデルツリー上で今作成したミラーの前に戻す

2.メイン形状の軌道の作成

押し出し機能 を使用してサーフェ

スを作成する

新たに学ぶフィーチャー、機能 スイープ・3次元的データムカーブの描き方・レイヤーツリー概念

サーフェスアイコンをクリック

してからスケッチ開始

モデル全体を選択

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同様に違う向きのサーフェスを作成する

モデルツリー上の「押し出し1」「押し出し2」のいずれかをクリックし、メニューか

ら「編集」→「交差」を選択する Ctrl キーを押しながら、もうひとつの押し出しをグラフィックウィンドウ上でクリックし、定義をを終了する

モデルツリー上で「押し出し1」「押し出し2」を非表示に

する 3.ステーの作成

「挿入」→「スイープ」→「突起」を選択する メニューマネージャーから「軌道選択」をクリックする グラフィックウィンドウ上で ctrl キーを押しながら右図の順番にカーブを選択していき、最後に「OK」「終了」とクリックする

メニューマネージャーから「アクセプト」→「OK」とクリックし、右図のように断面を描いてスケッチを終了、ならびに

突起・スイープダイアログボックスを OKで閉じる

1 2 3 4

80

15060

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モデルツリー「交差」前まで戻り、「押し出し1」「押

し出し2」のサーフェスの非表示を解除し、「押し

出し1」の2辺に右図のようなラウンドを作成、続

いて「押し出し2」も同様の操作を行ない、履歴を

元にもどし、再び「押し出し1」「押し出し2」を

非表示、さらに「交差」も非表示にする

モデルツリー上で非表示にしてあるものを

すべて表示させた後、モデルツリーの上に

ある「表示」ボタンをクリックし、メニュ

ーからレイヤーツリーを選択する

「CURVE」および「SURF」をそれぞれ右クリックし、「非表示」を選択、再び先に押

した「表示」ボタンから「モデルツリー」

に戻る

履歴を最終にして形状を確認する

モデルツリーでミラー前に戻り、後部のバーの長さを伸ばすために突起を追加、再び

モデルツリーで最後に戻る

CURVE・SURF を非表示にする

ここに追加

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4.ステーの補強、およびアセンブリモデル全体の剛性を考えたモデリング 履歴でミラー前に戻り、右図のようなバ

ーを作成する

前座席と後部座席の間に車体と接続するバーを追加する

モデルツリーで履歴の最後に戻る

15

30

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え!エラーが発生したぞ!(‾Д‾;)

エラーが発生した場合、その回避の方法として主なものが下記のとおりです。 • 直前に作成・変更した形状を削除する 「変更解除」

• エラーが発生した部分の形状を変更する 「簡単修復」→「再定義」

• エラーが発生した部分の形状を削除する 「簡単修復」→「削除」

• 関連した他の形状を修正する 「モデル修復」→「フィーチャー」→「再定義」→修正する形状をモデルツリーより

選択 • 関連した他の形状を削除する 「モデル修復」→「フィーチャー」→「削除」→削除する形状をモデルツリーより選

択 • 精度を変更する 「モデル修復」→「設定」→「精度」

※他にもエラーを回避する方法はありますが、これらはあくまでどうしても起こっ

てしまった場合のみの話です。根本的にはこういったエラーが起こらないような形

状を作り上げていくことが重要です。

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第4章 製図

1.製図モードの開始

2.ビューの配置

3.側面・上面の配置

4.断面図の配置

5.注記を入れる

6.寸法の表示

7.その他の表示

8.アソシエイティビティ

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第4章 製図

1.製図モードの開始

「新規」ダイアログボックスで「図面」を選択し、ファイル

名を入れて「OK」ボタンを押す

新規図面ダイアログボックスでデフォルトモデルに

「PLUG.PRT」を選択しテンプレート指定枠にて「フォーマット付きで空」をチェックオン、フォーマット枠にて「ブラ

ウズ」ボタンを押し「a4_yoko.frm」を選択する 2.ビューの配置

「挿入」→「図面ビュー」→「一

般」→グラフィックウィンドウ

上でビューの中心を指示(クリ

ック)する

「図面ビュー」ダイアログボッ

クスのカテゴリーを「ビュータ

イプ」にし、ビュー方向指定枠

の「ジオメトリ参照」をチェッ

クオンする。また正面を FRONTデータム平面、上を TOPデータム平面に設定し「OK」ボタンを押す。

新たに学ぶフィーチャー、機能 図面に関する基本的な機能の使い方

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カテゴリーを「ビュー表示」にし表示スタイルで

「陰線」を選択する

3.側面・上面の配置(それぞれをこの手順で作成する)

「挿入」→「図面ビュー」→「投影」を選択し、グラフィックウィンドウ上でビュー

の中心を選択(クリック)する ビューの認識されている状態(赤い破線でビューが囲まれている状態)で右クリック

し、表示されたメニューから「プロパティ」を選択、表示された図面ビューのカテゴリ

ーから「ビュー表示」、スタイル表示で「陰線」を選択(上図参照)し「OK」ボタンを押す

4.断面図の配置 「挿入」→「図面ビュー」→「一般」を選択し、グラフィックウィンドウ上でビュー

の中心を選択(クリック)する 「図面ビュー」ダイアログボックスのカテゴリーで「断面」を選択する 断面オプションで「2D2次元断面」にチェックを入れ、「+」ボタンを押すとメニューマネージャーが表示されるので、その中の「OK」をクリックする

メッセージ表示部に断面名を入力し「適用」ボタンを押す カテゴリーで「ビュータイプ」を選択し(警告に対して「いいえ」を押す)、「ジオメ

トリ参照」にチェックを入れる カテゴリーで「整列」を選択し、「このビューを別のビューに整列」にチェックを入

れ、左側のビューを選択→「OK」ボタンを押す

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5.注記を入れる 「挿入」→「注記」を選択する メニューマネージャーから「引き出し線あり」で「注記作成」をクリックする 先端の位置を指示し、接続タイプを「エンティティ上」・「矢印」が選択されているの

を確認後に注記を入れる箇所をクリックし選択ダイアログボックスの「OK」をクリック、メニューマネージャーの「OK」をクリックする

注記の文字を入力する位置を聞いてくるので、好みに合わせて選択し、メッセージ表

示に注記の内容を書きチェックボタンをクリック、終了するときはヌルのままクリッ

クする 6.寸法の表示 「ビュー」→「表示及び消去」→「表示/消去」ダイアログボ

ックス→「表示」→「タイプ」の「寸法ボタン」→「表示のビ

ュー」にチェックをいれる→図面上のビューをクリック→選択

の「OK」→次のビューをクリック→選択の「OK」ボタン→「閉じる」ボタン ※ 寸法以外の表示もこのダイアログボックスのボタンオン・オ

フでできるので、用途に合わせて使い分けると便利 7.その他の表示 ① 尺度変更 「編集」→「値」→画面左下の「スケール1:1」をクリッ

ク→スケール値入力→スケール値入力→選択の「OK」 ② ビューの移動 「図面ビューの移動無効」アイコンを OFF にする→移動対象図面ビューをピック→ドラッグ移動 ③ 表題欄へのテキスト入力 表題欄のセルをダブルクリック→「注記プロパティ」ダイアログボックスを出して、テ

キスト入力。 ④ 印刷 「ファイル」→「印刷」→ダイアログボックスの「OK」ボタンをクリックし、出力先のプリンターを指定し、「OK」ボタンを押す

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8.アソシエティビティ

「編集」→「値」→図面上の数値をクリックして新

しい値を入力→選択の「OK」を押す

「編集」→「再生」→「モデル」を選択する

「ビュー」→「更新」→「カレントシート」を選択する

モデルを呼び出して確認する

Pro/Eのデータは一元的に作られているので、図面の寸法と変更すると、

モデルの寸法(=形状)も変更されます。逆にモデルの寸法を変更しても、図面上の寸法が変わります。

寸法値を15から30

に変更

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モデルの解析調査を行なう

測定:カーブの長さや指定:一部分的な距離・角度等を計

算し表示します。 ① モデル解析:体積・表面積・質量等を計算し表示しま

す。

② ジオメトリ:各ジオメトリの出来具合を調査します。

設計したモデルのあらゆるデータを調査・解析する機能です。