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QFD の今までとこれから 玉川大学 名誉教授 大藤 2018.11.27

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Page 1: QFD の今までとこれから定め,これを各種機能部品の品質,さらに個々の部分の品質や工程の 要素に至るまで,これらの関係を系統的に展開していくこと.

QFD の今までとこれから

玉川大学名誉教授

大藤 正

2018.11.27

Page 2: QFD の今までとこれから定め,これを各種機能部品の品質,さらに個々の部分の品質や工程の 要素に至るまで,これらの関係を系統的に展開していくこと.

Society 5.0

http://www.keidanren.or.jp/policy/2016/

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今日の話題

品質機能展開とは

いままでに提案されているQFD

e7-QFDの提案

21世紀のQFD

気づきのマネジメント

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品質機能展開とは

1. 製品(JIS Q 9000)に対する品質目標(JIS

Q 9000)を実現するために,様々な変換及び展開を用いる方法論(JIS Q 9025)

2. 変換とは「要素を,次元の異なる要素に対応関係をつけて置き換える操作」 (JIS Q

9025)

3. 展開とは「要素を,順次変換の繰り返しによって,必要とする特性を定める操作」(JIS Q 9025)

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品質機能展開の定義

品質機能展開(広義):(Quality Function Deployment)

品質展開と狭義の品質機能展開の総称

品質展開:ユーザの要求を代用特性(品質特性)に変換し,完成品の設計品質を

定め,これを各種機能部品の品質,さらに個々の部分の品質や工程の要素に至るまで,これらの関係を系統的に展開していくこと.

品質機能展開(狭義):品質を形成する職能ないし業務を,系統的にステップ別に細部に展開

していくこと.

出典:赤尾洋二;品質展開入門[1]

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工程の要素

品質展開の流れ

機能部品品質

代用特性

ユーザの要求

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QFDの当初の歴史

出典:赤尾洋二;品質展開入門

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QFDの原点

出典:赤尾洋二;品質展開入門

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品質機能展開関係事業の変遷

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AKAO賞

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AKAO賞歴代受賞者

年 開催国 日本 その他1995 日本 第5回国内シンポジウム1996 アメリカ 吉沢 正 Bob King Larry Sullivan

1997 スエーデン 新藤久和 Robert M. Adams Don Clausing Alberto Galgano イタリア

1998 オーストラリア 大藤 正 Glenn H. Mazur Richard E. Zultner Bo Bergman スエーデン

1999 ブラジル 小野道照 John Terninko Jack ReVelle Anders Gustafsson スエーデン

2000 アメリカ 小浦孝三 Dilworth Lyman Georg Herzwurm ドイツ2001 日本 金子憲治 Akashi Fukuhara Satoshi "Cha" Nakui Thomas Fehlmann スイス

2002 ドイツ 大滝 厚 Ian A. Ferguson Robert A. Hunt, オーストラリア

2003 アメリカ 直井知与 Harold Ross

2004 メキシコ 田中孝司2005 トルコ 津田靖久 Fatih Yenginol トルコ

2006 日本 持本志行 Veronica Gonzalez-Bosch メキシコ

2007 アメリカ Thomas Satty

2008 中国 高柳 昭2009 メキシコ Wolfram Pietsch ドイツ2010 アメリカ Carey W. Hepler

2011 ドイツ Jutta Sacrtweber ドイツ2012 日本2013 サンタフェ 渡辺喜道 Sixten Schockert ドイツ

2014 トルコ Jaroslav Machan チェコ

2015 香港

アメリカ

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特性要因図とQFD

特性A

特性B

要因a

要因b

特性A

要因a

要因b

要因d

要因a

要因d

要因a

特性C

特性D

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特性要因図とQFD

品質特性

A B C D E F ・・・

工程要因

a

b

c

d

e

f

・・・

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内部品質保証

品質特性

工程制御要因

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外部品質保証

代用特性

真の要求

技術の世界

市場の世界 品質特性

要求品質

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一般的な品質展開の手順

⑤品質要素展開表

展開表

要求品質

④ 品質表⑥

要求項目②

ユーザー要求の把握①原始データ

要求品質③

抽出 ⑦品質企画重要度

重要度

⑨ 設計品質

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◎ ◎

3次項目で対応関係付けした品質表

雨の中でも着火する

寒いところでも着火する

強風の中でも着火する

1次 2次 3次

確実に着火する

簡単に着火する

片手で火が付けられる

ワンタッチで着火する

軽いタッチで着火する

どこでも着火する

炎が調整できる

安心して使える 炎が安定している

長い間炎を着けられる

使いやすい

3次

2次

1次

着火圧力

一発着火率

着火湿度

炎の高さ

耐水密閉度

消火風力

炎量安定時間

炎量調整度

連続使用時間

発火防止性

耐熱温度

耐熱温度

使用可能期間

着火容易性

着火安定性

炎安定性 保存安定性

着火性 安心性

品質要素展開表

要求品質展開表

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品質表の例

セールス・ポイント

絶対ウェイト

要求品質ウェイト

レベル・アップ率

企画品質

企画 ウェイト

他社

比較分析要求品質重要度

品質企画

簡単に着火する

どこでも着火する

安心して使える

買替時期がわかる

丈夫である

持ちやすい大きさである

外形寸法

魅力度

使用耐久性

保存安定性

炎安定性

着火安定性

着火容易性

○○◎

◎○

○◎○○○

◎○

○◎○

品質要素展開表

要求品質展開表

5 4 5 3 4 5 1.2 6.0 17.1

4 4 4 4 4 4 1.0 4.0 11.4

5 3 4 3 3 5 1.6 ◎ 12.0 34.2

3 3 3 3 3 3 1.0 3.0 8.5

4 3 4 2 3 4 1.3 ○ 6.2 17.7

3 3 4 3 4 4 1.3 3.9 11.1

合計 35.1

セールス・ポイント◎:1.5

○:1.2

対応関係◎5:強い対応 ○3:対応

△1:対応が予想

品質要素重要度 42302937502740

品質要素ウェイト 159.9145.1114.0224.121.9136.8188.1

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米国から習ったQC

Quality Control

QualityQuality of Design

Quality of Conformance

Control tower

滑走路

飛行場

野球

狙い

合致結果

設計品質

適合品質

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製造品質と設計品質と要求品質

現物

8.0mm

140.0mm

どれだけ合致しているか製造品質

設計品質

設計品質:軸長 140.0mm

↑ ↑品質特性 設計値

設計品質:軸径 8.0mm

↑ ↑品質特性 設計値

何故,この品質特性が必要なのか何故,この設計値の値でなければならないのか

要求品質

持ちやすい 書きやすい 指にフィットする

これらの疑問に対する答え

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品質展開の活用目的0 6020 40

その他

マーケットシェア

開発コストの低減

開発期間の短縮

設計変更の低減

市場の品質情報の

市場の品質情報の

品質情報の下流へ

現場の管理点の明

差別化のための新

他社製品との比較

設計の意図を製造

企画品質の設定

初期品質トラブル

設計品質の設定

No. 種類 変数名 2 変数2

1989年:“品質展開状況アンケート調査結果”,「品質」,Vol.19.

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二元表作成状況

1989年:“品質展開状況アンケート調査結果”,「品質」,Vol.19.

各種展開マトリックスの作成状況 (有効数:174製品)要求品質展開

品質特性展開

展開の種類

   展開の種類

23 128 29 46 22 19 13 10 5 22 7 9 12 13 要求品質展開11 16 32 4 38 6 6 1 22 16 11 20 6 品質特性展開

6 15 2 21 3 3 3 11 7 1 5 5 信 頼 性 展 開6 7 14 5 1 0 12 1 2 10 1 機 能 展 開

4 15 5 4 2 4 4 5 5 1 コ ス ト 展 開1 5 2 2 11 5 5 3 1 部 品 展 開

0 2 1 2 2 2 3 1 部 材 展 開0 2 2 0 0 1 0 素 材 展 開

1 1 0 0 0 0 業 務 展 開1 4 3 4 3 技 術 展 開

0 4 2 0 機 構 展 開0 0 1 工 法 展 開

0 1 工 程 展 開0 そ の 他

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展開表例 (工法展開表)1次項目 2次項目 3次項目

ウェットプロセス 電気めっき 単一めっき

合金めっき

複合めっき

レーザーめっき

無電解めっき 無電解合金めっき

複合めっき

洗浄

研磨 機械研磨

電解研磨

化学研磨

ドライプロセス 物理蒸着(PVD) 真空蒸着

イオンプレーティング

スパッタリング

イオン注入

イオンビームミキシング

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品質展開

整理:必要なものと不要なものを分け,

不必要なものを取り除くこと

整頓:必要なものをいつでも使える

ようにしておくこと

整理整頓

交通整理

魅力的商品の開発

確実な品質保証

顧客満足度の把握

顧客の生の声

消費者の行動

情報

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業務機能展開

業務整理整頓

交通整理品質保証上の重要業務

商品開発上の重要業務

人間がしなくてよい業務

☆ 業務の実施がどのような結果と関係するのか?

☆ 行動を起こすと何がどのように変わるのか?

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品質展開と業務機能展開

因果関係の把握

整理整頓

交通整理

顧客の生の声

消費者の行動

魅力的商品の開発

確実な品質保証

顧客満足度の把握情報

業務整理整頓

交通整理品質保証上の重要業務

商品開発上の重要業務

人間がしなくてよい業務

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抽象のハシゴ

嗜好品

タバコ

コーヒー

葉巻

紙巻タバコ

醸造酒

混合酒

蒸留酒

ビール

ワイン

清酒

リキュール

カクテル

ブランディ

ウィスキー

ジン

ウォッカ

ラム

アイリッシュ

スコッチ

バーボン

カナディアン

ジャパニーズ

ホワイト・ホース

オールドパー

グレンフェディック

バランタイン バランタイン12

バランタイン17

一次

二次三次

四次一次

二次

三次四次

抽象的 具体的

抽象のレベルが

高い

抽象のレベルが

低い

提供:金子憲治氏

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機能と品質

時刻 を 表示する 機能

機能表現: 名詞 + 動詞

対象 作用

【品質についてのJISの定義】

品物又はサービスが,使用目的を満たしているかどうかを決定するための評価の対象となる固有の性質・性能の全体

性質 性能

正確な: 精度 月差15秒 月差5秒年差15秒

正確に: 精度 時刻表示 分表示 秒表示

修飾語 正確な 正確に 品質

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品質要素展開表

品質要素

品質要素 品質要素

品質特性 品質特性 品質特性・ ・ ・ ・ ・ ・

信頼性

耐久性

保全性

MTTF(平均故障時間)

B10ライフ

故障率(単位時間当り故障発生率)

MTTR(平均修復時間)

保全度(一定時間内修復完了確率)

品質要素 品質要素 品質特性

抽象的 具体的

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展開表の種類

要求品質展開表

品質特性展開表

機能展開表

機構展開表

ユニット・部品展開表

シーズ展開表

コスト展開表

工法展開表

技術展開表

用途展開表

素材展開表

工程展開表

不具合展開表

FT展開表

FM展開表

構造因子展開表

製造制御因子展開表

業務機能展開表

保証項目展開表

方策展開表

目標展開表

計測機器展開表

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親和図法によるグルーピング結果

身体が暖まる

疲れがとれる

長く入れる

汗が良く出る

疲れさせる

面白い

キャラクターの形である

色が色々変わる

自分で配合して作れる

音がするよく眠れる

心が落ち着く

眠りを誘う香りだけする

湯の色が良い

使いやすい

入れ物ごと溶ける

一回に定量である

勝手にかき混ざる

パッケージが良い

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グルーピング結果の展開表への転記

面白い

キャラクターの形である

色が色々変わる

自分で配合して作れる

音がする

よく眠れる

心が落ち着く

眠りを誘う香りだけする

湯の色が良い

キャラクターの形である

色が色々変わる

自分で配合して作れる

音がする

よく眠れる

面白い

心が落ち着く

眠りを誘う

香りだけする

湯の色が良い

期待項目展開表

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QFDの3原理

細分化・統合化の原理

多元化・可視化の原理

全体化・部分化の原理

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QFDの原理 (1)

1. 細分化・統合化の原理

① 品質展開では分けて考えることが重要

② 製品のはたらきである機能と,機能の達成レベルである品質とを分ける

③ 市場の世界での要求品質と技術の世界での品質特性とに分ける

④ コストの問題と品質の問題とを分けて考える

⑤ まず分けること,そして再統合して展開表に整理する

⑥ 細分化と統合化がQFDの第一の原理

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QFDの原理 (2)

2. 多元化と可視化の原理

① 分けて展開表にまとめたものを多元的にみて検討する

② 市場の世界と技術の世界を二元的に検討しているのが品質表

③ 展開表や二元表は第三者が見ることができ,情報が視覚化される

④ 可視化によって第三者が不備を指摘することができる

⑤ 多元化と可視化が第二の原理

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QFDの原理 (3)

3. 全体化・部分化の原理

① 全体的に鳥瞰してどの部分が重要であるのかを見極める

② 重要な部分について拡大し細部を検討する

③ 部分最適が全体の最適とは限らない

④ 全体と部分とのバランスをとることが必要

⑤ 全体化と部分化が第三の原理

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技術を媒体としたQFD

技術

品質展開 生産技術展開 コスト展開 信頼性展開

BNE登録

機構 コスト FT表

業務

機能

部品

BNE技術展開

設計品質

企画品質

要求

特性

BNE

コスト

コスト

FMEA

QA表QC工程表

出典:赤尾洋二;品質展開入門

Page 38: QFD の今までとこれから定め,これを各種機能部品の品質,さらに個々の部分の品質や工程の 要素に至るまで,これらの関係を系統的に展開していくこと.

狭義の品質機能展開市場を調査する

情報を収集する

市場ニーズを技術検討する

現製品市場を調査する

競合他社製品を調査する

法規規制動向を調査する

PL問題動向を調査する

企画構想を立案する

技術市場動向と対比する

必要技術実現性を検討する

需要を予測する

検査規格を決定する

検査項目を決定する

限度見本を作成する

検査要領をチェックする

市場ニーズを

把握する

適正開発テーマを

選定する

検査を準備する

製品を

企画する

生産を

準備する

製品品質を確保する

出典:赤尾洋二;品質展開入門

Page 39: QFD の今までとこれから定め,これを各種機能部品の品質,さらに個々の部分の品質や工程の 要素に至るまで,これらの関係を系統的に展開していくこと.

技術展開の活用

部署展開表

展開表

技術 品質表

技術レベル重要度

重要度

評価

品質要素展開表

品質表

人員

当該技術を誰が保有しているか

当該技術をどの部署が保有しているか

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e 7 -QFD

QA-QFD:Quality Assurance QFD

Job-QFD:Job Function QFD

Rdb-QFD:Real-time data base QFD

TT-QFD:Taguchi Method & TRIZ QFD

Stat-QFD:Statistical QFD

Bos-QFD:Blue ocean strategy QFD

Sus-QFD:Sustainable QFD

Page 41: QFD の今までとこれから定め,これを各種機能部品の品質,さらに個々の部分の品質や工程の 要素に至るまで,これらの関係を系統的に展開していくこと.

QFDを用いた品質情報システム構想の概念図

品質特性

品質表

要求品質

設計品質

要求品質

企画品質

技術

シーズ

工法

BNE登録簿

素材

品質特性

要求品質

設計品質

品質表

ユニット・部品

Cp

本部

図面・技術資料

開発・設計部

営業部

アフターサービス部

クレーム情報製造工程データ

品質保証部

生産技術部在庫情報

資材・購買部

製造部QA表

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設計段階でのリアルタイム処理

警告!!+0,01 では不可能 !

限界 = 0,05

+150 0,01

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設計活動におけるリアルタイム化

150 + 0,01

設計者 A

警告!!!本当に設計変更しますか?

まだ 300 ユニットの在庫があります.使いきるのに 5 ヶ月かかります.この設計変更では 500万円

の損失となります.

警告!!

+0,01 では不可能!

限界 = +0,05

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ダッソー・システム(CATIA)

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田口メソッド(TM)とQFD

品質表

品質要素展開表

展開表

要求品質

重要度

品質企画重要度

設計品質

田口メソッド

Page 46: QFD の今までとこれから定め,これを各種機能部品の品質,さらに個々の部分の品質や工程の 要素に至るまで,これらの関係を系統的に展開していくこと.

QFDとTM

品質特性展開表

展開表

工程要因

品質表

誤差因子

感度SN比

動特性

制御因子

○○

望目特性0望目特性望小特性望大特性

静特性

Page 47: QFD の今までとこれから定め,これを各種機能部品の品質,さらに個々の部分の品質や工程の 要素に至るまで,これらの関係を系統的に展開していくこと.

工程の要素

TRIZとQFD

機能部品品質

代用特性

ユーザの要求

TRIZ

BNE登録

RD

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StatWorks・QFDモデル

0.0

-1.0

-3.0

2.0

1.0

2.01.00.0-1.0-2.0

X社97

-2.0

企画99Z社98

X社98

自社97

自社98

Y社98

Z社97

Y社97

実用性

使用安心性

0.0

-1.0

-3.0

2.0

1.0

2.01.00.0-1.0-2.0

X社97

-2.0

企画99Z社98

X社98

自社97

自社98

Y社98

Z社97

Y社97

0.0

-1.0

-3.0

2.0

1.0

2.01.00.0-1.0-2.0

X社97

-2.0

企画99Z社98

X社98

自社97

自社98

Y社98

Z社97

Y社97

実用性実用性

使用安心性

使用安心性

ポジショニング分析

品質表

品質要素展開表

展開表

要求品質

重要度

品質企画重要度

設計品質

品質表展開表

製造工程因子

実験計画法(DOE)

C D C×D

G 誤差A 誤差E C×E

D×E

F B 誤差

誤差F×G

デー

タ列 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 151 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 42.12 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 42.63 1 1 1 2 2 2 2 1 1 1 1 2 2 2 2 44.74 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2 1 1 1 1 42.25 1 2 2 1 1 2 2 1 1 2 2 1 1 2 2 41.16 1 2 2 1 1 2 2 2 2 1 1 2 2 1 1 40.67 1 2 2 2 2 1 1 1 1 2 2 2 2 1 1 41.78 1 2 2 2 2 1 1 2 2 1 1 1 1 2 2 43.79 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 ・10 2 1 2 1 2 1 2 2 1 2 1 2 1 2 1 ・11 2 1 2 2 1 2 1 1 2 1 2 2 1 2 1 ・12 2 1 2 2 1 2 1 2 1 2 1 1 2 1 2 ・13 2 2 1 1 2 2 1 1 2 2 1 1 2 2 114 2 2 1 1 2 2 1 2 1 1 2 2 1 1 215 2 2 1 2 1 1 2 1 2 2 1 2 1 1 216 2 2 1 2 1 1 2 2 1 1 2 1 2 2 1

要因 平方和 自由度 平均平方

A 42.576 1 42.576 228.339 **B 4.101 1 4.101 21.992 **C 3.151 1 3.151 16.897 **D 0.391 1 0.391 2.095E 9.456 1 9.456 50.712 **F 14.251 1 14.251 76.428 **D×E 2.326 1 2.326 12.473 *誤差 1.119 8 0.186計 78.379 15

F0要因 平方和 自由度 平均平方

A 42.576 1 42.576 228.339 **B 4.101 1 4.101 21.992 **C 3.151 1 3.151 16.897 **D 0.391 1 0.391 2.095E 9.456 1 9.456 50.712 **F 14.251 1 14.251 76.428 **D×E 2.326 1 2.326 12.473 *誤差 1.119 8 0.186計 78.379 15

F0

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品質保証から価値保証へ

機能を果たさない製品は商品にならない

機能が働いて「当然」であり,機能自体の価値は低くなっている

品質という「機能の達成レベル」も世間一般のレベルでは顧客は満足しない

そこで高品質を実現してきたが,高品質も「当り前」になってきている

これからは機能・品質という価値に加え,一歩先をいく価値を保証する必要がある

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Bos-QFD

アクション 競争要因

リングリング・ブラザー

&バーナム&ベイリー

小規模な

地域サー

カス

シルク・ド・ソレイユ

増やす 価格 1.8 1.7 3.2花形パフォーマー 3.8 3 1動物ショー 4.5 3.4 1館内グッズ販売 4.5 3.5 1複数ショーの同時進行 3.8 3 1楽しさやユーモア 4.5 4.2 3.8危険やスリル 4.5 4.2 3.8

増やす 独自のテント 2.2 1.8 4.5テーマ性 3.9快適な環境 3.9演目の種類 3.9芸術性の高い音楽とダンス 3.9

既存

新規

戦略キャンバス低高

付け加える

減らす

取り除く

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田井・モデル

二元表

経験価値展開表

展開表

シーン

頻度

企画コンセプトシーン評価

重視度

価値充足

比較

重点

シーン

アナロジー

ターゲット

価値

評点表

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商品企画七つ道具(P7)・モデル

品質表

品質要素展開表

展開表

要求品質

重要度

品質企画重要度

設計品質

○○○電子手帳に関するアンケート調査

このアンケートはお買い上げいただきました○○○電子手帳▽▽-1200に対する調査です.

貴方様のご意見をお聞かせください.

【質問1】 お客様は下記のどの機種の電子手帳をお持ちですか,該当する機種全てをまるで囲んでください.

【質問2】 ▽▽- 1200 をご使用になって,現在どのように感じていられるか感想をお聞かせください.

Q1) 現在,▽▽-1200に対して満足していますか,該当する記号に○印をお付けください.

非常に満足 ほぼ満足 どちらともいえない やや不満足 非常に不満足

┣━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━━┫

Q2) ▽▽-1200を現在も利用なさっていますか.該当する記号に○印をお付けください.

a.大変有効に利用している.

b.有効に利用している.

c.まあまあ利用している.

d.あまり利用していない.

e.ほとんど(全く)利用していない.

【質問3】 ▽▽-1200について,下記の項目ごとの評価をお聞かせください.

非常に良い 良い まあまあ 良くない 非常に良くない

デサインのよさ ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫

とりだしやすさ ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫

持ち運びやすさ ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫

画面表示の見やすさ ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫

データ記憶容量の大きさ ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫

入力の簡単さ ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫

漢字の確かめやすさ ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫

秘密データの守りやすさ ┣━━━━╋━━━━╋━━━━╋━━━━┫

0.0

-1.0

-3.0

2.0

1.0

2.01.00.0-1.0-2.0

X社97

-2.0

企画99Z社98

X社98

自社97

自社98

Y社98

Z社97

Y社97

実用性

使用安心性

0.0

-1.0

-3.0

2.0

1.0

2.01.00.0-1.0-2.0

X社97

-2.0

企画99Z社98

X社98

自社97

自社98

Y社98

Z社97

Y社97

0.0

-1.0

-3.0

2.0

1.0

2.01.00.0-1.0-2.0

X社97

-2.0

企画99Z社98

X社98

自社97

自社98

Y社98

Z社97

Y社97

実用性実用性

使用安心性

使用安心性

①グループインタビュー

②アンケート調査

③ポジショニング分析

④アイデア発想法

⑤アイデア選択法

⑥コンジョイント分析

⑦品質表

カードNo.1

重量: 150g

音質: ドルビー有り

形状: 卵型

録音機能: 再生のみ

価格: 10,000円

カードNo.2

重量: 150g

音質: ドルビー有り

形状: 卵型

録音機能: 録音・再生

価格: 20,000円

カードNo.3

重量: 150g

音質: ドルビー無し

形状: 角型

録音機能: 再生のみ

価格: 10,000円

カードNo.4

重量: 150g

音質: ドルビー無し

形状: 角型

録音機能: 録音・再生

価格: 20,000円

カードNo.5

重量: 200g

音質: ドルビー有り

形状: 角型

録音機能: 再生のみ

価格: 20,000円

カードNo.6

重量: 200g

音質: ドルビー有り

形状: 角型

録音機能: 録音・再生

価格: 10,000円

カードNo.7

重量: 200g

音質: ドルビー無し

形状: 卵型

録音機能: 再生のみ

価格: 20,000円

カードNo.8

重量: 200g

音質: ドルビー無し

形状: 卵型

録音機能: 録音・再生

価格: 10,000円

カードNo.1

重量: 150g

音質: ドルビー有り

形状: 卵型

録音機能: 再生のみ

価格: 10,000円

カードNo.2

重量: 150g

音質: ドルビー有り

形状: 卵型

録音機能: 録音・再生

価格: 20,000円

カードNo.3

重量: 150g

音質: ドルビー無し

形状: 角型

録音機能: 再生のみ

価格: 10,000円

カードNo.4

重量: 150g

音質: ドルビー無し

形状: 角型

録音機能: 録音・再生

価格: 20,000円

カードNo.5

重量: 200g

音質: ドルビー有り

形状: 角型

録音機能: 再生のみ

価格: 20,000円

カードNo.6

重量: 200g

音質: ドルビー有り

形状: 角型

録音機能: 録音・再生

価格: 10,000円

カードNo.7

重量: 200g

音質: ドルビー無し

形状: 卵型

録音機能: 再生のみ

価格: 20,000円

カードNo.8

重量: 200g

音質: ドルビー無し

形状: 卵型

録音機能: 録音・再生

価格: 10,000円

ヘッドホン・ステレオ

音質 価格 重量 機能

企画A 企画B 企画C

ヘッドホン・ステレオ

音質 価格 重量 機能

企画A 企画B 企画C

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持続的成長のためのQFD

6.経営者の責任 10.顧客及びその

他の利害関係者の認

識の把握

9.クオリティマネジメ

ントシステムの改善

7.資源の運用管理

11.クオリティマネジメント

システムの革新

5.学習及び革新

4.クオリティマネジメントシステム

クオリティマネジメント

システムの革新

クオリティマネジメント

システムの継続的改善

製品の継続的改善

8.製品実現

組織像の明確化

顧客及びその他の利害関係者の要求事項

顧客及びその他の利害関係者の満足

2.7 人財育成

2.2 品質保証

2.3 BSC

2.5 原価企画

2.6 信頼性企画

2.8 部品メーカー

2.4 新製品開発

要求品質

②品質特性

経営要求

⑧管理特性

業務機能

⑤ ⑫ ⑭

⑬能力・意識

教育方法

要求品質

②品質特性

経営要求

⑧管理特性

業務機能

⑤ ⑫ ⑭

⑬能力・意識

教育方法

品質展開 生産技術展開 コスト展開 信頼性展開

BNE登録

機構 コスト FT表

機能

部品

BNE

設計品質

企画品質

要求

特性

BNE

コスト

コスト

FMEA

QA表QC工程表

品質展開 生産技術展開 コスト展開 信頼性展開

BNE登録

機構 コスト FT表

機能

部品

BNE

設計品質

企画品質

要求

特性

BNE

コスト

コスト

FMEA

QA表QC工程表

BNE登録BNE登録

機構機構 コストコスト FT表FT表

機能機能

部品部品

BNEBNE

設計品質

企画品質

要求

特性

設計品質設計品質

企画品質

企画品質

要求

特性

BNE

BNE

コスト

コスト

コスト

コスト

FMEA

FMEA

QA表QC工程表

二元表

経験価値展開表

展開表

シーン

頻度

企画コンセプトシーン評価

重視度

価値充足

比較

重点

シーン

アナロジー

ターゲット

価値

評点表二元表

経験価値展開表

展開表

シーン

二元表

経験価値展開表

展開表

シーン

頻度

企画コンセプトシーン評価

重視度

価値充足

比較

重点

シーン

アナロジー

ターゲット

価値

評点表

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“気づき”のマネジメント

木から落ちるりんご木から落ちるりんごは誰でも見ているが万有引力の法則に気づくか

注射器とはんだごて注射器の針にはんだごてが触れた状況からインクジェットを気づくか

変化を気づくか

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技術展開の活用

一次 二次 三次アルミニュウム技術鉄技術銅技術合金技術ゴム技術絶縁体技術セラミック技術ファインセラミックス技術微粒子技術ファインケミカル技術結晶技術液晶技術

金属素材技術

非金属素材技術

材料技術

技術対象言語の展開表

一次 二次 三次プレス技術成形技術加圧技術研削技術切削技術製作技術増産技術装着技術組立技術

技術作用言語の展開表

加工技術

製造技術

生産技術

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固有技術からの開発

用途

技術

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ノンバーバルの活用 ことばによって伝えられるメッセージは全体の35%

9つの非言語メディア人体

動作

周辺言語

沈黙

身体接触

対人的空間

時間

色彩

出典:マジョリー・F・ヴァーガス著「非言語コミュニケーション」

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右脳のトレーニング

出典:http://www.mimitech.jp/uno-sano.html

イメージ記憶直感・ひらめき芸術性・創造性瞬間記憶潜在意識(無意識脳)リラックス

言語認識論理的思考

計算じっくり記憶顕在意識(意識脳)ストレス

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表情研究

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本物指向

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QFD の今までとこれから

玉川大学名誉教授

大藤 正

2018.11.27

End of The Presentation

ご清聴ありがとうございました.

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発行:1988年

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発行:1993年

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発行:1990年 発行:1994年

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発行:1997年発行:1998年

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発行:2003年

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発行:2004年

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発行:2008年 発行:2009年

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発行:2010年

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技術とは

物事をたくみに行うわざ。技巧。技芸。

科学を実地に応用して自然の事物を改変・加工し、人間生活に役立てるわざ。

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枯れた技術の活用

企業に蓄積された技術で、枯れた技術を活用することで新市場を開拓する動きがある。

例:

VTRのテープ

ペイジャー

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What-How表

代用特性

真の要求

技術の世界

市場の世界 品質特性

要求品質

What

How B to C

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What-Why表

代用特性

真の要求

技術の世界

市場の世界

Why

WhatB to B

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様々なVoC

⑤品質要素展開表

展開表

要求品質

④ 品質表⑥

要求項目②

ユーザー要求の把握①原始データ

要求品質③

抽出 ⑦品質企画重要度

重要度

⑨ 設計品質

⑧VoC

VoS

VoM

VoT