questetra ハンズオンセミナー 「ビギナー向け業務プロセス設計」 2014/02/12
DESCRIPTION
「Questetra BPM Suite」は、Drag&Dropの簡単操作で、業務ルールや業務の流れを設定し、業務プロセスを定義することができるツールです。プログラミングやシステムの知識がなくても、ブラウザだけで、誰でも簡単に業務システムを作成できます。 本セミナーでは、これから業務プロセス設計をはじめる方に、実際の操作を通じて、Questetra を利用した基本的な業務プロセス設計を学習していただきます。開発者自身が講師をつとめますので、疑問点もその場で解決!参加者の方とコミュニケーションをとりながら、はじめの一歩をサポートします。TRANSCRIPT
事前準備
• Google Chrome ではなく、IE か Firefox をお使いください – 現在、Chrome の Flash Player の描画に不具合の疑い
• Wifi に接続し、今日利用する Questetra BPM Suite に ログインできることを確認してください。
• Questetra BPM Suite に、1ユーザしかいない場合は、 スタッフに声をかけてください。もう1ユーザ追加します。
• http://goo.gl/Rb9aDa から、「作業依頼フロー_スク試゙用3.qar」をダウンロード してください。
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Questetra ハンズオンセミナー 「ビギナー向け業務プロセス設計」
アジェンダ
1. プロセスの新規開始/タスクの処理を体験する
2. Questetra BPM Suite の基本概念
3. プロセスモデルを見る
4. プロセスモデルの3要素
5. タスク処理画面を作る
6. 他の人に仕事を
7. フローを分岐させる
• メール受信でプロセスを開始する
• プロセスの途中でメールを送る
プロセスの新規開始/タスクの処理を体験する
• (右上のユーザ名) →「プロセスモデル設定」 →「アーカイブから新規作成」 →先ほどダウンロードした qar をアップロード
• 以下は無変更で、そのまま「新規作成」
–プロパティの編集
–プロセスモデル内で使用されている組織の。。。
• 「編集用バージョンのアクティベート」
プロセスの新規開始/タスクの処理を体験する
• 「新規開始」(左サイド) →「作業依頼フロー」で、「▶▶」ボタン →「依頼先」で他のユーザBを指定 →他を入力して、「『1.依頼作業の入力』処理完了」
• 先に指定したユーザBでログイン • 「マイタスク」(左サイド)
→「2.再確認/完了報告」のタスクで「▶」ボタン →何か入力して、「再確認」
• 最初のユーザでログイン • 「マイタスク」(左サイド)
→「1. 再確認への対応」のタスクで「▶」ボタン →何か入力して、「『1x.再確認への対応」処理完了」
上記を何度か、「依頼先」のユーザを変更しながら試してください
Questetra BPM Suite の基本概念
プロセスモデル • 組織が特定の業務を遂行する上において、守るべきルール
• 「業務ルール」「規定」など
タスク • プロセスモデル内で、人が処理すると定めた工程
プロセス • プロセスモデルに従って実際に行われる、特定の一連業務
• 特定の「稟議」「申請」「案件」「問い合わせ対応」など
タスク
・特定のプロセス内で、実際に人が処理しなければならない、1つ1つの仕事
• 特定の「Todo」「仕事」「決裁」等
従うべきルール
ルールにそって動く 実際の業務
プロセスモデルを見る①
スイムレーン
同一の役割の人によって処理されるタスクを、グルーピングする
スイムレーン内のタスクは、原則、同一ユーザが処理する
タスク
人が処理すると定めた工程
システムが処理する(自動処理)される工程もあるが、アイコンが異なる
プロセスモデルを見る②
開始イベント/終了イベント
プロセスを新規開始することのできるポイント/終了するポイントを表す
フロー
工程の前後関係を表す
1つの工程から複数のフローが出ている(分岐)する場合もある
トークン
特定のプロセスにおいて、どの工程まで業務が進んでいるか表す
原則、1つのプロセスに1つだが、複数になる場合もある
プロセスモデルの3要素
• プロセス図(業務フロー図) – 工程、および工程の前後関係
• データ項目(タスク処理画面) – 取り扱うデータ – タスク処理画面(入力画面)
• 処理担当者 – 誰が各タスクを処理するか
タスク処理画面を作る①
• (右上のユーザ名) →「プロセスモデル設定」 →「プロセスモデル新規作成」 →プロセスモデル名は任意で、「新規作成」 →プロセスモデラーが起動
• 以下のプロセス図を作成してください
タスク処理画面を作る②
• プロセスデータ項目で 以下を追加 – 文字
– 日付
• 読み書き権限で、 以下を設定 – “入力”タスクは、 全データを「読み書き」に
– “確認”タスクは、 全データを「読み込み」に
「保存」「閉じる」「編集用バージョンのアクティベート」後、
プロセスを「新規開始」して、動かしてみてください
タスク処理画面を作る③
• 読み書き権限 – 読み書き:値の閲覧可能。および編集可能 – 読み込み:値の閲覧可能。編集はできない。 – 「-」 (なし):値の閲覧もできない。
• データの種類 – 文字(単一行/複数行) – 数値 – 選択(ラジオ/チェック/セレクトボックス/検索セレクト) – 日付(年月日/年月/月日/年)/日時 – ファイル – ユーザ/組織 – 掲示板 – テーブル
• タスクプレビュー
色々設定を変更して、試してみてください
変更後、「編集用バージョンのアクティベート」を忘れずに
他の人に仕事を①
• 以下のプロセス図に変更してください
• 処理担当者の設定画面 に移動
他の人に仕事を②
• “担当者2” にて、以下の設定 – 「組織: 〇〇に直接所属する人」を編集
• ユーザを選択し、任意のユーザを設定 • 表示が「ユーザ:〇〇」に変わる
– 「組織: 〇〇より下位組織に…」を削除
プロセスモデル保存後、 「編集用バージョンのアクティベート」 指定したユーザが、”確認” タスクの担当になることを確認ください
• “担当者2” にて、設定を追加
– ユーザを選択し、先ほどとは異なるユーザを設定
「編集用バージョンのアクティベート」後、プロセスを新規開始
• 先に設定した2人のユーザの「引き受け待ち」の一覧に、 ”確認” タスクが入るようになる
• それぞれのユーザで確認してください
他の人に仕事を③
他の人に仕事を④
• 設定に該当するユーザが1人しかいない場合
• 仕事は、自動的にそのユーザのものとなる
• 設定に該当するユーザが2人以上いる場合
• 仕事は「誰かが引き受けてくれるのを待つ」(引き受け待ち)状態に – 対象ユーザに依頼メール
• 仕事は、引き受けたユーザのものとなる
他の人に仕事を⑤
• 組織で指定 – 〇〇に直接所属する人/のリーダ
– 〇〇の下位組織に所属する人/のリーダ
• ユーザで指定
• プロセスデータで指定 – 組織型やユーザ型データで指定されたユーザ/組織
• スイムレーンを用いた相対的な指定 – スイムレーン〇〇のタスクを処理した人より上位組織の人など
組織やプロセスデータの指定を試してみてください
変更後、「編集用バージョンのアクティベート」を忘れずに
フローを分岐させる①
• 大きく2種類ありますが、そのうちの1つについて
• 以下のフローに変更してください
• 「分岐条件」に移動
フローを分岐させる②
• 「ユーザが選択した遷移先に流す」に変更
• 「ボタン名」を設定
“確認” タスクで押したボタンに応じて、
次のステップが変わることを確認してください
「編集用バージョンのアクティベート」を忘れずに
フローを分岐させる(補足)
• 最初に条件を満たした、1つのフローのみにトークンを流す
• トークンを複製し、全てのフローにトークンを流す
• トークンを複製し、条件を満たしたフローのみにトークンを流す
• 複数のフローを1つに集約する トークンが複数になっている場合は、1つにまとめる
• データの値に応じて分岐させることも可能
メール受信でプロセスを開始
• 「メッセージ開始イベント(メール)」を使用 アイコンは Advanced のタブ内にある
• メール本文などを、データ項目に受け取ることが可能
• 予め機能を有効にする必要 「システム設定」 →「プロセスモデル外部連携」 →「メッセージ開始イベント(メール)」
プロセスの途中でメールを送る
• 「メッセージ送信中間イベント(メール)」を使用 アイコンは Advanced のタブ内にある
• トークンがアイコンのところに到達すると、自動的にメールを送る
• メールに、データ等を埋め込むことが可能
まとめ
プロセスモデル
• 組織が特定の業務を遂行する上において、守るべきルール
• 「業務ルール」「規定」など
タスク
• プロセスモデル内で、人が処理すると定めた工程
プロセス
• プロセスモデルに従って実際に行われる特定の一連の業務
• 特定の「稟議」「申請」「案件」「問い合わせ対応」など
タスク
・特定のプロセス内で、実際に人が処理しなければならない、1つ1つの仕事
• 特定の「Todo」「仕事」「決裁」等
従うべきルール
ルールにそって動く 実際の業務
プロセスモデル(3要素)の実装が肝
•プロセス図
•データ項目
•処理担当者