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政策科学部 [ 政策科学専攻/ CRPS 専攻 ] COLLEGE OF POLICY SCIENCE GUIDE 2020

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Page 1: R 政策科学部2020 CC2014 - ritsumei1 政策科学部は1994年に設立されました。現在国内の政策系学部・学科・専攻は80以上ありますが「、政策科学

政策科学部[ 政策科学専攻/ CRPS専攻 ]

COLLEGE OF POLICY SCIENCEGUIDE 2020

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政策科学部C O L L E G E O F

P O L I C Y S C I E N C E

大阪いばらきキャンパス

● 政策科学科政策科学専攻/ Community and Regional Policy Studies 専攻

学部 HP

取得学位 学士(政策科学)

アドミッション・ポリシー

政策科学部では、解決が必要とされている政策課題に対して、実践レベルに踏み込み、よりよい社会を創造するための学びを展開しています。こうした学びにチャレンジする学生を求めていることから、入学時点において以下の学力、関心を有することを求めます。①高等学校などの教育によって修得した基礎的な学力を有していること。②それらの知識に基づく問題解決のための思考や態度、能力習得に関心があること。③広く社会的な課題の解決に向けた実践や構想に意欲があること。

政策科学部学生ラウンジ(PS-Lounge)

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政策科学部は1994年に設立されました。現在国内の政策系学部・学科・専攻は80以上ありますが、「政策科学

部」と称するのは立命館大学のみです。なぜ政策科学という名にこだわるのか?それは、政策科学という新しい学問

を探究していくからです。人文・社会・自然科学を問わず、学問の世界では細分化が進んでいますが、これでは21世紀

の日本や国際社会が直面する複雑な問題には対処できません。既存の学問の壁を乗り越えた視点から、問題を発見

し、現状を分析し、政策を提言する力が必要になります。そのためには、複眼的で多角的な視野が求められます。政策

科学部では、こうした視野で学術的な調査、分析、提言のできる人

材の育成を目指しています。このような視野の獲得には、国内外の

さまざまな課題に直面し、課題の解決に取り組んでいる人 と々知識

や知恵を共有し、問題の原因・背景を深く掘り下げることで、有効

な解決策を導き出す実践的な学びが不可欠です。

21世紀に入り、さまざまな分野と次元でグローバル化が進んでい

ます。政策科学部にはカリキュラムが全て英語で行なわれるCRPS

専攻が用意されており、政策科学部学生もさまざまな国や地域の

学生が集まったCRPS開講科目を履修することができます。また、

英語以外のヨーロッパ言語とアジア言語(計10語種)を学ぶことが

できます(LGA科目)。社会的に解決しなければならない課題は、国

内外のいたるところにあります。政策科学という学問的営み、政策

科学の視野は、国境を超えて広がります。

21 世紀を生きる新しい学問それが政策科学

現地調査で気づいた、多面的視点の重要性。

村田 光司 さん

政策科学部 政策科学科 政策科学専攻 4回生和歌山県・智辯学園和歌山高校出身

政策科学部の魅力は、社会科学の基礎を幅広く学んでから、研究分野を柔軟に選択できる点にあります。私が選んだのは「八幡プロジェクト」に取り組むゼミナールです。このプロジェクトでは、北九州工業地帯における重工業の中心地として栄えた福岡県北九州市八幡地区について、各自がテーマを設定し研究を進めています。

明治34年の八幡製鐵所設立以降、八幡地区に新たに生まれた階級文化に焦点を当て、現地調査を行いました。得られる情報が多い反面、調査行動そのものに満足してしまう一面もある現地調査の方法を模索するなかで、明確な目的や綿密な計画などの事前準備こそが重要であることに気づきました。研究目的に沿った調査対象や聞き取り内容を事前に決め現地調査をしたことで、より詳細な情報を収集することができました。八幡地区はかつて工業都市として栄え、昼夜ともに賑わっていたといいます。大きな製鐵所の存在に目が向きがちですが、地元の方々と直接会って当時の様子について聞く中で、町を支え、歴史をつくってきたのはそこで生きた「人」なのだということを強く実感しました。物事を一面で捉えるのではなく、多面的に捉えることの重要性に気づくことができたのは、直接足を運び、地域の人々や歴史と向き合った成果だと感じています。

将来の目標は、新たなシステムやプロダクトを考案し、世界をよりよい方向へと導く存在になることです。学びの中で得たものに加えて、立命館大学E.S.S.(英語研究会)主催の全日本学生英語弁論大会で実行委員長を務めるなど、課外活動で培ったリーダーシップや論理的思考力を今後も活かしていきたいと思っています。

Student ’s Vo ice

入 学自分のやりたいことを発見し、行動できるアクティブな学生を求めています。

公共政策系

社会マネジメント系 環境開発系

基礎理論調査・分析

政策立案・実施

地球温暖化防止

LRTの導入

資源循環型社会

国際紛争の解決

将来の危機(リスク)のコントロール

日本的経営の行方

都市再生 文化財の防災

地方分権

地域格差の解消

限界集落の再生

ITとコミュニケーション景観まちづくり

セーフ・コミュニティ

NPO

企業の社会的責任

公務員制度改革

高齢化社会

商店街活性化

金融システムの改革

ローカル・ガバナンス

グローバル化と日本の戦略

アスベスト公害

卒 業企業、行政、NPOなどの企画・政策の立案・実施部門で

活躍できる人材を送り出します。

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社会の問題について深く考え、政策構想力・実践力を身につける。政策科学とは、社会における問題の原因を明らかにし、多様な利害関係者の立場を考慮しながら最善の解決策を提示する「問題解決型の

学問」です。政策科学の研究では、問題の本質を見極め、解決策を提示することが重要です。そのため、社会科学の基礎を幅広く学び、現場で実践し、そのプロセスで得た知見と理論を交互にフィードバックして学びを深めます(政策科学部ではPBL(Project / Problem - Based Learning)型実践教育を取り入れています)。また、豊かな経験と役立つスキルを駆使して研究を推進する政策実践力と、さまざまな情報を収集し対極的な視点から将来ヴィジョンを描ける政策構想力を身につけます。

実践を通じて政策科学の視点を学ぶ 〈PBL (Project / Problem-Based Learning) 科目〉

政策科学部では、社会科学を中心とする諸科学の基礎を総合して、海外を含むフィールド(現場)で実践し、そのプロセスで得た知見と理論を交互にフィードバックすることで学びを深めていく、PBL(Project / Problem-Based Learning) を重視しています。1回生時にPBLの基礎となる批判的思考力や論理的表現力などを習得します。2回生時には企業や行政機関、NGOなど政策課題に取り組む現場で、学生が自主的にグループを組んで研究の素材や方法、課題を見つけ出し、調査活動を実施します。フィールド調査を重視し、学外の資料を閲覧したり、実社会で活躍する個人や団体と接触したりすることで、政策現場の体験を学びに取り込みながら解決策を模索します。これらの経験を礎として3回生で「政策構想演習」(ゼミナール)、4回生で「学士論文」の執筆に取り組み、政策構想力と政策実践力を涵養し習得することを目指します。

少人数グループで調査研究を進め、 その成果を競い合う 〈PS アカデミック・フェスタ〉

政策科学部では、学生が小集団に分かれてその研究成果を発表する機会を豊富に設けています。なかでも12月に行われる「PSアカデミック・フェスタ」では、各回生に配置されたプロジェクト科目やゼミナールの最優秀グループの発表やコンペティションなどが行われます。発表の内容はもちろん、政策を実現に導くためのプレゼンテーション能力、グループのチームワークも試され、政策科学部の一年の学びの集大成となるイベントです。

学びの特色

学際的な学び

実践を通した学び

さまざまなバックグラウンドを持った教員政策科学部は、社会科学分野だけでなく、自然科学、環境、都市計画、経済・経営学、福祉、政治・ガバナンス、法学などさまざまなバックグ

ラウンドを持った教員で構成され、多角的視野で問題解決へのアプローチを実践すると共に、学生の皆さんが興味関心を持ったさまざまな分野に対応できる体制となっています。

科学的な調査・分析能力を身につけて、研究に活用する 〈分析技法の修得〉

政策課題や政策争点の背景にある社会状況を分析したり、問題解決のために必要な政策案の効果を予測したり、過去に実施した政策の効果を測定したりするためには、科学的な分析技法や調査方法の修得が必要になります。政策科学部では、情報機器やソフトウェアの基礎的スキルはもちろん、より高度な情報処理の技法を学び、調査・研究・政策分析に活用できる力量を育成する科目を用意しています。

イタリアプロジェクト

台湾プロジェクト大阪府庁、茨木市、奈良東部・南部、信州安曇野、南信州、富良野、フィリピン、日韓相互理解、台湾、タイ、オレゴン

[2019年度 2回生配当PBL科目実施プロジェクト(予定)]

2018年度 PSアカデミック・フェスタ受賞テーマ(一部抜粋)

■3・4回生「政策構想演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」、「学士論文」

・ 公立学校教員の長時間労働の現状と課題 -教員の働き方改革に関する一考察-

・ 大気汚染に対する認識の変化:中国の大気汚染問題に対する意識に影響を与える要因に関する実証的研究、1995-2015

■2回生「政策実践研究プロジェクト・フォロワーⅠ・Ⅱ」

・ 時代の波に抗う観光 ~伊根浦を事例とした観光のパラダイムシフトへ向けた提言~

■1回生「プロジェクト入門」

・ 里親制度啓発の効果の検証:福岡市におけるNPOと児童相談所の協働による取り組み

■CRPS専攻1回生「Introduction to Academic Research」

・ Utilization of Water Hyacinth Plant (Eichhornia crassipes) as a Community Development in Chao Phraya River

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多言語を学習し、言語バリアを意識しないバイタリティを身につける 〈外国語教育〉

政策科学部の外国語教育は、チャレンジ精神を持ち、英語を含む複数言語を用い、世界で活躍できるグローバル人材の育成を目指しています。最近では、英語でのコミュニケーションを基礎として、現地語でコミュニケーションがとれることも重要な要素となりつつあります。政策科学部では、英語で政策科学を学ぶ科目「政策英語科目(EPS)」と初修外国語としての科目「グローバル言語科目(LGA)」を設置しています。EPS科目では、講義を英語のみで行う科目や、講義を通して公表に値する英語の成果物を作成する科目があります。また、LGA科目では、5つのアジア言語(Chinese、Indonesian、Korean、Thai、Vietnamese)と5つのヨーロッパ言語(French、German、Italian、Russian、Spanish)の科目を開講しており、いずれの言語も政策実践の現場に関わる実用言語・教養言語として学びます。

学びの特色

[国際的視野を獲得するための学修モデル]

1 回生 2 回生 3 回生 4 回生

「学士論文」 実践と理論を通じた4年間の学びを

学士論文に活かす

「政策構想演習Ⅰ・Ⅱ」 「政策構想演習Ⅲ」「研究実践フォーラムⅠ・Ⅱ」

日韓相互理解プロジェクトを選択する

「オンサイト調査演習」 韓国でフィールド調査を実施する

「政策英語科目」

「グローバル言語科目」 韓国語を選択する

「学部独自短期派遣プログラム」 2週間韓国へ短期留学する

「学部独自交換留学プログラム」 半年または1年間韓国へ留学する

国際的な学び

国際的視野の獲得政策科学を学ぶうえで多角的視野は不可欠です。政策科学部では、国際的視野を獲得するためのカリキュラムを4年間の学びの中に組み込

んでいます。

政策科学部では、

◆ 英語を学ぶのではなく、英語で政策科学を学びます(政策英語科目)。

◆ 英語以外の言語については、10語種から学ぶことができます(グローバル言語科目)。

◆ 海外フィールドワークを2回生演習科目(「研究実践フォーラム」「オンサイト調査演習」)で実施しています。

◆ 言語科目・演習科目と連動した学部独自留学プログラム(2週間・半年間・1年間)を提供しています。言語・フィールド・留学を有機的に積み上げながら政策科学を学ぶことができます。

その他に、

◦ 政策科学部の英語基準コース生(CRPS専攻生)と交流しながら学ぶ科目(「Cross Border Policy Issues」)もあります。◦英語運用能力が一定基準を満たせば、CRPS専攻科目(英語基準)を受講して要卒単位に含めることができます。

英語で学ぶ政策科学

(政策英語科目)

実践と理論を通じて学ぶ政策科学

(政策科学科目)

10語種から選べる 外国語教育

(グローバル言語科目)

学部独自留学プログラム

2つの専攻政策科学部では、政策科学専攻(日本語基準)とCommunity and Regional Policy Studies

(CRPS)専攻(英語基準)があります。CRPS専攻では、さまざまな国や地域の学生が集まりそれぞれの国や地域が抱える諸課題を共有しながら学びを深めていきます。日本語基準学生も一定の語学基準があれば受講することができ、グローバル・ダイバーシティーな環境を提供しています。

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4 年間の学び

[2019年度 教員・研究テーマ一覧]

東 佳史 東南アジアにおける「開発」と「低開発」飯田 未希 消費文化とジェンダー・セクシュアリティ石川 伊吹 企業の競争優位とイノベーションのダイナミクス研究稲葉 光行 学習コミュニティと情報技術上原 拓郎 社会と生態系のつながりの研究鵜養 幸雄 古典に学ぶ政策立案・実施の知恵大塚 陽子 持続可能な福祉社会 -グローバル化する少子高齢社会におけるケアを考える

鐘ヶ江 秀彦 Industory4.0とA.I社会・IoT時代のレジリエントな都市のプランニング領域に 関する研究

上久保 誠人 現実的・学際的に政策に挑む「リアリスティック・ポリシー・サイエンス」上子 秋生 地方行政体制の研究岸 道雄 少子高齢化時代の雇用、賃金と社会保障制度の研究小杉 隆信 資源・エネルギー・環境のシステム分析蔡 秀卿 行政訴訟事件から政策課題を考える坂西 明子 地域経済に関する政策課題桜井 政成 コミュニティ・ディベロップメントの政策科学桜井 良 環境教育と生物多様性の保全

佐藤 満 現代日本政治過程の理論的検討重森 臣広 自己愛と社会的共通利益 -政治思想の古典からの接近周 瑋生 国際エネルギー政策と環境経営戦略高村 学人 森林・農地の管理と所有 -土地制度からのアプローチ豊田 祐輔 政策科学からアプローチする防災と開発中野 勝行 ライフサイクル思考に基づいた環境影響評価の実施と活用西村 陽造 国際金融における政策研究平岡 和久 新しい時代の地方自治と自治体行財政研究藤井 禎介 現代の政策課題と政治理論舟橋 豊子 企業のグローバル・マーケティング真渕 勝 リスク管理:政治指導者そして国民は何を知っておくべきか宮脇 昇 安全保障の政策課題森 隆知 情報システムの構築およびその活用に関する研究森 裕之 都市政策と財政森 道哉 戦後日本の行政と政治安江 則子 グローバリゼーションをめぐる政策課題吉田 友彦 都市空間から考える都市政策論

外国語の選択 [必修]:英語[選択]: 中国語/韓国語/タイ語/インドネシア語/ベトナム語/ドイツ語/フランス語/ロシア語/スペイン語/イタリア語

◦上記は2019年度のカリキュラムです。 2020年度は科目名称等が変更になる可能性があります。 科目についての詳細は オンラインシラバス 立命館 検索

学びの流れ 多角的な視点を養う。 フィールドワークで現場を調べる。 ゼミで興味のあるテーマを探る。 学びの成果を 社会へ発信する。

学術俯瞰科目(M

LC

)Meta-Learning Courses

ヴィジョン科目

ヴィジョン 基礎科目

災害と安全APU 交流科目EPS Foreign Area Studies Reading

法学基礎Ⅰ・ⅡEPS Vision Broading

比較制度Area Studies Reading

社会思想史

ヴィジョン展開科目 全学共通科目のうち政策科学部が認めるもの

VB特殊講義 ヴィジョン特殊講義

情報技法科目(IM) Information and Methods

政策情報処理統計学プログラミングフィールド調査法

調査分析技法入門情報科学入門データ分析

社会調査法ゲーミング& シミュレーション

地域空間分析情報技術マネジメント

地域環境調査Ⅰ・Ⅱ

政策科学基礎科目(MP) Meta-policy

政治学Ⅰ・Ⅱ現代経営学入門サステイナビリティ学入門現代の福祉問題

公共政策ミクロ経済学入門政策工学入門まちづくり入門

憲法政策過程論環境科学国際学入門

政治過程論意思決定論マクロ経済学入門

公共哲学政治文化論

グローバル言語科目(LGA) Language for Global Actions

LGA特殊講義LGA入門LGA Special Seminar

○○初級Ⅰ、○○初級Ⅱ、○○初級Ⅲ、○○準中級Ⅰ、○○準中級Ⅱ、○○準中級Ⅲ

○○中級Ⅰ、○○中級Ⅱ

※ ○○には、Chinese、Korean、Vietnamese、Thai、Indonesian、French、German、Spanish、Russian、Italian 各言語名称が入ります。

政策科学科目(PLC

)Policy Learning Courses

公共政策

民法Ⅰ・Ⅱ国際機構論比較文化論情報社会論グローバルガバナンス国際学入門Policy Science Reading I

行政法Ⅰ日本政治史政策評価日本と東南アジアの 地方自治体国際公共政策国際政治経済論

行政法Ⅱ行政学Ⅰ・Ⅱ政治意識論Policy Science Reading Ⅳ

現代政治理論地域政策論債権法

社会マネジメント

財政学雇用政策論非営利組織論グローバル・ビジネス比較福祉社会論国際経済学社会保障政策マーケティング政策論Policy Science Reading II

公共経済学コミュニティ福祉論戦略経営論都市経済論開発経済論金融論経済政策企業組織論

消費者行動論ビジネスプランパブリック・ マネジメント論社会的企業論戦略分析Policy Science Reading Ⅴ

地域経済論社会福祉政策福祉経済論地方財政論組織ネットワーク論財務分析

環境開発

減災政策 都市計画都市マネジメント論環境経済学資源エネルギー論コミュニティ政策論国際環境政策Policy Science Reading Ⅲ

住宅政策論エコライフ政策都市景観論地域デザイン調査計画理論政策分析

コミュニティ防災論都市・環境法政策分析交通計画Policy Science Reading Ⅵ

システム科学環境社会学戦略的環境アセスメント環境経営論

公共政策・社会マネジメント・

環境開発系共通 演習 実習 特講

政策科学入門基礎演習プロジェクト入門政策科学特別実習1PLC特殊講義Contemporary Issues in Policy Science Ⅰ・Ⅱ

Academic WorkshopIntroduction to Social Sciences Ⅰ・ⅡEPS Project Ⅰ・ⅡEPS Special SeminarⅠ・ⅡResearch Workshopなど

研究実践フォーラムⅠ・Ⅱオンサイト調査演習政策科学特別実習2

Field Research Work ShopPolicy Studies Ⅰ・ⅡEPS Project Ⅲ・Ⅳなど

政策構想演習Ⅰ・Ⅱ政策科学特別実習3EPS Project Ⅴ・Ⅵ・ⅦPolicy Studies Ⅲ

政策構想演習Ⅲ学士論文EPS Project Ⅷ

1 回生 [発見] 2 回生 [調査] 3 回生 [探究] 4 回生 [発信]

政策科学専攻

◦学部の専門科目とは質的に異なる、幅広い分野の知識の修得を目指す科目を多数履修することができます。

詳しくはこちら

回 生

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経済同友会は、企業の経営者が個人の資格で入会し、政府や官庁、政党、国民などさまざまなステークホルダーに対して提言活動を行う場です。私は政策調査部で先進技術や規制緩和、労働市場といったテーマの会合を担当しています。ファクトチェックや議事要旨の作成など、大半は地味な作業ですが、「提言」という形で世に出す責任の重さを日々感じています。学部生時代にはロシアのサハリンへ行き、フィールドワーク等を通じて石油・天然ガス資源の恩恵が地域の発展の大きく寄与する様を体感しました。指導教員から「『物知り』になれ」と言われたことが印象に残っています。大学院では、海洋資源に関する政策過程について研究しました。こうした学びの経験が、今の職業につながっています。将来は、ビジネスの視点を公共政策に反映できる人材になりたいです。

三菱商事に興味を持ったきっかけは、政策科学部で幅広い分野を学ぶ中で、ビジネスを通じて社会課題を解決したいと思ったことでした。中でも生活の基盤となるインフラ開発を通じて国の発展に携わる当社の事業に魅力を感じました。現在は、鉄鋼に係る新規事業開発の担当として、国内外の市場調査、事業機会の検討を行っています。現在の仕事に活きていることは、大学時代、「現場」を見て学びを深めた経験です。例えば講義で法律を学んだ後、実際に傍聴席へ足を運ぶことで、より深い学びや新たな発見を得ることに努めました。入社後も、得た情報を徹底的に「現場」で掘り下げることが、鉄鋼に係る知識の醸成につながっている、と日々実感しています。今後、さらに鉄に関する知識を深め、グローバルなフィールドで多くの人々に寄与できるビジネスをリードしたいと考えています。

松岡 広祐 さん公益社団法人経済同友会 政策調査部

(政策科学研究科2018年修了 政策科学部 2016年卒業)

小川 峻輔 さん三菱商事株式会社 総合素材グループ 鉄鋼製品本部 メタルワン事業部

(政策科学部 2018年卒業)

さまざまな政策分野の担当を通じ、公共政策にビジネスの視点を反映していきたい。

「鉄」のスペシャリストとして、ビジネスで世界の人々に貢献したい。

2012年、政策科学部入学。2016年4月政策科学研究科入学。2018年に修了後、公益社団法人経済同友会に入社。「かくあるべき」という理想の実現に向け、現実的に何ができるのか、さまざまなテーマの会合を受け持ち、経営者の考えをうまく引き出せるように日々提案を続ける。

2014年、政策科学部入学。課外活動で体育会男子サッカー部に所属し、日本一を目指した。2、3回生の時にカンボジアなどの途上国を訪問。そこで抱いた「長期的・持続的に成長を促すことのできる企業に勤めたい」という思いに後押しされ、総合商社を志望。2018年、三菱商事株式会社へ入社。

卒業生からのメッセージ

◎円グラフの数値は小数点以下第二位を四捨五入により算出。

社会人基礎力を身につけ高い就職率を実現。社会学の学びや多彩な個性との触れ合いで得た幅広い視野と課題発見・解決能力を活かして、多くの卒業生が社会で活躍しています。

就職状況

[2018年度卒業生 就職先一例] 〈50音順〉

アクセンチュア(株) 大和ハウス工業(株) マツダ(株)

岩谷産業(株) 東京海上日動火災保険(株) (株)三井住友銀行

エーザイ(株) TOTO(株) (株)三菱UFJ銀行

(株)エヌ・ティ・ティ・データ 有限責任監査法人トーマツ ライオン(株)

大塚製薬(株) 西日本電信電話(株) 楽天(株)

(株)大林組 日本航空(株) (株)リコー

(株)キーエンス 日本生命保険(相) ローム(株)

(株)京都銀行 ネスレ日本(株) (株)ロッテ

積水ハウス(株) パナソニック(株) 国税専門官

全日本空輸(株) 阪和興業(株) 財務専門官

双日(株) (株)日立製作所 国家公務員一般職

大和証券(株) 富士通(株) 地方公務員(上級職)

製造 22.5%

流通・商事15.5%

マスコミ2.5%

公務員10.4%

サービス38.0%

金融11.1%

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立命館大学 政策科学部立命館大学 政策科学部事務室 Tel(072)665-2080 Fax(072)665-2089立命館大学 大阪いばらきキャンパス 〒567-8570 大阪府茨木市岩倉町2-150