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RapidWorks 新機能 32-bit / 64-bit
Build Version 4.0.0.0
2014年 03月 31日
Copyright Notice
©1993-2014. 3D Systems, Inc. All rights reserved. Produced in the USA. 03/31/14
本マニュアルに記載される内容は、情報提供のみを目的に作成されたものであり、予告なく変更されることがあります。したがって、当該情報が、3D Systems, Inc.による確約として解釈されてはなりません。本書に記載されるすべての名称、場所、イベントは、架空のものです。実在の人物や組織、団体等とは一切関係ありません。
3D Systems, Inc.は本書の記載内容に関して明示的にも、黙示的にもどのような保証もいたしません。本書に掲載されたすべての製品や関連資料は、当ソフトウェアにライセンスを供与するための正式契約の諸条件に準拠し、作成されています。本書記載の、当ソフトウェアに関する3D Systems, Inc.によるすべての保証は、ソフトウェアと共に提供されるライセンス契約に規定され、本書にも明記されております。 契約に詳しく規定されている通り、3D Systems, Inc.は、当ソフトウェアおよび添付資料の利用によって引き起こされた直接的、間接的、または結果的に生じる損害に限定することなく一切の損害について賠償の責任を負わないものとします。
当ソフトウェアを使用する個人、または団体は、本情報や当ソフトウェアのユーザーが、それを使う国(および地域)の関連法律、ルール、規則を遵守するように努めなければなりません。これには技術の輸出と無形資産および知的財産の保護に関するすべての適用可能な法も含まれます。3D Systems, Inc.は、著作権、特許、商標、企業秘密、機密情報に限定することなく、当ソフトウェアおよび本書に関するすべての所有権を強く主張し、これらの権利の行使に努めてまいります。当ソフトウェアを購入した個人、または団体に与えられた権利は、ライセンス契約に明示的に規定されている権利のみです。契約で明示的に認められている場合を除き、3D Systems, Inc.から事前に承諾書を得ずに当ソフトウェアや資料のいかなる部分も無断で複製(いかなるフォーマット・言語への変更を含む)してはなりません。
3D Systems, 3D Systems, Inc., Geomagic, Geomagic Capture, Geomagic Design, Geomagic Design X, Geomagic Design Direct, Geomagic Studio, Geomagic Verify, Geomagic Control, Geomagic Wrap, Geomagic Freeform, Geomagic Freeform Plus, Geomagic Sculpt, Geomagic Capture for SolidWorks , Geomagic Capture for SpaceClaim、RapidWorks、および企業ロゴ、製品ロゴは登録された商標または3D Systems, Inc.の商標です。3D Systems, Inc.の商標の他、本ユーザーガイドとチュートリアルに記載されたすべての商標は、各所有者の財産であり、特定のみを目的に用いられております。 当ソフトウェアや資料を識別する目的以外に、当ソフトウェアを購入した個人、または団体は、事前に3D Systems, Inc.から書面による承諾を得ることなく、3D Systems, Inc.の商標を使用してはなりません。
本書に関するご意見、ご質問は下記までご連絡ください。
3D Systems, Inc. Geomagic Solutions. 電子メール: [email protected]
電話: 03-3265-9446
Fax: 03-3265-9447
Web: http://www.nextengine.jp
目次 I. インストールガイド ................................................................................................ 1
インストール .............................................................................................................................1
動作環境 ................................................................................................................................................................................. 2
II. ハイライト ................................................................................................................ 3
新しいメッシュ作成アルゴリズム ...........................................................................................3
Solid Edge への LiveTransfer ...................................................................................................5
III. 改善された機能 ........................................................................................................ 7
不正データを修正 .....................................................................................................................7
UI/UX の改善..............................................................................................................................7
パフォーマンスの改善 .............................................................................................................8
IV. 修正された不具合 ..................................................................................................... 9
RapidWorks | インストールガイド 1
I. インストールガイド このガイドでは RapidWorks の最新バージョンのインストールについて解説しています。ご利用のバ
ージョンは ヘルプ > 情報 でご確認ください。
インストール
自動インストール
ファイル > 設定 で 自動アップデート オプションが 有効 に設定されていて、PCがインターネットに接続されて
いる場合、アプリケーションが開始する際に更新プログラムをインターネット上で検索し、新しいバージョンが
見つかれば自動的にダウンロードしてインストールすることができます。または、ヘルプ > アップデートのチェッ
ク を実行すると手動で更新プログラムの有無を確認することができます。このコマンドを実行することでも利
用可能な最新バージョンの有無を調べることができます。
インストール方法
1. NextEngine Support Center を開いてログインしてください。Downloadの RapidWorks から zip ファイル
をダウンロードします。: http://support.nextengine.com
2. ダウンロードした zip ファイルを PC上に展開します。
3. 展開したフォルダ内の .exe をダブルクリックし、指示に従ってインストールします。
RapidWorks を起動し、ヘルプ > 情報 を開いてバージョンを確認します。
インストール終了後、製品の起動画面で ヘルプ > 情報 をクリックしてバージョンを確認します。
RapidWorks | インストールガイド 2
動作環境
• ハードウェア: 最小動作環境は次のとおりです。大きなデータを扱う場合はメモリの増強を推奨します。
プロセッサ: Intel® または AMD® プロセッサ、2-GHz またはそれ以上
RAM: 4 GB
ハードディスク: 30GB またはそれ以上を推奨(一時ファイルキャッシュは 1億点につき 3GBの空きデ
ィスクが必要)
グラフィクスカード: OpenGL 1.2 またはそれ以上、32 ビットトゥルーカラー
詳細は次のウェブサイトを確認してください: https://rapidform.zendesk.com/entries/20237017--
XOR-XOV-XOS-System-Requirements
• OS: サポートする OSは次のとおりです。
Windows Vista (32-bit および 64-bit SP1 またはそれ以上)
Windows 7 (32-bit および 64-bit)
Windows 8 (32-bit および 64-bit)
RapidWorks | ハイライト 3
II. ハイライト
新しいメッシュ作成アルゴリズム
概要
メッシュ化、メッシュビルドアップウィザード、合成、およびメッシュ構築コマンドが改善され、新しく、新メッシュ
構築オプションが追加されました。このオプションは新しいアルゴリズムに基づいて点群からメッシュを作成しま
す。
従来のメッシュ構築の結果
RapidWorks | ハイライト 4
新しいメッシュ構築の結果
新メッシュ構築の利点
• 従来のメッシュ構築方法よりも計算が高速
• 従来のメッシュ構築よりもディティールを維持
• ロングレンジスキャナのデータからのメッシュ作成に優位
• ノイズの多いデータに優位
テクニカルレビュー
新しいメッシュ構築アルゴリズム
新メッシュ構築オプションで使われるアルゴリズムは従来の方法に比べて多くの利点があります。早く、
より細部を残し、より精度が高くそしてノイズの多いスキャンデータにも利用することができます。しかし、
データによっては従来の方法が適している場合もありますので、以前からの方法も残っています。従来
の方法では法線情報は必須ではありませんでしたが、新メッシュ構築オプションで理想のメッシュを作
るには、スキャンデータに法線情報が必要です。また、多くの境界を持つ点群を使用する場合、結果
のメッシュが望まない結果になる可能性があるため、開いた境界を多く持つスキャンデータには従来の
メッシュ構築方法を使うことを推奨します。場合により、このアルゴリズムは結果のメッシュがスムーズが
過度に掛かった結果を作成する可能性があります。
RapidWorks | ハイライト 5
Solid Edge への LiveTransfer
概要
LiveTransfer は RapidWorksで作成したモデルを他の CAD製品へ転送する RapidWorksの強力な機能
です。この LiveTransfer機能に新しく Solid Edgeが加わり、RapidWorksで作成したソリッドボディまたは曲
面ボディの Solid Edgeへの転送が可能になりました。
From RapidWorks から Solid Edgeへソリッドボディを転送
出力結果
RapidWorks | ハイライト 6
Solid Edge へ LiveTransfer 機能の利点
• RapidWorksから Solid Edgeへソリッドまたは曲面ボディを転送することができ、シンクロナス・テクノロジに
よりダイレクトにフィーチャ編集が可能
テクニカルレビュー
The LiveTransfer to Solid Edge コマンドは RapidWorksから Solid Edgeへソリッドボディまたは曲面ボ
ディのみを転送します。このコマンドは Solid Edge ST1から ST6 に対応しています。
RapidWorks | 改善された機能 7
III. 改善された機能
不正データを修正
小さいポリフェース削除の改善
不正データ修正を使った小さいポリフェースの削除の精度が従来より向上しました。
ぶら下がったポリフェース検出の改善
不正データ修正を使ったぶら下がったポリフェースの検出精度が上がり、鋭角なフィーチャフェースが正
しく除外されるようになりました。
ノンマニホールドポリ頂点削除の改善
不正データ修正にノンマニホールドポリ頂点 オプションが追加されました。この方法は 1 つ以上のメッシ
ュが存在している場合にノンマニホールド頂点を削除します。
UI/UX の改善
メッシュシェーダ
メッシュシェーダが曲率の状態でメッシュモードに入った場合、メッシュシェーダがフラットに変更される
RapidWorks | 改善された機能 8
ようになりました。
パフォーマンスの改善
ボリューム合成のマルチスレッドパフォーマンス
ボリューム合成コマンドのパフォーマンスがマルチスレッドプロセッサに対応することで改善されました。
点群モード
スキャンツール > 法線情報マネージャコマンドの作成、反転コマンドおよび、点群モードのノイズフィル
タ、サンプリング、スムーズ、オフセットコマンドのパフォーマンスが改善されました。
RapidWorks | 修正された不具合 9
IV. 修正された不具合
修正された不具合は次のとおりです。
• VBO オプションが有効な場合にテクスチャが正しく表示されませんでした。
• アドミニストレータアカウントではない標準ユーザーでWindowsにログインしてアプリケーションを起動する
と、自動アップデートが出来ない場合がありました。標準ユーザーが自動アップデートを行う場合、アドミニ
ストレータアカウントが必要であることを通知するように修正されました。
• アプリケーションが起動時にオンラインサポートベースにアクセスすることによって起動時間が長く掛かってし
まう問題がありました。
• 設定でのロケールを変更の適用に時間が掛かることがありました。
• SCN ファイルを含むフォルダに書き込み許可権がないと読み込めませんでした。
• メッシュビルドアップウィザードの床検出コマンドが点群に作用しませんでした。
• 企業ネットワークでドメインユーザーでログインした場合、ヘルプコンテンツおよびクイックスタートガイドに
アクセスできませんでした。これは設定のキャッシュフォルダを使用すること、およびヘルプコンテンツやクイック
スタートガイドにアクセスするときにダイアログボックスで通知するように変更されました。
• 設定のハードウェアタブでレンダリング精度のためにシェーダプログラムを使用オプションを変更しても、
従来は標準Windowsユーザーアカウントでは変更が保存されませんでした。
• 小さな隣接するフェースのある頂点の法線値が正しく計算されませんでした。
RapidWorks | 修正された不具合 10
• 設定の言語およびハードウェアマルチスレッドレンダリングサポートオプションを変更した場合、適用ボタ
ンをクリックするとダイアログボックスが表示されます。しかし、ダイアログを閉じなくてもオプションを再び変更
することができ、いくつもダイアログが表示されることがありました。
• スキャンデータ変換コマンドで 回転値が X:-90, Y:0, Z:90 に設定して、マトリクス方法に切り替えると間違
った結果がプレビューされました。
• メッシュオフセットコマンドのボリューム方法の結果が、ノイズが多く正しくない形状になりました。
• 以前のバージョンで点群モードをモデルビュー右下のキャンセルボタン(X)で終了することができました。こ
のバージョンではこのボタンは無効になりました。
• スキャンツールの統合コマンドで重なった領域を削除オプションが機能しませんでした。
• 参照点を追加コマンドの読み込みオプションで参照点を読み込む時、設定で指定した単位に関わらず
測定単位としてミリメートルで読み込まれていました。.