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Receiver for HTML5 2.x Citrix Product Documentation | docs.citrix.com December 17, 2019

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Receiver for HTML5 2.x

Citrix Product Documentation | docs.citrix.com December 17, 2019

Receiver for HTML5 2.x

Contents

新機能 3

解決された問題 8

既知の問題 12

システム要件 16

展開 18

構成 21

ユーザーエクスペリエンス 27

SDKおよび API 31

© 1999-2019 Citrix Systems, Inc. All rights reserved. 2

Receiver for HTML5 2.x

新機能

October 7, 2019

2.6.9の新機能

タイムスタンプのサポート

この強化機能により、ユーザーデバイスが⽣成したログにタイムスタンプが付きます。

2.6.8の新機能

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

2.6.7の新機能

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

2.6.6の新機能

このリリースでは、さまざまな修正が導⼊され、ユーザビリティも向上しました。詳しくは、「解決された問題」を参照してください。

2.6.5の新機能

デスクトップとアプリセッションのマルチモニターサポート

これまで試験段階の機能であったデスクトップとアプリセッションのマルチモニターサポートが、本格的に導⼊されました。この機能について詳しくは、「マルチモニターサポートの構成」を参照してください。

2.6.4の新機能

デスクトップとアプリケーションセッションのマルチモニターサポート(試験段階の機能)

Citrix Receiverは、試験段階の機能としてデバイスに接続されているセカンダリモニターを利⽤できるようにすることで、アプリケーションセッションとデスクトップセッションのユーザーエクスペリエンスを向上させます。この試験段階の機能について詳しくは、「マルチモニターサポートの構成」を参照してください。

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強化された PDF印刷機能サポートするブラウザーを追加

Citrix Receiver for HTML5は、Firefoxおよび Chromeブラウザーで強化された PDF印刷機能を完全にサポートするようになりました。この機能強化は Internet Explorer 11で部分的にサポートされており、デフォルトでは無効になっています。強化された PDF印刷機能について詳しくは、「強化された PDF印刷機能」を参照してください。

2.6.3の新機能

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

2.6.2の新機能

PDF印刷機能の強化(試験段階の機能)

Receiverセッション内に表⽰される[印刷]ウィンドウから直接ドキュメントを印刷することができるようになりました。この PDF印刷機能の試験的な強化について詳しくは、「強化された PDF印刷機能」を参照してください。

2.6.1の新機能

Citrix Receiver for HTML5は、Microsoft Edgeブラウザーでカスタムカーソルをサポートするようになりました。

2.6の新機能

Citrix Receiver for HTML5は、Microsoft Internet Explorerでカスタムカーソルをサポートするようになりました。この機能強化により、ブラウザー間で⼀貫した操作環境を実現します。この機能は、デフォルトで有効になっています

カスタムカーソルを無効にする⽅法について詳しくは、「configuration.jsを使⽤してMicrosoft IEまたは Edgeでカスタムカーソルを無効にするには」を参照してください。

2.5.2の新機能

このリリースでは、さまざまな修正が導⼊され、ユーザビリティも向上しました。解決された問題について詳しくは、「解決された問題」を参照してください。

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2.5.1の新機能

PDF印刷機能の強化

PDFを出⼒する前に[続⾏]を押す必要がなくなったため、印刷までの時間を多少短縮できます。[続⾏]ダイアログを表⽰しない⽅法について詳しくは、「印刷の[続⾏]ダイアログを⾮表⽰にするには」を参照してください。

バージョン 2.5の新機能

このリリースでは、さまざまな修正が導⼊され、ユーザビリティも向上しました。解決された問題について詳しくは、「解決された問題」を参照してください。

2.4の新機能

カスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)

Ctrixカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)では、Citrix Receiver for HTML5の構成および使⽤に関するデータが匿名で収集され、そのデータが Citrixに⾃動的に送信されます。このデータは、Citrix Receiverfor HTML5の品質、信頼性、およびパフォーマンスを向上させる⽬的で使⽤させていただきます。CEIPは CitrixReceiver for HTML5バージョン 2.4以降で利⽤できます。

CEIPは、デフォルトで有効になっています。

CEIPへの参加を了承する場合は、データが週単位で収集されます。CEIPを無効にすると、データは収集されません。CEIPへの参加はいつでも無効にできます。

これらのデータはブラウザーのキャッシュに格納され、HTTPSにより安全に Citrixに送信されます。HTML5バージョン 2.4のインストール後、またはアップグレード後の最初の 7⽇間、CEIPデータは Citrixに送信されません。

CEIPについて詳しくは、「カスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)について」を参照してください。

CEIPを構成するには、「CEIPの構成」を参照してください。

HTML5⽤のHDX SDK拡張

Citrix Receiver for HTML5のこのリリースでは、追加の APIを HDX SDKパラダイムに統合して、ユーザーエクスペリエンスを拡張します。この APIの追加によって、SDKコンシューマーは以下の機能を使⽤できます。

• デスクトップおよびアプリの両⽅のセッションでログオフメッセージを送信します。

最新の HDX SDK APIとその例については、ダウンロードページを参照してください。

HTML5の HDX SDK APIのドキュメントについては、HDX SDK for HTML5を参照してください。

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2.3の新機能

ThinwireでH.264の選択的な使⽤をサポート

Citrix Receiver for HTML5は、Thinwireで H.264の選択的な使⽤に加えて、VDAで使⽤可能な JPEGエンコーダーの代わりに⼀時的なコンテンツのエンコーディングをサポートするようになりました。この機能は VDAバージョン 7.11以降でのみ使⽤できます。

選択的な H.264の構成について詳しくは、「選択的な H.264を構成する」を参照してください。

Thinwireでのビデオコンテンツのキャッシュ動作が向上

Thinwireは、サーバーがレンダリングするビデオコンテンツのキャッシュをバイパスしながら、同時にテキストベースのデータ(Excel、Windows Explorer、デスクトップのバックグラウンドなど)を使⽤しているウィンドウのキャッシュ済みビットマップを保持できるようになり、これによって帯域幅の使⽤が 5%削減されました。この強化機能は、XenAppおよび XenDesktop 7.11以降で使⽤できます。

Thinwireの構成について詳しくは、XenAppおよび XenDesktopのドキュメントを参照してください。

2.2の新機能

セッション画⾯の保持

Citrix Receiver for HTML5で、管理者は Citrix Studioを使⽤して以下のポリシーを構成できるようになりました。

• セッション画⾯の保持のタイムアウト• 再接続ユーザーインターフェイスの透明度レベル

詳しくは、XenAppおよび XenDesktopのドキュメントの「セッション画⾯の保持」を参照してください。

ツールバーを使⽤したセッションログへのアクセス

Citrix Receiver for HTML5のこのリリースでは、HTML5セッションログにアクセスできます。このためには、HTML5ツールバーにある[ログ]オプションを使⽤します。

タイムゾーン拡張

このリリースの Citrix Receiver for HTML5では、クライアントのタイムゾーンリダイレクトで英語と⽇本語の両⽅をサポートするようになりました。

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HDX SDK拡張

Citrix Receiver for HTML5のこのリリースでは、追加の APIを HDX SDKパラダイムに統合して、ユーザーエクスペリエンスを拡張します。この APIの追加によって、SDKコンシューマーは以下の機能を使⽤できます。

• ツールバーのプライマリメニューまたはセカンダリメニューに、カスタムボタンを追加します。• 特殊キーの組み合わせの送信

最新の HDX SDK APIとその例については、ダウンロードページを参照してください。

2.1の新機能

強化されたHDX SDK

Citrix Receiver for HTML5のこのリリースでは、追加の APIを HDX SDKパラダイムに統合して、ユーザーエクスペリエンスを拡張します。この APIの追加によって、SDKコンシューマーは以下の機能を使⽤できます。

• アクティブなセッションで固定解像度と動的解像度を切り替えます。この機能によって、セッションに応じて解像度を固定と⾃動の間で変更できます。

• セッションを起動した時に、ページをリロードまたは閉じるセッション終了警告を無効にできます。• セッションの表⽰⾔語を設定できます。デフォルトでは、ブラウザーで設定されている⾔語が使⽤されます。

最新の HDX SDK APIとその例については、ダウンロードページを参照してください。

2.0の新機能

再設計されたツールバー

このリリースの Citrix Receiver for HTML5は、再設計されたツールバーによってユーザーエクスペリエンスの向上を提供します。この強化により、ツールバーから新しいオプションにアクセスできるようになり、次のような⼀般的なタスクを実⾏しやすくなりました。

• 全画⾯モードへの切り替え• ファイルのアップロードまたはダウンロード• アクティブなセッションからクリップボードへのコンテンツのコピーによるセッション間の共有の実現• 追加オプションへのアクセス

詳しくは、「ツールバーの構成」を参照してください。

クライアント側の App Switcher

このリリースの Citrix Receiver for HTML5ではクライアント側の App Switcher機能が導⼊されています。この機能は、アクティブなセッション内のアプリケーションを⼀覧表⽰し、開かれているアプリケーションをわかりやす

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くラベル付けして切り替えやすくするタスクバーを提供します。App Switcherを使⽤するには、画⾯上部にあるCitrix Receiver for HTML5アイコンをクリックします。

重要

このリリースで導⼊された Citrix Receiver for HTML5により、管理者は VDAに個別に App Switcherをインストールする必要がなくなります。VDAの既存の App Switcherインスタンスはアンインストールすることをお勧めします。

モビリティサポート

Citrix Receiver for HTML5では、モビリティサポートが強化され、タッチデバイスやモバイルデバイスのWebブラウザーでセッションを起動することができます。この機能には、ジェスチャー、マルチタッチ、ソフトキーボード機能のサポートが含まれます。強化されたモビリティサポートは以下のデバイスで提供されます。

• iPad Safari• iPhone Safari• Windows 10 Phoneおよびタッチ対応デスクトップの Edgeブラウザー• Android Chrome

詳しくは、「モビリティサポートの構成」を参照してください。

解決された問題

October 7, 2019

Citrix Receiver for HTML5 2.6.9で解決された問題

Citrix Receiver for HTML5 2.6.8との⽐較

Citrix Receiver for HTML5 2.6.9には、バージョン 2.6.8以前に含まれていたすべての修正に加えて、以下の新しい修正が含まれています。

• config.js ファイルでmenubar キーを false に設定すると、セッションを開始できず、「Cannot findtoolbarConfig of undefined」というエラーメッセージが表⽰されることがあります。[RFHTMCRM-2357]

• ⽇本語または中国語の IME(Input Method Editor)を使⽤してテキストを⼊⼒すると、灰⾊の線が表⽰され、⼊⼒が正しく反映されません。[LC9272]

• ⽇本語のキーボードを使⽤すると、特定のキーボードショートカットがMicrosoft Excelで機能しないことがあります。[LC9459]

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Citrix Receiver for HTML5 2.6.8で解決された問題

Citrix Receiver for HTML5 2.6.7との⽐較

Citrix Receiver for HTML5 2.6.8には、バージョン 2.6.7以前に含まれていたすべての修正に加えて、以下の新しい修正が含まれています。

• Citrix Receiver for HTML5は、Linux VDA 7.17での H.264ビデオコーデックの使⽤をサポートしていない場合があります。その結果、Linux VDA 7.17を起動すると、黒い画⾯またはエラー 61が表⽰されます。この問題を解決するには、以下のように configuration.jsファイルで H.264を無効にすることができます。

‘graphics’ : {‘h264Support’ : {‘enabled’ : false,

[RFHTMCRM-2308]

Citrix Receiver for HTML5 2.6.7で解決された問題

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

Citrix Receiver for HTML5 2.6.6で解決された問題

Citrix Receiver for HTML5 2.6.5との⽐較

Citrix Receiver for HTML5 2.6.6には、バージョン 2.6.5以前に含まれていたすべての修正に加えて、以下の新しい修正が含まれています。

• プライマリウィンドウでセッションをウィンドウモードで開始してから全画⾯モードに変更し、セカンダリウィンドウにセッションを拡張するためにツールバーから[マルチモニター]を選択すると、セカンダリウィンドウは開きません。プライマリウィンドウはウィンドウモードに戻ります。この問題は、XenAppおよびXenDesktop 7.15の累積更新プログラム(CU)1で実⾏されているMacクライアントで頻繁に発⽣します。[RFHTMCRM-2210]

• タッチ操作が可能なデバイスでは、セッションでリソースを起動すると失敗することがあります。[#RFHTMCRM-2268]

• Citrix Receiver for HTML5を使⽤すると、⽇本語キーボードの無変換キーが機能しないことがあります。[LC9254]

Citrix Receiver for HTML5 2.6.5で解決された問題

Citrix Receiver for HTML5 2.6.4との⽐較

Citrix Receiver for HTML5 2.6.5には、バージョン 2.6.4以前に含まれていたすべての修正に加えて、以下の新しい修正が含まれています。

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Receiver for HTML5 2.x

• NetScaler Gateway経由で異なるワークグループから複数のアプリケーションを起動しようとすると、失敗する可能性があります。この問題は、ワーカーグループが ICAファイル内に同じ SessionSharingKeyを持つ場合に発⽣します。[75113064]

Citrix Receiver for HTML5 2.6.4で解決された問題

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

Citrix Receiver for HTML5 2.6.3で解決された問題

Citrix Receiver for HTML5 2.6.2との⽐較

Citrix Receiver for HTML5 2.6.3には、バージョン 2.6.2以前に含まれていたすべての修正に加えて、以下の新しい修正が含まれています。

• 1つのファイルの印刷が完了する前に[印刷]コマンドを使⽤して追加のファイルの印刷を開始すると、最⼩のファイルだけが印刷されます。残りのファイルは印刷されません。この問題は、強化された PDF印刷機能を有効にすると発⽣します。[RFHTMCRM-2129]

Citrix Receiver for HTML5 2.6.2で解決された問題

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

Citrix Receiver for HTML5 2.6.1で解決された問題

Citrix Receiver for HTML5 2.6との⽐較

Citrix Receiver for HTML5 2.6.1には、バージョン 2.6以前に含まれていたすべての修正に加えて、以下の新しい修正が含まれています。

• macOSで実⾏されているセッションで、ひらがなキーボードの Alt+他のキーを押すと、追加の⽂字が表⽰されることがあります。[RFHTMCRM-1939]

• IMEで韓国語と英語を切り替え、テキストエディターを使⽤すると、セッションは⾮アクティブになります。[RFHTMCRM-1974]

• クライアント IMEを中国語に設定してテキストエディターを使⽤すると、セッションは⾮アクティブになります。[LC8519]

Citrix Receiver for HTML5 2.6で解決された問題

このリリースで解決された問題はありません。

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Citrix Receiver for HTML5 2.5.2で解決された問題

このリリースで解決された問題はありません。

Citrix Receiver for HTML5 2.5.1で解決された問題

Citrix Receiver for HTML5 2.5との⽐較

Citrix Receiver for HTML5 2.5.1には、バージョン 2.5以前に含まれていたすべての修正に加えて、以下の新しい修正が含まれています。

• アプリケーションセッションで、新しいアプリに切り替えた後も、前のアプリがタスクバーで強調表⽰されることがあります。[RFHTMCRM-953]

Citrix Receiver for HTML5 2.5で解決された問題

Citrix Receiver for HTML5 2.4との⽐較

Citrix Receiver for HTML5 2.5には、バージョン 2.4以前に含まれていたすべての修正に加えて、以下の新しい修正が含まれています。

• NetScaler Gatewayで appflowを有効に設定したバージョン 12.0にアップグレード後、セッションを起動できません。[RFHTMCRM-1539]

• ブラウザーの⾔語をスペイン語(トラディショナル)(ES-ES)に設定してセッションを起動すると、セッションにスペイン語(トラディショナル)のキーボードレイアウトではなくスペイン語(メキシコ)のレイアウトが設定されます。[RFHTMCRM-1643]

• デスクトップセッションの[タイムゾーン]設定で、[夏時間に合わせて時計を⾃動的に調整する]オプションを有効にすると、正しくないタイムゾーンが表⽰されます。[LC7818]

Citrix Receiver for HTML5 2.4で解決された問題

Citrix Receiver for HTML5 2.3との⽐較

Citrix Receiver for HTML5 2.4には、バージョン 2.3以前に含まれていたすべての修正に加えて、以下の新しい修正が含まれています。

• 公開アプリを全画⾯モードに切り替えると、クライアントの App Switcherが⾮表⽰になります。セッションツールバーのアプリの切り替えオプションで、アプリを切り替えることができます。この機能は、タッチデバイスでは使⽤できません。[RFHTMCRM-1420]

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Citrix Receiver for HTML5 2.3で解決された問題

Citrix Receiver for HTML5 2.2との⽐較

Citrix Receiver for HTML5 2.3には、バージョン 2.2以前に含まれていたすべての修正に加えて、以下の新しい修正が含まれています。

• HDX SDKおよび Citrix Receiver for HTML5⽤のパッケージが異なる場所でホストされている場合、PDF印刷は機能しません。[RFHTMCRM-301]

• HDX SDKを使⽤して Linux VDAセッションを起動すると、セッション対応イベントはトリガーされません。[RFHTMCRM-435]

Citrix Receiver for HTML5 2.1で解決された問題

Citrix Receiver for HTML5 2.0との⽐較

Citrix Receiver for HTML5 2.1には、バージョン 2.0以前に含まれていたすべての修正に加えて、以下の新しい修正が含まれています。

• セッションを起動した後、シングルタップを使⽤すると⻑押し機能が誤実⾏され、コンテキストメニューが表⽰されます。この問題は、ハイブリッドプラットフォームで断続的に発⽣し、その他のモバイルデバイスでも発⽣する場合がありました。[621064]

既知の問題

October 7, 2019

Citrix Receiver for HTML5 2.6.9の既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

Citrix Receiver for HTML5 2.6.8の既知の問題

このリリースでは、以下の既知の問題が確認されています。

• NetScalerGatewayでSmartControlPolicyを有効にすると、Citrix Receiver forHTML5がNetScalerGateway 12.0以降のバージョンで Linux VDAに接続できないことがあります。

この問題を解決するには、NetScaler Gatewayで SmartControlPolicyを無効にする必要があります。[NS-5165]

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Citrix Receiver for HTML5 2.6.7の既知の問題

このリリースでは、以下の既知の問題が確認されています。

• XenApp環境でツールバーの[マルチモニター]ボタンをクリックすると、空⽩の画⾯が表⽰されることがあります。この問題は、ログオン後の最初の起動時には発⽣しませんが、その後の起動時に発⽣します。[RFHTMCRM-2283]

• XenApp環境でマウスが[マルチモニター]ボタンを指している時に、マウスカーソルが正しい位置に表⽰されないことがあります。[RFHTMCRM-2284]

Citrix Receiver for HTML5 2.6.6の既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

Citrix Receiver for HTML5 2.6.5の既知の問題

バージョン 2.6.5では、以下の既知の問題が確認されています。この問題は、バージョン 2.6.6で修正されています。

• プライマリウィンドウでセッションをウィンドウモードで開始してから全画⾯モードに変更し、セカンダリウィンドウにセッションを拡張するためにツールバーから[マルチモニター]を選択すると、セカンダリウィンドウは開きません。プライマリウィンドウはウィンドウモードに戻ります。この問題は、XenAppおよびXenDesktop 7.15の累積更新プログラム(CU)1で実⾏されているMacクライアントで頻繁に発⽣します。[RFHTMCRM-2210]

Citrix Receiver for HTML5 2.6.4の既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

Citrix Receiver for HTML5 2.6.3の既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

Citrix Receiver for HTML5 2.6.2の既知の問題

このリリースでは、以下の既知の問題が確認されています。

• 1つのファイルの印刷が完了する前に[印刷]コマンドを使⽤して追加のファイルの印刷を開始すると、最⼩のファイルだけが印刷されます。残りのファイルは印刷されません。この問題は、強化された PDF印刷機能を有効にすると発⽣します。[RFHTMCRM-2129]

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Receiver for HTML5 2.x

Citrix Receiver for HTML5 2.6.1の既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

Citrix Receiver for HTML5 2.6の既知の問題

オンスクリーンキーボード(OSK)でAlt+Grキーの組み合わせを使⽤すると、Citrix Receiverセッションが応答しなくなります。この問題は、Internet ExplorerおよびMozilla Firefoxブラウザーで発⽣します。[RFHTMCRM-1916]

Citrix Receiver for HTML5 2.5.2の既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

Citrix Receiver for HTML5 2.5.1の既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

Citrix Receiver for HTML5 2.5の既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

Citrix Receiver for HTML5 2.4の既知の問題

このリリースでは、以下の既知の問題が確認されています。

• StoreFrontバージョン 3.9に統合された NetScaler Gatewayで Receiver for WebUIテーマを有効にしている場合、Citrix Receiver for HTML5の画⾯に何も表⽰されないことがあります。この問題が発⽣した場合、Citrix NetScalerをバージョン 11.1.55.13または 12.0.53.13にアップグレードします。[683987]

• Selective H.264を有効にしてビデオを実⾏すると、ビデオの⾳声が不安定になることがあります。パフォーマンスを向上させるには、Citrix Studioで[圧縮にビデオコーデックを使⽤する]ポリシーを[画⾯全体に使⽤]に設定します。[RFHTMCRM-1119]

• セッション中、NetScaler Gatewayがタイムアウトになると、ツールバーの最⼤化、復元、マルチタッチ⽤の動的アイコンが真っ黒に表⽰されることがあります。[RFHTMCRM-1480]

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Citrix Receiver for HTML5 2.3の既知の問題

このリリースでは、以下の既知の問題が確認されています。

• セッションでオーディオを再⽣する時にアクティブなセッション画⾯から切り替えると、オーディオが乱れることがあります。[RFHTMCRM-1122]

• デスクトップセッションで、ユーザーがビデオプレイヤーアプリを複数回移動するとビデオの品質とパフォーマンスが低下します。[RFHTMCRM-1167]

Citrix Receiver for HTML5 2.2の既知の問題

このリリースでは、以下の既知の問題が確認されています。

• Cent OS上で実⾏されている Linux VDAがサポートするブラウザーでアプリケーションセッションを起動すると、App Switcherタスクバーが表⽰されないことがあります。[662540]

• StoreFrontで新しいアプリケーションを起動すると、Linux VDAの公開アプリケーションでセッション共有が機能しないことがあります。[662560]

Citrix Receiver for HTML5 2.1の既知の問題

このリリースでは、以下の既知の問題が確認されています。

• 同じマシン上で仮想マシンがホストする複数のアプリがある環境は、モバイル Chromeデバイスおよび Edgeブラウザーでサポートされていません。[649809]

Citrix Receiver for HTML5 2.0の既知の問題

このリリースでは、以下の既知の問題が確認されています。

• セッション内で⼤量のデータをコピーして貼り付ける時にセッションが予期せず終了することがあります。クリップボードを使⽤する時には、10MBを超えるデータをコピーしないことをお勧めします。[586671]

• Edgeブラウザーではログファイルが作成されません。Edgeブラウザーのタブからローカルストレージを変更した時、既に開かれているその他のタブには変更が反映されません。この問題を解決するには、ブラウザーを再起動します。[589469]

• Citrix Receiver for HTML5は、クロス⾔語キーボードをサポートしません。[602652]

• まれに、タッチデバイスでセッションが空⽩の画⾯で表⽰される場合があります。[619196]

• ユーザーが仮想キーボードを⼿動で閉じた後にもう⼀度呼び出した時、仮想キーボードがポップアップされません。[621063]

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• ハイブリッドプラットフォームで Chromeブラウザーを使⽤している時、3本指タップを使⽤すると仮想キーボードの呼び出しが失敗します。[621067]

• ハイブリッドデバイスで実⾏されている Edgeブラウザーおよび Fireboxブラウザーで、仮想キーボードを表⽰できません。Edgeブラウザーでは、3本指タップは失敗しますが、ツールバーのキーボードボタンを使⽤するか、移動式の⾃動キーボードボタンを使⽤して、キーボードを呼び出すことができます。[621472]

• ハイブリッドデバイスの FireFoxでセッションを実⾏している時に、パンによる拡⼤/縮⼩が滑らかではなかったり、左右のパンが機能しなかったりすることがあります。このリリースの Citrix Receiver for HTML5は、ハイブリッドデバイスで実⾏されている FireFoxでモビリティをサポートしません。[621477]

• ⼀部の場合、モバイルデバイスで⾃動⾮表⽰機能が動作しません。[625000]

• タブレットモードのハイブリッドデバイスの Edgeブラウザーで仮想キーボードを呼び出すと、セッションが誤ってリサイズされます。[626617]

• 場合により、外部モニターでセッションを起動した時、画⾯上でツールバーが適切に再配置されない場合があります。[631446]

• MACの環境設定の[スクロールバーの表⽰]オプションが[常に表⽰]に設定されており、ディスプレイ解像度がデバイスの Safariブラウザーのピクセル⽐より⼤きい場合は、[セッションのスクロール]を使⽤してください。

• Continuumデバイスでは、モバイルデバイスでセッションを起動して、外部モニターへ拡張することをお勧めします。

• モバイルプラットフォームのユーザーエクスペリエンスを向上させるため、VDAの推奨ディスプレイ解像度を使⽤することをお勧めします。

• 同じアプリケーションのインスタンスを複数起動した時にグループ化されません。インスタンスごとに新しいタスクバー項⽬が作成されます。

• クライアント側の App Switcherを無効にするオプションがありません。

システム要件

August 7, 2019

このトピックでは、Citrix Receiver for HTML5でサポートされる Citrix製品のバージョンと、ユーザーが仮想デスクトップとアプリケーションにアクセスするための要件について説明します。すべてのコンピューターが、インストールされているオペレーティングシステムの最⼩ハードウェア要件を満たしていることを前提としています。

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Receiver for HTML5 2.x

ユーザーデバイスの要件

Citrix Receiver for HTML5を使ってデスクトップおよびアプリケーションにアクセスするには、Webブラウザーおよびオペレーティングシステムを実⾏するデバイスが必要です。

Webブラウザー

• Apple Safari 7以降• Google Chrome 50以降• Microsoft Edge• Microsoft Internet Explorer 11• Mozilla Firefox 35以降

オペレーティングシステム

• Windows 10• Windows Phone 10• Windows 8.1• Windows 8 Proおよび Enterprise(32ビット版および 64ビット版)• Windows 7 Service Pack 1(32ビット版および 64ビット版)• Windows Server 2008 R2• Windows Server 2012 R2• Windows Server 2016• Mac OS X 10.8以降• iOS(最新バージョン)• Android(最新バージョン)

サポートされる Citrixサーバープラットフォーム

Citrix Receiver for HTML5は StoreFrontの次のバージョンを介したデスクトップおよびアプリケーションへのアクセスをサポートします。ストアには、Citrix Receiver for Webサイトを介してアクセスする必要があります。以下をお勧めします:

• StoreFront 2.5以降• Citrix Receiver for HTML5は StoreFront 2.5以降のすべてのバージョンからアップグレードできます。

ユーザーが NetScaler Gatewayを介して接続する場合、StoreFrontによってサポートされるすべてのバージョンの XenDesktopおよび XenAppが配信するデスクトップやアプリケーションへ Citrix Receiver for HTML5を使ってアクセスできます。

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Receiver for HTML5 2.x

NetScaler Gatewayなしで StoreFrontを介して直接接続する場合、次の製品バージョンにより配信されるデスクトップやアプリケーションへ Citrix Receiver for HTML5を使ってアクセスできます。

• XenDesktop 7.6以降• XenApp 6.5(Hotfix Rollup Pack 3 以降)および Group Policy Management 1.7 更新プログラムも、XenApp 6.5サーバーにインストールする必要があります

ユーザー接続の保護

実稼働環境では、Receiver for Webサイトとユーザーのデバイス間の通信を NetScaler Gatewayおよび HTTPSで保護することをお勧めします。Citrix Receiver for HTML5が展開される環境においては、キーサイズが 1024ビット以上の SSL証明書を使⽤することをお勧めします。Citrix Receiver for HTML5を次のバージョンの NetScalerGatewayと組み合わせると、ユーザーはパブリックネットワークからデスクトップおよびアプリケーションにアクセスできます。

• NetScaler Gateway 10.5以降

Citrix Receiver for HTML5は、HDX Insight分析を使って CloudBridge Insight Centerで表⽰するのに加えて、圧縮およびプリンター圧縮を無効にする CloudBridgeをサポートするようになりました。

• CloudBridge 7.4以降

SSLを有効にした VDAおよび Citrix Receiver for HTML5への接続に問題がある場合、「VDA上の TLS設定」で指定された暗号の組み合わせを構成します。

展開

October 22, 2019

Citrix Receiver for HTML5の展開

StoreFrontで Citrix Receiver for HTML5を有効にするには

Citrix Receiver for HTML5ユーザーに提供するデスクトップやアプリケーションの StoreFrontストアに対して、Citrix Receiver for Webサイト上の Citrix Receiver for HTML5を有効にする必要があります。

重要:複数サーバーの StoreFront展開環境では、同時に複数のサーバー上でサーバーグループの構成を変更しないでください。展開内のほかのサーバー上で Citrix StoreFront管理コンソールを同時に実⾏していないことを確認してください。変更が完了したら、構成の変更をサーバーグループに反映させて、展開内のほかのサーバーを更新します。

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Receiver for HTML5 2.x

1. StoreFrontストアを作成していない場合は、環境に StoreFrontを展開して、Citrix Receiver for HTML5ユーザーに提供するデスクトップとアプリケーションを集約するストアを作成します。

新しいストアを作成すると、Receiver for Webサイトが⾃動的に作成されます。StoreFrontストアの作成について詳しくは、「ストアの作成」を参照してください。

2. Citrix StoreFront管理コンソールの左側のペインで[Receiver for Web]ノードを選択します。結果ペインで、Receiver for HTML5ユーザーにリソースを提供するサイトを選択し、[操作]ペインで[CitrixReceiverの展開]をクリックします。

3. 次のいずれかのオプションを選択して、Citrix Receiver for HTML5を有効にします。

• ローカルにインストールされた Citrix Receiverを使って、ユーザーがサイトからデスクトップやアプリケーションにアクセスするようにするには、[ローカルインストールに失敗した場合に Receiverfor HTML5を使⽤する]を選択します。Citrix Receiverをインストール済みのユーザーは、リソースへのアクセスに Citrix Receiver for HTML5を使⽤することはできません。Citrix ReceiverをインストールしていないWindowsおよびMac OS Xのユーザーは、サイトにログオンする度に CitrixReceiverのインストールを求められますが、インストールを実⾏できない場合は Citrix Receiver forHTML5を使⽤することができます。

• ローカルに Citrix Receiverをインストールしているかどうかに関係なく、すべてのユーザーに CitrixReceiver for HTML5を介してサイトからデスクトップやアプリケーションにアクセスさせるには、[常に Receiver for HTML5を使⽤する]を選択します。

4. XenDesktopまたは XenApp上でWebSocket接続を許可した時に使⽤されたポートを変更した場合、次の⼿順に従って Citrix Receiver for WebサイトのWebSocketポートを変更します。

a) テキストエディターを使って Citrix Receiver for Webサイトのweb.configファイルを開きます。このファイルは通常、C:\inetpub\wwwroot\Citrix\storenameWebディレクトリにあります。ここで、storenameはストアの作成時に指定した名前です。

b) ファイル内で次の要素を検索します。

<html5 ... preferences=””... />

c) preferences属性の値をwsPort:portnumber;に設定します。ここで portnumber は、ポリシーで構成したポートです。

XenAppおよび XenDesktopへの直接接続を有効にするには

Citrix Receiver for HTML5はWebSocketプロトコルを使って仮想デスクトップやホストされるアプリケーションにアクセスします。デフォルトでは、WebSocket接続は XenDesktopおよび XenAppにより禁⽌されています。NetScaler Gatewayを介した接続なしでローカルネットワークからデスクトップやアプリケーションにユーザーがアクセスできるようにするには、XenAppおよび XenDesktopでWebSocket接続を許可する必要があります。

WebSocket接続はNetScaler Gatewayでもデフォルトで無効になっています。NetScaler Gatewayを介してデスクトップやアプリケーションにアクセスするリモートユーザーをサポートするには、WebSocket接続を有効にし

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Receiver for HTML5 2.x

た HTTPプロファイルを作成して、それを NetScaler Gateway仮想サーバーにバインドするかグローバルに適⽤する必要があります。HTTPプロファイルの作成については、「HTTP構成」を参照してください。

警告

レジストリエディターの使⽤を誤ると、深刻な問題が発⽣する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤⽤による障害に対して、シトリックスでは⼀切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使⽤ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

ユーザーデバイスと XenDesktopや XenAppのサーバー間の通信を SecureICAで暗号化している場合は、Citrix Receiver for HTML5で基本レベル以外の暗号化はサポートされません。

Provisioning Servicesを使って XenAppおよび XenDesktopへの接続を有効にするには

Provisioning Servicesを使ってプロビジョニングされた(⾮固定の)マシンを展開するには、Citrix Receiver forHTML5接続を有効にするマシンカタログと配信グループを作成します。構成したWebSocketポリシーをマシンカタログに適⽤してください。

WebSocketポリシーを適⽤するにはマシンを再起動する必要があります。MCS(別個の IDディスク)を使って展開した永続書き込みキャッシュファイルおよびマシンを使⽤するように構成した Provisioning Servicesベースのマシンの場合、マシンの再起動時にポリシーは維持されます。ただし、⼀時書き込みキャッシュファイルを使⽤するように構成された Provisioning Servicesベースのマシンカタログの場合、これらのポリシーを vDiskに適⽤する必要があるか、またはターゲットデバイスにこれらのポリシーを実装できません。

ポリシーが vDiskに適⽤されるよう、次の⼿順を実⾏してください。

1. Provisioning Servicesコンソールを使って、マシンカタログおよびデリバリーグループの⼀部であるターゲットデバイスをシャットダウンします。ターゲットデバイスのアクセスの種類を[実稼働]から[保守]に変更します。

詳しくは、「ターゲットデバイス」を参照してください。マシンカタログの⼀部であるターゲットデバイスを使⽤する必要があります。デリバリーグループまたはポリシーは適⽤されません。

2. vDiskの新しいバージョンを作成し、[アクセス]を[保守]に設定します。詳しくは、「仮想ディスクイメージの⼿動更新」を参照してください。

3. 保守ターゲットデバイスを起動し、ブートメニューから保守 vDiskバージョンを選択します。次のキーがレジストリに追加されるか確認します。

a) HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Citrix\ICAPolicies\AcceptWebSocketsConnectionsb) HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Citrix\WebSocketsPortc) HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Citrix\WSTrustedOriginServerList

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4. ターゲットデバイスをシャットダウンし、ターゲットデバイスのアクセスの種類を[実稼働]に戻して、新しい vDiskのバージョンを実稼働にします。次に、ターゲットデバイスを起動して、現在既存の vDiskから実⾏しているそのほかのターゲットデバイスを再起動します。

vDiskのバージョン化を使⽤しない場合、vDiskを使⽤するすべてのターゲットデバイスをシャットダウンし、vDiskをプライベートイメージモードにし、次にターゲットデバイスでイメージを更新して、基本 vDiskイメージにポリシーを適⽤できます。

構成

October 7, 2019

XenDesktopおよび XenAppでホストされているリソースにユーザーがWebブラウザーでアクセスできるようにするには、StoreFrontストアを作成し、Citrix Receiver for HTML5を有効にする必要があります。また必要に応じて、WebSocket接続をNetScaler Gateway、XenApp、および XenDesktopで有効にする必要があります。さらに、デスクトップやアプリケーションを提供しているマシン上にオプションのコンポーネントをインストールして、ユーザーエクスペリエンスを強化できます。

マルチモニター表⽰の構成

マルチモニター表⽰では、接続しているデスクトップまたはアプリケーションセッションのセカンダリウィンドウを作成し、作成したウィンドウをセカンダリモニターにドラッグすることができます。

デスクトップとアプリケーションの両⽅のセッションで、マルチモニター表⽰を使⽤できます。

マルチモニターモードに切り替えるには、ツールバーの[マルチモニター]をクリックします。これにより、解像度1024x768のセカンダリウィンドウが作成されます。また、サーバーの情報をデュアルモニターに更新します。セカンダリウィンドウをドラッグしてサイズを変更したり、⼀⽅または両⽅のモニターで全画⾯モードにすることもできます。ウィンドウのサイズを変更するたびに、サーバー上でセカンダリウィンドウの解像度が更新されます。マルチモニターモードを終了するには、セカンダリウィンドウを閉じます。

Citrix Receiverは、セカンダリモニターの解像度の詳細を認識しませんが、マルチモニターモードでは、⽬的の解像度に合わせて柔軟にサイズを変更できます。

セッションにフォーカスするには、ツールバーの[マルチモニター]をクリックします。

この機能はデフォルトで有効になっています。

この機能を無効にするには、configuration.jsファイルを編集し、multiMonitorプロパティの値を falseに設定します。

1 ’ui’ : {2

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3       ’toolbar’ : {45           ’multiMonitor’ : true6   }7 ,

制限事項:

• この機能は、Internet Explorerと Edge以外のデスクトップブラウザーでサポートされています。

• Macでは、セカンダリウィンドウが Chromeの新しいタブとして開きます。このセカンダリウィンドウをセカンダリモニターに直接ドラッグしてサイズを変更すると、Chromeタスクバーにエントリが表⽰される⼀⽅で、ウィンドウが⾮表⽰になることがあります。

回避策:ウィンドウを⼀度プライマリモニターにドラッグしてから、セカンダリモニターに戻します。

カスタムカーソルの構成

Citrix Receiver for HTML5は、Microsoft Internet Explorer(IE)でカスタムカーソルをサポートするようになりました。この機能強化により、ブラウザー間で⼀貫した操作環境を実現します。この機能は、デフォルトで有効になっています

configuration.jsを使⽤してMicrosoft IEまたは Edgeでカスタムカーソルを無効にするには

configuration.jsファイルは、HTML5Clientフォルダーにあります。以下の⼿順でこのファイルを編集して、CitrixReceiver for HTML5を構成します。

configuration.jsファイルを開き、uiの下の ‘handleMouseCursorUsingDivForIE’の値を falseに設定します。

‘ui’: {‘handleMouseCursorUsingDivForIE’ : false}

CEIPの構成

• CEIPを無効にすると、インストールされた Receiver for HTML5バージョンの最⼩限の情報が、毎週アップロードされます。この最⼩限の情報は、お客様が使⽤されているさまざまなバージョンの分布状況を把握する上で、⼤変に貴重です。

• Citrix Receiver for Chromeをパブリックセッションモードで起動すると、CEIPデータは収集されません。

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CEIPが、ユーザーを識別できる情報を顧客環境から収集することはありません。次のような情報が収集されます:

• システム情報には、オペレーティングシステムのバージョン、インストールされた Citrix Receiverのバージョン、⾔語、ブラウザーのバージョンなどの詳細が含まれます。

• 使⽤状況の追跡には、過去 1週間のアプリケーションの起動に関する統計、モニターの解像度、グラフィックモード、デコーダー、レンダラーなどの詳細が含まれます。

• 品質に影響を与える要素には、接続および起動の失敗や、セッション接続時間に関する統計の詳細が含まれます。

• 構成の追跡には、機能が有効か無効かをチェックするデータポイント追跡の詳細が含まれます。

configuration.jsを使⽤して CEIPを無効にするには

Citrix Receiver for HTML5では、configuration.jsファイルは HTML5Clientフォルダーにあります。このファイルを編集して Citrix Receiver for HTML5を構成します。

• configuration.jsファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。• Citrix Receiver for Chromeをユーザー向けに再パッケージする場合のみ、この⽅法を使⽤することをお勧めします。

• configuration.jsファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。ファイルを編集した後、アプリを再パッケージして変更を保存してください。

1. configuration.jsファイルを開いて、ceipの enabled属性を falseに設定します。

CEIPグラフィカルユーザーインターフェイスを無効にするには

管理者か configuration.jsファイルで有効にした場合のみ、ユーザーはグラフィカルユーザーインターフェイスを使⽤して CEIP設定を変更できます。

1. Citrix Receiver for HTML5の起動2. ツールバーで[基本設定]をクリックします。3.[匿名の使⽤統計情報を送信して Receiverの機能向上に協⼒する]をオフにします。

変更を保存するには、セッションを再起動します。

選択的なH.264を構成する

configuration.jsファイルを使⽤して選択的なH.264を構成する

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• configuration.jsファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。• Citrix Receiver for Chromeをユーザー向けに再パッケージする場合のみ、この⽅法を使⽤することをお勧めします。

• configuration.jsファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。ファイルを編集した後、アプリを再パッケージして変更を保存してください。

デフォルトでは、selectiveH264は trueに設定されています。

configuration.jsファイルは、C:\program Files\Citrix\Receiver Storefront\HTML5Clientにあります。このファイルを編集して、次のように selectiveH264を falseに変更します。

PDF印刷の設定

PDF印刷を設定するには

Citrix PDF ユニバーサルプリンタードライバーによりユーザーは、ホストされているアプリケーションまたはXenAppおよび XenDesktopバージョン 7.6で配信された仮想デスクトップ上で実⾏中のアプリケーションで開かれているドキュメントを印刷できます。ユーザーが[CitrixPDFプリンター]オプションを選択すると、ドライバーがファイルを PDFに変換して、これをローカルデバイスに転送します。その後、PDFを新しいブラウザータブで表⽰したり、ローカルに接続されたプリンターで印刷したりできます。

ホストされているアプリケーションまたは XenDesktop 7.6および XenApp 7.6で配信された仮想デスクトップ上で実⾏中のアプリケーションで開かれているドキュメントを印刷できるようにするには、次の⼿順に従います。

1. Citrix PDF Printing Feature Packをダウロードして、Citrix Receiver for HTML5ユーザーにデスクトップまたはアプリケーションを提供する各マシンに Citrix PDFユニバーサルプリンタードライバーをインストールします。プリンタードライバーをインストール後、マシンを再起動します。

2. Citrix Studioの左側のペインで[ポリシー]ノードを選択し、新しいポリシーを作成するか、既存のポリシーを編集します。XenDesktopおよび XenAppポリシーの構成について詳しくは、「ポリシー」を参照してください。

3. ポリシーの[PDFユニバーサルプリンターの⾃動作成]設定を[有効]にします。

強化された PDF印刷機能

以前のリリースでは、PDFを印刷しようとすると、[続⾏]ダイアログが表⽰され、印刷を確認するメッセージが表⽰されました。

このリリースでは、Receiverセッション内に[印刷]ウィンドウが表⽰され、[印刷]ウィンドウから直接⽂書を印刷することができます。

この機能強化は Chromeおよび Firefoxで完全にサポートされ、デフォルトで有効になっています。この機能をChromeおよび Firefoxで無効にするには、configuration.jsファイルで supportedBrowsersの値を false

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に設定します。configuration.jsファイルは、C:\program Files\Citrix\Receiver Storefront\HTML5Clientにあります。

この機能強化は Internet Explorer 11で部分的にサポートされ、デフォルトでは無効になっています。InternetExplorerでこの機能を有効にするには、configuraton.jsファイルで IEの値を trueに設定します。configura-tion.jsファイルは、C:\program Files\Citrix\Receiver Storefront\HTML5Clientにあります。

1 ’pdfPrinting’ : {23              ’directPrint’ : {4567 ’supportedBrowsers’:true,8910                                       ’IE’:false11                                   }1213                                 }

制限事項:

• Internet Explorerでは、印刷された PDFの内容が縮⼩され、ページに適合しません。• Internet Explorerでは、⼤きなファイルまたは多数のページを含むファイルを印刷すると、ブラウザーが応答を停⽌するか、印刷操作が断続的に失敗することがあります。

印刷の[続⾏]ダイアログを⾮表⽰にするには

強化された印刷機能が無効になっている場合、印刷の[続⾏]ダイアログを⾮表⽰にして PDFを印刷できます。

デフォルトでは、「hide」オブジェクトの「printDialog」プロパティが falseに設定されています。

configuration.jsファイルは、C:\program Files\Citrix\Receiver Storefront\HTML5Clientにあります。

ダイアログを⾮表⽰にするには、「hide」オブジェクトの「printDialog」プロパティを trueに設定します。

• configuration.jsファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。• Citrix Receiver for Chromeをユーザー向けに再パッケージする場合のみ、この⽅法を使⽤することをお勧めします。

• configuration.jsファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。ファイルを編集した後、アプリを再パッケージして変更を保存してください。

1 {

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2345   ’ui’ : {6789     ”hide”:{10111213        ’printDialog’: true141516     }17181920   }21222324 }

セッション画⾯の保持

セッション画⾯の保持機能を有効にすると、データを損失することなく、サーバー上のセッションがアクティブのまま保持されます。ネットワークが中断されると、セッション画⾯が停⽌するため、ユーザーにもネットワークが切断されていることがわかります。このとき、セッションウィンドウが閉じたりエラーメッセージが表⽰されたりする代わりに画⾯表⽰が保持され、バックグラウンドで再接続が試⾏されます。ネットワーク接続が回復すると、⾃動的にセッションでの作業を再開できるようになります。また、セッションに再接続するときに再認証⽤のログオン画⾯が表⽰されないため、ユーザーは即座に作業を再開できます。

Citrix Receiver for HTML5のユーザーは、サーバー側の設定を上書きできません。

セッション画⾯の保持機能とともに、TLS(Transport Layer Security)を使⽤できます。

TLSはユーザーデバイスと NetScaler Gateway間で送信されるデータのみを暗号化します。

セッション画⾯の保持の構成について詳しくは、XenAppおよび XenDesktopドキュメントの「セッション画⾯の保持のポリシー設定」を参照してください。

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モビリティサポート

⾃動ソフトキーボードポップアップを有効にするには

この機能を有効にするには、編集可能な領域をクリックした時にソフトウェアキーボードが表⽰されるように、⾃動キーボードポリシーを構成します:

1. DDCで Citrix Studioを開きます。2.[ポリシー]を選択します。3.[ポリシーの作成]をクリックします。4.[キーボードの⾃動表⽰]を検索し、[許可]を選択します。

ユーザーエクスペリエンス

October 7, 2019

Citrix Receiver for HTML5は、Citrix Receiver for Webサイトに統合されます。Citrix Receiver for HTML5で仮想デスクトップやホストされているアプリケーションにアクセスするには、サポートされるオペレーティングシステム上で動作する互換性があるWebブラウザーで Citrix Receiver for Webサイトを開きます。

Citrix Receiver for HTML5でのユーザーエクスペリエンスは以下のとおりです:

• 管理者が Citrix Receiver for HTML5の常時使⽤を構成していないサイトでは、WindowsおよびMac OSXデバイス上に Citrix Receiverがインストールされているかどうかが判別されます。Citrix Receiverが検出されない場合は、対応するプラットフォームの Citrix Receiverをダウンロードしてインストールするように促すメッセージが表⽰されます。Citrix Receiverをインストールできないユーザーについては、CitrixReceiver forWebサイトにログオンするたびにこれが実⾏されます。Citrix Receiverがローカルにインストール済みのユーザーは、それを使⽤してサイトのリソースにアクセスします。Citrix Receiver for HTML5を使⽤することはできません。管理者が Citrix Receiver for HTML5の常時使⽤を構成したサイトでは、CitrixReceiverがローカルにインストール済みかどうかに関係なく、ユーザーは Citrix Receiver for HTML5を使⽤してサイトのリソースにアクセスする必要があります。

• Citrix Receiver for HTML5でデスクトップやアプリケーションにアクセスすると、ユーザーのWebブラウザー設定に応じて新しいタブまたはウィンドウが開き、そこでそのリソースが起動します。Citrix Receiverfor Webサイトと同じタブでリソースが常に起動するように Citrix Receiver for HTML5を構成することもできます。詳しくは、「Citrix Receiver for HTML5のブラウザータブ使⽤の構成」を参照してください。

• ユーザーが追加のアプリケーションを起動すると、新しいセッションを作成する前に既存のセッション内でアプリケーションを開始できるかどうかが Citrix Receiver for HTML5によりチェックされます。これにより、ユーザーは単⼀の接続で複数のアプリケーションにアクセスできるようになり、利⽤可能なリソースをより効率的に使⽤できます。

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ファイル転送

デフォルトでは、ユーザーは次のことを実⾏できます:

• ローカルのダウンロードフォルダーまたは接続された周辺機器からファイルをアップロードし、XenDesktopセッションからのデータにシームレスにアクセスできます。

• XenDesktopセッションからユーザーデバイスフォルダーや周辺機器にファイルをダウンロードできます。

管理者は、Citrix Studioのポリシーを介して、ファイルの転送、アップロード、またはダウンロードを選択的に有効または無効にできます。

要件

• XenDesktop 7.6または XenApp 7.6と次のユーティリティ:– サーバーOSVDA(Windows2008R2またはWindows2012R2)上のHotfix ICATS760WX64022.msp– クライアント OS VDA(Windows 7またはWindows 8.1)上の Hotfix ICAWS760WX86022.mspまたは ICAWS760WX64022.msp

• ファイル転送ポリシーを変更するには:Citrix Studioを実⾏中のマシン上のグループポリシー管理(GPM)Hotfix GPMx240WX64002.msiまたは GPMx240WX86002.msi

制限事項

• ユーザーが⼀度にアップロードまたはダウンロードできるのは、最⼤ 10ファイルまでです。• 最⼤ファイルサイズ:

– アップロード:2147483647バイト(2GB)– ダウンロード:262144000バイト(250MB)

ファイル転送のポリシー

デフォルトでは、ファイル転送は有効になっています。Citrix Studioを使って、ユーザー設定の ICA\ファイルリダイレクトにあるこれらのポリシーを変更します。ファイル転送のポリシーを使⽤する場合は、次のことについて考慮します:

• デスクトップとクライアント間におけるファイル転送の許可。仮想 XenDesktopセッションとユーザーデバイス間でのユーザーによるファイル転送を許可または拒否します。

• デスクトップへのファイルのアップロード。ユーザーデバイスから仮想 XenDesktopセッションへのユーザーによるファイルのアップロードを許可または拒否します。

• デスクトップからのファイルのダウンロード。仮想 XenDesktopセッションからユーザーデバイスへのユーザーによるファイルのダウンロードを許可または拒否します。

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クリップボードサポートの強化

この機能が導⼊される前は、Citrix Receiver ではローカルアプリケーションからそのほかのアプリケーション(Microsoft Excelなど)への形式を選択して貼り付け機能を使った HTML形式テキストのコピーや貼り付けがサポートされていませんでした。そのため、ターゲットのアプリ(この上記の例ではMicrosoft Excel)には HTML形式の特性が含まれませんでした。

Citrix Receiver for HTML5は、クライアントとセッション間でのプレーンテキストに加えて、HTML形式をサポートします。これは、Officeアプリやブラウザーで有⽤です。強化されたクリップボードは Chromeおよび Safariブラウザー上でのみサポートされます。HTMLコンテンツをコピーしてその形式を維持できます。Chromeでリンクをコピーすると、<img>タグが HTML形式で追加され、テキストに加えて画像も効率的にコピーできます。この機能によりプレーンテキスト以外もコピーできますが、すべてのアプリケーションで機能するわけではありません。

クリップボードをサポートするには、次のレジストリエントリを VDAに追加します:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Citrix\wfshell\VirtualClipboard\AdditionalFormats\HTML Format“Name”=”HTML Format”

この機能の導⼊によって解決された問題について詳しくは、Knowledge CenterのCTX086028を参照してください。

警告

レジストリエディターの使⽤を誤ると、深刻な問題が発⽣する可能性があり、Windowsのインストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤⽤による障害に対して、シトリックスでは⼀切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使⽤ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

ツールバーの構成

ツールバーの拡張機能は、デフォルトで有効になります。

ツールバーを⾮表⽰にするには:

1. 管理者としてログイン中に、C:\ProgramFiles\Citrix\Receiver StoreFront\HTML5Client の con-figuration.jsファイルにアクセスします。

2. configuration.jsファイルで「menubar key」を検索します。3. configuration.jsファイルで、“menubar”:falseを設定します。

個別のアイコンを⾮表⽰にして、ツールバーに表⽰されないようにすることもできます。たとえば、ツールバーの[ctrl+alt+del]ボタンを⾮表⽰にするには、次の⼿順に従います:

1. 管理者としてログイン中に、C:\ProgramFiles\Citrix\Receiver StoreFront\HTML5Client の con-figuration.jsファイルにアクセスします。

2. configuration.jsファイルで「lock」を検索します。

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Receiver for HTML5 2.x

3. configuration.jsファイルで、“lock”:falseを設定します。

セッション共有

このセッション共有機能を使⽤するには、アプリケーションが同じマシン上でホストされており、ウィンドウのサイズ、⾊深度、暗号化などのパラメーター設定が同じシームレスウィンドウモードで構成されている必要があります。ホストされているアプリケーションを使⽤できる場合は、デフォルトでセッション共有が有効になっています。

アプリケーションをホストするマシン上に App Switcherがインストールされている場合は、ウィンドウ下部にタスクバーが表⽰されます。タスクバーには、セッションで現在実⾏中のアプリケーションがすべて表⽰され、ユーザーはアプリケーション間を切り替えることができます。ユーザーはタスクバーを⾃動的に⾮表⽰にしたり、アイコンのサイズを⼩さくしてタスクバーの領域を最⼩化したりできます。

Webブラウザーのタブには、Citrix Receiver for HTML5を操作するためのフリーツールバーが表⽰されます(下図)。クリップボードボタンを使⽤すると、ユーザーデバイス上のローカルクリップボードとWebブラウザー内に表⽰されているデスクトップやアプリケーションとの間で Unicodeプレーンテキストをコピーしたり貼り付けたりできます。ユーザーは標準的なWindowsショートカットキーを使⽤して、同じセッション内および異なるセッションのアプリケーション間で、⽂字、表、画像などのデータをコピーできます。また、ツールバーのボタンを使⽤すると、デスクトップやアプリケーションに Ctrl+Alt+Delキーを送信できます。

ホストされるアプリケーションまたは仮想デスクトップで実⾏中のアプリケーションで開いているドキュメントを印刷する場合、そのドキュメントを PDFで出⼒するオプションを実⾏できます。この場合、PDFをローカルデバイス上に転送して、そこで表⽰したりローカルプリンターで印刷したりできます。ユーザーが PDFを閉じると、ファイルがデバイスから削除されます。

ホストされているアプリケーションで開かれているドキュメント内のリンクをクリックするユーザーは、セッション内でホストされているブラウザーアプリケーションで URLを開くのか、またはローカルデバイスのブラウザーを使⽤するのかを選択できます。

Citrix Receiver for HTML5のログ

Citrix Receiver for HTML5は、ユーザーデバイスが⽣成したログにタイムスタンプを付けます。

問題のトラブルシューティングに役⽴てるため、Citrix Receiver for HTML5セッションログを表⽰できます。

ログページでは、以下の機能が使⽤できます:

• ログを有効にする:ログを有効にして HMTL5ログを表⽰します。• ログを無効にする:ログを無効にしてセッションのログを停⽌します。• ログを表⽰する:セッションで⽣成されたログを表⽰します。• ログを消去する:セッションで⽣成されたログファイルを削除します。• ログファイルをダウンロードする:希望する場所にログファイルをダウンロードします。

ログページに移動して Citrix Receiver for HTML5ログを表⽰するには:

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Receiver for HTML5 2.x

1. Citrix Receiver for Webサイトにログオンします。2. 別のブラウザータブまたはウィンドウで、<siteurl>/Clients/HTML5Client/src/ViewLog.htmlにアクセスします。ここで、<siteurl>は Citrix Receiver for Webサイトの URLで、通常は<http://server.domain/Citrix/StoreWeb>です。

3. ログインページで[ログの開始]をクリックします。4. Citrix Receiver for Webサイトで、Citrix Receiver for HTML5を使ってデスクトップまたはアプリケーションにアクセスします。

Citrix Receiver for HTML5セッションで⽣成されたログファイルは、ログページに表⽰されます。また、ログファイルをダウンロードしてより詳細に分析することもできます。

ツールバーを使⽤して Citrix Receiver for HTML5ログを表⽰するには:

1. Citrix Receiver for Webにログオンします。2. Citrix Receiver for Webで、デスクトップまたはアプリケーションにアクセスします。3. セッションツールバーで[ログ]をクリックします。4.[ログの開始]をクリックします。

SDKおよび API

July 30, 2018

Citrix Receiver for HTML5では、Webサイトを介して Citrixがホストするアプリおよびデスクトップの配信⽅式をカスタマイズでき、これにより HDXおよび SDKセッションのサポートが強化されています。この機能は、エンタープライズポータルに豊富なアプリエクスペリエンスを構築する場合に特に有⽤です。つまり、WebサイトからCitrixがホストするアプリやデスクトップを起動する⼀⽅でWebサーバー上では Citrix Receiver for HTML5をホストして、ユーザーにサービスとして豊富なアプリエクスペリエンスを提供できます。

Citrix Receiver for HTML5⽤の HDX SDKドキュメントについては、HDX SDK for HTML5を参照してください。

HDX SDKの例については、Citrixダウンロードページを参照してください。

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Citrix Product Documentation | docs.citrix.com December 17, 2019