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カンファレンス　 2013 第 2 回

そのとについて脂質：特徴役割～

2013 年 3 月 17 日メディカルクリニック　　　浜松町院長三上修


プロフィール講師三上　修医師・医学博士、食育インストラクター、健康スポーツ医浜松町メディカルクリニック　院長

関西医科大学卒業2008年日本 GE株式会社にて統括産業医メディカルセンター長2013年 3月より現職

4

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およびやせのの肥満者割合（平成 21 より年国民健康・栄養調査）


エネルギーとの消費量脂肪摂取量関係

6


エネルギーとの消費量脂肪摂取量関係

動か

な

け

れ

ば

必ず

太る

7


の脂質基本情報～における現代脂質摂取量

炭水化物が少なく、脂質が多い。

　農林水産省平成 23年度食料需給票国民 1人・ 1 たり日当供給熱量び及 PFC の熱量比率推移

8


脂質とは？のにかせない：人間生命維持欠『 3大栄養素』

のつ一【 3大栄養素の役割】

炭水化物（ carbohydrate）＝身体の主なエネル

ギー源タンパク質（ Protein）＝体を作る材料

Q.脂質（ Fat）の役割は？？？9


とは脂質？のにかせない～人間生命維持欠『 3 の大栄養素』

つ一

Answer

•エネルギー源

• やの組織細胞膜構成要素

•ビタミンのび運屋

10


ののいエネルギー脂質基本情報～効率良源

【 3 のエネルギー大栄養素量】

炭水化物（ carbohydrate）＝ 4kcal/g

タンパク質（ Protein）＝ 4kcal/g

脂質（ Fat 　）＝ 9kcal/g

のがければ、カロリーはにが脂質比率多必然的上る

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のとしてのバランス脂質基本情報～栄養素

【 3 のな大栄養素理想的配分： PFCバラン

ス】

炭水化物（ C）＝ 60～ 68%

タンパク質（ P）＝ 12～ 15%

脂質（ F）＝ 20～ 25%

のり、エネルギーはって、はわらず。前述通摂取量減脂肪量変のはがいとわれている。現代配分脂肪多言

12


の脂質基本情報～の脂質れ流

細胞膜の構成成分エネルギー源

脂質

リン脂質コレステロール中性脂肪

脂肪酸グリセロール

未消費エネルギーは

中性脂肪として貯まる

13


の脂肪酸役割分類主な脂肪酸のな脂肪酸主役割

飽和脂肪酸

•パルミチン酸•ステアリン酸•ミリスチン酸•ラウリン酸

•コレステロールやを中性脂肪増やす

不飽和脂肪酸

オメガ９

一価不飽和脂肪酸

n-9 系脂肪酸

•オレイン酸• コレステロール善玉（ HDL を）やす増

• コレステロール悪玉（ LDL を）らす減多

価

不

飽

和

脂

肪

酸

オメガ６n-6 系

脂肪酸

•リノール酸　 * 必須脂肪酸

•y- リノレン酸

• アラキドン酸 * 必須脂肪酸

• コレステロール悪玉（ LDL を）らす減

• コレステロール善玉（ HDL を）らす減

オメガ３n-3 系

脂肪酸

•α リノレン酸 * 必須脂肪酸

•EPA

•DHA

• をらす中性脂肪減

• コレステロール善玉（ HDL を）やす増

• のをげる血液粘度下

14


の脂肪酸役割

Q. 脂肪酸の種類は？？？

1.大豆油2.魚の油3.オリーブ油4.パーム油5.エゴマ油

15


の脂肪酸役割

分類くむ多含食品脂肪酸の主な役割として報告されていること

飽和脂肪酸

•パーム油•豚脂（ラード）•牛油（ヘット）•バター　他

•コレステロールや中性脂肪を増やす

不飽和脂肪酸

オメガ９


n-9 系脂肪酸

•オリーブ油•菜種油•種実（アボカド等）　他

•善玉コレステロール（ HDL ）を増やす

•悪玉コレステロール（ LDL ）を減らす多

価

不

飽

和

脂

肪

酸

オメガ６n-6 系

脂肪酸

•紅花油（サフラワー油）•大豆油•コーン油•ごま油　他

•悪玉コレステロール（ LDL ）を減らす

•善玉コレステロール（ HDL ）を減らす

オメガ３n-3 系

脂肪酸

•シソ油•エゴマ油•亜麻仁油• の魚油、ウナギな（青魚ど）　他

•中性脂肪を減らす

•善玉コレステロール（ HDL ）を増やす•血液の粘度を下げる

Answer

16


のバランス脂肪酸理想

分類理想ＳＭＰ比理想必須脂肪酸バランス

飽和脂肪酸 3

オメガ９


n-9 系脂肪酸

4

オメガ６

多価不飽和脂肪酸

n-6 系脂肪酸 3

4

オメガ３

多価不飽和脂肪酸

n-3 系脂肪酸

1

20 ～ 30

1

現代食

17


わがにおける国 EPA と消費量動脈硬化性疾患死亡率にする総脂肪対 EPA （ n-3 の）推

定比にする総脂肪対 EPA （ n-3 の）推

定比

64.8

51.4

42.0

39.6

0.16

1950

9.93.6

脳梗塞

虚血性心疾患

1.441.50

1.00

0.50

0

80

60

40

20

01955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 （年）

（％）

死亡率（10

万人当た

り

）

（人）

EPAの推定消費量比

（総脂肪量に

対す

る

重量％） Mizuguchi K.:Eur J Pharmacol,235,p221-

227,1993.18

の食品別消費量年次変化

19（政府データ）


EPA+DHA と摂取量非致死性心筋梗塞（ JPHC Study ）

41,578 、人約 11 、年間観察罹患者 198 人

17 項目調整

P-trend: 0.003

Iso H,et al. Circulation,113,195-202,2006.

0

0.2

0.4

0.6

0.8

1.0

0.3 0.6 0.9 1.3 2.1

EPA+DHAの摂取量（ g/ 日）

ハ

ザ

ー

ド

比

1.2

0.700.59 0.59

0.35

1.0

P<0.05 P<0.05

P<0.001

P<0.05,0.001 vs 0.3g/ 日

岩手県二戸、秋田県横手、長野県佐久、沖縄県石川の各保健所管内に在住し、 1990 年において 40 ～ 59歳であった地域住民 54,498 人のうち、 FFQ の魚の項目に有効に回答し、かつ 1990 年の時点で悪性新生物や循環器疾患の既往のない 41,578 人（男性 19,985 人、女性 21,593 人）を対象とし、 2011 年末まで約 11 年間追跡した。

20


の「日本人食事摂取基準」（ 2010 年版）望ましい EPA 及び DHA の摂取量の下限（ g/ 日）

日本人では、 EPA 及び DHA 量を 0. 9g/ 日摂取している群で有意に、非致死性の心筋梗塞罹患の減少が認められている。これに丸め処理を行い、18 歳以上では、１ g/ 日以上の EPA 及び DHA 摂取量（魚で約 90 g/ 日以上）が望まれる。

年齢（歳）男性女性目標量目標量

18-29 1以上 1以上30-49 1以上 1以上50-69 1以上 1以上70以上 1以上 1以上

望ましいEPA及びDHAの摂取量（g/日）

小児については目標量を算定しなかったが、成人の値を参考にして、魚を摂取する習慣を身につけることが望ましい。妊婦・授乳婦の付加量についても算定しなかった。

厚生労働省健康局　総務課生活習慣病対策室　平成 21 年 5月 29 日発表「日本人の食事摂取基準」（ 2010 年版） p77より　 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0529-4.htmlより

21


EPA・ DHAを 1000mg摂取するには？

22


まとめ講座

のにおけるの～現代食生活脂質課題

1.脂質の摂取量が多い

→肥満やメタボの増加要因

2.脂肪酸バランスが崩れている

→冠動脈疾患、発ガン、アレルギーなどのリスク要因

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脂質を抑えたメニューの提供脂肪酸バランスを考慮したメニューの提供

メタボ対策、ガン・アレルギー・血栓予防メニューの提供

顧客の健康への貢献＝顧客満足度の向上

まとめさまへのご講座～参加者皆提案

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E-mail : [email protected]株式会社リデリシャス担当：永田

＜ HP/Service ＞リデリシャス　　 http://re-delicious.com/ vegeyourself　 http://vegeyourself.com/rrc for chef　 http://www.rrc-j.com/forchef/

おわせ問合

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