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<Salesforce>操作手順書① ヘッダー明細型
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• ViewFramer利用の第一段階として、まずSalesforceのカスタムボタンから帳票の出力ができるようになることを目的とし、テンプレート作成から出力までの流れを記載しています。
• Salesforceの標準オブジェクト(Sales Cloud)を使用した帳票を作成します。
• ViewFramerでは、3つの帳票タイプを作成することができます。当ドキュメントでは、「ヘッダー明細型」を作成する手順を載せています。
<事前準備>
・Salesforce組織に「OPROARTS Connector for Salesforce」がインストールされており、OPROARTSオブジェクトに認証情報(オプロより発行されるCID/UID/UPW)がセットされていること。(別インストールガイドを参照)
はじめに
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全体の流れ
テンプレートの作
成
• OPROARTS Live
で帳票デザイン
を行います。
ViewFramerで
ビュー定義
• ヘッダビューと
明細ビューを定
義します。
ViewFramerでマッ
ピング定義
• 作成したビュー
定義とテンプ
レートのマッピ
ングを行います。
ボタンの作成
• Salesforceのカ
スタムボタンを
作成します。
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完成イメージ
ヘッダー明細型の帳票を作成します。「ヘッダー明細型」とは、帳票の構造をヘッダ部と明細部に分けること
のできるタイプです。
ヘッダ
ヘッダ(フッタ)
明細
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使用オブジェクト
取引先
ユーザ
商談商品
商談
商談
取引先
ユーザ
商談商品
1:N
1:1
1:1
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テンプレートの作成
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テンプレートの作成-1
OPROARTS Liveへログインし、左上の[新規作成]ボタンをクリックします。[ビジネス]タブから「見積書3」を選択します。連携方法は[ViewFramer/D3Worker]を選択し、「作成」をクリックしてください。テンプレート名は、任意の名前を付けてください。
[ViewFramer/D3Worker]を
選択
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テンプレートの作成-2
テンプレートを[編集]で開き、マッピング画面に移行します。マッピングを復元し、[保存]と[配備]をします。テンプレートの作成は以上です。
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ビュー定義<ヘッダビュー>
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ViewFramerログイン
https://vfui.ap.oproarts.com/view_framer_ui
にアクセスし、OPROARTS認証情報を入力してViewFramerにログインします。
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ビューの作成
「ビュー定義」タブで「新規」ボタンをクリックします。 Salesforceにログインします。(以降「現在のセッション情報を継続する」でもログイン可能です。また、以降のスライドではこの画面を省略しています。)
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ビュー定義:詳細画面 – 基本設定
ビューの名前を設定し、「次へ」をクリックします。例では、「QuotationHeader」としています。※ ビュー名は半角英数で入力してください。
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ビュー定義:詳細画面 – リレーション設定
主オブジェクトに「商談」を選択し、ショートネームを入力します。任意ですが、例では以下のように指定しています。商談= shodan 取引先= torihikisaki ユーザ= user関連オブジェクトには「取引先」と「ユーザ」を指定します。設定は以下の画像をご参照ください。設定をしたら「次へ」をクリックします。
取引先と商談を結びつける条件を設定
主オブジェクトのショートネーム
リレーションの追加
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ビュー定義:詳細画面 – リレーション設定<補足>
<主オブジェクトと関連オブジェクトについて>主オブジェクトは、起点となるオブジェクトを指定して下さい。(必ずしもボタンを配置するオブジェクトとは限りません。)関連オブジェクトは、帳票上に使用する主オブジェクト以外のオブジェクトです。参照関係先のオブジェクトも指定する必要があります。今回は、[取引先名]と[商談 所有者]を表示したいため、リレーションを作成しています。参照項目を指定すると、参照先のオブジェクトIDを取得するため、前頁のリレーション設定では、「[取引先ID]=[商談.取引先名]」のように指定しています。
参照先の項目を使用したいので、この参照先オブジェクト
とのリレーションを設定する。
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ビュー定義:詳細画面 – 出力項目設定
帳票に出力する項目を指定します。「全項目を追加」ボタンでSalesforceオブジェクトのすべての項目を追加することもできますが、一つずつ追加する場合は「+」ボタンをクリックして項目を増やし、「項目ビルダー」から内容を指定します。「出力項目名」をOPROARTS Liveのテンプレート上で定義されているCSVの項目名と同じにしておくと、後の手順で自動的にマッピングすることができます。(次ページに続く)
テンプレートのCSVフィールド名と同じに
する。項目ビルダー
「+」ボタンで項目を追加
帳票には表示しないが、商談IDの項目を作成し
ておく。
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ビュー定義:詳細画面 – 出力項目設定<補足>
前ページの項目設定は以下の通りです。オブジェクトのショートネームが同じであれば、コピー&ペーストでご利用いただけます。[項目ビルダ―]をクリックし、ペースト後[OK]をクリックしてください。(次ページ参照)
出力項目名 項目
QuotationNumber 'O-00000001'
CustomerName torihikisaki.取引先名 || ' 御中'
CostomerCharge '〒' || "torihikisaki.郵便番号(請求先)" || "torihikisaki.都道府県(請求先)" || "torihikisaki.市区郡(請求先)" ||"torihikisaki.町名・番地(請求先)"
CompanyCharge user.氏名
Remarks shodan.説明
商談 ID shodan.商談 ID
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ビュー定義:詳細画面 – 出力項目設定 – 項目ビルダー
「列追加」ボタンをクリックし、オブジェクトと列を選択して追加します。
列追加ボタン
関数を使用することも可能です。
関数を選択可能
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ビュー定義:詳細画面 – 出力条件
レコードの抽出条件を設定できる画面です。商談に条件を追加します。以下のように設定をしてください。パラメータ名は任意ですが、今回は「opportunityId」としてください。
すべての設定が完了したら「保存」ボタンをクリックします。
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ビュー定義<明細ビュー>
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ビュー定義:詳細画面 – 基本設定
明細用のビューを作成します。明細ビューでは、[商談商品]オブジェクトの定義を行います。ビューの名前を設定し、「次へ」をクリックします。
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ビュー定義:詳細画面 – リレーション設定
主オブジェクトに「商談商品」を選択し、ショートネームを入力します。任意の名前ですが、例では以下のように設定しています。商談商品= shodanshohin 商品= shohin関連オブジェクトに「商品」を指定します。設定は以下の画像をご参照ください。設定をしたら「次へ」をクリックします。
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ビュー定義:詳細画面 – リレーション設定<補足>
<主オブジェクトと関連オブジェクトについて>ヘッダビューの時と同様に、参照項目先のオブジェクトとリレーションを作成します。前頁のリレーション設定では、「[商品.商品ID]=[商談商品.商品ID]」を指定しています。
商品名は[商品]オブジェクトにあるため、[商品]へのリレー
ションを設定する。
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ビュー定義:詳細画面 – 出力項目設定
ヘッダビューと同様に、帳票に出力する項目を指定します。「出力項目名」をOPROARTS Liveのテンプレート上で定義されているCSVの項目名と同じにしておくと、後の手順で自動的にマッピングすることができます。(次ページ参照)
帳票には表示しないが、商談IDの項目を作成し
ておく。
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ビュー定義:詳細画面 – 出力項目設定<補足>
前ページの出力項目設定は以下の通りです。ショートネームが同じであれば、コピー&ペーストで指定が可能です。
出力項目名 項目
ProductName shohin.商品名
UnitPrice shodanshohin.販売価格
Quantity shodanshohin.数量
Price shodanshohin.合計金額
商談 ID shodanshohin.商談 ID
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ビュー定義:詳細画面 – 出力条件
レコードの抽出条件を設定する画面です。ボタンをクリックした商談レコードに紐づく商談商品レコードのみを取得する、という条件を追加します。パラメータ名は、ヘッダー用ビュー定義で指定したものと同じ「 opportunityId 」を指定しててください。
すべての設定が完了したら「保存」ボタンをクリックします。
商談 ID 等しい(=) パラメータ名 opportunityId
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マッピング定義
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マッピングの作成
各ビューを、一つのデータの固まりとしてまとめる「マッピング」の定義を行います。最初に、「コンソール」タブで「新規」ボタンをクリックします。
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マッピング管理:詳細画面
→次ページに続く
マッピング名とタイプを指定します。タイプは「ヘッダー明細型」を選択してください。主データには、ヘッダビューを指定します。
主データの名前をつけます。英数日本語が使用できます。
ヘッダビューの項で作成したビューを選択し、「取得」ボタン
をクリックしてください。
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マッピング管理:詳細画面(つづき)
主データと明細データを紐づけるキーを設定します。[商談]が同じであることをキーにしたいので、「商談ID」を指定します。
明細データの名前をつけます。英数日本語が使用できます。
明細ビューの項で作成したビューを選択し、「取得」ボタンをク
リックしてください。
明細データも、主データと同様に設定を行います。設定ができたら、「次へ」をクリックしてください。
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マッピング管理:出力設定画面-出力確認-
[出力確認]タブの「データ表示」で取得データの確認を行えます。問題がなければ、[Documentizer]タブをクリックします。
出力条件にパラメータを指定している場合、直接値を入力し
ます。
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マッピング管理:出力設定画面-Documentizer-
帳票テンプレートとのマッピングを行います。以下3つの設定を行います。①テンプレートを選択②データにビュー定義を指定③テンプレートのCSVフィールドとビュー定義のデータフィールドをマッピング
Live側の帳票テンプレートを指定します。
「td1」には、[マッピング管理:詳細画面]の主データを選択します。
「自動マッピング」でテンプレートと簡単にマッピングができます。
①
②
③
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マッピング管理:出力設定画面-Documentizer- <つづき>
「td2」には明細データを指定します。マッピングが完了したら、「配備」をクリックしてください。
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Salesforce上のボタン作成
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JavaScriptの出力
ここでは、Salesforceの詳細ページにボタンを配置し、現在表示しているレコードのデータを出力する場合の設定について記載します。
「コンソール」タブで「JavaScript出力」をクリックし、拡張子jsファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたjsファイルをテキストエディタで開き、すべて選択してコピーします。
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Salesforce側の設定
ボタンを配置するオブジェクトに移動し、画面右側のメニューから「オブジェクトを参照する」をクリックします。※オブジェクト設定の開き方は複数あります。
オブジェクト設定画面の「ボタン、リンク、およびアクション」セクションの「新規ボタンまたはリンク」をクリックします。
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Salesforce側の設定
下記のように設定して「保存」ボタンをクリックします。
表示ラベル:任意(「見積書」など)名前:任意(「Quotation」など)表示の種類:「詳細ページボタン」を選択動作:「JavaScriptを実行」を選択内容:先ほどコピーしたJavaScriptの内容を貼り付け
JavaScriptを一部書き換える必要があります。→次ページ
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JavaScriptの編集
例として記載されている「 param1:'value1', 」と「opportunityId:{!GETRECORDIDS($ObjectType.Opportunity)},」を無効化します。(削除でも可)ViewFramer側のビュー定義の「出力条件」で「パラメータ名」を指定している場合、JavaScriptの内容を一部変更する必要があります。今回は、標準で記載されている「opportunityId:‘{!JSENCODE(Opportunity.Id)}’,」をそのまま使いますので、追加で記述する必要はありません。
/*-- ビュー定義で設定したパラメーター名に値を指定します。 --*//*-- 例えば、パラメーター名「param1」に文字列値「value1」を指定する場合、 --*//*-- 以下のように記述します。 --*//*-- param1:'value1', --*/
/*-- ビューでの出力条件で『「商談 ID」がパラメーター「opportunityId」と等しい』 --*//*-- という条件を設定した場合、以下のように記述すると、ボタンを置いたページの --*//*-- 「商談 ID」を指定できます。 --*/opportunityId:'{!JSENCODE(Opportunity.Id)}',
/*-- リストボタンで複数レコード選択用のチェックボックスが表示されている場合は、--*//*-- 以下のように配列を渡すことも可能です。 --*//*-- opportunityId:{!GETRECORDIDS($ObjectType.Opportunity)}, --*/
「/*」で無効化します。(行削除でも可)
標準記述のパラメータ
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ボタンの配置
Salesforceの詳細ページで「レイアウトを編集する」をクリックし、ボタンをレイアウトにドラッグ&ドロップして配置します。配置後、画面左上の「保存」ボタンをクリックします。
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出力確認
配置したボタンをクリックし、ViewFramerが呼び出されて帳票が作成されることを確認します。