sharepointとazure functionsを組み合わせた...
TRANSCRIPT
SharePointとAzure Functionsを組み合わせたマルチクラウドなサーバーレスアーキテクチャの展開方法
-Microsoft SaaS Business application type-
杉本 和也 @sugimomotoJapan SharePoint Group 勉強会 #27 - 2017-11-03
See the World as a Database
Speaker
杉本 和也:Kazuya Sugimoto
• CData Software Japan, LLC Lead Engineer
• Microsoft MVP for Business Solution(Dynamics CRM/365)
• 青森県出身。会社は仙台。住まいは東京。
Blog:Morning Girlhttp://kageura.hatenadiary.jp/
Twitter:@sugimomoto Facebook:sugimomoto
CData Software, Inc. (http://www.cdata.com/)
Started: 1994 (/nsoftware)
Location: Chapel Hill, NC, USA
CData Japan: 2016/6 (JV with Infoteria) (http://www.cdata.co.jp)
About
CData Software はデータアクセスおよび連携ソリューションのリーディングカンパニーです。弊社はドライバーとデータアクセステク
ノロジーの開発に特化し、お客様のオンラインおよびオンプレミスのアプリケーション、データベース、WebAPI へのリアルタイム接続を
実現します。
CData ドライバーは、ODBC、JDBC、ADO.NET、OData、SSIS、BizTalk、Excel などの標準コネクターや標準アプリケーションプ
ラットフォームを経由したデータアクセスを提供します。
See the World as a Database
SharePoint
最近あったこんな問い合わせ
「SharePointを他のサービスともっとフレキシブルに、スムーズに繋ぎたいんだけど、どうすればいいですか?」
Web site
BI
SNS
IoT
See the World as a Database
今日のトピック
・マルチクラウド時代のデータ連携アプローチはどうあるべきか?
・マルチクラウド時代において、Serverless Architecture (FaaS) を使う価値とは何か?
See the World as a Database
なぜクラウドアプリケーションを繋ぐことが今求められているのか?
1.
See the World as a Database
クラウドデータ中心の時代
複数のSaaSとオンプレのカスタムカプリを組み合わせて使う「マルチクラウド時代」
アプリ・サービス間のデータ連携を如何に行うかがポイント
See the World as a Database
集中管理:Centralized Management
製品・在庫管理
マーケティング
データ連携
プラットフォーム
手作業
分析
DWH
問い合わせ管理
データ連携プラットフォームを核とした統合管理
ETL / EAI / DWHを中核として連携
See the World as a Database
分散管理:Distributed Management
マーケティング
製品・在庫管理
手作業
DWH
BI
問い合わせ管理
あらゆるアプリ・サービスが
「多対多」でつながる
マイクロサービスアーキテクチャ
See the World as a Database
集中管理と分散管理の比較
集中管理 分散管理
バイモーダル Mode1 (SoR/System of Record) Mode2 (SoE/System of Engagement)
導入主体 情報システム部 エンドユーザ
重視 安定性 スピード・利便性
どちらが優れているという話ではなく、各々の特性を踏まえて選択
ハイブリッド運用やシフト(分散→集中)も必要
See the World as a Database
今日は分散管理のお話
如何にスピード・利便性を保ちながらデータ連携を実現できるかがポイント
See the World as a Database
マルチクラウド時代におけるServerless Architecture の有効性
2.
See the World as a Database
ちょっと本題の前に
[マイクロサービスアーキテクチャ]小さなサービスの組み合わせにより単一のアプリケーションを開発するアプローチ
[サーバレスアーキテクチャ]サーバー、インフラストラクチャ、オペレーティングシステムを抽象化したアプローチ
マイクロサービスアーキテクチャ実現の一手段として存在するのがサーバレスアーキテクチャ
See the World as a Database
そんなサーバレスアーキテクチャの中でもFunction as a Serviceがいい感じ
See the World as a Database
Function as a Service ユースケース
Use Case Overview
データプロセッシングデータの変更、システム状態の遷移もしくはユーザによるアクションといったものに対応したコードの実行
バックエンドWeb、モバイル、IoTや外部APIへのリクエストを扱うバックロジックの実行
システムの自動化・自立化システムの状態やデータ変更に対するワークフローのレスポンス
Source:実践AWS Lamda「サーバレス」を実現する新しいアプリケーションのプラットフォーム P.164
See the World as a Database
デモ:SharePointへの問い合わせデータ連携
SharePoint
Money
forward
Storage
FunctionsServiceBusAzure SQLWeb appsCustomer Support
Azure FunctionsSetting data
SupportWeb Site
CustomerTrade History
SupportBusiness
Management
See the World as a Database
Microsoft Serverless Service
Flow Logic Apps Azure Functions
ユーザー エンドユーザー パワーユーザー デベロッパー
作り方ワークフローデザイナー
ワークフローデザイナー
プログラミング
シナリオ 単純なビジネスの最適化統合のシナリオが高度で Flowでは対応できない場合
統合シナリオのどこかのステップで大幅なカスタマイズまたは特殊なコードの使用が必要になる場合
See the World as a Database
Function as a Service のメリット
関心の局所化 素早い構築・利便性 スケールの自由度
アプリケーション全体や実行インフラを
あまり気にしなくていい
アジャイル&ビジネス用途の検証に有効
ビジネススケールの拡大に素早く対応可能
See the World as a Database
Function as a Service の注意点
対応SaaSサービスの制約
失敗時の処理 モニタリング
Web api tool3rd party tool利活用の考慮が必要
キュー・メッセージングサービス等の活用が必要
Logおよびサービス監視のための
Serverless活用
See the World as a Database
まとめ
・Function as a Serviceはクラウドアプリケーションを繋ぐのにも有効
・クラウドアプリケーションは独立して利用するのではなく、他の様々なクラウドアプリケーション・サービスに関係しながら利用する時代
See the World as a Database
Thank you!