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2016 Microchip Technology Inc. DS00002007A_JP - p.1 はじめに Microchip 社は、次世代の Ethernet スイッチ、EtherCAT ® 産業用コントローラ、10/100 産業用 Ethernet MAC/PHY コントローラをサポートするための設計ソリューションを提供しています。Ethernet スイッチ製品はホストバスと MII に分かれています。ホストバス バージョンは、スイッチ構成の背後にある Ethernet MAC をサポートしています。 非ホストバス バージョンは、1 または 2 ポートの MIIRMIITurbo MII をサポートしています。 これらの各種製品の一覧を下表に示します。 本書では、Microchip Ethernet コントローラ、スイッチ、EtherCAT コントローラに 100BASE-FX ファイバメディアを 実装するために必要な設計の相違点を説明します。 本書の内容は以下の通りです。 100BASE-FX の機能上の相違点 (p. 3) 光学リンクによる EtherCAT (FX) — LAN9252 のみで利用可能 (p. 9) 対象ユーザ 本書の対象ユーザは、 100BASE-FX アプリケーションで Microchip 社の Ethernet コントローラ、スイッチ、 EtherCAT コントローラを使うハードウェア設計者です。 参考文献 本書をお読みになる際は、以下の文書を参考にしてください。資料の入手方法については弊社代理店にお問い合わせ ください。 LAN9250 データシート LAN9252 データシート LAN9352/LAN9354/LAN9355 データシート LAN9355 データシート 製品番号 説明 LAN9250 10/100 産業用 Ethernet コントローラおよび PHY LAN9252 2/3 ポート EtherCAT スレーブ コントローラ (Ethernet PHY 内蔵 ) LAN9352 2 ポート 10/100 マネージド Ethernet スイッチ (16 ビット非 PCI CPU インター フェイス対応 ) LAN9353 3 ポート 10/100 マネージド Ethernet スイッチ ( シングル MII/Turbo MII または デュアル RMII 対応 ) LAN9354 3 ポート 10/100 マネージド Ethernet スイッチ ( シングル RMII 対応 ) LAN9355 3 ポート 10/100 マネージド Ethernet スイッチ ( デュアル MII/RMII/Turbo MII 対応 ) AN2007 Microchip Ethernet コントローラ、スイッチ、EtherCAT コントローラにおける 100BASE-FX ファイバメディアのサポート Author: Anant Dalimkar Microchip Technology Inc. 注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください。最新情報は必ずオリジ ナルの英語版をご参照願います。

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AN2007Microchip 社 Ethernet コントローラ、スイッチ、EtherCAT

コントローラにおける 100BASE-FX ファイバメディアのサポート

注意 : この日本語版文書は参考資料としてご利用ください。最新情報は必ずオリジナルの英語版をご参照願います。

はじめに

Microchip 社は、次世代の Ethernet スイッチ、EtherCAT® 産業用コントローラ、10/100 産業用 Ethernet MAC/PHY コントローラをサポートするための設計ソリューションを提供しています。Ethernet スイッチ製品はホストバスとMII に分かれています。ホストバス バージョンは、スイッチ構成の背後にある Ethernet MAC をサポートしています。 非ホストバス バージョンは、1 または 2 ポートの MII、RMII、Turbo MII をサポートしています。 これらの各種製品の一覧を下表に示します。

本書では、Microchip 社 Ethernet コントローラ、スイッチ、EtherCAT コントローラに 100BASE-FX ファイバメディアを実装するために必要な設計の相違点を説明します。

本書の内容は以下の通りです。 • 100BASE-FX の機能上の相違点 (p. 3)• 光学リンクによる EtherCAT (FX) — LAN9252 のみで利用可能 (p. 9)

対象ユーザ

本書の対象ユーザは、100BASE-FX アプリケーションで Microchip 社の Ethernet コントローラ、スイッチ、EtherCATコントローラを使うハードウェア設計者です。

参考文献

本書をお読みになる際は、以下の文書を参考にしてください。資料の入手方法については弊社代理店にお問い合わせください。 • LAN9250 データシート

• LAN9252 データシート

• LAN9352/LAN9354/LAN9355 データシート

• LAN9355 データシート

製品番号 説明

LAN9250 10/100 産業用 Ethernet コントローラおよび PHYLAN9252 2/3 ポート EtherCAT スレーブ コントローラ (Ethernet PHY 内蔵 )LAN9352 2 ポート 10/100 マネージド Ethernet スイッチ (16 ビット非 PCI CPU インター

フェイス対応 )LAN9353 3 ポート 10/100 マネージド Ethernet スイッチ ( シングル MII/Turbo MII または

デュアル RMII 対応 )LAN9354 3 ポート 10/100 マネージド Ethernet スイッチ ( シングル RMII 対応 )LAN9355 3ポート10/100マネージドEthernetスイッチ (デュアルMII/RMII/Turbo MII対応 )

Author: Anant DalimkarMicrochip Technology Inc.

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用語と略号

• MII - Media Independent Interface• RMII - Reduced Media Independent Interface• EEE - Energy-Efficient Ethernet• SFF - Small Form Factor• SFP - Small Form Factor Pluggable• SMI - Serial Management Interface• MAC - Media Access Control• PHY - Physical layer device• EEE - Energy-Efficient Ethernet

DS00002007A_JP - p.2 2016 Microchip Technology Inc.

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AN2007

100BASE-FX の機能上の相違点

本セクションでは、Microchip 社 Ethernet コントローラ、スイッチ、EtherCAT コントローラに 100BASE-FX ファイバメディアを実装するためのハードウェアとソフトウェアの相違点を説明します。

ハードウェアの詳細

100BASE-FX は外部ファイバ トランシーバでサポートします。

100BASE-FX 動作に設定した場合、スクランブラおよび MTL-3 ブロックは無効になります。アナログ RX および TXピンは差動 LVPECL ピンに変わり、外部終端を通して外部ファイバ トランシーバに接続されます。差動 LVPECL ピンは、 SFF (LVPECL) および SFP(reduced LVPECL) タイプのトランシーバと互換性がある信号電圧レンジをサポートして います。

100BASE-FX の動作中、外部トランシーバはオープンドレイン CMOS レベルの信号喪失 (SFP) か LVPECL の信号検出(SFF) のどちらかで受信信号の品質を示します。

100BASE-FX の有効化と信号喪失 (LOS)/ 信号検出 (SD) の選択

100BASE-FX の動作は、FX モードストラップ (fx_mode_strap_1 と fx_mode_strap_2) を使う事で有効になり、PHY x 特殊モードレジスタ (PHY_SPECIAL_MODES_x) の 100BASE-FX モード (FX_MODE) ビットに反映されます。

信号喪失モードは、両方の PHY に対して 3 レベルの FXLOSEN ストラップ入力ピンで選択します。3 つのレベルは、以下のいずれかの信号喪失モードに対応します。a: どちらの PHY も信号喪失モードではない [1 V (typ.) 未満 ]、 b: PHY A が信号喪失モード [1 V (typ.) 以上、2 V (typ.) 未満 ]、c: 両方の PHY が信号喪失モード [2 V (typ.) 以上 ]。PHY B のみに対して信号喪失モードを選択する事はできません。

信号喪失モードが選択されていない場合、FXSDENA または FXSDENB ストラップ入力ピンで独立して信号検出モードを選択します。これらのピンが 1 V (typ.) 以上の場合、信号検出モードが有効になり、1 V (typ.) 未満の場合、ツイスト ペア銅線が有効になります。

OFF または無効のトランシーバに、有効な LVPECL レベルに満たない信号検出信号が入力される事がないように注意する必要があります。

信号検出 (SD)信号検出 (SD) は、シングルエンド 3.3 V LVPECL レベルを必要とし、SFF 光学モジュールをサポートします。信号 検出は、通常動作 ( 光学信号を検出 ) である事を判断するために使います。

SD は、論理的には信号喪失 (LOS) の補集合です。

• シングルエンド LVPECL- SD > VLVPECL_COMMON_MODE - 通常動作、光学信号を検出している

- SD < VLVPECL_COMMON_MODE - 光学信号を検出していない

• 50 Ω のシングルエンド インピーダンス

Note: FXSDENA ストラップ入力ピンは FXSDA ピンと共有されており、FXSDENB ストラップ入力ピンはFXSDB ピンと共有されています。このようにして LVPECL レベルは、入力が確実に 1 V (typ.) より大きく なり信号検出モードが選択されるようにしています。ツイストペア銅線を選択する場合、信号検出入力機能は不要なためピンを 0 V に設定する必要があります。

表 1: 100BASE-FX LOS、SD、ツイストペア銅線選択 (PHY A)FLXLOSEN FXSDENA PHY モード

< 1 V (typ.) < 1 V (typ.) ツイストペア銅線

> 1 V (typ.) 100BASE-FX 信号検出 (SFF)> 1 V (typ.) N/A 100BASE-FX 信号喪失 (SFP)

表 2: 100BASE-FX LOS、SD、ツイストペア銅線選択 (PHY B)FLXLOSEN FXSDENB PHY モード

< 1 V (typ.) < 1 V (typ.) ツイストペア銅線

> 1 V (typ.) 100BASE-FX 信号検出 (SFF)> 2 V (typ.) N/A 100BASE-FX 信号喪失 (SFP)

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AN2007

信号喪失 (LOS)信号喪失 (LOS) は、CMOS レベルを必要とし、SFP 光学モジュールをサポートします。LOS はオープンドレイン /コレクタです。LOS は、論理的には信号検出 (SD) の補集合です。

• LOS < 0.8 V - 通常動作、光学信号を検出している

• LOS > 2.0 V - 光学信号を検出していない

LOS( 信号喪失 ) はオープンドレイン / コレクタ出力なので 4.7 ~ 10 kΩ の抵抗でプルアップする必要があります。

100BASE-FX ファイバ モジュールへの接続

FX モードは、光ファイバ トランシーバ (FOT) を使う事で、光ファイバメディアによる 10/100 Mbps の Ethernet PHY データ転送を可能にします。FX モードは、100 Mbps で動作する 2 種類のフォームファクタをサポートします。SFF (Small Form Factor) モジュールは、AC または DC 結合チャンネルを使って構成できます。一方 SFP (Small Form Factor Pluggable) モジュールは、AC 結合チャンネルを使ってのみ構成できます。

SFF:

• DC/AC 結合

- 100 Ω 等価 TX/RX 終端

SFP:

• AC 結合

- 100 ΩTX/RX 終端

FX モードのトランシーバは、4b5b エンコードデータを送信するための LVPECL 差動ドライバを内蔵しています。一方レシーバは、LVDS 信号レベルと LVPECL 信号レベルの両方をサポートしています。

以下のブロック図に、各種構成の 10/100 Mbps Ethernet PHY と FOT の間の一般的なインターフェイスを示します。

DS00002007A_JP - p.4 2016 Microchip Technology Inc.

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AN2007

DC 結合 (SFF モジュール )

Jutland FX モードの LVPECL 出力ドライバは常に 50 Ω 終端を必要とします。FOT を適正なコモンモード電圧に設定 するには 16 Ω を追加する必要があります。この構成は 3.3 V FOT についてのみ機能します。PHY と 5 V FOT を接続 する場合、コモンモード電圧を設定する抵抗値を変える必要があります。3.3 V FOT モジュールには DC 結合を推奨 します。反射によるノイズを最小化するために、FOT のできるだけ近くに 50 Ω 終端抵抗を配置する事も有効です。 Jutland FX モードレシーバは、チップ自体の消費電力を低減し、AC 結合チャンネルと組み合わせて使う終端抵抗値に 柔軟性を持たせるために、PHY の外部に 50 Ω 終端抵抗を備えています。送信経路にオフセットが必要な場合、TXN パッドからグランドに抵抗 ROFFSET を追加する事ができます。その抵抗値は、必要なオフセット量で決まります。信号検出はほとんどの場合DC結合であり、1.3 Vのコモンモード電圧に対して50 Ωのインピーダンスを必要とします。

Note: 3.3 V FOT モジュールには DC 結合を推奨します。

図 1: 100BASE-FX DC 結合構成 (SFF モード )

2016 Microchip Technology Inc. DS00002007A_JP - p.5

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AC 結合 (SFF モジュール )

Jutland FX モードの LVPECL 出力ドライバは常に 50 Ω 外部終端を必要とします。反射によるノイズを最小化する ために、FOT のできるだけ近くに 50 Ω 終端抵抗を配置する事が有効です。レシーバのコモンモード電圧は、LVPECL の コモンモード電圧 (VDD - 1.3 V) と同じ値に設定します。送信経路にオフセットが必要な場合、TD- のプルアップ抵抗を TD+ のプルアップ抵抗に比べて大きく、または小さくします。両プルアップ抵抗の抵抗値の差は、FOT が必要とするオフセット量で決まります。必要なオフセット量がゼロの場合、2 つのプルアップ抵抗 (TD+ の R1* と TD- の R2*) の値は同じです。信号検出では DC 結合とし、1.3 V のコモンモード電圧に設定する 50 Ω 終端を備える必要があります。

Note: 5 V FOT モジュールには AC 結合を推奨します。

図 2: 100BASE-FX AC 結合構成 (SFF モード )

DS00002007A_JP - p.6 2016 Microchip Technology Inc.

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AN2007

AC 結合 (SFP モジュール )SFP モジュールは、チャンネルの AC 結合特性と FOT モジュールに組み込まれた 100 Ω 終端抵抗によって、縮小振幅 LVPECL 信号レベルで動作します。AC 結合コンデンサは、FOT モジュールに組み込んでも組み込まなくてもかまいません。100 Ω 終端を追加する事によって、LVPECL 転送データの信号レベルは FOT 入力端 (TD+/-) で半減します。 受信側では、82 Ω/130 Ω のオフチップ終端抵抗が 50 Ω 終端とレシーバのコモンモード電圧を設定します。Jutland レシーバでは、反射によるノイズを最小化するために、Jutland PHY のできるだけ近くに 50 Ω 終端抵抗を配置する必要が あります。信号検出では DC 結合とし、1.3 V のコモンモード電圧に設定する 50 Ω 終端を備える必要があります。

レジスタ設定

本 PHY は、ツイストペア Ethernet のための IEEE 802.3 物理層に準拠しており、全 / 半二重 100 Mbps (100BASE-TX / 100BASE-FX) または 10 Mbps (10BASE-T) Ethernet 動作向けに構成できます。全 PHY レジスタは、IEEE 802.3 (Clause 22.2.4) に規定された MII 管理レジスタセットに準拠しており、詳細に設定可能です。

100BASE-FX の動作は、FX モードストラップ (fx_mode_strap_1 と fx_mode_strap_2) を使う事で有効になり、PHY x 特殊モードレジスタ (PHY_SPECIAL_MODES_x) の 100BASE-FX モード (FX_MODE) ビットに反映されます。

光ファイバ モジュール

以下の光ファイバ モジュールを、100Base-FX (IEEE 802.3u) をサポートする Ethernet PHY と組み合わせて使う事が できます。

SFF (Small Form Factor) トランシーバ

• AFBR-59E4APZ - Avago Technologies 社

• (2x5 DIP 型新パッケージ )

図 3: 100BASE-FX AC 結合構成 (SFP モード )

2016 Microchip Technology Inc. DS00002007A_JP - p.7

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• 差動 LVPECL - TX, RX• シングルエンド LVPECL - 信号検出 (SD)• 3.3 V 電源

• DC 結合のみサポート

SFP (Small Form Factor Pluggable) トランシーバ

• FTLF1318P2xCL - Finisar Corporation 社

• 縮小振幅 LVPECL - TX, RX• オープンドレイン / コレクタ - 信号喪失

• 3.3 V 電源

• AC 結合のみサポート

動作制御および表示

100BASE-FX でサポートする機能

100BASE-FX モードは 100BASE-T のリソースを使うため、その動作制御および表示 ( 例 : LED、リンクステータス 表示、ループバック モード ) は 100BASE-T モードと同じです。

• LED 表示 - 100BASE-TX をサポートしていた全ての LED が、今度は 100BASE-FX の表示をサポートします。

• リンクステータス - 100BASE-FX のリンクが存在する場合、リンクステータス表示はリンクステータス ビット レジスタ 1.2 が表示します。

100BASE-FX でサポートしない機能

100BASE-FX でサポートしない機能には、自動調停、AMDIX、TDR、EDPD、EEE の各機能が含まれます。

図 4: SFF (Small Form Factor) トランシーバ

図 5: SFP (Small Form Factor Pluggable) トランシーバ

DS00002007A_JP - p.8 2016 Microchip Technology Inc.

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AN2007

光学リンクによる EtherCAT (FX) — LAN9252 のみで利用可能

Ethernet PHY を使った光学リンクによる EtherCAT 通信は可能です。しかし EtherCAT の一部の要件を満たす必要が あります。また EtherCAT スレーブ コントローラ (ESC) の一部の特性を考慮する必要があります。

本章の目的は、EtherCAT による FX 動作の最新情報を共有する事です。

リンクパートナーへの通知とループの終了

リンクエラー時の主な動作原理は、ループを終了する事で、信頼できないリンクを無効にする事です。これは、ESC が自動的に実行します。ESC は、PHY からの LINK_MII 信号によってリンクステートを検出します。 FX PHY を使う場合、トランシーバ デバイスに電力が供給されている一方で、PHY( と ESC の両方またはどちらか ) がアクティブでない事があり得ます。リンクの開始を要求する信号を通信パートナーが検出したとしても、PHY( またはESC) が動作していないので全フレームは失われます。 そのため、少なくとも以下の 2 つの要件が満たされている必要があります。さもないとフレームは失われます。

• ESC がリセット状態 → トランシーバは無効

• PHY がリセット状態 → トランシーバは無効

この問題の推奨解決策は、PHY のリセット信号でトランシーバを有効にする事です。トランシーバに適切な入力がない場合、トランシーバの電源を OFF にする事ができます。PHY のリセットを ESC のリセット出力 ( 遅延済み、後述 )で制御する事で、PHY がリセット状態にありかつ ESC もリセット状態にある間トランシーバの電源を遮断できます。従って、トランシーバがアクティブになった時は ESC と PHY はアクティブであり、フレームが失われる事はありません。

FEF (Far-End-Fault) 表示

LAN9252 は、FEF 生成 / 検出と呼ぶ機能を備えています。その目的は、リンクパートナーにリンクの不具合を知らせる事です。

信号品質が十分高い場合にのみ PHY がリンクを示すので、FEF 機能は EtherCAT に有利です。FEF がない場合、EtherCAT スレーブ コントローラは拡張リンク検出機能を使って低品質のリンクを検出する必要があります。

しかし拡張リンク検出は、リンクが確立した後でのみアクティブになります。従ってリンク品質が低い場合、リンクステータスは ON/OFF に交互に切り換わります ( リンクアップ → 拡張リンク検出がリンクを終了 → リンクアップ …)。 これは、ネットワーク上で問題の場所を特定するには十分です。しかし、その他のネットワークの動作を妨害する場合があります。 そのため、FEF 生成および検出を完全に実装した PHY を使う事を強く推奨します。

標準リンク検出

拡張リンク検出は、受信エラーが一定の水準に達すると PHY 間の自動調停を再起動します。FX PHY では、自動調停は 利用できません ( 自動調停は 100Base-TX の機能です )。通常、PHY は自動調停再起動要求を無視します。その結果、EtherCAT スレーブ コントローラはリンクが終了するまでそのまま待機します。自動調停が自動調停再起動要求に よって有効にされても FX 動作モードのために完了しないので、他の PHY はデッドロックになる場合があります。 従って、推奨する拡張 FX リンク検出を使わない限り、FX リンクでは拡張リンク検出を OFF にする必要があります。

問題 : EEPROM を読み込む間の一時的な拡張リンク検出

拡張リンク検出はリセットの後に有効になり、EEPROM によってのみ無効にできます。これには約 170 ms かかります。 その間に FX PHY が起動します。自動調停シーケンスを経る必要がないので、リンク ( 信号検出 ) は非常に短時間で 確立できます。リンクが検出されても通信できない事もあります (RX_ERR を検出 )。この場合、ESC は EEPROM を読み込む前に自動調停を再起動させ、その結果 ESC はリンクが終了するまで待機する可能性があります。しかし、PHY はこのコマンドを無視し ESC がデッドロック状態にとどまるので、これはおそらく発生しません。

この問題を克服する推奨策は、遅延または電源シーケンシング ( 図 6 または図 7) を備えたリセット コントローラの 追加等によって、ESC の少なくとも 170 ms 後に FX PHY( とトランシーバ ) の電源を投入する事です。

別の推奨解決策は拡張 FX リンク検出 (p. 10) です。

2016 Microchip Technology Inc. DS00002007A_JP - p.9

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AN2007

拡張リンク検出を持たない最低限の解決策として以下があります。

これらの 2 つの解決策は適切な電源投入およびリセット動作のための最低限の解決策に相当します。しかし、これらには低品質のリンクを検出する上では欠点があります。推奨する解決策は後述する拡張 FX リンク検出です。

標準リンク検出 : FX-PHY への遅延済みリセットによる

外部 PHY へのリセットは、ESC (LAN9252) の準備が整った後 170 ms 遅延します。

標準リンク検出 : 電源シーケンシングによる

外部 PHY への電力供給は、ESC (LAN9252) の電源投入後、170 ms 遅延します。

拡張 FX リンク検出

誤ったリンクを十分高速に検出するため、拡張リンク検出のエラー検出原理を FX PHY にも使う事を推奨します。 1 つの対処法は、ESC 内の拡張リンク検出のロジックを使う事です。もう 1 つの対処法は、拡張リンク検出のロジックをCPLD のような外部ロジックで実装する事です。 LAN9252 ESC は、拡張リンク検出のロジックを外部 MII ポート用にはサポートしていません。よって外部ロジックは CPLD/ マイクロコントローラで実装する必要があります。

図 6: トランシーバの電源遮断 / リセットをともなう PHY のリセットリリース遅延

図 7: トランシーバの電源遮断 / リセットをともなう PHY の電源供給シーケンス

DS00002007A_JP - p.10 2016 Microchip Technology Inc.

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AN2007

推奨する解決策は、ESC に PHY の RX_ERR をカウントさせ、MII 管理インターフェイスに接続した追加ロジック( 例 : CPLD、マイクロコントローラ ) で ESC の自動調停再起動要求を検出する事です。このロジックは、PHY と トランシーバを短時間リセット ( またはトランシーバは電源遮断 ) する必要があります。このリセットによってリンクダウンされ、この事はローカル ESC(潜在的なデッドロック状態を離れる)と通信パートナーによって検出(リンクダウン、ループクローズド)されます。この解決策を選択した場合、拡張リンク検出は EEPROM 内で有効にできます。 MII 管理インターフェイスは PHY に接続したままなので、CPLD/ マイクロコントローラは簡単にバスを監視できます。ESC の全ポートに 1 つの CPLD/ マイクロコントローラを使う事が可能です。PHY アドレスを評価し、各 PHY に対して個別のリセット出力を使う必要があります。

拡張リンク検出を備えた推奨解決策

下図 ( 図 8 と図 9) に拡張リンク検出を備えた推奨解決策を示します。

図 8: CPLD/ マイクロコントローラが自動調停再起動コマンドを検出し、PHY とトランシーバをリセット

図 9: CPLD/ マイクロコントローラが自動調停再起動コマンドを検出し、PHY とトランシーバを電源遮断

Note: 図 9 で、CPLD/ マイクロコントローラは ESC/PHY の nRESET 信号に接続されており、ESC/PHY がリセット状態にある間にトランシーバを電源遮断 / リセットします。

2016 Microchip Technology Inc. DS00002007A_JP - p.11

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AN2007

補遺 A: 回路図

図 A-1: 回路図 A: LAN9XXX と SFP (FTLF1318P2) FOT の間のインターフェイス

Note 1: SFP トランシーバ FTLF1318P2 の TX/RX DATA ラインは AC 結合です。従って C1、C2、C3、C4 は 外付けする必要はありません。

2: LAN9xxx と FOT の間のインターフェイスに関する FOT サプライヤの推奨事項を参照してください。AC 結合構成 (SFP モード ) では、図示した終端を推奨します。 FOT インターフェイスによっては、他の終端も利用できる場合があります。

DS00002007A_JP - p.12 2016 Microchip Technology Inc.

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AN2007

図 A-2: 回路図 B: LAN9XXX と SFF (AFBR-59E4APZ) FOT の間のインターフェイス

Note 1: SFF トランシーバ AFBR-59E4APZ の TX/RX DATA ラインは AC 結合です。従って C8、C9、C10、C11 は 外付けする必要はありません。

2: LAN9xxx と FOT の間のインターフェイスに関する FOT サプライヤの推奨事項を参照してください。AC 結合構成 (SFF モード ) では、図示した終端を推奨します。 FOT インターフェイスによっては、他の終端も利用できる場合があります。

2016 Microchip Technology Inc. DS00002007A_JP - p.13

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補遺 B: アプリケーション ノート改訂履歴

表 B-1: 改訂履歴

リビジョンレベル / 日付 セクション / 図 / 項目 改訂内容

リビジョン A (2015 年 9 月 ) 本書は初版です。

DS00002007A_JP - p.14 2016 Microchip Technology Inc.

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AN2007

Microchip 社ウェブサイト

Microchip 社は、ウェブサイト (www.microchip.com) でオンライン サポートを提供しています。このウェブサイトを 通じて、お客様はファイルと情報を簡単に入手できます。一般的なインターネット ブラウザから以下の内容がご覧に なれます。

• 製品サポート – データシートとエラッタ、アプリケーション ノートとサンプル プログラム、設計リソース、ユーザ ガイドとハードウェア サポート文書、最新のソフトウェアと過去のソフトウェア

• 一般的技術サポート – よく寄せられる質問 (FAQ)、技術サポートのご依頼、オンライン ディスカッション グループ、 Microchip 社のコンサルタント プログラム メンバーの一覧

• ご注文とお問い合わせ – 製品セレクタと注文のガイド、最新プレスリリース、セミナー / イベントの一覧、 お問い合わせ先 ( 営業所、販売代理店 ) の一覧

お客様向け変更通知サービス

Microchip 社のお客様向け変更通知サービスは、お客様に Microchip 社製品の最新情報をお届けするサービスです。ご興味のある製品ファミリまたは開発ツールに関する変更、更新、リビジョン、エラッタ情報をいち早くメールにてお知らせします。

登録するには、Microchip 社のウェブサイト (www.microchip.com) にアクセスし、[Customer Change Notification] を クリックして登録手順に従ってください。

お客様サポート

Microchip 社製品をお使いのお客様は、以下のチャンネルからサポートをご利用になれます。

• 販売代理店

• 弊社営業所

• 技術サポート

サポートは販売代理店までお問い合わせください。各地の営業所もご利用頂けます。本書の最後のページには各国営業所の一覧を記載しています。

技術サポートは以下のウェブページからもご利用になれます。

http://microchip.com/support

2015 Microchip Technology Inc. DS00002007A_JP - p.15

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AN2007

NOTE:

DS00002007A_JP - p.16 2015 Microchip Technology Inc.

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Microchip 社製デバイスのコード保護機能に関して以下の点にご注意ください。

• Microchip 社製品は、該当する Microchip 社データシートに記載の仕様を満たしています。

• Microchip 社では、通常の条件ならびに仕様に従って使用した場合、Microchip 社製品のセキュリティ レベルは、現在市場に

流通している同種製品の中でも最も高度であると考えています。

• しかし、コード保護機能を解除するための不正かつ違法な方法が存在する事もまた事実です。弊社の理解では、こうした手法

は Microchip 社データシートにある動作仕様書以外の方法で Microchip 社製品を使用する事になります。このような行為は知

的所有権の侵害に該当する可能性が非常に高いと言えます。

• Microchip 社は、コードの保全性に懸念を抱いているお客様と連携し、対応策に取り組んでいきます。

• Microchip 社を含む全ての半導体メーカーで、自社のコードのセキュリティを完全に保証できる企業はありません。コード保

護機能とは、Microchip 社が製品を「解読不能」として保証するものではありません。

コード保護機能は常に進歩しています。Microchip 社では、常に製品のコード保護機能の改善に取り組んでいます。Microchip 社の

コード保護機能の侵害は、デジタル ミレニアム著作権法に違反します。そのような行為によってソフトウェアまたはその他の著作

物に不正なアクセスを受けた場合、デジタル ミレニアム著作権法の定めるところにより損害賠償訴訟を起こす権利があります。

本書に記載されているデバイス アプリケーション等に関する

情報は、ユーザの便宜のためにのみ提供されているものであ

り、更新によって無効とされる事があります。お客様のアプ

リケーションが仕様を満たす事を保証する責任は、お客様に

あります。Microchip 社は、明示的、暗黙的、書面、口頭、法

定のいずれであるかを問わず、本書に記載されている情報に

関して、状態、品質、性能、商品性、特定目的への適合性を

はじめとする、いかなる類の表明も保証も行いません。

Microchip 社は、本書の情報およびその使用に起因する一切の

責任を否認します。生命維持装置あるいは生命安全用途に

Microchip 社の製品を使用する事は全て購入者のリスクとし、

また購入者はこれによって発生したあらゆる損害、クレーム、

訴訟、費用に関して、Microchip 社は擁護され、免責され、損

害を受けない事に同意するものとします。暗黙的あるいは明

示的を問わず、Microchip 社が知的財産権を保有しているライ

センスは一切譲渡されません。

2016 Microchip Technology Inc.

商標

Microchip 社の名称とロゴ、Microchip ロゴ、dsPIC、FlashFlex、flexPWR、JukeBlox、KEELOQ、KEELOQlogo、Kleer、LANCheck、MediaLB、MOST、MOST logo、MPLAB、OptoLyzer、 PIC、PICSTART、PIC32 logo、RightTouch、SpyNIC、SST、SSTLogo、SuperFlash および UNI/O は米国およびその他の国に

おける Microchip Technology Incorporated の登録商標です。

Embedded Control Solutions Company、mTouch は米国に

おける Microchip Technology Incorporated の登録商標です。

Analog-for-the-Digital Age、BodyCom、chipKIT、chipKIT logo、 CodeGuard、dsPICDEM、dsPICDEM.net、ECAN、In-Circuit Serial Programming、ICSP、Inter-Chip Connectivity、KleerNet、KleerNet logo、MiWi、motorBench、MPASM、MPF、MPLAB Certified logo、 MPLIB、MPLINK、MultiTRAK、NetDetach、Omniscient Code Generation、PICDEM、PICDEM.net、PICkit、PICtail、RightTouchlogo、REAL ICE、SQI、Serial Quad I/O、Total Endurance、 TSHARC、USBCheck、VariSense、ViewSpan、WiperLock、Wireless DNA、および ZENA は米国およびその他の Microchip Technology Incorporated の商標です。

SQTP は米国における Microchip Technology Incorporated の

サービスマークです。

Silicon Storage Technology は他の国における Microchip Technology Inc. の登録商標です。

GestIC は Microchip Technology Inc. の子会社である Microchip Technology Germany II GmbH & Co. & KG 社の他の国における

登録商標です。

その他本書に記載されている商標は各社に帰属します。

© 2016, Microchip Technology Incorporated, All Rights Reserved.

ISBN: 978-1-63277-987-8

DS00002007A_JP - p. 17

Microchip 社では、Chandler および Tempe ( アリゾナ州 )、Gresham ( オレゴン州 ) の本部、設計部およびウェハー製造工場そしてカリフォルニア州とインドのデザインセンターが ISO/TS-16949:2009 認証を取得しています。Microchip 社の品質システム プロセスおよび手順は、PIC® MCU および dsPIC® DSC、KEELOQ® コード ホッピング デバイス、シリアル EEPROM、マイクロペリフェラル、不揮発性メモリ、アナログ製品に採用されています。さらに、開発システムの設計と製造に関する Microchip 社の品質システムは ISO 9001:2000 認証を取得しています。

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DS00002007A_JP - p.18 2016 Microchip Technology Inc.

北米本社2355 West Chandler Blvd.Chandler, AZ 85224-6199Tel: 480-792-7200 Fax: 480-792-7277技術サポート : http://www.microchip.com/supportURL: www.microchip.comアトランタDuluth, GA Tel: 678-957-9614 Fax: 678-957-1455オースティン、TXTel: 512-257-3370 ボストンWestborough, MATel: 774-760-0087 Fax: 774-760-0088シカゴItasca, ILTel: 630-285-0071 Fax: 630-285-0075クリーブランドIndependence, OHTel: 216-447-0464Fax: 216-447-0643ダラスAddison, TXTel: 972-818-7423 Fax: 972-818-2924デトロイトNovi, MI Tel: 248-848-4000ヒューストン、TXTel: 281-894-5983インディアナポリスNoblesville, INTel: 317-773-8323Fax: 317-773-5453ロサンゼルスMission Viejo, CATel: 949-462-9523 Fax: 949-462-9608ニューヨーク、NY Tel: 631-435-6000サンノゼ、CATel: 408-735-9110カナダ - トロント

Tel: 905-673-0699 Fax: 905-673-6509

アジア / 太平洋アジア太平洋支社Suites 3707-14, 37th FloorTower 6, The GatewayHarbour City, KowloonHong KongTel: 852-2943-5100Fax: 852-2401-3431オーストラリア - シドニー

Tel: 61-2-9868-6733Fax: 61-2-9868-6755中国 - 北京

Tel: 86-10-8569-7000Fax: 86-10-8528-2104中国 - 成都

Tel: 86-28-8665-5511Fax: 86-28-8665-7889中国 - 重慶

Tel: 86-23-8980-9588Fax: 86-23-8980-9500中国 - 東莞

Tel: 86-769-8702-9880中国 - 杭州

Tel: 86-571-8792-8115Fax: 86-571-8792-8116中国 - 香港 SARTel: 852-2943-5100 Fax: 852-2401-3431中国 - 南京

Tel: 86-25-8473-2460Fax: 86-25-8473-2470中国 - 青島

Tel: 86-532-8502-7355Fax: 86-532-8502-7205中国 - 上海

Tel: 86-21-5407-5533Fax: 86-21-5407-5066中国 - 瀋陽

Tel: 86-24-2334-2829Fax: 86-24-2334-2393中国 - 深圳

Tel: 86-755-8864-2200 Fax: 86-755-8203-1760中国 - 武漢

Tel: 86-27-5980-5300Fax: 86-27-5980-5118中国 - 西安

Tel: 86-29-8833-7252Fax: 86-29-8833-7256

アジア / 太平洋中国 - 厦門

Tel: 86-592-2388138 Fax: 86-592-2388130中国 - 珠海

Tel: 86-756-3210040 Fax: 86-756-3210049インド - バンガロール

Tel: 91-80-3090-4444 Fax: 91-80-3090-4123インド - ニューデリー

Tel: 91-11-4160-8631Fax: 91-11-4160-8632インド - プネ

Tel: 91-20-3019-1500日本 - 大阪

Tel: 81-6-6152-7160Fax: 81-6-6152-9310日本 - 東京

Tel: 81-3-6880-3770 Fax: 81-3-6880-3771韓国 - 大邱

Tel: 82-53-744-4301Fax: 82-53-744-4302韓国 - ソウル

Tel: 82-2-554-7200Fax: 82-2-558-5932 または

82-2-558-5934マレーシア - クアラルンプール

Tel: 60-3-6201-9857Fax: 60-3-6201-9859マレーシア - ペナン

Tel: 60-4-227-8870Fax: 60-4-227-4068フィリピン - マニラ

Tel: 63-2-634-9065Fax: 63-2-634-9069シンガポールTel: 65-6334-8870Fax: 65-6334-8850台湾 - 新竹

Tel: 886-3-5778-366Fax: 886-3-5770-955台湾 - 高雄

Tel: 886-7-213-7830台湾 - 台北

Tel: 886-2-2508-8600 Fax: 886-2-2508-0102タイ - バンコク

Tel: 66-2-694-1351Fax: 66-2-694-1350

ヨーロッパオーストリア - ヴェルス

Tel: 43-7242-2244-39Fax: 43-7242-2244-393デンマーク - コペンハーゲン

Tel: 45-4450-2828 Fax: 45-4485-2829フランス - パリ

Tel: 33-1-69-53-63-20 Fax: 33-1-69-30-90-79ドイツ - デュッセルドルフ

Tel: 49-2129-3766400 ドイツ - ミュンヘン

Tel: 49-89-627-144-0 Fax: 49-89-627-144-44ドイツ - プフォルツハイム

Tel: 49-7231-424750 イタリア - ミラノ Tel: 39-0331-742611 Fax: 39-0331-466781イタリア - ヴェニス

Tel: 39-049-7625286 オランダ - ドリューネン

Tel: 31-416-690399 Fax: 31-416-690340ポーランド - ワルシャワ

Tel: 48-22-3325737 スペイン - マドリッド

Tel: 34-91-708-08-90Fax: 34-91-708-08-91スウェーデン - ストックホルム

Tel: 46-8-5090-4654イギリス - ウォーキンガム

Tel: 44-118-921-5800Fax: 44-118-921-5820

各国の営業所とサービス

07/14/15