technews 2017 spring - sas...sas® 9.4 hold tight! maintenance version spring 2017 特集...
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SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
SAS Institute Japan株式会社
本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
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発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
Latest Releases最新リリース情報
PCプラットフォーム
プラットフォーム
プラットフォーム
SAS 93
SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
Spring 20172
SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
2016年の11月に最新のメンテナンス版であるSASreg 94 TS1M4がリリースされました
2013年の7月にSASreg 94がリリースされてから実に3年と4ヶ月もの時が経ち今回で4回目のマイナーバージョンアップとなります
本特集ではSAS 94の各メンテナンス版で追加された多種多様な新機能及び拡張点を紹介します
[特集]
~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
SASreg 94
Spring 2017 3[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
SAS 94のメンテナンス版と分析プロダクトについて各メンテナンス版の新機能拡張点
SAS 94 TS1M1の新機能拡張点
SAS 94 TS1M2の新機能拡張点
SAS 94 TS1M3の新機能拡張点
SAS 94 TS1M4の新機能拡張点
新機能拡張点の紹介
メンテナンス版のアップデート手順
おわりに
CONTENTS
SAS 94のメンテナンス版が更新されると同じタイミングでSASSTATregを含む分析プロダクトのバージョンが更新されます対応は下記の表をご参照ください
各メンテナンス版と分析プロダクトの対応
新規プロシジャや機能の拡張は評価版(Experimental)として先行し実装されることがあります評価版の機能に対してはHot Fixは作成されませんまた正規版リリース時には構文の変更や内部処理の改良が行われている可能性がありますのでご利用の際はご留意くださいなお本特集では正規版として提供されている機能を紹介します
[Point]
各メンテナンス版の新機能拡張点
本章では各メンテナンス版の新機能及び拡張点の概要を紹介いたしますSAS 94 TS1M0はSAS Technical News 2013 Autumnの特集ですでに紹介しましたDS2言語をはじめとした魅力的な機能を記載していますので以下のリンクからご参照ください
SAS Technical News 2013 Autumnhttpwwwsascomjpperiodicalstechnewspdftechnews2013autumnpdf
SASSTATの新機能についてもTechnical News 2015 Autumnにて特集しております詳細は以下のリンクからご参照ください
SAS Technical News 2015 Autumnhttpwwwsascomjpperiodicalstechnewspdftechnews2015autumnpdf
また本特集で紹介している機能の詳細に関しては以下のリンクの情報やリンク内から移動できる各プロダクトのドキュメントをご参照ください
SASreg 94の新機能httpsupportsascomdocumentationcdl_alternatejawhatsnew64788HTMLdefaulttitlepagehtm
Base SASreg 94httpsupportsascomdocumentationcdl_alternatejawhatsnew64788HTMLdefaultn14c8glgh3j7hxn1b1byjs3sqnvzhtm
SASGRAPHreg 94httpsupportsascomdocumentationcdl_alternatejawhatsnew64788HTMLdefaultn1j4qc0mlv64pvn1rmxxq11jzaydhtm
SASSTATreg
httpsupportsascomdocumentationcdl_alternatejawhatsnew64788HTMLdefaultn0xz3zuivh0rnen1806e9yctjkjihtm
SAS 94のメンテナンス版と分析プロダクトについて
メンテナンス版
TS1M0TS1M1TS1M2TS1M3TS1M4
分析プロダクト
123131132141142
リリース時期
2013年7月
2013年12月
2014年8月
2015年7月
2016年11月
P 3
P 4
P 5
P 6
P 7
P 8
P 12
P 13
Spring 20174
SAS 94 TS1M1で追加された新機能
Base SAS
SASSTAT
ODS EPUB3ステートメントANORM420関数SHA256関数ICLIFETESTプロシジャHPCANDISCプロシジャHPFMMプロシジャHPPRINCOMPプロシジャ
オープンフォーマットのEPUBファイルを作成しますEBCDIC420でエンコードされた入力文字列を基に正規化された文字列を返します指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返します区間打ち切りデータのノンパラメトリックな生存時間分析を実行しますハイパフォーマンス正準判別分析を実行しますハイパフォーマンス有限混合モデル分析を実行しますハイパフォーマンス主成分分析を実行します
SAS 94 TS1M1で拡張された機能
Base SAS
SASGRAPH
SASSTAT
AUTHLIBプロシジャCIMPORTプロシジャEXPORTプロシジャ
HTTPプロシジャ
ODS GRAPHICSステートメント一部のODSステートメント
FREQプロシジャ
UNIVARIATEプロシジャ
SGPLOTSGPANELプロシジャ
GEOCODEプロシジャGMAPプロシジャMIプロシジャGENMODプロシジャPHREGプロシジャNLINプロシジャ
MCMCプロシジャCALISプロシジャGLMPOWERプロシジャSURVEYMEANSプロシジャHPREGプロシジャ
REQUIRE_ENCRYPTIONオプションが追加されましたENCODINGINFOオプションが追加されましたCSVファイルをエクスポートする時に拡張命名規則が有効である場合SASデータセット名に一重引用符で囲うことができますHTTP_TOKENAUTHオプションが追加されましたユーザーID認証がサポートされるようになりましたデータスキンを適用する条件の閾値を指定するDATASKINMAXが追加されました一部のODS出力先にログや外部ファイルにODSドキュメントオブジェクトモデルを出力するDOMオプションが追加されました一部のODS出力先にCSSを指定するCSSSTYLEオプションが追加されましたCROSSLISTオプションにPearson残差を表示するPEARSONRESオプションが追加されましたモザイクプロットの色分け方法を指定するCOLORSTATオプションが追加されましたHISTOGRAMステートメントがOVERLAYオプションをサポートするようになりましたHISTOGRAMステートメントのSUオプションが拡張されましたFringeプロットを描画するFRINGEステートメントが追加されましたデータ点から各軸に直線を引くDROPLINEステートメントが追加されましたポリゴンプロットを描画するPOLYGONステートメントが追加されましたシンボルを定義するためのSYMBOLCHARとSYMBOLIMAGEステートメントが追加されました番地ジオコーディングの機能が拡張されましたCHOROステートメントでOSMオプションをサポートするようになりました感度分析を容易にするためMNARステートメントを追加しましたTweedie分布をサポートするようになりましたFine and Gray (1999)の競合リスクモデルを使用できるようになりましたパラメータの信頼区間のブートストラップ推定値パラメータ推定値の共分散行列と相関行列のブートストラップ推定値の両方が算出できるようになりましたマルチスレッド対応になりましたパスダイアグラムが表示できるようになりましたGLMプロシジャ型のMANOVAと反復測定の検出力を計算できるようになりましたドメイン分位点推定を求めることができるようになりましたSELECTIONステートメントにSCREENオプションが追加されました
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
Spring 2017 5[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
SAS 94 TS1M2で追加された新機能
Base SAS KUPDATES関数TZONEDSTNAME関数TZONEDSTOFF関数TZONESTTNAME関数TZONESTTOFF関数
文字値の内容を挿入削除および置換します夏時間名を返します指定された夏時間のタイムゾーンオフセット値を返します標準タイムゾーン名を返します指定された標準時間のタイムゾーンオフセット値を返します
SASSTAT ICPHREGプロシジャSPPプロシジャBCHOICEプロシジャIRTプロシジャHPPLSプロシジャHPQUANTSELECTプロシジャ
比例ハザード回帰モデルを区間打ち切りデータに当てはめます空間ポイントパターンモデルを分析します離散選択モデルに対しBayesian分析を実行します項目反応理論モデルを当てはめますハイパフォーマンスPLS回帰を実行します変数選択に対応したハイパフォーマンス分位点回帰モデルを実行します
SAS 94 TS1M2で拡張された機能
Base SAS
SASGRAPH
SASSTAT
DS2 FEDSQLプロシジャCIMPORTプロシジャFONTREGプロシジャ
OPTIONSプロシジャ
REPORTプロシジャFILENAME EMAILアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式ODS ESCAPECHARステートメント
ODS HTML5ステートメント
PUTステートメントCORRプロシジャ
FREQプロシジャ
UNIVARIATEプロシジャSGPLOTSGPANELプロシジャ
GEOCODEプロシジャGRADERプロシジャGTILEプロシジャFACTORプロシジャFMMプロシジャIRTプロシジャMCMCプロシジャ
NLMIXEDプロシジャ
SEQDESIGNプロシジャ
LOGISTICプロシジャ
GLMSELECTプロシジャ
XCODEオプションが追加されましたSORTオプションが追加されましたOPENTYPEステートメントが追加されましたファイル参照を使用できる機能が追加されましたSASログにパスワードを表示する際に実際の長さにかかわらず8個のXで表示するようになりましたパーセント点に関する統計キーワードが追加されましたHTMLを使用して電子メールに添付ファイルを埋め込めるようになりましたWebHDFS経由でHDFSをサブミットできるようになりましたEPUBEPUB3出力先がBOLDEMPHASISITALICPDFSTRONG関数をサポートするようになりました
CSSに関連したSHOW_GRAPH_STYLESUSE_CSS_RESETがOPTIONSオプションに追加されました_READONLY__WRITABLE_オプションが追加されましたポリクリック相関統計量を含むデータセットを作成するOUTPLCオプションが追加されましたポリシリアル相関統計量を含むデータセットを作成するOUTPLSオプションが追加されました二項比率の信頼限界としてBlaker正確なmid-p尤度比ロジットが使用可能になりましたリスク差を要求するRISKDIFFオプションが拡張されました分析変数の幾何平均が算出可能になりました応答変数を色としてプロットした際の凡例に関するGRADLEGENDステートメンテが追加されましたテキストを表示するTEXTステートメントが追加されました関連するSASHELPライブラリのデータセットが拡張されましたSPKLABELオプションに新しいパラメータが追加されましたNOLEGENDオプションをサポートするようになりましたパスダイアグラムが表示できるようになりました多項モデルを当てはめることができるようになりましたポリコリック相関行列項目特性曲線検定情報曲線プロットを生成するようになりましたMODELRANDOMPRIOR ステートメントでカテゴリカル分布を指定できるようになりました
2つ以上のRANDOMステートメントを指定して階層的非線形混合モデルを当てはめられるようになりました
非生存データのステージにおいて整数値サンプルサイズに相当する上限調整済み計画を作成できるようになりました
名義応答および部分比例オッズモデルのパラメータに対する制約を追加または緩和することができるようになりましたMODELステートメントのSCREENオプションが拡張されました
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
概要
Spring 20176
Base SAS
SASSTAT
LUAプロシジャSQOOPプロシジャ
KINDEXB関数KINDEXCB関数KVERIFYB関数FMTINFO関数HOLIDAYCK関数HOLIDAYCOUNT関数HOLIDAYNAME関数
HOLIDAYNX関数HOLIDAYTEST関数SHA256HEX関数SHA256HMACHEX関数
GAMPLプロシジャGEEプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SASセッション内でLua言語を実行可能になりますSASセッション内でApache SqoopにアクセスしてデータベースとHDFS間でデータを転送できます文字式から文字列を検索します文字式から指定した文字を検索します式に固有の最初の文字の位置を返します出力形式または入力形式の情報を取得しますdate1およびdate2間の休日値の出現回数を返しますSAS日付値で定義されている祝日の数を返しますSAS日付に対応する祝日の名前またはSAS日付で祝日が定義されていない場合には空白の文字列を返しますdate引数に対して祝日のn番目の出現日を返しますSAS日付値に祝日が出現する場合に1を返します指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返し文字列を16進表現に変換しますHMAC (Hash-based Message Authentication)アルゴリズムを使用して指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返します罰則付き尤度の推定を使用して一般化加法モデルを当てはめます一般化推定方程式(GEE)推定法を使用して縦断的データに一般化線形モデルを当てはめます調査データに対してサンプリング手法を考慮した上での多重代入法に対応しています
Base SAS AUTHLIBプロシジャDS2 FEDSQLプロシジャ
FCMPプロシジャHADOOPプロシジャ
HTTPプロシジャPRINTTOプロシジャREPORTSORTプロシジャFILENAME FTPアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式FILENAME ZIPアクセス方式
ODS ESCAPEHARステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
ODS HTML5ステートメント
ODS POWERPOINTステートメント
FREQプロシジャ
PERGEステートメント及びオプションが追加されましたHAWQとImpalaのサポートが開始されましたLIBSNOLIBS CONNオプションが追加されましたSTATICステートメントが追加されましたHDFSステートメントにCATCHMODLSオプションが追加されましたHDFSステートメントでワイルドカード文字の使用ができるようになりましたHTTP11標準をサポートするようになりましたSASLOGとLISTING出力が以前保存されていた場所を復元できるようになりましたImpalaHAWQSAP HANAでのデータベース内処理のサポートが開始されましたファイル名にUTF-8文字を含められるようになりましたSAS_HADOOP_CONFIG_PATH環境変数のサポートが開始されましたNAMEENCODINGオプションによってZIPファイルエントリ名とコメントに対してエンコーディングを指定できるようになりました
ワイルドカード()がエントリを読み込む時や存在を確認する時にMEMBER構文でサポートされるようになりました
EPUBEPUB3出力先がAUDIOIMAGEMATHMLNOTEREFVIDEO関数をサポートするようになりましたPUSHとPOPオプションにより設定をスタックし後から復元可能になりましたSHOWオプションにより現在の設定をログに表示できるようになりましたサブピクセルレンダリングを使用するかを指定するSUBPIXELオプションが追加されましたレポートライティングインターフェイスによりビデオやオーディオを埋め込むことができるようになりましたODS Graphics Editorで編集可能なファイルを作成するSGEオプションが追加されました二列のレイアウトを指定した際にグリッドをどのように配置するかを指定するADVANCEがLAYOUTオプションに追加されましたさまざまなサブオプションを指定できるOPTIONSオプションが追加されました相対リスクやオッズ比の信頼限界の算出方法を指定するオプションが拡張されましたリスク差を要求するRISKDIFFオプションが拡張されましたMcNemar検定の不一致の比率に対する帰無仮説の値が指定できるようになりました
SAS 94 TS1M3で追加された新機能
SAS 94 TS1M3で拡張された機能
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
SAS 94 TS1M4で拡張された機能
SAS 94 TS1M4で追加された新機能
Spring 2017 7[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
Base SASSASSTAT
LIBNAME JSONエンジンCAUSALTRTプロシジャPSMATCHプロシジャ
JSONドキュメントに対しライブラリを定義します連続または離散結果上の二値処置変数Tの平均因果効果が推定されます傾向スコア分析のためにさまざまなツールが提供されます
Base SAS
SASSTAT
DS2 FEDSQLプロシジャFILENAME EMAILアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式
ODS LAYOUTステートメント一部のODSステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
FREQプロシジャUNIVARIATEプロシジャSGPANELプロシジャSGPLOTSGPANELプロシジャNLINプロシジャNLMIXEDプロシジャ
PHREGプロシジャPOWERプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SURVEYSELECTプロシジャ
SPDサーバーのサポートが開始されましたメールにSensitivityのフラグを設定できるようになりましたCFG オプションを指定しない場合SAS_HADOOP_CONFIG_PATH と SAS_HADOOP_JAR_PATH環境変数のパスが確認されるようになりました代替テキストを記述するDESCRIPTIONオプションが追加されました一部のODS出力先にセルの幅を測る方法を指定するBOX_SIZINGオプションが追加されましたヒストグラムのビンの最大数を指定するNBINSMAXオプションが追加されましたヒートマップのビンの最大数を指定するNXYBINSMAXオプションが追加されましたTABLESステートメントのAGREEオプションが拡張されました尺度のロバスト推定値の算出を強制するFORCEQNとFORCESNオプションが追加されました信頼予測楕円を描画するELLIPSEステートメントが追加されました指定した値に基づいて信頼予測楕円を描画するELLIPSEPARMステートメントが追加されましたESTIMATEおよびCONTRASTステートメントがサポートされるようになりました複数のRANDOMステートメントがあるモデルでマルチスレッドがサポートされるようになりました時間依存ROC分析が提供されるようになりましたさまざまな一般化線形モデルに適用可能な既存の検出力分析の拡張が提供されるようになりました2段階のfully efficient fractional補完とfractional hot-deck補完が提供されるようになりました
METHODオプションにBalanced bootstrap selectionとsequential Poisson samplingを指定するBALBOOTSTRAPとSEQ_POISSONが追加されました
Basic プロットタイプと互換性のある VBARBASIC と HVARBASIC ステートメントが追加されましたスプライン補間に対応したSPLINEステートメントが追加されましたヒートマップを描画するHEATMAPHEATMAPPARMステートメントが追加されましたPLOTステートメントのCTEXTオプションがPOINTLABEL記号の色に影響するようになりましたロジットモデルにおいて選択肢の数が同じである必要がなくなりましたマルチレベルモデルにマルチレベル適合ガウス求積アルゴリズムを提供しますSELECTIONオプションにGROUPLASSOが追加されましたGPC(generalized partial credit)モデルが利用可能になりました競合リスクデータのノンパラメトリックな分析が可能になりましたadjacent-categoryロジットモデルが適用可能になりました常微分方程式ソルバと一般積分関数を追加し微分方程式を含むモデルまたは積分が必要なモデルの当てはめが可能になりました2標本データの層別ランクベース分析が可能になりましたCoxの比例ハザード回帰モデルをサポートするようになりましたMODELステートメントとCLASSステートメントをサポートするようになりましたモデル選択のLASSO法をサポートするようになりました
Bace SAS
SASGRAPHSASSATA
SGPLOTSGPANELプロシジャ
GPLOTプロシジャBCHOICEプロシジャGLIMMIXプロシジャGLMSELECTプロシジャIRTプロシジャLIFETESTプロシジャLOGISTICプロシジャMCMCプロシジャ
NPAR1WAYプロシジャPOWERプロシジャHPSPLITプロシジャHPGENSELECTプロシジャ
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
Spring 20178
SAS 94 TS1M3ではSGPLOT及びSGPANELプロシジャにHEATMAPステートメントが追加されましたHEATMAPステートメントでは長方形のエリアを色分けしたプロットを出力します
ヒートマッププロット2
Luaコード内でSASプログラムを実行する場合sassubmit関数が利用できますまたLua変数の値を参照するには変数名をで囲みます上記は簡単な例ですがやampが必要なくなり可読性が向上する場面も多くありますすでにLuaに関する知識を持っているユーザーであればその知識を活用しより複雑な処理を実装できるかもしれません
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local loop=男子 女子 for i gender in ipairs(loop) do sassubmit([[ proc print data=sashelpclass where sex=gender run ]]) end ENDSUBMITRUN
LUAプロシジャの魅力は単にLuaコードを実行できることだけではありませんLuaコード内でSASプログラムが実行できるので今まではマクロプログラムを必要としていたような処理もLUAプロシジャで代替できる場合があります例えばプロシジャの反復処理を実装する場合従来はDOマクロステートメントを記述したマクロ定義を作成することがありましたこれがLUAプロシジャを用いると以下のように記述できます
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local str1 = Hello local str2 = world print(str1 str2) ENDSUBMITRUN
以下が簡単なサンプルとなりますLuaではlocalステートメントで変数を宣言できますprint関数によりログにHello worldが出力されます
INFILEオプションでは外部ファイルに保存したLuaプログラムを読み込むことができますLUAプロシジャはリエントラント(reentrant)であるという特徴がありますこれはLuaグローバル変数の割り当てや関数の定義は一度LUAプロシジャを終了してもSASセッション終了まで維持されることを意味しますRESTARTやTERMINATEオプションを指定することでプロシジャ実行前または実行後にこの状態はリセットできます
(SASプログラム)PROC LUA ltINFILE=rsquo filenamersquo gt ltRESTARTgt ltTERMINATEgt ltSUBMIT ltrdquo assignment(s)rdquo gtgt Lua statements ltENDSUBMITgtRUN
LUAプロシジャの基本的な構文は以下となります
SAS 94 TS1M3で追加されたLUAプロシジャではSASプログラムの中でLua言語を実行できますまたこのLUAプロシジャのLuaコードのブロック内でSAS関数を呼び出すことができます
LUAプロシジャ
LUAプロシジャヒートマッププロットLIBNAME JSONエンジンPSMATCHプロシジャ
本章では2章で紹介した新機能及び拡張点の中から以下に焦点を当て例を交えて少し詳しく紹介していきます
新機能拡張点の紹介
[Point]
ポルトガル語で月を意味するLuaは標準のCコンパイラを持つプラットフォームで実行する組み込み可能なスクリプト言語ですシンプルな構文高速な計算処理またメモリ割り当てが自動的に管理されることが特徴です
Lua言語とは
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Spring 2017 9[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
JSONエンジンではSASデータセットとJSONファイルを関連付けるMAPファイルを作成し読み込みますMAPファイルは手動で作成することもできますがAUTOMAPオプションを指定し自動で作成することもできます
SAS 94 TS1M4からJSON(JavaScript Object Notation)ドキュメントを読み込むエンジンがLIBNAMEステートメントに追加されました
LIBNAME JSONエンジン3
(HEATMAPとTEXTステートメントの結果)
(SASプログラム)PROC FREQ DATA=sashelpheart NOPRINTTABLES Smoking_StatusWeight_Status OUT=out(WHERE=(percent^=))RUN
PROC SGPLOT DATA=out GRADLEGEND color HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status FREQ=Count OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) NAME=color TEXT X=Weight_Status Y=Smoking_Status TEXT=Count BACKLIGHT=05 POSITION=bottom TEXTATTRS=(SIZE=12pt COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
他のステートメントと組み合わせることでより効果的なグラフを作成することもできます次はSAS 94 TS1M2で追加されたTEXTステートメントを使い度数をテキストとして重ね合わせます表示するテキストはあらかじめ変数に含まれている必要があるのでFREQプロシジャを利用し集計をすることにします
(HEATMAPステートメントの結果2)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
HEATMAPステートメントでは軸を離散にすることができますX及びYの変数に文字変数を指定した場合はデフォルトで離散となります数値変数を指定した場合はDISCRETEX及びDISCRETEYを指定することで離散に変更ができます
上記のようにCOLORRESPONSEやCOLORSTATオプションの指定がない場合度数により色が決められます色の赤い部分ほど度数が大きいことがわかります
以下に簡単な例を記載します
(HEATMAPステートメントの結果1)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=weight Y=cholesterolRUN
[Point]JSONとはテキストベースのオープンスタンダードデータ形式で受け渡しができる人間可読なデータとして設計されていますJSONはJavaScriptプログラミング言語のサブセットをベースとしてデータオブジェクトの記述にはJavaScript構文を使用します
Spring 201710
PSMATCHプロシジャではロジスティック回帰分析を用いた傾向スコアの推定及び傾向スコアを用いたIPTW(Inverse Probability of Treatment Weighting)法層別化マッチングの機能を提供していますまた調整後の各共変量のバランスを確認するためのグラフを出力できます
SAS 94 TS1M4でSASSTATに追加されたPSMATCHプロシジャでは傾向スコア(Propensity Score)を用いた分析のさまざまなツールを提供しています
PSMATCHプロシジャ4
(SASプログラム)FILENAME resp TEMPPROC HTTP URL=httpapiopen-notifyorgastrosjson METHOD= GET OUT=respRUN LIBNAME space JSON FILEREF=respPROC PRINT DATA=spacepeople(DROP=ordinal)RUN
最後にWeb上に公開されているJSONファイルを参照し表示するサンプルを実行します今回はOpen Notifyプロジェクトが公開している宇宙にいる人数(How Many People Are In Space Right Now)のAPIを利用することにします以下ではHTTPプロシジャを用いてJSONファイルを参照しJSONエンジンで読み込んでいます
同じ形式のJSONファイルを多く使う場合はこのようにMAPファイルを作りこむことでSASに読み込んだ後データハンドリングを行う手間が省けます
(usermap)[略] NAME a TYPE NUMERIC PATH rootdataa LABEL Dollar FORMAT [dollar 3][略]
次はMAPファイルを編集し変数の属性を指定してみますMAPファイルをテキストエディタで開いて変数aに対して出力形式とラベルを指定します編集したら再び上記のプログラムを実行します
LIBNAMEステートメントを実行することでMAPファイルが自動作成されますAUTOMAP=REUSEを指定するとMAPファイルが存在しない場合は新規作成し存在する場合はそれを利用します
(examplejson) data [ a 1 b 2 c taxes a 2 b 4 c sport a 3 b 6 c vacation ]
(SASプログラム)LIBNAME in JSON Ctempexamplejson MAP=Ctempusermap AUTOMAP=REUSE
PROC PRINT DATA=indata (DROP=ordinal) LABELRUN
まずは簡単なJSONファイルを読み込んでみます
[Point]
喫煙者と非喫煙者で肺がんのリスクが異なるかどうかを示すようなとき無作為な割付を行っていない場合喫煙者と非喫煙者では背景が異なることが考えられますこのような一般的に観察研究と呼ばれる研究では異なる背景を調整するためにさまざまな手法が用いられていますその中の1つのアプローチとして傾向スコアと呼ばれる確率を推定し利用する手法が考案されています
傾向スコアとは
(MAPファイルを編集して得られたデータセット)
(AUTOMAPで得られたデータセット)
(JSONエンジンで得られたデータセット)
Spring 2017 11[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
今回は以下のリンクのプログラムで作成可能なデータセットSchoolを用いて音楽の講義が学生のGPA(Grade Point Average)を改善するかどうかの解析を想定しますこの例ではPSMATCHプロシジャの一つの機能である層別化を用いて学生の背景を示す共変量を調整します
図2の棒グラフでは各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Genderの度数と割合を示しています
図1図2で紹介したグラフやそのほかの出力された結果をもとに共変量のバランスを評価しますもし共変量のバランスに満足がいかないようであれば傾向スコアを推定するモデルに含める変数の変更や層の数や傾向スコアによる調整方法を変更するなどの検討が必要になります
図1では各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Absenceの分布を示しています
図 2 (PSMATCH変数Genderの棒グラフ)
図 1(PSMATCH変数Absenceの箱ひげ図)
上記の表は各層の傾向スコアの範囲と各グループの度数を示していますOUTPUTステートメントにより出力されたデータセットOUTには上記に基づいた層を示す変数が追加されていますTreatedとControlは今回の例では各層における音楽の講義を受けた人数と受けなかった人数となります
次に層別後に各共変量のバランスがどのように調整されたかをグラフで確認します
(PSMATCH層の情報)
PSMODELステートメントにて傾向スコアの推定に用いるロジスティック回帰分析のモデルを指定します層別化をするにはSTRATAステートメントを記述します今回はNSTRATAオプションに5を指定し5つの層を用いることにしています結果の中から一部を抜粋します
(SASプログラム)PROC PSMATCH DATA=school REGION=allobs CLASS Music Gender PSMODEL Music(TREATED=Yes)= Gender Absence STRATA NSTRATA=5 ASSESS VAR=(Gender Absence) VARINFO PLOTS=(boxplot barchart) OUTPUT OUT(OBS=all)=strataRUN
PSMATCHプロシジャによる層別化は以下のようになります
(PSMATCHIデータセットの例)
(SASプログラム)PROC REPORT DATA=school(OBS=5)COLUMN (応答変数 GPA) (共変量 Music Gender Absence)RUN
今回の解析対象となるデータでは3つの共変量を使いますこれらは音楽の講義を受けたかどうかを表すカテゴリカル変数のMusic性別を表すカテゴリカル変数のGender欠席率を表す連続変数のAbsence(表示)です変数Musicにおける背景を調整することになりますまた全体の学生数は200人です
httpgodocumentationsascomapidocsetsstatug142contentstatug_code_psmchex4htm
Spring 201712
配置タスクの選択画面では[SAS ソフトウェアのインストール] を選択し[次へ]をクリックします
言語の選択画面では[日本語] を選択し[OK]をクリックします
SAS Deployment Wizard 94のスプラッシュスクリーンが表示され内部的に必要となるファイルが構築されます
WindowsエクスプローラでSASソフトウェアデポまたはDVDドライブに移動しsetupexeを右クリックし[管理者として実行]をクリックします
1
本章ではWindows版のSAS 94 TS1M0からSAS 94 TS1M3のどれかの SAS Foundation がインストールされている環境においてSAS 94 TS1M4にメンテナンスアップデートする場合の手順を紹介します
メンテナンス版のアップデート手順
[Point]
管理者権限を持ったユーザーアカウントでWindowsにログインしていることサービスを含むSASプロセスが停止していることsetupexe ファイルのフルパスが英数字のみで構成されていることセキュリティソフトウェアを停止していること
アップデート前の注意点
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Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
12
次の手順にてオプションの設定を変更します
17
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
SAS Institute Japan株式会社
本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
w w wsascom jpテクニカルニュースに関するお問い合わせ先
発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
Latest Releases最新リリース情報
PCプラットフォーム
プラットフォーム
プラットフォーム
SAS 93
SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
Spring 20172
SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
2016年の11月に最新のメンテナンス版であるSASreg 94 TS1M4がリリースされました
2013年の7月にSASreg 94がリリースされてから実に3年と4ヶ月もの時が経ち今回で4回目のマイナーバージョンアップとなります
本特集ではSAS 94の各メンテナンス版で追加された多種多様な新機能及び拡張点を紹介します
[特集]
~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
SASreg 94
Spring 2017 3[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
SAS 94のメンテナンス版と分析プロダクトについて各メンテナンス版の新機能拡張点
SAS 94 TS1M1の新機能拡張点
SAS 94 TS1M2の新機能拡張点
SAS 94 TS1M3の新機能拡張点
SAS 94 TS1M4の新機能拡張点
新機能拡張点の紹介
メンテナンス版のアップデート手順
おわりに
CONTENTS
SAS 94のメンテナンス版が更新されると同じタイミングでSASSTATregを含む分析プロダクトのバージョンが更新されます対応は下記の表をご参照ください
各メンテナンス版と分析プロダクトの対応
新規プロシジャや機能の拡張は評価版(Experimental)として先行し実装されることがあります評価版の機能に対してはHot Fixは作成されませんまた正規版リリース時には構文の変更や内部処理の改良が行われている可能性がありますのでご利用の際はご留意くださいなお本特集では正規版として提供されている機能を紹介します
[Point]
各メンテナンス版の新機能拡張点
本章では各メンテナンス版の新機能及び拡張点の概要を紹介いたしますSAS 94 TS1M0はSAS Technical News 2013 Autumnの特集ですでに紹介しましたDS2言語をはじめとした魅力的な機能を記載していますので以下のリンクからご参照ください
SAS Technical News 2013 Autumnhttpwwwsascomjpperiodicalstechnewspdftechnews2013autumnpdf
SASSTATの新機能についてもTechnical News 2015 Autumnにて特集しております詳細は以下のリンクからご参照ください
SAS Technical News 2015 Autumnhttpwwwsascomjpperiodicalstechnewspdftechnews2015autumnpdf
また本特集で紹介している機能の詳細に関しては以下のリンクの情報やリンク内から移動できる各プロダクトのドキュメントをご参照ください
SASreg 94の新機能httpsupportsascomdocumentationcdl_alternatejawhatsnew64788HTMLdefaulttitlepagehtm
Base SASreg 94httpsupportsascomdocumentationcdl_alternatejawhatsnew64788HTMLdefaultn14c8glgh3j7hxn1b1byjs3sqnvzhtm
SASGRAPHreg 94httpsupportsascomdocumentationcdl_alternatejawhatsnew64788HTMLdefaultn1j4qc0mlv64pvn1rmxxq11jzaydhtm
SASSTATreg
httpsupportsascomdocumentationcdl_alternatejawhatsnew64788HTMLdefaultn0xz3zuivh0rnen1806e9yctjkjihtm
SAS 94のメンテナンス版と分析プロダクトについて
メンテナンス版
TS1M0TS1M1TS1M2TS1M3TS1M4
分析プロダクト
123131132141142
リリース時期
2013年7月
2013年12月
2014年8月
2015年7月
2016年11月
P 3
P 4
P 5
P 6
P 7
P 8
P 12
P 13
Spring 20174
SAS 94 TS1M1で追加された新機能
Base SAS
SASSTAT
ODS EPUB3ステートメントANORM420関数SHA256関数ICLIFETESTプロシジャHPCANDISCプロシジャHPFMMプロシジャHPPRINCOMPプロシジャ
オープンフォーマットのEPUBファイルを作成しますEBCDIC420でエンコードされた入力文字列を基に正規化された文字列を返します指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返します区間打ち切りデータのノンパラメトリックな生存時間分析を実行しますハイパフォーマンス正準判別分析を実行しますハイパフォーマンス有限混合モデル分析を実行しますハイパフォーマンス主成分分析を実行します
SAS 94 TS1M1で拡張された機能
Base SAS
SASGRAPH
SASSTAT
AUTHLIBプロシジャCIMPORTプロシジャEXPORTプロシジャ
HTTPプロシジャ
ODS GRAPHICSステートメント一部のODSステートメント
FREQプロシジャ
UNIVARIATEプロシジャ
SGPLOTSGPANELプロシジャ
GEOCODEプロシジャGMAPプロシジャMIプロシジャGENMODプロシジャPHREGプロシジャNLINプロシジャ
MCMCプロシジャCALISプロシジャGLMPOWERプロシジャSURVEYMEANSプロシジャHPREGプロシジャ
REQUIRE_ENCRYPTIONオプションが追加されましたENCODINGINFOオプションが追加されましたCSVファイルをエクスポートする時に拡張命名規則が有効である場合SASデータセット名に一重引用符で囲うことができますHTTP_TOKENAUTHオプションが追加されましたユーザーID認証がサポートされるようになりましたデータスキンを適用する条件の閾値を指定するDATASKINMAXが追加されました一部のODS出力先にログや外部ファイルにODSドキュメントオブジェクトモデルを出力するDOMオプションが追加されました一部のODS出力先にCSSを指定するCSSSTYLEオプションが追加されましたCROSSLISTオプションにPearson残差を表示するPEARSONRESオプションが追加されましたモザイクプロットの色分け方法を指定するCOLORSTATオプションが追加されましたHISTOGRAMステートメントがOVERLAYオプションをサポートするようになりましたHISTOGRAMステートメントのSUオプションが拡張されましたFringeプロットを描画するFRINGEステートメントが追加されましたデータ点から各軸に直線を引くDROPLINEステートメントが追加されましたポリゴンプロットを描画するPOLYGONステートメントが追加されましたシンボルを定義するためのSYMBOLCHARとSYMBOLIMAGEステートメントが追加されました番地ジオコーディングの機能が拡張されましたCHOROステートメントでOSMオプションをサポートするようになりました感度分析を容易にするためMNARステートメントを追加しましたTweedie分布をサポートするようになりましたFine and Gray (1999)の競合リスクモデルを使用できるようになりましたパラメータの信頼区間のブートストラップ推定値パラメータ推定値の共分散行列と相関行列のブートストラップ推定値の両方が算出できるようになりましたマルチスレッド対応になりましたパスダイアグラムが表示できるようになりましたGLMプロシジャ型のMANOVAと反復測定の検出力を計算できるようになりましたドメイン分位点推定を求めることができるようになりましたSELECTIONステートメントにSCREENオプションが追加されました
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
Spring 2017 5[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
SAS 94 TS1M2で追加された新機能
Base SAS KUPDATES関数TZONEDSTNAME関数TZONEDSTOFF関数TZONESTTNAME関数TZONESTTOFF関数
文字値の内容を挿入削除および置換します夏時間名を返します指定された夏時間のタイムゾーンオフセット値を返します標準タイムゾーン名を返します指定された標準時間のタイムゾーンオフセット値を返します
SASSTAT ICPHREGプロシジャSPPプロシジャBCHOICEプロシジャIRTプロシジャHPPLSプロシジャHPQUANTSELECTプロシジャ
比例ハザード回帰モデルを区間打ち切りデータに当てはめます空間ポイントパターンモデルを分析します離散選択モデルに対しBayesian分析を実行します項目反応理論モデルを当てはめますハイパフォーマンスPLS回帰を実行します変数選択に対応したハイパフォーマンス分位点回帰モデルを実行します
SAS 94 TS1M2で拡張された機能
Base SAS
SASGRAPH
SASSTAT
DS2 FEDSQLプロシジャCIMPORTプロシジャFONTREGプロシジャ
OPTIONSプロシジャ
REPORTプロシジャFILENAME EMAILアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式ODS ESCAPECHARステートメント
ODS HTML5ステートメント
PUTステートメントCORRプロシジャ
FREQプロシジャ
UNIVARIATEプロシジャSGPLOTSGPANELプロシジャ
GEOCODEプロシジャGRADERプロシジャGTILEプロシジャFACTORプロシジャFMMプロシジャIRTプロシジャMCMCプロシジャ
NLMIXEDプロシジャ
SEQDESIGNプロシジャ
LOGISTICプロシジャ
GLMSELECTプロシジャ
XCODEオプションが追加されましたSORTオプションが追加されましたOPENTYPEステートメントが追加されましたファイル参照を使用できる機能が追加されましたSASログにパスワードを表示する際に実際の長さにかかわらず8個のXで表示するようになりましたパーセント点に関する統計キーワードが追加されましたHTMLを使用して電子メールに添付ファイルを埋め込めるようになりましたWebHDFS経由でHDFSをサブミットできるようになりましたEPUBEPUB3出力先がBOLDEMPHASISITALICPDFSTRONG関数をサポートするようになりました
CSSに関連したSHOW_GRAPH_STYLESUSE_CSS_RESETがOPTIONSオプションに追加されました_READONLY__WRITABLE_オプションが追加されましたポリクリック相関統計量を含むデータセットを作成するOUTPLCオプションが追加されましたポリシリアル相関統計量を含むデータセットを作成するOUTPLSオプションが追加されました二項比率の信頼限界としてBlaker正確なmid-p尤度比ロジットが使用可能になりましたリスク差を要求するRISKDIFFオプションが拡張されました分析変数の幾何平均が算出可能になりました応答変数を色としてプロットした際の凡例に関するGRADLEGENDステートメンテが追加されましたテキストを表示するTEXTステートメントが追加されました関連するSASHELPライブラリのデータセットが拡張されましたSPKLABELオプションに新しいパラメータが追加されましたNOLEGENDオプションをサポートするようになりましたパスダイアグラムが表示できるようになりました多項モデルを当てはめることができるようになりましたポリコリック相関行列項目特性曲線検定情報曲線プロットを生成するようになりましたMODELRANDOMPRIOR ステートメントでカテゴリカル分布を指定できるようになりました
2つ以上のRANDOMステートメントを指定して階層的非線形混合モデルを当てはめられるようになりました
非生存データのステージにおいて整数値サンプルサイズに相当する上限調整済み計画を作成できるようになりました
名義応答および部分比例オッズモデルのパラメータに対する制約を追加または緩和することができるようになりましたMODELステートメントのSCREENオプションが拡張されました
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
概要
Spring 20176
Base SAS
SASSTAT
LUAプロシジャSQOOPプロシジャ
KINDEXB関数KINDEXCB関数KVERIFYB関数FMTINFO関数HOLIDAYCK関数HOLIDAYCOUNT関数HOLIDAYNAME関数
HOLIDAYNX関数HOLIDAYTEST関数SHA256HEX関数SHA256HMACHEX関数
GAMPLプロシジャGEEプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SASセッション内でLua言語を実行可能になりますSASセッション内でApache SqoopにアクセスしてデータベースとHDFS間でデータを転送できます文字式から文字列を検索します文字式から指定した文字を検索します式に固有の最初の文字の位置を返します出力形式または入力形式の情報を取得しますdate1およびdate2間の休日値の出現回数を返しますSAS日付値で定義されている祝日の数を返しますSAS日付に対応する祝日の名前またはSAS日付で祝日が定義されていない場合には空白の文字列を返しますdate引数に対して祝日のn番目の出現日を返しますSAS日付値に祝日が出現する場合に1を返します指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返し文字列を16進表現に変換しますHMAC (Hash-based Message Authentication)アルゴリズムを使用して指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返します罰則付き尤度の推定を使用して一般化加法モデルを当てはめます一般化推定方程式(GEE)推定法を使用して縦断的データに一般化線形モデルを当てはめます調査データに対してサンプリング手法を考慮した上での多重代入法に対応しています
Base SAS AUTHLIBプロシジャDS2 FEDSQLプロシジャ
FCMPプロシジャHADOOPプロシジャ
HTTPプロシジャPRINTTOプロシジャREPORTSORTプロシジャFILENAME FTPアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式FILENAME ZIPアクセス方式
ODS ESCAPEHARステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
ODS HTML5ステートメント
ODS POWERPOINTステートメント
FREQプロシジャ
PERGEステートメント及びオプションが追加されましたHAWQとImpalaのサポートが開始されましたLIBSNOLIBS CONNオプションが追加されましたSTATICステートメントが追加されましたHDFSステートメントにCATCHMODLSオプションが追加されましたHDFSステートメントでワイルドカード文字の使用ができるようになりましたHTTP11標準をサポートするようになりましたSASLOGとLISTING出力が以前保存されていた場所を復元できるようになりましたImpalaHAWQSAP HANAでのデータベース内処理のサポートが開始されましたファイル名にUTF-8文字を含められるようになりましたSAS_HADOOP_CONFIG_PATH環境変数のサポートが開始されましたNAMEENCODINGオプションによってZIPファイルエントリ名とコメントに対してエンコーディングを指定できるようになりました
ワイルドカード()がエントリを読み込む時や存在を確認する時にMEMBER構文でサポートされるようになりました
EPUBEPUB3出力先がAUDIOIMAGEMATHMLNOTEREFVIDEO関数をサポートするようになりましたPUSHとPOPオプションにより設定をスタックし後から復元可能になりましたSHOWオプションにより現在の設定をログに表示できるようになりましたサブピクセルレンダリングを使用するかを指定するSUBPIXELオプションが追加されましたレポートライティングインターフェイスによりビデオやオーディオを埋め込むことができるようになりましたODS Graphics Editorで編集可能なファイルを作成するSGEオプションが追加されました二列のレイアウトを指定した際にグリッドをどのように配置するかを指定するADVANCEがLAYOUTオプションに追加されましたさまざまなサブオプションを指定できるOPTIONSオプションが追加されました相対リスクやオッズ比の信頼限界の算出方法を指定するオプションが拡張されましたリスク差を要求するRISKDIFFオプションが拡張されましたMcNemar検定の不一致の比率に対する帰無仮説の値が指定できるようになりました
SAS 94 TS1M3で追加された新機能
SAS 94 TS1M3で拡張された機能
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
SAS 94 TS1M4で拡張された機能
SAS 94 TS1M4で追加された新機能
Spring 2017 7[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
Base SASSASSTAT
LIBNAME JSONエンジンCAUSALTRTプロシジャPSMATCHプロシジャ
JSONドキュメントに対しライブラリを定義します連続または離散結果上の二値処置変数Tの平均因果効果が推定されます傾向スコア分析のためにさまざまなツールが提供されます
Base SAS
SASSTAT
DS2 FEDSQLプロシジャFILENAME EMAILアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式
ODS LAYOUTステートメント一部のODSステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
FREQプロシジャUNIVARIATEプロシジャSGPANELプロシジャSGPLOTSGPANELプロシジャNLINプロシジャNLMIXEDプロシジャ
PHREGプロシジャPOWERプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SURVEYSELECTプロシジャ
SPDサーバーのサポートが開始されましたメールにSensitivityのフラグを設定できるようになりましたCFG オプションを指定しない場合SAS_HADOOP_CONFIG_PATH と SAS_HADOOP_JAR_PATH環境変数のパスが確認されるようになりました代替テキストを記述するDESCRIPTIONオプションが追加されました一部のODS出力先にセルの幅を測る方法を指定するBOX_SIZINGオプションが追加されましたヒストグラムのビンの最大数を指定するNBINSMAXオプションが追加されましたヒートマップのビンの最大数を指定するNXYBINSMAXオプションが追加されましたTABLESステートメントのAGREEオプションが拡張されました尺度のロバスト推定値の算出を強制するFORCEQNとFORCESNオプションが追加されました信頼予測楕円を描画するELLIPSEステートメントが追加されました指定した値に基づいて信頼予測楕円を描画するELLIPSEPARMステートメントが追加されましたESTIMATEおよびCONTRASTステートメントがサポートされるようになりました複数のRANDOMステートメントがあるモデルでマルチスレッドがサポートされるようになりました時間依存ROC分析が提供されるようになりましたさまざまな一般化線形モデルに適用可能な既存の検出力分析の拡張が提供されるようになりました2段階のfully efficient fractional補完とfractional hot-deck補完が提供されるようになりました
METHODオプションにBalanced bootstrap selectionとsequential Poisson samplingを指定するBALBOOTSTRAPとSEQ_POISSONが追加されました
Basic プロットタイプと互換性のある VBARBASIC と HVARBASIC ステートメントが追加されましたスプライン補間に対応したSPLINEステートメントが追加されましたヒートマップを描画するHEATMAPHEATMAPPARMステートメントが追加されましたPLOTステートメントのCTEXTオプションがPOINTLABEL記号の色に影響するようになりましたロジットモデルにおいて選択肢の数が同じである必要がなくなりましたマルチレベルモデルにマルチレベル適合ガウス求積アルゴリズムを提供しますSELECTIONオプションにGROUPLASSOが追加されましたGPC(generalized partial credit)モデルが利用可能になりました競合リスクデータのノンパラメトリックな分析が可能になりましたadjacent-categoryロジットモデルが適用可能になりました常微分方程式ソルバと一般積分関数を追加し微分方程式を含むモデルまたは積分が必要なモデルの当てはめが可能になりました2標本データの層別ランクベース分析が可能になりましたCoxの比例ハザード回帰モデルをサポートするようになりましたMODELステートメントとCLASSステートメントをサポートするようになりましたモデル選択のLASSO法をサポートするようになりました
Bace SAS
SASGRAPHSASSATA
SGPLOTSGPANELプロシジャ
GPLOTプロシジャBCHOICEプロシジャGLIMMIXプロシジャGLMSELECTプロシジャIRTプロシジャLIFETESTプロシジャLOGISTICプロシジャMCMCプロシジャ
NPAR1WAYプロシジャPOWERプロシジャHPSPLITプロシジャHPGENSELECTプロシジャ
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
Spring 20178
SAS 94 TS1M3ではSGPLOT及びSGPANELプロシジャにHEATMAPステートメントが追加されましたHEATMAPステートメントでは長方形のエリアを色分けしたプロットを出力します
ヒートマッププロット2
Luaコード内でSASプログラムを実行する場合sassubmit関数が利用できますまたLua変数の値を参照するには変数名をで囲みます上記は簡単な例ですがやampが必要なくなり可読性が向上する場面も多くありますすでにLuaに関する知識を持っているユーザーであればその知識を活用しより複雑な処理を実装できるかもしれません
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local loop=男子 女子 for i gender in ipairs(loop) do sassubmit([[ proc print data=sashelpclass where sex=gender run ]]) end ENDSUBMITRUN
LUAプロシジャの魅力は単にLuaコードを実行できることだけではありませんLuaコード内でSASプログラムが実行できるので今まではマクロプログラムを必要としていたような処理もLUAプロシジャで代替できる場合があります例えばプロシジャの反復処理を実装する場合従来はDOマクロステートメントを記述したマクロ定義を作成することがありましたこれがLUAプロシジャを用いると以下のように記述できます
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local str1 = Hello local str2 = world print(str1 str2) ENDSUBMITRUN
以下が簡単なサンプルとなりますLuaではlocalステートメントで変数を宣言できますprint関数によりログにHello worldが出力されます
INFILEオプションでは外部ファイルに保存したLuaプログラムを読み込むことができますLUAプロシジャはリエントラント(reentrant)であるという特徴がありますこれはLuaグローバル変数の割り当てや関数の定義は一度LUAプロシジャを終了してもSASセッション終了まで維持されることを意味しますRESTARTやTERMINATEオプションを指定することでプロシジャ実行前または実行後にこの状態はリセットできます
(SASプログラム)PROC LUA ltINFILE=rsquo filenamersquo gt ltRESTARTgt ltTERMINATEgt ltSUBMIT ltrdquo assignment(s)rdquo gtgt Lua statements ltENDSUBMITgtRUN
LUAプロシジャの基本的な構文は以下となります
SAS 94 TS1M3で追加されたLUAプロシジャではSASプログラムの中でLua言語を実行できますまたこのLUAプロシジャのLuaコードのブロック内でSAS関数を呼び出すことができます
LUAプロシジャ
LUAプロシジャヒートマッププロットLIBNAME JSONエンジンPSMATCHプロシジャ
本章では2章で紹介した新機能及び拡張点の中から以下に焦点を当て例を交えて少し詳しく紹介していきます
新機能拡張点の紹介
[Point]
ポルトガル語で月を意味するLuaは標準のCコンパイラを持つプラットフォームで実行する組み込み可能なスクリプト言語ですシンプルな構文高速な計算処理またメモリ割り当てが自動的に管理されることが特徴です
Lua言語とは
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Spring 2017 9[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
JSONエンジンではSASデータセットとJSONファイルを関連付けるMAPファイルを作成し読み込みますMAPファイルは手動で作成することもできますがAUTOMAPオプションを指定し自動で作成することもできます
SAS 94 TS1M4からJSON(JavaScript Object Notation)ドキュメントを読み込むエンジンがLIBNAMEステートメントに追加されました
LIBNAME JSONエンジン3
(HEATMAPとTEXTステートメントの結果)
(SASプログラム)PROC FREQ DATA=sashelpheart NOPRINTTABLES Smoking_StatusWeight_Status OUT=out(WHERE=(percent^=))RUN
PROC SGPLOT DATA=out GRADLEGEND color HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status FREQ=Count OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) NAME=color TEXT X=Weight_Status Y=Smoking_Status TEXT=Count BACKLIGHT=05 POSITION=bottom TEXTATTRS=(SIZE=12pt COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
他のステートメントと組み合わせることでより効果的なグラフを作成することもできます次はSAS 94 TS1M2で追加されたTEXTステートメントを使い度数をテキストとして重ね合わせます表示するテキストはあらかじめ変数に含まれている必要があるのでFREQプロシジャを利用し集計をすることにします
(HEATMAPステートメントの結果2)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
HEATMAPステートメントでは軸を離散にすることができますX及びYの変数に文字変数を指定した場合はデフォルトで離散となります数値変数を指定した場合はDISCRETEX及びDISCRETEYを指定することで離散に変更ができます
上記のようにCOLORRESPONSEやCOLORSTATオプションの指定がない場合度数により色が決められます色の赤い部分ほど度数が大きいことがわかります
以下に簡単な例を記載します
(HEATMAPステートメントの結果1)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=weight Y=cholesterolRUN
[Point]JSONとはテキストベースのオープンスタンダードデータ形式で受け渡しができる人間可読なデータとして設計されていますJSONはJavaScriptプログラミング言語のサブセットをベースとしてデータオブジェクトの記述にはJavaScript構文を使用します
Spring 201710
PSMATCHプロシジャではロジスティック回帰分析を用いた傾向スコアの推定及び傾向スコアを用いたIPTW(Inverse Probability of Treatment Weighting)法層別化マッチングの機能を提供していますまた調整後の各共変量のバランスを確認するためのグラフを出力できます
SAS 94 TS1M4でSASSTATに追加されたPSMATCHプロシジャでは傾向スコア(Propensity Score)を用いた分析のさまざまなツールを提供しています
PSMATCHプロシジャ4
(SASプログラム)FILENAME resp TEMPPROC HTTP URL=httpapiopen-notifyorgastrosjson METHOD= GET OUT=respRUN LIBNAME space JSON FILEREF=respPROC PRINT DATA=spacepeople(DROP=ordinal)RUN
最後にWeb上に公開されているJSONファイルを参照し表示するサンプルを実行します今回はOpen Notifyプロジェクトが公開している宇宙にいる人数(How Many People Are In Space Right Now)のAPIを利用することにします以下ではHTTPプロシジャを用いてJSONファイルを参照しJSONエンジンで読み込んでいます
同じ形式のJSONファイルを多く使う場合はこのようにMAPファイルを作りこむことでSASに読み込んだ後データハンドリングを行う手間が省けます
(usermap)[略] NAME a TYPE NUMERIC PATH rootdataa LABEL Dollar FORMAT [dollar 3][略]
次はMAPファイルを編集し変数の属性を指定してみますMAPファイルをテキストエディタで開いて変数aに対して出力形式とラベルを指定します編集したら再び上記のプログラムを実行します
LIBNAMEステートメントを実行することでMAPファイルが自動作成されますAUTOMAP=REUSEを指定するとMAPファイルが存在しない場合は新規作成し存在する場合はそれを利用します
(examplejson) data [ a 1 b 2 c taxes a 2 b 4 c sport a 3 b 6 c vacation ]
(SASプログラム)LIBNAME in JSON Ctempexamplejson MAP=Ctempusermap AUTOMAP=REUSE
PROC PRINT DATA=indata (DROP=ordinal) LABELRUN
まずは簡単なJSONファイルを読み込んでみます
[Point]
喫煙者と非喫煙者で肺がんのリスクが異なるかどうかを示すようなとき無作為な割付を行っていない場合喫煙者と非喫煙者では背景が異なることが考えられますこのような一般的に観察研究と呼ばれる研究では異なる背景を調整するためにさまざまな手法が用いられていますその中の1つのアプローチとして傾向スコアと呼ばれる確率を推定し利用する手法が考案されています
傾向スコアとは
(MAPファイルを編集して得られたデータセット)
(AUTOMAPで得られたデータセット)
(JSONエンジンで得られたデータセット)
Spring 2017 11[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
今回は以下のリンクのプログラムで作成可能なデータセットSchoolを用いて音楽の講義が学生のGPA(Grade Point Average)を改善するかどうかの解析を想定しますこの例ではPSMATCHプロシジャの一つの機能である層別化を用いて学生の背景を示す共変量を調整します
図2の棒グラフでは各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Genderの度数と割合を示しています
図1図2で紹介したグラフやそのほかの出力された結果をもとに共変量のバランスを評価しますもし共変量のバランスに満足がいかないようであれば傾向スコアを推定するモデルに含める変数の変更や層の数や傾向スコアによる調整方法を変更するなどの検討が必要になります
図1では各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Absenceの分布を示しています
図 2 (PSMATCH変数Genderの棒グラフ)
図 1(PSMATCH変数Absenceの箱ひげ図)
上記の表は各層の傾向スコアの範囲と各グループの度数を示していますOUTPUTステートメントにより出力されたデータセットOUTには上記に基づいた層を示す変数が追加されていますTreatedとControlは今回の例では各層における音楽の講義を受けた人数と受けなかった人数となります
次に層別後に各共変量のバランスがどのように調整されたかをグラフで確認します
(PSMATCH層の情報)
PSMODELステートメントにて傾向スコアの推定に用いるロジスティック回帰分析のモデルを指定します層別化をするにはSTRATAステートメントを記述します今回はNSTRATAオプションに5を指定し5つの層を用いることにしています結果の中から一部を抜粋します
(SASプログラム)PROC PSMATCH DATA=school REGION=allobs CLASS Music Gender PSMODEL Music(TREATED=Yes)= Gender Absence STRATA NSTRATA=5 ASSESS VAR=(Gender Absence) VARINFO PLOTS=(boxplot barchart) OUTPUT OUT(OBS=all)=strataRUN
PSMATCHプロシジャによる層別化は以下のようになります
(PSMATCHIデータセットの例)
(SASプログラム)PROC REPORT DATA=school(OBS=5)COLUMN (応答変数 GPA) (共変量 Music Gender Absence)RUN
今回の解析対象となるデータでは3つの共変量を使いますこれらは音楽の講義を受けたかどうかを表すカテゴリカル変数のMusic性別を表すカテゴリカル変数のGender欠席率を表す連続変数のAbsence(表示)です変数Musicにおける背景を調整することになりますまた全体の学生数は200人です
httpgodocumentationsascomapidocsetsstatug142contentstatug_code_psmchex4htm
Spring 201712
配置タスクの選択画面では[SAS ソフトウェアのインストール] を選択し[次へ]をクリックします
言語の選択画面では[日本語] を選択し[OK]をクリックします
SAS Deployment Wizard 94のスプラッシュスクリーンが表示され内部的に必要となるファイルが構築されます
WindowsエクスプローラでSASソフトウェアデポまたはDVDドライブに移動しsetupexeを右クリックし[管理者として実行]をクリックします
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本章ではWindows版のSAS 94 TS1M0からSAS 94 TS1M3のどれかの SAS Foundation がインストールされている環境においてSAS 94 TS1M4にメンテナンスアップデートする場合の手順を紹介します
メンテナンス版のアップデート手順
[Point]
管理者権限を持ったユーザーアカウントでWindowsにログインしていることサービスを含むSASプロセスが停止していることsetupexe ファイルのフルパスが英数字のみで構成されていることセキュリティソフトウェアを停止していること
アップデート前の注意点
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Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
12
次の手順にてオプションの設定を変更します
17
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
SAS Institute Japan株式会社
本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
w w wsascom jpテクニカルニュースに関するお問い合わせ先
発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
Latest Releases最新リリース情報
PCプラットフォーム
プラットフォーム
プラットフォーム
SAS 93
SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
Spring 2017 3[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
SAS 94のメンテナンス版と分析プロダクトについて各メンテナンス版の新機能拡張点
SAS 94 TS1M1の新機能拡張点
SAS 94 TS1M2の新機能拡張点
SAS 94 TS1M3の新機能拡張点
SAS 94 TS1M4の新機能拡張点
新機能拡張点の紹介
メンテナンス版のアップデート手順
おわりに
CONTENTS
SAS 94のメンテナンス版が更新されると同じタイミングでSASSTATregを含む分析プロダクトのバージョンが更新されます対応は下記の表をご参照ください
各メンテナンス版と分析プロダクトの対応
新規プロシジャや機能の拡張は評価版(Experimental)として先行し実装されることがあります評価版の機能に対してはHot Fixは作成されませんまた正規版リリース時には構文の変更や内部処理の改良が行われている可能性がありますのでご利用の際はご留意くださいなお本特集では正規版として提供されている機能を紹介します
[Point]
各メンテナンス版の新機能拡張点
本章では各メンテナンス版の新機能及び拡張点の概要を紹介いたしますSAS 94 TS1M0はSAS Technical News 2013 Autumnの特集ですでに紹介しましたDS2言語をはじめとした魅力的な機能を記載していますので以下のリンクからご参照ください
SAS Technical News 2013 Autumnhttpwwwsascomjpperiodicalstechnewspdftechnews2013autumnpdf
SASSTATの新機能についてもTechnical News 2015 Autumnにて特集しております詳細は以下のリンクからご参照ください
SAS Technical News 2015 Autumnhttpwwwsascomjpperiodicalstechnewspdftechnews2015autumnpdf
また本特集で紹介している機能の詳細に関しては以下のリンクの情報やリンク内から移動できる各プロダクトのドキュメントをご参照ください
SASreg 94の新機能httpsupportsascomdocumentationcdl_alternatejawhatsnew64788HTMLdefaulttitlepagehtm
Base SASreg 94httpsupportsascomdocumentationcdl_alternatejawhatsnew64788HTMLdefaultn14c8glgh3j7hxn1b1byjs3sqnvzhtm
SASGRAPHreg 94httpsupportsascomdocumentationcdl_alternatejawhatsnew64788HTMLdefaultn1j4qc0mlv64pvn1rmxxq11jzaydhtm
SASSTATreg
httpsupportsascomdocumentationcdl_alternatejawhatsnew64788HTMLdefaultn0xz3zuivh0rnen1806e9yctjkjihtm
SAS 94のメンテナンス版と分析プロダクトについて
メンテナンス版
TS1M0TS1M1TS1M2TS1M3TS1M4
分析プロダクト
123131132141142
リリース時期
2013年7月
2013年12月
2014年8月
2015年7月
2016年11月
P 3
P 4
P 5
P 6
P 7
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P 12
P 13
Spring 20174
SAS 94 TS1M1で追加された新機能
Base SAS
SASSTAT
ODS EPUB3ステートメントANORM420関数SHA256関数ICLIFETESTプロシジャHPCANDISCプロシジャHPFMMプロシジャHPPRINCOMPプロシジャ
オープンフォーマットのEPUBファイルを作成しますEBCDIC420でエンコードされた入力文字列を基に正規化された文字列を返します指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返します区間打ち切りデータのノンパラメトリックな生存時間分析を実行しますハイパフォーマンス正準判別分析を実行しますハイパフォーマンス有限混合モデル分析を実行しますハイパフォーマンス主成分分析を実行します
SAS 94 TS1M1で拡張された機能
Base SAS
SASGRAPH
SASSTAT
AUTHLIBプロシジャCIMPORTプロシジャEXPORTプロシジャ
HTTPプロシジャ
ODS GRAPHICSステートメント一部のODSステートメント
FREQプロシジャ
UNIVARIATEプロシジャ
SGPLOTSGPANELプロシジャ
GEOCODEプロシジャGMAPプロシジャMIプロシジャGENMODプロシジャPHREGプロシジャNLINプロシジャ
MCMCプロシジャCALISプロシジャGLMPOWERプロシジャSURVEYMEANSプロシジャHPREGプロシジャ
REQUIRE_ENCRYPTIONオプションが追加されましたENCODINGINFOオプションが追加されましたCSVファイルをエクスポートする時に拡張命名規則が有効である場合SASデータセット名に一重引用符で囲うことができますHTTP_TOKENAUTHオプションが追加されましたユーザーID認証がサポートされるようになりましたデータスキンを適用する条件の閾値を指定するDATASKINMAXが追加されました一部のODS出力先にログや外部ファイルにODSドキュメントオブジェクトモデルを出力するDOMオプションが追加されました一部のODS出力先にCSSを指定するCSSSTYLEオプションが追加されましたCROSSLISTオプションにPearson残差を表示するPEARSONRESオプションが追加されましたモザイクプロットの色分け方法を指定するCOLORSTATオプションが追加されましたHISTOGRAMステートメントがOVERLAYオプションをサポートするようになりましたHISTOGRAMステートメントのSUオプションが拡張されましたFringeプロットを描画するFRINGEステートメントが追加されましたデータ点から各軸に直線を引くDROPLINEステートメントが追加されましたポリゴンプロットを描画するPOLYGONステートメントが追加されましたシンボルを定義するためのSYMBOLCHARとSYMBOLIMAGEステートメントが追加されました番地ジオコーディングの機能が拡張されましたCHOROステートメントでOSMオプションをサポートするようになりました感度分析を容易にするためMNARステートメントを追加しましたTweedie分布をサポートするようになりましたFine and Gray (1999)の競合リスクモデルを使用できるようになりましたパラメータの信頼区間のブートストラップ推定値パラメータ推定値の共分散行列と相関行列のブートストラップ推定値の両方が算出できるようになりましたマルチスレッド対応になりましたパスダイアグラムが表示できるようになりましたGLMプロシジャ型のMANOVAと反復測定の検出力を計算できるようになりましたドメイン分位点推定を求めることができるようになりましたSELECTIONステートメントにSCREENオプションが追加されました
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
Spring 2017 5[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
SAS 94 TS1M2で追加された新機能
Base SAS KUPDATES関数TZONEDSTNAME関数TZONEDSTOFF関数TZONESTTNAME関数TZONESTTOFF関数
文字値の内容を挿入削除および置換します夏時間名を返します指定された夏時間のタイムゾーンオフセット値を返します標準タイムゾーン名を返します指定された標準時間のタイムゾーンオフセット値を返します
SASSTAT ICPHREGプロシジャSPPプロシジャBCHOICEプロシジャIRTプロシジャHPPLSプロシジャHPQUANTSELECTプロシジャ
比例ハザード回帰モデルを区間打ち切りデータに当てはめます空間ポイントパターンモデルを分析します離散選択モデルに対しBayesian分析を実行します項目反応理論モデルを当てはめますハイパフォーマンスPLS回帰を実行します変数選択に対応したハイパフォーマンス分位点回帰モデルを実行します
SAS 94 TS1M2で拡張された機能
Base SAS
SASGRAPH
SASSTAT
DS2 FEDSQLプロシジャCIMPORTプロシジャFONTREGプロシジャ
OPTIONSプロシジャ
REPORTプロシジャFILENAME EMAILアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式ODS ESCAPECHARステートメント
ODS HTML5ステートメント
PUTステートメントCORRプロシジャ
FREQプロシジャ
UNIVARIATEプロシジャSGPLOTSGPANELプロシジャ
GEOCODEプロシジャGRADERプロシジャGTILEプロシジャFACTORプロシジャFMMプロシジャIRTプロシジャMCMCプロシジャ
NLMIXEDプロシジャ
SEQDESIGNプロシジャ
LOGISTICプロシジャ
GLMSELECTプロシジャ
XCODEオプションが追加されましたSORTオプションが追加されましたOPENTYPEステートメントが追加されましたファイル参照を使用できる機能が追加されましたSASログにパスワードを表示する際に実際の長さにかかわらず8個のXで表示するようになりましたパーセント点に関する統計キーワードが追加されましたHTMLを使用して電子メールに添付ファイルを埋め込めるようになりましたWebHDFS経由でHDFSをサブミットできるようになりましたEPUBEPUB3出力先がBOLDEMPHASISITALICPDFSTRONG関数をサポートするようになりました
CSSに関連したSHOW_GRAPH_STYLESUSE_CSS_RESETがOPTIONSオプションに追加されました_READONLY__WRITABLE_オプションが追加されましたポリクリック相関統計量を含むデータセットを作成するOUTPLCオプションが追加されましたポリシリアル相関統計量を含むデータセットを作成するOUTPLSオプションが追加されました二項比率の信頼限界としてBlaker正確なmid-p尤度比ロジットが使用可能になりましたリスク差を要求するRISKDIFFオプションが拡張されました分析変数の幾何平均が算出可能になりました応答変数を色としてプロットした際の凡例に関するGRADLEGENDステートメンテが追加されましたテキストを表示するTEXTステートメントが追加されました関連するSASHELPライブラリのデータセットが拡張されましたSPKLABELオプションに新しいパラメータが追加されましたNOLEGENDオプションをサポートするようになりましたパスダイアグラムが表示できるようになりました多項モデルを当てはめることができるようになりましたポリコリック相関行列項目特性曲線検定情報曲線プロットを生成するようになりましたMODELRANDOMPRIOR ステートメントでカテゴリカル分布を指定できるようになりました
2つ以上のRANDOMステートメントを指定して階層的非線形混合モデルを当てはめられるようになりました
非生存データのステージにおいて整数値サンプルサイズに相当する上限調整済み計画を作成できるようになりました
名義応答および部分比例オッズモデルのパラメータに対する制約を追加または緩和することができるようになりましたMODELステートメントのSCREENオプションが拡張されました
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
概要
Spring 20176
Base SAS
SASSTAT
LUAプロシジャSQOOPプロシジャ
KINDEXB関数KINDEXCB関数KVERIFYB関数FMTINFO関数HOLIDAYCK関数HOLIDAYCOUNT関数HOLIDAYNAME関数
HOLIDAYNX関数HOLIDAYTEST関数SHA256HEX関数SHA256HMACHEX関数
GAMPLプロシジャGEEプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SASセッション内でLua言語を実行可能になりますSASセッション内でApache SqoopにアクセスしてデータベースとHDFS間でデータを転送できます文字式から文字列を検索します文字式から指定した文字を検索します式に固有の最初の文字の位置を返します出力形式または入力形式の情報を取得しますdate1およびdate2間の休日値の出現回数を返しますSAS日付値で定義されている祝日の数を返しますSAS日付に対応する祝日の名前またはSAS日付で祝日が定義されていない場合には空白の文字列を返しますdate引数に対して祝日のn番目の出現日を返しますSAS日付値に祝日が出現する場合に1を返します指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返し文字列を16進表現に変換しますHMAC (Hash-based Message Authentication)アルゴリズムを使用して指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返します罰則付き尤度の推定を使用して一般化加法モデルを当てはめます一般化推定方程式(GEE)推定法を使用して縦断的データに一般化線形モデルを当てはめます調査データに対してサンプリング手法を考慮した上での多重代入法に対応しています
Base SAS AUTHLIBプロシジャDS2 FEDSQLプロシジャ
FCMPプロシジャHADOOPプロシジャ
HTTPプロシジャPRINTTOプロシジャREPORTSORTプロシジャFILENAME FTPアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式FILENAME ZIPアクセス方式
ODS ESCAPEHARステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
ODS HTML5ステートメント
ODS POWERPOINTステートメント
FREQプロシジャ
PERGEステートメント及びオプションが追加されましたHAWQとImpalaのサポートが開始されましたLIBSNOLIBS CONNオプションが追加されましたSTATICステートメントが追加されましたHDFSステートメントにCATCHMODLSオプションが追加されましたHDFSステートメントでワイルドカード文字の使用ができるようになりましたHTTP11標準をサポートするようになりましたSASLOGとLISTING出力が以前保存されていた場所を復元できるようになりましたImpalaHAWQSAP HANAでのデータベース内処理のサポートが開始されましたファイル名にUTF-8文字を含められるようになりましたSAS_HADOOP_CONFIG_PATH環境変数のサポートが開始されましたNAMEENCODINGオプションによってZIPファイルエントリ名とコメントに対してエンコーディングを指定できるようになりました
ワイルドカード()がエントリを読み込む時や存在を確認する時にMEMBER構文でサポートされるようになりました
EPUBEPUB3出力先がAUDIOIMAGEMATHMLNOTEREFVIDEO関数をサポートするようになりましたPUSHとPOPオプションにより設定をスタックし後から復元可能になりましたSHOWオプションにより現在の設定をログに表示できるようになりましたサブピクセルレンダリングを使用するかを指定するSUBPIXELオプションが追加されましたレポートライティングインターフェイスによりビデオやオーディオを埋め込むことができるようになりましたODS Graphics Editorで編集可能なファイルを作成するSGEオプションが追加されました二列のレイアウトを指定した際にグリッドをどのように配置するかを指定するADVANCEがLAYOUTオプションに追加されましたさまざまなサブオプションを指定できるOPTIONSオプションが追加されました相対リスクやオッズ比の信頼限界の算出方法を指定するオプションが拡張されましたリスク差を要求するRISKDIFFオプションが拡張されましたMcNemar検定の不一致の比率に対する帰無仮説の値が指定できるようになりました
SAS 94 TS1M3で追加された新機能
SAS 94 TS1M3で拡張された機能
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
SAS 94 TS1M4で拡張された機能
SAS 94 TS1M4で追加された新機能
Spring 2017 7[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
Base SASSASSTAT
LIBNAME JSONエンジンCAUSALTRTプロシジャPSMATCHプロシジャ
JSONドキュメントに対しライブラリを定義します連続または離散結果上の二値処置変数Tの平均因果効果が推定されます傾向スコア分析のためにさまざまなツールが提供されます
Base SAS
SASSTAT
DS2 FEDSQLプロシジャFILENAME EMAILアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式
ODS LAYOUTステートメント一部のODSステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
FREQプロシジャUNIVARIATEプロシジャSGPANELプロシジャSGPLOTSGPANELプロシジャNLINプロシジャNLMIXEDプロシジャ
PHREGプロシジャPOWERプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SURVEYSELECTプロシジャ
SPDサーバーのサポートが開始されましたメールにSensitivityのフラグを設定できるようになりましたCFG オプションを指定しない場合SAS_HADOOP_CONFIG_PATH と SAS_HADOOP_JAR_PATH環境変数のパスが確認されるようになりました代替テキストを記述するDESCRIPTIONオプションが追加されました一部のODS出力先にセルの幅を測る方法を指定するBOX_SIZINGオプションが追加されましたヒストグラムのビンの最大数を指定するNBINSMAXオプションが追加されましたヒートマップのビンの最大数を指定するNXYBINSMAXオプションが追加されましたTABLESステートメントのAGREEオプションが拡張されました尺度のロバスト推定値の算出を強制するFORCEQNとFORCESNオプションが追加されました信頼予測楕円を描画するELLIPSEステートメントが追加されました指定した値に基づいて信頼予測楕円を描画するELLIPSEPARMステートメントが追加されましたESTIMATEおよびCONTRASTステートメントがサポートされるようになりました複数のRANDOMステートメントがあるモデルでマルチスレッドがサポートされるようになりました時間依存ROC分析が提供されるようになりましたさまざまな一般化線形モデルに適用可能な既存の検出力分析の拡張が提供されるようになりました2段階のfully efficient fractional補完とfractional hot-deck補完が提供されるようになりました
METHODオプションにBalanced bootstrap selectionとsequential Poisson samplingを指定するBALBOOTSTRAPとSEQ_POISSONが追加されました
Basic プロットタイプと互換性のある VBARBASIC と HVARBASIC ステートメントが追加されましたスプライン補間に対応したSPLINEステートメントが追加されましたヒートマップを描画するHEATMAPHEATMAPPARMステートメントが追加されましたPLOTステートメントのCTEXTオプションがPOINTLABEL記号の色に影響するようになりましたロジットモデルにおいて選択肢の数が同じである必要がなくなりましたマルチレベルモデルにマルチレベル適合ガウス求積アルゴリズムを提供しますSELECTIONオプションにGROUPLASSOが追加されましたGPC(generalized partial credit)モデルが利用可能になりました競合リスクデータのノンパラメトリックな分析が可能になりましたadjacent-categoryロジットモデルが適用可能になりました常微分方程式ソルバと一般積分関数を追加し微分方程式を含むモデルまたは積分が必要なモデルの当てはめが可能になりました2標本データの層別ランクベース分析が可能になりましたCoxの比例ハザード回帰モデルをサポートするようになりましたMODELステートメントとCLASSステートメントをサポートするようになりましたモデル選択のLASSO法をサポートするようになりました
Bace SAS
SASGRAPHSASSATA
SGPLOTSGPANELプロシジャ
GPLOTプロシジャBCHOICEプロシジャGLIMMIXプロシジャGLMSELECTプロシジャIRTプロシジャLIFETESTプロシジャLOGISTICプロシジャMCMCプロシジャ
NPAR1WAYプロシジャPOWERプロシジャHPSPLITプロシジャHPGENSELECTプロシジャ
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
Spring 20178
SAS 94 TS1M3ではSGPLOT及びSGPANELプロシジャにHEATMAPステートメントが追加されましたHEATMAPステートメントでは長方形のエリアを色分けしたプロットを出力します
ヒートマッププロット2
Luaコード内でSASプログラムを実行する場合sassubmit関数が利用できますまたLua変数の値を参照するには変数名をで囲みます上記は簡単な例ですがやampが必要なくなり可読性が向上する場面も多くありますすでにLuaに関する知識を持っているユーザーであればその知識を活用しより複雑な処理を実装できるかもしれません
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local loop=男子 女子 for i gender in ipairs(loop) do sassubmit([[ proc print data=sashelpclass where sex=gender run ]]) end ENDSUBMITRUN
LUAプロシジャの魅力は単にLuaコードを実行できることだけではありませんLuaコード内でSASプログラムが実行できるので今まではマクロプログラムを必要としていたような処理もLUAプロシジャで代替できる場合があります例えばプロシジャの反復処理を実装する場合従来はDOマクロステートメントを記述したマクロ定義を作成することがありましたこれがLUAプロシジャを用いると以下のように記述できます
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local str1 = Hello local str2 = world print(str1 str2) ENDSUBMITRUN
以下が簡単なサンプルとなりますLuaではlocalステートメントで変数を宣言できますprint関数によりログにHello worldが出力されます
INFILEオプションでは外部ファイルに保存したLuaプログラムを読み込むことができますLUAプロシジャはリエントラント(reentrant)であるという特徴がありますこれはLuaグローバル変数の割り当てや関数の定義は一度LUAプロシジャを終了してもSASセッション終了まで維持されることを意味しますRESTARTやTERMINATEオプションを指定することでプロシジャ実行前または実行後にこの状態はリセットできます
(SASプログラム)PROC LUA ltINFILE=rsquo filenamersquo gt ltRESTARTgt ltTERMINATEgt ltSUBMIT ltrdquo assignment(s)rdquo gtgt Lua statements ltENDSUBMITgtRUN
LUAプロシジャの基本的な構文は以下となります
SAS 94 TS1M3で追加されたLUAプロシジャではSASプログラムの中でLua言語を実行できますまたこのLUAプロシジャのLuaコードのブロック内でSAS関数を呼び出すことができます
LUAプロシジャ
LUAプロシジャヒートマッププロットLIBNAME JSONエンジンPSMATCHプロシジャ
本章では2章で紹介した新機能及び拡張点の中から以下に焦点を当て例を交えて少し詳しく紹介していきます
新機能拡張点の紹介
[Point]
ポルトガル語で月を意味するLuaは標準のCコンパイラを持つプラットフォームで実行する組み込み可能なスクリプト言語ですシンプルな構文高速な計算処理またメモリ割り当てが自動的に管理されることが特徴です
Lua言語とは
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Spring 2017 9[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
JSONエンジンではSASデータセットとJSONファイルを関連付けるMAPファイルを作成し読み込みますMAPファイルは手動で作成することもできますがAUTOMAPオプションを指定し自動で作成することもできます
SAS 94 TS1M4からJSON(JavaScript Object Notation)ドキュメントを読み込むエンジンがLIBNAMEステートメントに追加されました
LIBNAME JSONエンジン3
(HEATMAPとTEXTステートメントの結果)
(SASプログラム)PROC FREQ DATA=sashelpheart NOPRINTTABLES Smoking_StatusWeight_Status OUT=out(WHERE=(percent^=))RUN
PROC SGPLOT DATA=out GRADLEGEND color HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status FREQ=Count OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) NAME=color TEXT X=Weight_Status Y=Smoking_Status TEXT=Count BACKLIGHT=05 POSITION=bottom TEXTATTRS=(SIZE=12pt COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
他のステートメントと組み合わせることでより効果的なグラフを作成することもできます次はSAS 94 TS1M2で追加されたTEXTステートメントを使い度数をテキストとして重ね合わせます表示するテキストはあらかじめ変数に含まれている必要があるのでFREQプロシジャを利用し集計をすることにします
(HEATMAPステートメントの結果2)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
HEATMAPステートメントでは軸を離散にすることができますX及びYの変数に文字変数を指定した場合はデフォルトで離散となります数値変数を指定した場合はDISCRETEX及びDISCRETEYを指定することで離散に変更ができます
上記のようにCOLORRESPONSEやCOLORSTATオプションの指定がない場合度数により色が決められます色の赤い部分ほど度数が大きいことがわかります
以下に簡単な例を記載します
(HEATMAPステートメントの結果1)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=weight Y=cholesterolRUN
[Point]JSONとはテキストベースのオープンスタンダードデータ形式で受け渡しができる人間可読なデータとして設計されていますJSONはJavaScriptプログラミング言語のサブセットをベースとしてデータオブジェクトの記述にはJavaScript構文を使用します
Spring 201710
PSMATCHプロシジャではロジスティック回帰分析を用いた傾向スコアの推定及び傾向スコアを用いたIPTW(Inverse Probability of Treatment Weighting)法層別化マッチングの機能を提供していますまた調整後の各共変量のバランスを確認するためのグラフを出力できます
SAS 94 TS1M4でSASSTATに追加されたPSMATCHプロシジャでは傾向スコア(Propensity Score)を用いた分析のさまざまなツールを提供しています
PSMATCHプロシジャ4
(SASプログラム)FILENAME resp TEMPPROC HTTP URL=httpapiopen-notifyorgastrosjson METHOD= GET OUT=respRUN LIBNAME space JSON FILEREF=respPROC PRINT DATA=spacepeople(DROP=ordinal)RUN
最後にWeb上に公開されているJSONファイルを参照し表示するサンプルを実行します今回はOpen Notifyプロジェクトが公開している宇宙にいる人数(How Many People Are In Space Right Now)のAPIを利用することにします以下ではHTTPプロシジャを用いてJSONファイルを参照しJSONエンジンで読み込んでいます
同じ形式のJSONファイルを多く使う場合はこのようにMAPファイルを作りこむことでSASに読み込んだ後データハンドリングを行う手間が省けます
(usermap)[略] NAME a TYPE NUMERIC PATH rootdataa LABEL Dollar FORMAT [dollar 3][略]
次はMAPファイルを編集し変数の属性を指定してみますMAPファイルをテキストエディタで開いて変数aに対して出力形式とラベルを指定します編集したら再び上記のプログラムを実行します
LIBNAMEステートメントを実行することでMAPファイルが自動作成されますAUTOMAP=REUSEを指定するとMAPファイルが存在しない場合は新規作成し存在する場合はそれを利用します
(examplejson) data [ a 1 b 2 c taxes a 2 b 4 c sport a 3 b 6 c vacation ]
(SASプログラム)LIBNAME in JSON Ctempexamplejson MAP=Ctempusermap AUTOMAP=REUSE
PROC PRINT DATA=indata (DROP=ordinal) LABELRUN
まずは簡単なJSONファイルを読み込んでみます
[Point]
喫煙者と非喫煙者で肺がんのリスクが異なるかどうかを示すようなとき無作為な割付を行っていない場合喫煙者と非喫煙者では背景が異なることが考えられますこのような一般的に観察研究と呼ばれる研究では異なる背景を調整するためにさまざまな手法が用いられていますその中の1つのアプローチとして傾向スコアと呼ばれる確率を推定し利用する手法が考案されています
傾向スコアとは
(MAPファイルを編集して得られたデータセット)
(AUTOMAPで得られたデータセット)
(JSONエンジンで得られたデータセット)
Spring 2017 11[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
今回は以下のリンクのプログラムで作成可能なデータセットSchoolを用いて音楽の講義が学生のGPA(Grade Point Average)を改善するかどうかの解析を想定しますこの例ではPSMATCHプロシジャの一つの機能である層別化を用いて学生の背景を示す共変量を調整します
図2の棒グラフでは各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Genderの度数と割合を示しています
図1図2で紹介したグラフやそのほかの出力された結果をもとに共変量のバランスを評価しますもし共変量のバランスに満足がいかないようであれば傾向スコアを推定するモデルに含める変数の変更や層の数や傾向スコアによる調整方法を変更するなどの検討が必要になります
図1では各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Absenceの分布を示しています
図 2 (PSMATCH変数Genderの棒グラフ)
図 1(PSMATCH変数Absenceの箱ひげ図)
上記の表は各層の傾向スコアの範囲と各グループの度数を示していますOUTPUTステートメントにより出力されたデータセットOUTには上記に基づいた層を示す変数が追加されていますTreatedとControlは今回の例では各層における音楽の講義を受けた人数と受けなかった人数となります
次に層別後に各共変量のバランスがどのように調整されたかをグラフで確認します
(PSMATCH層の情報)
PSMODELステートメントにて傾向スコアの推定に用いるロジスティック回帰分析のモデルを指定します層別化をするにはSTRATAステートメントを記述します今回はNSTRATAオプションに5を指定し5つの層を用いることにしています結果の中から一部を抜粋します
(SASプログラム)PROC PSMATCH DATA=school REGION=allobs CLASS Music Gender PSMODEL Music(TREATED=Yes)= Gender Absence STRATA NSTRATA=5 ASSESS VAR=(Gender Absence) VARINFO PLOTS=(boxplot barchart) OUTPUT OUT(OBS=all)=strataRUN
PSMATCHプロシジャによる層別化は以下のようになります
(PSMATCHIデータセットの例)
(SASプログラム)PROC REPORT DATA=school(OBS=5)COLUMN (応答変数 GPA) (共変量 Music Gender Absence)RUN
今回の解析対象となるデータでは3つの共変量を使いますこれらは音楽の講義を受けたかどうかを表すカテゴリカル変数のMusic性別を表すカテゴリカル変数のGender欠席率を表す連続変数のAbsence(表示)です変数Musicにおける背景を調整することになりますまた全体の学生数は200人です
httpgodocumentationsascomapidocsetsstatug142contentstatug_code_psmchex4htm
Spring 201712
配置タスクの選択画面では[SAS ソフトウェアのインストール] を選択し[次へ]をクリックします
言語の選択画面では[日本語] を選択し[OK]をクリックします
SAS Deployment Wizard 94のスプラッシュスクリーンが表示され内部的に必要となるファイルが構築されます
WindowsエクスプローラでSASソフトウェアデポまたはDVDドライブに移動しsetupexeを右クリックし[管理者として実行]をクリックします
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本章ではWindows版のSAS 94 TS1M0からSAS 94 TS1M3のどれかの SAS Foundation がインストールされている環境においてSAS 94 TS1M4にメンテナンスアップデートする場合の手順を紹介します
メンテナンス版のアップデート手順
[Point]
管理者権限を持ったユーザーアカウントでWindowsにログインしていることサービスを含むSASプロセスが停止していることsetupexe ファイルのフルパスが英数字のみで構成されていることセキュリティソフトウェアを停止していること
アップデート前の注意点
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Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
12
次の手順にてオプションの設定を変更します
17
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
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発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
Latest Releases最新リリース情報
PCプラットフォーム
プラットフォーム
プラットフォーム
SAS 93
SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
Spring 20174
SAS 94 TS1M1で追加された新機能
Base SAS
SASSTAT
ODS EPUB3ステートメントANORM420関数SHA256関数ICLIFETESTプロシジャHPCANDISCプロシジャHPFMMプロシジャHPPRINCOMPプロシジャ
オープンフォーマットのEPUBファイルを作成しますEBCDIC420でエンコードされた入力文字列を基に正規化された文字列を返します指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返します区間打ち切りデータのノンパラメトリックな生存時間分析を実行しますハイパフォーマンス正準判別分析を実行しますハイパフォーマンス有限混合モデル分析を実行しますハイパフォーマンス主成分分析を実行します
SAS 94 TS1M1で拡張された機能
Base SAS
SASGRAPH
SASSTAT
AUTHLIBプロシジャCIMPORTプロシジャEXPORTプロシジャ
HTTPプロシジャ
ODS GRAPHICSステートメント一部のODSステートメント
FREQプロシジャ
UNIVARIATEプロシジャ
SGPLOTSGPANELプロシジャ
GEOCODEプロシジャGMAPプロシジャMIプロシジャGENMODプロシジャPHREGプロシジャNLINプロシジャ
MCMCプロシジャCALISプロシジャGLMPOWERプロシジャSURVEYMEANSプロシジャHPREGプロシジャ
REQUIRE_ENCRYPTIONオプションが追加されましたENCODINGINFOオプションが追加されましたCSVファイルをエクスポートする時に拡張命名規則が有効である場合SASデータセット名に一重引用符で囲うことができますHTTP_TOKENAUTHオプションが追加されましたユーザーID認証がサポートされるようになりましたデータスキンを適用する条件の閾値を指定するDATASKINMAXが追加されました一部のODS出力先にログや外部ファイルにODSドキュメントオブジェクトモデルを出力するDOMオプションが追加されました一部のODS出力先にCSSを指定するCSSSTYLEオプションが追加されましたCROSSLISTオプションにPearson残差を表示するPEARSONRESオプションが追加されましたモザイクプロットの色分け方法を指定するCOLORSTATオプションが追加されましたHISTOGRAMステートメントがOVERLAYオプションをサポートするようになりましたHISTOGRAMステートメントのSUオプションが拡張されましたFringeプロットを描画するFRINGEステートメントが追加されましたデータ点から各軸に直線を引くDROPLINEステートメントが追加されましたポリゴンプロットを描画するPOLYGONステートメントが追加されましたシンボルを定義するためのSYMBOLCHARとSYMBOLIMAGEステートメントが追加されました番地ジオコーディングの機能が拡張されましたCHOROステートメントでOSMオプションをサポートするようになりました感度分析を容易にするためMNARステートメントを追加しましたTweedie分布をサポートするようになりましたFine and Gray (1999)の競合リスクモデルを使用できるようになりましたパラメータの信頼区間のブートストラップ推定値パラメータ推定値の共分散行列と相関行列のブートストラップ推定値の両方が算出できるようになりましたマルチスレッド対応になりましたパスダイアグラムが表示できるようになりましたGLMプロシジャ型のMANOVAと反復測定の検出力を計算できるようになりましたドメイン分位点推定を求めることができるようになりましたSELECTIONステートメントにSCREENオプションが追加されました
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
Spring 2017 5[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
SAS 94 TS1M2で追加された新機能
Base SAS KUPDATES関数TZONEDSTNAME関数TZONEDSTOFF関数TZONESTTNAME関数TZONESTTOFF関数
文字値の内容を挿入削除および置換します夏時間名を返します指定された夏時間のタイムゾーンオフセット値を返します標準タイムゾーン名を返します指定された標準時間のタイムゾーンオフセット値を返します
SASSTAT ICPHREGプロシジャSPPプロシジャBCHOICEプロシジャIRTプロシジャHPPLSプロシジャHPQUANTSELECTプロシジャ
比例ハザード回帰モデルを区間打ち切りデータに当てはめます空間ポイントパターンモデルを分析します離散選択モデルに対しBayesian分析を実行します項目反応理論モデルを当てはめますハイパフォーマンスPLS回帰を実行します変数選択に対応したハイパフォーマンス分位点回帰モデルを実行します
SAS 94 TS1M2で拡張された機能
Base SAS
SASGRAPH
SASSTAT
DS2 FEDSQLプロシジャCIMPORTプロシジャFONTREGプロシジャ
OPTIONSプロシジャ
REPORTプロシジャFILENAME EMAILアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式ODS ESCAPECHARステートメント
ODS HTML5ステートメント
PUTステートメントCORRプロシジャ
FREQプロシジャ
UNIVARIATEプロシジャSGPLOTSGPANELプロシジャ
GEOCODEプロシジャGRADERプロシジャGTILEプロシジャFACTORプロシジャFMMプロシジャIRTプロシジャMCMCプロシジャ
NLMIXEDプロシジャ
SEQDESIGNプロシジャ
LOGISTICプロシジャ
GLMSELECTプロシジャ
XCODEオプションが追加されましたSORTオプションが追加されましたOPENTYPEステートメントが追加されましたファイル参照を使用できる機能が追加されましたSASログにパスワードを表示する際に実際の長さにかかわらず8個のXで表示するようになりましたパーセント点に関する統計キーワードが追加されましたHTMLを使用して電子メールに添付ファイルを埋め込めるようになりましたWebHDFS経由でHDFSをサブミットできるようになりましたEPUBEPUB3出力先がBOLDEMPHASISITALICPDFSTRONG関数をサポートするようになりました
CSSに関連したSHOW_GRAPH_STYLESUSE_CSS_RESETがOPTIONSオプションに追加されました_READONLY__WRITABLE_オプションが追加されましたポリクリック相関統計量を含むデータセットを作成するOUTPLCオプションが追加されましたポリシリアル相関統計量を含むデータセットを作成するOUTPLSオプションが追加されました二項比率の信頼限界としてBlaker正確なmid-p尤度比ロジットが使用可能になりましたリスク差を要求するRISKDIFFオプションが拡張されました分析変数の幾何平均が算出可能になりました応答変数を色としてプロットした際の凡例に関するGRADLEGENDステートメンテが追加されましたテキストを表示するTEXTステートメントが追加されました関連するSASHELPライブラリのデータセットが拡張されましたSPKLABELオプションに新しいパラメータが追加されましたNOLEGENDオプションをサポートするようになりましたパスダイアグラムが表示できるようになりました多項モデルを当てはめることができるようになりましたポリコリック相関行列項目特性曲線検定情報曲線プロットを生成するようになりましたMODELRANDOMPRIOR ステートメントでカテゴリカル分布を指定できるようになりました
2つ以上のRANDOMステートメントを指定して階層的非線形混合モデルを当てはめられるようになりました
非生存データのステージにおいて整数値サンプルサイズに相当する上限調整済み計画を作成できるようになりました
名義応答および部分比例オッズモデルのパラメータに対する制約を追加または緩和することができるようになりましたMODELステートメントのSCREENオプションが拡張されました
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
概要
Spring 20176
Base SAS
SASSTAT
LUAプロシジャSQOOPプロシジャ
KINDEXB関数KINDEXCB関数KVERIFYB関数FMTINFO関数HOLIDAYCK関数HOLIDAYCOUNT関数HOLIDAYNAME関数
HOLIDAYNX関数HOLIDAYTEST関数SHA256HEX関数SHA256HMACHEX関数
GAMPLプロシジャGEEプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SASセッション内でLua言語を実行可能になりますSASセッション内でApache SqoopにアクセスしてデータベースとHDFS間でデータを転送できます文字式から文字列を検索します文字式から指定した文字を検索します式に固有の最初の文字の位置を返します出力形式または入力形式の情報を取得しますdate1およびdate2間の休日値の出現回数を返しますSAS日付値で定義されている祝日の数を返しますSAS日付に対応する祝日の名前またはSAS日付で祝日が定義されていない場合には空白の文字列を返しますdate引数に対して祝日のn番目の出現日を返しますSAS日付値に祝日が出現する場合に1を返します指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返し文字列を16進表現に変換しますHMAC (Hash-based Message Authentication)アルゴリズムを使用して指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返します罰則付き尤度の推定を使用して一般化加法モデルを当てはめます一般化推定方程式(GEE)推定法を使用して縦断的データに一般化線形モデルを当てはめます調査データに対してサンプリング手法を考慮した上での多重代入法に対応しています
Base SAS AUTHLIBプロシジャDS2 FEDSQLプロシジャ
FCMPプロシジャHADOOPプロシジャ
HTTPプロシジャPRINTTOプロシジャREPORTSORTプロシジャFILENAME FTPアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式FILENAME ZIPアクセス方式
ODS ESCAPEHARステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
ODS HTML5ステートメント
ODS POWERPOINTステートメント
FREQプロシジャ
PERGEステートメント及びオプションが追加されましたHAWQとImpalaのサポートが開始されましたLIBSNOLIBS CONNオプションが追加されましたSTATICステートメントが追加されましたHDFSステートメントにCATCHMODLSオプションが追加されましたHDFSステートメントでワイルドカード文字の使用ができるようになりましたHTTP11標準をサポートするようになりましたSASLOGとLISTING出力が以前保存されていた場所を復元できるようになりましたImpalaHAWQSAP HANAでのデータベース内処理のサポートが開始されましたファイル名にUTF-8文字を含められるようになりましたSAS_HADOOP_CONFIG_PATH環境変数のサポートが開始されましたNAMEENCODINGオプションによってZIPファイルエントリ名とコメントに対してエンコーディングを指定できるようになりました
ワイルドカード()がエントリを読み込む時や存在を確認する時にMEMBER構文でサポートされるようになりました
EPUBEPUB3出力先がAUDIOIMAGEMATHMLNOTEREFVIDEO関数をサポートするようになりましたPUSHとPOPオプションにより設定をスタックし後から復元可能になりましたSHOWオプションにより現在の設定をログに表示できるようになりましたサブピクセルレンダリングを使用するかを指定するSUBPIXELオプションが追加されましたレポートライティングインターフェイスによりビデオやオーディオを埋め込むことができるようになりましたODS Graphics Editorで編集可能なファイルを作成するSGEオプションが追加されました二列のレイアウトを指定した際にグリッドをどのように配置するかを指定するADVANCEがLAYOUTオプションに追加されましたさまざまなサブオプションを指定できるOPTIONSオプションが追加されました相対リスクやオッズ比の信頼限界の算出方法を指定するオプションが拡張されましたリスク差を要求するRISKDIFFオプションが拡張されましたMcNemar検定の不一致の比率に対する帰無仮説の値が指定できるようになりました
SAS 94 TS1M3で追加された新機能
SAS 94 TS1M3で拡張された機能
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
SAS 94 TS1M4で拡張された機能
SAS 94 TS1M4で追加された新機能
Spring 2017 7[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
Base SASSASSTAT
LIBNAME JSONエンジンCAUSALTRTプロシジャPSMATCHプロシジャ
JSONドキュメントに対しライブラリを定義します連続または離散結果上の二値処置変数Tの平均因果効果が推定されます傾向スコア分析のためにさまざまなツールが提供されます
Base SAS
SASSTAT
DS2 FEDSQLプロシジャFILENAME EMAILアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式
ODS LAYOUTステートメント一部のODSステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
FREQプロシジャUNIVARIATEプロシジャSGPANELプロシジャSGPLOTSGPANELプロシジャNLINプロシジャNLMIXEDプロシジャ
PHREGプロシジャPOWERプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SURVEYSELECTプロシジャ
SPDサーバーのサポートが開始されましたメールにSensitivityのフラグを設定できるようになりましたCFG オプションを指定しない場合SAS_HADOOP_CONFIG_PATH と SAS_HADOOP_JAR_PATH環境変数のパスが確認されるようになりました代替テキストを記述するDESCRIPTIONオプションが追加されました一部のODS出力先にセルの幅を測る方法を指定するBOX_SIZINGオプションが追加されましたヒストグラムのビンの最大数を指定するNBINSMAXオプションが追加されましたヒートマップのビンの最大数を指定するNXYBINSMAXオプションが追加されましたTABLESステートメントのAGREEオプションが拡張されました尺度のロバスト推定値の算出を強制するFORCEQNとFORCESNオプションが追加されました信頼予測楕円を描画するELLIPSEステートメントが追加されました指定した値に基づいて信頼予測楕円を描画するELLIPSEPARMステートメントが追加されましたESTIMATEおよびCONTRASTステートメントがサポートされるようになりました複数のRANDOMステートメントがあるモデルでマルチスレッドがサポートされるようになりました時間依存ROC分析が提供されるようになりましたさまざまな一般化線形モデルに適用可能な既存の検出力分析の拡張が提供されるようになりました2段階のfully efficient fractional補完とfractional hot-deck補完が提供されるようになりました
METHODオプションにBalanced bootstrap selectionとsequential Poisson samplingを指定するBALBOOTSTRAPとSEQ_POISSONが追加されました
Basic プロットタイプと互換性のある VBARBASIC と HVARBASIC ステートメントが追加されましたスプライン補間に対応したSPLINEステートメントが追加されましたヒートマップを描画するHEATMAPHEATMAPPARMステートメントが追加されましたPLOTステートメントのCTEXTオプションがPOINTLABEL記号の色に影響するようになりましたロジットモデルにおいて選択肢の数が同じである必要がなくなりましたマルチレベルモデルにマルチレベル適合ガウス求積アルゴリズムを提供しますSELECTIONオプションにGROUPLASSOが追加されましたGPC(generalized partial credit)モデルが利用可能になりました競合リスクデータのノンパラメトリックな分析が可能になりましたadjacent-categoryロジットモデルが適用可能になりました常微分方程式ソルバと一般積分関数を追加し微分方程式を含むモデルまたは積分が必要なモデルの当てはめが可能になりました2標本データの層別ランクベース分析が可能になりましたCoxの比例ハザード回帰モデルをサポートするようになりましたMODELステートメントとCLASSステートメントをサポートするようになりましたモデル選択のLASSO法をサポートするようになりました
Bace SAS
SASGRAPHSASSATA
SGPLOTSGPANELプロシジャ
GPLOTプロシジャBCHOICEプロシジャGLIMMIXプロシジャGLMSELECTプロシジャIRTプロシジャLIFETESTプロシジャLOGISTICプロシジャMCMCプロシジャ
NPAR1WAYプロシジャPOWERプロシジャHPSPLITプロシジャHPGENSELECTプロシジャ
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
Spring 20178
SAS 94 TS1M3ではSGPLOT及びSGPANELプロシジャにHEATMAPステートメントが追加されましたHEATMAPステートメントでは長方形のエリアを色分けしたプロットを出力します
ヒートマッププロット2
Luaコード内でSASプログラムを実行する場合sassubmit関数が利用できますまたLua変数の値を参照するには変数名をで囲みます上記は簡単な例ですがやampが必要なくなり可読性が向上する場面も多くありますすでにLuaに関する知識を持っているユーザーであればその知識を活用しより複雑な処理を実装できるかもしれません
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local loop=男子 女子 for i gender in ipairs(loop) do sassubmit([[ proc print data=sashelpclass where sex=gender run ]]) end ENDSUBMITRUN
LUAプロシジャの魅力は単にLuaコードを実行できることだけではありませんLuaコード内でSASプログラムが実行できるので今まではマクロプログラムを必要としていたような処理もLUAプロシジャで代替できる場合があります例えばプロシジャの反復処理を実装する場合従来はDOマクロステートメントを記述したマクロ定義を作成することがありましたこれがLUAプロシジャを用いると以下のように記述できます
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local str1 = Hello local str2 = world print(str1 str2) ENDSUBMITRUN
以下が簡単なサンプルとなりますLuaではlocalステートメントで変数を宣言できますprint関数によりログにHello worldが出力されます
INFILEオプションでは外部ファイルに保存したLuaプログラムを読み込むことができますLUAプロシジャはリエントラント(reentrant)であるという特徴がありますこれはLuaグローバル変数の割り当てや関数の定義は一度LUAプロシジャを終了してもSASセッション終了まで維持されることを意味しますRESTARTやTERMINATEオプションを指定することでプロシジャ実行前または実行後にこの状態はリセットできます
(SASプログラム)PROC LUA ltINFILE=rsquo filenamersquo gt ltRESTARTgt ltTERMINATEgt ltSUBMIT ltrdquo assignment(s)rdquo gtgt Lua statements ltENDSUBMITgtRUN
LUAプロシジャの基本的な構文は以下となります
SAS 94 TS1M3で追加されたLUAプロシジャではSASプログラムの中でLua言語を実行できますまたこのLUAプロシジャのLuaコードのブロック内でSAS関数を呼び出すことができます
LUAプロシジャ
LUAプロシジャヒートマッププロットLIBNAME JSONエンジンPSMATCHプロシジャ
本章では2章で紹介した新機能及び拡張点の中から以下に焦点を当て例を交えて少し詳しく紹介していきます
新機能拡張点の紹介
[Point]
ポルトガル語で月を意味するLuaは標準のCコンパイラを持つプラットフォームで実行する組み込み可能なスクリプト言語ですシンプルな構文高速な計算処理またメモリ割り当てが自動的に管理されることが特徴です
Lua言語とは
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Spring 2017 9[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
JSONエンジンではSASデータセットとJSONファイルを関連付けるMAPファイルを作成し読み込みますMAPファイルは手動で作成することもできますがAUTOMAPオプションを指定し自動で作成することもできます
SAS 94 TS1M4からJSON(JavaScript Object Notation)ドキュメントを読み込むエンジンがLIBNAMEステートメントに追加されました
LIBNAME JSONエンジン3
(HEATMAPとTEXTステートメントの結果)
(SASプログラム)PROC FREQ DATA=sashelpheart NOPRINTTABLES Smoking_StatusWeight_Status OUT=out(WHERE=(percent^=))RUN
PROC SGPLOT DATA=out GRADLEGEND color HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status FREQ=Count OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) NAME=color TEXT X=Weight_Status Y=Smoking_Status TEXT=Count BACKLIGHT=05 POSITION=bottom TEXTATTRS=(SIZE=12pt COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
他のステートメントと組み合わせることでより効果的なグラフを作成することもできます次はSAS 94 TS1M2で追加されたTEXTステートメントを使い度数をテキストとして重ね合わせます表示するテキストはあらかじめ変数に含まれている必要があるのでFREQプロシジャを利用し集計をすることにします
(HEATMAPステートメントの結果2)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
HEATMAPステートメントでは軸を離散にすることができますX及びYの変数に文字変数を指定した場合はデフォルトで離散となります数値変数を指定した場合はDISCRETEX及びDISCRETEYを指定することで離散に変更ができます
上記のようにCOLORRESPONSEやCOLORSTATオプションの指定がない場合度数により色が決められます色の赤い部分ほど度数が大きいことがわかります
以下に簡単な例を記載します
(HEATMAPステートメントの結果1)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=weight Y=cholesterolRUN
[Point]JSONとはテキストベースのオープンスタンダードデータ形式で受け渡しができる人間可読なデータとして設計されていますJSONはJavaScriptプログラミング言語のサブセットをベースとしてデータオブジェクトの記述にはJavaScript構文を使用します
Spring 201710
PSMATCHプロシジャではロジスティック回帰分析を用いた傾向スコアの推定及び傾向スコアを用いたIPTW(Inverse Probability of Treatment Weighting)法層別化マッチングの機能を提供していますまた調整後の各共変量のバランスを確認するためのグラフを出力できます
SAS 94 TS1M4でSASSTATに追加されたPSMATCHプロシジャでは傾向スコア(Propensity Score)を用いた分析のさまざまなツールを提供しています
PSMATCHプロシジャ4
(SASプログラム)FILENAME resp TEMPPROC HTTP URL=httpapiopen-notifyorgastrosjson METHOD= GET OUT=respRUN LIBNAME space JSON FILEREF=respPROC PRINT DATA=spacepeople(DROP=ordinal)RUN
最後にWeb上に公開されているJSONファイルを参照し表示するサンプルを実行します今回はOpen Notifyプロジェクトが公開している宇宙にいる人数(How Many People Are In Space Right Now)のAPIを利用することにします以下ではHTTPプロシジャを用いてJSONファイルを参照しJSONエンジンで読み込んでいます
同じ形式のJSONファイルを多く使う場合はこのようにMAPファイルを作りこむことでSASに読み込んだ後データハンドリングを行う手間が省けます
(usermap)[略] NAME a TYPE NUMERIC PATH rootdataa LABEL Dollar FORMAT [dollar 3][略]
次はMAPファイルを編集し変数の属性を指定してみますMAPファイルをテキストエディタで開いて変数aに対して出力形式とラベルを指定します編集したら再び上記のプログラムを実行します
LIBNAMEステートメントを実行することでMAPファイルが自動作成されますAUTOMAP=REUSEを指定するとMAPファイルが存在しない場合は新規作成し存在する場合はそれを利用します
(examplejson) data [ a 1 b 2 c taxes a 2 b 4 c sport a 3 b 6 c vacation ]
(SASプログラム)LIBNAME in JSON Ctempexamplejson MAP=Ctempusermap AUTOMAP=REUSE
PROC PRINT DATA=indata (DROP=ordinal) LABELRUN
まずは簡単なJSONファイルを読み込んでみます
[Point]
喫煙者と非喫煙者で肺がんのリスクが異なるかどうかを示すようなとき無作為な割付を行っていない場合喫煙者と非喫煙者では背景が異なることが考えられますこのような一般的に観察研究と呼ばれる研究では異なる背景を調整するためにさまざまな手法が用いられていますその中の1つのアプローチとして傾向スコアと呼ばれる確率を推定し利用する手法が考案されています
傾向スコアとは
(MAPファイルを編集して得られたデータセット)
(AUTOMAPで得られたデータセット)
(JSONエンジンで得られたデータセット)
Spring 2017 11[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
今回は以下のリンクのプログラムで作成可能なデータセットSchoolを用いて音楽の講義が学生のGPA(Grade Point Average)を改善するかどうかの解析を想定しますこの例ではPSMATCHプロシジャの一つの機能である層別化を用いて学生の背景を示す共変量を調整します
図2の棒グラフでは各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Genderの度数と割合を示しています
図1図2で紹介したグラフやそのほかの出力された結果をもとに共変量のバランスを評価しますもし共変量のバランスに満足がいかないようであれば傾向スコアを推定するモデルに含める変数の変更や層の数や傾向スコアによる調整方法を変更するなどの検討が必要になります
図1では各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Absenceの分布を示しています
図 2 (PSMATCH変数Genderの棒グラフ)
図 1(PSMATCH変数Absenceの箱ひげ図)
上記の表は各層の傾向スコアの範囲と各グループの度数を示していますOUTPUTステートメントにより出力されたデータセットOUTには上記に基づいた層を示す変数が追加されていますTreatedとControlは今回の例では各層における音楽の講義を受けた人数と受けなかった人数となります
次に層別後に各共変量のバランスがどのように調整されたかをグラフで確認します
(PSMATCH層の情報)
PSMODELステートメントにて傾向スコアの推定に用いるロジスティック回帰分析のモデルを指定します層別化をするにはSTRATAステートメントを記述します今回はNSTRATAオプションに5を指定し5つの層を用いることにしています結果の中から一部を抜粋します
(SASプログラム)PROC PSMATCH DATA=school REGION=allobs CLASS Music Gender PSMODEL Music(TREATED=Yes)= Gender Absence STRATA NSTRATA=5 ASSESS VAR=(Gender Absence) VARINFO PLOTS=(boxplot barchart) OUTPUT OUT(OBS=all)=strataRUN
PSMATCHプロシジャによる層別化は以下のようになります
(PSMATCHIデータセットの例)
(SASプログラム)PROC REPORT DATA=school(OBS=5)COLUMN (応答変数 GPA) (共変量 Music Gender Absence)RUN
今回の解析対象となるデータでは3つの共変量を使いますこれらは音楽の講義を受けたかどうかを表すカテゴリカル変数のMusic性別を表すカテゴリカル変数のGender欠席率を表す連続変数のAbsence(表示)です変数Musicにおける背景を調整することになりますまた全体の学生数は200人です
httpgodocumentationsascomapidocsetsstatug142contentstatug_code_psmchex4htm
Spring 201712
配置タスクの選択画面では[SAS ソフトウェアのインストール] を選択し[次へ]をクリックします
言語の選択画面では[日本語] を選択し[OK]をクリックします
SAS Deployment Wizard 94のスプラッシュスクリーンが表示され内部的に必要となるファイルが構築されます
WindowsエクスプローラでSASソフトウェアデポまたはDVDドライブに移動しsetupexeを右クリックし[管理者として実行]をクリックします
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本章ではWindows版のSAS 94 TS1M0からSAS 94 TS1M3のどれかの SAS Foundation がインストールされている環境においてSAS 94 TS1M4にメンテナンスアップデートする場合の手順を紹介します
メンテナンス版のアップデート手順
[Point]
管理者権限を持ったユーザーアカウントでWindowsにログインしていることサービスを含むSASプロセスが停止していることsetupexe ファイルのフルパスが英数字のみで構成されていることセキュリティソフトウェアを停止していること
アップデート前の注意点
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Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
12
次の手順にてオプションの設定を変更します
17
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
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SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
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Latest Releases最新リリース情報
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プラットフォーム
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SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
Spring 2017 5[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
SAS 94 TS1M2で追加された新機能
Base SAS KUPDATES関数TZONEDSTNAME関数TZONEDSTOFF関数TZONESTTNAME関数TZONESTTOFF関数
文字値の内容を挿入削除および置換します夏時間名を返します指定された夏時間のタイムゾーンオフセット値を返します標準タイムゾーン名を返します指定された標準時間のタイムゾーンオフセット値を返します
SASSTAT ICPHREGプロシジャSPPプロシジャBCHOICEプロシジャIRTプロシジャHPPLSプロシジャHPQUANTSELECTプロシジャ
比例ハザード回帰モデルを区間打ち切りデータに当てはめます空間ポイントパターンモデルを分析します離散選択モデルに対しBayesian分析を実行します項目反応理論モデルを当てはめますハイパフォーマンスPLS回帰を実行します変数選択に対応したハイパフォーマンス分位点回帰モデルを実行します
SAS 94 TS1M2で拡張された機能
Base SAS
SASGRAPH
SASSTAT
DS2 FEDSQLプロシジャCIMPORTプロシジャFONTREGプロシジャ
OPTIONSプロシジャ
REPORTプロシジャFILENAME EMAILアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式ODS ESCAPECHARステートメント
ODS HTML5ステートメント
PUTステートメントCORRプロシジャ
FREQプロシジャ
UNIVARIATEプロシジャSGPLOTSGPANELプロシジャ
GEOCODEプロシジャGRADERプロシジャGTILEプロシジャFACTORプロシジャFMMプロシジャIRTプロシジャMCMCプロシジャ
NLMIXEDプロシジャ
SEQDESIGNプロシジャ
LOGISTICプロシジャ
GLMSELECTプロシジャ
XCODEオプションが追加されましたSORTオプションが追加されましたOPENTYPEステートメントが追加されましたファイル参照を使用できる機能が追加されましたSASログにパスワードを表示する際に実際の長さにかかわらず8個のXで表示するようになりましたパーセント点に関する統計キーワードが追加されましたHTMLを使用して電子メールに添付ファイルを埋め込めるようになりましたWebHDFS経由でHDFSをサブミットできるようになりましたEPUBEPUB3出力先がBOLDEMPHASISITALICPDFSTRONG関数をサポートするようになりました
CSSに関連したSHOW_GRAPH_STYLESUSE_CSS_RESETがOPTIONSオプションに追加されました_READONLY__WRITABLE_オプションが追加されましたポリクリック相関統計量を含むデータセットを作成するOUTPLCオプションが追加されましたポリシリアル相関統計量を含むデータセットを作成するOUTPLSオプションが追加されました二項比率の信頼限界としてBlaker正確なmid-p尤度比ロジットが使用可能になりましたリスク差を要求するRISKDIFFオプションが拡張されました分析変数の幾何平均が算出可能になりました応答変数を色としてプロットした際の凡例に関するGRADLEGENDステートメンテが追加されましたテキストを表示するTEXTステートメントが追加されました関連するSASHELPライブラリのデータセットが拡張されましたSPKLABELオプションに新しいパラメータが追加されましたNOLEGENDオプションをサポートするようになりましたパスダイアグラムが表示できるようになりました多項モデルを当てはめることができるようになりましたポリコリック相関行列項目特性曲線検定情報曲線プロットを生成するようになりましたMODELRANDOMPRIOR ステートメントでカテゴリカル分布を指定できるようになりました
2つ以上のRANDOMステートメントを指定して階層的非線形混合モデルを当てはめられるようになりました
非生存データのステージにおいて整数値サンプルサイズに相当する上限調整済み計画を作成できるようになりました
名義応答および部分比例オッズモデルのパラメータに対する制約を追加または緩和することができるようになりましたMODELステートメントのSCREENオプションが拡張されました
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
概要
Spring 20176
Base SAS
SASSTAT
LUAプロシジャSQOOPプロシジャ
KINDEXB関数KINDEXCB関数KVERIFYB関数FMTINFO関数HOLIDAYCK関数HOLIDAYCOUNT関数HOLIDAYNAME関数
HOLIDAYNX関数HOLIDAYTEST関数SHA256HEX関数SHA256HMACHEX関数
GAMPLプロシジャGEEプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SASセッション内でLua言語を実行可能になりますSASセッション内でApache SqoopにアクセスしてデータベースとHDFS間でデータを転送できます文字式から文字列を検索します文字式から指定した文字を検索します式に固有の最初の文字の位置を返します出力形式または入力形式の情報を取得しますdate1およびdate2間の休日値の出現回数を返しますSAS日付値で定義されている祝日の数を返しますSAS日付に対応する祝日の名前またはSAS日付で祝日が定義されていない場合には空白の文字列を返しますdate引数に対して祝日のn番目の出現日を返しますSAS日付値に祝日が出現する場合に1を返します指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返し文字列を16進表現に変換しますHMAC (Hash-based Message Authentication)アルゴリズムを使用して指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返します罰則付き尤度の推定を使用して一般化加法モデルを当てはめます一般化推定方程式(GEE)推定法を使用して縦断的データに一般化線形モデルを当てはめます調査データに対してサンプリング手法を考慮した上での多重代入法に対応しています
Base SAS AUTHLIBプロシジャDS2 FEDSQLプロシジャ
FCMPプロシジャHADOOPプロシジャ
HTTPプロシジャPRINTTOプロシジャREPORTSORTプロシジャFILENAME FTPアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式FILENAME ZIPアクセス方式
ODS ESCAPEHARステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
ODS HTML5ステートメント
ODS POWERPOINTステートメント
FREQプロシジャ
PERGEステートメント及びオプションが追加されましたHAWQとImpalaのサポートが開始されましたLIBSNOLIBS CONNオプションが追加されましたSTATICステートメントが追加されましたHDFSステートメントにCATCHMODLSオプションが追加されましたHDFSステートメントでワイルドカード文字の使用ができるようになりましたHTTP11標準をサポートするようになりましたSASLOGとLISTING出力が以前保存されていた場所を復元できるようになりましたImpalaHAWQSAP HANAでのデータベース内処理のサポートが開始されましたファイル名にUTF-8文字を含められるようになりましたSAS_HADOOP_CONFIG_PATH環境変数のサポートが開始されましたNAMEENCODINGオプションによってZIPファイルエントリ名とコメントに対してエンコーディングを指定できるようになりました
ワイルドカード()がエントリを読み込む時や存在を確認する時にMEMBER構文でサポートされるようになりました
EPUBEPUB3出力先がAUDIOIMAGEMATHMLNOTEREFVIDEO関数をサポートするようになりましたPUSHとPOPオプションにより設定をスタックし後から復元可能になりましたSHOWオプションにより現在の設定をログに表示できるようになりましたサブピクセルレンダリングを使用するかを指定するSUBPIXELオプションが追加されましたレポートライティングインターフェイスによりビデオやオーディオを埋め込むことができるようになりましたODS Graphics Editorで編集可能なファイルを作成するSGEオプションが追加されました二列のレイアウトを指定した際にグリッドをどのように配置するかを指定するADVANCEがLAYOUTオプションに追加されましたさまざまなサブオプションを指定できるOPTIONSオプションが追加されました相対リスクやオッズ比の信頼限界の算出方法を指定するオプションが拡張されましたリスク差を要求するRISKDIFFオプションが拡張されましたMcNemar検定の不一致の比率に対する帰無仮説の値が指定できるようになりました
SAS 94 TS1M3で追加された新機能
SAS 94 TS1M3で拡張された機能
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
SAS 94 TS1M4で拡張された機能
SAS 94 TS1M4で追加された新機能
Spring 2017 7[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
Base SASSASSTAT
LIBNAME JSONエンジンCAUSALTRTプロシジャPSMATCHプロシジャ
JSONドキュメントに対しライブラリを定義します連続または離散結果上の二値処置変数Tの平均因果効果が推定されます傾向スコア分析のためにさまざまなツールが提供されます
Base SAS
SASSTAT
DS2 FEDSQLプロシジャFILENAME EMAILアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式
ODS LAYOUTステートメント一部のODSステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
FREQプロシジャUNIVARIATEプロシジャSGPANELプロシジャSGPLOTSGPANELプロシジャNLINプロシジャNLMIXEDプロシジャ
PHREGプロシジャPOWERプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SURVEYSELECTプロシジャ
SPDサーバーのサポートが開始されましたメールにSensitivityのフラグを設定できるようになりましたCFG オプションを指定しない場合SAS_HADOOP_CONFIG_PATH と SAS_HADOOP_JAR_PATH環境変数のパスが確認されるようになりました代替テキストを記述するDESCRIPTIONオプションが追加されました一部のODS出力先にセルの幅を測る方法を指定するBOX_SIZINGオプションが追加されましたヒストグラムのビンの最大数を指定するNBINSMAXオプションが追加されましたヒートマップのビンの最大数を指定するNXYBINSMAXオプションが追加されましたTABLESステートメントのAGREEオプションが拡張されました尺度のロバスト推定値の算出を強制するFORCEQNとFORCESNオプションが追加されました信頼予測楕円を描画するELLIPSEステートメントが追加されました指定した値に基づいて信頼予測楕円を描画するELLIPSEPARMステートメントが追加されましたESTIMATEおよびCONTRASTステートメントがサポートされるようになりました複数のRANDOMステートメントがあるモデルでマルチスレッドがサポートされるようになりました時間依存ROC分析が提供されるようになりましたさまざまな一般化線形モデルに適用可能な既存の検出力分析の拡張が提供されるようになりました2段階のfully efficient fractional補完とfractional hot-deck補完が提供されるようになりました
METHODオプションにBalanced bootstrap selectionとsequential Poisson samplingを指定するBALBOOTSTRAPとSEQ_POISSONが追加されました
Basic プロットタイプと互換性のある VBARBASIC と HVARBASIC ステートメントが追加されましたスプライン補間に対応したSPLINEステートメントが追加されましたヒートマップを描画するHEATMAPHEATMAPPARMステートメントが追加されましたPLOTステートメントのCTEXTオプションがPOINTLABEL記号の色に影響するようになりましたロジットモデルにおいて選択肢の数が同じである必要がなくなりましたマルチレベルモデルにマルチレベル適合ガウス求積アルゴリズムを提供しますSELECTIONオプションにGROUPLASSOが追加されましたGPC(generalized partial credit)モデルが利用可能になりました競合リスクデータのノンパラメトリックな分析が可能になりましたadjacent-categoryロジットモデルが適用可能になりました常微分方程式ソルバと一般積分関数を追加し微分方程式を含むモデルまたは積分が必要なモデルの当てはめが可能になりました2標本データの層別ランクベース分析が可能になりましたCoxの比例ハザード回帰モデルをサポートするようになりましたMODELステートメントとCLASSステートメントをサポートするようになりましたモデル選択のLASSO法をサポートするようになりました
Bace SAS
SASGRAPHSASSATA
SGPLOTSGPANELプロシジャ
GPLOTプロシジャBCHOICEプロシジャGLIMMIXプロシジャGLMSELECTプロシジャIRTプロシジャLIFETESTプロシジャLOGISTICプロシジャMCMCプロシジャ
NPAR1WAYプロシジャPOWERプロシジャHPSPLITプロシジャHPGENSELECTプロシジャ
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
Spring 20178
SAS 94 TS1M3ではSGPLOT及びSGPANELプロシジャにHEATMAPステートメントが追加されましたHEATMAPステートメントでは長方形のエリアを色分けしたプロットを出力します
ヒートマッププロット2
Luaコード内でSASプログラムを実行する場合sassubmit関数が利用できますまたLua変数の値を参照するには変数名をで囲みます上記は簡単な例ですがやampが必要なくなり可読性が向上する場面も多くありますすでにLuaに関する知識を持っているユーザーであればその知識を活用しより複雑な処理を実装できるかもしれません
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local loop=男子 女子 for i gender in ipairs(loop) do sassubmit([[ proc print data=sashelpclass where sex=gender run ]]) end ENDSUBMITRUN
LUAプロシジャの魅力は単にLuaコードを実行できることだけではありませんLuaコード内でSASプログラムが実行できるので今まではマクロプログラムを必要としていたような処理もLUAプロシジャで代替できる場合があります例えばプロシジャの反復処理を実装する場合従来はDOマクロステートメントを記述したマクロ定義を作成することがありましたこれがLUAプロシジャを用いると以下のように記述できます
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local str1 = Hello local str2 = world print(str1 str2) ENDSUBMITRUN
以下が簡単なサンプルとなりますLuaではlocalステートメントで変数を宣言できますprint関数によりログにHello worldが出力されます
INFILEオプションでは外部ファイルに保存したLuaプログラムを読み込むことができますLUAプロシジャはリエントラント(reentrant)であるという特徴がありますこれはLuaグローバル変数の割り当てや関数の定義は一度LUAプロシジャを終了してもSASセッション終了まで維持されることを意味しますRESTARTやTERMINATEオプションを指定することでプロシジャ実行前または実行後にこの状態はリセットできます
(SASプログラム)PROC LUA ltINFILE=rsquo filenamersquo gt ltRESTARTgt ltTERMINATEgt ltSUBMIT ltrdquo assignment(s)rdquo gtgt Lua statements ltENDSUBMITgtRUN
LUAプロシジャの基本的な構文は以下となります
SAS 94 TS1M3で追加されたLUAプロシジャではSASプログラムの中でLua言語を実行できますまたこのLUAプロシジャのLuaコードのブロック内でSAS関数を呼び出すことができます
LUAプロシジャ
LUAプロシジャヒートマッププロットLIBNAME JSONエンジンPSMATCHプロシジャ
本章では2章で紹介した新機能及び拡張点の中から以下に焦点を当て例を交えて少し詳しく紹介していきます
新機能拡張点の紹介
[Point]
ポルトガル語で月を意味するLuaは標準のCコンパイラを持つプラットフォームで実行する組み込み可能なスクリプト言語ですシンプルな構文高速な計算処理またメモリ割り当てが自動的に管理されることが特徴です
Lua言語とは
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Spring 2017 9[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
JSONエンジンではSASデータセットとJSONファイルを関連付けるMAPファイルを作成し読み込みますMAPファイルは手動で作成することもできますがAUTOMAPオプションを指定し自動で作成することもできます
SAS 94 TS1M4からJSON(JavaScript Object Notation)ドキュメントを読み込むエンジンがLIBNAMEステートメントに追加されました
LIBNAME JSONエンジン3
(HEATMAPとTEXTステートメントの結果)
(SASプログラム)PROC FREQ DATA=sashelpheart NOPRINTTABLES Smoking_StatusWeight_Status OUT=out(WHERE=(percent^=))RUN
PROC SGPLOT DATA=out GRADLEGEND color HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status FREQ=Count OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) NAME=color TEXT X=Weight_Status Y=Smoking_Status TEXT=Count BACKLIGHT=05 POSITION=bottom TEXTATTRS=(SIZE=12pt COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
他のステートメントと組み合わせることでより効果的なグラフを作成することもできます次はSAS 94 TS1M2で追加されたTEXTステートメントを使い度数をテキストとして重ね合わせます表示するテキストはあらかじめ変数に含まれている必要があるのでFREQプロシジャを利用し集計をすることにします
(HEATMAPステートメントの結果2)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
HEATMAPステートメントでは軸を離散にすることができますX及びYの変数に文字変数を指定した場合はデフォルトで離散となります数値変数を指定した場合はDISCRETEX及びDISCRETEYを指定することで離散に変更ができます
上記のようにCOLORRESPONSEやCOLORSTATオプションの指定がない場合度数により色が決められます色の赤い部分ほど度数が大きいことがわかります
以下に簡単な例を記載します
(HEATMAPステートメントの結果1)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=weight Y=cholesterolRUN
[Point]JSONとはテキストベースのオープンスタンダードデータ形式で受け渡しができる人間可読なデータとして設計されていますJSONはJavaScriptプログラミング言語のサブセットをベースとしてデータオブジェクトの記述にはJavaScript構文を使用します
Spring 201710
PSMATCHプロシジャではロジスティック回帰分析を用いた傾向スコアの推定及び傾向スコアを用いたIPTW(Inverse Probability of Treatment Weighting)法層別化マッチングの機能を提供していますまた調整後の各共変量のバランスを確認するためのグラフを出力できます
SAS 94 TS1M4でSASSTATに追加されたPSMATCHプロシジャでは傾向スコア(Propensity Score)を用いた分析のさまざまなツールを提供しています
PSMATCHプロシジャ4
(SASプログラム)FILENAME resp TEMPPROC HTTP URL=httpapiopen-notifyorgastrosjson METHOD= GET OUT=respRUN LIBNAME space JSON FILEREF=respPROC PRINT DATA=spacepeople(DROP=ordinal)RUN
最後にWeb上に公開されているJSONファイルを参照し表示するサンプルを実行します今回はOpen Notifyプロジェクトが公開している宇宙にいる人数(How Many People Are In Space Right Now)のAPIを利用することにします以下ではHTTPプロシジャを用いてJSONファイルを参照しJSONエンジンで読み込んでいます
同じ形式のJSONファイルを多く使う場合はこのようにMAPファイルを作りこむことでSASに読み込んだ後データハンドリングを行う手間が省けます
(usermap)[略] NAME a TYPE NUMERIC PATH rootdataa LABEL Dollar FORMAT [dollar 3][略]
次はMAPファイルを編集し変数の属性を指定してみますMAPファイルをテキストエディタで開いて変数aに対して出力形式とラベルを指定します編集したら再び上記のプログラムを実行します
LIBNAMEステートメントを実行することでMAPファイルが自動作成されますAUTOMAP=REUSEを指定するとMAPファイルが存在しない場合は新規作成し存在する場合はそれを利用します
(examplejson) data [ a 1 b 2 c taxes a 2 b 4 c sport a 3 b 6 c vacation ]
(SASプログラム)LIBNAME in JSON Ctempexamplejson MAP=Ctempusermap AUTOMAP=REUSE
PROC PRINT DATA=indata (DROP=ordinal) LABELRUN
まずは簡単なJSONファイルを読み込んでみます
[Point]
喫煙者と非喫煙者で肺がんのリスクが異なるかどうかを示すようなとき無作為な割付を行っていない場合喫煙者と非喫煙者では背景が異なることが考えられますこのような一般的に観察研究と呼ばれる研究では異なる背景を調整するためにさまざまな手法が用いられていますその中の1つのアプローチとして傾向スコアと呼ばれる確率を推定し利用する手法が考案されています
傾向スコアとは
(MAPファイルを編集して得られたデータセット)
(AUTOMAPで得られたデータセット)
(JSONエンジンで得られたデータセット)
Spring 2017 11[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
今回は以下のリンクのプログラムで作成可能なデータセットSchoolを用いて音楽の講義が学生のGPA(Grade Point Average)を改善するかどうかの解析を想定しますこの例ではPSMATCHプロシジャの一つの機能である層別化を用いて学生の背景を示す共変量を調整します
図2の棒グラフでは各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Genderの度数と割合を示しています
図1図2で紹介したグラフやそのほかの出力された結果をもとに共変量のバランスを評価しますもし共変量のバランスに満足がいかないようであれば傾向スコアを推定するモデルに含める変数の変更や層の数や傾向スコアによる調整方法を変更するなどの検討が必要になります
図1では各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Absenceの分布を示しています
図 2 (PSMATCH変数Genderの棒グラフ)
図 1(PSMATCH変数Absenceの箱ひげ図)
上記の表は各層の傾向スコアの範囲と各グループの度数を示していますOUTPUTステートメントにより出力されたデータセットOUTには上記に基づいた層を示す変数が追加されていますTreatedとControlは今回の例では各層における音楽の講義を受けた人数と受けなかった人数となります
次に層別後に各共変量のバランスがどのように調整されたかをグラフで確認します
(PSMATCH層の情報)
PSMODELステートメントにて傾向スコアの推定に用いるロジスティック回帰分析のモデルを指定します層別化をするにはSTRATAステートメントを記述します今回はNSTRATAオプションに5を指定し5つの層を用いることにしています結果の中から一部を抜粋します
(SASプログラム)PROC PSMATCH DATA=school REGION=allobs CLASS Music Gender PSMODEL Music(TREATED=Yes)= Gender Absence STRATA NSTRATA=5 ASSESS VAR=(Gender Absence) VARINFO PLOTS=(boxplot barchart) OUTPUT OUT(OBS=all)=strataRUN
PSMATCHプロシジャによる層別化は以下のようになります
(PSMATCHIデータセットの例)
(SASプログラム)PROC REPORT DATA=school(OBS=5)COLUMN (応答変数 GPA) (共変量 Music Gender Absence)RUN
今回の解析対象となるデータでは3つの共変量を使いますこれらは音楽の講義を受けたかどうかを表すカテゴリカル変数のMusic性別を表すカテゴリカル変数のGender欠席率を表す連続変数のAbsence(表示)です変数Musicにおける背景を調整することになりますまた全体の学生数は200人です
httpgodocumentationsascomapidocsetsstatug142contentstatug_code_psmchex4htm
Spring 201712
配置タスクの選択画面では[SAS ソフトウェアのインストール] を選択し[次へ]をクリックします
言語の選択画面では[日本語] を選択し[OK]をクリックします
SAS Deployment Wizard 94のスプラッシュスクリーンが表示され内部的に必要となるファイルが構築されます
WindowsエクスプローラでSASソフトウェアデポまたはDVDドライブに移動しsetupexeを右クリックし[管理者として実行]をクリックします
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本章ではWindows版のSAS 94 TS1M0からSAS 94 TS1M3のどれかの SAS Foundation がインストールされている環境においてSAS 94 TS1M4にメンテナンスアップデートする場合の手順を紹介します
メンテナンス版のアップデート手順
[Point]
管理者権限を持ったユーザーアカウントでWindowsにログインしていることサービスを含むSASプロセスが停止していることsetupexe ファイルのフルパスが英数字のみで構成されていることセキュリティソフトウェアを停止していること
アップデート前の注意点
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Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
12
次の手順にてオプションの設定を変更します
17
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
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本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
w w wsascom jpテクニカルニュースに関するお問い合わせ先
発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
Latest Releases最新リリース情報
PCプラットフォーム
プラットフォーム
プラットフォーム
SAS 93
SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
概要
Spring 20176
Base SAS
SASSTAT
LUAプロシジャSQOOPプロシジャ
KINDEXB関数KINDEXCB関数KVERIFYB関数FMTINFO関数HOLIDAYCK関数HOLIDAYCOUNT関数HOLIDAYNAME関数
HOLIDAYNX関数HOLIDAYTEST関数SHA256HEX関数SHA256HMACHEX関数
GAMPLプロシジャGEEプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SASセッション内でLua言語を実行可能になりますSASセッション内でApache SqoopにアクセスしてデータベースとHDFS間でデータを転送できます文字式から文字列を検索します文字式から指定した文字を検索します式に固有の最初の文字の位置を返します出力形式または入力形式の情報を取得しますdate1およびdate2間の休日値の出現回数を返しますSAS日付値で定義されている祝日の数を返しますSAS日付に対応する祝日の名前またはSAS日付で祝日が定義されていない場合には空白の文字列を返しますdate引数に対して祝日のn番目の出現日を返しますSAS日付値に祝日が出現する場合に1を返します指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返し文字列を16進表現に変換しますHMAC (Hash-based Message Authentication)アルゴリズムを使用して指定した文字列のメッセージダイジェストの結果を返します罰則付き尤度の推定を使用して一般化加法モデルを当てはめます一般化推定方程式(GEE)推定法を使用して縦断的データに一般化線形モデルを当てはめます調査データに対してサンプリング手法を考慮した上での多重代入法に対応しています
Base SAS AUTHLIBプロシジャDS2 FEDSQLプロシジャ
FCMPプロシジャHADOOPプロシジャ
HTTPプロシジャPRINTTOプロシジャREPORTSORTプロシジャFILENAME FTPアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式FILENAME ZIPアクセス方式
ODS ESCAPEHARステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
ODS HTML5ステートメント
ODS POWERPOINTステートメント
FREQプロシジャ
PERGEステートメント及びオプションが追加されましたHAWQとImpalaのサポートが開始されましたLIBSNOLIBS CONNオプションが追加されましたSTATICステートメントが追加されましたHDFSステートメントにCATCHMODLSオプションが追加されましたHDFSステートメントでワイルドカード文字の使用ができるようになりましたHTTP11標準をサポートするようになりましたSASLOGとLISTING出力が以前保存されていた場所を復元できるようになりましたImpalaHAWQSAP HANAでのデータベース内処理のサポートが開始されましたファイル名にUTF-8文字を含められるようになりましたSAS_HADOOP_CONFIG_PATH環境変数のサポートが開始されましたNAMEENCODINGオプションによってZIPファイルエントリ名とコメントに対してエンコーディングを指定できるようになりました
ワイルドカード()がエントリを読み込む時や存在を確認する時にMEMBER構文でサポートされるようになりました
EPUBEPUB3出力先がAUDIOIMAGEMATHMLNOTEREFVIDEO関数をサポートするようになりましたPUSHとPOPオプションにより設定をスタックし後から復元可能になりましたSHOWオプションにより現在の設定をログに表示できるようになりましたサブピクセルレンダリングを使用するかを指定するSUBPIXELオプションが追加されましたレポートライティングインターフェイスによりビデオやオーディオを埋め込むことができるようになりましたODS Graphics Editorで編集可能なファイルを作成するSGEオプションが追加されました二列のレイアウトを指定した際にグリッドをどのように配置するかを指定するADVANCEがLAYOUTオプションに追加されましたさまざまなサブオプションを指定できるOPTIONSオプションが追加されました相対リスクやオッズ比の信頼限界の算出方法を指定するオプションが拡張されましたリスク差を要求するRISKDIFFオプションが拡張されましたMcNemar検定の不一致の比率に対する帰無仮説の値が指定できるようになりました
SAS 94 TS1M3で追加された新機能
SAS 94 TS1M3で拡張された機能
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
SAS 94 TS1M4で拡張された機能
SAS 94 TS1M4で追加された新機能
Spring 2017 7[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
Base SASSASSTAT
LIBNAME JSONエンジンCAUSALTRTプロシジャPSMATCHプロシジャ
JSONドキュメントに対しライブラリを定義します連続または離散結果上の二値処置変数Tの平均因果効果が推定されます傾向スコア分析のためにさまざまなツールが提供されます
Base SAS
SASSTAT
DS2 FEDSQLプロシジャFILENAME EMAILアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式
ODS LAYOUTステートメント一部のODSステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
FREQプロシジャUNIVARIATEプロシジャSGPANELプロシジャSGPLOTSGPANELプロシジャNLINプロシジャNLMIXEDプロシジャ
PHREGプロシジャPOWERプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SURVEYSELECTプロシジャ
SPDサーバーのサポートが開始されましたメールにSensitivityのフラグを設定できるようになりましたCFG オプションを指定しない場合SAS_HADOOP_CONFIG_PATH と SAS_HADOOP_JAR_PATH環境変数のパスが確認されるようになりました代替テキストを記述するDESCRIPTIONオプションが追加されました一部のODS出力先にセルの幅を測る方法を指定するBOX_SIZINGオプションが追加されましたヒストグラムのビンの最大数を指定するNBINSMAXオプションが追加されましたヒートマップのビンの最大数を指定するNXYBINSMAXオプションが追加されましたTABLESステートメントのAGREEオプションが拡張されました尺度のロバスト推定値の算出を強制するFORCEQNとFORCESNオプションが追加されました信頼予測楕円を描画するELLIPSEステートメントが追加されました指定した値に基づいて信頼予測楕円を描画するELLIPSEPARMステートメントが追加されましたESTIMATEおよびCONTRASTステートメントがサポートされるようになりました複数のRANDOMステートメントがあるモデルでマルチスレッドがサポートされるようになりました時間依存ROC分析が提供されるようになりましたさまざまな一般化線形モデルに適用可能な既存の検出力分析の拡張が提供されるようになりました2段階のfully efficient fractional補完とfractional hot-deck補完が提供されるようになりました
METHODオプションにBalanced bootstrap selectionとsequential Poisson samplingを指定するBALBOOTSTRAPとSEQ_POISSONが追加されました
Basic プロットタイプと互換性のある VBARBASIC と HVARBASIC ステートメントが追加されましたスプライン補間に対応したSPLINEステートメントが追加されましたヒートマップを描画するHEATMAPHEATMAPPARMステートメントが追加されましたPLOTステートメントのCTEXTオプションがPOINTLABEL記号の色に影響するようになりましたロジットモデルにおいて選択肢の数が同じである必要がなくなりましたマルチレベルモデルにマルチレベル適合ガウス求積アルゴリズムを提供しますSELECTIONオプションにGROUPLASSOが追加されましたGPC(generalized partial credit)モデルが利用可能になりました競合リスクデータのノンパラメトリックな分析が可能になりましたadjacent-categoryロジットモデルが適用可能になりました常微分方程式ソルバと一般積分関数を追加し微分方程式を含むモデルまたは積分が必要なモデルの当てはめが可能になりました2標本データの層別ランクベース分析が可能になりましたCoxの比例ハザード回帰モデルをサポートするようになりましたMODELステートメントとCLASSステートメントをサポートするようになりましたモデル選択のLASSO法をサポートするようになりました
Bace SAS
SASGRAPHSASSATA
SGPLOTSGPANELプロシジャ
GPLOTプロシジャBCHOICEプロシジャGLIMMIXプロシジャGLMSELECTプロシジャIRTプロシジャLIFETESTプロシジャLOGISTICプロシジャMCMCプロシジャ
NPAR1WAYプロシジャPOWERプロシジャHPSPLITプロシジャHPGENSELECTプロシジャ
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
Spring 20178
SAS 94 TS1M3ではSGPLOT及びSGPANELプロシジャにHEATMAPステートメントが追加されましたHEATMAPステートメントでは長方形のエリアを色分けしたプロットを出力します
ヒートマッププロット2
Luaコード内でSASプログラムを実行する場合sassubmit関数が利用できますまたLua変数の値を参照するには変数名をで囲みます上記は簡単な例ですがやampが必要なくなり可読性が向上する場面も多くありますすでにLuaに関する知識を持っているユーザーであればその知識を活用しより複雑な処理を実装できるかもしれません
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local loop=男子 女子 for i gender in ipairs(loop) do sassubmit([[ proc print data=sashelpclass where sex=gender run ]]) end ENDSUBMITRUN
LUAプロシジャの魅力は単にLuaコードを実行できることだけではありませんLuaコード内でSASプログラムが実行できるので今まではマクロプログラムを必要としていたような処理もLUAプロシジャで代替できる場合があります例えばプロシジャの反復処理を実装する場合従来はDOマクロステートメントを記述したマクロ定義を作成することがありましたこれがLUAプロシジャを用いると以下のように記述できます
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local str1 = Hello local str2 = world print(str1 str2) ENDSUBMITRUN
以下が簡単なサンプルとなりますLuaではlocalステートメントで変数を宣言できますprint関数によりログにHello worldが出力されます
INFILEオプションでは外部ファイルに保存したLuaプログラムを読み込むことができますLUAプロシジャはリエントラント(reentrant)であるという特徴がありますこれはLuaグローバル変数の割り当てや関数の定義は一度LUAプロシジャを終了してもSASセッション終了まで維持されることを意味しますRESTARTやTERMINATEオプションを指定することでプロシジャ実行前または実行後にこの状態はリセットできます
(SASプログラム)PROC LUA ltINFILE=rsquo filenamersquo gt ltRESTARTgt ltTERMINATEgt ltSUBMIT ltrdquo assignment(s)rdquo gtgt Lua statements ltENDSUBMITgtRUN
LUAプロシジャの基本的な構文は以下となります
SAS 94 TS1M3で追加されたLUAプロシジャではSASプログラムの中でLua言語を実行できますまたこのLUAプロシジャのLuaコードのブロック内でSAS関数を呼び出すことができます
LUAプロシジャ
LUAプロシジャヒートマッププロットLIBNAME JSONエンジンPSMATCHプロシジャ
本章では2章で紹介した新機能及び拡張点の中から以下に焦点を当て例を交えて少し詳しく紹介していきます
新機能拡張点の紹介
[Point]
ポルトガル語で月を意味するLuaは標準のCコンパイラを持つプラットフォームで実行する組み込み可能なスクリプト言語ですシンプルな構文高速な計算処理またメモリ割り当てが自動的に管理されることが特徴です
Lua言語とは
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Spring 2017 9[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
JSONエンジンではSASデータセットとJSONファイルを関連付けるMAPファイルを作成し読み込みますMAPファイルは手動で作成することもできますがAUTOMAPオプションを指定し自動で作成することもできます
SAS 94 TS1M4からJSON(JavaScript Object Notation)ドキュメントを読み込むエンジンがLIBNAMEステートメントに追加されました
LIBNAME JSONエンジン3
(HEATMAPとTEXTステートメントの結果)
(SASプログラム)PROC FREQ DATA=sashelpheart NOPRINTTABLES Smoking_StatusWeight_Status OUT=out(WHERE=(percent^=))RUN
PROC SGPLOT DATA=out GRADLEGEND color HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status FREQ=Count OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) NAME=color TEXT X=Weight_Status Y=Smoking_Status TEXT=Count BACKLIGHT=05 POSITION=bottom TEXTATTRS=(SIZE=12pt COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
他のステートメントと組み合わせることでより効果的なグラフを作成することもできます次はSAS 94 TS1M2で追加されたTEXTステートメントを使い度数をテキストとして重ね合わせます表示するテキストはあらかじめ変数に含まれている必要があるのでFREQプロシジャを利用し集計をすることにします
(HEATMAPステートメントの結果2)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
HEATMAPステートメントでは軸を離散にすることができますX及びYの変数に文字変数を指定した場合はデフォルトで離散となります数値変数を指定した場合はDISCRETEX及びDISCRETEYを指定することで離散に変更ができます
上記のようにCOLORRESPONSEやCOLORSTATオプションの指定がない場合度数により色が決められます色の赤い部分ほど度数が大きいことがわかります
以下に簡単な例を記載します
(HEATMAPステートメントの結果1)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=weight Y=cholesterolRUN
[Point]JSONとはテキストベースのオープンスタンダードデータ形式で受け渡しができる人間可読なデータとして設計されていますJSONはJavaScriptプログラミング言語のサブセットをベースとしてデータオブジェクトの記述にはJavaScript構文を使用します
Spring 201710
PSMATCHプロシジャではロジスティック回帰分析を用いた傾向スコアの推定及び傾向スコアを用いたIPTW(Inverse Probability of Treatment Weighting)法層別化マッチングの機能を提供していますまた調整後の各共変量のバランスを確認するためのグラフを出力できます
SAS 94 TS1M4でSASSTATに追加されたPSMATCHプロシジャでは傾向スコア(Propensity Score)を用いた分析のさまざまなツールを提供しています
PSMATCHプロシジャ4
(SASプログラム)FILENAME resp TEMPPROC HTTP URL=httpapiopen-notifyorgastrosjson METHOD= GET OUT=respRUN LIBNAME space JSON FILEREF=respPROC PRINT DATA=spacepeople(DROP=ordinal)RUN
最後にWeb上に公開されているJSONファイルを参照し表示するサンプルを実行します今回はOpen Notifyプロジェクトが公開している宇宙にいる人数(How Many People Are In Space Right Now)のAPIを利用することにします以下ではHTTPプロシジャを用いてJSONファイルを参照しJSONエンジンで読み込んでいます
同じ形式のJSONファイルを多く使う場合はこのようにMAPファイルを作りこむことでSASに読み込んだ後データハンドリングを行う手間が省けます
(usermap)[略] NAME a TYPE NUMERIC PATH rootdataa LABEL Dollar FORMAT [dollar 3][略]
次はMAPファイルを編集し変数の属性を指定してみますMAPファイルをテキストエディタで開いて変数aに対して出力形式とラベルを指定します編集したら再び上記のプログラムを実行します
LIBNAMEステートメントを実行することでMAPファイルが自動作成されますAUTOMAP=REUSEを指定するとMAPファイルが存在しない場合は新規作成し存在する場合はそれを利用します
(examplejson) data [ a 1 b 2 c taxes a 2 b 4 c sport a 3 b 6 c vacation ]
(SASプログラム)LIBNAME in JSON Ctempexamplejson MAP=Ctempusermap AUTOMAP=REUSE
PROC PRINT DATA=indata (DROP=ordinal) LABELRUN
まずは簡単なJSONファイルを読み込んでみます
[Point]
喫煙者と非喫煙者で肺がんのリスクが異なるかどうかを示すようなとき無作為な割付を行っていない場合喫煙者と非喫煙者では背景が異なることが考えられますこのような一般的に観察研究と呼ばれる研究では異なる背景を調整するためにさまざまな手法が用いられていますその中の1つのアプローチとして傾向スコアと呼ばれる確率を推定し利用する手法が考案されています
傾向スコアとは
(MAPファイルを編集して得られたデータセット)
(AUTOMAPで得られたデータセット)
(JSONエンジンで得られたデータセット)
Spring 2017 11[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
今回は以下のリンクのプログラムで作成可能なデータセットSchoolを用いて音楽の講義が学生のGPA(Grade Point Average)を改善するかどうかの解析を想定しますこの例ではPSMATCHプロシジャの一つの機能である層別化を用いて学生の背景を示す共変量を調整します
図2の棒グラフでは各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Genderの度数と割合を示しています
図1図2で紹介したグラフやそのほかの出力された結果をもとに共変量のバランスを評価しますもし共変量のバランスに満足がいかないようであれば傾向スコアを推定するモデルに含める変数の変更や層の数や傾向スコアによる調整方法を変更するなどの検討が必要になります
図1では各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Absenceの分布を示しています
図 2 (PSMATCH変数Genderの棒グラフ)
図 1(PSMATCH変数Absenceの箱ひげ図)
上記の表は各層の傾向スコアの範囲と各グループの度数を示していますOUTPUTステートメントにより出力されたデータセットOUTには上記に基づいた層を示す変数が追加されていますTreatedとControlは今回の例では各層における音楽の講義を受けた人数と受けなかった人数となります
次に層別後に各共変量のバランスがどのように調整されたかをグラフで確認します
(PSMATCH層の情報)
PSMODELステートメントにて傾向スコアの推定に用いるロジスティック回帰分析のモデルを指定します層別化をするにはSTRATAステートメントを記述します今回はNSTRATAオプションに5を指定し5つの層を用いることにしています結果の中から一部を抜粋します
(SASプログラム)PROC PSMATCH DATA=school REGION=allobs CLASS Music Gender PSMODEL Music(TREATED=Yes)= Gender Absence STRATA NSTRATA=5 ASSESS VAR=(Gender Absence) VARINFO PLOTS=(boxplot barchart) OUTPUT OUT(OBS=all)=strataRUN
PSMATCHプロシジャによる層別化は以下のようになります
(PSMATCHIデータセットの例)
(SASプログラム)PROC REPORT DATA=school(OBS=5)COLUMN (応答変数 GPA) (共変量 Music Gender Absence)RUN
今回の解析対象となるデータでは3つの共変量を使いますこれらは音楽の講義を受けたかどうかを表すカテゴリカル変数のMusic性別を表すカテゴリカル変数のGender欠席率を表す連続変数のAbsence(表示)です変数Musicにおける背景を調整することになりますまた全体の学生数は200人です
httpgodocumentationsascomapidocsetsstatug142contentstatug_code_psmchex4htm
Spring 201712
配置タスクの選択画面では[SAS ソフトウェアのインストール] を選択し[次へ]をクリックします
言語の選択画面では[日本語] を選択し[OK]をクリックします
SAS Deployment Wizard 94のスプラッシュスクリーンが表示され内部的に必要となるファイルが構築されます
WindowsエクスプローラでSASソフトウェアデポまたはDVDドライブに移動しsetupexeを右クリックし[管理者として実行]をクリックします
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本章ではWindows版のSAS 94 TS1M0からSAS 94 TS1M3のどれかの SAS Foundation がインストールされている環境においてSAS 94 TS1M4にメンテナンスアップデートする場合の手順を紹介します
メンテナンス版のアップデート手順
[Point]
管理者権限を持ったユーザーアカウントでWindowsにログインしていることサービスを含むSASプロセスが停止していることsetupexe ファイルのフルパスが英数字のみで構成されていることセキュリティソフトウェアを停止していること
アップデート前の注意点
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Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
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次の手順にてオプションの設定を変更します
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A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
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SAS Viya 31
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SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
SAS 94 TS1M4で拡張された機能
SAS 94 TS1M4で追加された新機能
Spring 2017 7[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
Base SASSASSTAT
LIBNAME JSONエンジンCAUSALTRTプロシジャPSMATCHプロシジャ
JSONドキュメントに対しライブラリを定義します連続または離散結果上の二値処置変数Tの平均因果効果が推定されます傾向スコア分析のためにさまざまなツールが提供されます
Base SAS
SASSTAT
DS2 FEDSQLプロシジャFILENAME EMAILアクセス方式FILENAME Hadoopアクセス方式
ODS LAYOUTステートメント一部のODSステートメント
ODS GRAPHICSステートメント
FREQプロシジャUNIVARIATEプロシジャSGPANELプロシジャSGPLOTSGPANELプロシジャNLINプロシジャNLMIXEDプロシジャ
PHREGプロシジャPOWERプロシジャSURVEYIMPUTEプロシジャ
SURVEYSELECTプロシジャ
SPDサーバーのサポートが開始されましたメールにSensitivityのフラグを設定できるようになりましたCFG オプションを指定しない場合SAS_HADOOP_CONFIG_PATH と SAS_HADOOP_JAR_PATH環境変数のパスが確認されるようになりました代替テキストを記述するDESCRIPTIONオプションが追加されました一部のODS出力先にセルの幅を測る方法を指定するBOX_SIZINGオプションが追加されましたヒストグラムのビンの最大数を指定するNBINSMAXオプションが追加されましたヒートマップのビンの最大数を指定するNXYBINSMAXオプションが追加されましたTABLESステートメントのAGREEオプションが拡張されました尺度のロバスト推定値の算出を強制するFORCEQNとFORCESNオプションが追加されました信頼予測楕円を描画するELLIPSEステートメントが追加されました指定した値に基づいて信頼予測楕円を描画するELLIPSEPARMステートメントが追加されましたESTIMATEおよびCONTRASTステートメントがサポートされるようになりました複数のRANDOMステートメントがあるモデルでマルチスレッドがサポートされるようになりました時間依存ROC分析が提供されるようになりましたさまざまな一般化線形モデルに適用可能な既存の検出力分析の拡張が提供されるようになりました2段階のfully efficient fractional補完とfractional hot-deck補完が提供されるようになりました
METHODオプションにBalanced bootstrap selectionとsequential Poisson samplingを指定するBALBOOTSTRAPとSEQ_POISSONが追加されました
Basic プロットタイプと互換性のある VBARBASIC と HVARBASIC ステートメントが追加されましたスプライン補間に対応したSPLINEステートメントが追加されましたヒートマップを描画するHEATMAPHEATMAPPARMステートメントが追加されましたPLOTステートメントのCTEXTオプションがPOINTLABEL記号の色に影響するようになりましたロジットモデルにおいて選択肢の数が同じである必要がなくなりましたマルチレベルモデルにマルチレベル適合ガウス求積アルゴリズムを提供しますSELECTIONオプションにGROUPLASSOが追加されましたGPC(generalized partial credit)モデルが利用可能になりました競合リスクデータのノンパラメトリックな分析が可能になりましたadjacent-categoryロジットモデルが適用可能になりました常微分方程式ソルバと一般積分関数を追加し微分方程式を含むモデルまたは積分が必要なモデルの当てはめが可能になりました2標本データの層別ランクベース分析が可能になりましたCoxの比例ハザード回帰モデルをサポートするようになりましたMODELステートメントとCLASSステートメントをサポートするようになりましたモデル選択のLASSO法をサポートするようになりました
Bace SAS
SASGRAPHSASSATA
SGPLOTSGPANELプロシジャ
GPLOTプロシジャBCHOICEプロシジャGLIMMIXプロシジャGLMSELECTプロシジャIRTプロシジャLIFETESTプロシジャLOGISTICプロシジャMCMCプロシジャ
NPAR1WAYプロシジャPOWERプロシジャHPSPLITプロシジャHPGENSELECTプロシジャ
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
機能プロダクト 概要
Spring 20178
SAS 94 TS1M3ではSGPLOT及びSGPANELプロシジャにHEATMAPステートメントが追加されましたHEATMAPステートメントでは長方形のエリアを色分けしたプロットを出力します
ヒートマッププロット2
Luaコード内でSASプログラムを実行する場合sassubmit関数が利用できますまたLua変数の値を参照するには変数名をで囲みます上記は簡単な例ですがやampが必要なくなり可読性が向上する場面も多くありますすでにLuaに関する知識を持っているユーザーであればその知識を活用しより複雑な処理を実装できるかもしれません
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local loop=男子 女子 for i gender in ipairs(loop) do sassubmit([[ proc print data=sashelpclass where sex=gender run ]]) end ENDSUBMITRUN
LUAプロシジャの魅力は単にLuaコードを実行できることだけではありませんLuaコード内でSASプログラムが実行できるので今まではマクロプログラムを必要としていたような処理もLUAプロシジャで代替できる場合があります例えばプロシジャの反復処理を実装する場合従来はDOマクロステートメントを記述したマクロ定義を作成することがありましたこれがLUAプロシジャを用いると以下のように記述できます
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local str1 = Hello local str2 = world print(str1 str2) ENDSUBMITRUN
以下が簡単なサンプルとなりますLuaではlocalステートメントで変数を宣言できますprint関数によりログにHello worldが出力されます
INFILEオプションでは外部ファイルに保存したLuaプログラムを読み込むことができますLUAプロシジャはリエントラント(reentrant)であるという特徴がありますこれはLuaグローバル変数の割り当てや関数の定義は一度LUAプロシジャを終了してもSASセッション終了まで維持されることを意味しますRESTARTやTERMINATEオプションを指定することでプロシジャ実行前または実行後にこの状態はリセットできます
(SASプログラム)PROC LUA ltINFILE=rsquo filenamersquo gt ltRESTARTgt ltTERMINATEgt ltSUBMIT ltrdquo assignment(s)rdquo gtgt Lua statements ltENDSUBMITgtRUN
LUAプロシジャの基本的な構文は以下となります
SAS 94 TS1M3で追加されたLUAプロシジャではSASプログラムの中でLua言語を実行できますまたこのLUAプロシジャのLuaコードのブロック内でSAS関数を呼び出すことができます
LUAプロシジャ
LUAプロシジャヒートマッププロットLIBNAME JSONエンジンPSMATCHプロシジャ
本章では2章で紹介した新機能及び拡張点の中から以下に焦点を当て例を交えて少し詳しく紹介していきます
新機能拡張点の紹介
[Point]
ポルトガル語で月を意味するLuaは標準のCコンパイラを持つプラットフォームで実行する組み込み可能なスクリプト言語ですシンプルな構文高速な計算処理またメモリ割り当てが自動的に管理されることが特徴です
Lua言語とは
1
1234
Spring 2017 9[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
JSONエンジンではSASデータセットとJSONファイルを関連付けるMAPファイルを作成し読み込みますMAPファイルは手動で作成することもできますがAUTOMAPオプションを指定し自動で作成することもできます
SAS 94 TS1M4からJSON(JavaScript Object Notation)ドキュメントを読み込むエンジンがLIBNAMEステートメントに追加されました
LIBNAME JSONエンジン3
(HEATMAPとTEXTステートメントの結果)
(SASプログラム)PROC FREQ DATA=sashelpheart NOPRINTTABLES Smoking_StatusWeight_Status OUT=out(WHERE=(percent^=))RUN
PROC SGPLOT DATA=out GRADLEGEND color HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status FREQ=Count OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) NAME=color TEXT X=Weight_Status Y=Smoking_Status TEXT=Count BACKLIGHT=05 POSITION=bottom TEXTATTRS=(SIZE=12pt COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
他のステートメントと組み合わせることでより効果的なグラフを作成することもできます次はSAS 94 TS1M2で追加されたTEXTステートメントを使い度数をテキストとして重ね合わせます表示するテキストはあらかじめ変数に含まれている必要があるのでFREQプロシジャを利用し集計をすることにします
(HEATMAPステートメントの結果2)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
HEATMAPステートメントでは軸を離散にすることができますX及びYの変数に文字変数を指定した場合はデフォルトで離散となります数値変数を指定した場合はDISCRETEX及びDISCRETEYを指定することで離散に変更ができます
上記のようにCOLORRESPONSEやCOLORSTATオプションの指定がない場合度数により色が決められます色の赤い部分ほど度数が大きいことがわかります
以下に簡単な例を記載します
(HEATMAPステートメントの結果1)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=weight Y=cholesterolRUN
[Point]JSONとはテキストベースのオープンスタンダードデータ形式で受け渡しができる人間可読なデータとして設計されていますJSONはJavaScriptプログラミング言語のサブセットをベースとしてデータオブジェクトの記述にはJavaScript構文を使用します
Spring 201710
PSMATCHプロシジャではロジスティック回帰分析を用いた傾向スコアの推定及び傾向スコアを用いたIPTW(Inverse Probability of Treatment Weighting)法層別化マッチングの機能を提供していますまた調整後の各共変量のバランスを確認するためのグラフを出力できます
SAS 94 TS1M4でSASSTATに追加されたPSMATCHプロシジャでは傾向スコア(Propensity Score)を用いた分析のさまざまなツールを提供しています
PSMATCHプロシジャ4
(SASプログラム)FILENAME resp TEMPPROC HTTP URL=httpapiopen-notifyorgastrosjson METHOD= GET OUT=respRUN LIBNAME space JSON FILEREF=respPROC PRINT DATA=spacepeople(DROP=ordinal)RUN
最後にWeb上に公開されているJSONファイルを参照し表示するサンプルを実行します今回はOpen Notifyプロジェクトが公開している宇宙にいる人数(How Many People Are In Space Right Now)のAPIを利用することにします以下ではHTTPプロシジャを用いてJSONファイルを参照しJSONエンジンで読み込んでいます
同じ形式のJSONファイルを多く使う場合はこのようにMAPファイルを作りこむことでSASに読み込んだ後データハンドリングを行う手間が省けます
(usermap)[略] NAME a TYPE NUMERIC PATH rootdataa LABEL Dollar FORMAT [dollar 3][略]
次はMAPファイルを編集し変数の属性を指定してみますMAPファイルをテキストエディタで開いて変数aに対して出力形式とラベルを指定します編集したら再び上記のプログラムを実行します
LIBNAMEステートメントを実行することでMAPファイルが自動作成されますAUTOMAP=REUSEを指定するとMAPファイルが存在しない場合は新規作成し存在する場合はそれを利用します
(examplejson) data [ a 1 b 2 c taxes a 2 b 4 c sport a 3 b 6 c vacation ]
(SASプログラム)LIBNAME in JSON Ctempexamplejson MAP=Ctempusermap AUTOMAP=REUSE
PROC PRINT DATA=indata (DROP=ordinal) LABELRUN
まずは簡単なJSONファイルを読み込んでみます
[Point]
喫煙者と非喫煙者で肺がんのリスクが異なるかどうかを示すようなとき無作為な割付を行っていない場合喫煙者と非喫煙者では背景が異なることが考えられますこのような一般的に観察研究と呼ばれる研究では異なる背景を調整するためにさまざまな手法が用いられていますその中の1つのアプローチとして傾向スコアと呼ばれる確率を推定し利用する手法が考案されています
傾向スコアとは
(MAPファイルを編集して得られたデータセット)
(AUTOMAPで得られたデータセット)
(JSONエンジンで得られたデータセット)
Spring 2017 11[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
今回は以下のリンクのプログラムで作成可能なデータセットSchoolを用いて音楽の講義が学生のGPA(Grade Point Average)を改善するかどうかの解析を想定しますこの例ではPSMATCHプロシジャの一つの機能である層別化を用いて学生の背景を示す共変量を調整します
図2の棒グラフでは各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Genderの度数と割合を示しています
図1図2で紹介したグラフやそのほかの出力された結果をもとに共変量のバランスを評価しますもし共変量のバランスに満足がいかないようであれば傾向スコアを推定するモデルに含める変数の変更や層の数や傾向スコアによる調整方法を変更するなどの検討が必要になります
図1では各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Absenceの分布を示しています
図 2 (PSMATCH変数Genderの棒グラフ)
図 1(PSMATCH変数Absenceの箱ひげ図)
上記の表は各層の傾向スコアの範囲と各グループの度数を示していますOUTPUTステートメントにより出力されたデータセットOUTには上記に基づいた層を示す変数が追加されていますTreatedとControlは今回の例では各層における音楽の講義を受けた人数と受けなかった人数となります
次に層別後に各共変量のバランスがどのように調整されたかをグラフで確認します
(PSMATCH層の情報)
PSMODELステートメントにて傾向スコアの推定に用いるロジスティック回帰分析のモデルを指定します層別化をするにはSTRATAステートメントを記述します今回はNSTRATAオプションに5を指定し5つの層を用いることにしています結果の中から一部を抜粋します
(SASプログラム)PROC PSMATCH DATA=school REGION=allobs CLASS Music Gender PSMODEL Music(TREATED=Yes)= Gender Absence STRATA NSTRATA=5 ASSESS VAR=(Gender Absence) VARINFO PLOTS=(boxplot barchart) OUTPUT OUT(OBS=all)=strataRUN
PSMATCHプロシジャによる層別化は以下のようになります
(PSMATCHIデータセットの例)
(SASプログラム)PROC REPORT DATA=school(OBS=5)COLUMN (応答変数 GPA) (共変量 Music Gender Absence)RUN
今回の解析対象となるデータでは3つの共変量を使いますこれらは音楽の講義を受けたかどうかを表すカテゴリカル変数のMusic性別を表すカテゴリカル変数のGender欠席率を表す連続変数のAbsence(表示)です変数Musicにおける背景を調整することになりますまた全体の学生数は200人です
httpgodocumentationsascomapidocsetsstatug142contentstatug_code_psmchex4htm
Spring 201712
配置タスクの選択画面では[SAS ソフトウェアのインストール] を選択し[次へ]をクリックします
言語の選択画面では[日本語] を選択し[OK]をクリックします
SAS Deployment Wizard 94のスプラッシュスクリーンが表示され内部的に必要となるファイルが構築されます
WindowsエクスプローラでSASソフトウェアデポまたはDVDドライブに移動しsetupexeを右クリックし[管理者として実行]をクリックします
1
本章ではWindows版のSAS 94 TS1M0からSAS 94 TS1M3のどれかの SAS Foundation がインストールされている環境においてSAS 94 TS1M4にメンテナンスアップデートする場合の手順を紹介します
メンテナンス版のアップデート手順
[Point]
管理者権限を持ったユーザーアカウントでWindowsにログインしていることサービスを含むSASプロセスが停止していることsetupexe ファイルのフルパスが英数字のみで構成されていることセキュリティソフトウェアを停止していること
アップデート前の注意点
3
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Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
12
次の手順にてオプションの設定を変更します
17
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
SAS Institute Japan株式会社
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SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
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リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
Spring 20178
SAS 94 TS1M3ではSGPLOT及びSGPANELプロシジャにHEATMAPステートメントが追加されましたHEATMAPステートメントでは長方形のエリアを色分けしたプロットを出力します
ヒートマッププロット2
Luaコード内でSASプログラムを実行する場合sassubmit関数が利用できますまたLua変数の値を参照するには変数名をで囲みます上記は簡単な例ですがやampが必要なくなり可読性が向上する場面も多くありますすでにLuaに関する知識を持っているユーザーであればその知識を活用しより複雑な処理を実装できるかもしれません
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local loop=男子 女子 for i gender in ipairs(loop) do sassubmit([[ proc print data=sashelpclass where sex=gender run ]]) end ENDSUBMITRUN
LUAプロシジャの魅力は単にLuaコードを実行できることだけではありませんLuaコード内でSASプログラムが実行できるので今まではマクロプログラムを必要としていたような処理もLUAプロシジャで代替できる場合があります例えばプロシジャの反復処理を実装する場合従来はDOマクロステートメントを記述したマクロ定義を作成することがありましたこれがLUAプロシジャを用いると以下のように記述できます
(SASプログラム)PROC LUA SUBMIT local str1 = Hello local str2 = world print(str1 str2) ENDSUBMITRUN
以下が簡単なサンプルとなりますLuaではlocalステートメントで変数を宣言できますprint関数によりログにHello worldが出力されます
INFILEオプションでは外部ファイルに保存したLuaプログラムを読み込むことができますLUAプロシジャはリエントラント(reentrant)であるという特徴がありますこれはLuaグローバル変数の割り当てや関数の定義は一度LUAプロシジャを終了してもSASセッション終了まで維持されることを意味しますRESTARTやTERMINATEオプションを指定することでプロシジャ実行前または実行後にこの状態はリセットできます
(SASプログラム)PROC LUA ltINFILE=rsquo filenamersquo gt ltRESTARTgt ltTERMINATEgt ltSUBMIT ltrdquo assignment(s)rdquo gtgt Lua statements ltENDSUBMITgtRUN
LUAプロシジャの基本的な構文は以下となります
SAS 94 TS1M3で追加されたLUAプロシジャではSASプログラムの中でLua言語を実行できますまたこのLUAプロシジャのLuaコードのブロック内でSAS関数を呼び出すことができます
LUAプロシジャ
LUAプロシジャヒートマッププロットLIBNAME JSONエンジンPSMATCHプロシジャ
本章では2章で紹介した新機能及び拡張点の中から以下に焦点を当て例を交えて少し詳しく紹介していきます
新機能拡張点の紹介
[Point]
ポルトガル語で月を意味するLuaは標準のCコンパイラを持つプラットフォームで実行する組み込み可能なスクリプト言語ですシンプルな構文高速な計算処理またメモリ割り当てが自動的に管理されることが特徴です
Lua言語とは
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Spring 2017 9[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
JSONエンジンではSASデータセットとJSONファイルを関連付けるMAPファイルを作成し読み込みますMAPファイルは手動で作成することもできますがAUTOMAPオプションを指定し自動で作成することもできます
SAS 94 TS1M4からJSON(JavaScript Object Notation)ドキュメントを読み込むエンジンがLIBNAMEステートメントに追加されました
LIBNAME JSONエンジン3
(HEATMAPとTEXTステートメントの結果)
(SASプログラム)PROC FREQ DATA=sashelpheart NOPRINTTABLES Smoking_StatusWeight_Status OUT=out(WHERE=(percent^=))RUN
PROC SGPLOT DATA=out GRADLEGEND color HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status FREQ=Count OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) NAME=color TEXT X=Weight_Status Y=Smoking_Status TEXT=Count BACKLIGHT=05 POSITION=bottom TEXTATTRS=(SIZE=12pt COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
他のステートメントと組み合わせることでより効果的なグラフを作成することもできます次はSAS 94 TS1M2で追加されたTEXTステートメントを使い度数をテキストとして重ね合わせます表示するテキストはあらかじめ変数に含まれている必要があるのでFREQプロシジャを利用し集計をすることにします
(HEATMAPステートメントの結果2)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
HEATMAPステートメントでは軸を離散にすることができますX及びYの変数に文字変数を指定した場合はデフォルトで離散となります数値変数を指定した場合はDISCRETEX及びDISCRETEYを指定することで離散に変更ができます
上記のようにCOLORRESPONSEやCOLORSTATオプションの指定がない場合度数により色が決められます色の赤い部分ほど度数が大きいことがわかります
以下に簡単な例を記載します
(HEATMAPステートメントの結果1)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=weight Y=cholesterolRUN
[Point]JSONとはテキストベースのオープンスタンダードデータ形式で受け渡しができる人間可読なデータとして設計されていますJSONはJavaScriptプログラミング言語のサブセットをベースとしてデータオブジェクトの記述にはJavaScript構文を使用します
Spring 201710
PSMATCHプロシジャではロジスティック回帰分析を用いた傾向スコアの推定及び傾向スコアを用いたIPTW(Inverse Probability of Treatment Weighting)法層別化マッチングの機能を提供していますまた調整後の各共変量のバランスを確認するためのグラフを出力できます
SAS 94 TS1M4でSASSTATに追加されたPSMATCHプロシジャでは傾向スコア(Propensity Score)を用いた分析のさまざまなツールを提供しています
PSMATCHプロシジャ4
(SASプログラム)FILENAME resp TEMPPROC HTTP URL=httpapiopen-notifyorgastrosjson METHOD= GET OUT=respRUN LIBNAME space JSON FILEREF=respPROC PRINT DATA=spacepeople(DROP=ordinal)RUN
最後にWeb上に公開されているJSONファイルを参照し表示するサンプルを実行します今回はOpen Notifyプロジェクトが公開している宇宙にいる人数(How Many People Are In Space Right Now)のAPIを利用することにします以下ではHTTPプロシジャを用いてJSONファイルを参照しJSONエンジンで読み込んでいます
同じ形式のJSONファイルを多く使う場合はこのようにMAPファイルを作りこむことでSASに読み込んだ後データハンドリングを行う手間が省けます
(usermap)[略] NAME a TYPE NUMERIC PATH rootdataa LABEL Dollar FORMAT [dollar 3][略]
次はMAPファイルを編集し変数の属性を指定してみますMAPファイルをテキストエディタで開いて変数aに対して出力形式とラベルを指定します編集したら再び上記のプログラムを実行します
LIBNAMEステートメントを実行することでMAPファイルが自動作成されますAUTOMAP=REUSEを指定するとMAPファイルが存在しない場合は新規作成し存在する場合はそれを利用します
(examplejson) data [ a 1 b 2 c taxes a 2 b 4 c sport a 3 b 6 c vacation ]
(SASプログラム)LIBNAME in JSON Ctempexamplejson MAP=Ctempusermap AUTOMAP=REUSE
PROC PRINT DATA=indata (DROP=ordinal) LABELRUN
まずは簡単なJSONファイルを読み込んでみます
[Point]
喫煙者と非喫煙者で肺がんのリスクが異なるかどうかを示すようなとき無作為な割付を行っていない場合喫煙者と非喫煙者では背景が異なることが考えられますこのような一般的に観察研究と呼ばれる研究では異なる背景を調整するためにさまざまな手法が用いられていますその中の1つのアプローチとして傾向スコアと呼ばれる確率を推定し利用する手法が考案されています
傾向スコアとは
(MAPファイルを編集して得られたデータセット)
(AUTOMAPで得られたデータセット)
(JSONエンジンで得られたデータセット)
Spring 2017 11[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
今回は以下のリンクのプログラムで作成可能なデータセットSchoolを用いて音楽の講義が学生のGPA(Grade Point Average)を改善するかどうかの解析を想定しますこの例ではPSMATCHプロシジャの一つの機能である層別化を用いて学生の背景を示す共変量を調整します
図2の棒グラフでは各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Genderの度数と割合を示しています
図1図2で紹介したグラフやそのほかの出力された結果をもとに共変量のバランスを評価しますもし共変量のバランスに満足がいかないようであれば傾向スコアを推定するモデルに含める変数の変更や層の数や傾向スコアによる調整方法を変更するなどの検討が必要になります
図1では各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Absenceの分布を示しています
図 2 (PSMATCH変数Genderの棒グラフ)
図 1(PSMATCH変数Absenceの箱ひげ図)
上記の表は各層の傾向スコアの範囲と各グループの度数を示していますOUTPUTステートメントにより出力されたデータセットOUTには上記に基づいた層を示す変数が追加されていますTreatedとControlは今回の例では各層における音楽の講義を受けた人数と受けなかった人数となります
次に層別後に各共変量のバランスがどのように調整されたかをグラフで確認します
(PSMATCH層の情報)
PSMODELステートメントにて傾向スコアの推定に用いるロジスティック回帰分析のモデルを指定します層別化をするにはSTRATAステートメントを記述します今回はNSTRATAオプションに5を指定し5つの層を用いることにしています結果の中から一部を抜粋します
(SASプログラム)PROC PSMATCH DATA=school REGION=allobs CLASS Music Gender PSMODEL Music(TREATED=Yes)= Gender Absence STRATA NSTRATA=5 ASSESS VAR=(Gender Absence) VARINFO PLOTS=(boxplot barchart) OUTPUT OUT(OBS=all)=strataRUN
PSMATCHプロシジャによる層別化は以下のようになります
(PSMATCHIデータセットの例)
(SASプログラム)PROC REPORT DATA=school(OBS=5)COLUMN (応答変数 GPA) (共変量 Music Gender Absence)RUN
今回の解析対象となるデータでは3つの共変量を使いますこれらは音楽の講義を受けたかどうかを表すカテゴリカル変数のMusic性別を表すカテゴリカル変数のGender欠席率を表す連続変数のAbsence(表示)です変数Musicにおける背景を調整することになりますまた全体の学生数は200人です
httpgodocumentationsascomapidocsetsstatug142contentstatug_code_psmchex4htm
Spring 201712
配置タスクの選択画面では[SAS ソフトウェアのインストール] を選択し[次へ]をクリックします
言語の選択画面では[日本語] を選択し[OK]をクリックします
SAS Deployment Wizard 94のスプラッシュスクリーンが表示され内部的に必要となるファイルが構築されます
WindowsエクスプローラでSASソフトウェアデポまたはDVDドライブに移動しsetupexeを右クリックし[管理者として実行]をクリックします
1
本章ではWindows版のSAS 94 TS1M0からSAS 94 TS1M3のどれかの SAS Foundation がインストールされている環境においてSAS 94 TS1M4にメンテナンスアップデートする場合の手順を紹介します
メンテナンス版のアップデート手順
[Point]
管理者権限を持ったユーザーアカウントでWindowsにログインしていることサービスを含むSASプロセスが停止していることsetupexe ファイルのフルパスが英数字のみで構成されていることセキュリティソフトウェアを停止していること
アップデート前の注意点
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Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
12
次の手順にてオプションの設定を変更します
17
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
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SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
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大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
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発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
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SAS 93
SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
Spring 2017 9[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
JSONエンジンではSASデータセットとJSONファイルを関連付けるMAPファイルを作成し読み込みますMAPファイルは手動で作成することもできますがAUTOMAPオプションを指定し自動で作成することもできます
SAS 94 TS1M4からJSON(JavaScript Object Notation)ドキュメントを読み込むエンジンがLIBNAMEステートメントに追加されました
LIBNAME JSONエンジン3
(HEATMAPとTEXTステートメントの結果)
(SASプログラム)PROC FREQ DATA=sashelpheart NOPRINTTABLES Smoking_StatusWeight_Status OUT=out(WHERE=(percent^=))RUN
PROC SGPLOT DATA=out GRADLEGEND color HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status FREQ=Count OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) NAME=color TEXT X=Weight_Status Y=Smoking_Status TEXT=Count BACKLIGHT=05 POSITION=bottom TEXTATTRS=(SIZE=12pt COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
他のステートメントと組み合わせることでより効果的なグラフを作成することもできます次はSAS 94 TS1M2で追加されたTEXTステートメントを使い度数をテキストとして重ね合わせます表示するテキストはあらかじめ変数に含まれている必要があるのでFREQプロシジャを利用し集計をすることにします
(HEATMAPステートメントの結果2)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=Weight_Status Y=Smoking_Status OUTLINE OUTLINEATTRS=(COLOR=white) XAXIS VALUES=(Underweight Normal Overweight) YAXIS VALUES=(Non-smoker Light (1-5) Moderate (6-15) Heavy (16-25) Very Heavy (gt 25))RUN
HEATMAPステートメントでは軸を離散にすることができますX及びYの変数に文字変数を指定した場合はデフォルトで離散となります数値変数を指定した場合はDISCRETEX及びDISCRETEYを指定することで離散に変更ができます
上記のようにCOLORRESPONSEやCOLORSTATオプションの指定がない場合度数により色が決められます色の赤い部分ほど度数が大きいことがわかります
以下に簡単な例を記載します
(HEATMAPステートメントの結果1)
(SASプログラム)PROC SGPLOT DATA=sashelpheart HEATMAP X=weight Y=cholesterolRUN
[Point]JSONとはテキストベースのオープンスタンダードデータ形式で受け渡しができる人間可読なデータとして設計されていますJSONはJavaScriptプログラミング言語のサブセットをベースとしてデータオブジェクトの記述にはJavaScript構文を使用します
Spring 201710
PSMATCHプロシジャではロジスティック回帰分析を用いた傾向スコアの推定及び傾向スコアを用いたIPTW(Inverse Probability of Treatment Weighting)法層別化マッチングの機能を提供していますまた調整後の各共変量のバランスを確認するためのグラフを出力できます
SAS 94 TS1M4でSASSTATに追加されたPSMATCHプロシジャでは傾向スコア(Propensity Score)を用いた分析のさまざまなツールを提供しています
PSMATCHプロシジャ4
(SASプログラム)FILENAME resp TEMPPROC HTTP URL=httpapiopen-notifyorgastrosjson METHOD= GET OUT=respRUN LIBNAME space JSON FILEREF=respPROC PRINT DATA=spacepeople(DROP=ordinal)RUN
最後にWeb上に公開されているJSONファイルを参照し表示するサンプルを実行します今回はOpen Notifyプロジェクトが公開している宇宙にいる人数(How Many People Are In Space Right Now)のAPIを利用することにします以下ではHTTPプロシジャを用いてJSONファイルを参照しJSONエンジンで読み込んでいます
同じ形式のJSONファイルを多く使う場合はこのようにMAPファイルを作りこむことでSASに読み込んだ後データハンドリングを行う手間が省けます
(usermap)[略] NAME a TYPE NUMERIC PATH rootdataa LABEL Dollar FORMAT [dollar 3][略]
次はMAPファイルを編集し変数の属性を指定してみますMAPファイルをテキストエディタで開いて変数aに対して出力形式とラベルを指定します編集したら再び上記のプログラムを実行します
LIBNAMEステートメントを実行することでMAPファイルが自動作成されますAUTOMAP=REUSEを指定するとMAPファイルが存在しない場合は新規作成し存在する場合はそれを利用します
(examplejson) data [ a 1 b 2 c taxes a 2 b 4 c sport a 3 b 6 c vacation ]
(SASプログラム)LIBNAME in JSON Ctempexamplejson MAP=Ctempusermap AUTOMAP=REUSE
PROC PRINT DATA=indata (DROP=ordinal) LABELRUN
まずは簡単なJSONファイルを読み込んでみます
[Point]
喫煙者と非喫煙者で肺がんのリスクが異なるかどうかを示すようなとき無作為な割付を行っていない場合喫煙者と非喫煙者では背景が異なることが考えられますこのような一般的に観察研究と呼ばれる研究では異なる背景を調整するためにさまざまな手法が用いられていますその中の1つのアプローチとして傾向スコアと呼ばれる確率を推定し利用する手法が考案されています
傾向スコアとは
(MAPファイルを編集して得られたデータセット)
(AUTOMAPで得られたデータセット)
(JSONエンジンで得られたデータセット)
Spring 2017 11[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
今回は以下のリンクのプログラムで作成可能なデータセットSchoolを用いて音楽の講義が学生のGPA(Grade Point Average)を改善するかどうかの解析を想定しますこの例ではPSMATCHプロシジャの一つの機能である層別化を用いて学生の背景を示す共変量を調整します
図2の棒グラフでは各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Genderの度数と割合を示しています
図1図2で紹介したグラフやそのほかの出力された結果をもとに共変量のバランスを評価しますもし共変量のバランスに満足がいかないようであれば傾向スコアを推定するモデルに含める変数の変更や層の数や傾向スコアによる調整方法を変更するなどの検討が必要になります
図1では各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Absenceの分布を示しています
図 2 (PSMATCH変数Genderの棒グラフ)
図 1(PSMATCH変数Absenceの箱ひげ図)
上記の表は各層の傾向スコアの範囲と各グループの度数を示していますOUTPUTステートメントにより出力されたデータセットOUTには上記に基づいた層を示す変数が追加されていますTreatedとControlは今回の例では各層における音楽の講義を受けた人数と受けなかった人数となります
次に層別後に各共変量のバランスがどのように調整されたかをグラフで確認します
(PSMATCH層の情報)
PSMODELステートメントにて傾向スコアの推定に用いるロジスティック回帰分析のモデルを指定します層別化をするにはSTRATAステートメントを記述します今回はNSTRATAオプションに5を指定し5つの層を用いることにしています結果の中から一部を抜粋します
(SASプログラム)PROC PSMATCH DATA=school REGION=allobs CLASS Music Gender PSMODEL Music(TREATED=Yes)= Gender Absence STRATA NSTRATA=5 ASSESS VAR=(Gender Absence) VARINFO PLOTS=(boxplot barchart) OUTPUT OUT(OBS=all)=strataRUN
PSMATCHプロシジャによる層別化は以下のようになります
(PSMATCHIデータセットの例)
(SASプログラム)PROC REPORT DATA=school(OBS=5)COLUMN (応答変数 GPA) (共変量 Music Gender Absence)RUN
今回の解析対象となるデータでは3つの共変量を使いますこれらは音楽の講義を受けたかどうかを表すカテゴリカル変数のMusic性別を表すカテゴリカル変数のGender欠席率を表す連続変数のAbsence(表示)です変数Musicにおける背景を調整することになりますまた全体の学生数は200人です
httpgodocumentationsascomapidocsetsstatug142contentstatug_code_psmchex4htm
Spring 201712
配置タスクの選択画面では[SAS ソフトウェアのインストール] を選択し[次へ]をクリックします
言語の選択画面では[日本語] を選択し[OK]をクリックします
SAS Deployment Wizard 94のスプラッシュスクリーンが表示され内部的に必要となるファイルが構築されます
WindowsエクスプローラでSASソフトウェアデポまたはDVDドライブに移動しsetupexeを右クリックし[管理者として実行]をクリックします
1
本章ではWindows版のSAS 94 TS1M0からSAS 94 TS1M3のどれかの SAS Foundation がインストールされている環境においてSAS 94 TS1M4にメンテナンスアップデートする場合の手順を紹介します
メンテナンス版のアップデート手順
[Point]
管理者権限を持ったユーザーアカウントでWindowsにログインしていることサービスを含むSASプロセスが停止していることsetupexe ファイルのフルパスが英数字のみで構成されていることセキュリティソフトウェアを停止していること
アップデート前の注意点
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Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
12
次の手順にてオプションの設定を変更します
17
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
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SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
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HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
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Spring2017
Spring 201710
PSMATCHプロシジャではロジスティック回帰分析を用いた傾向スコアの推定及び傾向スコアを用いたIPTW(Inverse Probability of Treatment Weighting)法層別化マッチングの機能を提供していますまた調整後の各共変量のバランスを確認するためのグラフを出力できます
SAS 94 TS1M4でSASSTATに追加されたPSMATCHプロシジャでは傾向スコア(Propensity Score)を用いた分析のさまざまなツールを提供しています
PSMATCHプロシジャ4
(SASプログラム)FILENAME resp TEMPPROC HTTP URL=httpapiopen-notifyorgastrosjson METHOD= GET OUT=respRUN LIBNAME space JSON FILEREF=respPROC PRINT DATA=spacepeople(DROP=ordinal)RUN
最後にWeb上に公開されているJSONファイルを参照し表示するサンプルを実行します今回はOpen Notifyプロジェクトが公開している宇宙にいる人数(How Many People Are In Space Right Now)のAPIを利用することにします以下ではHTTPプロシジャを用いてJSONファイルを参照しJSONエンジンで読み込んでいます
同じ形式のJSONファイルを多く使う場合はこのようにMAPファイルを作りこむことでSASに読み込んだ後データハンドリングを行う手間が省けます
(usermap)[略] NAME a TYPE NUMERIC PATH rootdataa LABEL Dollar FORMAT [dollar 3][略]
次はMAPファイルを編集し変数の属性を指定してみますMAPファイルをテキストエディタで開いて変数aに対して出力形式とラベルを指定します編集したら再び上記のプログラムを実行します
LIBNAMEステートメントを実行することでMAPファイルが自動作成されますAUTOMAP=REUSEを指定するとMAPファイルが存在しない場合は新規作成し存在する場合はそれを利用します
(examplejson) data [ a 1 b 2 c taxes a 2 b 4 c sport a 3 b 6 c vacation ]
(SASプログラム)LIBNAME in JSON Ctempexamplejson MAP=Ctempusermap AUTOMAP=REUSE
PROC PRINT DATA=indata (DROP=ordinal) LABELRUN
まずは簡単なJSONファイルを読み込んでみます
[Point]
喫煙者と非喫煙者で肺がんのリスクが異なるかどうかを示すようなとき無作為な割付を行っていない場合喫煙者と非喫煙者では背景が異なることが考えられますこのような一般的に観察研究と呼ばれる研究では異なる背景を調整するためにさまざまな手法が用いられていますその中の1つのアプローチとして傾向スコアと呼ばれる確率を推定し利用する手法が考案されています
傾向スコアとは
(MAPファイルを編集して得られたデータセット)
(AUTOMAPで得られたデータセット)
(JSONエンジンで得られたデータセット)
Spring 2017 11[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
今回は以下のリンクのプログラムで作成可能なデータセットSchoolを用いて音楽の講義が学生のGPA(Grade Point Average)を改善するかどうかの解析を想定しますこの例ではPSMATCHプロシジャの一つの機能である層別化を用いて学生の背景を示す共変量を調整します
図2の棒グラフでは各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Genderの度数と割合を示しています
図1図2で紹介したグラフやそのほかの出力された結果をもとに共変量のバランスを評価しますもし共変量のバランスに満足がいかないようであれば傾向スコアを推定するモデルに含める変数の変更や層の数や傾向スコアによる調整方法を変更するなどの検討が必要になります
図1では各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Absenceの分布を示しています
図 2 (PSMATCH変数Genderの棒グラフ)
図 1(PSMATCH変数Absenceの箱ひげ図)
上記の表は各層の傾向スコアの範囲と各グループの度数を示していますOUTPUTステートメントにより出力されたデータセットOUTには上記に基づいた層を示す変数が追加されていますTreatedとControlは今回の例では各層における音楽の講義を受けた人数と受けなかった人数となります
次に層別後に各共変量のバランスがどのように調整されたかをグラフで確認します
(PSMATCH層の情報)
PSMODELステートメントにて傾向スコアの推定に用いるロジスティック回帰分析のモデルを指定します層別化をするにはSTRATAステートメントを記述します今回はNSTRATAオプションに5を指定し5つの層を用いることにしています結果の中から一部を抜粋します
(SASプログラム)PROC PSMATCH DATA=school REGION=allobs CLASS Music Gender PSMODEL Music(TREATED=Yes)= Gender Absence STRATA NSTRATA=5 ASSESS VAR=(Gender Absence) VARINFO PLOTS=(boxplot barchart) OUTPUT OUT(OBS=all)=strataRUN
PSMATCHプロシジャによる層別化は以下のようになります
(PSMATCHIデータセットの例)
(SASプログラム)PROC REPORT DATA=school(OBS=5)COLUMN (応答変数 GPA) (共変量 Music Gender Absence)RUN
今回の解析対象となるデータでは3つの共変量を使いますこれらは音楽の講義を受けたかどうかを表すカテゴリカル変数のMusic性別を表すカテゴリカル変数のGender欠席率を表す連続変数のAbsence(表示)です変数Musicにおける背景を調整することになりますまた全体の学生数は200人です
httpgodocumentationsascomapidocsetsstatug142contentstatug_code_psmchex4htm
Spring 201712
配置タスクの選択画面では[SAS ソフトウェアのインストール] を選択し[次へ]をクリックします
言語の選択画面では[日本語] を選択し[OK]をクリックします
SAS Deployment Wizard 94のスプラッシュスクリーンが表示され内部的に必要となるファイルが構築されます
WindowsエクスプローラでSASソフトウェアデポまたはDVDドライブに移動しsetupexeを右クリックし[管理者として実行]をクリックします
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本章ではWindows版のSAS 94 TS1M0からSAS 94 TS1M3のどれかの SAS Foundation がインストールされている環境においてSAS 94 TS1M4にメンテナンスアップデートする場合の手順を紹介します
メンテナンス版のアップデート手順
[Point]
管理者権限を持ったユーザーアカウントでWindowsにログインしていることサービスを含むSASプロセスが停止していることsetupexe ファイルのフルパスが英数字のみで構成されていることセキュリティソフトウェアを停止していること
アップデート前の注意点
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Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
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次の手順にてオプションの設定を変更します
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A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
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A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
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SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
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本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
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発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
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PCプラットフォーム
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SAS 93
SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
Spring 2017 11[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
今回は以下のリンクのプログラムで作成可能なデータセットSchoolを用いて音楽の講義が学生のGPA(Grade Point Average)を改善するかどうかの解析を想定しますこの例ではPSMATCHプロシジャの一つの機能である層別化を用いて学生の背景を示す共変量を調整します
図2の棒グラフでは各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Genderの度数と割合を示しています
図1図2で紹介したグラフやそのほかの出力された結果をもとに共変量のバランスを評価しますもし共変量のバランスに満足がいかないようであれば傾向スコアを推定するモデルに含める変数の変更や層の数や傾向スコアによる調整方法を変更するなどの検討が必要になります
図1では各層における音楽の講義を受けた人たちと受けなかった人たちの変数Absenceの分布を示しています
図 2 (PSMATCH変数Genderの棒グラフ)
図 1(PSMATCH変数Absenceの箱ひげ図)
上記の表は各層の傾向スコアの範囲と各グループの度数を示していますOUTPUTステートメントにより出力されたデータセットOUTには上記に基づいた層を示す変数が追加されていますTreatedとControlは今回の例では各層における音楽の講義を受けた人数と受けなかった人数となります
次に層別後に各共変量のバランスがどのように調整されたかをグラフで確認します
(PSMATCH層の情報)
PSMODELステートメントにて傾向スコアの推定に用いるロジスティック回帰分析のモデルを指定します層別化をするにはSTRATAステートメントを記述します今回はNSTRATAオプションに5を指定し5つの層を用いることにしています結果の中から一部を抜粋します
(SASプログラム)PROC PSMATCH DATA=school REGION=allobs CLASS Music Gender PSMODEL Music(TREATED=Yes)= Gender Absence STRATA NSTRATA=5 ASSESS VAR=(Gender Absence) VARINFO PLOTS=(boxplot barchart) OUTPUT OUT(OBS=all)=strataRUN
PSMATCHプロシジャによる層別化は以下のようになります
(PSMATCHIデータセットの例)
(SASプログラム)PROC REPORT DATA=school(OBS=5)COLUMN (応答変数 GPA) (共変量 Music Gender Absence)RUN
今回の解析対象となるデータでは3つの共変量を使いますこれらは音楽の講義を受けたかどうかを表すカテゴリカル変数のMusic性別を表すカテゴリカル変数のGender欠席率を表す連続変数のAbsence(表示)です変数Musicにおける背景を調整することになりますまた全体の学生数は200人です
httpgodocumentationsascomapidocsetsstatug142contentstatug_code_psmchex4htm
Spring 201712
配置タスクの選択画面では[SAS ソフトウェアのインストール] を選択し[次へ]をクリックします
言語の選択画面では[日本語] を選択し[OK]をクリックします
SAS Deployment Wizard 94のスプラッシュスクリーンが表示され内部的に必要となるファイルが構築されます
WindowsエクスプローラでSASソフトウェアデポまたはDVDドライブに移動しsetupexeを右クリックし[管理者として実行]をクリックします
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本章ではWindows版のSAS 94 TS1M0からSAS 94 TS1M3のどれかの SAS Foundation がインストールされている環境においてSAS 94 TS1M4にメンテナンスアップデートする場合の手順を紹介します
メンテナンス版のアップデート手順
[Point]
管理者権限を持ったユーザーアカウントでWindowsにログインしていることサービスを含むSASプロセスが停止していることsetupexe ファイルのフルパスが英数字のみで構成されていることセキュリティソフトウェアを停止していること
アップデート前の注意点
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Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
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次の手順にてオプションの設定を変更します
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A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
SAS Institute Japan株式会社
本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
w w wsascom jpテクニカルニュースに関するお問い合わせ先
発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
Latest Releases最新リリース情報
PCプラットフォーム
プラットフォーム
プラットフォーム
SAS 93
SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
Spring 201712
配置タスクの選択画面では[SAS ソフトウェアのインストール] を選択し[次へ]をクリックします
言語の選択画面では[日本語] を選択し[OK]をクリックします
SAS Deployment Wizard 94のスプラッシュスクリーンが表示され内部的に必要となるファイルが構築されます
WindowsエクスプローラでSASソフトウェアデポまたはDVDドライブに移動しsetupexeを右クリックし[管理者として実行]をクリックします
1
本章ではWindows版のSAS 94 TS1M0からSAS 94 TS1M3のどれかの SAS Foundation がインストールされている環境においてSAS 94 TS1M4にメンテナンスアップデートする場合の手順を紹介します
メンテナンス版のアップデート手順
[Point]
管理者権限を持ったユーザーアカウントでWindowsにログインしていることサービスを含むSASプロセスが停止していることsetupexe ファイルのフルパスが英数字のみで構成されていることセキュリティソフトウェアを停止していること
アップデート前の注意点
3
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Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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7
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Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
12
次の手順にてオプションの設定を変更します
17
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
SAS Institute Japan株式会社
本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
w w wsascom jpテクニカルニュースに関するお問い合わせ先
発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
Latest Releases最新リリース情報
PCプラットフォーム
プラットフォーム
プラットフォーム
SAS 93
SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
Spring 2017 13[ 特集 ] SASreg 94のメンテナンス版のご紹介
必要な更新の確認画面ではインストールするプロダクトなどが表示されています確認後[次へ]をクリックします
本特集ではSAS 94 TS1M1以降の新機能及び拡張点を紹介しましたSAS 94ではDS2プロシジャやFEDSQLプロシジャなど今回紹介したもの以外にも多くの魅力的な機能が追加されていますこれを機会にぜひ最新バージョンへのアップデートをご検討いただければと存じます
おわりに
追加リソース画面ではSASのインストールやご利用にあたり参照可能なWebページのリンクが紹介されます必要に応じてリンクをご確認いただいた後[ 完了]をクリックするとSAS Deployment Wizardが終了します
アップデートが完了したら[次へ]をクリックします
配置の要約画面に移ります[開始]をクリックするとアップデートが開始されますインストールメディアの交換要求が表示される場合指示に従いメディアを交換します
システムの確認画面に移ると自動で確認が開始されます確認が完了したら[次へ]をクリックします
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Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
12
次の手順にてオプションの設定を変更します
17
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
SAS Institute Japan株式会社
本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
w w wsascom jpテクニカルニュースに関するお問い合わせ先
発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
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PCプラットフォーム
プラットフォーム
プラットフォーム
SAS 93
SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
Spring 201714
SAS Great Place
前号では昨年リニューアルした弊社11階受付とお越しいただいたお客様をご案内するカスタマーエリアについてご紹介しました今回はさらにその先にあるオフィスエリア内に新設された多目的スペース
ldquoArenardquo(以下アリーナ)とそこでのSAS JapanのIoTによるオフィス環境改善の実証実験の取り組み「扇子プロジェクト」をご紹介します
SASオフィス内での試み今回のオフィス拡張ではオフィスエリア内にアリーナと呼ばれる1933平米の多目的スペースが社員同士のオープンなコミュニケーションを促進する場として新設されましたカスタマーエリア同様明るい光が差し込む窓からは東京タワーが見渡せ社内でも特に眺望が楽しめる一角です大小さまざまな机と椅子約50脚がゆったりと配置されおり社内勉強会やミーティングを開催したり自分の席を離れてひとり仕事に集中したりといつでも自由に使用することができます雑誌コーナーやマッサージチェアコーナーもありお茶やお菓子をつまみながら同僚と雑談して気分転換をしたり新しいアイディアを模索することも目的のひとつです
図1 レーザー測域センサー
Vol3 個人能力を発揮する | 配慮する |
アリーナの使用開始後まもなくSAS 社内の技術実証実験の場およびさらなる社内コミュニケーションの場として充実を図るために社内のさまざまな部署から集まった有志メンバーによる「扇子プロジェクト」を発足させました本プロジェクトではIoT ソリューションを提供しているSASならではの取り組みとしてアリーナ内にセンサーを設置し社員がどのように利用しているかをデジタライゼーションし分析することを目指すことになりましたちなみにプロジェクト名の「扇子」には「扇子型のアリーナを舞台にセンサー情報を Sense(感知)し理解しSAS 社内に新しい風を起こしていくことを目指す」という欲張りな心意気が込められています社員の利用情報のデジタル化にはセンサー以外にもカメラを使うという方法もありますがリラックス目的での使用があることや社員の生産性にはプライバシーも必要であるという様々な研究を参考に匿名性を担保できるレーザーセンサーを使用することにしました
多目的スペースldquo アリーナ rdquo
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
12
次の手順にてオプションの設定を変更します
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A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
SAS Institute Japan株式会社
本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
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発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
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PCプラットフォーム
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SAS 93
SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
Spring 2017 15SASオフィス内での試み
この扇子プロジェクトはSASソリューション開発の試みではあるのですがオフィスのIT環境との調整や社内告知などの必要があっためIT 部門やマーケティング部門も深く関わっているところが特徴的かと思いますまたセンサーを自分達で設置しIoT アナリティクスを実行するというのも新鮮な体験でしたセンサーからの位置情報や温度湿度などのデータがリアルタイムでSASのストリーミング処理ソフトウェア「SASreg Event Stream Processing(SAS ESP)」に取り込まれオフィス内での自分達の動きがリアルタイムで表示分析処理されている画面が映し出されるとアリーナで打ち合わせをしていた社員が次々とモニターの周りに集まりましたシステム構成についての質問やこんなことも出来るんじゃないかといった分析アイディアが次々と飛び出したのはSASならではの風景かもしれませんが自分たちの製品でリアルな世界をデジタル化し分析する醍醐味を社員で一緒に体験できましたことは大きな成果でしたデジタル化によりアリーナの利用状況がリ
扇子プロジェクトメンバー
プロジェクトリーダー Act小林(ビジネス開発部)全体の企画立案からタスク管理そしてセンサー選定までを担当Senseデジタル化小澤(IT 部門)マイRaspberry Pi持参でプロジェクトに参加センシングしたデータをSAS ESPに送信するためのPythonプログラミングも担当Senseデジタル化 指田(IT 部門)センサーネットワーク設定を担当Understand理解女部田(プリセールス部門)センサーからSAS ESPにつなげSAS ESP上で実行する分析モデルの開発やダッシュボード作成を担当Communication大島(マーケティング部門)社員の理解と協力を促進するために社内向けの広報を担当
図2 ATRackerによるリアルタイムでの導線ビジュアライズ
アルタイム網羅的かつ客観的に把握できるようになりました次はSASの本領である分析によりワークスタイルやコミュニケーションの様子を理解し必要に応じてオフィススペースの改善につなげようとしていますセンサーから取得された湿度や温度行動情報がデータ化されサーバに常時転送されています転送されたデータ上ではストリームデータの処理分析を行うSAS ESPで処理を行い最適なコミュニケーションを実現するためのレイアウト変更や環境設定などの改善やリアルタイムな体験の場の実現に役立てようとしています
図3 Raspberry Piといくつかのセンサー
レーザーセンサー4台で人物トラッキングを行い1秒間に1センサーあたり数十回センシングしたデータをATR-Promotions社ソフトウェアの人位置計測システム「ATRacker」を使用して形状認識行動推定アルゴリズムに基づいて動線データ化しています(図2)弊社にお越しいただければこれをリアルタイムに体感していただくことが可能ですさらになんとメンバーの一人であるIT 部員がセンサーキットで有名なRaspberry Piといくつかのセンサーのセット(図3)を趣味()で購入したまま家で放置していることが判明したためさっそくプロジェクトで活用させてもらうことも決定しましたここからは気温や湿度音などの情報をセンシングしています
16 Spring 2017 Spring 2017
Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
12
次の手順にてオプションの設定を変更します
17
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
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201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
SAS Institute Japan株式会社
本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
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発行SAS Institute Japan株式会社
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SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
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Visual Analytics の機能を利用するメタデータの権限についてSAS Add-in for Microsoft Office で Visual Analytics レポートを参照し挿入した際のスタイルについてEnterprinse Guide のデータをヘッダーも含めて Excel にコピーする方法メタデータ上でのライブラリなどの権限確認方法多次元正規分布に基づく乱数の生成SAS Financial Management StudioのWindows 10サポートについて特定の数のブランクを出力したいJVM Optionsの記載方法についてSAS Workspace Server のログファイル名のカスタマイズについてSGPLOTプロシジャに表を追加する
Q
ASAS Enterprise Guide 71 からの新機能でデータグリッドのヘッダーも含めてコピーすることが可能となりました
現在SAS Enterprise Guide 61を使用していますデータセットを表示し(データグリッド)でデータをExcelにコピーすることはできますがヘッダー
データグリッドでコピーする範囲を選択し右クリックで[ヘッダーもコピー]を選択しExcelに貼り付けるとヘッダーもコピーできます
はコピーできないようです何か方法はありますか
Excel
Q
A以下のSAS Visual Analytics Administration Guideにタスクごとに必要なメタデータ権限の記載があります
SAS Visual Analyticsのテーブルロードやレポート作成などVAの機能を利用する場合どのようなメタデータの権限を割当する必要がありますか
詳細については以下のドキュメントよりご確認ください
SASreg Visual Analytics 73 Administration Guide Permissions by TaskSAS Visual Analyticsドキュメントページhttpsupportsascomdocumentationonlinedocvaindexhtml
Q
A
SAS Add-in for Microsoft Office 上からVisual Analytics レポートを参照し挿入する際にテキストオブジェクトの文字色が全て黒色で出力されてし
まうのですがVisual Analyticsで作成した際の文字色を反映させる方法を教えてください
SAS タブからツール - オプション - 結果 を選択しますVisual Analytics レポート内
[スタイルを Visual Analytics レポートに適用する]のリストボックスにて [行わない] 以外を選択し[OK] で閉じる
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次の手順にてオプションの設定を変更します
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A
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Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
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A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
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特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
SAS Institute Japan株式会社
本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
w w wsascom jpテクニカルニュースに関するお問い合わせ先
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Latest Hot Fix最新 Hot Fix 情報
リンク先の情報は英語ですあらかじめご了承ください
SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
Microsoft Windows版
メインフレームプラットフォーム IBM版(OS390 zOS)
Linuxプラットフォーム x64 Linux版
UNIXプラットフォーム
Microsoft Windows x64版
SunOSSolaris版
x64 Solaris版
HP-UX版
HP-UX(Itanium)版
AIX版
Linux(Intel)版
x64 Linux 版
Technical Support Hot Fixes httpftpsascomtechsupdownloadhotfixhotfixhtml
Spring2017
17
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS 92以降ではSASSTATにSIMNORMAL プロシジャ( 正規版 )が追加されており共分散 (COV)相関行列 (CORR)タイプなどのデータセットより擬
多次元正規分布に従う乱数列の生成に対応しているプロシジャはありますか
似乱数を生成できます
例
DATA cov1(TYPE=COV) INPUT _TYPE_ $ _NAME_ $ col1 col2 col3 CARDSMEAN 20 30 40COV col1 1 12 225COV col2 12 4 33COV col3 225 33 9
データセット名の後にTYPE=COVを追加し共分散構造のデータタイプとしていますその後SIMNORMALプロシジャを実行します
例
PROC SIMNORMAL DATA=cov1 OUTSIM=sim NUMREAL=10000 SEED=12345 VAR col1 col2 col3RUN
OUTSIM=オプションにて出力データセット名NUMREAL=オプションに生成する乱数の列数を指定しています
なおSASSTATのMIXEDプロシジャを活用した方法SASETSのMODELプロシジャSASIMLを用いた生成については以下のFAQをご参照ください
QSAS 94ではメタデータ上の権限設定状態の確認や設定が可能な専用のバッチツールを提供しています
現在メタデータへ定義しているライブラリなどの資源についてまとめようと考えていますSAS管理コンソールから個々にプロパティを見るのが大変なの
ですがバッチなどで情報を取得することはできないでしょうか
SASreg 94 Intelligence Platform Security Administration GuideAbout the Batch Tools for Metadata Authorization
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn0bx2mb5l3iosan15odm1wfpo8bnhtm
CyenProgram FilesyenSASHomeyenSASPlatformObjectFrameworkyen94yentoolsyensas-show-metadata-accessexe -host localhost -port 8561 -user sasadmsaspw -password pass Shared DataLibrariesTest Library -effective
-grant sasdemoCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny sasdemoAdminister -grant SASUSERS(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SASUSERS(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -grant SAS System Services(UserGroup)DeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -deny SAS System Services(UserGroup)AdministerCheckInMetadata -deny PUBLIC(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate -grant SASAdministrators(UserGroup)AdministerCheckInMetadataDeleteReadReadMetadataWriteWriteMetadataWriteMemberMetadataCreate
バッチツールにつきましては以下のセキュリティガイドにて確認ができます
設定状態の確認はsas-show-metadata-accessで可能です
例Metadata Serverと同じマシンにてlocalhostとして実行
結果
httpsupportsascomdocumentationcdlenbisecag69827HTMLdefaultviewerhtmn09eorx5a5283xn11w12pncp0m0shtm
Batch Tool sas-show-metadata-access
例えば平均共分散行列の情報を用いる場合には以下のようにデータセットを作成します
多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodystat034html
SASETSで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyets007html
SASIMLで多次元正規分布に従う乱数列を生成する方法httpwwwsascomjpservicetechnicalfaqlistbodyiml017html
A
18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
SAS 94 Intelligence Platform Middle-Tier Administration Guide Specifying JVM Optionshttpsupportsascomdocumentationcdlenbimtag69826HTMLdefaultviewerhtmp1qwfe2p0832wjn1d98p8f5y9sbxhtmn16zb7x6bs90yun12srtyai04pfh
2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
SAS Institute Japan株式会社
本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
w w wsascom jpテクニカルニュースに関するお問い合わせ先
発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
Latest Releases最新リリース情報
PCプラットフォーム
プラットフォーム
プラットフォーム
SAS 93
SAS Viya 31
SAS 94
SAS Technical News入手SAS Technical Newsは右記のURLから入手できます httpwwwsascomjpperiodicalstechnewsindexhtml
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SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
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18 Spring 2017 Spring 2017
Q
A以下の環境に応じて追記します
Windows 環 境 setenvbat お よ び wrapperconfファイルに追記
SAS Visual Analytics 72 73 の Hotfix 適用後の手順に以下の2つのオプションを JVM Options に追記する必要があるようですがどのように追記すればよ
いか詳細を教えてください-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
set JAVA_LIBRARY_PATH=lt追記箇所gtset JVM_OPTS=-Xmx4096m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=trueset JAVA_OPTS=
SAS Web Application Server (SASServern_m)が複数ある場合は全てのファイルに対して追記が必要です
それぞれの環境の詳細については以下をご参照ください
setenvbatおよび wrapperconfファイルに追記
1-2 wrapperconfの追記方法wrapperconfファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenconfyenwrapperconf上記ファイルに以下のように追加します
Java Additional Parameters wrapperjavaadditional1=ndashXms768mwrapperjavaadditional2=ndashXmx768m
wrapperjavaadditional64=
lt追記箇所gtwrapperjavaadditional65=-Dsasretryinternalurl=truewrapperjavaadditional66=-Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=true
上記では64までwrapperjavaadditionalのオプションが既に指定されているので6566と連番となるように追加します
2 Unix環境 setenvshファイルに追記setenvshファイルの場所は以下にありますltSAS構成ディレクトリgtyenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvsh上記ファイルのJVM_OPTS=に対して以下のように追記します
JAVA_LIBRARY_PATH=rdquo rdquo
lt追記箇所gtJVM_OPTS=rdquo -Xmx8192m
-Dsasretryinternalurl=true -Dsaswebhtmlcdpsuseinternalurls=truerdquo
JAVA_OPTS=rdquo rdquo
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2 Unix環境 setenvshファイルに追記
参考ドキュメント
Q
AWindows 10はSAS 94 メンテナンスバージョン 4(SAS 94M4) の SAS Financial Management 55にてサポートしています
SAS Financial Management Studio は Windows 10をサポートしていますか
Q
APUTステートメントでは+nを記述することで現在のカラムポインタの位置をnだけ移動することができます
DATAステップのPUTステートメントにて外部テキストファイルにデータを出力しています特定の数のブランクを出力したいのですが rdquo ldquoと明示する
PUT X 5 +20 Y 10
例
以下の例では変数Xを5フォーマットで出力した後20バイト移動し変数Yを10フォーマットで出力します
のではなくプログラムで出力する方法はありますか
1 Windows環境
ltSAS構成ディレクトリgt yenLev1yenWebyenWebAppServeryenSASServern_myenbinyensetenvbat
1
上記ファイルのset JVM_OPTS=に対して以下のように追記します
1-1 setenvbatの追記方法setenvbatファイルの場所は以下にあります
19
A
QampASpring 2017 Spring 2017
Q
ASAS Workspace Server におけるログファイル名をカスタマイズすることは可能です通常Workspace Server のログファイル名は次
SAS Workspace Server のログファイル名をカスタマイズすることは可能でしょうか現在ファイル名はSASApp_WorkspaceServer_lt日
付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
のファイル内の-logconfiglocシステムオプションが指定するファイル(logconfigファイル)にて設定されています
ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
UNIXLinuxプラットホームでご利用の場合指定のlogconfigファイル内の次のパターンがファイル名を設定しています
lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
ltappendergt
例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
SASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_Spid_Susernamelog
と変更することになります
その他利用可能なパターンは以下のドキュメントに記載してあります
SAS 94 Logging Configuration and Programming Guide Second Edition httpsupportsascomdocumentationcdlenlogug67485HTMLdefaulttitlepagehtm
Q
ASAS 94からXAXISTABLE ステートメント及びYAXISTABLEステートメントを用いることでそれぞれの軸に表が追加できるようになりました
SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
SASreg 94 ODS Graphics Procedures Guide Sixth EditionSGPLOT ProcedureXAXISTABLE Statementhttpsupportsascomdocumentationcdlengrstatproc69716HTMLdefaultviewerhtmp1cebnxst19wccn1s44lyk5nk2vxhtm
詳細は以下のリンクをご参照ください
上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
結果
Spring 201720 リリース Hot Fix 最新情報
SASreg 94
Hold tightMaintenance version
Spring2017
特集SASreg 94のメンテナンス版のご紹介~SASreg 94 TS1M4までの新機能と拡張点~
QampAリリースHot Fix最新情報
16
201
SAS Great PlaceSASオフィス内での試み 14
Copyrightcopy2017 SAS Institute IncAll rights reservedこのカタログに記載された内容は改良のため予告なく仕様性能を変更する場合がありますあらかじめご了承くださいSASロゴThe Power to Knowは米国SAS Institute Incの登録商標ですその他記載のブランド商品名は一般の各社の登録商標です
SAS Institute Japan株式会社
本社106-6111東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11FTel 03(6434)3000Fax 03(6434)3001
大阪支店530-0004大阪市北区堂島浜1-4-16アクア堂島西館 12FTel 06(6345)5700Fax 06(6345)5655
w w wsascom jpテクニカルニュースに関するお問い合わせ先
発行SAS Institute Japan株式会社
テクニカルサポートグループ TEL03-6434-3680 FAX03-6434-3681
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SAS Viya 31
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SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
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付gt_ltサーバ名gt_ltプロセスIDgtlogとなっています例えばこれにユーザID を含めるにはどのようにすればよいでしょうか
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ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9cfgltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServersasv9_usermodcfg
オプションが重複する場合はsasv9_usermodcfg 内の記述が優先されます
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lt-- Rolling log file with default rollover of midnight --gtltappender class=RollingFileAppender name=TimeBasedRollingFilegt(省略)
ltparam name=FileNamePattern value=ltSASConfigDirectorygtLev1SASAppWorkspaceServerLogsSASApp_WorkspaceServer_d_Shostname_SpidloggtltrollingPolicygt(省略)
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例えばログファイル名にユーザIDを含める場合ログファイル名のパターンを
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SGPLOTプロシジャでグラフを作成していますグラフの軸にさまざまな値を表として追加することはできるでしょうか
PROC SGPLOT DATA=sashelpclass (WHERE=(age lt 13))SCATTER X=name Y=heightXAXISTABLE age CLASS=age TITLE=Student Age LOCATION=INSIDEXAXISTABLE weight height RUN
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上記のプログラムでは以下のように身長(Height)を示す散布図のX軸に年齢(Age)身長体重(Weight)の値を表として追加しています
例
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SASのHot Fixは主に特定の不具合に対する修正プログラムであり緊急度の高い不具合に対応したものから優先的に作成されていますまたSASのHot Fixは累積的な修正であるためこれまでの関連する修正をバンドルし提供していますHot Fixを適用するタイミングとしては問題が発生してから適用する場合と事前に適用する場合と2通りあります前者の場合適用のタイミングによってはモジュールのメンテナンスレベルに差がでる可能性があります後者の場合常に最新モジュールを使用することになるため既知の障害に遭遇する危険性を未然に防ぐことができますHot Fixは下記の専用ホームページで提供していますなお基本的に次期バージョンのリリース時にはHot Fixで対応したものも含め現行バージョンのリリース後に見つかった不具合に対応したものが提供されます
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