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英語科教育法Ⅲ 第3回 October 28th, 2014 亘理 陽一 [email protected]

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英語科教育法Ⅲ 第3回 October 28th, 2014

亘理 陽一 [email protected]

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Opening small talk

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第 3回: 評価・テスティングの基礎概念

• Feedback & Review

• Debriefing session & Task

• Lecture: Assessment and testing

• Assignment

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Assessment and testing

• 記述統計

• 得られたデータをまとめて、「このデータの特徴は〇〇ですよ」と記述する統計

• 目的は、たくさんのデータを整理してわかりやすく表現すること

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Assessment and testing

• 学習者のために収集・分析すべき情報

• 当該テストの大問ごと(カテゴリー)の平均点(+標準偏差)

• 当該テストの項目ごとの正答率

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Assessment and testing

• 到達度テストのあり方

• 配点: 重みづけ

• ≠問題の難しさor解答時間

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Assessment and testing

• どのようなテストが「良いテスト」か

• [   ] 1. テスト問題で,正答率80%を超えるものは良い問題ではない。

• [   ] 2. テスト問題で,正答率があまりに低い,例えば20%を下まわるようなものは良い問題ではない。

• [   ] 3. テスト問題は,正答率が約60%になるようにつくるべきである。

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Assessment and testing

• どのようなテストが「良いテスト」か

• [ × ] 1. テスト問題で,正答率80%を超えるものは良い問題ではない。

• [ × ] 2. テスト問題で,正答率があまりに低い,例えば20%を下まわるようなものは良い問題ではない。

• [ × ] 3. テスト問題は,正答率が約60%になるようにつくるべきである。

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Assessment and testing

• Cf. 項目応答理論

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Assessment and testing

• 到達度テスト

• 熟達度テスト

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Assessment and testing

• 熟達度テスト • 到達度テスト

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Task

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Assignment

• New Crown, Book 1, Lesson 8の教材を学習した後のテストを考える

• ねらい=テスティング・ポイント

• そのタイプのテストを作成・実施する際の留意点

• 種類・形式は自由;配布・回収も含めて5分程度で実施できるもの

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Debriefing session

• 順に報告

• 持ち時間: 3分

• 方法・ねらいを説明

• 自分にはなかった方法、ねらいをメモ

• 実施に当たって気になる点を意見交換

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Task

• 「写真のポールになりきって,アメリカの学校の昼食について説明してください」”Imagine that you are Paul in this picture. Please tell us about school lunch in America.”

• よういち君の答案を10点満点で採点

• 採点基準をメモ

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Assessment and testing

• 妥当性

• 測りたいものを測ろうとしているかどうか

• 信頼性

• 安定して(ゆらぎなく)測れているかどうか

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Assessment and testing

• 妥当性(validity): 測りたいものを測ろうとしているかどうか

• 内容的妥当性: 質問項目・問題の適切さ

• 基準関連妥当性: 客観的基準との相関で測られるもの

• 予測的/同時的

• 構成的妥当性: 仮定が実際のデータで実証されるか

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Assessment and testing

• 信頼性(reliability): 安定して(ゆらぎなく)測れているかどうか

• 検査・再検査、採点者内: 時間的

• 採点者間、平行検査: 空間的

• 内的整合性

• Cronbach’s alpha>.80 or 折半法

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Assessment and testing

• 公正性(equity):

• 出題・採点のプロセスに関与するさまざまな要因(性別,国籍,宗教,階層等)が整えられているかどうか

• 実行可能性(feasibility):

• その評価方法を実施するための条件が整っているかどうか

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Assessment and testing

• テスト形式の選び方考え方

• 測定は直接的 or 間接的?

• 潜在特性: 心理学的特性は直接観察できないということ; 0点だからと言って「能力がない」わけではない

• 主に理解力を測る or 主に発信力を測る?

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Assessment and testing

• 測定の標準誤差:同じテストを受けた生徒間のばらつき

• 68%:SD×√1—α

• 95%:1.96SD×√1—α

• E.g., よういち君80点、めぐみさん85点

• SD=20, α= 0.8→SE = ±8.94(68%)

• TOEIC→SE = ±50(68%), ±98(95%)

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Assessment and testing

• 測定の差の標準誤差:同じ生徒がテストを何度も受けた時のばらつき

• 68%:√2×SD×√1—α

• 95%:√2×1.96SD×√1—α

• E.g., 夏休み開始前30点、終了後45点

• SD = 20, α= 0.8→SE = ±12.65(68%)

• TOEIC→SE = ±70(68%), ±138(95%)

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Assessment and testing

• 練習効果: 繰り返しによる慣れ

• (平均への)回帰効果

• 平均点から離れているデータほど次は平均に近づく傾向

• テスト間の相関が低いほど表れやすい

• 天井効果・床効果:M±1SDで判断

• 結果が最大値・最小値に偏っている場合

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Assignment

• テキスト(1)第3章に目を通す

• 各自が身につけさせたい「英語力」と、学習指導要領に掲げられた目標をもとに、中学校外国語科3年間でめざす姿(学校の教科目標)を策定

• 観点は自由: 「○○な生徒(の育成を目指す)」

• 11月4日8:40までにLiveCampusを通じて提出;一部印刷して11月4日の授業に持参

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Closing small talk