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東京工業大学 ~オープンエデュケーションとオープンイノベーションの融合~ 超スマート社会次世代人材育成への 新しい社会貢献を共創する! 東京工業大学では,超スマート社会(Society 5.0)の実現を推進する超スマート社会推進コン ソーシアムを立ち上げました.また,令和元年度卓越大学院教育プログラムに採択され,これ らの連携を強化することで超スマート社会の変革期を支えるリーダーを養成します.つきまし ては, 本コンソーシアムおよび本教育プログラムにご賛同頂ける参加機関を募集致します. コンソーシアムおよび卓越大学院教育プログラムの目的と特徴 超スマート社会を世界に先駆けて牽引するために,本コンソーシアムおよび本教育プログラ ムにご参画頂く機関と連携して, 人材育成から研究開発までを統合 した,新しい産官学連携に よる次世代型社会連携教育研究プラットフォームを構築することを目的とします. 1.個別の非常勤講師から プログラムとしての社会連携教育へ 産官学が協同で,次世代の体系的なカリキュラム・教育連携体制を創り上げます. 2.個別のインターンシップから マッチング型インターンシップへ 企業の希望に沿った学生を,サイバー分野とフィジカル分野のそれぞれから派遣します. 3.これまでの縦割り教育から サイバー空間とフィジカル空間の融合教育へ AI時代を念頭においた基礎・最新技術に関するサイバーフィジカル融合教育を実現します. 4.個別の社会人博士教育から プログラムとしてのリカレント教育へ セミナー,合宿,科目等履修,サマープログラム,副専門修士,社会人博士教育など,企業のニーズ に応じた次世代を担うエリート社員や新入社員教育プログラムを多様な形で提供します. 5.個別の共同研究・技術指導から コンソーシアムを介した共同研究へ 博士課程学生とのマッチングによる共同研究推進とともに,幅広い視点から技術相談を実施します工学院長「岩附信行」 がコンソーシアムの 運営を担います. 学長「益一哉」が推し 進める全く新しいタ イプのコンソーシア ムです. TokyoTech

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Page 1: TokyoTech卓越教育プログラムが養成する人材像 超スマート社会 推進コンソーシアム 若手 超スマート社会 卓越教育プログラム 社会人博士・修士

東京工業大学

~オープンエデュケーションとオープンイノベーションの融合~

超スマート社会次世代人材育成への新しい社会貢献を共創する!

東京工業大学では,超スマート社会(Society 5.0)の実現を推進する超スマート社会推進コンソーシアムを立ち上げました.また,令和元年度卓越大学院教育プログラムに採択され,これらの連携を強化することで超スマート社会の変革期を支えるリーダーを養成します.つきましては,本コンソーシアムおよび本教育プログラムにご賛同頂ける参加機関を募集致します.

コンソーシアムおよび卓越大学院教育プログラムの目的と特徴超スマート社会を世界に先駆けて牽引するために,本コンソーシアムおよび本教育プログラムにご参画頂く機関と連携して,人材育成から研究開発までを統合した,新しい産官学連携による次世代型社会連携教育研究プラットフォームを構築することを目的とします.1.個別の非常勤講師から プログラムとしての社会連携教育へ産官学が協同で,次世代の体系的なカリキュラム・教育連携体制を創り上げます.

2.個別のインターンシップから マッチング型インターンシップへ企業の希望に沿った学生を,サイバー分野とフィジカル分野のそれぞれから派遣します.

3.これまでの縦割り教育から サイバー空間とフィジカル空間の融合教育へAI時代を念頭においた基礎・最新技術に関するサイバーフィジカル融合教育を実現します.

4.個別の社会人博士教育から プログラムとしてのリカレント教育へセミナー,合宿,科目等履修,サマープログラム,副専門修士,社会人博士教育など,企業のニーズに応じた次世代を担うエリート社員や新入社員教育プログラムを多様な形で提供します.

5.個別の共同研究・技術指導から コンソーシアムを介した共同研究へ博士課程学生とのマッチングによる共同研究推進とともに,幅広い視点から技術相談を実施します.

工学院長「岩附信行」がコンソーシアムの運営を担います.

学長「益一哉」が推し進める全く新しいタイプのコンソーシアムです.

TokyoTech

Page 2: TokyoTech卓越教育プログラムが養成する人材像 超スマート社会 推進コンソーシアム 若手 超スマート社会 卓越教育プログラム 社会人博士・修士

超スマート社会推進コンソーシアム

最先端量子科学に基づく超スマート社会卓越教育プログラムが養成する人材像

超スマート社会推進コンソーシアム

若手

超スマート社会卓越教育プログラム

社会人博士・修士インターンシップ・就職

非常勤講師

超スマート社会推進委員会

学生RA

アカデミア

全体運営会議

研究担当

人事・教育担当

コーディネータ異分野融合研究推進委員会社会連携教育運営委員会

教育プログラム

人事・教育担当

研究担当

研究成果 共同研究

コーディネータ

教員

教員学生

教員 学生

参加企業・団体 東工大

スマートシティ

スマートエネルギー

スマートモビリティ自動運転

スマートオーシャン海洋探査

スマート農業

スマートスカイドローン

スマートマニュファクチャリング

00

0

1

0 11

民間企業公的研究機関自治体

コンソーシアム参加機関

国際連携機関 オープンエデュケーションオープンイノベーション

超スマート社会卓越教育プログラム

異分野が融合した社会課題の解決能力

産官学の各セクターを牽引できるリーダーシップ力

量子科学から超スマート社会までの道筋を俯瞰

フィジカル空間・サイバー空間にまたがる専門分野で独創的な科学技術を創出

量子科学と人工知能の基幹的学力

社会連携教育運営委員会 異分野融合研究推進委員会・ 民間企業,政府系団体,アカデミアなど多様な職種間の議論の場を企画し,超スマート社会を産官学協同で推進します.

・ セミナー,サマープログラムを通じて新人教育を実施します.

・ 参加企業・団体からの要望を有機的にフィードバックし,産官学が協同でカリキュラム・教育連携体制を共創します.

・ 学生の専門・能力と参加企業・団体の希望が合致するようにインターンシップ・就職を支援します.

・ 産業界の最新動向をテーマにした講義を提案し,参加企業・団体の担当者も非常勤講師として直接人材育成に携わる機会を提供します.

・ 超スマート社会の構築に必要となる多様な知識,技術,分野に精通した大学教員と参加企業・団体間の異分野融合型共同研究の機会を提供します.

・ 教育プログラムの学生が参加企業・団体とのマッチングに基づきリサーチアシスタント(RA)として共同研究に参画します.

超スマート社会推進委員会

Page 3: TokyoTech卓越教育プログラムが養成する人材像 超スマート社会 推進コンソーシアム 若手 超スマート社会 卓越教育プログラム 社会人博士・修士

超スマート社会 卓越教育プログラム

開催イベント● 2018年10月 超スマート社会推進コンソーシアム設立記念式典 国研,民間企業,自治体が参加(2019年10月時点で39機関)

● 2018年11月 異分野融合マッチング・ワークショップ /12月 4つの異分野融合研究チームを構築 学生が共同研究に参加(RA経費支給中)

● 2019年2月 超スマート社会推進フォーラム 「エネルギーと都市を繋ぐ 超スマート社会」

● 2019年8月 超スマート社会推進国際フォーラム 「AIが実現する超スマート社会」

● 2019年8月 文部科学省の令和元年度卓越大学院プログラムに採択 「最先端量子科学に基づく 超スマート社会エンジニアリング教育プログラム 」

● 2019年11月 マッチング・ワークショップ 学生(シーズ)と企業(ニーズ)をつなぐマッチング

専門学力×独創力涵養委員会

社会連携俯瞰力涵養委員会

異分野融合課題解決力涵養委員会

グローバルリーダーシップ涵養委員会

オンライン教育委員会

量子科学・人工知能基礎科目群

超スマート社会推進コンソーシアム

プログラム所属選抜

修士1年次

修士2年次

超スマート社会グローバルフォーラム

異分野融合研究企画集中演習

超スマート社会基盤技術研究プロジェクト [修士論文]中間審査

コンソーシアム参加機関・民間企業・公的研究機関・自治体

1.5年

オープンエデュケーション非常勤講師

超スマート社会創造科目群自動運転技術,データ科学と人工知能,

スマート工業,スマート農業,IoT,スマートエネルギー,etc.

オープンエデュケーションオンライン教育

サイバー・フィジカルクロスメンター制度フィジカル分野メンターサイバー分野メンター

超スマート社会創造研究プロジェクト[博士論文]博士学位審査

海外メンター制度

博士課程

2.5年

研究者招聘

留学生

国際連携機関

超スマート社会卓越教育プログラム

修了要件

修了要件

修了要件

中間審査要件

サイバー・フィジカル専門科目群

フィジカル専門科目群サイバー専門科目群

修了要件

サイバー・フィジカルオフキャンパスプロジェクト

オープンエデュケーションインターンシップ

オープンエデュケーションインターンシップ

社会人博士

専門学力独創力

教育研究支援経費取得者選抜

海外アドバイザー

グローバルリーダーシップ力涵養科目群(リーダーシップ教育院) 修了要件

プログラム修了審査

グローバルリーダーシップ

異分野融合マッチングワークショップ

オープンイノベーション異分野融合マッチング

国際共同研究グローバルオフキャンパス研究プロジェクト

オープンイノベーション異分野融合共同研究

社会連携俯瞰力

所属要件

所属要件

サイバー・フィジカルオフキャンパスプロジェクトフィジカル企業サイバー企業

フィジカル企業 サイバー企業

異分野融合課題解決力

修了要件

オープンイノベーション異分野融合共同研究

オンライン教育

・SPOC配信・MOOC配信

Page 4: TokyoTech卓越教育プログラムが養成する人材像 超スマート社会 推進コンソーシアム 若手 超スマート社会 卓越教育プログラム 社会人博士・修士

東工大が輩出プログラム担当者

超スマート社会推進コンソーシアム事務局:東京工業大学 特任教授 福田 英輔,URA 山田 良一(工学院),URA 原田 隆(情報理工学院)

<[email protected]>※ご不明な点はお気軽に事務局宛にお問い合わせください.

コンソーシアム参加機関(令和元年10月現在)

科学技術創成研究院 特任准教授 小林 義和,特任准教授 本間 紀美

■国立大学法人 東京工業大学■国立研究開発法人  海洋研究開発機構(JAMSTEC)■国立研究開発法人  理化学研究所(RIKEN) 革新知能統合研究センター■国立研究開発法人 量子科学 技術研究開発機構(QST)■国立研究開発法人 情報通信 研究機構(NICT) ワイヤレス ネットワーク総合研究センター■国立研究開発法人  産業技術総合研究所(AIST) 情報・人間工学領域■国立研究開発法人  農業・食品産業技術総合研究機構■KDDI株式会社■ソフトバンク株式会社■日本電信電話株式会社(NTT)

■株式会社光電製作所■株式会社データフォーシーズ■株式会社リコー■株式会社東芝■日本電気株式会社(NEC)■アズビル株式会社■横河電機株式会社■株式会社NTTファシリティーズ■東京ガス株式会社■株式会社デンソー■株式会社ホンダ・リサーチ・イン スティチュート・ジャパン■マツダ株式会社■クラウドマインズジャパン 株式会社■株式会社ジェイテクト■矢崎総業株式会社

■株式会社日立産機システム■株式会社安川電機■日本精工株式会社■川崎重工業株式会社■株式会社クボタ■コマツ■牧野フライス精機株式会社■アドバンテック株式会社■ショーボンド建設株式会社■株式会社三菱UFJ フィナンシャル・グループ  (デジタル企画部)■株式会社横浜銀行■大田区■川崎市■東京理科大学(個人)■独立行政法人 国立高等専門学校機構(個人)

Tokyo Tech Tokyo Tech

工学院

情報理工学院

科学技術創成研究院

環境・社会理工学院

生命理工学院

リベラルアーツ研究教育院

6つの学院・研究院およびリベラルアーツ研究教育院から61名の教員が参加

理学院

阪口啓 教授工学院 電気電子系

ミリ波を活用する第5世代セルラネットワーク

山田 哲 教授科学技術創成研究院未来産業技術研究所

西森 秀稔 教授科学技術創成研究院

量子アニーリング理論による量子コンピュータの実現

藤田 政之 教授工学院 システム制御系

人間とロボット群の協調制御

田中 圭介 教授情報理工学院数理・計算科学系

サイバー空間

量子科学

ビッグデータ人工知能

ロボット自動運転

フィジカル空間

スマートシティ

センサ高安 美佐子 教授科学技術創成研究院ビッグデータ数理科学研究ユニット分野融合型のビッグデータ解析・多層時空間モデリング

上妻 幹旺 教授理学院 物理系

鈴森 康一 教授工学院 機械系人工筋肉など障碍者支援ロボット

悪意のある攻撃を想定したセキュア基盤構築

環境センサーと

してのデバイス

・ データ信頼性 ・ リ アルタ イム性

・ クラウド ・ サーバ

によるアシスト・ 生産・ 運用コスト

「 多元データ 利活用」 による最適化

クラウド ・

デバイス間通信

・ 様々なデータ資源

・ 高度な計算資源

デバイス

A

デバイス

Bデバイス・

デバイス間通信

計算資源が制限

コ スト が制限

悪意のあるデバイ

スの侵入可能性

量子計算実現後の安全性を担保するセキュリティ技術

超高層建築の免震・制振技術とモニタリング

冷却原子を用いた量子シミュレーションと量子センサ