u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ...

21
受益者の皆さまへ 平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。 さて「インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・ オープン」は、2015年3月20日に第39期の決算を行いま した。ここに期中の運用状況をご報告申し上げます。 今後とも一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げ ます。 *当ファンドの仕組みは次の通りです。 類 追加型投信/国内/株式 間 無期限 インベスコ マグナム・ジャパン・バ リュー マザーファンド受益証券を主要投 資対象とし、投資信託財産の長期的な成長 を目的に、積極的な運用を行うことを基本 とします。 主要運用対象 マグナム・ジャパン・ バリュー・オープン インベスコ マグナム・ ジャパン・バリュー マ ザーファンド受益証券を 主要な投資対象としま す。 マグナム・ジャパン・ バリュー マザーファンド わが国の金融商品取引所 に上場(これに準ずるも のを含みます。)されてい る株式を主要な投資対象 とします。 マグナム・ジャパン・ バリュー・オープン ・株式への実質投資割合 には制限を設けませ ん。 ・外貨建資産への実質投 資割合は、投資信託財 産の純資産総額の30% 以下とします。 マグナム・ジャパン・ バリュー マザーファンド ・株式への投資割合には 制限を設けません。 ・外貨建資産への投資割 合は、投資信託財産の 純資産総額の30%以下 とします。 原則として年2回の毎決算時(3、9月の 各20日、該当日が休業日の場合は翌営業 日)に、委託会社が基準価額水準等を勘案 し、分配金額を決定します。ただし、分配 対象額が少額の場合は、分配を行わないこ とがあります。 <運用報告書に関するお問い合わせ先> インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 お問い合わせダイヤル 電話番号:(03)6447-3100 受付時間:毎営業日の午前9時~午後5時 インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 運用報告書(全体版) 第39期 (決算日 2015年3月20日) 東京都港区六本木六丁目10番1号六本木ヒルズ森タワー14階 http://www.invesco.co.jp/

Upload: vanxuyen

Post on 24-Mar-2018

222 views

Category:

Documents


3 download

TRANSCRIPT

Page 1: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_00_3750453712705.docx

受益者の皆さまへ 平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。

さて「インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・

オープン」は、2015年3月20日に第39期の決算を行いま

した。ここに期中の運用状況をご報告申し上げます。

今後とも一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げ

ます。

*当ファンドの仕組みは次の通りです。

商 品 分 類 追加型投信/国内/株式

信 託 期 間 無期限

運 用 方 針

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド受益証券を主要投資対象とし、投資信託財産の長期的な成長を目的に、積極的な運用を行うことを基本とします。

主要運用対象

イ ン ベ ス コ マグナム・ジャパン・ バリュー・オープン

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド受益証券を主要な投資対象とします。

イ ン ベ ス コ マグナム・ジャパン・ バリュー マザーファンド

わが国の金融商品取引所に上場(これに準ずるものを含みます。)されている株式を主要な投資対象とします。

組 入 制 限

イ ン ベ ス コ マグナム・ジャパン・ バリュー・オープン

・ 株式への実質投資割合には制限を設けません。

・ 外貨建資産への実質投資割合は、投資信託財産の純資産総額の30%以下とします。

イ ン ベ ス コ マグナム・ジャパン・ バリュー マザーファンド

・ 株式への投資割合には制限を設けません。

・ 外貨建資産への投資割合は、投資信託財産の純資産総額の30%以下とします。

分 配 方 針

原則として年2回の毎決算時(3、9月の各20日、該当日が休業日の場合は翌営業日)に、委託会社が基準価額水準等を勘案し、分配金額を決定します。ただし、分配対象額が少額の場合は、分配を行わないことがあります。

<運用報告書に関するお問い合わせ先> インベスコ・アセット・マネジメント株式会社 お問い合わせダイヤル 電話番号:(03)6447-3100 受付時間:毎営業日の午前9時~午後5時

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン

運用報告書(全体版)

第39期

(決算日 2015年3月20日)

東京都港区六本木六丁目10番1号六本木ヒルズ森タワー14階

http://www.invesco.co.jp/

Page 2: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_00_3750453712705.docx

- 1 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン

○最近5期の運用実績

決 算 期 基 準 価 額 TOPIX(東証株価指数)

株 式 組 入 比 率

純 資 産総 額(分配落)

税 込 み分 配 金

期 中騰 落 率

(参考指数)期 中騰 落 率

円 円 % ポイント % % 百万円

35期(2013年3月21日) 7,884 0 41.5 1,058.10 40.4 98.0 300

36期(2013年9月20日) 9,072 0 15.1 1,218.98 15.2 98.7 327

37期(2014年3月20日) 8,643 0 △ 4.7 1,145.97 △ 6.0 99.0 291

38期(2014年9月22日) 10,216 0 18.2 1,330.88 16.1 99.5 323

39期(2015年3月20日) 11,884 0 16.3 1,580.51 18.8 99.7 340 (注)基準価額は1万口当たりです。

(注)当ファンドはベンチマークを定めていないため、参考指数としてTOPIX(東証株価指数)を掲載しています。TOPIX(東証

株価指数)は、東京証券取引所第一部に上場している内国株全銘柄を対象として算出した指数で、当該指数に関する知的財産権、当

該指数の算出、数値の公表、利用など当該指数に関する権利は同証券取引所が所有しています。以下、同じです。

(注)当ファンドはマザーファンドを組み入れていますので、「株式組入比率」は実質比率を記載しています。

○当期中の基準価額と市況等の推移

年 月 日 基 準 価 額 TOPIX(東証株価指数) 株 式

組 入 比 率 騰 落 率 ( 参 考 指 数 ) 騰 落 率

(期 首) 円 % ポイント % %

2014年9月22日 10,216 - 1,330.88 - 99.5

9月末 10,273 0.6 1,326.29 △ 0.3 98.9

10月末 10,326 1.1 1,333.64 0.2 98.5

11月末 10,803 5.7 1,410.34 6.0 99.1

12月末 10,789 5.6 1,407.51 5.8 99.9

2015年1月末 10,665 4.4 1,415.07 6.3 100.1

2月末 11,366 11.3 1,523.85 14.5 100.6

(期 末)

2015年3月20日 11,884 16.3 1,580.51 18.8 99.7 (注)基準価額は1万口当たりです。

(注)騰落率は期首比です。

(注)当ファンドはマザーファンドを組み入れていますので、「株式組入比率」は実質比率を記載しています。

Page 3: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_00_3750453712705.docx

- 2 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン

○運用経過

期中の基準価額等の推移 (2014年9月23日~2015年3月20日)

(注)分配金再投資基準価額は、分配金(税込み)を分配時に再投資したものとみなして計算したもので、ファンド運用の実質的なパ

フォーマンスを示すものです。 (注)分配金を再投資するかどうかについてはお客様がご利用のコースにより異なり、また、ファンドの購入価額により課税条件も異なり

ますので、お客様の損益の状況を示すものではありません。 (注)分配金再投資基準価額は、期首(2014年9月22日)の値が基準価額と同一となるように指数化しております。 (注)上記騰落率は、小数点以下第2位を四捨五入して表示しております。

○基準価額の主な変動要因

[上昇要因] ・わが国の金融商品取引所上場株式(これに準ずるものを含みます。)を実質的な主要投資対象としているため、①日本銀行の追加金融緩和、②アベノミクスの成長戦略加速への期待感、③円安進行などによる企業業績上振れ観測-などを背景に、わが国の株式市場が総じて上昇したことが、基準価額の上昇にプラスに寄与しました。

・割安株指標を用いたスクリーニングにより相対的割安銘柄を絞り込み、ファンダメンタルズ分析、分散投資等の手法を用いて銘柄を選別した結果、トヨタ自動車(輸送用機器)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(銀行業)、アステラス製薬(医薬品)などの株価上昇が、基準価額の上昇要因となりました。

[下落要因] ・足元の業績不透明感が嫌気された丸紅(卸売業)、日揮(建設業)のほか、消費税増税の反動の影響から国内事業の低迷が嫌気された日立キャピタル(その他金融業)などの株価が下落したことが、基準価額の下落要因となりました。

Page 4: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_00_3750453712705.docx

- 3 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン

当期の株式市場は、消費税増税後の景気の弱含みを受けて軟調な展開となる時期もありました

が、基本的には上昇基調で推移しました。 当期において、①米国の量的緩和終了によるマネーフローの変化、②①に伴う新興国通貨や経

済に及ぼす影響、③地政学リスクなどに対する警戒感-が広がりました。また、消費税増税後の景気回復の遅れを嫌気する動きも重なり、2014年9月末から10月中旬にかけて株式市場は調整色を強める展開となりました。また、2014年6月に1バレル100米ドルを超えていたWTI原油先物価格は、世界経済の先行き不透明感が広がる中、需給面の悪化懸念などから2015年1月には40米ドル台まで急落し、グローバル金融市場に動揺をもたらしました。 一方、2014年10月末の日本銀行による追加金融緩和の決定は、大方の想定外であったこともあ

り株式市場を大きく押し上げる結果となりました。また国内においては、①2014年4月の消費税増税後の消費の低迷などを受け、政府が消費税増税の1年半の延期を決定したこと、②2014年12月の衆議院選挙では政権与党が信任され、アベノミクスの成長戦略が加速するとの見方が広がったこと-などがプラス要因となりました。企業業績は、日米金融政策の方向感の違いから円安が進行したこともあり、輸出関連企業を中心に業績の上方修正期待が高まりました。日本版スチュワードシップコード(「責任ある機関投資家」の諸原則)に関する動きなどを受けて株主還元に対して積極的な企業が増加しつつあることなども評価されました。期末にかけては、世界的に株価がしっかりした動きとなったこともあり、株式市場は堅調に推移しました。

主としてインベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド(以下、マザーファンドといいます。)に投資を行い、マザーファンドを通じて、わが国の金融商品取引所上場株式(これに準ずるものを含みます。)に投資を行いました。 マザーファンドでは、企業のファンダメンタルズ分析をベースに、ボトムアップ・アプローチ

によるバリュー運用を行いました。ポートフォリオ構築に当たっては、割安株指標を用いたスクリーニングにより相対的割安銘柄を絞り込み、相対的割安度が解消される可能性のある銘柄に投資しました。また、相対的割安度が解消された銘柄を売却することで、ポートフォリオの相対的割安度を維持しました。 当ファンドでは、株式の組入比率を高位に維持すること(フルインベストメント)を運用の基

本方針としており、当期につきましてもほぼフルインベストメントを維持しました。 期中の主な買付銘柄としては、中長期的な収益と株価水準から大塚商会(情報・通信業)を新

規に組み入れたほか、大和ハウス工業(建設業)、東急不動産ホールディングス(不動産業)、トヨタ自動車(輸送用機器)、コマツ(機械)などを買い増しました。一方、中長期的な成長期待が薄れ、バリュエーション面での割安感に乏しくなったミネベア(電気機器)、ファミリーマート (小売業)を全売却しました。

投資環境

当ファンドのポートフォリオ

Page 5: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_00_3750453712705.docx

- 4 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン

当期の基準価額騰落率は+16.3%となり、

参考指数であるTOPIXの騰落率+18.8%を下回る結果となりました。 [プラス要因] ・個別銘柄では、ソフトバンク(情報・通信業)を非保有としていたこと、業績拡大が見込まれる小野薬品工業(医薬品)やリゾートトラスト (サービス業)を参考指数と比較して高めに組み入れていたことなどが、プラスに寄与しました。

・業種別では、モバイル市場の競争激化による収益性低下が懸念された情報・通信業を参考指数と比較して低めに組み入れていたこと、業績改善期待の高まった化学を参考指数と比較して高めに組み入れていたことなどがプラスに寄与しました。

[マイナス要因] ・個別銘柄では、国内事業の低迷が嫌気された日立キャピタル(その他金融業)、今期業績に対する上振れ期待が剥離した日立製作所(電気機器)、利益成長鈍化が懸念された三菱重工業(機械)を参考指数と比較して高めに組み入れていたことなどがマイナスに影響しました。

・業種別では、中国経済減速による収益への悪影響が懸念された機械、原油をはじめとする国際商品市況の下落を背景に不安定に推移した卸売業を参考指数と比較して高めに組み入れていたことなどが、マイナスに影響しました。

(注)基準価額の騰落率は分配金(税込み)込みです。 (注)参考指数はTOPIX(東証株価指数)です。

当ファンドのベンチマークとの差異

Page 6: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_00_3750453712705.docx

- 5 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン

収益分配金につきましては、基準価額水準などを勘案し、当期は見送りとさせて頂きました。収益分配金に充てなかった収益につきましては、信託財産に留保して元本部分と同一の運用を行います。

○分配原資の内訳

(単位:円、1万口当たり、税込み)

項 目 第39期

2014年9月23日~ 2015年3月20日

当期分配金 -

(対基準価額比率) -%

当期の収益 -

当期の収益以外 -

翌期繰越分配対象額 5,217 (注)対基準価額比率は当期分配金(税込み)の期末基準価額(分配金込み)に対する比率であり、ファンドの収益率とは異なります。 (注)当期の収益、当期の収益以外は小数点以下切り捨てで算出しているため合計が当期分配金と一致しない場合があります。

○今後の運用方針

主としてマザーファンドへの投資を通じて、わが国の金融商品取引所上場株式(これに準ずるものを含みます。)に投資を行います。 マザーファンドでは、企業のファンダメンタルズ分析をベースに、ボトムアップ・アプローチ

によるバリュー運用を行います。ポートフォリオ構築にあたっては、割安株指標を用いたスクリーニングにより相対的割安銘柄を絞り込み、相対的割安度が解消される可能性のある銘柄に投資します。また、相対的割安度が解消された銘柄は売却対象となり、ポートフォリオの相対的割安度を維持します。 競争力のあるビジネスモデルからキャッシュを創出する一方、中長期的に資本生産性を上昇さ

せることのできる企業を厳選し投資していきます。そのためにも、各々の企業のビジネスサイクルの位置や収益のビジビリティを精査するとともに、当該企業が中長期的に企業価値を高めるための経営戦略やガバナンスの体制を保持しているかどうかを確認していきます。 運用にあたっては、個別銘柄ごとの成長性、収益力、バランスシートの健全性などを慎重に精

査しつつ、保有銘柄の入れ替えなどを機動的に行う方針です。また、株式組入比率は高位を維持する方針です。

分配金

Page 7: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_00_3750453712705.docx

- 6 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン

○1万口当たりの費用明細 (2014年9月23日~2015年3月20日)

項 目 当 期

項 目 の 概 要 金 額 比 率

円 %

(a) 信 託 報 酬 87 0.816 (a)信託報酬=期中の平均基準価額×信託報酬率

( 投 信 会 社 ) (39) (0.374) ファンドの運用とそれに伴う調査、受託会社への指図、法定書面等の作成、基準価額の算出等の対価

( 販 売 会 社 ) (42) (0.389) 購入後の情報提供、運用報告書等各種資料の送付、口座内でのファンドの管理および事務手続き等の対価

( 受 託 会 社 ) ( 6) (0.053) ファンドの財産の保管・管理、投信会社からの指図の実行等の対価

(b) 売 買 委 託 手 数 料 3 0.023 (b)売買委託手数料=期中の売買委託手数料÷期中の平均受益権口数 ※売買委託手数料は、有価証券等の売買の際、売買仲介人に支払う手数料

( 株 式 ) ( 3) (0.023)

(c) そ の 他 費 用 6 0.052 (c)その他費用=期中のその他費用÷期中の平均受益権口数

( 監 査 費 用 ) ( 2) (0.015) 監査費用は、監査法人に支払うファンドの監査に係る費用

( そ の 他 ) ( 4) (0.038) その他は、目論見書や運用報告書等の法定書類の作成に要する費用等

合 計 96 0.891

期中の平均基準価額は、10,703円です。

(注)期中の費用(消費税等のかかるものは消費税等を含む)は、追加・解約により受益権口数に変動があるため、簡便法により算出した

結果です。 (注)各金額は項目ごとに円未満は四捨五入してあります。 (注)売買委託手数料およびその他費用は、このファンドが組み入れている親投資信託が支払った金額のうち、当ファンドに対応するもの

を含みます。 (注)各比率は1万口当たりのそれぞれの費用金額(円未満の端数を含む)を期中の平均基準価額で除して100を乗じたもので、項目ごと

に小数点以下第4位を四捨五入してあります。

Page 8: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_00_3750453712705.docx

- 7 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン

○売買及び取引の状況 (2014年9月23日~2015年3月20日)

銘 柄 設 定 解 約

口 数 金 額 口 数 金 額 千口 千円 千口 千円インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド 4,062 6,775 25,554 43,087 (注)単位未満は切り捨てています。

○株式売買比率 (2014年9月23日~2015年3月20日)

項 目 当 期

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド

(a) 期中の株式売買金額 70,909千円(b) 期中の平均組入株式時価総額 321,747千円

(c) 売買高比率(a)/(b) 0.22 (注)(b)は各月末現在の組入株式時価総額の平均です。

(注)金額の単位未満は切り捨てています。

○利害関係人との取引状況等 (2014年9月23日~2015年3月20日)

該当事項はございません。

利害関係人とは、投資信託及び投資法人に関する法律第11条第1項に規定される利害関係人です。

○組入資産の明細 (2015年3月20日現在)

銘 柄 期首(前期末) 当 期 末

口 数 口 数 評 価 額

千口 千口 千円

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド 203,578 182,086 343,325 (注)単位未満は切り捨てています。

親投資信託受益証券の設定、解約状況

親投資信託残高

Page 9: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_00_3750453712705.docx

- 8 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン

○投資信託財産の構成 (2015年3月20日現在)

項 目 当 期 末

評 価 額 比 率

千円 %

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド 343,325 99.8

コール・ローン等、その他 630 0.2

投資信託財産総額 343,955 100.0 (注)評価額の単位未満は切り捨てています。

○資産、負債、元本及び基準価額の状況 (2015年3月20日現在)

項 目 当 期 末

(A) 資産 343,955,803

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド(評価額) 343,325,006

未収入金 630,797

(B) 負債 3,403,024

未払解約金 630,797

未払信託報酬 2,603,236

その他未払費用 168,991

(C) 純資産総額(A-B) 340,552,779

元本 286,568,004

次期繰越損益金 53,984,775

(D) 受益権総口数 286,568,004口

1万口当たり基準価額(C/D) 11,884円 <注記事項>(当運用報告書作成時点では監査未了です。)

(貸借対照表関係)

期首元本額 316,944,413円

期中追加設定元本額 6,409,608円

期中一部解約元本額 36,786,017円

○損益の状況 (2014年9月23日~2015年3月20日)

項 目 当 期

(A) 有価証券売買損益 50,341,819

売買益 52,582,863

売買損 △ 2,241,044

(B) 信託報酬等 △ 2,772,227

(C) 当期損益金(A+B) 47,569,592

(D) 前期繰越損益金 39,683,340

(E) 追加信託差損益金 △33,268,157

(配当等相当額) ( 62,275,517)

(売買損益相当額) (△95,543,674)

(F) 計(C+D+E) 53,984,775

(G) 収益分配金 0

次期繰越損益金(F+G) 53,984,775

追加信託差損益金 △33,268,157

(配当等相当額) ( 62,275,517)

(売買損益相当額) (△95,543,674)

分配準備積立金 87,252,932 (注)(A)有価証券売買損益は期末の評価換えによるものを含みま

す。

(注)(B)信託報酬等には信託報酬に対する消費税等相当額を含め

て表示しています。

(注)(E)追加信託差損益金とあるのは、信託の追加設定の際、追

加設定をした価額から元本を差し引いた差額分をいいます。

(注)収益分配金の計算過程は以下の通りです。

計算期間末における費用控除後の配当等収益(0円)、費用

控除後の有価証券売買等損益(45,084,870円)、信託約款に

規定する収益調整金(62,275,517円)および分配準備積立金

(42,168,062円)より分配対象収益は149,528,449円 (1万

口当たり5,217円)となりましたが、基準価額水準等を勘案

し、当期の分配を見合わせました。

Page 10: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_00_3750453712705.docx

- 9 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン

○収益分配金のお知らせ

当期の収益分配は見送らせていただきました。

○約款変更のお知らせ

・金融商品取引法および投資信託及び投資法人に関する法律等の改正に係る政令・内閣府令、一般社団法人投資信託協会の諸規則等が施行・実施されたことに伴い、①運用報告書の電磁的方法による交付、②デリバティブ取引に係るリスク管理の方法-について関連する条項に変更を行いました。(2014年12月1日)

・金融商品取引法および投資信託及び投資法人に関する法律等の改正に係る政令・内閣府令、一般社団法人投資信託協会の諸規則等が施行・実施されたことに伴い、新たに定められた「信用リスク集中回避のための投資制限」の規定に対応するため、関連する条項に変更を行いました。 (2014年12月19日)

Page 11: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_00_3750453712705.docx

- 10 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン

○(参考情報)親投資信託の組入資産の明細 (2015年3月20日現在)

<インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド> 下記は、インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド全体(182,086千口)の内容です。

銘 柄 期首(前期末) 当 期 末

株 数 株 数 評 価 額

千株 千株 千円

建設業(6.8%)

大林組 5 4 3,100

大東建託 0.5 0.5 6,862

前田道路 2 2 3,940

大和ハウス工業 2 2.8 6,777

日揮 1 1 2,449

食料品(0.8%)

日本ハム 1 1 2,786

化学(8.2%)

ダイセル 7 6 9,528

積水化学工業 6 6 9,504

東洋インキSCホールディングス 7 6 3,618

ニフコ 1.6 1.2 5,070

医薬品(5.6%)

アステラス製薬 7.3 6 12,000

小野薬品工業 0.6 0.5 6,935

非鉄金属(1.1%)

住友金属鉱山 2 2 3,647

金属製品(1.6%)

三和ホールディングス 8 6.2 5,487

機械(11.8%)

アマダ 4.3 4.3 5,147

サトーホールディングス 1.1 1.4 4,013

コマツ 1.5 2.1 5,155

ダイキン工業 1 0.9 7,191

椿本チエイン 6 7 7,000

ダイフク 2.8 2.6 4,147

三菱重工業 11 11 7,564

電気機器(13.7%)

ミネベア 1 - -

日立製作所 14 13 10,801

東芝 13 12 6,078

銘 柄 期首(前期末) 当 期 末

株 数 株 数 評 価 額

千株 千株 千円

安川電機 3.6 3.9 7,082

日本電産 1.3 1.1 8,723

カシオ計算機 0.9 0.8 1,845

京セラ 0.7 0.5 3,226

キヤノン 1.7 1.5 6,249

リコー 2 2 2,621

輸送用機器(12.4%)

日産自動車 4 - -

トヨタ自動車 2.3 2.3 19,775

本田技研工業 2.8 2 8,233

スズキ 1.3 1.4 5,103

ヤマハ発動機 2 2.2 6,443

豊田合成 0.5 0.9 2,503

陸運業(2.5%)

東日本旅客鉄道 1 0.8 8,332

情報・通信業(0.5%)

大塚商会 - 0.3 1,617

卸売業(7.5%)

ガリバーインターナショナル 5.5 6.1 6,264

丸紅 7.6 4.2 2,988

日立ハイテクノロジーズ 1.6 1.6 6,424

三菱商事 3 2.8 6,825

イエローハット 0.6 1.1 3,038

小売業(6.8%)

セブン&アイ・ホールディングス 2.8 2.7 13,761

ファミリーマート 0.7 - -

AOKIホールディングス 2 2 3,388

しまむら 0.5 0.4 4,944

ケーズホールディングス - 0.3 1,167

銀行業(7.8%)

三菱UFJフィナンシャル・グループ 23.6 18.8 14,852

三井住友フィナンシャルグループ 3.1 1.8 8,765

国内株式

Page 12: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_00_3750453712705.docx

- 11 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン

銘 柄 期首(前期末) 当 期 末

株 数 株 数 評 価 額

千株 千株 千円

千葉銀行 4 3 2,709

その他金融業(5.6%)

日立キャピタル 2.6 2.6 6,793

オリックス 7 6.9 12,092

不動産業(2.9%)

東急不動産ホールディングス 2.1 4.8 4,008

三菱地所 3 2 5,853

銘 柄 期首(前期末) 当 期 末

株 数 株 数 評 価 額

千株 千株 千円

サービス業(4.4%)

リゾートトラスト 2.5 2.6 8,749

リロ・ホールディング 0.6 0.6 6,354

合 計株 数 ・ 金 額 203 183 339,537

銘柄数<比率> 55 54 <98.9%> (注)銘柄欄の( )内は、当期末における国内株式の評価総額に

対する各業種の比率です。 (注)評価額欄の< >内は、当期末の純資産総額に対する評価額の

比率です。 (注)評価額の単位未満は切り捨てています。 (注)株数は千株単位で記載しています。ただし、単位未満の場合

は、小数で記載しています。 (注)-印は組み入れはありません。

Page 13: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_01_3750453712705.doc

- 12 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド

運用報告書

第13期

決算日 2014年9月22日

(計算期間:2013年9月21日から2014年9月22日まで)

運 用 方 針

①主としてわが国の株式に投資します。 ②株価の割安性に重点をおいた投資手法である「バリュー」に加えて、成長性に焦点をあてた投資手法である「グロース」の双方をふまえ、運用実績の長期的な向上をめざします。

③企業訪問を含む徹底した調査に基づき個別銘柄を選別する「ボトム・アップ・アプローチ」により運用を行います。

④フルインベストメントを基本とします。

主要運用対象 わが国の金融商品取引所上場株式(これに準ずるものを含みます。)を主要な投資対象とします。

組 入 制 限

①株式への投資割合には制限を設けません。 ②新株引受権証券および新株予約権証券への投資割合は、取得時において投資信託財産の純資産総額の20%以下とします。

③外貨建資産への投資割合は、投資信託財産の純資産総額の30%以下とします。

④同一銘柄の株式への投資割合は、取得時において投資信託財産の純資産総額の10%以下とします。

東京都港区六本木六丁目10番1号六本木ヒルズ森タワー14階

http://www.invesco.co.jp/

Page 14: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_02_3750453712705.doc

- 13 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド

最近5期の運用実績

決 算 期

基 準 価 額 TOPIX(東証株価指数) 株 式 組入比率

純資産 総 額

期 中騰落率

(参考指数) 期 中騰落率

円 % ポイント % % 百万円

9期(2010年9月21日) 10,087 △ 9.0 849.94 △10.6 98.3 334

10期(2011年9月20日) 8,598 △14.8 755.04 △11.2 97.8 254

11期(2012年9月20日) 8,492 △ 1.2 753.81 △ 0.2 96.3 225

12期(2013年9月20日) 14,036 65.3 1,218.98 61.7 97.9 330

13期(2014年9月22日) 16,085 14.6 1,330.88 9.2 98.4 327

(注1)基準価額は1万口当たりです。 (注2)当ファンドはベンチマークを定めていないため、参考指数としてTOPIX(東証株価指数)を掲載しています。TOPIX(東

証株価指数)は、東京証券取引所第一部に上場している内国株全銘柄を対象として算出した指数で、当該指数に関する知的財産権、当該指数の算出、数値の公表、利用など当該指数に関する権利は同証券取引所が所有しています。以下、同じです。

当期中の基準価額と市況等の推移

年 月 日 基 準 価 額 TOPIX(東証株価指数) 株 式

組入比率 騰落率 (参考指数) 騰落率

(期 首) 円 % ポイント % %

2013年9月20日 14,036 - 1,218.98 - 97.9

9月末 13,789 △ 1.8 1,194.10 △2.0 97.7

10月末 14,152 0.8 1,194.26 △2.0 96.2

11月末 14,822 5.6 1,258.66 3.3 97.7

12月末 15,384 9.6 1,302.29 6.8 98.8

2014年1月末 14,429 2.8 1,220.64 0.1 99.3

2月末 14,316 2.0 1,211.66 △0.6 99.2

3月末 14,007 △ 0.2 1,202.89 △1.3 98.5

4月末 13,675 △ 2.6 1,162.44 △4.6 97.3

5月末 14,330 2.1 1,201.41 △1.4 96.1

6月末 15,110 7.7 1,262.56 3.6 98.3

7月末 15,638 11.4 1,289.42 5.8 98.9

8月末 15,444 10.0 1,277.97 4.8 98.4

(期 末)

2014年9月22日 16,085 14.6 1,330.88 9.2 98.4

(注1)基準価額は1万口当たりです。 (注2)騰落率は期首比です。

Page 15: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_02_3750453712705.doc

- 14 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド

運用実績

■基準価額の推移 当期末の基準価額は16,085円となり、前期末の14,036円に比べて+2,049円(+14.6%)の上昇となりました。

■基準価額の主な変動要因 当期中、ファンドの成績に影響を及ぼした主なプラス要因、マイナス要因は下記の通りです。 [プラス要因] 以下の株価が上昇したことがファンドのパフォーマンスにプラスに寄与しました。 アステラス製薬:安定した利益成長力、積極的な株主還元方針などが評価され、株価が上昇しました。

日本電産:自動車電装化の進展を背景に利益拡大期待が一段と高まったことなどから、株価が上昇しました。

小野薬品工業:新抗がん剤の寄与により中長期的な収益力向上期待が高まったことなどから、株価が上昇しました。

日立製作所:社会インフラや自動車関連など

を中心とした中長期的な成長力が評価され、株価が上昇しました。

ダイセル:円安の進行による業績へのプラス効果や継続的な利益成長が見込まれることなどが好感され、株価が上昇しました。

[マイナス要因] 保有銘柄では、先行して株価が上昇した反動や国内景気の先行き不透明感などから三菱地所、三井住友フィナンシャルグループ、東急不動産ホールディングスなどの株価が下落したことがマイナスに影響しました。

Page 16: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_02_3750453712705.doc

- 15 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド

■参考指数との比較 ※当ファンドはベンチマークを設定しておりませんので、参考としてTOPIX(東証株価指数)との比較を記載しています。

当期の基準価額騰落率は+14.6%となり、参考指数であるTOPIXの騰落率+9.2%を上回る結果となりました。

(注)参考指数であるTOPIXは、期首(2013年9月20日)の値を基準価額とあわせて当社で独自に指数化しています。

[プラス要因] ・個別銘柄では、業績拡大期待の高まった日本電産、アステラス製薬、小野薬品工業などを参考指数と比較して高めに組み入れていたことなどが、プラスに寄与しました。

・業種別では、市況要因を中心に業績の先行き不透明感が懸念された鉄鋼や、株式市場での売買低調などが嫌気された証券、商品先物取引業を非保有としていたことなどが、プラスに寄与しました。

[マイナス要因] ・個別銘柄では、先行して株価が上昇した反動などから売り圧力の強まった三菱地所、三井住友フィナンシャルグループ、オリックスなどを参考指数と比較して高めに組み入れていたことなどがマイナスに影響しました。

・業種別では、情報・通信業を参考指数と比較して低めに組み入れていたこと、その他金融業を参考指数と比較して高めに組み入れていたことなどがマイナスに影響しました。

当期の投資環境

☆当期(2013年9月21日~2014年9月22日)の株式市場は、①米国の量的緩和縮小をめぐる不透明感やそれに伴う世界的なマネーフロー動向への警戒感、②地政学リスクの高まり、③消費税増税による国内景気の先行き不透明感-などが嫌気されて下値を試す局面もみられたものの、国内外のファンダメンタルズの改善を織り込みつつ上昇基調を取り戻して当期末を迎えました。

☆当期中のTOPIXは+9.2%の上昇となりました。

当期の株式市場は、期初には、米国をはじめとする世界的な景気回復期待の高まりなどを背景におおむね好調に推移しました。2013年末にかけては、堅調なNYダウ指数などを背景に世界的な株高基調となる中、外国人投資家による旺盛な日本株式の買いがけん引役となり、株式市場は一段高の展開となりました。しかしながら2014年年明け以降は、米国の量的緩和縮小による世界的なマネーフロー

の変調に対する警戒感が台頭したほか、中国経済の減速や地政学リスクへの懸念が強まりました。国内においては、2014年4月の消費税増税以降の景気動向への不透明感が嫌気され、こうした中、株式市場はそれまで大きく上昇した反動などもあり、一転して急落する展開となりました。 5月半ば以降は、消費税増税後の国内景況感に好転の兆しが見え始め、株式市場は自律

Page 17: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_02_3750453712705.doc

- 16 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド

反発機運を強めました。①米ドル高・円安の進行、②企業業績のモメンタム改善、③コーポレートガバナンスの強化姿勢、④政府の成長戦略への期待感-などもプラスに寄与ました。また、NYダウ指数が史上 高値を更新するなど海外の株式市場が高値圏で推移する中、①日本株式の相対的な出遅れ感や割安感が意識されたこと、②良好な株式需給環境-なども株価の押し上げ要因となりました。

当期の投資行動

☆企業のファンダメンタルズ分析に基づいたボトムアップ・アプローチを用いて、市場と比較して相対的に割安な銘柄(リラティブ・バリュー銘柄)でポートフォリオを構成します。

☆PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、PCFR(株価キャッシュ・フロー倍率)等の株価指標を用いたスクリーニングにより相対的割安銘柄を絞り込み、ファンダメンタルズ分析、分散投資等の手法を用いて銘柄を選別します。

(注)業種は東証 33 分類に基づいています。

当ファンドでは、株式の組入比率を高位に維持すること(フルインベストメント)を運用の基本方針としており、当期につきましてもほぼフルインベストメントを維持しました。 期中の主な買付銘柄としては、中長期的な収益と株価水準から、ガリバーインターナショナル(卸売業)、リロ・ホールディング (サービス業)、大和ハウス工業(建設業)、コマツ(機械)、サトーホールディングス(機械)などを新規に組み入れました。一方、厳しい事業環境が続く中、中長期的な成長期待が薄れ、バリュエーション面での割安感に乏しくなったTDK(電気機器)、日本電信電話 (情報・通信業)、リンテック(その他製品)、三菱ケミカルホールディングス(化学)などを全売却しました。

Page 18: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_02_3750453712705.doc

- 17 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド

(注)業種は東証33分類に基づいています。

*比率は、それぞれの項目を四捨五入して表示しています。したがって、合計が100%にならない場合があります。なお、表示桁数未満の処理方法の違いから他頁の比率と異なる場合があります。

今後の運用方針

☆長期的な収益力を考慮したバリュエーションに基づき、長期保有を前提とした投資を行います。 ☆米国をはじめとする世界経済の回復を前提に、海外にビジネスフランチャイズを築き、利益成長が期待できる企業の中で相対的な割安度が高い銘柄を発掘し、投資していきます。

☆国内経済のデフレ的環境からの転換が見えつつあり、非製造業や内需系の企業の中でも、そのユニークなビジネスモデルで競争力や収益力を高め、長期的な成長性が見通せる銘柄を選別していきます。

当ファンドは、ボトム・アップ・アプローチ(バリュー・アプローチ)による割安銘柄への投資を運用の基本方針とし、割安株の中から企業の持続的成長の可能性、収益の可視性を総合的に勘案して選別投資し、投資信託財産の長期的な成長を図ることを目的としています。株式組入比率は、ファンドの基本方針に従い高位を維持する方針です。 中長期的に高い収益を享受できる可能性のある銘柄に投資していきます。基本的には、国内外において収益力を高め、ROE(自己

資本利益率)の改善が期待できる割安度の高い銘柄をポートフォリオの中核とする方針を維持します。海外にも成長源を求め、海外からの収益増加が期待できる銘柄群に、成長およびバリュエーションの魅力があると判断しており、長期的な視点で投資できる銘柄を発掘します。 また、個別銘柄ごとの成長性、収益力、バランスシートの健全性などを慎重に精査しつつ、保有銘柄の入れ替えなどを機動的に行う方針です。

Page 19: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_02_3750453712705.doc

- 18 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド

1万口(元本10,000円)当たりの費用の明細

項 目 当 期

売 買 委 託 手 数 料 5円

(株 式) (5)

合 計 5

(注1)期中の費用(消費税等のかかるものは消費税等を含む)は、追加・解約により受益権口数に変動があるため、下記の簡便法により算出した結果です。 売買委託手数料は、期中の金額を各月末現在の受益権口数の単純平均で除したものです。

(注2)各項目ごとに円未満は四捨五入しています。

売買および取引の状況

株 式 (2013年9月21日から2014年9月22日まで)

買 付 売 付

株 数 金 額 株 数 金 額

千株 千円 千株 千円

国内上 場

22 43,050 79 81,451

( 9) ( -) (注1)金額は受渡代金です。 (注2)単位未満は切り捨てています。 (注3)( )内は株式分割、増資割当、予約権行使、合併等によ

る増減分で、上段の数字には含まれていません。

株式売買金額の平均組入株式時価総額に対する割合

(2013年9月21日から2014年9月22日まで)

項 目 当 期

(a) 期 中 の 株 式 売 買 金 額 124,501千円

(b) 期中の平均組入株式時価総額 314,095千円

(c) 売 買 高 比 率(a)/(b) 0.39

(注1)(b)は各月末現在の組入株式時価総額の平均です。 (注2)金額の単位未満は切り捨てています。

主要な売買銘柄(2013年9月21日から2014年9月22日まで)

株 式

当 期

買 付 売 付

銘 柄 株 数 金 額 平均単価 銘 柄 株 数 金 額 平均単価

千株 千円 円 千株 千円 円

ガリバーインターナショナル 5.5 4,345 790 日本電信電話 1 5,056 5,056

大和ハウス工業 2 3,913 1,956 TDK 1.2 5,003 4,169

日揮 1 3,636 3,636 リンテック 2 3,824 1,912

AOKIホールディングス 1.1 3,335 3,032 日本ハム 2 3,428 1,714

コマツ 1.5 3,283 2,189 電気化学工業 9 3,369 374

リロ・ホールディング 0.6 3,145 5,242 ミネベア 5 3,235 647

サトーホールディングス 1.1 2,658 2,416 カネカ 5 3,104 620

本田技研工業 0.6 2,446 4,077 大林組 5 2,872 574

ヤマハ発動機 1.4 2,347 1,676 三井金属鉱業 11 2,816 256

リゾートトラスト 0.9 2,321 2,579 長瀬産業 2.3 2,784 1,210

(注1)金額は受渡代金です。 (注2)単位未満は切り捨てています。ただし、株数が単位未満の場合は、小数で記載しています。

利害関係人との取引状況(2013年9月21日から2014年9月22日まで)

期中における利害関係人との取引はありません。 (注)利害関係人とは、投資信託及び投資法人に関する法律第11条第1項に規定される利害関係人です。

Page 20: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_02_3750453712705.doc

- 19 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド

組入資産の明細(2014年9月22日現在)

国内株式

上場株式

銘 柄 期首(前期末) 当 期 末

株 数 株 数 評 価 額

千株 千株 千円建設業(6.3%)

大林組 10 5 3,635大東建託 0.4 0.5 6,385前田道路 2 2 3,422大和ハウス工業 - 2 3,951日揮 - 1 2,942

食料品(0.7%) 日本ハム 3 1 2,280

繊維製品(-%) 日清紡ホールディングス 1 - -帝人 7 - -

化学(7.7%) 電気化学工業 9 - -カネカ 5 - -三菱ケミカルホールディングス 6.5 - -ダイセル 7 7 8,239積水化学工業 6 6 7,368東洋インキSCホールディングス 5 7 3,703ニフコ 1.7 1.6 5,552

医薬品(5.4%) アステラス製薬 1.8 7.3 11,650小野薬品工業 0.9 0.6 5,760第一三共 0.7 - -

非鉄金属(1.0%) 三井金属鉱業 11 - -住友金属鉱山 2 2 3,189

金属製品(1.9%) 三和ホールディングス 7 8 6,176

機械(11.0%) アマダ 5 4.3 4,381サトーホールディングス - 1.1 3,344コマツ - 1.5 3,866ダイキン工業 1.4 1 6,991椿本チエイン 7 6 5,430ダイフク 3.5 2.8 3,718三菱重工業 13 11 7,823

電気機器(14.9%) ミネベア 6 1 1,400日立製作所 14 14 11,678東芝 13 13 6,544安川電機 3 3.6 5,443日本電産 0.7 1.3 9,191TDK 1.2 - -カシオ計算機 1.7 0.9 1,587京セラ 0.5 0.7 3,576キヤノン 2.1 1.7 6,159リコー 2 2 2,492

輸送用機器(12.5%) 日産自動車 7 4 4,338トヨタ自動車 2.5 2.3 14,931本田技研工業 2.4 2.8 10,565スズキ 1.1 1.3 4,891

銘 柄 期首(前期末) 当 期 末

株 数 株 数 評 価 額

千株 千株 千円ヤマハ発動機 1.7 2 4,298豊田合成 1.1 0.5 1,081

その他製品(-%) ヤマハ 1.6 - -ピジョン 0.2 - -リンテック 2 - -

陸運業(2.5%) 東日本旅客鉄道 1 1 8,104

情報・通信業(-%) 日本電信電話 1 - -

卸売業(7.7%) ガリバーインターナショナル - 5.5 5,164丸紅 8 7.6 6,104長瀬産業 2.3 - -日立ハイテクノロジーズ 1.3 1.6 4,904三菱商事 3.3 3 6,994イエローハット - 0.6 1,459

小売業(6.9%) セブン&アイ・ホールディングス 2.9 2.8 11,571ファミリーマート 1 0.7 2,996AOKIホールディングス - 2 2,546しまむら 0.4 0.5 4,975

銀行業(9.9%) 三菱UFJフィナンシャル・グループ 24.6 23.6 15,019三井住友フィナンシャルグループ 3.2 3.1 13,960千葉銀行 4 4 3,056

その他金融業(5.6%) 日立キャピタル 2.9 2.6 7,238オリックス 7.1 7 10,741

不動産業(2.7%) 東急不動産ホールディングス - 2.1 1,583三菱地所 4 3 7,167東急不動産 3 - -

サービス業(3.3%) リゾートトラスト 0.7 2.5 6,067リロ・ホールディング - 0.6 4,596

合計 株 数 ・ 金 額 251 203 322,235

銘 柄 数 < 比 率 > 60 55 <98.4%>

(注1)銘柄欄の( )内は、当期末における国内株式の評価総額に対する各業種の比率です。

(注2)評価額欄の< >内は、当期末の純資産総額に対する評価額の比率です。

(注3)評価額の単位未満は切り捨てています。 (注4)株数は千株単位で記載しています。ただし、単位未満の

場合は、小数で記載しています。 (注5)-印は組み入れはありません。

Page 21: u311603 00 3750453712705.docx インベスコ マグナ … - 1 - インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 最近5期の運用実績 ... 37期(2014年3月20日)

u311603_02_3750453712705.doc

- 20 -

インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー マザーファンド

投資信託財産の構成(2014年9月22日現在)

項 目 当 期 末

評 価 額 比 率

千円 %

株 式 322,235 98.4

コ ー ル ・ ロ ー ン 等 、 そ の 他 5,215 1.6

投 資 信 託 財 産 総 額 327,450 100.0

(注)評価額の単位未満は切り捨てています。

資産、負債、元本および基準価額の状況

(2014年9月22日現在)

項 目 当 期 末

(A) 資 産 327,450,182円

コ ー ル ・ ロ ー ン 等 4,973,918

株 式 ( 評 価 額 ) 322,235,910

未 収 配 当 金 240,350

未 収 利 息 4

(B) 純 資 産 総 額(A) 327,450,182

元 本 203,578,795

次 期 繰 越 損 益 金 123,871,387

(C) 受 益 権 総 口 数 203,578,795口

1万口当たり基準価額(B/C) 16,085円

<注記事項> (貸借対照表関係)

1.期首元本額 235,463,250円 期中追加設定元本額 9,600,098円 期中一部解約元本額 41,484,553円

2.当期末における当マザーファンドを投資対象とする投資信託の元本額 インベスコ マグナム・ジャパン・バリュー・オープン 203,578,795円 合計 203,578,795円

損益の状況

当期(自2013年9月21日 至2014年9月22日)

項 目 当 期

(A) 配 当 等 収 益 6,480,217円

受 取 配 当 金 6,478,800

受 取 利 息 1,260

そ の 他 収 益 金 157

(B) 有 価 証 券 売 買 損 益 37,009,565

売 買 益 49,319,639

売 買 損 △ 12,310,074

(C) 当 期 損 益 金(A+B) 43,489,782

(D) 前 期 繰 越 損 益 金 95,026,299

(E) 追 加 信 託 差 損 益 金 4,457,600

(F) 解 約 差 損 益 金 △ 19,102,294

(G) 計 (C+D+E+F) 123,871,387

次 期 繰 越 損 益 金(G) 123,871,387

(注1)(B)有価証券売買損益は期末の評価換えによるものを含みます。

(注2)(E)追加信託差損益金とあるのは、信託の追加設定の際、追加設定をした価額から元本を差し引いた差額分をいいます。

(注3)(F)解約差損益金とあるのは、中途解約の際、元本から解約価額を差し引いた差額分をいいます。

約款変更のお知らせ

・平成26年4月1日付で委託会社が商号を変更したことに伴い、信託約款に所要の変更を行いました。

(平成26年4月1日)