明日からデキるuxデザイン #2ワークショップ編
DESCRIPTION
社内の中堅デザイナー・ディレクター向けに行ったUX研修の資料#2ワークショップ編です。 UXデザインのプロセスを体験できるワークショップの進行に利用した資料です。 ■#1講義編はこちら(http://www.slideshare.net/MariTakahashi/ux1-36855537) UXデザインとは何か、用語の定義、最近盛り上がっている背景、UXデザインプロセスの進め方についてまとめています。TRANSCRIPT
高橋 真理Mari Takahashi
UX Design / Graphic Design
Agile / Planning / Analytics
Project Leader
https://www.facebook.com/mari.takahashi.211
http://www.slideshare.net/MariTakahashi
• #1 講義編 本日 10:00-12:00
• #2 実践編 7/11(金)15:00-18:00
前回のおさらい
ユーザーの姿や、課題、ニーズを「正しく」
理解して、アウトプットにつなげ、
あるUXを計画的に実現するためのプロセス
UXデザインとは#1 講義編より
• 想像ではなく、ファクトにもとづいて行なう
• ユーザーの理解から創造する時に、面白いものに
なるかどうかはアイデアが必要
#1 講義編より
UXデザインのプロセス
1.理解
2. 整理
3. 創造
4. 検証
#1 講義編より
誰がやるの?
#1 講義編より
プロジェクトメンバー
全員でやろう!ディレクター 阿佐さん
エンジニア 角銅さん
デザイナー 上原くん
ある日のプロジェクトメンバー
#1 講義編より
• UXデザインプロセスのアウトプットは「グラフィッ
クデザイン」や「UI」だけではない。もっと幅広く
課題を検討する必要がある。
• 一人の視点にかたよらない。
• 共有が早い(結果的にスピーディー)。
プロジェクト進行中ずっと共通の理解がもてる。
なぜ全員か#1 講義編より
ワーク:「明日から何ができるか」
#1 講義編より
• 店頭でのフィールドワーク、ユーザーの行動分析
• 社内アンケート
• 何か仮説をたててみる
• UIScopeを使ってみる(クライアントの説得材料にも)
• とりあえずやってみる
• 社内で布教する
• 提案時にUXを盛り込む
• スケジュールに反映する
明日からできそうなこと#1 講義編より
• 体制的余裕がない(初期段階でデザイナーアサイン
できない)
• チームメンバー全員で考える習慣がない
• ディレクターとデザイナーが密に
コミュニケーションとれる環境になっていない
• コストのお客さん理解が必要
ワークから出てきた課題#1 講義編より
今日はワークショップで
実際のプロセスを体験します
案件/提案導入具体化の
助けになれば嬉しいです
• 前回のおさらい
• ワークショップ
1.インタビュー
2.ペルソナ作成
3.カスタマージャーニーマップ作成
4.課題解決策(アプリコンセプト)の決定
5.ペーパープロトタイプ作成/POP
• 発表
本日の進め方
ワークショップ開始です
テーマ 「最高の平日ランチ体験」
メンバーズ社員の最高のランチ体験を実現する
アプリのアイデアを形にします
まずはユーザーを知ろう
1. インタビュー
1.理解
2. 整理
3. 創造
4. 検証
• ユーザの普段の平日ディナーについて、聞いてみて
ください。
• 二人一組でインタビューをします。
• 限られた時間でなるべく詳細に聞きます
インタビュー
質問・インタビューの注意点
Do Don’t
- たくさんのメモをとる
- 自由形式の回答を促す質問
- 背景にある物語を聞く(なぜXX
ですか?どうXXだったのです
か?)
- 事実を聞く
- 黙ってよく耳を傾ける
- 笑顔でいる
- 未来の行動について
質問する
- yes/noで終わる質問
(yes, and?)
- 誘導尋問をする
- しゃべりすぎる
• ユーザーの行動
• 行動の背景にある心理・思考
聞くポイント
質問リスト作成
5min
インタビュー
10min * 2
集めたファクトを整理します
2. ペルソナ作成
1.理解
2. 整理
3. 創造
4. 検証
1. 集めたファクトを1つずつ付箋に書き出す
2. 模造紙を4つのエリアにわけ、3つのエリアに
「属性」「行動」「ウォンツ/ニーズ」と記載する
3. それぞれのファクトを4象限に配置する
4. 出てきたファクトのうち最大公約数を残し、残り
はよけておく。
やりかた
•肉と野菜のバランスぐらいは気にする。 •スマートフォンでWeb検索も利用する。 •ookpaad見ることが多い。 •平日は割りと忙しいので、余った材料などで 簡単に出来るもの。 •帰宅中の電車内で献立を考えたり調べたりする。 •料理レシピの本を数冊持ってる。
•レシピは複数のものから比較、選択する。 •cookpadは簡単なレシピで利用する。 •ちゃんとしたものやチャレンジしたいメニューは、週末にたまに作る。 •豆腐やもやしは食材として普通に使用する。 •スマホでレシピを見ながら作るときも多い。
•30代前半 •女性 •働いている •料理はよくする
•普段の料理はなるべく簡単に作りたい。 •材料や道具は身近なものであって欲しい。 •週末等できちんと作る場合にはレシピの情報源も確かなものであってほしい。 •時間があるときは、平日とちがうものを食べたい •レパートリーを増やしたい •出来ればバランスの良い食事を取りたい
Behavior
Demography Wants/Needs
ヘルシー大豆レシピ ペルソナ
今日は時間ないから簡単にすませちゃおう! 週末くらいはバランスのいい食事をしよう!
!象徴するひとこと
!デモグラフィー
!とっている行動
!課題・心理・ニーズ
SAMPLE
ペルソナ作成
15min
3. カスタマージャーニーマップ作成
1.理解
2. 整理
3. 創造
4. 検証
1. 集めたファクトを1つずつ付箋に書き出す
2. 模造紙をジャーニーマップの形にエリア切りする
3. 付箋をグループ内で話し合いながら、マップ内に
貼り、ファクトを整理する(先ほどのペルソナと
照らし合わせながら)
4. インタビューと整理する中で得られた気付きを
話し合い、ジャーニーマップに追加する
やりかた
カスタマージャーニーマップ
思考・感情
気付き
行動のおおまかなステップ
行動の細かな流れ
行動に伴うユーザーの思考・感情
ジャーニーマップを作るなかで得られた気付き
ジャーニーマップ作成
15min
4.課題解決策(アプリコンセプト)決定
1.理解
2. 整理
3. 創造
4. 検証
この形式で整理
さんは
する方法が必要だった。
ができることで、
さんのランチ体験が最高になる。
コンセプト決定
10min
5.ペーパープロトタイプ作成
1.理解
2. 整理
3. 創造
4. 検証
コラボレーティブデザインをしよう
#1 講義編より
• チームメンバーで共同作業を行いペーパープロト
タイプを作り上げる
• 手書きであることにより、全員でユーザーの課題に
対する解決案を議論する
• 一人が考えるよりはるかに効率的(体感値)
#1 講義編より
個人ワーク
5min
グループペーパープロト作成
30min
POP作成
15min
発表!
3min * 4グループ
OUTPUT
OUTPUT
OUTPUT
質疑応答