xデザイン学校で楽しむ大人の学び
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X デザイン学校で楽しむ大人の学び株式会社 Gaji-Labo 山岸 ひとみ
自己紹介
山岸 ひとみ株式会社 Gaji-Labo 取締役 CXOワークショップデザイナー
特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構認定 人間中心設計専門家。
文部科学省所管一般財団法人生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー。
システムやアプリケーションのインターフェイスに関わる設計・デザインを中心にキャリアを積んで
きたが、 2014 年からワークショップデザイナーとしての活動に重点を移し、プログラム設計やファシ
リテーションを事業として展開。ビジネスとデザインが絡む領域のコンサルティングを行う。
また、各種デザイン系のフォーラムや学会において、ワークショップの事例や研究成果等の発表、ワー
クショップの価値や意義の啓蒙なども行っている。それ以外にも、定期的に外部に開かれたワーク
ショップを企画・運営している。
「 X デザイン学校」と
は?What is X Design Academy?
社会をよくするデザインの学びと
研究する楽しさを追求する、
社会人のための「未来の学校体験」
“
X デザイン学校 2017 年度パンフレットより
社会をよくするデザインの学びと
研究する楽しさを追求する、
社会人のための「未来の学校体験」
“
X デザイン学校 2017 年度パンフレットより
Z
正直、一期生もまだあんまりわかってないです!!!
一期生はどのような時間を過ごしてきたのか?
How did we spend this year?
研究したい内容のテーマや共に研究を進めるグループ決めをしたり、
同じテーマを持つメンバーでアイディア出しや論点の整理を行ったり、
うまくいかずに煮詰まったり、
それぞれが持つ視点を共有してお互いのスコープを確認していったり、
うまくいかずに煮詰まったり、
毎月変わる講師陣や先生方に相談して貴重な知見や新しい切り口をもらったり、
うまくいかずに煮詰まったり、
仕事は忙しいし、家庭もあるし、
勉強は大変だし、研究は難しいし、
一期生たちは今も現在進行形で
煮え煮え煮詰まり続けています。
仕事は忙しいし、家庭もあるし、
研究って難しいし、勉強って大変だし、
一期生たちは今も現在進行形で
煮え煮え煮詰まり続けています。
Z
むしろ、なんでこんなことを続けてるんだろう???
私が X デザイン学校で学んでいる動機
Why do I study at X Design Academy?
論文を書く力を身に付けたい
論文を書く力を身に付けたい
学びの環境と学習者そのものに
興味がある
論文を書く力を身に付けたい
学びの環境と学習者そのものに
興味がある
準備が整っていないものを作り上げていく過程が好き(作るのも眺めるのも)
学びの環境と学習者そのものに
興味がある
準備が整っていないものを作り上げていく過程が好き(作るのも眺めるのも)
レビューしてくれる人がほしい
準備が整っていないものを作り上げていく過程が好き(作るのも眺めるのも)
レビューしてくれる人がほしい
観察対象がたくさんいて
うれしい
レビューしてくれる人がほしい
観察対象がたくさんいて
うれしい
よくわかんないけどなんかおもしろそう
よくわかんないけどなんかおもしろそう
よくわかんないけどなんかおもしろそう
あ、これだ
よくわかんないけど、なんかおもしろいから続けているのです。
よくわかんないけど、なんかおもしろいから続けているのです。
たぶん
私が X デザイン学校でやってきたこと
What did I research in my school days?
• シャドーイング
• 会話録音
• ビデオ撮影
• 連絡手段のフォロー
• データのテキスト化 など
X デザイン学校のグループ活動を観察
• X デザイン学校のスタディツアーを考察
• 実際にツアーに参加
• モデルとその概要の提示
• メリット/デメリットの抽出
X デザイン学校の修学旅行についての考察
今後の実践研究に向けてのマイテーマ設定
デザイン×
動的対応力×
社会構成主義
自分の職業・職域に対する興味
臨機応変に、即興的に、リアルタイムに変化する課題や業界動向に対応し、成長できる能力に対する興味
ひとりではなく誰かと一緒に活動することによってのみ得られる経験・体験に対する興味
自分が強く興味を持つキーワードをかけ算した領域の中で、実践研究を続ける方針。
X デザイン学校一期の修了までの目標を設定
「分散型修学旅行モデル」についての論文を一本、書き上げる
分散型修学旅行を社会構成主義的な学習プログラム(アクティビティ)の一環として定義する
なぜ分散型修学旅行が有効なのか、どのように有効なのかを検証・考察する
ミニマム目標: 3 月の最終発表会で口頭発表できる形まで、書き上げる
努力目標 1: 外部に論文投稿できるくらいまで、ブラッシュアップする
努力目標 2: 追加でもう一本、業務でやっていることを事例論文にする
参考 URL http://www.slideshare.net/hitoyam/x-70228258
修了後も継続的に取り組みたい実践研究を設定
1. これからのデザインに必要なスキルとは何か(定義、先行研究から)
2. デザイン職/デザイン教育を受けている大人の性質・特徴(対象の設定)
3. なぜ動的対応力なのか/なぜ社会構成主義なのか(課題と反証)
4. 動的対応力はデザインスキルのひとつとして重要である(仮説 1)5. 社会主義的な活動は動的対応力を向上させる(仮説 2)6. 社会主義的に獲得した動的対応力はデザインスキルとして有用(最重要主張)
7. 仮説が正しいかどうか確かめるための方法/結果(検証方法と結果の提示)
8. デザインに必要な動的対応力を社会構成主義的に身に付けるための
プログラムをどのように作るか(今後の課題と応用)
アウトプットの種類 1: これらの大きな流れを柱にした、実践可能な粒度/スコープのプロジェクトで、新規に実践研究
アウトプットの種類 2: 自分の業務の中ですでに実際に行っていることを、この流れに沿った形でまとめた事例研究
修了までの目標、修了後の目標は
グループそれぞれ、人それぞれ。
その「それぞれ」を見るのが楽しい。
大人の学びの醍醐味。
たぶん
「 X デザイン学校」と
は?What is X Design Academy?
社会をよくするデザインの学びと
研究する楽しさを追求する、
社会人のための「未来の学校体験」
“
X デザイン学校 2017 年度パンフレットより
どこに向かうのかのベクトルは
自分たちで決めていい学校
(だって大人なんだからね)
どこに向かうのかのベクトルは
自分たちで決めていい学校
どこに向かうのかのベクトルは
自分たちで決めていい学校
(だって大人なんだからね)
Zたぶん(※個人の感想です)
一緒に大人の学びを楽しみましょう!(個人的には来年も混ぜてもらう気まんまんです)