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東海村では,平成16年度に「村民の健康寿命を延ばす」ことを目標に掲げた第一次健

康づくり推進計画(~すこやかチャレンジプラン~平成16年度~平成22年度)を策定

し,健康づくり活動を推進してまいりました。

この第一次計画では,子どもからおとなまでの健康づくりについて,健康づくり推進計

画推進委員会の皆様を中心に,関連団体等のご協力も得ながら推進活動を展開し,「すこや

かウォーキング」の定期的な開催や新たなコース(ヘルスロード)の設定など,運動習慣

の実践面等において一定の成果を挙げることができました。

このたび,平成23年度から平成32年度までの,本村における健康づくりの方向性を

定めた「第二次健康づくり推進計画」を新たに策定いたしました。

本計画は,同じく23年度からスタートした「東海村第5次総合計画」の福祉分野にお

ける将来像「一人ひとりを大切にするまち~日本一の福祉のまちを目指して~」の実現に

向け,「一人ひとりがいきいきとすこやかに暮らすことができるまち」を目標に掲げており

ます。

そこでは,子どもの健康づくりとおとなの健康づくりについて,それぞれ目指すべき将

来像を描き,目標を達成するために,個人や関連団体,地域,行政が果たすべき役割を明

確にしながら,協働による健康づくり活動を推進するものとなっております。

特に,これまでは,健康は個人の問題として捉えられておりましたが,健康づくりを継

続的に実践していくためには,本人の自覚はもとより,本人を取り巻く地域のあり方が重

要であることから,新たに「地域」という視点から健康づくりを進めていくことを目指す

ものとなっております。そのことから,第二次計画では,健康づくりに関連する人材の育

成やネットワークの構築などに力を入れていきたいと考えております。

策定に当たりましては,多くの村民の皆様にご参加をいただき,村職員を交えたワーク

ショップをおよそ一年半にわたり継続的に開催するなど,まさに村民の皆様が中心となり

作り上げたものであります。

今後は,この計画を基本として,より具体的な取組みの内容をまとめた行動計画を策定

し,村民の皆様とともに,個人の,家族の,そして地域の健康づくりに取り組んでまいり

たいと存じます。

おわりに,本計画を策定するにあたり,多大なご尽力を賜りました村民の皆様をはじめ

関係団体の方々に心より感謝申し上げますとともに,今後も一層のご指導,ご協力を賜り

ますようお願い申し上げます。

東海村長 村上達也

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第1章 東海村の現況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

1 地理条件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

(1)位置

(2)地勢

2 沿革・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5

3 人口静態・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6

(1)人口及び世帯数の推移

(2)年齢別人口構成比の推移と老齢化指数の推移

4 人口動態・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

(1) 人口動態の推移

(2) 出生数と出生率の推移

(3) 死亡数及び死亡率の推移

(4) 主な死亡別死亡数の推移

(5) 主な死因の比較

(6) 部位別がん死亡者数の推移

(7) 標準化死亡比

(8) 平均寿命の推移

5 国民健康保険医療費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

(1) 年齢階層別保険点数

(2) 一人当たりの診療比の推移

第2章 計画の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

1 計画改定の背景・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

2 第二次計画の策定方法及び経緯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20

3 計画の基本理念と体系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23

4 計画の位置づけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25

5 計画の期間と評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26

6 計画の推進体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26

第3章 みんなでつくる健康なまちづくり(基本計画)・・・・・・・・ 29

1 子どもの健康づくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29

(1) 心にゆとりを持って,安心して子育てができる・・・・・・・・・・・・・・29

(2) 子どもたちが家族や地域の人と関わりながら,のびのびと元気に育つ・・・・・33

2 おとなの健康づくり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37

(1) 若い頃から健康を維持するためにバランスのよい食習慣を身につける・・・ 37

(2)地域や家族,仲間と楽しく運動を継続できる・・・・・・・・・・・・・・ 41

3 健康づくりに関連する人材の育成とネットワークの構築を推進します・・・ 46

4 一次予防及び二次予防を充実し,疾病対策を推進します・・・・・・・・・ 48

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参考資料

1 第二次健康づくり推進計画(案)策定の過程

2 策定の風景

3 策定に関わった「健康づくり推進計画ワーキング委員」の皆さんの感想

4 話し合いの過程(目的関連図)

5 東海村健康づくり推進協議会名簿

6 東海村健康づくり推進委委員会名簿

7 東海村健康づくり推進計画ワーキング委員会名簿

8 東海村健康づくり推進委員会設置要綱

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1 地理条件

(1)位置

東海村は,茨城県の県庁所在地,水戸市の北東約 15 ㎞に位置し,東京からは約 110 ㎞の距離に

あります。東は太平洋に面し,西は那珂市,南はひたちなか市,北は久慈川をはさんで日立市と接

しています。村域は,東西約 7.9 ㎞,南北約 7.9 ㎞,総面積は 37.48km²となっています。

(2)地勢

久慈川の南側と真崎浦,細浦などの低地は沖積層で,水田地帯となっています。一方,台地は洪

積層で,畑地と平地林が広がり,東へ緩やかに傾斜したその先端が砂丘となっています。なお砂丘

は現在,(独)日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター,日本原子力発電(株) 東海発電

所・東海第二発電所などの敷地として活用されています。

2 沿革2

明治 22 年(1889 年)の自治制施行に際し,村松村,石神村となり,昭和 30 年(1955 年)3 月

31日,町村合併促進法によって両村が合併し,東海村となりました。

翌年の昭和 31 年(1956 年)には,日本原子力研究所の設置が決定し,以後,数々の原子力関連

施設が設置され,先端技術とともに歩んできました。東海村では,安全の確保を最優先し,「原子

力平和利用推進・核兵器廃絶宣言」を行うなど,村民の生命や財産を守り,安心して暮らせるまち

づくりを実践してきました。

また,地元住民と新住民との融和に努め,「東海まつり」をはじめとするさまざまなイベントを

開催し,村としての一体感を盛り上げてきました。国際交流の面では,アメリカ・アイダホフォー

ルズ市と姉妹都市盟約を結び,交換留学生の派遣や受け入れを行うなど,友好を深めてきました。

そして現在,村が抱える課題に住民と行政が協働で取り組みながら,誇りと愛情を持てるまちづ

くりを推進しています。

東海村第5次総合計画転用 政策推進課

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3 人口静態

(1) 人口及び世帯数の推移

本村の人口は平成に入ってからも増加傾向が続いています。平成 22 年には 37,000 人を超え

37,314人となっています。

世帯数と人口が増加傾向を示す一方,一世帯あたりの人口は平成 22 年で 2.6 人と微減傾向を

示しています。

資料:「とうかいの統計」政策推進課

世帯あたりの人数

(人)

人口

(人) 人口及び世帯数の推移

2.62.82.833.4

6.2

4.7

4

1,8803,535

6,270

9,14710,865

12,083 12,87314,251

11,583

16,565

25,151

31,06532,727

34,33335,450

37,314

0

1

2

3

4

5

6

7

昭和30年 昭和40年 昭和50年 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年

-

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000世帯あたりの人員 世帯数 人口

0

人口及び世帯数の推移

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(2) 年齢別人口構成比の推移と老年化指数の推移

本村の年齢別人口構成比は,年尐人口(0~14歳)が減尐傾向にあり,老年人口(65歳以上)

は増加傾向にあります。

老年化指数 (老年人口/年尐人口×100)は平成 22 年には 120%を突破していることからわ

かるように,本村においても高齢化が進行しています。

資料:「とうかいの統計」

※ 老年化指数

老年化指数とは,人口の高齢化を知る一つの指標で,生産年齢人口の多尐に

よる影響を除いているため,人口高齢化の程度をより敏感に示す。

老年化指数=老年人口÷年尐人口×100

老年化指数

19.7 20.2 19.99 19.64 19.0324.04

33.04

51.4

69.61

82.81

101.16

121

0

20

40

60

80

100

120

140

昭和30年 昭和35年 昭和40年 昭和45年 昭和50年 昭和55年 昭和60年 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年

老年化指数(率)

老年化指数

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

S.30

S.35

S.40

S.45

S.50

S.55

S.60

H.02

H.07

H.12

H.17

H.22

(年)

年尐人口 (0~14)

生産人口 (15~64)

老年人口 (65~)

年齢(3階層)別人口構成比の推移

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4 人口動態

(1) 人口動態の推移

本村の人口動態の推移は,社会動態(転入者数と転出者数の比較)・自然動態(出生数と死亡数

の比較)ともに人口の増加人数が減尐人数を上回っており,人口増加の傾向にあります。ここ数

年もその傾向が続いていますが,出生数と死亡数の差が年々縮まっています。

資料:「東海村統計書」政策推進課

152

346

490

380

425464

396 414

75107 120 124

220 216 232

279

-

500

1,000

1,500

2,000

2,500

昭和30年 昭和40年 昭和50年 昭和60年 平成7年 平成12年 平成17年 平成21年

0

100

200

300

400

500

600

転入 転出 出生 死亡

人口動態の推移

(人) (人)

転入・転出

出生・死亡

0

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(2) 出生数と出生率の推移

本村の出生数は年によって増減がみられますが,長期的には平成 11 年以降減尐傾向が続いて

いました。しかし,平成 21 年度の出生数は前年度より大きく増加し,今後の出生数増加が期待

されます。

出生率 は県・全国を大きく上回っていますが,長期的にみると県・全国とほぼ同じ増減傾向

で推移しています。

資料:「東海村統計書」政策推進課

「平成 21年茨城県人口動態統計(確定数)の概況」茨城県保健福祉部厚生総務課

東海村出生数の推移及び県・全国との出生率の比

408415

442

463 458

434 437 428 429

394

414 419

370

410

12.4 12.613.2

13.7 13.412.6 12.6 12.3 12.2

11.211.6 11.4

10.2

11.4

300

320

340

360

380

400

420

440

460

平成8年 平成10年 平成12年 平成14年 平成16年 平成18年 平成20年0

2

4

6

8

10

12

14

16

出生数 東海村 茨城県 全国

※ 出生率

人口千人あたりの出生者数

「出生者数÷人口×1000」

(人) (率)

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(3) 死亡数及び死亡率の推移

本村の死亡数・死亡率 は平成 18 年度から 19 年度にかけ減尐し,その後は大きな変化がみら

れなくなっております。死亡率は県・全国を大きく下回っています。

資料:「東海村統計書」政策推進課

「平成 21年茨城県人口動態統計(確定数)の概況」茨城県保健福祉部厚生総務課

東海村の死亡数の推移及び県・全国との死亡率の比較

250248237274234225212230210211234215226219

6.7 6.86.4

6.9

6.2 6.16.6

6.16.4 6.6

7.7

6.6 6.8 6.8

0

50

100

150

200

250

300

平成8年 平成10年 平成12年 平成14年 平成16年 平成18年 平成20年0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

死亡数 東海村 茨城県 全国(人)

※ 死亡率

人口千人あたりの死亡者数

「死亡者数÷人口×1000」

(率)

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(4) 主な死因別死亡数の推移

主な死因別に死亡数をみると,3 大生活習慣病のうち悪性新生物は 18 年度から大きく減尐し

ています。

一方,心疾患は長期的にみると増加傾向となっています。

資料:「茨城県保健福祉統計年報」茨城県保健福祉部

0

20

40

60

80

100

平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年

悪性新生物 糖尿病 心疾患 脳血管疾患

肺炎 老衰 不慮の事故 自殺

主な死因別死亡数の推移

(人)

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(5) 主な死因の比較

本村の主な死因の推移を平成 17年と平成 20年とで比較すると,肺炎での死亡者の割合が減尐

したことにより,3大生活習慣病(悪性新生物,脳血管疾患,心疾患)の占める割合が 57.2%か

ら 64.1%に増加しています。また国と比較すると心疾患の割合が高くなっています

資料:「茨城県保健福祉統計年報」茨城県保健福祉部

主な死因の比較 平成17年東海村

悪性新生物33.3%

脳血管疾患10.7%

肝疾患(肝硬変等)1.3%

糖尿病3.0%

老衰3.4%

高血圧性疾患0.4%

腎不全2.1%

心疾患(高血圧性を

除く)13.2%

肺炎16.7%

その他9.0%

自殺3.8%

不慮の事故3.0%

主な死因の比較 H20年東海村

悪性新生物29.1%

脳血管疾患14.9%

肺炎7.4%

心疾患(高血圧性を除く)20.1%

老衰4.8%

高血圧性疾患1.2%

糖尿病0.8%

肝疾患2.0%

腎不全2.4%

不慮の事故3.2%

自殺2.4%

その他11.7%

主な死因の比較 H20年全国

悪性新生物29.2%

脳血管疾患12.7%

心疾患(高血圧性を除く)15.9%老衰

3.5%

高血圧性疾患0.5%

糖尿病1.5%

肝疾患1.5%

腎不全1.7%

不慮の事故3.8%

自殺2.5%

その他16.9%

肺炎10.3%

主な死因の比較 平成17年全国

脳血管疾患12.3%

その他17.9%

腎不全1.9%

不慮の事故3.7%

自殺2.8%

悪性新生物30.1%

心疾患(高血圧性を

除く)16.0%

肝疾患(肝硬変等)1.3%

高血圧性疾患

0.5%老衰2.4% 肺炎

9.9%

糖尿病1.3%

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(6) 部位別がん死亡者数の推移

本村における部位別のがん死亡者数は,「胃」「結腸」「気管,気管支及び肺」「大腸」のがんに

よるものが多く,ここ数年は大腸および胃がんによるものが目立っています。

H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20

食道 2 1 3 3 6 0 1 4 1 4 2

胃 8 9 10 14 10 10 15 16 17 5 16

結腸 2 6 0 3 5 5 2 3 8 8 8

直腸S状結腸移行部及び直腸 3 5 3 1 3 1 1 3 11 2 3

肝及び肝内胆管 12 4 6 8 10 4 6 3 7 5 5

胆のう及びその他の胆道 4 4 4 1 4 3 4 5 4 3 4

すい臓 2 8 5 3 3 4 7 5 9 5 6

気管,気管支及び肺 15 11 14 14 18 12 13 11 17 20 7

乳房 1 1 2 5 1 1 3 3 0 6 1

子宮 3 0 0 1 1 0 1 3 2 0 0

白血病 2 1 2 3 1 2 0 2 2 3 4

大腸 5 11 3 4 8 6 3 6 19 10 11

合 計 59 61 52 60 70 48 56 64 97 71 67

資料:「茨城県保健福祉統計年報」茨城県保健福祉部

「平成 20年茨城県人口動態統計(確定数)の概況」茨城県保健福祉部厚生総務課

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(7) 標準化死亡比

平成 15(2003)年~平成 19(2007)年までを対象とした本村における老衰・自殺などを除いた

主な疾病による標準化死亡比 をみると,男女とも急性心筋梗塞の死亡率が高めの傾向にあります。

特に,女性では脳梗塞が全国に比べて有意に高くなっています。

※ 標準化死亡比

標準化死亡比とは,各地域の年齢階級別人口と全国の年齢階級別死亡率によって算定された各地域の死亡者数と

その地域の死亡数の比をいい,年齢構成が異なる地域の死亡状況を比較するための指標である。全国を 1 あるいは

100 とし,標準化死亡比が 1 より大なら,その地域は全国より多く,1 より小なら,全国より尐ないということを示す。

(茨城県・茨城県立健康プラザ「平成 22 年茨城県市町村別健康指標Ⅳ」から転載)

標準化死亡比 0.90 0.94 1.15 0.79 0.55 0.99 1.13 0.90 1.21 1.04 1.50 0.92 1.05 0.73

死亡数 637 231 47 22 16 55 10 89 37 78 11 21 45 8全国に比べて

有意に高い

全国に比べて

有意に低い○ ○

全死因

悪性新生物

胃の悪性新生物

結腸及び直腸の

悪性新生物

肝及び肝内胆管の

悪性新生物

気管.

気管支及び

肺の悪性新生物

糖尿病

心疾患

(

高血圧症を除く

)

急性心筋梗塞

脳血管疾患

くも膜下出血

脳内出血

脳梗塞

腎不全

標準化死亡比 0.99 0.94 0.80 1.04 0.74 0.95 0.97 0.91 1.85 0.94 1.49 1.24 0.29 1.15 1.48 0.92

死亡数 548 139 16 22 9 18 13 6 13 90 34 93 3 19 68 11全国に比べて

有意に高い○

全国に比べて

有意に低い○

全死因

悪性新生物

胃の悪性新生物

結腸及び直腸の

悪性新生物

肝及び肝内胆管の

悪性新生物

気管.

気管支及び

肺の悪性新生物

乳房の

悪性新生物

子宮の

悪性新生物

糖尿病

心疾患

(

高血圧症を除く

)

急性心筋梗塞

脳血管疾患

くも膜下出血

脳内出血

脳梗塞

腎不全

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(8) 平均寿命の推移

日本人の平均寿命は村・県・全国単位いずれも伸びる傾向が続いています。国の都道府県・市区

町村単位での平均寿命の調査結果が出されていないため,本県・村の平成 21年の平均寿命は明らか

でありませんが,県および国の数値から,男性は 79歳程度,女性は 86歳程度になると推測されま

す。

資料:厚生労働省大臣官房統計情報部 「平成 21 年度簡易生命表の概況」

「平成 17 年都道府県別生命表の概況」

「平成 17 市区町村別生命表の概況」

76.0475.67

77.276.776.3276.2

77.7177.2

78.478.79

78.3578.8

79.59

73

74

75

76

77

78

79

80

東海村 茨城県 全国

平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成21年

82.0781.5981.7

83.2282.8782.3

84.6284.2184.685.7585.2685.6

86.44

78

80

82

84

86

88

東海村 茨城県 全国

平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成21年

H21 不明

H21 不明

H21 不明

H21 不明

男性

女性

※厚生労働省大臣官房統計資料「都道府県簡易生命表」及び「市町村別簡易生命表」

の平成 21 年データが未発表のため不明

(歳)

(歳)

平均寿命の推移

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5 国民健康保険医療費

(1)年齢階層別保険点数

国保加入者の平成 21年 5月分の年齢階層別保険点数 をみると,総点数 139,802,805点のうち,

60歳以上(定年後)の加入者のものが 66.1%と最も高く,次いで 40~59歳(老人保健医療対象者),

以下 20~39歳(青年期),5~19歳(就学期),0~4歳(乳幼児期)の順で低くなっています。

また,保険点数上位 10位までの疾病分類別保険点数を年齢階層別にみると,定年後(60歳以上)

の割合は,呼吸器系,神経系以外の疾患では 50%を超え最多となっている。特に尿路性器系の疾患,

筋骨格系及び結合組織の疾患では 7割を超えており,循環器系の疾患と新生物では 9割を超えてい

ます。

(資料:「国民健康保険疾病分類統計表』茨城県国民健康保険団体連合会)

※平成 20 年より後期高齢者医療制度が施

行されたため,75 歳以上のデータなし 0歳~4歳

1.6%

5歳~19歳2.3%

20歳~39歳

12.5%

40歳~59歳17.5%

60歳~74歳66.1%

保険点数上位 10 位までの疾病分類別保険点数(年齢階層別)

※ 保険点数

保険点数とは「診療報酬点数」のことで

あり,保険診療の際に医療行為の対価と

して計算される報酬を点数化したもので

ある。この診療報酬点数は診療報酬点数

表によって全国一律に決定されており,1

点 10 円である。

24.67%

69.02%

54.12%

18.69%

74.45%

67.52%

71.78%

97.5%

55.82%

90.19%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

神経系の疾患

眼及び附属器の疾患

精神及び行動の障害

呼吸器系の疾患

筋骨格系及び結合組織の疾患

内分泌栄養及び代謝疾患

尿路性器系の疾患

新生物

消化器系の疾患

循環器系の疾患

0歳~4歳 5歳~19歳 20歳~39歳 40歳~59歳 60歳~74歳

年齢階層別保険点数

(平成 21 年 5 月分)

総点数 139,802,805 点

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- 17 -

(2)1人当たりの診療費の推移

1人当たりの診療費は,一般被保険者(一般被保険者から老人保健医療受給対象者を除いたも

の)・退職被保険者は 20 万円台で,老人保健医療受給対象者は 60 万円台で推移していますが,と

もに微増傾向がみられます。また,どちらも県の額をわずかながら上回る状態が続いています。

資料:「国民健康保険事業状況」

茨城県保健福祉部厚生総務課国民健康保険室・茨城県国民健康保険団体連合会

「老人医療概況」茨城県保健福祉部厚生総務課国民健康保険室

1人当たりの診療費の推移

232,

918

188,

926

208,

073

216,

330

238,

642

228,

040

234,

762

186,

148

220,

571

214,

593

201,

420

193,

873

764,

290

583,

525

626,

247

651,

588 732,

302

759,

706

763,

717

721,

879

583,

585

600,

064

622,

240 716,

393

0

100,000

200,000

300,000

400,000

500,000

600,000

700,000

800,000

平成14年 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年

一般・退職者(東海村) 一般・退職者(県) 老人(東海村) 老人(県)

※平成 20 年より,後期高齢者医療制度が施行され,統計データなし

(円)

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- 19 -

1 計画改定の背景

平成16年度に策定された「東海村健康づくり推進計画~すこやかチャレンジプラン~」(以下

「第一次計画」)は,平成16年度から平成22年度までの本村の第一次健康づくり推進計画とし

て,計画の大目標に「村民の健康寿命を延ばす」と掲げ,健康づくり推進協議会や健康づくり推進

計画推進委員会などの関係機関の協力により推進してきました。

この第一次健康づくり推進計画の計画期間も平成22年度で終了となることから,第二次健康づ

くり推進計画を策定することとなりました。

第二次健康づくり推進計画の策定に当たっては,第一次計画同様,村民の自主的な健康づくり活

動に対する行政の積極的な支援を継続することに加えて,さらに多くの村民や関係機関との協働に

よる健康づくり活動の推進を図ることができるような,よりよい活動指針の策定が望まれました。

これらのことを踏まえ,改めて第一次計画の体系,目標及び行動目標の設定方法について,再検

討を行った結果,第二次健康づくり推進計画を策定する上で克服すべき次のような課題が導き出さ

れました。

第一次健康づくり推進計画では,目標を大目標―中目標―小目標の三つのレベルにわけて設定

しており,その目標達成の手段や対策のために「村民がすること」と「村民を支援するために行

政がすること」の2つに分類しています。(図1)

図1:第一次プランの計画体系(一部抜粋)

ここで「村民がすること」として掲げてきたものは,主に個人が自分の健康づくりのために取

り組むことでした。しかし,実際に個人がその取り組みを実行しようとした場合には,行政の支

援の他にも,家族や周囲の仲間からの支援や地域の環境整備なども重要になってきます。例えば,

図1の「村民がすること」として掲げられている「体を動かす習慣をつけよう○A 」であれば,行

政からの「生活習慣病の予防に関する情報提供」によって本人がやる気になっても,家族が迷惑

そうな顔をしたり,会社で休み時間がとれなかったり,身近に安全に体を動かせる場所がないこ

となど,本人を取り巻く様々な要因が,本人の実行や継続を困難にしている場合があるというこ

とです。

●計画目標の達成には「村民」と「行政」という視点に加え,「地域」という新た

な視点が必要ではないか

○A

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- 20 -

つまり,個人の行動目標は,家族や仲間などの地域社会との関係の中で,動機付けされ継続す

る意識が向上した結果,達成されるものではないかと考えました。

このことを踏まえて,改めて推進活動の広がり方を振り返ってみると,「村民がすること」,「行

政がすること」という二方向の取り組みに加えて,「地域がすること」という新たな視点が必要

なことに気づきました。

村民一人ひとりが抱える健康問題はまさに十人十色であり,そこから発生する東海村の健康に

関する課題も様々であります。また,ある人にとって問題だと思われていることが,別の人にと

っては問題と思われない場合があるように,健康に関する意識には個々の相違があることも,地

域で健康づくりを推進していくことの困難さを生み出す要因でありました。

そこで,第二次健康づくり推進計画は,目指すべき将来像(目標)の具体的なあるべき姿を明

らかにするところから話し合いを進めてみることにしました。第二次計画の目指すべき将来像

(目標)として掲げた「一人ひとりがいきいきとすこやかに暮らせるまち」を実現するために,

行政や関係機関,団体,地域に住む人々がどのような役割を果たして行けばよいのか,関係者が

一緒になって話し合い,目標を共有し,ともに行動していく。そこに,これからの健康づくりの

基本的な方向があると考え,このような視点から第二次健康づくり推進計画の計画づくりを進め

ていくことにしました。

2 第二次健康づくり推進計画の策定方法及び経緯

第二次健康づくり推進計画は,前計画の課題を踏まえ,「地域づくり型保健活動※1 」を取り入れ

て推進することとし,その策定手法として,参加型目的描写法を用いて健康づくり推進計画推進委

員会の計画策定ワーキング委員を中心に,策定作業を進めてきました。

計画では,大きく「子ども」と「おとな」の二つの部門に分けて「健康な生活を送る上でのある

べき理想の姿」を村民や団体などを含む「地域」の取り組みとして考えることにしました。

こどもの健康づくりについては,「すこやかな子育て」をテーマに,おとなの健康づくりでは「食

事」や「運動」をテーマに話し合いを進めました。

この話し合いでは,誰もが共通理解できる具体的な健康な暮らしのモデルを描き,その姿の実現

のために必要な条件,つまり誰がどのような行動や支援をしたらよいのかということを考えました。

実際の策定ワークショップは,

1) 子ども部門では,東海村でどんな子育てができたらいいかを考える。

大人部門では,運動を継続している具体的な姿や望ましい食生活の具体的な姿を考える

2) そのための条件(誰がどんな言動をしてくれたらいいか。誰が何を知ってくれていたらよ

いか)を考える

3) 2)のそれぞれの条件を満たすための事業や活動は何かを考える

4) 文章や表にしてまとめる

という手順で行いました。この手法で話し合った過程を図に表すと,図2のような目的関連図にな

りました。

●関係者が計画づくりから一緒に話し合いを進めていくことが大切ではないか

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- 21 -

図2:目的関連図

(「子どもの健康づくり 安心して子育てができるために」の話し合いの過程の一例)

隣のおじいちゃ

んが,おばあ

ちゃんに「預

かってあげたら」

という

おじいちゃんは2

歳の子どもは動き

回って大変なこと

を知っている

児童センターが三世代交流で高齢者セン

ターで「高齢者と子どもが手遊びや子守

唄」などで一緒に遊ぶ機会をつくる

民生委員・児童委員が高齢者サロンで

「子育て中の親子をみたら気長に見守っ

てあげようね」という話をする

お母さんが急な病気になっても安心して生活ができる

お父さんが留守でお母さんが急病のときに隣のおばあちゃんに

声をかけると子どもを預かってみていてくれる

隣のおばあちゃ

んはこどもの世

話ができる

隣のおばあちゃ

んは,子育て中

のお母さんが病

気になったとき

の大変さを知っ

ている

おばあちゃんが

「何かあったら声

をかけてね」とい

お父さんが「「隣

のおばあちゃん

に預かってもらっ

たらどうだい」と

いう

お母さんが隣

のおばあちゃ

んに「急病な

ので子どもを

見ていてくだ

さい」という

お母さんが急病の時に

隣の人が預かってくれ

ることを知っている

おばあちゃんは

ボール遊びや

キャラクター,

手遊びなどを

知っている

お父さんが急病のときに隣の人が預かってくれると知っている

近所に人がお父

さん(お母さん)が

子育て中に「何か

こまりごとがあっ

たら手伝うよ」と

言ってくれている

おばあちゃんは

食事や排泄,健

康管理など子ど

もの日常の世話

ができる

異世代との交流を通して

お互いに助け合う

母と子のサロン実行委員会が地区のふ

れあい サロンで「子育て中のお母さんが

急な病気になったらお手伝いしましょ う

ね」という話をする

母子保健推進員が地域の集まりで「子育

て中のお母さんが急な病気になったらだ

れが手助けしたらいいのでしょうか」とい

うことを話する

保健センターの保健師が高齢者クラブの

総会で「東海村の子育て事情」について

話す

自治会が地区の夏祭りで「昔遊びコー

ナーや異世代交流のイベント」を開催す

母子保健推進員がふくし祭りで手遊び指遊びを参加者に教える

保健センターの保健師が広報で子育て

中のお母さんが急な病気になった時の大

変さについての記事を書く

保健センターが新生児訪問指導で保健センターの作成した「こどものガイ ドブック」を配布する

地区社協が地区のふれあい食事会で

「子育て中の家庭へはお手伝いしましょ

う」という話をする

児童委員が自治会の総会で子育て中の

人へはお手伝いしましょうという話をする

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃ

ん講座」 で高齢者に手遊びなど子どもの

遊びについて教える

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃん講座」 で高齢者に「子どもの日常の世話の仕方」を教える

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃん講座」 で子どもの保育について学ぶ機会をつくる

保健センターの保健師が広報で子どもの

健康管理などについての記事を書く

総務課の広報担当が広報で「わが家の子育て奮戦記」を記事にする

地区社協が地区社協だよりで「子どものいる家庭には隣近所の人が子育てを応援しましょう」という記事を掲載する

抽象化

それは例えば…

そのために大切なことは…

ことです!

暮らしです。

こんな東海村を目指して行こう!

こんな暮らしが出来たらいいね

実現のためには

こんなことが

必要かな?

これを実現させるため

に,どんな条件が必要

かな・・・

そのためには・・・

一人ひとりがいきいきとすこやかに暮らすことができるまち

やっと

家族・地域・行政の

それぞれの役割が見えてきたね

母と子のサロン実行委員会が地区のふ

れあい サロンで「子育て中のお母さんが

急な病気になったらお手伝いしましょ う

ね」という話をする

母子保健推進員が地域の集まりで「子育

て中のお母さんが急な病気になったらだ

れが手助けしたらいいのでしょうか」とい

うことを話する

母子保健推進員がふくし祭りで手遊び指

遊びを参加者に教える

保健センターの保健師が広報で子育て

中のお母さんが急な病気になった時の大

変さについての記事を書く

保健センターが新生児訪問指導で保健

センターの作成した「こどものガイ ドブッ

ク」を配布する

地区社協が地区のふれあい食事会で

「子育て中の家庭へはお手伝いしましょ

う」という話をする

児童委員が自治会の総会で子育て中の

人へはお手伝いしましょうという話をする

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃ

ん講座」 で高齢者に「子どもの日常の世

話の仕方」を教える

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃ

ん講座」 で子どもの保育について学ぶ機

会をつくる

保健センターの保健師が広報で子どもの

健康管理などについての記事を書く

総務課の広報担当が広報で「わが家の

子育て奮戦記」を記事にする

地区社協が地区社協だよりで「子どもの

いる家庭には隣近所の人が子育てを応

援しましょう」という記事を掲載する

隣のおじいちゃ

んが,おばあ

ちゃんに「預

かってあげたら」

という

おじいちゃんは2

歳の子どもは動き

回って大変なこと

を知っている

児童センターが三世代交流で高齢者セン

ターで「高齢者と子どもが手遊びや子守

唄」などで一緒に遊ぶ機会をつくる

民生委員・児童委員が高齢者サロンで

「子育て中の親子をみたら気長に見守っ

てあげようね」という話をする

お母さんが急な病気になっても安心して生活ができる

お父さんが留守でお母さんが急病のときに隣のおばあちゃんに

声をかけると子どもを預かってみていてくれる

隣のおばあちゃ

んはこどもの世

話ができる

隣のおばあちゃ

んは,子育て中

のお母さんが病

気になったとき

の大変さを知っ

ている

おばあちゃんが

「何かあったら声

をかけてね」とい

お父さんが「「隣

のおばあちゃん

に預かってもらっ

たらどうだい」と

いう

お母さんが隣

のおばあちゃ

んに「急病な

ので子どもを

見ていてくだ

さい」という

お母さんが急病の時に

隣の人が預かってくれ

ることを知っている

おばあちゃんは

ボール遊びや

キャラクター,

手遊びなどを

知っている

お父さんが急病のときに隣の人が預かってくれると知っている

近所に人がお父

さん(お母さん)が

子育て中に「何か

こまりごとがあっ

たら手伝うよ」と

言ってくれている

おばあちゃんは

食事や排泄,健

康管理など子ど

もの日常の世話

ができる

母と子のサロン実行委員会が地区のふ

れあい サロンで「子育て中のお母さんが

急な病気になったらお手伝いしましょ う

ね」という話をする

母子保健推進員が地域の集まりで「子育

て中のお母さんが急な病気になったらだ

れが手助けしたらいいのでしょうか」とい

うことを話する

保健センターの保健師が高齢者クラブの

総会で「東海村の子育て事情」について

話す

自治会が地区の夏祭りで「昔遊びコー

ナーや異世代交流のイベント」を開催す

母子保健推進員がふくし祭りで手遊び指遊びを参加者に教える

保健センターの保健師が広報で子育て

中のお母さんが急な病気になった時の大

変さについての記事を書く

保健センターが新生児訪問指導で保健センターの作成した「こどものガイ ドブック」を配布する

地区社協が地区のふれあい食事会で

「子育て中の家庭へはお手伝いしましょ

う」という話をする

児童委員が自治会の総会で子育て中の

人へはお手伝いしましょうという話をする

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃ

ん講座」 で高齢者に手遊びなど子どもの

遊びについて教える

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃん講座」 で高齢者に「子どもの日常の世話の仕方」を教える

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃん講座」 で子どもの保育について学ぶ機会をつくる

保健センターの保健師が広報で子どもの

健康管理などについての記事を書く

総務課の広報担当が広報で「わが家の子育て奮戦記」を記事にする

地区社協が地区社協だよりで「子どものいる家庭には隣近所の人が子育てを応援しましょう」という記事を掲載する

抽象化

それは例えば…

そのために大切なことは…

ことです!

暮らしです。

こんな東海村を目指して行こう!

こんな暮らしが出来たらいいね

実現のためには

こんなことが

必要かな?

これを実現させるため

に,どんな条件が必要

かな・・・

そのためには・・・

やっと

家族・地域・行政の

それぞれの役割が見えてきたね

母と子のサロン実行委員会が地区のふ

れあい サロンで「子育て中のお母さんが

急な病気になったらお手伝いしましょ う

ね」という話をする

母子保健推進員が地域の集まりで「子育

て中のお母さんが急な病気になったらだ

れが手助けしたらいいのでしょうか」とい

うことを話する

母子保健推進員がふくし祭りで手遊び指

遊びを参加者に教える

保健センターの保健師が広報で子育て

中のお母さんが急な病気になった時の大

変さについての記事を書く

保健センターが新生児訪問指導で保健

センターの作成した「こどものガイ ドブッ

ク」を配布する

地区社協が地区のふれあい食事会で

「子育て中の家庭へはお手伝いしましょ

う」という話をする

児童委員が自治会の総会で子育て中の

人へはお手伝いしましょうという話をする

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃ

ん講座」 で高齢者に「子どもの日常の世

話の仕方」を教える

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃ

ん講座」 で子どもの保育について学ぶ機

会をつくる

保健センターの保健師が広報で子どもの

健康管理などについての記事を書く

総務課の広報担当が広報で「わが家の

子育て奮戦記」を記事にする

地区社協が地区社協だよりで「子どもの

いる家庭には隣近所の人が子育てを応

援しましょう」という記事を掲載する

こころにゆとりを心持って安心して育てができる

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- 22 -

第一次健康づくり推進計画との違いは,

① 目指す目標○A に対して必要となる家族や地域・団体の支援が幅広く考えられたこと

② 健康づくり担当課だけでなく,行政各課が行っている様々な事業で補完される環境整備が幅

広く考えられたこと

③ 上記の事業や施策の対象や内容までが目標に対して明確に表現されていること

が挙げられます。

ワーキングに参加した委員からは,この話し合いを通し,「みんなが考えた理想のまちづくりの

ために自分たちが何をしたらよいのか見えてきた」,「今,高齢者向けに行っている自分たちの活動

の中で,子育て支援ができることに気がついた」,「今までやっていたウォーキングの会でも,誰も

が来やすいような誘い方に変えて行けたらと思う」などという声が聞かれました。また,行政関係

の参加者からは,「目的を共有していることの大切さや,同じ目標に向かって,村民や行政,関係

機関が連携し合いながらそれぞれの役割を果たすことの重要性について認識することができた」,

「今ある住民活動や行政サービスを異なる視点で捉えなおすことで,村民と行政の協働が実現しや

すくなることを確認できた」という声も聞かれ,村民と行政との協働のあり方や行政内部の縦割り

の壁を超えた横断的な連携の重要性について,再認識するよいきっかけとなりました。

この計画の策定プロセスをとおして,健康づくりという全ての村民の共通課題について,その目

標を具体的に共有し,共有した具体的な目標に向かって,村民や行政,関係機関が連携し合いなが

らそれぞれの役割を果たしていくことが,目標達成には必要不可欠であると認識することができま

した。

【用語解説】*1 地域づくり型保健活動とは…関係者が到達目標を地域での実現すべき理想の健康な暮らし,生活の

姿の具体的なイメージとして共有し,健康な地域の実現に向けてそれぞれの役割を果たす展開方法。地域づくり型保健活

動の中心となる話し合いは,「参加的目的描写法」を用いたワークショップとなる。参加的目的描写法とは…実現すべき理

想の姿を具体的な例から始め,実現のために必要な条件を考え,その条件を整えるために誰が何をすべきかという行動や活

動を明らかにしていく話し合いの進め方。

「地域づくり型保健活動の考え方と進め方」(岩永俊博氏 著)より

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- 23 -

3 計画の基本理念と体系

● 計画の基本理念

東海村の健康づくりでは,村民一人ひとりがいきいきとすこやかに暮らすことができるように,

「子どもの健康づくり」と「おとなの健康づくり」,「健康づくりに関連する人材育成とネットワ

ークの構築」,「一次予防,二次予防の充実による疾病対策」の四本の柱で計画を推進します。

子どもの健康づくりでは,保護者がゆとりを持って安心して子育てができ,子どもたちが家族

や地域の人と関わり合いながらのびのびと元気に育つことを目指します。

また,おとなの健康づくりでは,若い頃から健康を維持するためにバランスのよい食生活の習

慣を身につけるとともに,地域や家族,仲間とともに楽しく運動を続ける習慣を身につけること

を目指します。

さらに,健康的な生活習慣をリードする健康づくり関係団体の活動が,個々の村民の健康づく

り活動に活用されるよう人材育成を行うとともに,健康づくり関係団体が地域で協力して活動で

きるためのネットワークを構築します。

そして,一次予防*2,二次予防*3の保健活動をより充実し,疾病対策を積極的に推進すること

で,村民一人ひとりの疾病予防や体調のコントロールなど健康づくり活動の支援を行います。

【用語解説】一次予防とは…生活習慣を改善して健康を増進し、生活習慣病等を予防すること

二次予防とは…疾病予防の中心である健康診査等による早期発見・早期治療

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- 24 -

● 計画の体系

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- 25 -

4 計画の位置づけ

この計画は健康増進法に規定された国の健康づくり計画「健康日本21」,県の「健康いばらき

21」の地方計画として,また,本村の総合計画に基づいた個別計画として,本村の健康づくりの

基本となるものです。

図3:第二次東海村健康づくり推進計画の位置づけイメージ

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- 26 -

5 計画の期間と評価

計画の期間は,平成23年度から平成32年度までの10年間とします。

計画期間中には,その推進状況の評価のために,第一次計画健康づくり推進計画でも実施してき

た「すこやかチャレンジプラン事業実施評価」による年度ごとの事業評価を実施します。

平成27年度には,事業評価に加えて,村民アンケート等による「中間評価」を実施し,必要に

応じて見直しを行います。

平成32年度には,本計画の推進に関する最終評価を実施するとともに,第三次健康づくり推進

計画の策定に取り組みます。

平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度

中間評価と見直し

平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 平成 32 年度

最終評価と改定

6 計画の推進体制

計画の推進については,WHO(世界保健機関)が提唱するヘルスプロモーション*4の理念に基

づき「地域づくり型保健活動」の手法を活用して,一人ひとりの「すこやかな暮らし」の実現のた

めに,村民が自らの健康をコントロールし改善することができるようになることを目指します。

そのために,村民の健康づくりを支援する様々な施策がその効果を十分に発揮できるよう,地域

における活動の支援や関係団体や関係機関との連携体制の強化により,計画の円滑な推進に向けた

体制の充実を図ります。

*4 ヘルスプロモーションとは…1980 年にWHO(世界保健機構)が定めたオタワ憲章の中で,「ヘルスプロモーションとは,

人々が自らの健康をコントロールし改善することができるようにするプロセスである。身体的,精神的,社会的に完全に良

好な状態に到着するためには,個人や集団が望みを確認・実現し,ニーズを満たし,環境を改善し,環境に対処すること

ができなければならない。それゆえ健康は生きる目的ではなく,毎日の生活の資源である。健康は身体的な能力であると

同時に,社会的,個人的資源であることを強調する積極的な概念。それゆえヘルスプロモーションは,保健部門だけの責

任に留まらず,健康的なライフスタイルを超えて,Well-beingにもかかわるのである。ヘルスプロモーションを推進するための

具体的活動方法としては,①健康的な公共政策づくり②支援的環境づくり③地域活動の強化④個人技術の開発⑤ヘ

ルスサービスの方向転換が挙げられている。

「健康日本21」WHOオタワ憲章;島内憲夫氏 訳より抜粋し一部改変

計画の推進・年度事業評価

計画の推進・年度事業評価

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- 27 -

(1)健康づくり推進協議会

村内医師・歯科医師・薬剤師などの医療関係者,ひたちなか保健所や東海村社会福祉協議会

などの保健・福祉の関係機関及び教育委員や自治会連合会など健康づくり分野以外の機関の代

表者からなる同協議会は,総合的かつ専門的な見地からの助言や協力を提供すると共に,地域

や関係団体へ健康づくり活動の浸透を図ります。

(2)健康づくり推進計画推進委員会(以下「すこやかチャレンジプラン推進委員会」)

第一次健康づくり推進計画策定時から活動している同委員会は,第二次健康づくり推進計画

の策定及び推進活動を担う組織として,村民,村関係課職員及び関係機関職員で構成されてい

ます。

これまでの推進活動では,その活動の特性から村民委員のみで構成する「学習会」と,職員

等で構成する「内部ワーキング」との二つの活動・協議の場を持ち,それぞれの課題を協議し

たり,共催事業を開催したりしてきました。また推進委員会全体では,第一次健康づくり推進

計画の進行管理として,年度ごとの実績評価に加え,中間評価及び最終評価にも参画し、住民

視点、主管課以外の視点での評価を行なってきました。

今後の学習会は,各委員が所属する関係団体との連携強化を図り,各々の活動の場で健康づ

くり活動を実践するとともに,第二次健康づくり推進計画のワーキング委員等からの協力を得

ながら,地域でのウォーキング開催など,より地域に密着した健康づくり活動の実践を目指し

ていきます。

内部ワーキングについては,健康づくりに関係する担当課だけでなく,第二次健康づくり推

進計画で期待される取り組みを実施している担当課職員の参加による充実を図り,健康づくり

計画の具体的な行動計画としての「食育計画」策定に向けて検討会議を行なうことなど,健康

づくりの環境整備について庁内横断的に実施します。

(3)母子保健推進員

母子保健推進員は,従来,行政が実施する母子保健事業の充実を図る目的で委嘱され,現

在は30名で地区の活動を行っております。

第一次健康づくり推進計画の推進においては,本来の子育てに関する相談活動や乳幼児健診

の受診勧奨活動に加え,子育て支援の研修などを通し,地域での子育て支援についても関心を

持って活動してきました。

今後は,主任児童委員や児童・民生委員との交流を深め,子どもの健康づくり分野での地区

組織活動の強化を図ります。

(4)食生活改善推進員連絡協議会

食生活改善推進員連絡協議会とは,全国的に活動するボランティア組織で,村では現在

約100名の方が登録をしています。

「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに,食生活の改善を通して,自分や家族の

健康管理を行うとともに,地域住民の健康管理の一助へと実践の場を広げるボランティア活

動を行っています。健康料理教室を地域で開催する活動のほか,行政が実施する健康づくり

事業へも積極的に協力しています。

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第二次健康づくり推進計画では,地域住民に対する生涯を通じた食育の推進,関係機関と

連携した食育に関する取り組み等により,健康づくりの担い手としての活動を積極的に推進

します。

(5)その他

●地域社会福祉協議会

本村の第4次総合計画の6つの柱のうち,福祉・保健分野を担うことを目的に,平成19年

に村内6学区の地域社会福祉協議会が設立されました。

地区社会福祉協議会は,住民自身が自分たちの住んでいる地域における生活課題を自分たち

の問題として捉え,問題解決に向けて様々な活動を推進していく自主的な組織で,福祉コミュ

ニティの中心的な役割を担う存在となっています。

第二次健康づくり推進計画では,すこやかな暮らしの実現のために,村民一人ひとりや地域

での健康づくり活動の展開が必須となっており,同協議会がすでに取り組んでいる様々な地域

活動にも健康づくりの効果が期待されています。

今後は,すこやかチャレンジプラン推進委員会との交流や相互作用により,地域力の強化に

よる健康づくりの浸透を目指します。

●スポーツ関係団体

村内には,東海村総合型地域スポーツクラブ「スマイル東海」※5や東海村体育協会などのス

ポーツ関係団体があり,子どもからおとなまで,多くの方々がスポーツ活動に親しんでいます。

スポーツ活動は,爽快感や達成感,連帯感などの精神的充足や楽しさ,喜びをもたらすほか,

体力の向上や精神的なストレスの発散,生活習慣病の予防など,心身の両面にわたる健康の保

持増進に資する効果が期待されており,生涯にわたりスポーツ活動に親しむことには大きな意

義があるとされています。

今後は,これらのスポーツ関係団体への情報提供や相互の連携を強化することで,健康づく

り体制をネットワーク化し,健康づくりにおける運動習慣の定着化を目指します。

【用語解説】

※5 東海村総合型地域スポーツクラブ「スマイル東海」とは…誰もが,それぞれの体力や年齢,技術,趣味,目的

に応じて,いつでも,どこでも,いつまでもスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会の実現を図るため,平成1

9年2月に設立された。子どもから大人まで幅広い方を対象として各種スポーツ教室を開催するなど,スポーツを通

した村民の健康・体力づくりや交流の促進などを目指し活動している。

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1 子どもの健康づくり

安心して子育てができるためには,

家族みんながお互いに協力して子育てができること,

子育て中でも保護者が自分の時間を持ちながら育児ができること,

親が急な事態にも安心して対応できることなどが大切です。

それは例えば,子育て中の母親でも,父親に子どもを預けてコンサートやスポーツなどの趣味を楽し

むことができる暮らしや,親が子どもを連れて友達同士で気軽に交流ができる暮らし,また,親が急

病になっても近隣の人の支援を受け,安心して療養できる暮らしなどの

ことです。

それを実現するには,次のようなことが必要です。

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● 保護者がお互いに話し合いながら

責任を持って子育てをする

● 育児や家事は「家族みんなでするもの」

と理解し,協力する

● 保護者が子育てで悩まないよう,

家族で子育ての大変さを理解し,

協力する

● 緊急時の子育てサービスについて理解

しておく

【すこやかチャレンジプラン推進員の活動】

◆ すこやかウォーキングでの普及啓発

◆ 福祉まつりでの普及啓発

☆ 関連団体との交流

【食生活改善推進員の活動】

◆ 親子クッキング教室

● 子育て中は子どもが動き回って大変だと

いうことを理解する

● 子育てを手助けする

● 子育て中の親にはたまに息抜きが必要だ

ということを話し合う

● 遊んでいる子どもたちを見守り、危険防止

のために気を配る

● 最近の育児事情や世話の仕方について学ぶ

● 子育て講演会や勉強会を実施する

● 子どもたちやその家族と交流の機会を持つ

【児童委員・民生委員の活動】

◆ 児童委員の「子育て」に関する普及啓発

◆ 高齢者サロン等での普及啓発

☆ 自治会での普及啓発

【母子保健推進員の活動】

◆ 福祉まつりでの普及啓発

◆ 子守歌や手遊び歌の紹介

◆ 健診時の子育てに関する普及啓発

【地域子育て支援センター】

◆ 親子の遊びの場

◆ 育児相談

【PTA の活動】

◆ 子育てに関する講演会

【青尐年育成東海村民会議の活動】

◆ 母と子のサロン等

【村社会福祉協議会の活動】

◆ 育児に関する講座

(父親や祖父母を対象にするもの,

託児付講座を含む)

◆ 児童センターの活動

◆ ボランティア市民活動センターの

ボランティア「すくすく」による託児事業

【自治会の活動】

◆子育て世代との交流会(地区夏祭りや運動会

での交流等)

☆福祉部会(地区社協)や保健部会などを通じ

て「子育て」に関する普及啓発

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【経済課の活動)】

☆ 子育て支援店や施設の情報収集と情報提供

◆ 関連課や商工会との連携

● 急な事態のときの子育てサービス情報を伝える

● 子どもの救急時の対応について伝える

● 子育て中の母親も息抜きすることが大切だと伝え

● 夫婦や家族が協力し合って子育てする重要性を

伝える

● 子育ての大変さを地域に伝える

● 子どもの世話の仕方について伝える

● 子どもの成長の情報を知る機会を提供する

● 子連れで外出する際のエチケットやマナーに

ついて伝える

● 育児の不安やストレス解消のための機会を提供す

● 保育士が子どもを預かる

● 託児ボランティアを養成する 【保健センターの活動】

◆ ハローベビースクール ◆ 新生児訪問

◆ 赤ちゃん教室 ◆ 母子健康相談

◆ 発達相談 ◆ 乳幼児健診

◆ 育児・栄養相談 ◆ 幼児歯科検診

◆ 電話相談 ◆ 家庭訪問

◆ おやこ教室

◆ 広報とうかい「げんきあっぷ通信」

◆ ママサポート事業

(子育てアドバイザー派遣,グループミーティング)

◆ 関係課との連携

◆ 地域の方との連携(食生活改善推進員や

母子保健推進員,すこやか推進員など)

☆ 父親のための子育て講座

◆・・・現在行っていること

☆・・・あったらいいなと思うこと

【社会福祉課の活動)】

◆ 保育サポーターすくすく研修会

◆ 保育サポーターすくすく会員の養成

◆ ポスターやパンフレットの作成

◆ 子育て講演会

◆ すこやかハウスの設置運営

◆ 保育所の設置運営

◆ 一時預かり事業

◆ 病後児保育

◆ 多生児等育児支援事業

◆ 子育て支援センターの設置運営

◆ 保健センター、すこやかハウス、

子育て支援センターなど関係課との連携

【総務課の活動】

◆ 広報とうかいでの子育てに関する記事の

掲載

ママもたまには

息抜きが大切よ

明日は

僕が育児を担当するよ

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子どもたちが元気いっぱいのびのびと育つためには,

子どもたちが家族の絆を感じて育つこと,

地域のいろいろな人と関わりながら育つこと,

子ども同士で仲良く遊べることなどが重要です。

それは例えば,休日には公園で子どもが家族とお弁当を食べることができたり,

近所の公園で年齢の違う子どもたちが砂遊びやボール遊びなどをしている暮らしのこと

です。

これらを実現するには,次のようなことが必要です。

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● 親子で一緒の時間を過ごすことが

大切だということを理解する

● 普段から子どもの話をよく聴く

● 子どもは元気に遊んで体を動かすこと

が大切だということを理解する

● 子ども同士で遊ぶことで,コミュニケー

ションや仲間意識が育つことを理解す

● 子どもたちの食事は,おいしく楽しく食

べることが大切だということを理解す

● 子どもの長所を褒めて育てる

● 地域の人たちと交流し,知恵を借りる

● 安全に遊べる場所を知っておく

● 子どもにマナーを伝える

● 子育て中は家族が一緒に過ごすことが大切だというこ

とを理解する

● 子育て中の家族に子どもたちの食事には,おいしく楽

しく食べることが大切だと伝える

● 子どもが心豊かに育つためには,いろいろな人が関わ

ることが大切だということを理解する

● 手遊びや指遊びを子どもたちや子育て家族に伝える

● 子育て情報や知恵を子育て世代に伝える

● 子育て親子との交流行事を開催する

● 子どもたちは動き回って活発だということを理解する

● 子どもたちに公共の場でのマナーを伝える

● 子ども同士の遊びが大切だということを理解する

● 安全に遊べる場所を知る

● 子どもの事故防止について話し合う

【自治会の活動】 ◆三世代交流 ◆地域の運動会

【食生活改善推進員の活動】

◆ 親子で参加できる料理教室

【母子保健推進員の活動】

◆ 手遊び歌を子育て親子に伝える

◆ 子どもの事故防止について伝える

【すこやかチャレンジプラン推進委員の活動】

◆ すこやかウォーキング

◆ 地域の団体等との交流

【村社会福祉協議会の活動】◆ 三世代交流事業

◆ 児童センターの活動支援

【地域子育て支援センター】 ◆ 親子の遊びの場

◆・・・現在行っていること

☆・・・あったらいいなと思うこと

【子ども会・子ども会育成会の活動】

◆ スポーツイベントの開催

◆ 地域での文化スポーツの実施

【青尐年育成東海村民会議の活動】

◆ ふるさと尐年教室での普及啓発

パパ聞いて♪

幼稚園でね・・・

子どもの話を聞くと

成長を感じるなあ

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【保健センターの活動】

◆ 新生児訪問

◆ 赤ちゃん教室

◆ 母子健康相談

◆ 発達相談

◆ 乳幼児健診

◆ 育児・栄養相談

◆ 幼児歯科検診

◆ 電話相談

◆ 家庭訪問

◆ おやこ教室

◆ 広報とうかい「げんきあっぷ通信」

◆ 親子で参加できる料理教室

◆ 役場関連課との連携

◆ 地域の方との連携

(食生活改善推進員や母子保健推進員,すこやか推進員など)

☆ 父親のための子育て講座

● 子育て中の家族に,子どもたちが家族と過ごすこ

とが大切だということを伝える

● 子育て中の家族や,地域の人たちに,子どもたち

の話を聴いて会話を弾ませることが絆を深める

ということを伝える

● 子どもが安全に遊べる場所の情報を伝える

● 子ども同士で遊ばせることの大切さを伝える

● 子育て中の家族に,子どもの適切な生活習慣や食

生活,虫歯予防をすすめる

【経済課の活動】

☆ 子連れで参加しやすい施設や店の

情報提供

☆ 農業体験を通した食育

☆ 関連課や団体(商工会)などとの連携

【総務課の活動】

◆ 広報とうかいでの子育てに関する記事

の掲載

【青尐年センターの活動】

◆ 情報誌「てんこもりッ!」での普及啓発

◆ 母と子のサロンの活動支援

【教育委員会指導室の活動】

◆ 幼稚園・学校との連携

◆ 保護者会・PTA での啓発

◆ その他関連機関との連携

◆ 発達支援センターでの指導・支援

◆ エンジョイサマースクールの開催

【社会福祉課の活動】

◆ 子育て講演会の開催

◆ 子育てパンフレットの作成、配布

◆ 長堀すこやかハウスの設置運営

◆ 児童センターの設置,運営,活動支援

◆ 子育て支援センターの活動

◆ 保育所や幼稚園との連携

◆ 関連施設や関係課との連携 など

子ども同士で遊ぶことも

大事ですよね 子どもたち,ケガのない

ように遊んでいるかな

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東海村の子どもの健康づくりでは,保護者がゆとりを持って子育てができ,子どもたちが健康

でのびのび育つことを目指します。

●理想の姿:こころにゆとりをもって,安心して子育てができることを支援します

●理想の姿:子どもたちが家族や地域の人と関わりながらのびのびと元気に育つことを支援します

【施策】 すこやかな成長発達が促せるよう子どもの健康づくりを支援します。

【取り組みの方向性】

◆不安なく子育てができるよう,わかりやすい相談窓口の整備や支援メニューの充実を図ります。

◆子どもの成長発達が促せるよう,乳幼児健診後の継続的な支援体制を整備します。

◆子育てに関する関係機関との連携を強化し,個々のニーズにあった情報を提供します。

【主な取り組み】 1 情報提供広報・・・・・・・・・・・・・パンフレット等の配布

2 講座開催 ・・・・・・・・・・・・・・・・ハローベビースクール 赤ちゃん教室

3 早期発見・早期治療 ・・・・・・・妊婦・乳幼児健康診査

4 相談窓口の設置 ・・・・・・・・・・母子健康相談 電話相談 家庭訪問

5 団体育成・支援 ・・・・・・・・・・・母子保健推進員活動支援

6 関係機関との連絡調整 ・・・・・関係会議の開催及び参加

【施策目標の評価】

基準値

(平成 22 年度)

目標値

(平成 27 年度)

乳幼児健診の受診率 94% 98%

乳児全戸家庭訪問実施率 94% 100%

子育てについて相談できる人がいる割合 94% 100%

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2 おとなの健康づくり

いつまでもいきいきと健康に過ごすためには,

若い頃からバランスの良い食生活を送ることが大切です。

それは例えば,

働き盛りで仕事が忙しい人でも,自分にあったバランスの良い食事ができる暮らし,

食事制限が必要な人でも,食事量をコントロールしながら友人と楽しく外食やお酒を飲むことが

できる暮らし,

地元でとれた新鮮野菜を調理して,みんなで食卓を囲み食べている暮らし,などです。

それを実現するためには,次のようなことが必要です

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● 毎日の食事は健康に影響し,生活習慣病予防には毎日の食生活が大切だということを理解する

● 新鮮で旬の食材は身体に良いということを理解し,毎日食べることを心がける

● 自分にとって 1 日に必要な食事量や栄養成分を知る

● 食事制限が必要でも,メニューの選び方によっては食事を楽しめることを知る

● 仕事が忙しい働き盛りの人でも食事のバランスを意識して食事を選ぶ

● バランスの良い食生活や新鮮な食材は健

康な身体づくりに良いということを知る

● 食事のとり方や新鮮で旬な食材のレシピ

について互いに学ぶ機会をつくる

● 食を通して地域や世代間交流を深める

● 地区のイベント等で健康に関するコーナ

ーを設ける

【自治会の活動】

☆ 福祉部会(地区社協)や保健部会などを通じて

「食と健康」に関する普及啓発

【飲食店の活動】

☆ 来客には,食事制限中の人や生活習慣病の人も

いることを知る

☆ メニューのカロリー表示

☆ ご飯の量が選べるサービス

☆「いばらき健康づくり支援店」への登録

【食生活改善推進員の活動】

◆ 地区伝達講習

◆ おとこの料理教室

☆ 食育マップの紹介,普及

☆ 食事制限中の人へ,ヘルシーメニューの紹

☆「いばらき健康づくり支援店」の紹介

【すこやかチャレンジプラン推進委員の活動】

☆ すこやかウォーキングで食生活パンフレ

ットを配布

☆ 地区のイベント等でバランスの良い食事

選び体験ブース設置

【医師会・歯科医師会の活動】

◆ 生活習慣病予防の講演会講師派遣

◆ 特定健康診査

◆ 成人歯科検診

【企業の活動】

◆ 社員が健康に働けるよう,職員健診の実施と

健康管理

☆ 健康管理部門が,食生活に関する情報提供

☆ 健康管理部門が保健センターに健康に関する

情報交換

☆ 社員食堂メニューの栄養成分やカロリーを表示

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● 生活習慣病予防や健康で長生きするために

食生活の正しい知識について伝えていく

● 自分の健康状態にあった食事を自ら選べる

ように支援していく

● 住民が健康的に食を楽しむために必要な情報

を提供する

● 地域や個人の健康づくり活動の PR の場を

提供する

◆・・・現在行っていること

☆・・・あったらいいなと思うこと

【保健センターの活動】

◆ 広報とうかい「げんきあっぷ通信」

◆ ホームページを利用したPR活動

◆ 元気アップ健康相談

◆ ヘルスメイト(食生活改善推進員)養成講座

◆ 総合検診・住民検診

◆ 健康に関する講演会

◆ 健康教育事業(ダイエット教室,メタボ予防

教室,骨粗しょう症予防教室)

◆ 地域に向けた健康教育

◆ 特定保健指導

◆ 食育関連事業と教室の開催

☆「みんなの健康ひろば掲示板の設置」

【保健所の活動】

◆「いばらき健康づくり支援店制度」の PR

◆ 飲食店向け講習会

◆ 給食施設への指導

【経済課の活動】

☆ 地産地消をテーマにしたイベントを開催

☆ ヘルシーメニューのある飲食店情報の提供

【中央公民館の活動】

☆ 旬の食材を使った料理教室を開催

【地域包括支援センター(なごみ)の活動】

☆ 住民の自主的な活動の支援

みんなで食べると楽しいね

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いつまでも健康に過ごすには,日常生活の中で運動を取り入れ,

習慣化することが大切です。

そのためには,仲間と楽しく運動を継続できることが重要です。

それは例えば,家族でサイクリングにでかけることや,友人と話しをしながらウォーキングを

している暮らしのことです。

それを実現するためには,次のことが必要です。

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● 運動をすることがからだに良いということ

を理解する

● 適度な運動はストレス解消になるという

ことを理解する

● 家族や仲間が誘い合って運動を楽しむ

● 楽しく運動をする

● 日頃から体調管理をする

◆…現在行っていること

☆…あったらいいなと思うこと

● からだの健康づくりと心のリフレッシュのた

めには運動が大切であることを伝える

● 運動を継続させることが健康に良いことを伝

える

● 運動をしながらの会話が楽しいことを伝える

● 家族や地域の人たちとみんなでからだを動か

すことが健康に良いことを伝える

● 運動のできる環境やイベントを紹介する

【すこやかチャレンジプラン推進委員の活動】

◆ すこやかウォーキング

◆ 四季折々のコースでのウォーキング事業の開催

◆ すこやかチャレンジャーの表彰

◆ ふくしまつりでの普及啓発

☆ コミセン単位でのウォーキングの開催

☆ ヘルスロードの普及,新規ヘルスロードの検討

☆ 地域(自治会)でのウォーキング事業の支援

【シルバーリハビリ体操指導士会の活動】

◆ シルバーリハビリ体操の指導

◆ シルバーリハビリ体操指導士養成講座

【食生活改善推進委員の活動】

☆ 各料理教室での運動の普及啓発

【子ども会・子ども会育成会の活動】

☆ 地域のスポーツイベントへの参加

◆ 球技大会等の開催

明日も一緒に

歩きませんか 歩くと気持ちがいいですね

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【自治会の活動】

◆ 福祉部会(地区社協)や保健部会など

を通じて「運動と健康」に関する普及

啓発

☆ 地区だよりでの運動の普及啓発

☆ コミセン周りなどでの歩く会の開催

☆ 散策マップ等の活用

【PTA の活動】

☆ 研修会での運動の普及啓発

☆ 研修会のテーマに健康づくりを

取り上げる

【スマイル TOKAIの活動】

◆ 軽スポーツ 1日体験教室

☆ お父さんのための軽スポーツ教室

☆ 家族で参加できるスポーツ体験教室

【高齢者クラブの活動】

☆ 各種イベントでの運動の普及啓発

【体育協会の活動】

☆ 各種イベントでの運動の普及啓発

【村社会福祉協議会】

◆ 高齢者向け各種運動教室

【東海マラソン大会実行委員会の活動】

◆ マラソン大会

● 健康づくりのために運動が重要であることを

伝える

● 自分で自分の体調管理をするよう伝える

● からだを動かすことが健康に良いことを伝え

● 家族や地域の人たちと運動に取り組むことが

大切だということを伝える

● 運動のできる環境やイベントを紹介する

● 運動が肥満・ストレスの解消になることを伝え

【保健センターの活動】

◆ 広報とうかい「 げんきあっぷ通信」

◆ 健康カレンダーでの普及啓発

◆ 運動教室の開催

☆ 自主グループ育成の支援

☆ みんなの健康広場(掲示板)の設置

【学校の活動】

☆ 各種たよりや学級活動,体育の時間等での運動

習慣のきっかけ作り

◆ 体育の時間でのからだづくり

◆ 中学校での運動部活動での生涯スポーツのき

っかけづくり

【地域包括支援センターの活動】

☆ 住民の自主的な活動の支援

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【施策目標の評価】

基準値

(平成 22 年度)

目標値

(平成 27 年度)

運動習慣のある人の割合 56% 70%

朝食を毎日摂る習慣のある人の割合 86% 96%

おとなの健康づくりでは一人ひとりが適切な運動や食事を選択することができ,健康づくり

活動が継続できることを目指します。

●理想の姿:若い頃から健康を維持するために,バランスの良い食習慣を身につける

●理想の姿:地域や家族,仲間と楽しく運動を継続できる

【施策】 健康づくりの環境を整え,個人や家族,地域の健康づくりを支援します。

【取り組みの方向性】

◆自ら健康づくりに取り組めるよう運動や栄養について適切な健康情報を発信するとともに,健康づく

りの輪を広げるための関連団体を支援します。

◆生活習慣病予防のための健康づくり活動が,継続的に実践できるよう各種健康教育を実施します。

◆地域での健康習慣の定着化を支援します。

【主な取り組み】

1 情報提供・・・・・・・・・・・・・・・・・広報,パンフレット等の配布

2 講座開催・・・・・・・・・・・・・・・・・運動・栄養・疾病に関する健康教育

3 早期発見・早期治療・・・・・・・総合検診・住民検診 特定健診・特定保健指導

4 相談窓口の設置・・・・・・・・・・元気アップ健康相談 24時間電話相談

5 団体育成・支援・・・・・・・・・・・食生活改善推進員の養成・同協議会支援

6 関係機関との連絡調整・・・・関係会議の開催及び参加

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村民の健康づくりを支援する様々な施策がその効果を十分に発揮できるよう,

地域における活動の支援や関係機関との連携体制の強化により,計画の円滑な

推進に向けた体制の充実を図ります。

● 健康づくり推進協議会での健康づくり活動の検討及び関係団体への協力依頼

・健康づくり施策の協議

・地域や関係団体への健康づくり活動の浸透,協力依頼

● すこやかチャレンジプラン推進委員会活動支援

・所属団体での健康づくり活動の普及支援

・地域での健康づくり活動の支援

・健康づくり推進計画の進行管理への協力依頼

・食育など健康づくり関連における個別計画策定についての協力依頼

● 食生活改善推進員の養成及び活動支援

・「食生活改善推進員」の養成

・自主的な食育活動の支援

・健康づくり活動への協力依頼

● 母子保健推進員の研修及び活動支援

・健康づくり活動への協力依頼

・母子保健についての研修会の実施

・関連団体との交流のための活動支援

● 健康づくりサポーターの養成及び活動支援

・地域の健康づくり活動リーダーである「健康づくりサポーター」の養成

・健康づくり活動についての周知

● 健康づくり関係各課,団体との連絡会議の開催

・関係各課や関係団体,地域などとの連絡会議の開催

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【施策目標の評価】

基準値

(平成 22 年度)

目標値

(平成 27 年度)

関係団体との連携会議の開催 ― 実施

健康づくりサポーターの養成 ― 実施

健康づくり関連団体の活動が,より良い生活習慣の実践をリードし,個々の住民の健康づく

り活動に活用されるよう,団体の人材育成や団体との協働に向けて,その仕組みづくりを

強化します。

【施策】 健康づくりの環境を整え,個人や家族,地域の健康づくりを支援します。

【取り組みの方向性】

積極的に健康づくりに取り組めるよう健康づくり関連団体や関係課のネットワークを構築し健康づく

り情報を共有するとともに情報提供に努めます

【主な取り組み】

1 人材育成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すこやかチャレンジプラン推進委員・食生活改善推員・

母子保健推進員活動支援

2 健康づくり推進団体養成・・・・・・食生活改善推進員・健康づくりサポーターの養成

3 関係機関との連携・・・・・・・・・・・健康づくり関係各課・団体等との連絡会議の開催

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● 感染症予防として各種予防接種の推進

・定期予防接種(ポリオ・BCG・三種混合・麻しん風しん混合ワクチン・日本脳炎・

二種混合・インフルエンザ(高齢者)等)

・定期外予防接種(インフルエンザ(小児)・肺炎球菌(高齢者)・肺炎球菌(小児)・

ヒブ・子宮頸がん・おたふくかぜ・水痘等)

・感染症予防に関する広報活動(広報,ホームページ,公共機関・関係機関・団体等への周知)

● 疾病予防のための各種健康教育,健康相談の実施

・生活習慣病予防に関する講演会

・各種健康体操教室

・筋力トレーニング教室

・地区健康教育

・元気アップ健康相談

・24時間電話相談

・特定保健指導

・疾病予防に関する広報活動(広報,ホームページ,公共機関・関係機関・関連団体等への周知)

● 疾病の早期発見のための各種検診の実施

・総合検診及び住民検診(各種がん検診,生活習慣病予防健診,ウイルス肝炎検査等)

・胸部CT検診

・腹部超音波検診

・婦人科検診(子宮頸がん検診,乳がん検診,骨粗しょう症検診)

・成人歯科検診

・特定健診・高齢者健診

・疾病の早期発見のための各種検診に関する広報活動

(広報,ホームページ,公共機関・関係機関・団体等への周知)

● 難病対策

・特定疾患患者等医療費助成

・難病患者等居宅支援サービス

● 肝炎対策

・肝炎患者医療費助成

・肝炎ウイルス等に関する知識の普及(講演会,広報等)

● 不妊対策

・不妊治療費助成

・不妊治療に関する知識の普及(講演会,広報等)

● 受動喫煙防止対策

・禁煙教室

・各種母子教室等での啓発普及

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【施策目標の評価】

基準値

(平成 22 年度)

目標値

(平成 27 年度)

がん検診要精密検査の実施率 78% 85%

定期予防接種の接種率 85% 95%

疾病対策を積極的に展開し,自ら疾病の予防や体調管理ができることを目指します。

【施策】 一次予防及び二次予防を充実し,疾病対策を推進します

【取り組みの方向性】

◆感染症の予防のために感染症の流行状況などの情報提供をするとともに定期予防接種及び任

意予防接種を積極的に実施します。

◆疾病対策として,情報提供などの一次予防を推進するとともに,二次予防としての各種検診を

積極的に実施します。

【主な取り組み】 1 感染症予防対策・・・・・・定期予防接種の推進 定期外予防接種の費用助成

2 疾病予防対策・・・・・・・・各種検診 健康相談 健康講演会 健康教室

3 難病対策・・・・・・・・・・・・難病医療費助成 居宅生活支援

4 肝炎対策・・・・・・・・・・・・肝炎医療費助成 肝炎検査の推進

5 不妊対策・・・・・・・・・・・・不妊医療費助成 相談窓口の周知

6 受動喫煙防止対策・・・・・受動喫煙防止にかかる普及啓発 禁煙教室

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- 50 -

参考資料

東海村健康づくり推進計画ワーキング委員会 東海村健康づくり推進計画推進委員会・健康づくり推進協議会等

H21.10.21 平成21年度健康づくり推進協議会 ~第二次計画策定について協議~

H21.11.10 広報により「健康づくり推進計画推進委員」を一般公募

H21.12.14 第1回 委員紹介・委員長,副委員長選定 「計画策定にあたっての講演会」 講師:岩永敏博先生

H21.12.24 第2回 母子部門の健康づくり ~理想の姿についての討論①~

H22.01.08 第3回 母子部門の健康づくり ~理想の姿についての討論②~

H22.01.21 第4回 母子部門の健康づくり ~理想の姿を実現するための条件についての討論①~

H22.02.08 第5回 母子部門の健康づくり ~理想の姿を実現するための条件についての討論②~

H22.02.26 第6回 母子部門の健康づくり ~事業を中心とした目的関連図の作成~

H22.03.15 第7回 母子部門の健康づくり ~浄書①~

H21.03.24 第19回東海村健康づくり推進計画推進委員会 ~第二次計画母子部門についての討議~

H22.04.06 第8回 母子部門の健康づくり ~浄書②~

H22.04.20 第9回 母子部門の健康づくり ~まとめ~

H22.05.11 第10回 成人部門の健康づくり ~実現すべき暮らしの姿についての討論①~

H22.05.21 第11回 成人部門の健康づくり ~理想の姿を実現するための条件についての討論①~

H22.06.01 第12回 成人部門の健康づくり ~理想の姿を実現するための条件についての討論②~

H22.06.22 第13回 成人部門の健康づくり ~事業を中心とした目的関連図の作成~

H22.07.13 第14回 成人部門の健康づくり ~住民インタビュー・農業支援センター視察・運動施設視察~

H22.07.27 第15回 成人部門の健康づくり ~浄書①~

H22.07.30 第20回東海村健康づくり推進計画推進委員会 ~第二次計画成人部門についての討議~

H22.08.09 第16回 成人部門の健康づくり ~浄書②~

H22.08.31 第17回 成人部門の健康づくり ~事業ごとの拾い出し作業~

H22.09.13 第18回 成人部門の健康づくり ~基本的な考え方の作成~

H22.11.19 第21回東海村健康づくり推進計画推進委員会 ~第二次計画案について討議~

H22.12.21 第22回東海村健康づくり推進計画推進委員会 ~第二次計画案について討議~

H23.01.27 平成22年度東海村健康づくり推進計画推進協議会 ~第二次計画案について決定~

H23.02.01 臨時政策会議

H23.02.07 第19回 「第二次健康づくり推進計画(案)」について

H23.02.07~03.08頃

 パブリックコメント

H23.5..23  政策会議・庁議

年月日

1 第二次東海村健康づくり推進計画策定の過程

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- 51 -

2  計画策定の風景

健康なまちづくりをするためにはこんな条件が必要だよね。

理想のまちづくりを考えるのは難しいな…。

みんなと話し合って意見が合うと楽しいな。

こんな条件はどうかな?みんなどう思う?

この事業は,他の団体でもやってるよね。

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- 52 -

今回のワーキング委員会の進め方は,住民と行政

の協働ということで,新しいやり方でした。これからは

どのように取り組んでいくかが大切だと思います。

現実問題をきめ細かく正面からとらえ,実現性の高い

ものにしていけたらと思い,話し合いました。

本村が「日本一の福祉のまち」になるように今後の活

動をがんばりたいと思います。

明確な策定手法により,住民と行政が一体となって,

“楽しく,真剣に”議論しながら策定した計画であると思い

ます。今後も,皆さんと“楽しく,真剣に,”計画に掲げた

目標の達成に向けて取り組んでいきたいと思います。

健康づくりは,一人で継続するのは難しいの

で,家族,仲間,周囲,地域での取り組みが広

がるといいと思っています。

とても楽しい話し合いでした。東海村の方々が同じ

理想を思い浮かべ,健康づくりを楽しく進めていける

といいなと思いました。5年後10年後がとても楽しみ

です。

「健康に暮らす」誰もが考えることでしょう。その生

活に尐しでも役立つものが,今回の多くの仲間との話

し合いでできていたらうれしいです。一歩一輪,健康

の花が村の隅々にまで咲きますよう努力してみたいで

す。

人生90年の時代になろうとしていますが「三度のし

っかりした食事」と「二足歩行」をしっかりすることが非

常に重要と感じました。

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ウォーキング等の運動は健康によい,ということをほ

とんどの方はわかっていると思います。しかし,実践が

難しいと思います。今後実践方法を普及する手段を検

討することが必要です。

「~だったらいいなあ。」この計画書には,日々をすこやか

に過ごすための理想とする姿があります。今回,理想を実現

するための具体的な意見をグループで出し合い,近い将来

に迎えられる未来が見えました。

話し合いの回を重ねるごとに,私たち住民の健やかな

暮らしのためにどんな活動をするのかが具体化されて

いく過程は無から有へと移る感動的な作業でした。今後

とも皆様が継続して主体的に健康づくりに取り組もうとさ

れる意欲が増していかれることを期待します。

「一人ひとりを大切にするまち 日本一の福祉のまち」

を目指すための,まさにチャレンジ精神あふれる健康づ

くりプランの策定に参画できたことを誇りに思います。今

後は,ワーキング会議において委員の皆さんと議論を重

ねた経験を活かし,微力ながら,すこやかチャレンジに

貢献していきたいと思います。みんなで健康なまちを作

りましょう!

最終的に目指す目標がどのグループでも同じ方向を向

いていることが分かり,全体で目標を共有できたことを不

思議に思いました。行政と住民が一緒に話し合えたこと

がよかったと思います。

このプランがいろいろな活動の基になっていくのが楽

しみです。

出来上がったプランをぜひ活用し,健康づくりに役立

てていきたいです。

楽しくためになる,そしてこれからもがんばっていけそう

な会議でした。自分の所属する部署にもこのやり方がとれ

ればと思います。

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4 話し合いの過程(目的関連図)

子ども:1班

すこやか推進委員が社協に「子どもが家族と過ごす事が大切」という

ポスターを貼るようお願いする

祖父が子どもが家族とすごすことが大切と知っている

祖父がみんなで食事をしようと言う

青尐年センターが「昔遊び講座」で講師や参加者に「子どもが家族と

過ごすことが大切」ということを伝える

すこやか推進委員がシルバー人材センター職員にシルバー人材セン

ターの講座で「子どもが家族とすことが大切」ということをテーマにとり

あげてくれるようお願いする

ふれあい 協力員同士がふれあい食事会でこどもにとって家族とたべ

ることがいいことだということを話し合う

幼稚園の担任の先生が保護者会で保護者に「家族みんなで食べる

時は子どもの話を聴いて会話を弾ませることが子どもを知る機会に

なりますよ」と話す

保健センターが社会福祉課職員に保育サポ ーター「すくすく」の研修

会で子どもが家族とすごす大切さについてとりあげてくれるようお願

いする

すこやか推進委員と保健センターが青尐年村民会議で「家族みんな

で食べる時は子どもの話を聴いて会話を弾ませることが子どもを知る

機会になりますよ」と言うテーマで話し合うよう青尐年センター職員に

話す

広報担当が広報に「「家族みんなで食べる時は子どもの話を聴いて

会話を弾ませることが子どもを知る機会になりますよ」をテーマにした

子育て体験記を載せる

青尐年村民会議の主催する「母と子のサロン」で実行委員が「子ども

の成長に親子一緒の時間が大切だ」ということを話し合う

青尐年村民会議の主催する「ふるさと尐年教室」で保護者一緒のイ

ベントの時に「子どもの成長に親子一緒の時間が大切だと話し合う

保健センター職員が体育協会の職員に親子が一緒に参加できるハ

イキングなどのイベントを開催するようお願いする

栄養士が保育園の給食だよりに「家族みんなで食べる時は子どもの

話を聴いて会話を弾ませることが子どもを知る機会になりますよ」と

いう記事を書く

保育園の先生が保護者会で保護者に「家族みんなで食べる時は子

どもの話を聴いて会話を弾ませることが子どもを知る機会になります

よ」と話す

幼稚園のクラスだよりに先生が「家族みんなで食べる時は子どもの

話を聴いて会話を弾ませることが子どもを知る機会になりますよ」とい

う記事を書く

会社の上司や先輩が昼休みに「家族みんなで食べる時は子どもの話

を聴いて会話を弾ませることが子どもを知る機会になりますよ」と言う

話しを部下や後輩にする

小学校の栄養教諭が保護者会で保護者に「家族みんなで食べる時

は子どもの話を聴いて会話を弾ませることが子どもを知る機会になり

ますよ」と話す

小学校の担任の先生が保護者会で保護者に「家族みんなで食べる

時は子どもの話を聴いて会話を弾ませることが子どもを知る機会にな

りますよ」と話す

保健センター保健師が広報の元気アップ通信で「子どもは家族と過

ごすことが大切」という記事を書く

広報担当者が村のホームページに子育て体験記や「家族みんなで食

べる時は子どもの話を聴いて会話を弾ませることが子どもを知る機

会になりますよ」についての記事を載せる

すこやか推進委員が社協事務局に社協の「 頼れるおじいちゃんおば

あちゃ ん講座」で楽しく家族と過ごすこと(食事も含む)が大切というこ

とを取り上げてくれるようお願いする

保健センターの保健師(栄養士)が母子相談(乳児・1歳半・3歳児健

診) で「家族みんなで食べる時は子どもの話を聴いて会話を弾ませる

ことが子どもを知る機会になりますよ」と話す

教育委員会の栄養士が小学校の給食だよりに「家族みんなで食べる

時は子どもの話を聴いて会話を弾ませることが子どもを知る機会にな

りますよ」という記事を書く

食生活改善推進員が夏休みの親子クッキングで「家族みんなで食べ

る時は子どもの話を聴いて会話を弾ませることが子どもを知る機会に

なりますよ」という話をする

保健センター職員が教育委員会にPTAで親子レクリェーショ ンを企画

するようお願いする

家族の絆を深める

ゆとりある子育てができる

家族で子の成長を見守る

休日に父母・祖父母・兄弟で手作り弁当を持って笠松運動公園へ出かける

祖母は地区社

協の食事会の

ボランティア活

動で家族と一緒

にすごすことが

心がなごんだり

癒しを感じられ

るということを

知っている

食事の時間に子ど

もの話を聴くことで

子どもの様子,情

報を知ることができ

る機会だということ

を知っている

祖母がお花が

さいているから

笠松運動公園

にみんなで出

かけよう,と言

母がお弁当を持ってみんなでおでかけしようと言う

父が公園のグランドでかけっこをしよう,と言う

父が子どもの成

長に親子の信頼

が大切ということ

を知っている

家族の絆を深める

隣のおじいちゃんが,おばあちゃんに「預かってあげたら」という

おじいちゃんは2歳

の子どもは動き回っ

て大変なことを知っ

ている

児童センターが三世代交流で高齢者セン

ターで「高齢者と子どもが手遊びや子守

唄」などで一緒に遊ぶ機会をつくる

民生委員・児童委員が高齢者サロンで

「子育て中の親子をみたら気長に見守っ

てあげようね」という話をする

お母さんが安心して子育てができる

お母さんが急な病気になっても安心して生活ができる

お父さんが留守でお母さんが急病のときに隣のおばあちゃんに

声をかけると子どもを預かってみていてくれる

隣のおばあちゃんはこどもの世話ができる

隣のおばあちゃ

んは,子育て中

のお母さんが病

気になったとき

の大変さを知っ

ている

おばあちゃんが

「何かあったら声

をかけてね」とい

お父さんが「「隣のおばあちゃんに預かってもらったらどうだい」という

お母さんが隣

のおばあちゃ

んに「急病な

ので子どもを

見ていてくだ

さい」という

お母さんが急病の時に

隣の人が預かってくれ

ることを知っている

おばあちゃんは

ボール遊びや

キャラクター,

手遊びなどを

知っている

お父さんが急病

のときに隣の人

が預かってくれ

ると知っている

近所に人がお父さん(お母さん)が子育て中に「何かこまりごとがあったら手伝うよ」と言ってくれている

おばあちゃんは

食事や排泄,健

康管理など子ど

もの日常の世話

ができる

異世代との交流を通

してお互いに助け合

母と子のサロン実行委員会が地区のふ

れあい サロンで「子育て中のお母さんが

急な病気になったらお手伝いしましょ う

ね」という話をする

母子保健推進員が地域の集まりで「子育

て中のお母さんが急な病気になったらだ

れが手助けしたらいいのでしょうか」とい

うことを話する

保健センターの保健師が高齢者クラブの

総会で「東海村の子育て事情」について

話す

自治会が地区の夏祭りで「昔遊びコー

ナーや異世代交流のイベント」を開催す

母子保健推進員がふくし祭りで手遊び指遊びを参加者に教える

保健センターの保健師が広報で子育て

中のお母さんが急な病気になった時の大

変さについての記事を書く

保健センターが新生児訪問指導で保健

センターの作成した「こどものガイ ドブッ

ク」を配布する

地区社協が地区のふれあい食事会で

「子育て中の家庭へはお手伝いしましょ

う」という話をする

児童委員が自治会の総会で子育て中の

人へはお手伝いしましょうという話をする

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃ

ん講座」 で高齢者に手遊びなど子どもの

遊びについて教える

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃ

ん講座」 で高齢者に「子どもの日常の世

話の仕方」を教える

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃ

ん講座」 で子どもの保育について学ぶ機

会をつくる

保健センターの保健師が広報で子どもの

健康管理などについての記事を書く

総務課の広報担当が広報で「わが家の子育て奮戦記」を記事にする

地区社協が地区社協だよりで「子どもの

いる家庭には隣近所の人が子育てを応

援しましょう」という記事を掲載する

子ども:2班

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隣のおじいちゃんが,おばあちゃんに「預かってあげたら」という

おじいちゃんは2歳

の子どもは動き回っ

て大変なことを知っ

ている

児童センターが三世代交流で高齢者セン

ターで「高齢者と子どもが手遊びや子守

唄」などで一緒に遊ぶ機会をつくる

民生委員・児童委員が高齢者サロンで

「子育て中の親子をみたら気長に見守っ

てあげようね」という話をする

お母さんが安心して子育てができる

お母さんが急な病気になっても安心して生活ができる

お父さんが留守でお母さんが急病のときに隣のおばあちゃんに

声をかけると子どもを預かってみていてくれる

隣のおばあちゃんはこどもの世話ができる

隣のおばあちゃ

んは,子育て中

のお母さんが病

気になったとき

の大変さを知っ

ている

おばあちゃんが

「何かあったら声

をかけてね」とい

お父さんが「「隣のおばあちゃんに預かってもらったらどうだい」という

お母さんが隣

のおばあちゃ

んに「急病な

ので子どもを

見ていてくだ

さい」という

お母さんが急病の時に

隣の人が預かってくれ

ることを知っている

おばあちゃんは

ボール遊びや

キャラクター,

手遊びなどを

知っている

お父さんが急病

のときに隣の人

が預かってくれ

ると知っている

近所に人がお父さん(お母さん)が子育て中に「何かこまりごとがあったら手伝うよ」と言ってくれている

おばあちゃんは

食事や排泄,健

康管理など子ど

もの日常の世話

ができる

異世代との交流を通

してお互いに助け合

母と子のサロン実行委員会が地区のふ

れあい サロンで「子育て中のお母さんが

急な病気になったらお手伝いしましょ う

ね」という話をする

母子保健推進員が地域の集まりで「子育

て中のお母さんが急な病気になったらだ

れが手助けしたらいいのでしょうか」とい

うことを話する

保健センターの保健師が高齢者クラブの

総会で「東海村の子育て事情」について

話す

自治会が地区の夏祭りで「昔遊びコー

ナーや異世代交流のイベント」を開催す

母子保健推進員がふくし祭りで手遊び指遊びを参加者に教える

保健センターの保健師が広報で子育て

中のお母さんが急な病気になった時の大

変さについての記事を書く

保健センターが新生児訪問指導で保健

センターの作成した「こどものガイ ドブッ

ク」を配布する

地区社協が地区のふれあい食事会で

「子育て中の家庭へはお手伝いしましょ

う」という話をする

児童委員が自治会の総会で子育て中の

人へはお手伝いしましょうという話をする

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃ

ん講座」 で高齢者に手遊びなど子どもの

遊びについて教える

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃ

ん講座」 で高齢者に「子どもの日常の世

話の仕方」を教える

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃ

ん講座」 で子どもの保育について学ぶ機

会をつくる

保健センターの保健師が広報で子どもの

健康管理などについての記事を書く

総務課の広報担当が広報で「わが家の子育て奮戦記」を記事にする

地区社協が地区社協だよりで「子どもの

いる家庭には隣近所の人が子育てを応

援しましょう」という記事を掲載する

子ども:2班

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夫がオムツ交換,食

事の世話など日常

の世話ができる

ゆとりある子育て

母親がたまには子どもを預けて自分の時間が持てる

子どもを父親に預けてコンサートに行ける

夫が「一人で預かる自信がない」と言わない

父親が母親も気晴らしが必要だとわかっている

夫が「たまには

コンサートに

行ってきたら?」

と言う

夫がパパ友か

ら子どもを連

れて遊びに行

ける場所を教

えてもらう

母親が自分も気晴らしをしてもいいのだとわかっている

夫に身近に子育てをしているパパ友がいる

夫が一緒に子育てをすることはあたりまえだ(楽しい)という意識を持っている

夫婦が協力しあいながら

子育てができる

保健センターが赤ちゃん教室で参加者に「子ども

の救急ってどんなとき?」のパンフレットを配布す

中学校の家庭科の先生が授業で「夫婦で子育てに参加することの大切さ」を教える

母子保健推進員がふくし祭りで「子育ては夫婦で

するものだ」というちらしを配布する

村長が各団体の会合等で「子育ては夫婦でするものだ」と話す

保健センターが「父親のための子育て講座」でお

むつ交換,食事の世話,遊ばせ方,寝かしつけ方

などの日常の世話について教える

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃん講座」で

「子育ては夫婦でするものだ,母親もリフレッシュ

が必要だ」ということを講師に話してもらう

消防署が「子どもの救急法講座」で小さな子どもを

持つ家庭向けに熱が出た時,ひきつけた時,異物

を飲み込んだ時の対応について話をする

保健センターが「夫婦で子育てをする大切さ」を訴

えるポ スターを作り公共機関に掲示する

保健センターが広報で子育て経験者のパパが自

分の子育て経験を「先輩パパの子育てメッセージ」

として紹介する

児童センターが「お父さんのための子どもの遊ばせ方講座」を開催する

青尐年育成村民会議で「2歳児を持つパパのため

の講座」を開催し先輩パパたちが自分達の経験を

伝え,パパ友のネットワークをつ くる

保健センターが「ハローベビースクール,赤ちゃ

ん教室,母子相談」で自分もリフレッシュしたい,

ということを父親にいってもよいことを話す

夫が異物を飲み込んだ時の対応が出来る

母親が「たまには子どもを預けてコンサートに行きたい」と夫に言う

夫の母親が「育児

は母親がするの

はあたりまえだ」

と思わない

夫が子どもを連れて遊びに行ける場所があることを知っている

父親の両親が父親に,母親もリフレッシュが必要だということを話す

子ども:3班

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- 57 -

保健センターのハローベビースクールで助産師や保健師が,父

に「子育ては両親で行う」と教える

祖父母が,「留守番をしているからで

かけておいで」と言ってくれる

近所の人が,お母さん

に『たまには息抜きした

ら』と言ってくれる

近所の人とお母さんが,日ごろからお互い声を掛け合っている

老人会や集まりで,お母さんはたまには息抜きも必要だと知っている 社会福祉課が「子育て中のお母さんに,息抜きをさせてあげましょ

う」ポ スターを作成し,病院の待合室・あいのりくんの中・郵便局・

銀行・スーパー・絆のお風呂・駅・なごみ・保セン・中央公民館・コミ

セン・役場に貼る

お店の人が,地域の子育てに役立ちたいと思っている

お店の人が子連れで行っても歓迎し

てくれる

他のお客さんが子

連れの人が来て

いてもいいと思っ

ている

他のお客さんが,迷惑をかける子どもに注意ができる

他のお客さんが,迷惑をかける子どもには,注意

をすることも必要だと知っている

他のお客さんが,子育て

中のお母さんには息抜き

が必要なので,子どもが尐しくらい騒ぐのは仕方な

いと思っている

青尐年センターが,村民会議で,『どこの家の子もしかり,どこの

家の子もほめる』を勧めるキャンペーンを実施する

商工会が子育て講演会や勉強会を開催する

経済課に,お母さんたちと施設の人たちとで意見交換会を開き,「お互いマナーを守りましょう。騒ぐ子どもや他のお客さんに迷惑

をかける子にはしかりますよ」と話し合う機会を設けてもらうようお願いする

お母さんが,子どもを連れて行ける場所があることを知っている

お母さんが,

子どもにお

出かけしよう

と言う

経済課に,地域活性化事業で,商工会と協力して「子ども連れ歓

迎(子育て応援)ステッカー」を発行し,子連れで行けるお店・施

設に貼ってもらえるようお願いする

保健センターと社会福祉課が,子どものパンフレットの一覧表(村内施設等)を,チラシやポスターにし,役場・コミセン・図書館・幼

保・保セン等に,掲示する

経済課に ,商店街マップに子連れでも行けるお店ものせてもらい,配布等してもらえるようお願いする

経済課に,ホームページに子連れで行けるお店・施設の情報を

載せてもらえようお願いする

お母さんが,日ご

ろから子どもにお

外では騒いだり走

り回ったりしない

ようにと言ってい

るから,安心して子どもを連れて行

けると思っている

友達と情報交換をして,子

どもを連れて行けるところ

があることを聞いている

両親が,最低限のエチ

ケットやマ

ナーを身に

付けている

社会福祉課・保健センター・児童センターの子育て講演会で,公

共の場等ではマナーを守ることや,子どもへのしつけが大切なこ

とを話す

保健センターの母子相談で保健師が,公共の場ではマナーを守

ることや子どもへのしつけが大切なことを話す

お店の人が,うるさく

騒いだり走り回る子

どもに,「静かにしようね」と注意ができる

母子保健推進員がふくし祭りで,「子育て中のお母さんには息抜

きが必要なので,子どもが騒いだりしても見守りましょう」という話

をしたり,チラシを配る

地区のふれあい食事会で「子育て中のお母さんにはたまには息抜きが必要なんです」ということをテーマに取りあげ話をしてもらう

学校の先生がHRに中学生や高校生に「子育て中のお母さんに

は息抜きが必要なんだよ」と話す

お母さんが,子どもが騒

いでいてお店の人や他

のお客さんに注意をされ

ても嫌な顔をしない。な

んで?と思わない。注意

をされて当然と思ってい

経済課に,商工会と協力して「子ども連れ歓迎(子育て応援)ス

テッカー」を発行し,お店に貼ってもらうようお願いする

会社が会社の社長さんの集まり(ロータリークラブ)で,子育て中のお母さんには息抜きをさせてあげることも大切だと言うことを議

題にあげて話してもらうお父さんが,お母さんに

『たまには息抜きしたら』と言ってくれる

お父さんの先輩や同僚・上司が,『たまには奥さんに息抜きさせたら』

と言う

お父さんの会社で,子育て中のお母さんに

はたまには息抜きをさ

せてあげましょうと

言っている

お父さんの会社

の社長が,子育

て中のお母さん

には,たまには

息抜きが必要だ

と知っている

会社が会社の広報誌に,子育て中のお母さんに,たまには息抜

きをさせてあげましょうという記事をのせる

広報誌を読んで,子育て

中のお母さんには息抜き

も必要なんですよと読ん

で知っている

近所の人が,子育て中のお母さんには息抜きが必

要だと知っている

保健センターの保健師が広報とうかいの元気アップ通信で,「子育

て中のお母さんにたまには息抜きをさせてあげましょう」という記

事をのせる

児童センターが三世代交流会で,近所の人(高齢者)と子育て世

代のお母さんと子どもたちが一緒に過ごす時間を作る

自治会が各地区の行事(自然探訪会,つり大会,三世代交流会

(さくらまつりの準備等))で,子育て世代の人と会う機会がある

保健センターのすこやかウォーキングで,すこやか委員が,参加

者に「子育て中のお母さんにはたまには息抜きをさせてあげま

しょう」と話す

小学校の先生が保護者会で,公共の場等ではマナーを守ること

や,子どもへのしつけが大切なことを話してもらう

幼稚園の先生が保護者会で,公共の場等ではマナーを守ること

や,子どもへのしつけが大切なことを話してもらう

保育所の先生が保護者会で,公共の場等ではマナーを守ること

や,子どもへのしつけが大切なことを話してもらう

楽しい気持ちで、ゆとりある子育てができる

息抜きや外出を楽しみながら、子育てができる

お母さんたちが、子どもを連れてコーヒーを飲んでおしゃべりをしている

自分の親からしつけられたり,言われている

保健センターの3歳児健診で保健師が,公共の場ではマナーを

守ることや子どもへのしつけが大切なことを話す

子連れで息抜きができる

お父さんが,普段から育児をし

ていて大変さを知っている

両親が子どもに,日頃からお店では騒いだり走り回ってはいけないと言っている

子ども:4班

夫がオムツ交換,食

事の世話など日常

の世話ができる

ゆとりある子育て

母親がたまには子どもを預けて自分の時間が持てる

子どもを父親に預けてコンサートに行ける

夫が「一人で預かる自信がない」と言わない

父親が母親も気晴らしが必要だとわかっている

夫が「たまには

コンサートに

行ってきたら?」

と言う

夫がパパ友か

ら子どもを連

れて遊びに行

ける場所を教

えてもらう

母親が自分も気晴らしをしてもいいのだとわかっている

夫に身近に子育てをしているパパ友がいる

夫が一緒に子育てをすることはあたりまえだ(楽しい)という意識を持っている

夫婦が協力しあいながら

子育てができる

保健センターが赤ちゃん教室で参加者に「子ども

の救急ってどんなとき?」のパンフレットを配布す

中学校の家庭科の先生が授業で「夫婦で子育てに参加することの大切さ」を教える

母子保健推進員がふくし祭りで「子育ては夫婦で

するものだ」というちらしを配布する

村長が各団体の会合等で「子育ては夫婦でするものだ」と話す

保健センターが「父親のための子育て講座」でお

むつ交換,食事の世話,遊ばせ方,寝かしつけ方

などの日常の世話について教える

社協が「 頼れるおじいちゃんおばあちゃん講座」で

「子育ては夫婦でするものだ,母親もリフレッシュ

が必要だ」ということを講師に話してもらう

消防署が「子どもの救急法講座」で小さな子どもを

持つ家庭向けに熱が出た時,ひきつけた時,異物

を飲み込んだ時の対応について話をする

保健センターが「夫婦で子育てをする大切さ」を訴

えるポ スターを作り公共機関に掲示する

保健センターが広報で子育て経験者のパパが自

分の子育て経験を「先輩パパの子育てメッセージ」

として紹介する

児童センターが「お父さんのための子どもの遊ばせ方講座」を開催する

青尐年育成村民会議で「2歳児を持つパパのため

の講座」を開催し先輩パパたちが自分達の経験を

伝え,パパ友のネットワークをつ くる

保健センターが「ハローベビースクール,赤ちゃ

ん教室,母子相談」で自分もリフレッシュしたい,

ということを父親にいってもよいことを話す

夫が異物を飲み込んだ時の対応が出来る

母親が「たまには子どもを預けてコンサートに行きたい」と夫に言う

夫の母親が「育児

は母親がするの

はあたりまえだ」

と思わない

夫が子どもを連れて遊びに行ける場所があることを知っている

父親の両親が父親に,母親もリフレッシュが必要だということを話す

子ども:3班

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,商店街マップに子連れでも行けるお店ものせてもらい,

子供がいろいろな人と関わりながらのびのび育つ

2~3歳の子が近所の公園で5歳位の子どもと砂遊びをしている

地区自治会が一般住民に子どもが遊んでいる場合にはあ

ぶないことがないか気を配るよう伝える

保健センターが「こどものパンフレット」を見直し,住民課で

お子さんのいる転入者に配布する

青尐年センター(教育委員会)村民会議で子どもが地区で

遊んでいる場合には危ないことがないか気を配るように伝

える

青尐年センター(教育委員会)村民会議で自治会長等に子

供同士で遊ぶことの大切さを伝える

親が,子供同士

で遊ぶことにより,

コミュニケーショ ン

がとれるように

なったり,仲間意

識が育つことを

知っている

祖父母が子供

同士で遊ぶこと

により,コミュニ

ケーショ ンがと

れるようになっ

たり,仲間意識

が育つことを

知っている

地区社協が行事やイベントを行う時には積極的に親子,兄

弟でさんかするようPRする

地区自治会の広報担当が安全に遊べる場所やちらしやポ

スターを作成しコミセンに掲示する

近所の人が子供

同士で遊ぶことの

大切さを知ってい

近所の人が子

どもを「うるさい,

迷惑」と感じな

親が子どもに

友達と遊んで

ごらんと勧め

親が安全に遊

べる場所がある

ことを知ってい

5歳位の子が遊びに誘う

祖父母が孫

に友達と遊ん

でごらんと勧

める

母子保健推進員が地区のお祭りでこどもが地区で遊んで

いる場合には危ないことがないか気を配るよう伝える

地区社協ふれあい食事会や三世代交流会で子供同士の

遊びの大切さについて話す

児童センターのスタッフが一時保育や保育サービスは一

時保育,保育サービスの利用は他の子供同士で遊ぶいい

機会になることを伝えたりパンフレットやポスターなどで啓

発する

すこやかハウス等の施設スタッフが親に対して子供同士で

遊ばせることを勧めたり手本をみせる

保健センターで育児相談を担当した職員が一時保育,保

育サービスの利用は他の子供同士で遊ぶいい機会になる

ことを伝えたりパンフレットやポスターなどで啓発する

社協が「 すくすく」の研修会で保育サービスを通して子供同

士での遊びが大切ということを伝える

近所の人が子どもがあそんでいるときに,危ないことがないかみていてくれる

社協が保育の知識をつける教室を開催する

社会福祉課で出している「 子育て支援リーフレット」を転入

者に配布する

関係課がそれぞれ出している子育てに関する情報媒体に

ついて共同で話し合い整理して共通の子育てガイ ドブック

を作成し配布する

地区自治会が一般住民に子供同士で遊ぶことの大切さを

伝える

母子保健推進員がふくし祭りで子供同士で遊ぶことの大

切さを伝える

社会福祉課が保育サポーター研修会等で,一時保育,保

育サービスの利用は他の子供同士で遊ぶいい機会になる

ということを伝える

児童センターの保育士(スタッフ)が,親に対して子供同士

で遊ばせることを勧めたり手本を見せる

園庭解放している保育園の保育士が親に対して子供同士

で遊ばせることを勧めたり手本を見せる

社協が高齢者クラブに子どもとの交流や昔の子育て遊び

などについて話し合う機会や場をセッティングする

幼稚園と保育園を管轄する学校教育課と社会福祉課が合

同で研修会を行い異年齢の児の交流の大切さを伝える場

を設ける

すこやかハウス等のスタッフが一時保育や保育サービス

は一時保育,保育サービスの利用は他の子供同士で遊ぶ

いい機会になることを伝えたりパンフレットやポスターなど

で啓発する

年齢にこだわらず子供同士が

仲良く遊べる

周りの友達と楽しく遊べる

2歳の子が遊びに誘われた時に,素直に遊びに応じる

子ども:5班

子ども室がこどもが安全に遊べる場所(公園や施設)の情

報を広報とうかいや子育てリーフレットに載せる

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- 59 -

娘が,歩くことは健

康によいということ

を知っている

仲間と楽しく健康づくりに取り組める

日常生活の中で運動を続けることができる

地域の人と舟石川コミセンの周りを楽しくウォーキングしている

友人が

一緒に歩こ

うと誘う

娘が父に

「友達と歩

いてきたら」

と声をかけ

息子が,

孫と一緒に営

農センター向

かいのお稲

荷さんのあじ

さいを見に、

歩いてきたら,

と言う

孫(小学生)

が本人に

一緒に歩こう

と声をかける

孫(小学生)がおじ

いちゃんの健康に

は、歩くことがいい

と知っている

友人は一緒に歩く

ときの会話が楽し

いと知っている

娘が,友達や家族

と歩くことは,楽しく

健康にいいというこ

とを知っている

息子が,歩くことが気晴らしになる,ということを知っている

仲間と楽しく

健康づくりができる

本人がウォーキング

できる場所やイベン

トを知っている

妻が本人に

歩こう,と誘

妻が歩くことが健康によいと知っている

本人が

ウォーキン

グが楽しそう

と思う

本人が歩くこと健康

によいと知っている

本人が長く続ける

ことが健康によいと

知っている

すこやか委員がウォーキングイベントを開催する

食推さんが料理教室で、歩くことは健康によいということを参加者に話す

講師がPTAの研修会で、みんなで歩くと楽しく健康づくりができることを話す

保健センター職員が広報の元気アップ通信で、「みんなで歩くと楽しく健康づくりができる」「スト

レス解消になる」、「カロリー消費になる」、「気持ちがよい」、ということを書く

シルバーリハビリ体操指導士がいきいきサロンなどの教室で参加者に「身体を動かすことが心

身の健康につながる」と話す

地区委員会がウォーキングイベントを開催する

学校の先生が学級通信に、健康のために家族で歩くことをすすめる

すこやか委員がウォーキングイベントに知人を誘う

地区社協の役員が、ふれあい食事会で、ウォーキングの効果について参加者に話す

すこやか委員が近所の人に、歩く効果についての体験談を話す

すこやか委員が学校の先生にウォーキングについて(コースなど)PRする

職場の仲間が、歩くことは気晴らしになると同僚に話す

会社のイ ベントにウォーキングの企画がある

P TA役員が、PTAの親父の会で、仲間と歩くことは気晴らしになる、と話す

会社の保健師が健保だよりにウォーキングが身体によいことをコラムに書く

保健センター職員が無線放送でウォーキングイベントのお知らせをする

学校の先生が健康のために家族と歩くことをすすめる

すこやか委員がウォーキングイベントで、参加者に「みんなで歩くと楽しいですよね」と話す

講師が筋トレ教室でウォーキングの効果について参加者に話す

すこやか委員会がすこやかウォーキングを各コミセンを会場として開催する

保健センター職員が村内の自主サークル一覧(運動系・文化系ともに、参加者募集の様子が

分かるもの)を作成する

すこやか委員がウォーキングイベントで歩く効果について参加者に話す

地区委員会がコミセン周りの散策マップを使った「歩く会」を開催する。

スマイ ルとうかいの担当者が利用者に自主グループのたちあげをすすめる。支援する

保健センターの職員が、健康教室の参加者に自主グループの立ち上げをすすめる。

高齢者センターがウォーキングサークル(自主グループ)の立ち上げをウォーキング教室参加

者にすすめる。支援する

高齢者センターがウォーキング教室を年に1回は開催している

スマイ ルとうかいが、ウォーキング教室を開催する

保健センターとすこやか委員がウォーキングイベントを開催する

保健センターとすこやか委員と経済課が,飲食店やスーパー等にイベントのポスターを貼らせ

てもらうようにお願いする

子ども会が、60代の人と参加できるウォーキングイベントを開催する

保健センターとすこやか委員が四季を感じられるウォーキングイベントを行う

保健センターが絆の中に掲示板(自主サークルの紹介、健康方法の紹介する場)を設ける

保健センターの職員が元気アップ通信で歩くことの効果について書く

地区委員が地区だよりに「歩くと楽しい、健康によい」ということを書く

高齢者クラブの事務職員が歩くと楽しいこと、効果について参加者に話す

体育協会の職員がイベントで参加者に一般の人に歩くことが健康によい,と話す

保健センター職員が将棋サークルなどの活動の中でウォーキングを取り入ませんか,と声をか

ける

すこやか委員がヘルスロードの日本一週記録表をウォーキングイベントのとき に配布する

保健センター職員がウォーキングに取り組んだ人を表彰する

保健センター職員が健診の事後指導で運動を続けることをすすめる

地区委員が散策マップに季節を感じられるコースを作る

おとな:1班

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- 60 -

おじいちゃんが自分で作った野菜を料理して孫と一緒に食べている

孫はおじいちゃ

ん家の食事はい

ろいろなおかず

があってしかも

美味しいことを

知っている

安心安全な食材で健康な身体づくりができる

自分の身近な食材で栄養を考えながら食事を摂ることができる

嫁が「おじいちゃ

ん家に行って新

鮮な野菜を食べ

てこよう」と子ども

に言う

孫が「おじいちゃ

ん家のご飯が食

べたい」と言う

おじいちゃんは孫

に家庭菜園で季

節の野菜がとれ

たから一緒に食

べよう,と誘う

おばあちゃんがお

じいいちゃんに「家

庭菜園で野菜をつ

くりましょう」と言う

おばあちゃんは日頃

から新鮮な食材をバ

ランス良く孫に食べさ

せたいと思っている

息子が嫁と子どもにおじいちゃん家に行ってご飯を食べてこようと誘う

息子は子どもに幼い時から野菜を食べることで将来の生活習慣病を予防できることを知っている

嫁は新鮮な食材が

身体にいいことを

知っている

母親が息子に幼いときから手作りの野菜を食べることは身体に良いと話している

おじいちゃんは

新鮮な食材をた

べることが身体

に良いことを

知っている

嫁は子どもが手

作り野菜で好き

嫌いなく

食べることを知っ

ている

健康な身体をつくるために食材

を自分で選んで食事を摂ること

ができる

おじいちゃんが

バランスの良い

料理作りの基礎

を知っている

学校の栄養教諭がPTAの集まりで旬の食材が

子どもの成長に欠かせないという指導をする

保健センターがメタボ教室でヘルシーメニューの

調理実習を行う

経済課が地産地消をテーマに村民を対象に講

演会を開催する

学校の栄養教諭が授業で「バランスの良い食事

は健康な身体を作るよ」ということを生徒に教え

P TAが親子レクで農業支援センターへ行って収

穫体験と地産地消の話を聞く

保育所が「年長児の畑作り体験」で野菜を栽培し

収穫した手作り野菜がおいしいことを話し子ども

が母に伝える

地区社協がふれあい食事会でとれたての新鮮

な食材が身体に良いことをテーマに講習会を実

施する

保健センターが食推の養成講座でバランスの良

い食事が身体に良いことを指導する

すこやか委員と母子保健推進員が「幼児向けす

こやか教室」で子育て中の母親に子どもの身体

づくりについて講演と実習をする

保健センターが「メタボ予防教室」で

野菜を食べると生活習慣病の予防

になることを説明する

食推が「地区伝達講習会」で地域の人たちに「健康な身体作り」についての調理実習をする

農業支援センターが「にじのなか」で村民に「安

心安全な野菜の作り方」を教える

保健センターが食推の養成講座でバランスのと

れた食事作りの実習をする

地区社協がふれあい食事会で新鮮な野菜を使っ

た弁当を参加者に提供する

食推が「男の料理教室」で旬の食材

と健康についての話を参加者にする

保健センターの栄養士が「高齢者のための料理

教室」をコミセンで開催する

夏休みの「親子クッキング」で食推が小学生にバ

ランスのとれた食事が身体によいことを教える

学校の農業体験で収穫した野菜を食べたらとっ

てもおいしかったよ,と子どもが母に話す

中央公民館が公民館講座でバランスガイドに

のっとった「旬の食材を使った献立の作り方と実

習」をシリーズ化で行う

おとな:2班

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- 61 -

彼女がダイエット

中の上手な外食

の仕方を知ってい

若いころから生活習慣を予防できる食事習慣を身につける

食事制限が必要な人でも自分に必要な栄養素を自分でコントロールして食べられる

ちょっと太目でダイエット中の私が友達と居酒屋で楽しく飲んでいる

友達が「この野菜

サラダは低カロリー

ですごくおいしい

よ」と言う

彼女がダイエット中

の私に「外食や酒も

工夫して食べれば

大丈夫」と言う

ダイエット中の私が

メニューの量を半分

にして,とお店にい

友達がダイエット中

の私に「たまには飲

もうよ」と言う

友達が低カロリーのメ

ニューがあるお店を

知っている

ダイエット中の私が自分

なりに飲み会や外食す

るときの食事の調整法

を知っている

食事制限が必要な人が外食や飲み会の

時でも自分に必要な食事バランスや量

がわかってコントロールができる

ダイエット中の私

が自分に必要なカ

ロリー量のメ

ニューを選べる

お店がメニュー

にカロリー表示を

する

保健センターの栄養士がヘルスメイト養成講習会で

ダイエット中の野菜の上手なとりかたについて話す

保健センターの栄養士がヘルスメイト養成講習会で

ダイエット中の飲酒の仕方について話す

青年会で若い人向けのバーべキューを開き

栄養士がバランスの良いメニューを紹介する

保健センターがダイエット講座を開き,自分に必要な

カロリーや栄養素について話す

食推が村民向けに作った食育マップをコミセンや飲

食店,保健センターに置く

ワイン講座で食推がヘルシーおつまみメニュー

を提供する

保健センターの保健師が元気アップ通信で肥満から

起きる生活習慣病の記事を書く

保健センター保健師が健診時に肥満予防の

食事に関するリーフレットを配る

社会教育課と自治推進課,保健センターが

独身者向けのワイン講座を開き上手なお酒の

飲み方を教える

自治推進課が若い男女向けの料理教室を開き

講師が食生活について話す

保健センターの栄養士が元気アップ通信で

ダイエット中のお酒の飲み方,外食のとり方

について記事を書く

ふれあい福祉祭りで食推がダイエット中のお勧め外

食,お酒の飲み方,おつまみメニューを紹介する

保健センターの栄養士が元気アップ相談で

肥満改善相談を行い,自分に必要なカロリーや

栄養素について教える

保健センターの保健師が健診時に肥満予防の

食事に関するリーフレットを配る

経済課が東海村のグルメマップの携帯サイトを

作り低カロリーメニューのある飲食店情報を

載せる

保健センターがバランスガイドに関する

リーフレットを配る

お店にダイエット中

の人向けの低カロ

リーメニューがある

マスターがお客さんの中にはカロリー制限をしている人もいると知っている

すこやか委員が商工会の人に低カロリーメニューを提供してくれるよう話し合いを持つ

保健所が飲食店向けに健康づくり協賛店制度を紹介

する

保健所の栄養士が飲食店向けにダイエット

メニューの講習会を開き,お客の中にはカロリー

制限している人がいることを話す

保健所がお店にカロリー表示をするよう依頼する

食推がお店にカロリー表示をするよう依頼する

保健センターがホームページで

ダイエットメニューのレシピを掲載する

お店のマスターがダイエット中の人でも楽しく飲めるメニューを提供したいと思う

友達がダイエット中の人

はたくさん野菜を食べた

方がいいと知っている

友達がダイエット中の私はカロリーを控えたほうがいいと思っている

ダイエット中の私が

自分に必要な食事

量や栄養素を知っ

ている

ダイエット中の私がたまにはみんなと同じメニューを量を控えて頼んでみようかなと思う

おとな:3班

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- 62 -

保健センター保健師が,健診事後指導で,健診結果が悪い人に保健指導をうけるように連絡をする

お父さんが休日に家族と久慈川サイクリングロードでサイクリングをしている

週に1日は,楽しみな

がら運動ができる

無理なく楽しく運動を継続することができる

自分の健康を維持するために,運動を習慣化することができる

お父さんが日曜日

にサイクリングをし

ようと言う

お母さんがサイクリングしようと言う

近所の人が,「い

つもあの家は出掛

けてる」とか思わ

ない

お父さんが,今年の健康診断

で体重が増えたので,日頃か

ら運動不足を解消しなくてはい

けないと知っている

お父さんが,運動をすることが

健康づくりには大切だと知って

いる

お母さんが,自分や家族の体調を把握している

お母さんが,体の健康づく

りとリフレッシュには,運動

をすることが大切だと知っ

ている

近所の人が,家族みんなで

健康づくりをすることがいい

ことだと知っている

お父さんが,友人に誘われて

運動をしてみたら,リフレッシュ

できて気持ちがよかった

お母さんが,毎年村の健康診断を受けている

お母さんが,毎日体重を

計って,すこやかカレン

ダーに記入して体調管

理している

健診結果説明会で,講師の医師が,健康づくりのために運動をしましょうと話す

保健センター保健師が,広報の元気アップ通信で,「健康づくりのために運動をしましょう」という記事をのせる

コミセンがウォーキング教室を主催して,係の人がウォーキングは気持ちがいいですよと話す

保健センターがすこやかカレンダーを発行し,住民の健康づくりや健康管理に利用してくださいと呼びかける

保健センターのダイエット教室で,保健師が,健康づくりのために運動をしましょうと話す

保健センターが広報の元気アップ通信やコラムで,健康教室の参加者の声や体験談を載せる

健診結果説明会で,講師の医師が,健康づくりのために運動をしましょうと話す

ふれあい福祉まつりで保健師が健康相談をし,健康づくりのために運動をしましょうと話す

スマイル東海のステップエクササイズ教室で,講師が,健康づくりには運動がいいですよと話す

スマイル東海の軽スポーツ1日体験教室で,講師が,「適度な運動は,気持ちが良くなり,リフレッシュできるんですよ」と話す

広報の元気アップ通信で,保健センターの保健師が,健康づくりのために運動をしましょうという記事を載せる

保健センターのみんなですこやかウォーキングで,すこやか推進員が,健康づくりには運動がいいですよと話す

保健センターの骨粗しょう症予防教室で,講師が,健康づくりのために運動をしましょうと言う

保健センターの筋トレ教室でインストラクターが,健康づくりのために運動をしましょうと話す

子どもが,学校の先生に家

族みんなで運動をすること

が楽しいよと言われて知っ

ている

子どもが両親にサ

イクリングに行こう

と言う

子どもが,家族でサイク

リングをすることが楽し

いと知っている

小学校の先生が,生徒に体育の時間に,家族みんなで運動することが楽しいよと話す

スマイル東海が「家族で参加できる1日サイクリング体験教室」を開催し,講師が「家族みんなで運動をすることが楽しいよ」と話す

保健センターの元気アップ健康相談で,保健師が,健康づくりのために運動をしましょうと話す

PTAの研修会で,健康づくりとリフレッシュには,手軽な運動がいいということをテーマに取りあげてもらう

保健センターのダイエット教室で,保健師が,健康づくりのために運動をしましょうと話す

保健センターが広報の元気アップ通信やコラムで,健康教室の参加者の声や体験談を載せる

健診結果説明会で,講師の医師が,健康づくりのために運動をしましょうと話す

ふれあい福祉まつりで保健師が健康相談をし,健康づくりのために運動をしましょうと話す

スマイル東海のステップエクササイズ教室で,講師が,健康づくりには運動がいいですよと話す

広報の元気アップ通信で,保健センターの保健師が,健康づくりのために運動をしましょうという記事を載せる

保健センターのみんなですこやかウォーキングで,すこやか推進員が,健康づくりには運動がいいですよと話す

保健センターの筋トレ教室でインストラクターが,健康づくりのために運動をしましょうと話す

スマイル東海のお父さんのための軽スポーツ教室で講師が「健康づくりには運動をしましょう」と話す

保健センターが,総合健診を実施して,検診受診券に,年に1度健診を受けて,自分で自分の体調管理をしましょうと書く

おとな:4班

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- 63 -

,総合健診を実施して,検診受診券に,

健康的な食生活を送ることができる

仕事で忙しい夫が,会社で昼に健康を意識した食事を楽しそうに食べている

自分で健康的な食事を

選んで食べられる

本人が自分に

あった食事を選

べる

本人がバランスガイド

の見方を知っている

本人が検診の待ち時

間にバランスガイドの

パンフレットを読んだ

保健センターがダイエット教室でバランスガイド

や実際のメニューの選び方を学べる方法を伝

える

保健センターが保健センターのHPでバランスガ

イドのDVDを流す

保健センターが歯科医院の待合室でバランスガ

イドのDVDを流してもらうよう依頼する

地域のお祭りですこやか委員や食推がメニュー

選びの体験ができるブースを設置する

食推が地区伝達講習でバランスガイドの見方

の説明を行う

保健センターが健診時にバランスガイドのポス

ターを配布する

保健センターがバランスガイドのポスターを飲

食店に配布する

保健センターが健診時にバランスガイドのDVD

を流す

保健センターと教育委員会と食推が親子クッキ

ングでバランスガイドの説明をする

本人が健康のた

めに食事に気を

つけたいと思って

いる

妻が日頃から,食

生活は大切だと夫

に話している 妻が,ヘルスメイト養

成講座や食の大切さ

を学んだ

本人が,不摂生な食

生活で身体を壊した

人の話を聴いた

保健センターとすこやか推進委員と食推が企

業の栄養管理士さんに社員に体験談を交えた

食生活の講演会を開催して欲しいと働きかける

保健センターがヘルスメイト養成講座を

開催する

企業と保健センターが連携して健康出前講座を

開催する

企業の栄養相談室が体験談を聞けるような食

生活の講演会を開催する

すこやか推進委員がすこやかウォーキングの

時に食生活に関するパンフレットを配布し,運

動と合わせて食生活も大切であることを伝える

本人が食品の栄養

表示を見ながら選ん

でいる

お店のメニューに

栄養表示がしてある

買ってくる弁当に

栄養表示がしてある

会社の管理栄養士

が栄養表示をするこ

とが食事を選んで食

べている人の助けに

なると知っている

会社の社員食堂のメ

ニューに栄養表示がし

てある

食推が飲食店をまわり,メニューに栄養表示を

してもらえるようお願いする

保健所が給食施設のスタッフに,1食分の栄養

がわかるよう表示することが大切といった内容

の研修会を開催する

食推がお店を訪問し,食育マップを配布して協

力をお願いする。(客の希望でご飯の量を調節

できるなどの対応をしてもらえるように)

本人が1日にどれ

だけの種類の食

品を食べればよ

いか知っている

自ら健康的な食事を選んで食べることができる

本人が飲食店に張っ

てあるバランスガイド

のポスターを見た

本人が,食事は健

康状態を左右する

ことを知っている

おとな:5班

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- 64 -

(敬称略 順不同)

 ◎ 会長  ○ 副会長

5 東海村健康づくり推進協議会 名簿

任期 平成21年 4月 1日~平成23年 3月31日

委 員 氏 名 選 出 区 分 現 職 名

尾 形 孝  村内医師代表  尾形クリニック院長

武 藤 文 男 〃  武藤小児クリニック院長

橋 本 和 彦 〃  東海眼科院長

海 老 根 廣 行 〃  村立東海病院医師

石 川 誠  村内歯科医師代表  石川歯科医院

宇 佐 美 哲 郎  村内薬剤師代表(東海薬業会代表)  宇佐美薬局長

根 本 一 成  東海村国民健康保険運営協議会代表  左記

飛 田 和 広  東海村社会福祉協議会代表  東海村社会福祉協議会事務局長

佐 藤 重 孝  東海村自治会連合会代表  左記

 東海村女性団体連絡協議会代表  左記

荒 木 均  茨城県ひたちなか保健所長  左記

舛 井 正 義  東海村教育委員代表  左記

今 橋 絹 枝  東海村食生活改善推進員連絡協議会代表  左記

井 上 義 明  東海村健康づくり推進計画推進委員会代表  左記

岡 田 セ ツ 子

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- 65 -

(敬称略 順不同)

鶴 田 真 維 子

佐 藤 美 佳

※二段部分については,上段が平成21年度,下段が平成22年度(村職員の人事異動による)◎ 委員長 ○副委員長

神 長 亜 紀

6 東海村健康づくり推進計画推進委員会名簿

藤 田 洋 一 東海村教育委員会指導室 

小 川 洋 治東海村福祉部保健年金課

萩 谷 浩 康

澤 畑 恵 子

東海村福祉部保健年金課健康増進室

照 沼 規 夫

千 葉 崇 恵

古 川 智 美

澤 畑 佳 夫 東海村総務部自治推進課

田 川 祐 子 東海村福祉部社会福祉課 

東海村福祉部介護福祉課 地域支援室

堀 江 き く 江 東海村教育委員会社会教育課 青尐年センター

黒 澤 直 子 茨城県ひたちなか保健所

須 藤 博 美 東海村社会福祉協議会

菊 地 芳 見 東海村真崎地区委員会

會 澤 敏 広 村立東海病院

鈴 木 晴 憲 青尐年育成東海村民会議 ふるさと尐年教室実行委員

足 達 賢 司 東海村石神地区委員会

本 多 真 知 子 東海村食生活改善推進員連絡協議会

上 条 八 洲 江 東海村シルバーリハビリ体操指導士会

井 上 義 明 東海村地区社会福祉協議会

東海村母子保健推進員

坂 本 文 男 元 東海村体育指導委員

鈴 木 朝 美 青尐年育成東海村民会議 母と子のサロン実行委員会

髙 野 千 夏 子

圷 優 子 東海村食生活改善推進員連絡協議会

任期 平成21年 4月 1日~平成23年 3月31日

氏 名 所 属

○ 関 田 和 子 東海村母子保健推進員

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(敬称略,順不同)

氏  名 所  属

1 圷 優 子 東海村食生活改善推進員連絡協議会 

2 ◎ 井 上 義 明 東海村地区社会福祉協議会

3 ○ 関 田 和 子 東海村母子保健推進員

4 鈴 木 朝 美 青尐年育成東海村民会議 母と子のサロン実行委員会

5 髙 野 千 夏 子 東海村母子保健推進員

6 坂 本 文 男 元東海村体育指導委員

7 本 多 真 知 子 東海村食生活改善推進員連絡協議会

8 上 条 八 洲 江 東海村シルバーリハビリ体操指導士会

9 鈴 木 晴 憲 青尐年育成東海村民会議 ふるさと尐年教室実行委員会

10 足 達 賢 司 東海村石神地区委員会

11 菊 地 芳 見 東海村真崎地区委員会

12 砂 押 文 豊 村民代表(公募)

13 池 田 理 恵 村民代表(公募)

14 大 貫 美 枝 子 東海村食生活改善推進員連絡協議会

15 飛 田 公 子 東海村食生活改善推進員連絡協議会

16 山 村 サ ツ 東海村食生活改善推進員連絡協議会

17 渡 辺 美 代 子 東海村食生活改善推進員連絡協議会

18 井 坂 愛 子 東海村母子保健推進員

19 川 﨑 良 子 東海村母子保健推進員

20 佐 藤 惠 子 東海村母子保健推進員

21 鈴 木 邦 子 東海村母子保健推進員

7  東海村健康づくり推進計画ワーキング委員会 名簿任期 平成21年12月 1日~平成23年 3月31日

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<関係課, 関連施設職員>

氏  名 所  属

照 沼 泉

石 井 克 明

堀 江 き く 江

飯 嶋 真 未

前 田 友 美

久 賀 幸 夫

三 瓶 裕 美

大 平 篤

5 大 内 秀 樹 東海村企画政策部政策推進課(政策推進担当)

高 橋 和 美   東海村総務部自治推進課   (自治推進担当)

川 﨑 裕 子       〃              (ハーモニー・交流担当)

7 田 川 祐 子 東海村福祉部社会福祉課(子育て支援担当)

鶴 田 真 維 子

佐 藤 美 佳

9 須 藤 博 美 東海村社会福祉協議会

10 黒 澤 直 子 茨城県ひたちなか保健所

<事務局>

小 川 洋 治

萩 谷 浩 康

2 澤 畑 恵 子

3 照 沼 規 夫

4 千 葉 崇 恵

5 北 﨑 理 恵

佐 藤 美 佳

鶴 田 真 維 子

7 古 川 智 美

8 田 村 俊 充

9 神 長 亜 紀

10 本 田 沙 織

※二段部分については,上段が平成21年度,下段が平成22年度(村職員の人事異動による)

◎委員長, ○副委員長

1

東海村福祉部介護福祉課(地域支援室)

1

8

6

4

3

2

東海村教育委員会学校教育課(学校教育担当)

東海村教育委員会社会教育課(青尐年担当)

東海村教育委員会社会教育課(文化・スポーツ振興担当)

東海村経済環境部経済課(農業振興担当)

福祉部保健年金課 

福祉部保健年金課(健康増進室)6

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8 東海村健康づくり推進計画推進委員会設置要綱

(設置)

第1条 健康増進法(平成14年法律第103号)第8条第2項の規定に基づき策定された東海村健康づくり推

進計画(以下「健康づくり推進計画」という。)を推進し,もって村民自らが健康状態を自覚することにより健

康の増進に努める体制づくりを図るため,東海村健康づくり推進計画推進委員会(以下「推進委員会」と

いう。)を設置する。

(所掌事務)

第2条 推進委員会は,次に掲げる事項を検討し,東海村健康づくり推進協議会に報告する。

(1) 健康づくり推進計画の進捗状況について

(2) 健康づくり推進計画の推進について

(3) 健康づくり推進計画の評価について

(組織)

第3条 推進委員会は,委員15名以内で組織し,次に掲げる者のうちから村長が委嘱するものとする。

(1) ひたちなか保健所

(2) 住民代表者

(3) 東海村社会福祉協議会職員

(委員長及び副委員長)

第4条 推進委員会に,委員長及び副委員長各1名を置き,委員の互選によりこれを定める。

2 委員長は,推進委員会を代表し,会務を総理する。

3 副委員長は,委員長を補佐し,委員長に事故あるときは,その職務を代理する。

(委員の任期)

第5条 委員の任期は,2年とし,再任を妨げない。ただし,その職により委嘱された委員の任期は,その職

にある期間とする。

2 前項の規定にかかわらず,補欠の委員の任期は,前任者の残任期間とする。

(会議)

第6条 推進委員会の会議は,委員長が招集し,議長となる。

2 推進委員会の会議は,委員の過半数の出席がなければ会議を開くことができない。

(村職員等の出席)

第7条 村職員の任命権者は,推進委員会の求めに応じ,関係課職員を推進委員会の会議に出席させる

ものとする。

2 推進委員会は,必要に応じ,関係者の出席を求め,その意見を聴くことができる。

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(ワーキング委員会)

第8条 推進委員会は,健康づくり推進計画の改定,見直し等に係る現状分析,素案の作成等を行うため,

ワーキング委員会を設置することができる。

2 ワーキング委員会は,委員25名以内で組織し,次に掲げる者のうちから村長が委嘱し,又は任命するも

のとする。

(1) 村民代表(公募)

(2) 推進委員会委員

(3) 健康づくり関連団体関係者

3 ワーキング委員会にワーキング委員長を置き,委員の互選によりこれを定める。

4 ワーキング委員会の会議は,必要に応じてワーキング委員長が召集し,その議長となる。

5 ワーキング委員会は,必要があると認めるときは,関係者に会議への出席を求め,その意見を聴くことが

できる。

(庶務)

第9条 推進委員会の庶務は,保健年金課において処理する。

(委任)

第10条 この要綱に定めるもののほか,推進委員会の運営に関し必要な事項は,委員長が推進委員会に

諮って定める。

附 則

この告示は,平成16年4月1日から施行する。

附 則(平成19年告示第8号)

(施行期日)

1 この告示は,平成19年4月1日から施行する。

(経過措置)

2 この告示の施行の際現に推進委員会の委員である者の任期については,第5条第1項の規定にかかわ

らず,平成19年3月31日までとする。

附 則(平成19年告示第108号)

この告示は,公布の日から施行し,改正後の東海村健康づくり推進計画推進委員会設置要綱の規定は,

平成19年4月1日から適用する。

附 則(平成21年告示第25号)

この告示は,平成21年4月1日から施行する。

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