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◆各種入力 -操作説明書- 2012/11/01 For Windows / VISTA / XP 社労士支援ソフト

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◆各種入力

-操作説明書- 2012/11/01

For Windows 7 / VISTA / XP

社労士支援ソフト

<メモ欄>

- i -

事務組合(処理選択)

マスタ・更新入力 1 組合員入力 ・・・・・・・・・・・・・・・3 2 算定基礎賃金入力 ・・・・・・・・・・・・9 3 月別確定賃金入力 ・・・・・・・・・・・ 13 4 一括有期事業入力 ・・・・・・・・・・・ 21 5 一括有期総括入力 ・・・・・・・・・・・ 25 6 海外派遣者入力 ・・・・・・・・・・・・ 29 7 年更処理状況照会 ・・・・・・・・・・・ 31 8 月別賃等入力自動配置 ・・・・・・・・・ 33 9 SRASP送信用データ出力 ・・・・・・・・35

徴収/納付入力 11 個別入金還付入力 ・・・・・・・・・・・39 12 個別納付入力 ・・・・・・・・・・・・・41 13 一括徴収/納付 ・・・・・・・・・・・・43

期中入力 14 期中増減入力 ・・・・・・・・・・・・・45 15 一括有期事業開始届 ・・・・・・・・・・51

その他 21 振込先マスタ入力 ・・・・・・・・・・・ 53 22 役所年更FD作成 ・・・・・・・・・・・ 55 23 口座振替FD作成 ・・・・・・・・・・・ 57

24 口座振替FD入金 ・・・・・・・・・・・ 59

年次更新 26 保険料率表 ・・・・・・・・・・・・・・61 27 年次繰越 ・・・・・・・・・・・・・・・65

- ii -

<メモ欄>

社労夢システム 事務組合(各種入力) 処理選択メニュー

処理概要 事務組合の各種届出、年度更新処理を行います

マスタ・年更入力

1.組合員入力 事務組合員を登録します。 2.算定基礎賃金入力 確定、概算賃金を入力し、保険料を計算します。 3.月別確定賃金入力 月別賃金を入力し、保険料を計算します。 4.一括有期事業入力 一括有期事業報告書、総括表を作成する情報を入力します。 5.一括有期総括入力 一括有期事業総括報告書の情報を入力し確定・概算 保険料を計算します。 6.海外派遣者入力 海外派遣者(第三種特別加入者)を入力し、保険料

を計算します。入力します。 7.年更処理状況照会 年度更新処理の状況を表示します。 8.月別賃等入力自動配置 月別確定賃金入力の自動配置を行います。 9.SRASP送信用データ出力

SRASPシステムをご利用の方で、顧問先で インターネットから入力する場合のデータを作成します。

徴収/納付入力

11.個別入金還付入力 保険料や手数料の徴収、還付、返金を入力します。 12.個別納付入力 保険料の納付を入力します。 13.一括徴収/納付

徴収、納付処理を一括で処理します

期中入力

14.期中増減入力 申告、納付(増額、減額訂正報告)に必要な情報を

入力します。 15.一括有期事業開始届 一括有期事業開始届を入力し、印刷します。

その他

21.振込先マスタ入力 保険料の振込先口座を設定します。 22.役所年更FD作成 申告用データを作成します。 23.口座振替FD作成 口座振替用FDを作成します。 24.口座振替FD入金 口座振替 FD より入金処理をします。

年次更新

26.保険料率表 業種毎に労災、雇用、労務費率(確定、概算)を設 定します。 27.年次繰越 当年度の処理を次年度に反映させます

事務組合(各種入力)-処理選択メニュー Ver.20100511

1

①労働保険事務組合の名称、所在地、代表者などの他

にすでに取得している労働保険番号を末尾番号ごと

にあらかじめ登録しておきます。 ②同一事業所において複数の保険成立がある場合、納

入通知書や保険料徴収の際に口座振替をするかしな

いかの設定を、また徴収する保険料以外に手数料や

会費などの設定も行います。 ③事務組合詳細[F7]ではさらに細かな運用方法につい

て設定が行われます。 ④オプションで用意されている「子記帳くん」のリン

クの設定、徴収する保険料の回数の設定、また充当

が発生した際の充当の順位、さらには一円適用にお

ける一円誤差の加算区分、申告書内訳の印刷の際の

頁ごとの小計欄の設定や特別加入の料率の際に主た

る従業の判断基準の設定を行い登録します。 ⑤一人親方用設定、いわゆる一人親方などに対応して

おり設定を行います。

▼事前処理 基本台帳メニュー →事務所入力→事務組合

事務組合(各種入力)-処理選択メニュー

2

事務組合(各種入力)-組合員入力-

■処理概要

事業所(事務組合員)の名称、所在地等の基本的情報を入力します。

■主な入力項目

●適用コード(又は事務組適用コード) 労働保険番号の内、基幹番号の下1桁を入力します。

(事務所入力で労働保険番号の登録が前提です)

事務組合を複数作成すると「事務組適用コード□□」となります。

●枝番 労働保険番号の内、枝番号を入力します。

●事業所コード 事務組合で、独自に設定できます。事業所台帳で既に登録済の場合は、事業所コ

ードを入力します。建設業者など、二元適用の事業所の合算に使用しますので、 同じ事業所には、同じ事業所コードを入力します。

●合算する チェックをつけると、1つの事業所で複数の基幹番号がある場合に合算します。 合計保険料で通知ができます。 ●社労士コード

団体コードを入力します。(組合員をグループ分けします。任意にご使用下さい。)

団体コード毎に分けて印刷処理する必要が無い場合は、入力の必要はありません。

<例> 複数の組合員に、同じ団体コード「0010」と入力し、事務組合の印刷処理で、

事業所コードを指定せずに、団体コード「0010」と指定した場合、該当する団体コードが登録されている事業所が対象になります。

●地区コード

地区コードを入力します。(組合員を地区単位にグループ分けします。)

地区の設定を行っていないなど、特に必要のない場合は、入力の必要はありません。

※地区コードを使用する場合は、事前に「基本台帳 地区マスタ入力」で登録する

必要があります。

<例> 複数の組合員に、同じ地区コード「01」と入力し、事務組合の印刷処理で、事業

所コードを指定せずに、地区コード「01」と指定した場合、該当する地区コードが登録されている事業所が対象になります。

Ver.081101

社労夢システム 組合員入力

3

事務組合事務組合(各種入力)-組合員入力-

●雇用保険番号

組合員が雇用保険加入事業所の場合は、雇用保険番号を入力します。

●事業所名

事業所名は、各種届出書類に印字しますので、正式名称を入力します。 <例>

「株式会社 社労夢」「社労夢 株式会社」などを入力します。

●フリガナ(事業所) 入力するフリガナは、検索等で使用します。

上記事業所名を入力すると、その文字を半角フリガナに変換して、自動的に表

示します。 ※事業所名に入力した「株式会社」は、フリガナに表示されません。

●役職名 事業主の役職名を入力します。

●事業主名

事業主名は、各種届出書類に印字しますので、正式名称を入力します。

●フリガナ(事業主)

入力するフリガナは、検索等で使用しますので、役職名などは、削除して下さい。

●郵便番号(事業所)

「9999999」と、7桁の数字を入力すると「999-9999」のよう に自動編集されます。

●事業所住所(事業所)

郵便番号を入力すると、自動的に住所を検索して住所欄に表示しますので、番

地等を補完して下さい。

●フリガナ(事業所住所) 郵便番号を入力すると住所のフリガナが自動的に表示されます。マンション

名やビル名を入力するとそのフリガナも自動的に表示されます。

●郵便番号(事業主)

事業主の郵便番号を事業所の郵便番号と同様入力します。

●自宅住所(事業主)

郵便番号を入力すると、自動的に住所を検索して住所欄に表示しますので、 番地等を補完して下さい。

●事業所電話

事業所の電話番号を入力ます。

「01-2345-6789」のように、市外局番、市内局番の次に「-」を

入れて下さい。

●FAX電話 事業所電話番号と同様に入力します。

●自宅電話 事業所電話番号と同様に入力します。

●携帯電話 事業所電話番号と同様に入力します。

●業種 業種コードを入力します。下 2 桁も入力すると、申告書内訳など

に反映できます。

住所を入力します。

マンション名、ビル名など、入力します。

4

事務組合(各種入力)-組合員入力-

●事業の概要 事業概要を具体的に入力します。

●申告済概算保険料 申告済概算保険料を入力します。

●保険料率

※業種コードを入力すると自動

配置されます。手入力の必要はあり

ません。

●保険関係区分 「両保険」「労災保険のみ」「雇用保険のみ」のいずれかを選択します。

●一般特掲区分・・・雇用保険加入時に関係します

「一般(A)」「建設以外の特掲(B)」「建設業(C)」のいずれかを選択します。

●振込先・・・事務組合の指定口座を指定します 保険料や手数料を事業所から事務組合の指定口座に振り込む場合(又は口座振替)に必要です。振込先は、納入通知書ハガキ等に印字します。

※振込先を使用する場合は、事前に「事務組合(各種入力)振込先マスタ入力」で

登録する必要があります。

●成立年月日 事業を設立した年月日を入力します。

●委託年月日 事務組合で委託した年月日を入力します。

●解除年月日 委託解除の事業所のみ入力します。

「一覧」をクリックすると業種

一覧が表示されます。コードと

業種を選択後「確定」を押下す

ると、「業種コード」と「業種

名」が自動入力されます。

5

●リンクコード

弊社経理ソフト「子記帳くん for Windows」を使用し、入力した保険料等を

「子記帳くん」に反映させる為のコードです。

※子記帳くん側で事前に設定する必要があります。

<例>

子記帳くんの設定

科目名:当座預金、科目コード:102、補助コード:1東京三菱銀行○×支店

リンクコードを「102-1」と入力し、保険料42,000円を振り込んだ場合、

子記帳くん側は“42,000円 当座預金 東京三菱銀行 ○×支店”となります。

●メリット(確・概)

「0」 メリット適用しない。

「1」 メリット適用する。

メリット適用事業所には、「1」を「確定」「概算」に入力します。

<メリットとは..>

災害率の高低に応じて保険料負担の公平の為、個々の事業に特別の保険料を定

める制度。メリットに’ 9 ’(一般事業所であるが保険料変更可)を入力すると

「算定基礎賃金入力」で保険料を直接入力できます。

●ラベル拒否

「0」 拒否しない

「1」 拒否する

保険料の納入通知などを郵送する場合、タックシールなどに印刷するか設定し

ます。住所ラベルの発行を拒否するとき、「1」を入力します。

住所ラベルは、基幹番号毎に出力されます。一元適用・二元適用の併用事業所

は、基幹番号が複数登録されているため、同じ事業所の住所ラベルが複数枚印

刷されます。

このような時、代表する基幹番号以外にこの設定を行っておくと便利です。 ●自宅郵送

「0」 事業所の住所を印刷します

「1」 自宅の住所を印刷します

住所ラベルや納入通知書ハガキなど事業所への郵送物は、通常事業所の所在地

を印字します。この区分に「1」を設定すると、自宅の住所を印字します。 ●継続事業一括先

継続事業所の場所に入力します。

同一事業所、同一の適用コードで、枝番号が複数存在する場合、入力できます。

継続事業一括先に入力した枝番号の保険料関係の処理は行いません。

<例>

適用コード5、枝番がそれぞれ「001」「002」「003」とあった場合、枝番「002」「003」で継続事業一括に「001」を指定すると、枝番「002」「003」の保険料に関する処理は、一切行いません。枝番号「001」のみ保険料等の処理を行います。枝番号「001」で「001」、「002」「003」の合計保険料の処理を行います。

空白の場合(下図)は、現金扱いとなります。

該当する科目コードで子記帳くんに反映させる

データを作成します。

事務組合(各種入力)-組合員入力-

6

●連続印刷

同一事業所、同一の適用コードで、枝番号が連番で割り当てられていない場合、そ

の事業所の枝番号を続けて印刷する場合に使用します。

<例>

適用コード5、枝番がそれぞれ「001」「010」「018」とあった場合、

通常の印刷処理(申告書内訳など)の場合、枝番号順に印刷されますが、連続印刷

を枝番「001」には「1」、枝番「010」には「2」、枝番「018」には、

「3」を指定すると下記のように印刷順番が変わります。(同一事業所をまとめて

印刷します。) 通常の印刷(枝番号順) 連続印刷を指定した事業所が並びます。

本町建設 5-001 本町建設 5-001 1

浪速工業 5-003 連続印刷を設定すると 本町建設 5-010 2

浪速工業 5-004 本町建設 5-018 3

| 浪速工業 5-003

難波興業 5-009 浪速工業 5-004

本町建設 5-010 |

難波興業 5-012 難波興業 5-009

本町建設 5-018 難波興業 5-012

●その他区分1~5

この区分を使用して、「区分指定名簿・ラベル」で名簿や宛名ラベル等の発行がで

きます。※「基本台帳 事務所入力」事務組合内の「事務組合詳細」で、任意に区分名

称を設定します。区分の内容はユーザー独自で設定できます。

●数字任意コード

このコードを使用して、「区分指定名簿・ラベル」で名簿や宛名ラベル等の発行が

できます。※「基本台帳 事務所入力」事務組合内の「事務組合詳細」で、任意に

コード名称を設定します。10桁以内の「数字」であれば、組合員入力で独自に設

定できます。

●文字任意コード

このコードを使用して、「区分指定名簿・ラベル」で名簿や宛名ラベル等の発行が

できます。※「基本台帳 事務所入力」事務組合内の「事務組合詳細」で、任意に

コード名称を設定します。10文字以内の「英数文字」であれば、組合員入力で独

自に設定できます。

●委託事由 委託年月日が入力されている場合のみ、入力できます。 ●解除事由

解除年月日が入力されている場合のみ、入力できます。

事務組合(各種入力)-組合員入力-

7

事務組合(各種入力)-組合員入力- ●口座振替

●郵送先

●特別加入者[F5] 特別加入があるときに入力します。

○取込[F2] 一人目を入力中の時、事業主名を取り込みます。 二人目以降は、事業主名の「姓」だけを表示します。 <例> ※事業主の氏名が「大阪 次郎」の場合、二人目以降は「大阪」のみ表示します。

年更時時点の状態を入力します。期中での新規・変更・脱退等は 「期中増減入力」で入力します。

保険料などを組合員の指定する金融機関から口座引落する場合に使用します。 ※ 「基本台帳 事務所入力」の「事務組合」内「口座振替を使用する」にチェックを入れた場

合のみ有効になります。 集約番号は、銀行との口座振替契約時に決まる事業所の管理番号のことです。

ラベル印刷で、「郵送先印刷」を指定した時に使用します。

←画面は左右に スクロールできます。

8

■処理概要 事業所の確定賃金や概算賃金などを入力して1年間(4月~翌年3月)の保険料を計算します。

■事前処理 「組合員入力」で組合員(事業所)を登録して下さい。 ■主な入力項目 ●適用コード(又は事務組合適用コード)

労働保険番号の内、基幹番号の下1桁を入力します。 ●枝番 労働保険番号の内、枝番号を入力します。 ●特別加入者

特別加入者を入力します。(200名まで入力可能です。)

入力が完了したら、[Tab]を押すか、次に入力したい項目をクリックして

ください。 ●「賃金入力流動・固定」 「賃金入力流動」ボタンを押して「賃金入力固定」に変更すると、入力した賃金入

力内容は表示のみで入力できなくなります。入力が終わって保険金額等が確定した 時にお使いください。間違って修正してしまうことを防げます。再度入力したいと きは、「賃金入力固定」ボタンをもう一度押してください。

●年更区分

確定賃金、概算賃金のいずれかに入力されるとチェックがつきます。修正は自由に

できます。「年更処理状況照会」の「年更」欄の○印表示と連動します。

※別紙「年更処理状況照会」をご覧下さい。

Ver.20100511

社労夢システム 算定基礎賃金入力 事務組合(各種入力)-算定基礎賃金入力-

9

事務組合(各種入力)-算定基礎賃金入力-

人数、確定賃金、概算賃金をそれぞれ入力

すると、保険料、拠出金対象額、一般拠出

金を自動計算します。通常、労災保険料、

特別保険料、雇用保険料の入力は出来ませ

んが、メリット適用事業所(メリット’1’)

及びメリット’9’の場合は入力出来ます。

***印の項目は入力出来ません。

●人数及び賃金

●手数料、会費、予備費

各行がそれぞれ、第1期、第2期、第3期となります。

「手数料」「会費」「予備費」等の項目名と、徴収の有無は、任意に変更で

きます。(基本台帳「事務所入力」の「事務組合」(下図)で変更できます。)

●解除年月日

概算労災保険料又は概算雇用保険料が「0」の時、解除事業所とみなして、解

除年月日の入力が可能になります。

【その他の入力】 通常入力([Enter]キーで次の項目へ進む)では、入力出来ませんが、マウスカ

ーソルをあわせてクリックすると入力可能な項目に、以下の項目があります。

入力内容は「組合員入力」に反映されます。

・業種コード

・事業の概要

・保険料率

・申告済概算保険料

第1期→ 第2期→ 第3期→

10

事務組合(各種入力)-算定基礎賃金入力- ●納付・徴収方法 納付と徴収方法を選択します。事務所入力・事務組合詳細で設定します。

徴収と納付の回数が違う設定の場合「納付方法」「徴収方法」がそれぞれ表示されます。

○納付方法 組合員の保険料を役所に納める方法(分割回数など)を設定します。 ○徴収方法

組合員が事務組合に支払う保険料の徴収方法(分割回数など)を設定します。 ○取込[F2] 特別加入者欄にカーソルがある場合にのみ表示されます。 特別加入者の一人目を入力中の時、事業主名を取り込みます。

二人目以降は、事業主名の「姓」だけを表示します。 <例>

事業主の氏名が「大阪 次郎」の場合、二人目以降は「大阪」のみ表示します。 ●再計算[F3]

「月別確定賃金入力」や「一括有期事業入力」「一括有期総括入力」で入力 されている場合、入力内容の賃金・保険料等を取り込みます。 入力されていない場合は、算定基礎賃金入力に入力されている賃金で保険料を 計算

保険料手入力 保険料自動計算

クリックすると「保険料手入力モード」に変わり、保険料を

手入力で設定することができます。 クリックすると「保険料自動計算モード」に変わり、保険料

を自動で平均割り設定されます。

11

<メモ欄>

事務組合(各種入力)-算定基礎賃金入力-

12

事務組合(各種入力)-月別確定賃金入力-

■処理概要

事業所の月別賃金を入力して、保険料の計算(確定・概算)を行います。

■事前処理 「基本台帳-従業員台帳-労働保険」で労災種別の「労働保険番号」、

雇用種別の「労働保険番号」を設定して下さい。

Ver.081101

社労夢システム 月別確定賃金入力

各月の賃金を自動配置する場合は、 「基本台帳-賃金データ一覧入力(又は賃金データ個人別入力)」で、 賃金(固定、非固定)を登録して下さい。

13

事務組合(各種入力)-一括有期事業入力-

手順1

手順2

手順3

■操作手順

「労災保険対象労働者数及び賃金」の賃金内容を入力

すべての賃金を入力し、[Tab]キーを押下します。

※雇用保険のみ加入事業所は、労災の賃金は入力しません。

「特別加入者」を入力 すべての内容を入力したら、[Tab]キーを押下し、[登録]ボタンを押下します。

「雇用保険対象被保険者数及び賃金」の賃金内容を入力 すべての内容を入力し、[Tab]キーを押下します。

※労災のみ加入事業所は、雇用の賃金は入力できません。

手順4 「高齢者」の内容を入力 すべての内容を入力し、[Tab]キーを押下し、[登録]ボタンを

押下します。

手順5 「申告済概算保険料」を入力 [Tab]キーを押下で、「手数料」項目へ移動しますので、金額を入力し

ます。最後に「登録]ボタンを押下します。

14

事務組合(各種入力)-月別確定賃金入力- ■主な入力項目

●適用コード(又は事務組合適用コード) 労働保険番号の内、基幹番号の下1桁を入力します。

●枝番 労働保険番号の内、枝番号を入力します。

●年度 確定年度又は、概算年度を選択します。 概算年度が選択された場合は、次年度確定分の先行入力となります。 ●賞与月(マウスクリック) 賞与の支給月を入力できます。 (賃金等報告書にも登録内容が印刷されます。)

賞与の支給月を入力すると変わります。

●「労災保険対象労働者数及び賃金」の月別の確定賃金

「労災保険対象労働者数及び賃金」のタブが初期表示されていますので(雇用保険

加入事業所のみでは「雇用」のタブが初期表示されます) 常時使用労働者、役員労働者、臨時労働者の各月ごとの人数及び賃金を入力します。

以下賃金等報告書の一部抜粋

賞与月の他にチェックを入れることで 賃金等報告書側も「他」が印刷されます

15

事務組合(各種入力)-月別確定賃金入力-

「以降コピー[F11]」カーソル(水色)のある月の人数、賃金を3月まで複写します。 「前行コピー[F12]」カーソル(水色)のある月の前月の人数、賃金をカーソルのある月へ、複写し

ます。

●特別加入者[F3](ボタン押下/マウスクリック)

特別加入者を入力します。

○取込[F2]

一人目を入力中の時、事業主名を取り込みます。 二人目以降は、事業主名の「姓」だけを表示します。 <例>事業主の氏名が「大阪 次郎」の場合、二人目以降は「大阪」のみ表示します。

画面は左右に スクロールできます。

16

事務組合(各種入力)-月別確定賃金入力-

●「雇用保険対象被保険者数及び賃金」の月別確定賃金

雇用保険加入事業所(雇用保険番号を入力している事業所)は、「雇用保険対象被保険 者数及び賃金」のタブが表示されますので、被保険者、役員被保険者、高齢労働者の人 数及び賃金を入力します。

「労災賃金コピー」 「以降コピー[F11]」 「前行コピー[F12]」

「労災保険対象労働者数及び賃金」で入力した値をコピーします。

カーソル(水色)のある月の人数、賃金を3月まで複写します。

カーソル(水色)のある月の前月の人数、賃金を次の月へ、複写します。

17

事務組合(各種入力)-月別確定賃金入力- ●高齢者[F4](ボタン押下/マウスクリック)

●概算[F5](ボタン押下/マウスクリック)

各月別賃金及び特別加入者より確定保険料の計算をします。概算賃金を入力する

と、概算保険料を計算して、表示します。手数料等も入力してください。

初回入力時は確定の内容が概算賃金に複写されます。修正時には設定させるかさ

せないかが行えます。 ○賃金入力流動・固定

●納付・徴収方法 納付と徴収方法を選択します。事務所入力・事務組合 詳細で設定します。 徴収と納付の回数が違う設定の場合、「徴収入力」のボタンが表示されます。 ○ 納付方法(役所に保険料を納付します)

組合員の保険料を役所に納める方法(分割回数など)を設定します。

○ 徴収方法(組合員から保険料、手数料等を集金します)

組合員が事務組合に支払う保険料の徴収方法(分割回数など)を設定しま

す。

高齢者の内訳を入力します。

「被保険者取込[F2]」

被保険者(高齢)を取り込みます。

従業員台帳の「生年月日」「雇用

保険加入」「雇用種別」「労働保

険番号」により判断し該当者が取

込まれます。

※但し、雇用保険加入事業所以外

は表示できません。

「賃金入力流動」ボタンを押して「賃金入力固定」に変

更すると、入力した賃金入力内容は表示のみで入力でき

なくなります。入力が終わって保険金額等が確定した時

にお使いください。間違って修正してしまうことを防げ

ます。再度入力したいときは、「賃金入力固定」ボタンを

もう一度押してください。

18

事務組合(各種入力)-月別確定賃金入力-

保険料手入力 クリックすると「保険料手入力モード」に変わり、 保険料を手入力で設定することができます。 保険料自動計算 クリックすると「保険料自動計算モード」に変わり、 保険料を自動で平均割り設定されます。 【自動配置処理を行う前に】 1.従業員台帳(労働保険)内の「労災種別」欄、「雇用種別」欄の種別、

労働保険番号は、正しく指定して下さい。年度、種別、労働保険番号を

間違えると、「該当データが有りません。」など表示されます。

2.4月から翌年3月までの期間中に、種別、労働保険番号(労災/雇用種別)が、

変わった従業員の場合は、基本台帳「賃金データ個人別入力」で月毎に労災・

雇用種別を設定して下さい。

<例>

常時使用労働者から役員労働者に変わった。

被保険者から高齢労働者に変わった等は、正しく登録して下さい。

3.基本台帳-賃金データ一覧入力(又は個人別入力)で労災種別・雇用種別が 設定されているか確認をして下さい。賃金を入力後に、従業員台帳(労働保険)で

種別の設定を行っても賃金データ入力に反映されません。その場合は手入力で設定

してください。

●自動配置[F7](ボタン押下/マウスクリック) 基本台帳の賃金データを入力している場合、労災保険対象(常時使用労働者、

役員労働者、臨時労働者)、雇用保険対象(被保険者、役員被保険者、高齢労働者)

のそれぞれ人数と賃金を取り込みます。

自動配置[F7]ボタンを押すと表示される

画面です。

初期値では、「按分通勤費を採用する」に

チェックが入っています。

19

事務組合(各種入力)-月別確定賃金入力-

※労災保険対象労働者数及び賃金

※雇用保険対象被保険者数及び賃金

20

事務組合(各種入力)-一括有期事業入力-

■処理概要

一括有期事業報告書、総括表を印字するデータを入力し、賃金と保険料計算を行います。 ■操作手順

■主な入力項目

●適用コード(又は事務組合適用コード) 労働保険番号の内、基幹番号の下1桁を入力します。

●枝番 労働保険番号の内、枝番号を入力します。

●年度 確定年度又は、概算年度を選択します。

概算年度が選択された場合は、次年度確定分の先行入力となります。

Ver.20100511

社労夢システム 一括有期事業入力

事業内容を入力 すべての事業を入力し、[Tab]キーを押下します。

手順1

「平均人数」項目を入力 人数を入力し、[Tab]か [Enter]キーを押下します。

「特別加入者」を入力 特別加入者を調整します。[Tab]キー押下で、特別加入の入力が終わります。[登録]ボタンを押下します。

手順2

「概算保険料」の

概算賃金を入力

[Tab]キー押下で「手数料」

項目へ移動しますので、金

額を入力します。最後に[登

録]ボタンを押下します。

手順3

手順4

21

●事業番号

上段に業種コード2桁を入力します。ただし「36 業種」は(1:機械装置の組立てま

たは据付けの事業、2:その他の事業)と分かれるため、下段に「1」または「2」

を入力します。 ●事業の名称 元請工事などの名称を入力します。(印刷に使用します。) 事業の名称は最大全角 30 文字を入力できますが、画面の制約からすべての文字を表示できません。「事業名入力 [F7]」ボタンを押すと、以下のようなウインドウが表示され、30 文字分の入力と表示確認ができます。

●事業場の所在地 上記の所在地を入力します。 印刷に使用します。※15 文字入力が可能です。

●事業期間

上段、下段で事業の開始年月日から終了年月日を6桁で入力します。 ●請負代金の額 請負代金を入力します。

●加算額 事業主が、注文者などからその事業に使用する工事用の資材などを支給されたりま

たは機械器具などを貸与された場合は、支給された価額相当額又は機械器具等の損

料相当額を入力します。(但し、機械装置は除きます)

●控除額 請負代金に「機械装置」の価格が含まれている場合は、その価格を入力します。

●請負金額 この項目は自動計算します。 請負金額=請負代金の額+加算額-控除額

●労務費率 入力中の業種コードから労務費率を検索して表示します。 「0」を入力することにより、次の「賃金総額」が入力できます。

●賃金総額 通常は自動計算します。※賃金総額=請負金額×労務費率 賃金算定の場合は「労務費率」に「0」を入力し、賃金総額を入力します。

●平均人数

1ヶ月の平均使用労働者数を入力します。この人数の入力後、もしくは「F4」 押下で特別加入者入力の画面が表示されます。

●確定労災保険料率 / 概算労災保険料率 入力した業種により、一般保険料率が表示されます。 メリット適用の場合は手入力します。

●概算労災保険料率

事務組合(各種入力)-一括有期事業入力-

22

事務組合(各種入力)-一括有期事業入力-

●並替・再計算[S+F6](ボタン押下/マウスクリック)

明細データの00並べ替えと再計算を行います。業種・開始・終了でソートされます。

●開始届取込[S+F7] (ボタン押下/マウスクリック) 「一括有期事業開始届」で入力したデータを一括有期事業入力へ取り込みます。 年度更新期間中で事業期間を過ぎた工事を取り込みます。取り込んだ際には、 請負金額・労務費率から賃金総額をもとめて配置します。

●特別加入者[F4](ボタン押下/マウスクリック) 特別加入があるときに入力します。

年更時時点の状態を入力します。期中での新規・変更・脱退等は

「期中増減入力」で入力します。

○取込[F2] 一人目を入力中の時、事業主名を取り込みます。 二人目以降は、事業主名の「姓」だけを表示します。 <例> 事業主の氏名が「大阪 次郎」の場合、二人目以降は「大阪」のみ表示します。

画面は左右に スクロールできます。

●以下は自動で計算します ○賃金算定合計 労務費率計算を行わない場合の請負金額の計と賃金総額の計

○比率算定合計 労務費率計算を行う場合の請負金額の計と賃金総額の計

○労災基礎額 「賃金算定合計」「比率算定合計」の内容を集計して表示します。

○拠出金基礎額 事業開始年月日より拠出金対象になる賃金総額の計

○拠出金対象額 拠出金基礎額の千円単位を表示します

23

●概算保険料[F5](ボタン押下/マウスクリック)

労災基礎額及び特別加入者より確定保険料の計算をします。 概算賃金を入力すると、概算保険料を計算して、表示します。 手数料等も入力できます。概算賃金のみ入力できます。

○「賃金入力流動・固定」ボタン 「賃金入力流動」ボタンを押して「賃金入力固定」に変更すると、入力した賃金入力内容

は表示のみで入力できなくなります。入力が終わって保険金額等が確定した時にお使いく

ださい。間違って修正してしまうことを防げます。再度入力したいときは、「賃金入力固

定」ボタンをもう一度押してください。 ●納付・徴収方法 納付と徴収方法を選択します。事務所入力・事務組合 詳細で設定します。

徴収と納付の回数が違う設定の場合、「納付方法」と「徴収方法」が別枠で表示されます。

○納付方法 組合員の保険料を役所に納める方法(分割回数など)を設定します。

○徴収入力

組合員が事務組合に支払う保険料の徴収方法(分割回数など)を設定します。

保険料手入力 保険料自動計算

クリックすると「保険料手入力モード」に変わり、保険料を

手入力で設定することができます。 クリックすると「保険料自動計算モード」に変わり、保険料

を自動で平均割り設定されます。

事務組合(各種入力)-一括有期事業入力-

24

事務組合(各種入力)-一括有期総括入力-

■操作手順 1.事業内容を入力

すべての事業を入力したら、 [Tab]キーを押下します。

2.「平均人数」項目を入力

人数を入力したら、 [Tab]か[Enter]キーを 押下します。 3.「特別加入者」を入力

特別加入者を調整します。 [Tab]キー押下で、特別加

入の入力が終わります。 [登録]ボタンを押下します。 4.「概算保険料」を入力

概算賃金を入力します。 [Tab]キー押下で「手数料」

項目へ移動しますので、金額を入力します。最後に[登録]ボタンを押下します。

■処理概要 一括有期事業総括表(一事業所、複数業種対応)のデータを入力し、確定概算の保険料計算を 行います。ここで入力、登録をされますと保険料違算防止のために、組合員入力の労災確定保

険料率と労災概算保険料率を「0」にします。 ※「一括有期事業入力」を行った場合は、この処理では、データの表示・削除のみとなります。

表示内容を修正する場合は、「一括有期事業入力」で行います。

Ver.20100511

社労夢システム 一括有期総括入力

■主な入力項目 ●適用コード(又は事務組合適用コード) 労働保険番号の内、基幹番号の下1桁を入力します。(初期値:5)

●枝番

労働保険番号の内、枝番号を入力します。 ●一般拠出金 対象か非対象かを選びます。

●事業年度 旧 労務費率、保険料率の変更前の請負工事を入力します。 新 労務費率、保険料率の変更後の請負工事を入力します。 ●事業番号

業種コードを入力します。ただし「36業種」は(1:機械装置の組立

てまたは据付けの事業、2:その他の事業)と分かれるため、労務費率・保険料率

を入力します。 ●確定請負金額

該当業種の確定請負金額を入力します。 ●確定労務費率 保険料率表を参照し自動表示しますので、必要に応じて修正入力します。 労務費率を「0」に修正した場合「賃金算定入力」ができます。

25

←画面は左右に

スクロールできます。

事務組合(各種入力)-一括有期総括入力-

●確定賃金総額 通常は自動計算します。※賃金総額=請負金額×労務費率 「労務費率」に「0」を入力した場合は入力可になります。

●確定保険料率

必要に応じて修正入力します。

●確定保険料額 通常は自動計算します。※保険料額=賃金総額×保険料率

●以下は確定入力値を複写表示します。

○概算請負金額 必要に応じて修正入力します。

○概算労務費率

保険料率表を参照し自動表示しますので、必要に応じて修正入力します。

労務費率を「0」に修正した場合「賃金算定入力」ができます。

○概算賃金総額 通常は自動計算します。 ※賃金総額=請負金額×労務費率 「労務費率」に「0」を入力した場合は入力可になります。

○概算保険料率

必要に応じて修正入力します。

○概算保険料額 通常は自動計算します。※保険料額=賃金総額×保険料率

●特別加入確定/概算保険料率

事務所入力・事務組合・事務組合詳細の「特別加入保険料率の採用に係る主たる 事業の判断区分」で指定された内容で表示されます。必要に応じて修正入力します。

●平均人数 常時使用労働者数を入力します。

●特別加入者[F4](ボタン押下/マウスクリック)

特別加入者を入力します。

○取込[F2] 一人目を入力中の時、事業主名を取り込みます。 二人目以降は、事業主名の「姓」だけを表示します。 <例>

事業主の氏名が「大阪 次郎」の場合、二人目以降は「大阪」のみ表示します。

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●概算保険料[F5](ボタン押下/マウスクリック)

賃金総額合計及び特別加入者より確定・概算保険料の計算をします。

手数料等も入力できます。

○「賃金入力流動・固定」

●納付・徴収方法

納付と徴収方法を選択します。事務所入力・事務組合詳細で設定します。 徴収と納付の回数が違う設定の場合は、「納付方法」と「徴収方法」が別枠で表示されます。

○納付方法

組合員の保険料を役所に納める方法(分割回数など)を設定します。

○徴収入力 組合員が事務組合に支払う保険料の徴収方法(分割回数など)を設定します。

保険料手入力 保険料自動計算

クリックすると「保険料手入力モード」に変わり、 保険料を手入力で設定することができます。 クリックすると「保険料自動計算モード」に変わり、 保険料を自動で平均割り設定されます。

事務組合(各種入力)-一括有期総括入力-

「賃金入力流動」ボタンを押して「賃金入力固定」に変更すると、入

力した賃金入力内容は表示のみで入力できなくなります。 入力が終わって保険金額等が確定した時にお使いください。間違って

修正してしまうことを妨げます。再度入力したいときは、「賃金入力固

定」ボタンをもう一度押してください。

27

事務組合(各種入力)-一括有期総括入力-

<メモ欄>

28

事務組合(各種入力)-海外派遣者入力-

■処理概要

海外派遣者(第三種特別加入者)のデータを入力して保険料計算を行います。

■事前処理 事務所入力(事務組合タブ)で海外派遣用に事務組合を新たに作成して下さい。 適用コード「8」に労働保険番号を入力して、海外派遣のチェックを付けて下 さい。 組合員入力で組合員(事業所)を枝番 301~399 で登録して下さい。 業種は自動的に業種名「海外派遣者」が配置されます。 保険料率は自動的に第三種特別加入保険料率が配置されます。

■主な入力項目 ●適用コード(又は事務組合適用コード)

労働保険番号の内、基幹番号の下1桁(8)を入力します。 ●枝番(301~399) 労働保険番号の内、枝番号を入力します。 ●海外派遣者

海外派遣者を入力すると保険料を自動計算します。(300名まで入力可能です)

入力が完了したら、[Tab]を押すか、次に入力したい項目をクリックして

ください。 ●「賃金入力流動・固定」 「賃金入力流動」ボタンを押して「賃金入力固定」に変更すると、入力した賃金入

力内容は表示のみで入力できなくなります。入力が終わって保険金額等が確定した 時にお使いください。間違って修正してしまうことを防げます。再度入力したいと きは、「賃金入力固定」ボタンをもう一度押してください。

Ver.20100511

社労夢システム 海外派遣者入力

29

事務組合(各種入力)-海外派遣者入力-

●年更区分

確定賃金、概算賃金のいずれかに入力されるとチェックがつきます。修正

は自由にできます。「年更処理状況照会」の「年更」欄の○印表示と連動

します。※別紙「年更処理状況照会」をご覧下さい。

●手数料、会費、予備費

各行がそれぞれ、第1期、第2期、第3期となります。

「手数料」「会費」「予備費」等の項目名と、徴収の有無は、任意に変更で

きます。(基本台帳「事務所入力」の「事務組合」で変更できます)

●納付・徴収方法

納付と徴収方法を選択します。事務所入力・事務組合詳細で設定します。 徴収と納付の回数が違う設定の場合「納付方法」「徴収方法」がそれぞれ表示されます。

○納付方法 組合員の保険料を役所に納める方法(分割回数など)を設定します。

○徴収方法

組合員が事務組合に支払う保険料の徴収方法(分割回数など)を設定します。 ●再計算[F3] 保険料の再計算を行います。 既に海外派遣者を入力後に、賃金計算区分、保険料端数区分を変更した場合、再計算 を実行して下さい。

●賃金計算区分、保険料端数区分 選択に基づいて保険料の計算を行います。 各区分の設定は事務組合詳細画面の「海外派遣用設定」で行います。 基本台帳メニュー → 7:事務所入力(事務組合タブ)→ 事務組合詳細

30

事務組合(各種入力)-年更処理状況照会-

■処理概要

年度更新処理の状況を表示します。

■事前処理 「算定基礎賃金入力」などで保険料を処理して下さい。 ■主な入力項目

●範囲指定 適用コードを入力します。

※適用コードの開始と終了に「8」を指定した場合、「整理番号」の指定が

できます。

※適用コードの開始と終了に同じ数字を指定した場合、「枝番号」の指定が

できます。

●フリガナ指定 事業所名、事業主名を指定する場合入力します。フリガナ指定を入力した場合

は、該当の事業所名、事業主名のみが表示されます。

●年更未処理のみ チェックし、検索すると、年度更新の未処理が表示されます。

●印刷[F5]

検索した内容を印刷できます。

●検索開始[F6](ボタン押下/マウスクリック)

・年更

「○」印は、「算定基礎賃金入力」処理の「年更区分」にチェックがついた

事業所に表示されます。「○」印が表示された事業所は、年更処理済みです。

・納入通知/振込1期・2期・3期 /領収1期・2期・3期

通知、振込案内など、印刷日付が表示されます。

納入通知 ;納入通知書の印刷

振込1期・2期・3期;振込依頼書の印刷

領収1期・2期・3期;領収書の印刷

●セル幅初期化[F7](ボタン押下/マウスクリック)

変更したセル幅を元に戻せます。

社労夢システム 年更処理状況照会 Ver.20100511

31

事務組合(各種入力)-年更処理状況照会- <メモ欄>

32

事務組合(各種入力)-月別賃金入力自動配置-

■処理概要

月別確定賃金入力画面の賃金・高齢者の自動配置を行います。

■ 事前処理 基本台帳-賃金データ一覧入力(又は賃金データ個人別入力)で賃金を登録 して下さい。 基本台帳-従業員台帳で高齢者の生年月日を登録して下さい。

■主な入力項目

●配置の範囲

適用コードを入力します。 ※適用コードの開始と終了に同じ数字を指定した場合、「枝番号」の指定が

できます。

●年度 確定年度又は、概算年度を選択します。

●配置データ 自動配置を行う項目を選択します。

社労夢システム 月別賃金入力自動配置 Ver.20100511

33

事務組合(各種入力)-月別賃金入力自動配置-

<メモ欄>

34

■処理概要

SRASPへ送信するためのデータを出力します。SRASPシステムを

ご購入の場合のみご利用可能です。

■ 事前処理

■主な入力項目

事務組合(各種入力)-SRASP送信用データ出力

Ver.081101

社労夢システム SRASP送信用データ出力

[SRASP送信用データ出力]

ボタンを表示するには下記

の手順で操作を行なってく

ださい。

――――――――――――――

①基本台帳[事務所入力]

②[事務組合タブ] -

[事務組合 詳細]

③[送信用データ作成メニューを

表示する[SRASP]] のチェックを

付けます。

④「7 SRASP 送信用データ出力」

のボタンが表示れます。

② ③

35

■主な入力項目

●範囲指定

事務組合コード 連動する事務組合コードを入力します。

適用コード 適用コードの範囲を入力します。 フリガナ指定 検索したい事務組合のフリガナを入力して、「事業所名」、

「事業主名」を選択し、[検索開始[F6]]ボタンを押下します。

●表の項目内容は下記のとおりです。

●全選択

表示されている全事業所を選択できます。出力対象の□に赤でチェックが付きます。

●全削除

表示されている全事業所を削除できます。出力対象の□のチェックがはずれます。

●参照

出力ファイル名を参照から選択し、開始[F9]ボタンを押します。

事務組合(各種入力)-SRASP送信用データ出力-

○出力対象:出力したい対象の事務所を選び、出力対象にチェックをつけます。 ○事組コード:事務組合コード ○適用 :適用コート ゙○枝番 :枝番号 ○整理番号:一人親方等で表示されます。 ○事業所名:事業所名を表示されます。 ○事業主名:事業主名が表示されます。 ○電話番号:登録されている電話番号が表示されます。 ○年更 :算定基礎賃金入力等で「年更区分」に

チェックがある場合に「○」が付きます。

36

●SRASPシステムをご利用の皆様へ● 事務局側のSRASPシステムの、[社労士情報入力]画面で「社労夢データアップロード」を使用

可能にする」にチェックをつけ、登録します。インターネットを利用して、WEB側SRAS

Pシステムにログインします。初期画面の左下に「社労夢データアップロード」の表示されますと、

事務所側で入力した情報が、SRASPシステムでご利用できます。

●SRASPシステム(事務局側) ●WEB利用ユーザー管理[F3]→社労士情報入力

事務組合(各種入力)-SRASP送信用データ出力-

●SRASPシステム(WEB側) ●ログインすると最初に表示される画面

例) 「三宅労務管理事務所、社労

士 山本二郎氏」が顧客先で、

インターネットを利用して、

社労夢システムの事務組合

(入力)システムを使用する

場合 ▼使用するソフト ●SRASPシステム (事務局側) ●SRASPシステム (WEB側) ●社労夢.net・基本台帳システム ●社労夢.net・事務組合(入力)システム

事務所側のSRASPシステムで、[社労士情報入力]画面で情報を入力し、登録します。

社労夢側の事務組合(各種入力)システム、[7.SRASP送信用データ出力]画面で

出力対象の事務組合を選択し、送信用データを出力しておきます。

WEB側のSRASPシステムで、ログインすると、社労夢で作成したデータが連動していると、

最初に表示される画面の左側下に「社労夢デ ターアップ ロー ド 」が表示されます。

●事務組合(各種入力)システム(社労夢側) ●7.SRASP送信用データ出力画面

「SRASPシステム」

をご利用の方は、ご利用

の際、事務局に連絡して ください。

注意事項

37

<メモ欄>事務組合(各種入力)-SRASP送信用データ出力-

38

事務組合(各種入力)-個別入金還付入力-

■処理概要 保険料や手数料の徴収及び還付、返金を入力します。

■事前処理

「算定基礎賃金入力」などで保険料を処理して下さい。 ■主な入力項目

●入金年月日 年度の初期値は、概算年度です。

※前年度分を入力するときは、処理年度を「確定年度」に変えてください。

●適用コード(又は事務組合適用コード) 労働保険番号の内、基幹番号の下1桁を入力します。 ●枝番 労働保険番号の内、枝番号を入力します。 ●費目区分

●期区分

数字入力又は、[▼]をクリックし選択します。(下図)

Ver.081101

社労夢システム 個別入金還付入力

初期値は、「3 3:保険料」です。 他の費目の場合は、数字入力又は、[▼]を

クリックし選択します。(右図) ※ただし、「基本台帳- 事務所入力 事務組合」

で設定した費目のみ入力出来ます。

39

事務組合(各種入力)-個別入金還付入力-

●入金額

残額を自動計算表示しますので必要に応じて修正入力します。

還付・返金入力の場合は、「-」(マイナス)を入力します。

額入力後、[Enter]を押してください。処理を実行します。

<例>

¥41,000 を還付又は、返金する時の入力方法は、最初に「-」(マイナスキー)を押

して、続けて「41000」と入力します。入力した数字は、「赤色」で表示されます。

●機能ボタン

1期一括[F2] 不足額/1期の保険料/手数料/会費/予備費/拠出金の残額を自動的に処理します。 2期一括[F3] 2期の保険料/手数料/会費/予備費/拠出金の残額を自動的に処理します。

3期一括[F4] 3期の保険料/手数料/会費/予備費/拠出金の残額を自動的に処理します。

全期一括[F5] 全ての残額を自動的に処理します。

●入金入力の修正・取り消し 入金した金額をマウスでクリックします。

入金日、入金額を直接修正します。

[行削除]で、該当明細を削除します。

修正が終わりましたら、「完了」を押下します。

●追徴金/延滞金[F11]

追徴金・延滞金の金額設定を行うことができます。

概算年度を選択の場合のみ使用できます。

←「金額」行は 手入力で 設定します。

入力した内容は、徴収及び納付簿に印字されます。

入金処理を 行ないます。

<ご注意> 確定年度の「第3期」

のみ金額の変更が可能

です。 概算の保険料と合わせ

て請求したい場合に使

用できます。

40

事務組合(各種入力)-個別納付入力-

■処理概要 事業所毎に保険料の納付(金額、日付)を入力します。

■事前処理 「算定基礎賃金入力」などで保険料を処理して下さい。 ■主な入力項目

●適用コード(又は事務組合適用コード) 労働保険番号の内、基幹番号の下1桁を入力します。 ●枝番 労働保険番号の内、枝番号を入力します。 ●納付年月日

年度の初期値は、概算年度です。

確定年度を入力するときは、「確定年度」をクリックして下さい。

「年度」を選択後、納付年月日を入力します。

●納付額

納付額を入力する時に、「取り込み[F3]」を押すと、予定額を参照して納付

額が表示され、充当額がある時は、保険料より充当額を差し引いた額が表示さ

れます。「全額納付[F4]」を押すと不足額及び第1期から第3期までの保

険料と拠出金をすべて納付とし、納付日も先に入力した「納付年月日」で登録

されます。

納付年月日を入力し、納付額にカーソルがある状態で、「取り込み[F3]」を

クリックすると、金額が登録されます。

Ver.081101

社労夢システム 個別納付入力

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事務組合(各種入力)-個別納付入力-

納付年月日を入力し、納付額にを入力中に、「全額納付[F4]」をクリックすると、

金額と納付年月日が登録されます。

●納付日

納付日にカーソルがある状態で「取り込み[F3]」をクリックすると、

先に入力した納付年月日が表示されます。

納付年月日が未入力の場合、「取り込み[F3]」をクリックしても納付額と日付は、

取り込めませんのでご注意下さい。

納付額・納付日の直接入力も可能です。 <例>平成19年12月11日に¥56,425を納付した場合、直接入力します。

42

事務組合(各種入力)-一括徴収/納付-

■処理概要 保険料の徴収および納付処理を一括で行います。

■事前処理 「算定基礎賃金入力」などで保険料を処理して下さい。 ■主な入力項目

●処理の範囲(マウスクリック) 全 体 全ての事業所を処理対象にします。 範囲指定 処理対象とする事業所を適用コード、枝番、整理番号で指定します。 ●団体コードの範囲(マウスクリック)

「基本台帳」→「事務所入力」の事務組合入力の団体コードで「使用する」を

選択したときに入力できます。 全団体コードを対象にする 登録されている全ての団体を対象にします。 処理する団体コードを指定する 処理対象の団体を指定します。

●年度(マウスクリック) 「概算年度」、「確定年度」を指定します。該当する年度の保険料、手数料等を入力します。 ●徴収年月日 保険料、手数料等の内、対象とする項目の徴収年月日を入力します。

入力した日付が、徴収年月日になります。 ●納付年月日

保険料、手数料等の内、対象とする項目の納付年月日を入力します。

入力した日付が、納付年月日になります。

Ver.081101

社労夢システム 一括徴収/納付

43

事務組合(各種入力)-一括徴収/納付-

●入金区分

○全体 全組合員を対象とする場合

○口座振替 組合員入力の「振込先」が設定していて、

「口座振替」で「ある」と設定している場合

○振込 組合員入力の「振込先」が設定していて、

「口座振替」で「しない」と設定している場合

○その他 組合員入力の「振込先」が設定しておらず、

「口座振替」も「しない」と設定している場合

●入金口座

入金区分が「口座振替」の場合振込先が選択できます。 ●保険料、拠出金、手数料、会費、予備費(マウスクリック)

処理対象とする項目をクリックしてください。

クリックするとその項目に の印が付きます。

もう一度クリックすると、この印が消えて、処理対象外になります。

●一括更新開始[F6] (ボタン押下/マウスクリック)

[はい(Y)] 更新を実行します。

[いいえ(N)] 更新しません。

<ご注意> 「口座振替」「振込」の

場合は事前に「振込マ

スタ入力」で口座の登

録が必要です。

<ご注意> 既に、徴収および

納付入力済みの項目

は、処理対象外にな

ります。

一括更新した後は

一括での取消はでき

ません。

各個別入力より事業

所毎の取消となりま

す。

<ご注意> 「徴収年月日」「納付

年月日」を入力しない

とチェックを入れるこ

とができません。

44

事務組合(各種入力)-期中増減入力-

■処理概要 年度更新の申告後に、新規に委託を受けたり、委託解除や増減額訂正が発生した場合に、徴収・納付

に関する管理や帳票類の作成を行います。 あくまでも「概算保険料の訂正」であることをご留意下さい。

※社労夢システムでは期中の訂正は1回のみしか対応しておりません。 2回目以降は一旦増減データを「削除」してから再登録します。

■事前処理

①異動区分が「新規委託」の場合、組合員入力が作成されていない場合には、 事務組合適用コード・枝番を入力しエンターキーを押すと自動的に「組合員入

力画面」が表示されます。特別加入情報以外の入力をし、当画面に戻り「概算

保険料」を入力します。(注)マウスで他の場所をクリックした場合は表示しま

せん。 ②異動区分が「委託解除」「増・減額」の場合には、年度更新時に申告をした

「概算保険料」の訂正を行なうことになります。 ■主な入力項目

Ver.20100511

社労夢システム 期中増減入力

●異動区分 ●適用コード ●枝番 ●異動年月日 「新規委託」 「増・減額」 「委託解除」 ●人数 「労災」「雇用」 「特 別」 「高 齢」

「新規委託」「増・減額」「委託解除」のいずれかを選択します。

労働保険番号の内、基幹番号の下1桁を入力します。 労働保険番号の「枝番号(3桁)」を入力します。「新規委託」の場

合には入力された適用コードで、登録されている「最大番号+1」

が表示されます。 組合員入力で入力された「委託年月日」が表示され、変更も可能で

す。 直接入力します。 下段の解除年月日で入力された「解除年月日」が表示されます。 被保険者の人数を入力します。 入力できません。 「新規委託」「委託解除」の場合に入力します。「増・減額」の 場合には入力できません。

45

事務組合(各種入力) -期中増減入力- ●解除年月日 「異動区分」で「委託解除」を選択した時のみ、委託解除年月日

の入力が可能です。

●異動事由 必要に応じて入力します。

◆「異動区分」を「新規委託」と登録した場合

○委託事由例 新規委託する事由を選択します。

・新規委託 ・委託換委託 ・個別から移行 ・メリット取消により一般に移行

○委託日付 異動年月日の日付が表示されます。 ○委託事由1、2 委託した事由を入力します。(申告書に印刷します。)

◆「異動区分」を「増・減額」と登録した場合

○増減事由例 増減した事由を選択します。 ・事業規模拡大に依る増額 ・事業規模縮小に依る減額 ○増減日付 異動年月日の日付が表示されます。 ○増減事由 増減した事由を入力します。 ○申告日付 増減を申告する日付を入力します。 ○コメント 任意に入力できます。

46

事務組合(各種入力)-期中増減入力-

◆「異動区分」を「委託解除」と登録した場合 ○解除事由例

委託解除する事由を選択します。 ・事業廃止委託解除 ・委託換委託解除 ・個別へ移行 ・メリット適用によりメリットへ移行

○解除日付(変更する場合は、前画面の「解除年月日」を修正します。) 解除した日付が表示されます。 ○解除事由1、2 解除した事由を入力します。(申告書に印刷します。) ○申告日付(「メリットへ移行」を選択時は表示されません) 委託解除を申告する日付を入力します。 ※ 申告書内訳(一般拠出金)で「減額訂正報告済」の「0印書」に対応する

には、ここで確定年度内の日付が入力されている必要があります。 ○新番号(解除事由例で「委託換委託解除」「個別へ移行」を選択時のみ入力できます。) 労働保険番号等を入力します。 ○コメント 任意に入力できます。

●特別加入者

「新規委託」 区分は新規を選択し、希望額、月数、承認年月日を入力します。 「増・減額」 <新規加入の場合>

区分は新規を選択し希望額、月数、承認年月日を入力します。 <脱退の場合> 区分は継続のままで月数、脱退年月日を入力します。

「委託解除」 区分は継続のままにし、(「脱退」にはしないで下さい。) 月数、脱退年月日を入力します。

▼「事業廃止委託解除」選択時の画面 ▼「委託換委託解除」選択時の画面

▼「メリット適用によりメリットへ移行」選択時の画面

画面は左右にスクロールできます。

▼「個別へ移行」選択時の画面

47

事務組合(各種入力)-期中増減入力-

●人数及び賃金(概算)

人数、概算賃金をそれぞれ入力すると、保険料を自動計算します。通常、労災

保険料、特別保険料、雇用保険料の入力は出来ませんが、メリット適用の事業

所とメリット’9’を登録している場合は入力可能です。また、*印の項目は

入力出来ません。「高齢」…「委託解除」は人数・賃金をします。「新規委託」

は人数のみ入力します。「増・減額」の場合には入力できません。

○「異動区分」を「新規委託」と登録した場合 新規の人数、概算賃金を入力し保険料を登録します。

○「異動区分」を「増・減額」と登録した場合 増・減額の人数、概算賃金を入力し保険料を登録します。

○「異動区分」を「委託解除」と登録した場合 最終で確定した人数、賃金を概算賃金に入力し保険料を確定させます。

●納付状況 保険料の納付状況を入力します。 ●納付・徴収方法 納付 組合員から預かった保険料を事務組合が役所に納付します。 徴収 事務組合が、組合員から保険料を集金します。

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事務組合(各種入力)-期中増減入力-

●納付徴収予定(旧バージョンの預かり処理に該当します)

「新規委託」の場合で、期中の保険料(概算)を、次年度に必要な「申告済概

算保険料」として計上しない場合、チェックします。

<例>

3期より新規委託を受け、概算保険料が、¥50,000の場合、年度更新の際、

確定の申告済概算保険料は、¥50,000とする場合は、チェックは不要です。

チェックすると、

①確定の申告済概算保険料を、¥0にします。

②概算での入金入力は「確定不足」の入金入力に置換えます。

○「異動区分」を「新規委託」と登録した場合

新規保険料の納付徴収方法を指定します。

○「異動区分」を「増・減額」と登録した場合 増・減額の保険料の納付方法を指定します。

○「異動区分」を「委託解除」と登録した場合 最終精算(保険料)の「期」をそれぞれ選択します。

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事務組合(各種入力)-期中増減入力- ●手数料、会費、予備費

各行がそれぞれ、第1期、第2期、第3期となります。

「手数料」「会費」「予備費」等の項目名と、徴収の有無は、任意に変更できます。

(基本台帳「事務所入力」の「事務組合」(下図)で変更できます。)

第1期→ 第2期→ 第3期→

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事務組合(各種入力)-一括有期事業開始届-

■処理概要

一括有期事業開始届(建設の事業)の入力・印刷をします。

■使用する用紙

A4カット紙(レーザー用) 様式第3号(単票) ■主な入力項目

●対象年月 一括有期事業開始届に入力する年月を入力します。

(例 平成15年9月を入力する場合は、1509 と入力します。)

●適用コード(又は事務組適用コード)、枝番号 労働保険番号の内、基幹番号の下1桁、枝番号を入力します。 ●開始届データ明細行 ・業種コード 一括有期事業開始届データを一括有期事業入力に取り込む為、工事の

業種コード(例 34,35)を入力してください。

未入力の場合は、取り込む際に主たる事業の番号で取り込みます。

業種コード枠にカーソルがある場合、業種一覧の押下が可能です。

・事業番号 一括有期事業開始届に印刷する事業番号(整理番号)を入力します。

・事業の名称 上段・下段共に、全角15文字ずつの入力が可能です。

・事業場の所在地 上段・下段共に、全角17文字ずつの入力が可能です。

・事業予定期間 上段が開始予定日、下段が終了予定日を入力します。

(例 15年 9月 1日の場合 150901と入力することで 15/09/01に

変換します。)

・発注者の氏名 上段・下段共に、全角18文字ずつの入力が可能です。

・請負金額 請負金額を入力します。(最大 999,999,999まで入力可能です。) ●並べ替え[S+F6] 開始日順の終了日順に並び替えを行います。

●削除[F3] 現在表示している月の組合員データの一括有期開始届入力データの削除を行います。

Ver.081101

社労夢システム 一括有期事業開始届

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事務組合(各種入力)-一括有期事業開始届- ●登録 明細行の登録を行います。この場合、並び替えはせずにそのままの並びで登録

します。又、空白行があった場合は、空白はつめて登録します。

●次表示・前表示 現在表示している月内で前の組合員データ、次の組合員データがあれば押下可

能となります。

●印刷 一括有期開始届(A4カット紙(レーザー用)、専用用紙(ドットインパクト

用))を印刷することが出来ます。

・作成年月日 帳票左下に印刷する年月日を指定します。

印刷しない場合は、空白で印刷します。

・労働保険番号の印刷 労働保険番号の頭 4 桁が用紙に印刷されている場合とされてい

ない場合がありますので、印字するかしないかを指定します。

※様式第3号(単票)のみ入力可となります。

・事業主欄の印刷 帳票右下の印刷項目(郵便番号、電話、住所、氏名)欄の

印刷をするかしないかを指定します。

・社労士記載欄の印刷 帳票右下の社労士記載欄印刷をするかしないかを指定します。

・記載欄入力に従って印刷する 社労士記載欄を印刷する場合指定可能です。

社労士記載欄設定を行った定型印イメージを印刷

するかを指定します。

・用紙の指定

様式第3号(単票) 専用用紙を手差しでドットインパクトで印刷する際にはこち

らを選びます。「(18.1)版以前」か「(18.2)版以降」を選びます。

A4カット紙 白紙の用紙に罫線等を引きレーザープリンタで印刷する際に

はこちらを選びます。

・印刷区分 A4カット紙で印刷する際に、事業主控・正を指定することが出来ます。

●個別印刷

入力した工事毎の印刷を行うことができます。

印刷したい工事を選択します。

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事務組合(各種入力)-振込先マスタ入力-

■処理概要

事務組合(保険料の振込)で使用する金融機関の口座内容を登録します。

■関連処理 「組合員入力」で「振込先」に使用します。 「振込依頼書」で印刷される振込先の金融機関に使用します。 ■主な入力項目

●振込先コード(登録済は、登録内容が表示されます。) 1~99の範囲で入力します。 ●銀行コード(郵便局の場合、空白になります。) 使用する金融機関(銀行など)の銀行コードを入力します。

●振込先名 銀行名が表示されます。郵便局の場合は、郵便局名を入力します。

(例 ○△郵便局 など)

●振込先名カナ 振込先名のフリガナが表示されます。 ●支店コード(郵便局の場合、入力しません) 使用する金融機関(銀行など)の支店コードを入力します。 ●支店名・局名 支店名が表示されます。(郵便局の場合、局名を入力します) ●支店名カナ 支店名のフリガナが表示されます。 ●振込先区分(ボタン押下/マウスクリック) 振込先の金融機関を「銀行」又は「郵便局」で選択します。

Ver.081101

社労夢システム 振込先マスタ入力

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事務組合(各種入力)-振込先マスタ入力-

●預金種別 預金種別を「当座」又は「普通」で指定します。

(郵便局の場合、空白になります)

●口座番号 口座番号を入力します。(口座番号は「0」も省略せずに入力して下さい)

●名義人名 口座の名義人を入力します。

●口座振替FD情報(郵便局の場合、以下の項目は、入力しません) 口座振替FDを使う場合、金融機関から指定された情報を登録します。

※金融機関へお問合せください。

○委託者コード

○委託者名カナ(名義人名のフリガナになります)

○種別コード

○コード区分

○顧客番号先頭CD

○顧客番号出力方法(マウスクリック)

口座集約番号 「組合員入力」内の「口座振替入力」で登録した

「集約番号」を使用。

事業所コード 事業所コードを使用。

不要 何も指定しない場合。

○口座振替データに改行を挿入する

チェックした場合、口座振替毎に改行を挿入します。 ○口座振替入金処理に対応しない(入金用 7 桁を出力しない)

FD を入金処理に対応させない場合、チェックを入れます。

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事務組合(各種入力)-役所年更FD作成-

■処理概要 役所に提出する事務組合(表示)の年度更新データ(情報)をフロッピーディスクに作成し ます。※事務組合が複数ある場合は、その数だけ作成します。(事務組合1つに、FD1枚

です。)

■主な入力項目

●適用範囲(マウスクリック) 全 体 全ての事業所を対象にします。

範囲指定 作成する事業所の範囲を適用コード、枝番、整理番号で入力します。

●フロッピー装置(使用しているパソコンのフロッピーディスク番号が、事前に表示されます。) フロッピー装置のドライブ番号を指定します。パソコンのフロッピードライブ

番号が分からない場合は、Windowsの画面上の「マイコンピューター」を開

くと、ドライブ番号が確認できます。(下図)

(注:ドライブ番号は、メーカー、パソコンによって変わりますのでご注意下さい。)

Ver.081101

社労夢システム 役所年更FD作成

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事務組合(各種入力)-役所年更FD作成-

●作成開始[F6](ボタン押下/マウスクリック)

データ作成の確認画面が表示されます。

[はい] 申告データを作成します。

[いいえ]中断します。

申告用データの作成が完了すればメッセージが表示されます。

処理件数を確認して、[OK]をクリックします。

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事務組合(各種入力)-口座振替FD作成-

■処理概要

事務組合が委託している金融機関に口座振替を依頼する口座振替FDを作成します。

<注意事項> ・事前に、「振込先マスタ入力」で、事務組合の金融機関の登録が必要です。 ・事前に、「組合員入力」で、「振込先」「口座振替」の登録が必要です。 ・使用する用紙 A4カット紙(単票、コピー用紙 可) ・各項目の選択、指定等は、前回作業した内容が表示されます。

■項目説明

Ver.081101

社労夢システム 口座振替FD作成

●事務組合名称(表示のみ) ●委託先選択(マウスクリック) ●処理指定(マウスクリック) フロッピー作成 モニター印刷 集計モニター印刷 ●請求区分(マウスクリック) ● 未収加算(マウスクリック)

●同一事業所の合算

(マウスクリック)

●手数料等加算 (マウスクリック)

●出力ファイル名 (フロッピー作成のみ指定)

選択されている事務組合が表示されます。 表示されている事務組合で口座振替を委託している 金融機関を選択します。 口座振替FDを作成します。 「労働保険口座振替作成 モニター」を印刷します。 「労働保険集計 モニター」を印刷します。 期区分を選択します。 未収の加算区分を選択します。 合算の有無を選択します。 手数料、会費、予備費などの加算の有無を選択します。 作成する口座振替FDのファイル名を指定します。 57

事務組合(各種入力)-口座振替FD作成-

●出力形式 (FD作成のみ指定) ● レコードの改行

●引落日指定 ●FD作成枚数

(マウスクリック)

レコード長を入力し、「ファイルの最後にEOFを挿入する」かどう

かを選びます。 「振込先マスタに従う」か「改行コードを挿入する」かどうかを選び

ます。 引き落としする日付を指定します。 それぞれ(正・副)各一枚作成します。任意にチェックします。

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事務組合(各種入力)-口座振替FD入金-

■処理概要

銀行から返却された振替結果FDを元に、自動引落後の入金処理を一括して行います。

項目説明

●事務組合名称(表示のみ) 選択されている事務組合が表示されます

●入力ファイル名〔マウスクリック〕振替結果FD内のファイル名を入力します。基本的に「口座振替

FD作成」にて作成したファイル名ですが、必要に応じて「参照」

ボタンからFD内のファイルを選択できます。

●処理指定〔マウスクリック〕 入金処理においては入金モニター印刷を、銀行から返却されるFDを

確認する場合は結果FDモニター印刷を選択します。

●請求区分〔マウスクリック〕 期区分を入力します。

●未収加算〔マウスクリック〕 未収の加算区分を選択します。

●印刷設定〔マウスクリック〕 印刷箇所を選択します。

●手数料等加算 手数料等を加算させる際はチェックをいれます。

〔マウスクリック〕

●振替結果FD内容 振替結果FDの内容が表示されます。

〔マウスクリック〕 「振込先マスタ入力」での口座振替FD情報の登録が必要です。

・ 委託先:委託先銀行/支店名

・ 引落日:指定の引落日

・ 入金結果:入金件数と振替不能件数が表示されます。

社労夢システム 口座振替FD入金

Ver.081101

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●FD確認〔マウスクリック〕 銀行から返却されたFDの内容を確認します。

このタグを押下することによって以下の情報が表示されます。

・委託先銀行名

・引落日

・入金件数

・振替不能件数

事務組合(各種入力)-口座振替FD入金-

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事務組合(各種入力)-保険料率表- 事務組合(各種入力)-保険料率表-

■処理概要

業種毎に保険料率を入力・保守します。 <注意> 内容の訂正等(概算保険料)は「システムメンテナンス」にて行いますので、

通常での操作は必要ありません。

■入力項目

●コード/業種名

該当の業種のコード、業種の名称を登録します。 各種届出帳票の印刷に使用します。

●労災保険料率 (確定・概算)

労災保険料率(確定と概算)を入力できます。 ●労務費率 (確定・概算)

労務費率(確定と概算)を入力できます。 ●第二種[F2] 第二種特別加入者保険料率の入力画面が表示され、

確定と概算の料率を入力できます。

注:料率は、 年度によって

変わります。

Ver.081101

社労夢システム 保険料率表

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事務組合(各種入力)-保険料率表- ●第三種[F3]

第三種特別加入者保険料率の入力画面が表示され、確定と概算の料率を 入力できます。

●雇用料率[F4]

一般特掲雇用保険料率の入力画面が表示され、確定と概算の料率を入力できます。

●料率年更[F5]

※料率変更ボタン押下時、確定労災保険料率と概算労災保険料率、確定雇用保

険料率と概算雇用保険料率の 2 つが全て同じ場合は料率変更は行いません。

●料率取込[F7] 概算年度の料率を更新します。

(年次繰越対応バージョンになる前に年次繰越を行なった場合等に使用します。)

「はい(Y)」

「いいえ(N)」

保険料(労災と雇用)の「概算」の料率を「確定」料率へ全て移行します。

移行処理を行うと「確定」欄に設定されている料率は破棄されます。

実行しません。入力画面に戻ります。

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事務組合(各種入力)-保険料率表-

●旧料率[F8]

クリックをすると、旧の料率が参照できます。 ●新料率[F9]

旧料率の画面を開いているときに表示されます。 現在の料率表に戻ります。

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<メモ欄>事務組合(各種入力)-保険料率表-

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事務組合(各種入力)-年次繰越-

■処理概要

当年度の概算保険料を申告済概算保険料に移動し、概算保険料と確定保険料の消去及び、 料率の更新や前年度の委託解除者を削除して新年度の確定賃金の入力に備えます。

又、任意に月別賃金情報と一括有期事業入力情報の当年度確定内容を次年度確定に コピーするか選択が出来ます。

■使用する用紙(削除対象者一覧) ストックフォーム(汎用連続紙 15×11インチ) ■年度更新の処理手順

Ver.20100512

社労夢システム 年次繰越

年次繰越処理を始める前に必ず、データ保存で、繰越前のデータを保存して下さい。基本台帳メニューの「データ保存」を実行します。

手順1

社労夢のバージョンが年度更新対応バージョンになっているか確認します。 なっていない場合は、保険料率入力で料率を新年度用に手修正する必要があります(操作方法は、別紙「保険料率表」をご覧下さい。)

手順2

処理選択で「削除対象一覧」を選択して下さい。削除年月日は確定年度の3月31日と表示されます。(上図参照)プリンターに削除日付以前の委託解除者(組合員)が 印字されます。該当者以外が印刷された場合や該当者が印刷されなかった場合は、組合員入力で委託解除年月日を修正して再度印刷して下さい。

手順3

「年次繰越」を選択して下さい。前回更新日を確認し、削除年月日の指定は、削除対象者一覧と同じ日になります。年次繰越オプションを指定します。 (注 前年度分より修正入力する場合は、チェックを外して下さい。)

手順4

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■処理選択 ●削除対象者一覧 削除対象事業所一覧を印刷します。 ●年次繰越 ●料率更新 事前に新年度の保険料率修正を行わず、年次繰越を実行した場合に選択します。 現在の料率で再更新します。 ●年次繰越前に復元 この処理を行うと、各事業所の内容を年次繰越前の状態に戻します。 ※年次繰越後に入力したデータは削除されます。 ■年次繰越オプション ●料率更新 確定年度の3月31日と表示されます。 表示した日付以前の事業所が削除対象となります。 ●削除年月日 初期表示は確定年度の 3 月 31 日と表示されます。 指定した日付以前に委託解除済み事業所が削除

対象となります。 ●一人親方(脱退日が「削除年月日」以前のデータは削除する) 通常は一人親方の場合も組合員入力画面等で入力されている脱退日で削除の判断を行いますが、こ

のチェックを入れた場合は脱退日にて判断を行います。 ●概算年度へのコピー 特殊な場合に使用します。通常はチェックを入れないで下さい。 ●納付・徴収方法初期化 特殊な場合に使用します。通常はチェックを入れないで下さい。 ●その他オプション 特殊な場合に使用します。通常はチェックを入れておきます。 ●一括有期事業開始データの削除 削除年月日以前の「一括有期事業開始届」の工事終了しているデータを 削除します。データを削除しない場合は、年月日を空白にします。

事務組合(各種入力)-年次繰越-

年度更新処理の詳細の手順につきましては、年度により変更に

なることがあります。そのため年更時期になりますと、毎年年度

更新手順書を作成させていただいておりますので、年度更新処

理前には必ずご覧下さい。

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