平成 24 年度 神奈川県 iso14001 研修会 環境関連法令の動向について

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http://www.kmri.co.j 平平 平平 24 24 年年 年年年年 年年 年年年年 ISO14001 ISO14001 年年年 年年年 年年年年年年年年年年年年年 年年年年年年年年年年年年年 平平 平平 25 25 2 2 26 26 平平平平 平平平平平平平 平平平平 平平平平平平平 1

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平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について. 平成 25 年 2 月 26 日 株式会社 知識経営研究所. 本日の講演内容. 環境法令の主な改正状況 環境基本法 再生可能エネルギーと関連規制・制度改革状況 都市低炭素化法 小型家電リサイクル法 実務に役立つ 「廃棄物処理法」 【 参考 】  環境法令の主な改正予定. 1.  環境法令の主な改正状況. (参考) 環境法令体系と主な関連法令. 環境基本法. 環境 一般. 地球 環境. 大気・ 騒音. 水質・ 土壌. 化学 物質. 安全・ 施設. - PowerPoint PPT Presentation

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http://www.kmri.co.jphttp://www.kmri.co.jp

平成平成 2424 年度 神奈川県年度 神奈川県 ISO14001ISO14001 研修会研修会

環境関連法令の動向について環境関連法令の動向について

平成平成 2525 年年 22 月月 2626 日日株式会社 知識経営研究所株式会社 知識経営研究所

1

Page 2: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

1.1. 環境法令の主な改正状況環境法令の主な改正状況

2.2. 環境基本法環境基本法

3.3. 再生可能エネルギーと関連規制・制度改革状再生可能エネルギーと関連規制・制度改革状

況況

4.4. 都市低炭素化法都市低炭素化法

5.5. 小型家電リサイクル法小型家電リサイクル法

6.6. 実務に役立つ 「廃棄物処理法」実務に役立つ 「廃棄物処理法」

7.7. 【【参考参考】】 環境法令の主な改正予定 環境法令の主な改正予定

本日の講演内容本日の講演内容

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Page 3: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

1.1.  環境法令の主な改正状況  環境法令の主な改正状況

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Page 4: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

環境環境一般一般

グリー

ン購入法

環境教育推進法 環境配慮促進法

環境配慮契約法

地球地球環境環境

オゾン層保護法

省エネ法

温暖化対策推進法

フロン回収・破壊法

環境基本法環境基本法環境基本法環境基本法

廃棄物処理法

食品リサイクル法

容器包装リサイクル法

PCB特別措置法

自動車リサイクル法

資源有効利用促進法

建設リサイクル法

家電リサイクル法

 廃棄物・リサイクル  廃棄物・リサイクル 

循環型社会基本法循環型社会基本法

騒音規制法 大気汚染防止法

大 気・大気・騒音騒音

振動規制法 悪臭防止法

水質・水質・土壌土壌

土壌汚染対策法

水質汚濁防止法

浄化槽法

下水道法

化学化学物質物質

毒物及び劇物取締法

化学物質排出把握

管理促進法

化学物質審査規制法

安全・安全・施設施設

労働安全衛生法

高圧ガス保安法

消防法

工場立地法

(参考) 環境法令体系と主な関連法令(参考) 環境法令体系と主な関連法令

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Page 5: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

最近の主な環境法令の改正状況最近の主な環境法令の改正状況

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施 行 日 法 令 名 概  要2012.6.27 環境基本法

【改正】環境法体系の下で放射線物質による環境汚染防止の措置が行えるよう、適用除外規定(第 13 条)を削除

2012.7.1 再生可能エネルギー特措法 【新設 】

再生可能エネルギーを用いて発電された電気を、一定の期間、一定の価格で電力会社が買い取ることを義務付け

2012.12.4 都市低炭素化法【新設 】

市町村による低炭素化まちづくり計画の作成及びこれに基づく規制緩和措置・交付金等による財政支援、低炭素建 築物の認定制度の創 設等

2012.12.12 PCB 特 別 措 置法【改正】

PCB 廃棄物の処理期限の延長(平成 28 年 7月→平成 39 年 3 月末)

2013.4.1 小型家電リサイクル法【新設 】

デジカメやゲーム機等の使 用 済小型電子機 器等の再資源化促進

Page 6: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

2.2.  環境基本法 環境基本法

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Page 7: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

 日本の環境政策についての基本理 念を定め、環境の保全に関 する施策を 総合的・計画的に推進 することを目的にした法律。 1992 年 6月に開かれた地球サミットをきっかけに 1993 年 11 月に成立。 持続的発展が可能な社会の構築や国際的協調による地球環境保全の 積極的推進な どを掲げ、公害防止と自 然環境保全に対 しての国・自 治体・事業者・国民の責務を明らかにするとともに、現在及び 将来の国民の健康で文化的な生活の確保に 寄与するとともに人類の福祉に貢献することを主な目的としている。

 日本の環境政策についての基本理 念を定め、環境の保全に関 する施策を 総合的・計画的に推進 することを目的にした法律。 1992 年 6月に開かれた地球サミットをきっかけに 1993 年 11 月に成立。 持続的発展が可能な社会の構築や国際的協調による地球環境保全の 積極的推進な どを掲げ、公害防止と自 然環境保全に対 しての国・自 治体・事業者・国民の責務を明らかにするとともに、現在及び 将来の国民の健康で文化的な生活の確保に 寄与するとともに人類の福祉に貢献することを主な目的としている。

環境基本法の概要環境基本法の概要

Page 8: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

従来、放射線物質による環境汚染防止措置 は、環境基本法第 13 条において原子力基本法等で定めるとされてきた(環境法体系では適用対 象外だった)。しかし、東日本大 震災による原子力発電所事故由来の放射線物質による環境汚染が発生 し、それに対処 するため、「放射性物質汚染対処特別措置法 ※」が制定された。

従来、放射線物質による環境汚染防止措置 は、環境基本法第 13 条において原子力基本法等で定めるとされてきた(環境法体系では適用対 象外だった)。しかし、東日本大 震災による原子力発電所事故由来の放射線物質による環境汚染が発生 し、それに対処 するため、「放射性物質汚染対処特別措置法 ※」が制定された。

環境基本法改正の概要環境基本法改正の概要

今後、類似の問題に対 応することを念頭におき、環境法体系の下で放射性物質による環境の汚染の防止のた めの措置を行うことができることを明確に位置づけるた め、第 13 条が削除された。

今後、類似の問題に対 応することを念頭におき、環境法体系の下で放射性物質による環境の汚染の防止のた めの措置を行うことができることを明確に位置づけるた め、第 13 条が削除された。

一部の個別環境法(大気汚染防止法、水質汚濁防止法等)に おいては、依然として放射線物質による環境汚染防止措置の適用除外規定が置 かれていることから、適用除外規定を削除 する方向で検討を進 めていく予定。

一部の個別環境法(大気汚染防止法、水質汚濁防止法等)に おいては、依然として放射線物質による環境汚染防止措置の適用除外規定が置 かれていることから、適用除外規定を削除 する方向で検討を進 めていく予定。

※東京電力福島第 1原子力発電所の事故により放射線物質で汚染された廃棄物処理や土壌などの除染を 国の責任で行う法律

Page 9: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

3.3.  再生可能エネルギーと 再生可能エネルギーと

関連規制・制度改革の状況関連規制・制度改革の状況

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Page 10: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

 再生可能エネルギーを用いて発電された電気を、経済産業大 臣が定める一定の期間、一定の価格で電力会社が買い取ることを義務付けている 。 買い取り対 象の再生可能エネルギー源 は太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス、これらのエネルギーからの発電設 備は経済産業大 臣の認定が必要となる。 なお、電気会社が買い取りに要 した費用 は、電気料金の一部として、企業や家庭に対 して使用電力 量に比例した賦課金(サーチャージ)を支払うことによって充てる。<制度の見直しについて>・ 少なくとも3年ごとに見直しを行い、また、エネルギー基本計画が  変更された際には変更後の同計画の内容を踏まえた見直しを行う。・ 平成32年度(2020年度)までに抜本的な見直しを行う。

再生可能エネルギー特措法の概要再生可能エネルギー特措法の概要

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Page 11: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

電力会社は、送電された発電量に応じ、決められた価格で、買取 代金を支払います。

電気を ご利用の 皆様(再生可能エネルギーを買い取るた め費 用 は、賦課金という形でみんなで負担します。

再生可能エネルギーで作った電気を、電力会社の送電線につなぎ、送ります。

賦課金

出典:経済産業 省 資源エネルギー 庁

再生可能エネルギー買取り制度の概要再生可能エネルギー買取り制度の概要

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(注) 太陽光発電の設 備 利 用 率 12% 、売電単価は 42円 /kWh 、余剰比率 6 割、一月あたりの電気 使 用 量が300kWh で     7,000円とし、太陽光発電導 入 後もご家庭での電気 使 用 量は 300kWh で変わらないという仮定のもと、試算しています。賦課金は、再生可能エネルギーが相当程度普 及が進 んだ時点での単価( 0.5円 /kWh) を引 用 しています。

電気の 使 用 量: 300kWh電気 料金: 7,000円

出典:経済産業 省 資源エネルギー 庁12

太陽光パネルを設置 した家庭の場 合太陽光パネルを設置 した家庭の場 合

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出典:経済産業 省 資源エネルギー 庁 13

再生可能エネルギーの固定買取り価格制度の 仕組再生可能エネルギーの固定買取り価格制度の 仕組みみ

Page 14: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

出典:経済産業 省 資源エネルギー 庁 14

買取対 象となる再生可能エネルギー買取対 象となる再生可能エネルギー

Page 15: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

出典:経済産業 省 資源エネルギー 庁15

買取価格と買取期間について買取価格と買取期間について

買取価格・期間 は基本的に年度ごとに見直しが行われる。(一度売電がスタートしたものの買取価格・期間 は当初の特定契約の内容で『固定』される)

(※1) 間伐材や主伐材であって、後述する設 備認定において未 利 用で あることが確認できたものに     由来するバイオマスを 燃焼させる発電 (※2)未 利 用 木材 及びリサイクル 木材以外の木材(製材端材や輸 入 木材)並びに パーム椰子殻、     稲わら・もみ殻に由来するバイオマスを 燃焼させる発電(※3) 一般廃棄物、下水汚 泥、食品廃棄物、 RDF、RPF、黒液等の廃棄物由来のバイオマスを    燃焼させる発電(※4) 建 設廃 材に由来するバイオマスを 燃焼させる発電

買取期間 は、特定契約に基づく電気の 供給が開始された時から起算(試運転期間は除く)

買取価格 は、以 下 2点のいずれか遅い時点での価格を適用

 ・接続契約 申込みの書面を電気 事業者が受領した時

 ・設置 する設 備について経済産業大 臣の認定を受けた時

■ ■ 平成平成 2424 年度(年度( 20122012 年年 77 月~月~ 20132013 年年 33 月)の月)の買取価格買取価格

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出典:経済産業 省 資源エネルギー 庁16

賦課金の回収・ 分 配賦課金の回収・ 分配

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再生可能エネルギー発電設 備の導入状況について 再生可能エネルギー発電設 備の導 入状況について  (( 1111 月末月末時点)時点)

17(出典:経済産業 省 資源エネルギー 庁)

Page 18: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

エネルギー分野における主な規制・制度改革の要望エネルギー分野における主な規制・制度改革の要望

18(出典:経済産業 省 資源エネルギー 庁)

Page 19: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

規制・制度改革の進 捗状況 (①太陽光発電)規制・制度改革の進 捗状況 (①太陽光発電)

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【【太陽光発電太陽光発電】】

売電用 太陽光発電施設の工場立地法 上の取 扱いの見直し売電用 太陽光発電施設の工場立地法 上の取 扱いの見直し

市街化調整区域における太陽光発電設 備(建 築法上の建 築市街化調整区域における太陽光発電設 備(建 築法上の建 築物でないもの)の付属施設の取 扱いの明確化物でないもの)の付属施設の取 扱いの明確化

建 築物の屋上に設置 する太陽光発電設 備の取 扱いの明確化建 築物の屋上に設置 する太陽光発電設 備の取 扱いの明確化⇒ 一定の要件を満たせば、建 築確認申請不要   【要件 】 メンテナンス 時以外、人が架台 下に立ち入 らないもの

であって、かつ、架台 下の 空間を屋内用 途に供しないもの                       (「既存建 築物の屋上に太陽電池発電

設 備を設置 する際の建 築基準法の取 扱いについて」   H24.7.4 発出)

⇒ 当該付属施設の建 築を目的とした開発行為にあたらないと開発許可権者が判断した際には、都市計画法上の開発許可が不要

                          ( 「太陽光発電設 備の付属施設に 係る開発制度上の取 扱いについて(技術的助言)」  H24.6.8 発出)

⇒ ①届出対 象施設 から除外  (施行令改正  H24.6.1 施行)  ②環境施設に 位置付け    (施行規則改正  H24.6.15 施行)

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規制・制度改革の進 捗状況 (②小水力発電)規制・制度改革の進 捗状況 (②小水力発電)

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【【小水力発電小水力発電】】

小水力発電に係る河川法の許可手続きの簡素化小水力発電に係る河川法の許可手続きの簡素化

取水 管理の柔軟化による効 率的な運用取水 管理の柔軟化による効 率的な運用

小水力発電に係る従属発電に関する登録制の導入小水力発電に係る従属発電に関する登録制の導 入⇒ 検討中  従属発電における適正な水利 使用を 担保 する措置、 費用 負担、従属元である農業用水 問の利水 者と発電事業者との関係等について、整理、検討中。

⇒ ①出力抑制運転の改善のための取水ルール  ( H24.4 月原案作成、検討中)

  ②従属発電の取水 量報告について、実測以外の簡便な方法が可能であることを周知 ( H24.5.28事務連絡発出)

                          

⇒ 水利 使用 区分の見直しを実施  一級河川の許可を国土交通大 臣から都道 府県知事等へ委譲

(施行令 H25.1.25閣議決定  H25.4.1 施行予定)

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規制・制度改革の進 捗状況 (③風力発電)規制・制度改革の進 捗状況 (③風力発電)

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【【風力発電風力発電】】

風力発電に係る環境影響評価の手続き迅速化風力発電に係る環境影響評価の手続き迅速化

自 然公園における風力発電施設の審査に関 する技術的ガイ自 然公園における風力発電施設の審査に関 する技術的ガイドラインの 見直しドラインの 見直し

風力発電の導入促進に 係る審査の一本化風力発電の導入促進に 係る審査の一本化⇒ 太陽光発電設 備と同様に電気 事業法上の審査に一本化 するこ

とについて、協議中

⇒ 風力発電事業者からの意見聴取等を実施 し、検討中。                          

⇒ 評価項目の絞り込みを実施 (環境影響評価法関連省令改正  H24.10.1 施行)

送電における広域的運用の実施送電における広域的運用の実施⇒ 4月に電気 事業連合会ホームページにて各一般電気 事業者の

連系可能量を公表済み。

Page 22: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

規制・制度改革の進 捗状況 (④地熱発電、⑤バイオマス発規制・制度改革の進 捗状況 (④地熱発電、⑤バイオマス発電)電)

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【【地熱発電地熱発電】】

自 然公園内における地熱発電施設の設置に関 する規制の見自 然公園内における地熱発電施設の設置に関 する規制の見直し(通知の見直し)直し(通知の見直し)

バイオマス発電 燃料の普及促進のた めの判断事例の整理・バイオマス発電 燃料の普及促進のた めの判断事例の整理・周知周知

バイオマス発電 燃料に関して廃棄物か否かを判断する際のバイオマス発電 燃料に関して廃棄物か否かを判断する際の輸送費の取 扱い等明確化輸送費の取 扱い等明確化⇒ 地方自 治体へのアンケート調査を 準備中( H24.7.1時点)

⇒ 地方自 治体がバイオマス発電 燃料につき有価物 性を認めた判断事例を全国の自 治体から幅広く収 集するためのアンケート調査の 準備中( H24.7.1時点)

⇒ 国立・国定公園内における地熱発電施設を 6箇所に限定するという通知を廃止 し、一定要件を満たすものは認める

(「国立・国定公園内における地熱開発の取 扱いについて」  H24.3.27 発出)

【【バイオマス発電バイオマス発電 】】

Page 23: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

4.4.  都市低炭素化法 (エコまち 都市低炭素化法 (エコまち

法) 法)

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Page 24: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

都市低炭素化法 (概要)都市低炭素化法 (概要)

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都市の低炭素化の促進に関 する法律 都市の低炭素化の促進に関 する法律 (平成(平成 2424 年年 1212 月月 44 日施行)日施行)

日本の CO2総排出量の約 半分を占める市街地での発生を抑制することを目的とした法律

都市の低炭素化の促進に関 する法律 都市の低炭素化の促進に関 する法律 (平成(平成 2424 年年 1212 月月 44 日施行)日施行)

日本の CO2総排出量の約 半分を占める市街地での発生を抑制することを目的とした法律

【【基本方針基本方針】】コンパクトシティの推進⇒低炭素化まちづくり計画の作成(市町村)

「低炭素建 築物」の認定⇒ 自 治体が認定する制度を創 設

(出典:国土交通 省)

2つの基本方針を進 めるために、2つの基本方針を進 めるために、様々な特 例や規制緩和措置を 導様々な特 例や規制緩和措置を 導入入

Page 25: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

都市低炭素化法 (低炭素まちづくり計画)都市低炭素化法 (低炭素まちづくり計画)

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「低炭素まちづくり計画」を進 めると、様々な財政支援を受けられる   「集 約都市 開発事業への支援」        ⇒ 国が3分の1を負担

   「にぎわい交流施設の 整備や太陽光パネルの    設置な ど様々な事業への支援」       ⇒ 国が2分の1を支援 等

   

(出典:国土交通 省)

Page 26: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

都市低炭素化法 都市低炭素化法 (低炭素化建 築物の認定に関する基準のイ(低炭素化建 築物の認定に関する基準のイメージ)メージ)

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⇒認定住宅は、住宅ローン 減税の拡充に加え、設 備に関わる部分を容積率に算入 しないという特 例措置を 受けられる

(出典:国土交通 省)

Page 27: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

都市低炭素化法 (参考:スカイツリーの例)都市低炭素化法 (参考:スカイツリーの例)

27(出典:国土交通 省)

Page 28: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

5.5.  小型家電リサイクル法  小型家電リサイクル法

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Page 29: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

小型家電リサイクル法 (概要)小型家電リサイクル法 (概要)

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使 用 済み小型電子機 器等の再資源化の促進に関 する法律 使 用 済み小型電子機 器等の再資源化の促進に関 する法律 (平成(平成 2525 年年 44 月月 11 日施日施行予定)行予定)

消 費者が排出する携帯電話、ゲーム機などの小型家電リサイクルを促進 するため、関係者 (消 費者、事業者、市町村、小売業者、認定事業者など) が協力して自発 的に回収 方法やリサイクルの実施方法を工 夫しながら、それぞれの実情を踏まえた形でリサイクルを実施する促進型の制度 。

使 用 済み小型電子機 器等の再資源化の促進に関 する法律 使 用 済み小型電子機 器等の再資源化の促進に関 する法律 (平成(平成 2525 年年 44 月月 11 日施日施行予定)行予定)

消 費者が排出する携帯電話、ゲーム機などの小型家電リサイクルを促進 するため、関係者 (消 費者、事業者、市町村、小売業者、認定事業者など) が協力して自発 的に回収 方法やリサイクルの実施方法を工 夫しながら、それぞれの実情を踏まえた形でリサイクルを実施する促進型の制度 。

(出典:環境省)

Page 30: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

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小型家電リサイクル法 (対 象品 目)小型家電リサイクル法 (対 象品 目)

対 象品 目 (一般消 費者が通常生活の用に 供するもので、これらの付属品を 含む)1. 電話機、ファクシミリ、その他の有線 通信機械器 具 16. ヘルスメーターその他の計量用 又は測定用の電気 機械

器 具

2. 携帯電話端末及び PHS 端末 17. 電動式吸入器 その他の医療用電気 機械器 具

3. カーナビゲーションその他の無線通信機械器 具 18. フィルムカメラ

4. ラジオ受信機及び テレビジョン受信機  (家電リサイクル法のテレビを除く)

19. ジャー炊飯器 、電 子レンジその他の台所用電気 機械器具   (家電リサイクル法の電気 冷蔵庫及び電気 冷凍庫を除く)

5. ビデオカメラ、ディー・ブイ・ディー・レコーダー  その他の映像用 機械器 具

20. 扇風機、電気除 湿機その他の空調用電気 機械器 具   (家電リサイクル法のエアコンを除く 。)

6. デジタルカメラ 21. 電気 アイロン、電気 掃除機その他の衣料用 又は 衛生用の   電気 機械器 具(家電リサイクル法の電気 洗濯機及び 衣類   乾燥機を除く。)

7. デジタルオー ディオプレーヤー、ステレオセット  その他の電気音 響機械器 具

22. 電気こたつ、電気ス トーブその他の保温用電気 機械器 具

8. パーソナルコンピュータ 23. ヘアドライヤー、電気 かみそりその他の理容用電気 機械器 具

9. 磁気 ディスク装置、 光ディスク装置 その他の記憶装置

24. 電気 マッサージ 器

10. プリンターその他の印刷装置 25. ランニング マシンその他の運動用電気 機械器 具

11. ディスプレイその他の表示装置 26. 電気 芝刈機その他の園芸用電気 機械器 具

12. 電子書籍端末 27. 蛍光灯器 具その他の電気 照明器 具

13. 電動ミシン 28. 電子時計及び電気 時計

14. 電気グ ラインダー、電気 ドリルその他の電動工 具 29. 電子楽器及び電気 楽器

15. 電子式卓上計算機その他の事務用電気 機械器 具 30. ゲーム機その他の電子玩具及び電動式 玩具

Page 31: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

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小型家電リサイクル法 (回収 方法)小型家電リサイクル法 (回収 方法)

(出典:環境省)

Page 32: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

小型家電リサイクル法 (ロゴマー小型家電リサイクル法 (ロゴマーク)ク)

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(出典:環境省)

消 費者が小型家電を排出する際に安心して引き渡すことができる場所・ 相手を一目で見分けられるようにするため、また消 費者の適正な回収を促 すために以 下の マークが作成された。⇒市町村及び 認定事業者が回収 ボックスや 回収 車 両、看板等に表示

消 費者が小型家電を排出する際に安心して引き渡すことができる場所・ 相手を一目で見分けられるようにするため、また消 費者の適正な回収を促 すために以 下の マークが作成された。⇒市町村及び 認定事業者が回収 ボックスや 回収 車 両、看板等に表示

Page 33: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

小型家電リサイクル法 (県内市町村の取り 組み①:伊小型家電リサイクル法 (県内市町村の取り 組み①:伊勢原市)勢原市)

33(出典:神奈川県 HP )

回収 開始時期回収 開始時期:平成 25 年 1 月~

回収 方法回収 方法:① 不燃物収 集日(月2回)市の収 集運搬車が 不燃物収 集場所で、 不燃ごみの中から小型家電のピックアップ(抜き取り)を実施

② 専用 BOX による回収  (市役所及び 公民館 計 8 か所設置)

回収品 目回収品 目: 携帯電話、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯型ゲーム機、

テジタル等携帯音 楽プレーヤー

Page 34: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

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小型家電リサイクル法 (県内市町村の取り 組み②:相小型家電リサイクル法 (県内市町村の取り 組み②:相模原市)模原市)

事業期間 事業期間 :平成 25 年 3 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日まで         ※平成 28 年度以降については事業評価を踏まえ検討

回収 方式 回収 方式 :拠点回収 ※及びイ ベント回収※公共施設を 中心に回収 ボックスを設置 16か所に設置( 緑区、中央区、南区)

対 象品 目対 象品 目: 16 品 目(長辺で 30cm未満のものに限る。)携帯電話、デジタルカメラ、据置型 ゲーム機、ビデオカメラ、デジタルオー ディオプレーヤー(フラッシュメモリ、HDD)、

公衆用P HS端末、デッキを除くテープレコーダー、携帯型ゲーム機、電子辞書、CDプレーヤー、MDプレーヤー、

ICレコーダー、ETC車 載ユニット、VICSユニット、電話機

(出典:相模原市 HP )

Page 35: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

6.6.  実務に役立つ「廃棄物処理法」 実務に役立つ「廃棄物処理法」

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Page 36: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

廃棄物とは?廃棄物とは?廃棄物処理法第2条第1項「廃棄物とは、ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であって、固形状又は液状のもの」

衛産第50号厚生省生活衛生局水道環境部環境整備課産業廃棄物対策室長通知「占有者が自ら利用し、又は他人に有償で売他人に有償で売却することができない却することができないため不要になった物」

但し、性状、排出の状況、通常の取扱い形態、取引価値の有無及び占有者の意思等を総合的に勘案して判断される

廃棄物処理法の概要廃棄物処理法の概要

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Page 37: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

次のケースは廃棄物になるか?次のケースは廃棄物になるか?A ) 廃油をリサイクル業者に引取 ってもらい、   売却代金 3,000円から運搬費 1,000円を引いた   2,000円を受け取 った

B ) 廃油をリサイクル業者に引取 ってもらい、   売却代金 1,000円から運搬費 1,500円を引いて   500円を支払った

C ) 廃油をリサイクル業者に無料で引き取 ってもらった

廃棄物処理法廃棄物処理法

37

Page 38: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

産業廃棄物とは?産業廃棄物とは?

廃棄物処理法廃棄物処理法

38

Page 39: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

産業廃棄物の種類産業廃棄物の種類

(1)燃え殻  (2) 汚 泥  (3) 廃油  (4) 廃酸  (5) 廃アルカリ(6) 廃プラスチック類  (7)ゴムくず  (8) 金属くず (9) ガラス コンクリー ト 陶磁器く ず ・ ・ (10)鉱さい(11) がれき類  (12)ばいじん

(13)紙くず  (14)木くず  (15)繊維くず  (16) 動物系固形不要物(17) 動植物性残さ  (18) 動物のふん尿  (19) 動物の死体(20)産業廃棄物を処分するために処理したもので (1)~ (19) に該当しないもの

(1) 廃油 ( 引火性廃油 ) (2) 廃酸 ( 廃強酸 )  (3) 廃アルカリ ( 廃強アルカリ ) (4)感 染 性廃棄物 (5) 特定有 害産業廃棄物  (6)ばいじん   (7)ダイオキシン類

【産業廃棄物 (あらゆる事業活動に伴うもの) 12種類】

【産業廃棄物 (業種等が限定されるもの) 8種類】

特別 管理産業廃棄物特別 管理産業廃棄物(特に有 害性・危険性の高い 産業廃棄物)(特に有 害性・危険性の高い 産業廃棄物) 77 種類種類

廃棄物処理法廃棄物処理法

39

Page 40: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

参考:「あわせ産廃」参考:「あわせ産廃」

【【廃棄物処理法第廃棄物処理法第 1111 条条】】

事業者は、その産業廃棄物を事業者は、その産業廃棄物を自ら処理しなければならない。 自ら処理しなければならない。

市町村は、単独に又は共同して、市町村は、単独に又は共同して、一般廃棄物とあわせて一般廃棄物とあわせて処理することができる処理することができる産業廃棄物、その他市町村が処理することが産業廃棄物、その他市町村が処理することが必要であると認める必要であると認める産業廃棄物の処理を産業廃棄物の処理をその事務として行なうことができる。 その事務として行なうことができる。

廃棄物処理法廃棄物処理法

40

Page 41: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

排出事業者の責務 (排出事業者の責務 ( 1/21/2 ))

再生利用等による廃棄物の 減量適正処理しやすい製 品、容器等の 開発製 品、容器等の適正な処理 方法の表示等廃棄物の減量や適正処理に関して行政機関に協力

周囲の囲い掲示板の設置高さ制 限、斜面制限の順守(屋外保 管時)飛散 流出 地下 浸透 悪臭の防止・ ・ ・

【“ごみ”になる前】

【産業廃棄物を保 管するとき】

廃棄物処理法廃棄物処理法

41

Page 42: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

排出事業者の責務 (排出事業者の責務 ( 2/22/2 ))

許可事業者と書面にて契約許可範囲(品 目や地域)での委託委託業者の実地確認マニフェストの発行・管理

マニフェスト交付状況を都道 府県等へ報告特別 管理産業廃棄物管理責任者の設置特別 管理産業廃棄物の運搬処分状況を帳簿に記録

(運搬、処分の委託をする場 合を除く)

PCBの保 管状況を都道 府県等に報告

【産業廃棄物の運搬や処分を委託するとき】

【その他の管理上の義務】

廃棄物処理法廃棄物処理法

42

Page 43: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

廃棄物処理法廃棄物処理法

43

Page 44: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

産業廃棄物処理の契約 書産業廃棄物処理の契約 書

書面で交わす(口頭 契約 は認められない)「運搬」と「処分」の2つの契約 書必要事項がすべて含まれていること許可証の写しを添付 (常に最新のものを受領) 契約が 終了してから終了してからも5年間保 管

廃棄物処理法廃棄物処理法

44

Page 45: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

□0100 燃えがら □1200 金属くず □7000 引火性廃油 □7424 燃えがら(有 害) □0200 汚 泥 □1300 ガラス・ 陶磁器く ず □7010 引火性廃油(有 害) □7425 汚 泥(有 害) □0300 廃油 □1400 鉱さい □7100 強酸 □7426 廃油(有 害) □0400 廃酸 □1500 がれき類 □7110 強酸(有 害) □7427 廃酸(有 害) □0500 廃アルカリ □1600 家畜のふん尿 □7200 強アルカリ □7428 廃アルカリ(有 害) □0600 廃フ ラ゚ス チック類 □1700 家畜の死体 □7210 強アルカリ(有 害) □7429 ばいじん(有 害) □0700 紙くず □1800 ばいじん □7300 感染 性廃棄物 □7430 13号廃棄物(有 害) □0800 木くず □1900 13号廃棄物 □7410 PCB等 □ □0900 繊維くず □4000 動物系固形不要物 □7421 廃石綿等 □ □1000 動植物性残さ □ □7422 指定下水汚 泥 □ □1100 ゴムくず □ 石綿含有 産業廃棄物 □7423 鉱さい(有 害) □

運 搬

終了年月日

処 分 最終処分

終了年月日 終了年月日

B2票

D 票

E 票

照合確認

平成 年 月 日

平成 年 月 日

平成 年 月 日

最終処分を行った場所

名称

住所 〒 電話番号

平成 年 月 日

平成 年 月 日

有価物 拾集量数量(及び 単位)

平成 年 月 日

処分受託者

処分の受託

(受託者の氏名又は名称)

(運搬担当者の氏名)

(受託者の氏名又は名称)

(処分担当者の氏名)

運搬の受託

住所 〒 電話番号

氏名又は名称

(受領印)

(受領印)

(委託契約 書記載の場所に あたっては委託契約 書記載の番号)名称/所在地/電話番号

又は保管

積 替 え

名称

所在地 〒 電話番号

最終処分の場所

氏名又は名称運搬受託者

(処分事業場

)運搬先の事業場

住所 〒 電話番号

所在地 〒 電話番号

□ 当欄記載のとおり

数量(及び 単位)

名称/所在地/電話番号

□ 委託契約 書記載のとおり

産業廃棄物の名称

整理番号 交付担当者氏名

名称

管理票交付者(処分委託者)の氏名又は名称及び 管理票の交付番号(登録番号)中間処理産業廃棄物 □ 帳簿記載のとおり

□ 当欄記載のとおり

有 害物質等 処分方法

荷姿

備考・通信欄

産業廃棄物管理票(マニュフェスト)A票交付年月日 平成 年 月 日 交付番号 12345678901 1

住所 〒 電話番号

(

排出事業場

)

事 業 者

産業廃棄物

□  種類(普通の産業廃棄物) □  種類(特別 管理産業廃棄物)

排出者

事 業 者

氏名又は名称

廃棄物処理法廃棄物処理法

45

Page 46: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

□0100 燃えがら □1200 金属くず □7000 引火性廃油 □7424 燃えがら(有 害) □0200 汚 泥 □1300 ガラス・ 陶磁器く ず □7010 引火性廃油(有 害) □7425 汚 泥(有 害) □0300 廃油 □1400 鉱さい □7100 強酸 □7426 廃油(有害) □0400 廃酸 □1500 がれき類 □7110 強酸(有 害) □7427 廃酸(有害) □0500 廃アルカリ □1600 家畜のふん尿 □7200 強アルカリ □7428 廃アルカリ(有害) ☑0600 廃フ ラ゚ス チック類 □1700 家畜の死体 □7210 強アルカリ(有 害) □7429 ばいじん(有 害) □0700 紙くず □1800 ばいじん □7300 感染 性廃棄物 □7430 13号廃棄物(有 害) □0800 木くず □1900 13号廃棄物 □7410 PCB等 □ □0900 繊維くず □4000 動物系固形不要物 □7421 廃石綿等 □ □1000 動植物性残さ □ □7422 指定下水汚 泥 □ □1100 ゴムくず □ 石綿含有 産業廃棄物 □7423 鉱さい(有 害) □

運 搬

終了年月日

処 分 最終処分

終了年月日 終了年月日

B2票

D 票

E 票

☑  種類(普通の産業廃棄物) □  種類(特別 管理産業廃棄物)

× × ▲ ▲ 3-2-1千葉県 市 町

排出者

事 業 者

氏名又は名称

●● ○○ 1-2-3東京都 区 町

● ● 工 業㈱ 住所 〒XXX-XXXX 電話番号 XX-XXXX-XXXX

産業廃棄物管理票(マニュフェスト)A票

管理票交付者(処分委託者)の氏名又は名称及び 管理票の交付番号(登録番号)中間処理産業廃棄物 □ 帳簿記載のとおり

□ 当欄記載のとおり

数量(及び 単位)

10kg

(

排出事業場

)

事 業 者

産業廃棄物

有 害物質等 処分方法

焼却

荷姿

バラ

交付年月日 平成 23年 4月 7日 交付番号 12345678901 1 整理番号 0002

住所 〒XXX-XXXX 電話番号 XX-XXXX-XXXX

× ×㈱ 運搬

山田太郎名称

● ● × ×工 業㈱ 営業所 所在地 〒 XXX-XXXX 電話番号 XX-XXXX-XXXX

備考・通信欄

交付担当者氏名

(受領印)

(委託契約 書記載の場所に あたっては委託契約 書記載の番号)

□ 当欄記載のとおり

最終処分の場所

氏名又は名称運搬受託者

(処分事業場

)運搬先の事業場

名称/所在地/電話番号

☑ 委託契約 書記載のとおり

(処分担当者の氏名)

運搬の受託

△ △ □□ 1234千葉県 市 町氏名又は名称

最終処分を行った場所

△ △ リサイクル㈱ 住所 〒XXX-XXXX 電話番号 XX-XXXX-XXXX

■■ ○○ 1-1-1茨城県 市 町

× × ㈱ 運搬 本田一郎

名称

△ △ リサイクル㈱ 千葉 工 場 住所 〒XXX-XXXX 電話番号 XX-XXXX-XXXX

○○ ▲ ▲ 987千葉県 市

名称/所在地/電話番号

処分受託者

処分の受託

(受託者の氏名又は名称)

(運搬担当者の氏名)

(受託者の氏名又は名称)

数量(及び 単位)

平成 年 月 日

又は保管

積 替 え

名称

所在地 〒 電話番号

産業廃棄物の名称 梱 包廃 材

照合確認

平成 23 年 4月 15日

平成 23 年 4 月 22日

平成 23 年 4 月 30日

平成 年 月 日

平成 年 月 日

有価物 拾集量本田

廃棄物処理法廃棄物処理法

46

Page 47: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

□0100 燃えがら □1200 金属くず □7000 引火性廃油 □7424 燃えがら(有 害) □0200 汚 泥 □1300 ガラス・ 陶磁 器く ず □7010 引火性廃油(有 害) □7425 汚 泥(有 害) □0300 廃油 □1400 鉱さい □7100 強酸 □7426 廃油(有害) □0400 廃酸 □1500 がれき類 □7110 強酸(有 害) □7427 廃酸(有害) □0500 廃アルカリ □1600 家畜のふん尿 □7200 強アルカリ □7428 廃アルカリ(有害) ☑0600 廃フ ラ゚ス チック類 □1700 家畜の死体 □7210 強アルカリ(有 害) □7429 ばいじん(有 害) □0700 紙くず □1800 ばいじん □7300 感 染 性廃棄物 □7430 13号廃棄物(有 害) □0800 木くず □1900 13号廃棄物 □7410 PCB等 □ □0900 繊維くず □4000 動物系固形不要物 □7421 廃石綿等 □ □1000 動植物性残さ □ □7422 指定下水汚 泥 □ □1100 ゴムくず □ 石綿含 有 産業廃棄物 □7423 鉱さい(有 害) □

運 搬

終了年月日

処 分 最終処分

終了年月日 終了年月日

B2票

D 票

E 票

☑   種類(普通の産業廃棄物) □  種類(特 別 管理産業廃棄物)

×× ▲ ▲ 3-2-1千葉県 市 町

排出者

事 業 者

氏名又は名称

●● ○○ 1-2-3東京都 区 町

● ● 工 業㈱ 住所 〒XXX-XXXX 電話番号 XX-XXXX-XXXX

産業廃棄物管理票(マニュフェスト)A票

管理票交付者(処分委託者)の氏名又は名称及び 管理票の交付番号(登録番号)中間処理産業廃棄物 □ 帳簿記載のとおり

□ 当欄記載のとおり

数量(及び 単位)

10kg

(

排出事業場

)

事 業 者

産業廃棄物

有 害物質等 処分方法

焼却

荷姿

バラ

交付年月日 平成 23年 4月 7日 交付番号 12345678901 1 整理番号 0002

住所 〒XXX-XXXX 電話番号 XX-XXXX-XXXX

× ×㈱ 運搬

山田太郎名称

● ● × ×工 業㈱ 営業所 所在地 〒 XXX-XXXX 電話番号 XX-XXXX-XXXX

備考・通信欄

交付担当者氏名

(受領印)

(委託 契約 書記載の場所に あたっては委託 契約 書記載の番号)

□ 当欄記載のとおり

最終処分の場所

氏名又は名称運搬受託者

(処分事業場

)運搬先の事業場

名称/所在地/電話番号

☑ 委託 契 約 書記載のとおり

(処分担当者の氏名)

運搬の受託

△ △ □□ 1234千葉県 市 町氏名又は名称

最終処分を行った場所

△ △ リサイクル㈱ 住所 〒XXX-XXXX 電話番号 XX-XXXX-XXXX

■■ ○○ 1-1-1茨城県 市 町

×× ㈱ 運搬 本田一郎

名称

△ △ リサイクル㈱ 千葉 工 場 住所 〒XXX-XXXX 電話番号 XX-XXXX-XXXX

○○ ▲ ▲ 987千葉県 市

名称/所在地/電話番号

処分受託者

処分の受託

(受託者の氏名又は名称)

(運搬担当者の氏名)

(受託者の氏名又は名称)

数量(及び 単位)

平成 年 月 日

又は保管

積 替 え

名称

所在地 〒 電話番号

産業廃棄物の名称 梱 包廃 材

照合確認

平成 23 年 4月 15日

平成 23 年 4 月 22日

平成 23 年 4 月 30日

平成 年 月 日

平成 年 月 日

有価物 拾集量本田

マニフェストを渡した日マニフェストを渡した日

契約者

契約者

通し番号など

通し番号など

実際に引き渡した人

実際に引き渡した人

重量または容量(概算でも可)重量または容量(概算でも可)

「ドラム缶 2本」「ポリ容器」など

「ドラム缶 2本」「ポリ容器」など

排出事業場

排出事業場

委託する廃棄物にチェック(原則、 1伝票につき 1種類)

委託する廃棄物にチェック(原則、 1伝票につき 1種類)

通常は「委託契約 書記載のとおりにチェック」通常は「委託契約 書記載のとおりにチェック」

引き渡した相手(収 集運搬業者の運転手等)が記入・ 押印

引き渡した相手(収 集運搬業者の運転手等)が記入・ 押印

B2 、 D 、 E 票を受領した日付を記入 する

B2 、 D 、 E 票を受領した日付を記入 する

廃棄物処理法廃棄物処理法

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Page 48: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

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Page 49: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

マニュフェストの法定受領期間マニュフェストの法定受領期間

  産業廃棄物 特別 管理産業廃棄物

B 2票D票

交付の日から交付の日から9090 日以内日以内

交付の日から交付の日から6060 日以内日以内

E票 交付の日から交付の日から 180180 日以内日以内

上期間内に受領できない場 合(処理困難な場 合を含む)

処理状況の確認(委託業者に対 する催促、 確認など)必要な措置の実施 (実地確認、適正処理、契約 解除など)都道 府県知事に報告(法定期限後30日以内)

廃棄物処理法廃棄物処理法

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Page 50: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

その他の法定義務その他の法定義務【マニュフェストの交付状況の報告】【対 象期間】 前年4月1日からその年の3月31日までの1年間【提出期限】 6月30日【報告内容】 産業廃棄物の種類、排出量、マニフェスト交付数、等

【特別 管理産業廃棄物を排出する事業者】資格要 件を満たした「特別 管理産業廃棄物管理責任者」の

設置(変更時には速やかに都道 府県知事に報告)

帳簿(様式自 由)の作成と保 管( 5 年間)(運搬、処分の委託をする場 合を除く)

廃棄物処理法廃棄物処理法

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Page 51: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

実務で役立つ「廃棄物処理法」 実務で役立つ「廃棄物処理法」 

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「保 管基準」 「保 管基準」 の疑問の疑問

産業廃棄物置 き場に一般廃棄物を置いて はいけない?

年末の大 掃除で不要な机やイスを廃棄 することになった。収 集運搬業者が取りにくるまでこれ らを保管しておく場所 は、保 管基準に則り整備(囲いの設置、掲示板の設置な ど)をする必要がある?

問 題 ①

問 題 ②

排出事業者の一般廃棄物保 管基準はない?問 題 ③

Page 52: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

実務で役立つ「廃棄物処理法」 実務で役立つ「廃棄物処理法」 

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「委託基準」 「委託基準」 の疑問①の疑問①

産業廃棄物の収 集運搬を委託する場 合には、その収 集運搬業者は廃棄物を積む都道 府県、降ろす都道 府県の両方の許可を受けていなければならない?

問 題 ①

以下のうち、 産業廃棄物の処分委託契約 書の法定記載事項でないものはどれ? ①排出事業場 ②委託契約 解除時の未処理廃棄物の取 扱い ③廃棄物情報(性状、荷姿など)が変わった際の伝達方法 ④受託業務終了時の委託者への報告

問 題 ②

Page 53: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

実務で役立つ「廃棄物処理法」 実務で役立つ「廃棄物処理法」 

53

「委託基準」 「委託基準」 の疑問②の疑問②

廃プラスチック類の許可を持っている産業廃棄物処分業者であれば、破 砕、圧 縮、焼却などのどのような処理を委託することも可能?

一般廃棄物の委託基準は、①許可業者(または市町村)に委託をすること、②許可の内容に合致した業務のみを委託することの2点だけでよい?

問 題 ③

問 題 ⑤

他社(複数社)との共同事業で、自社と 他社の産業廃棄物が混在する形で発生した。この処理をまとめて自社が処理 業者に委託しても、違法にならない?

問 題 ④

Page 54: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

実務で役立つ「廃棄物処理法」 実務で役立つ「廃棄物処理法」 

54

「マニフェスト」 「マニフェスト」 の疑問の疑問

「交付担当者」の欄に記載するのは、次のどちらでしょう? ①マニフェスト管理の責任者  ②現場で実 際に交付を担当した者

A 票の照合確認欄は、法定記載事項ではないので、記載しなくても違法ではない?

問 題 ①

問 題 ②

廃油と廃プラスチックを同じ運搬 車 両で運搬し、同じ処分業者で焼却する場 合には、マニフェストを一括で発行してよい?

問 題 ③

Page 55: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

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実務で役立つ「廃棄物処理法」 実務で役立つ「廃棄物処理法」 

「マニフェスト交付等状況報告」 「マニフェスト交付等状況報告」 のの

疑問疑問昨年度の産業廃棄物の排出は、年末の大 掃除で出た机やイス等の 什 器 類を廃棄した 1 回の みでした。この場 合も、マニフェスト交付等状況報告書の提出は必要なのでしょうか?

3 月末にマニフェストを交付して、E票が 6月末時点でまだ返送されていない場 合は、前年度のマニフェスト交付分として報告書に記載してよいのでしょうか?

問 題 ①

問 題 ②

マニフェスト交付等状況報告書を 6月末までに提出するのを忘れてしまいました。どう対処 したらよいでしょうか?

問 題 ③

Page 56: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

実務で役立つ「廃棄物処理法」 実務で役立つ「廃棄物処理法」 

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その他その他

委託業者(収 集運搬業者・中間処理業者)の実地確認は、実際にどのようなことを確認すればよいのでしょうか?

問 題 ①

特別 管理産業廃棄物を生ずる事業 場 ごとに「特別 管理産業廃棄物管理責任者」を置 かなければなりませんが、常駐者でなければいけないのでしょうか?また、複数の事業 場を 兼務することは可能でしょうか?

問 題 ②

飲食 店の厨房からの排水は、グリス トラップ(油水分離 層)で油脂分が分離されて放流されるが、そこにたまった汚 泥は産業廃棄物になるでしょうか?

問 題 ③

Page 57: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

7.7. 【【参考参考】】 環境法令の主な改正予 環境法令の主な改正予

定定

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Page 58: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

【【参考参考】】 環境法令の主な改正予定 環境法令の主な改正予定

58

法令名 状況省エネ法 開会中の第 183 回 通常国会に改正法案提出予

定フロン回収・破壊法 平成 25 年 2 月検討開始

食 品リサイクル法 平成 24 年度中に施行状況の点検等検討開始容器包装リサイクル法 平成 25 年に施行状況の点検等検討開始家電リサイクル法 平成 25 年度末頃から施行状況の評価・検討を

行うための合同会合開催予定自動車リサイクル法 平成 27 年 1 月を目途に制度の在り方を検討予

定大気汚染防止法水質汚濁防止法環境影響評価法

放射線物質による環境汚染の適用除外規定の削除を検討

Page 59: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

エネルギー使用 量の増加が著しい民生部門において、建 築材料等(窓、断熱材、水回り設 備等)について新たにトップランナー方式を導 入 し、企業の技術革新を促 し、住宅・建 築物の省エネ 性能の底上げを図る。 ※エネルギー消 費機器の 製造・輸入 事業者に対 し、3~10年程度先に設定される目標年度において高い基 準(トップランナー基準)を満たすことを求め、目標年度になると報告を求めてその達成状況を国が確認する制度。現行の対 象機器 は乗用自動車、エ アコン、 テレビ、照明、冷蔵庫等23機器 。

蓄電池やエネルギー管理システム(BEMS・HEMS)の活 用等により 電力需要ピーク時の系統電力の使 用を低 減する取 組を行った場 合に、これを評価できる体系にすることにより、事業者が電力需要のピーク対策に取り 組みやすくする。

② 建 築材料等に係るトップランナー制度※

① 電力ピークの需要家側における対策(工場、 輸送等)

【【参考参考】】 省エネ法改正 案の概要 省エネ法改正 案の概要

Page 60: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

【【参考参考 】 】 フロン回収・破壊法  (概要 フロン回収・破壊法  (概要 1/41/4 ))

60

特定 製 品に 係るフロン 類の改修及び破壊の実施の 確 保に関 する特定 製 品に 係るフロン 類の改修及び破壊の実施の 確 保に関 する法律法律

(平成(平成 1414 年年 44 月月 11 日施行、最終改正平成日施行、最終改正平成 1919 年年 1010 月月 11 日施行)日施行)

業務用エ アコン、 業務用 冷蔵庫・冷凍庫、製氷機等を処分する際に適用される法 律

特定 製 品に 係るフロン 類の改修及び破壊の実施の 確 保に関 する特定 製 品に 係るフロン 類の改修及び破壊の実施の 確 保に関 する法律法律

(平成(平成 1414 年年 44 月月 11 日施行、最終改正平成日施行、最終改正平成 1919 年年 1010 月月 11 日施行)日施行)

業務用エ アコン、 業務用 冷蔵庫・冷凍庫、製氷機等を処分する際に適用される法 律【【法律の目的法律の目的】】オゾン層破壊また は地球温暖化に 影響をもたらすフロン 類の排出を抑制【【適用を 受ける者適用を 受ける者】】冷媒としてフロン 類が充てんされている業務用エ アコン、 業務用 冷蔵/冷凍機器を保有 している者【【対 象となるフロン 類対 象となるフロン 類】】 ①クロロフルオロ カーボン( CFC: R12 、 R11 、 R502 等) ②ハイドロクロフルオロ カーボン( HCFC: R22 、 R123 等) ③ハイドロフルオロ カーボン( HFC: R134a 、 R404A 、 R407C 、R410A 等)

Page 61: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

【【参考参考 】 】 フロン回収・破壊法 (概要 フロン回収・破壊法 (概要 2/42/4 ))

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Page 62: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

【【参考参考 】 】 フロン回収・破壊法 (概要 フロン回収・破壊法 (概要 3/43/4 ))

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【【遵守事項遵守事項】】

(1) フロン 類回収 業者への引き渡し(2) フロン処理 料金の支払い(3) フロン 類の引渡しの委託等の書面管理(行程管理制度)① フロン 類回収 業者に直接フロン 類を引き渡す 場 合は  「回収 依頼書」、設 備業者等に委託する場 合は、その委託  業者に「委託確認書」を交付し、写しを保 存する( 3 年間)。② フロン 類回収 業者から引 取 証明書を受け取り、保 存する  ( 3 年間)。【【罰則罰則】】

・特定 製品に 冷媒として充てんされているフロン 類を大気 中に放出したもの  ⇒ 1 年以下の 懲役又は 50万円以下の 罰金

Page 63: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

ユーザーやビルオー ナーなどのユーザーやビルオー ナーなどの機 器の所有 者機 器の所有 者

ユーザーやビルオー ナーなどのユーザーやビルオー ナーなどの機 器の所有 者機 器の所有 者

設 備業者、解体業者、産廃業者、リサイクル業者など

設 備業者、解体業者、産廃業者、リサイクル業者など

フロン回収 業者フロン回収 業者フロン回収 業者フロン回収 業者

回 収依頼書

委託確認書

引 取 証明書

行程管理制度行程管理制度(フロン 類の引渡しの委託等の書面管理)(フロン 類の引渡しの委託等の書面管理)

【【参考参考 】 】 フロン回収破壊法 (概要 フロン回収破壊法 (概要  44 // 44 ))

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(直接フロンを引き渡す 場合)

Page 64: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

【【参考参考 】 】 フロン回収・破壊法 (改正の 方向性 フロン回収・破壊法 (改正の 方向性  1/21/2 ))

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【【現 状現 状】】CFC 、 HCFC (オゾン層破壊物質) :モントリオール 議定書の下で 確実に生産量・消 費量が削減確実に生産量・消 費量が削減

HFC (温 室効 果ガス) :冷凍空調機器の 冷媒が HFCHFC ・・ HCFCHCFCからから HFCHFCへの転換がへの転換が進行進行⇒機 器廃棄 時及び 使 用 中の経年劣化等による漏えいにより、今後、今後、 HFCHFC を中心とした代替フロン 類排出量の急増が見込を中心とした代替フロン 類排出量の急増が見込まれるまれる

Page 65: 平成 24 年度 神奈川県 ISO14001 研修会 環境関連法令の動向について

【【参考参考 】 】 フロン回収・破壊法 (改正の 方向性 フロン回収・破壊法 (改正の 方向性 2/22/2 ))

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【【改正の方向性改正の方向性】】      フロン 類のライフサイクル全体に わたっての排出抑制    フロン 類のライフサイクル全体に わたっての排出抑制

フロン 類使用 製品の ノンフロン・低 GWP 化促進  <機 器・ 製 品メーカー>

フロン 類の実質的フェーズダウン <ガス メーカー>

業務用 冷凍空調機器の 使用 時におけるフロン 類の漏えい防止<使 用 者>

   管理標準の設定、 冷媒漏えい量報告制度の導 入、 繰り返し充填の防止 等

適切な回収促進のた めの方策  <各主体>   回 収フロンの破壊・再生処理 完了報告、行程管理制度の効 率化 等

指導・取 組の強化 < 自 治体>                     

・・・ etc.