平成 25 年度 釜・大街道地区   在宅被災者の為の...

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平成 25 年度 釜・大街道地区   在宅被災者の為の        復興事業計画書. 一般社団法人 BIG UP 石巻. 在宅被災者の背景. 釜・ 大街道地区 (約6000世帯). 復興事業により堤防や避難路(2本の大きな道路)が計画されている地域です。  → 現在、道路計画予定地に居住されている住民は立ち退き、もしくは住居を   リフォームして工事施工まで住み続けるかで悩んでいます。 津波の被害を直接受けたため、街の風景に彩りが少なくなっています。 先の見えない復興事業の道路計画で、町内会や地区が分断されています。 行政や支援の情報が行き届いていません。 - PowerPoint PPT Presentation

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Page 1: 平成 25 年度 釜・大街道地区   在宅被災者の為の        復興事業計画書

平成平成 2525 年度年度釜・大街道地区釜・大街道地区  在宅被災者の為の  在宅被災者の為の       復興事業計画書       復興事業計画書

  一般社団法人 BIG UP 石巻

Page 2: 平成 25 年度 釜・大街道地区   在宅被災者の為の        復興事業計画書

在宅被災者の背景在宅被災者の背景

復興事業により堤防や避難路(2本の大きな道路)が計画されている地域です。 →現在、道路計画予定地に居住されている住民は立ち退き、もしくは住居を  リフォームして工事施工まで住み続けるかで悩んでいます。

津波の被害を直接受けたため、街の風景に彩りが少なくなっています。

先の見えない復興事業の道路計画で、町内会や地区が分断されています。

行政や支援の情報が行き届いていません。

町が完全に復旧していないため街灯が少なく、防犯上問題があります。

近所に瓦礫置き場があるため、臭いや景観の問題があります。

仮設住宅に比べ、人とのふれあいや、支援の格差が存在しています。

釜・大街道地区(約6000世帯)

Page 3: 平成 25 年度 釜・大街道地区   在宅被災者の為の        復興事業計画書

BIGBIG UPUP 石巻 活動の3本柱石巻 活動の3本柱

釜・大街道地区(約6000世帯)を

中心とした在宅支援

街に彩りを増やす活動 子供支援活動

コミュニティスペースの運営

コミュニティスペースの運営は我々の行う事業のみならず、他団体のコミュニティスペースの運営は我々の行う事業のみならず、他団体の在宅支援活動にも多大な拡がりと可能性を持たせる大黒柱の事業で在宅支援活動にも多大な拡がりと可能性を持たせる大黒柱の事業です!!!す!!!

Page 4: 平成 25 年度 釜・大街道地区   在宅被災者の為の        復興事業計画書

活動拠点活動拠点

石巻市大街道東 2-10-16街の駅「コスモスの家」

石巻市築山 1-9-15街の駅「たんぽぽの家」

蛇田字新東前沼 379宿舎用プレハブ

Page 5: 平成 25 年度 釜・大街道地区   在宅被災者の為の        復興事業計画書

街に彩りを増やす活動街に彩りを増やす活動

この畑をモデルに道路や公園に花や草木を増やす

このつぶやきをきっかけに・・・         

泥だらけの状態から畑(130坪)を耕し、土を入れて子どもたちと一緒に花を植えてきました。(放射線量は 0.06msv )現在は地域住民の交流の場となっています。

『花だらけの街にしたい! 』 ( ある地域住民のつぶやき )

地域に根付く憩いの場

景観の美化

プランターと苗を近所の高齢者へ

配布

訪問活動のきっかけを作り

見守り活動

Page 6: 平成 25 年度 釜・大街道地区   在宅被災者の為の        復興事業計画書

子供支援活動石巻市周辺では市民プールやクジラ博物館など子供や家族で楽しむ施設が多数ありましたが津波被害により利用できない環境にあります。

子供達に最も身近な遊び場である児童公園も例外ではありません。そこで以前から BIG UP 石巻では児童公園を整備して子供達が安心して遊べる環境創りを継続して行っています。

また、子供達に自然と触れ合う喜びや遊びを体験できる遠足のような野外活動を企画、運営して遊びの提案なども行っていきます。24年度はカルビー株式会社様よりの助成金を基に活動を展開しました。

今後はコミュニティスペースを活用して子供達に学習や遊びなど放課後の余暇の時間の使い方を地域住民と共に模索していきたいと考えています。

Page 7: 平成 25 年度 釜・大街道地区   在宅被災者の為の        復興事業計画書

コミュニティスペースの運営○ 在宅支援活動の拠点とする。○ 地域住民の情報交換や交流の場にする。○ 子供達の遊び場や放課後活動の場とする。〇 被災した公民館に代わり、活動や寄り合いの場としての提供○ 地域の防犯の向上。〇 他事業の発展と相乗効果が期待できる〇 新たなニーズの発掘○ 社会福祉協議会等と協力して高齢者、独居老人の見守り活動の拠点とする。

お父さん達のバンド練習            築山たんぽぽの家開所式の風景                             ( 24年11月23日 )

Page 8: 平成 25 年度 釜・大街道地区   在宅被災者の為の        復興事業計画書

築山 街の駅 たんぽぽの家

近隣の公民館が津波被害により解体や休業している状況であり平成24年11月23日に OPEN して以来、地域住民の集いや憩いの場としてや他 NPO の支援提供場所として機能しております。また、当団体の事務局として運営し事務員を地域住民で雇用しニーズの吸い上げ等も行っております。家主様とは5年間の無償貸与契約を交わしております。

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大街道東 街の駅 コスモスの家

日本製紙石巻工場があった為に近隣の住宅は津波被害にあったものの早期復旧を遂げて8割の家屋に住民が戻ってきています。平成25年4月6日に OPEN 予定、地域住民の集いや憩いの場としてや他 NPO の支援提供場所としての役割以外にも飲食店を開業して中高年女性の地域雇用を創り出す共に当団体の運営資金を得たいと考えています。   5年間の土地無償貸与をお約束しております。

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ビジョンビジョン

地域住民町内会・子供会

企業・他 NPOボランティア

コミュニティスペース事業 街に彩りを増やす事業子供支援事業

BIG UP 石巻助成金企業寄付有償事業

NPO センター石巻ボラセン

行政

高齢者・環境子供

活動

支援

企画・活動支援

事 業  実 施運営資金

共働 参加

利用

連携

相談

つながり絆

育成

見守り

美化防犯

bigup
bigup
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協力体制協力体制連携団体

・社会福祉法人 石巻市社会福祉協議会・石巻市ボランティアセンター ・財団法人 日本財団・財団法人 修養団・NPO法人 せんだいみやぎNPOセンター・NPO法人 MAKE THE HEVEN め組JAP AN・NPO法人 オンザロード・NPO法人 ピースボート・NPO法人 JEN・NPO法人 CAM PER・NPO法人 石巻復興支援ネットワーク・一般社団法人 OPEN JAPAN・一般社団法人  ISHINOMAKI 2.0・庭JAPAN・世界基督教統一神霊教会・立正佼成会 葛飾支部

寄付・協力企業

・内閣府 復興支援型雇用創造事業・中央共同募金会・財団法人 日本財団・マルハン株式会社・サントリーフラワーズ株式会社・カルビー株式会社 ・花王株式会社・ハイアールジャパンセールス株式会社・株式会社 河北新報社・株式会社 泉緑化・株式会社 ジェイウッズ・株式会社 石巻精機製作所・有限会社 峯造園・石巻タクシー有限会社・板橋区塗装組合・石巻市堆肥センター・チーム小平・東京バプテスト教会・築地本願寺

                順不同

Page 12: 平成 25 年度 釜・大街道地区   在宅被災者の為の        復興事業計画書

BIG UP 石巻の使命  

  『一般社団法人BIG UP 石巻』は東日本大震災において津波被害を受けた  石巻市釜・大街道地区の女性達が街づくりのための市民活動や在宅支援活動を  継続出来るようにサポートを行う非営利の法人です。

  県外から訪れる支援者のほとんどが仮設住宅へ支援の輪を広げている一方で  瓦礫撤去の後に在宅被災者を対象にした支援は少ないのが現状です。  家も家財道具も津波に流され仮設住宅に入居せざるを得なくなった方々を思うと  かろうじて家が 残り在宅を選べる在宅被災者としては支援を求める声を  あげることもはばかられる立場にあります。しかし家が残ったとはいえ  在宅被災者も支援が必要な状況や場合が確かにあります。  在宅被災者は仮設住宅の住民に比べて様々な支援者のサービスや有益な情報の  共有が少ないなど、明らかな支援の格差が存在しています。 在宅被災者の方々は震災直後から協力しあいながら苦しい時期を生き抜き  破壊された街を自分達の手で再生してきた経緯があります。地域住民同士が  助け合うことにより震災以前よりもたくさんの触れ合いや繋がりが自然に生まれました。  それが『絆』という尊い宝物だと思います。  しかし昨今、平時に戻りつつあるせいか宝物である得られた筈の『絆』が陰りを見せ始めています。

その絆を繋ぎとめるのが  『 BIG UP 石巻  』 の使命だと考えています

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人の心の復興 復興を断念せざるを得ない地区もあるなかで、世間一般で云う復興とは何か?

道路が出来ること?  建物が出来ること?

雇用が確保されること?  経済や景気が良くなること?

  確かにそういった復興も大切なことなのかもしれませんが・・・

我々は人の心の復興がしたいのです。

 人の心の復興に『絆』は絶対不可欠です。  人の心の復興無くして街の復興は語れない。 人の心の復興について我々は助力を厭いません。

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今後の展開とご支援の要望  街本来の景観を取り戻し、子供たちが安心して遊ぶ姿が戻ってくることを地域住民

も我々も同じ待ち望んでいます。今後の支援活動の在り方は、長い眼で見ると県外からのボランティアのみならず

  『地域住民による地域の為の、地域住民だからこそ出来る在宅被災者支援』  の在り方を模索し始めて活動の舵を取っています。

『住民同士の交流を深める』『情報の共有を図る』『在宅支援活動に支援者を誘致』 上記の目的を達成させる為にはコミュニティスペースという 街の駅 を創ることが

必要だと感じ24年度は活動を進めてきました。 

 街の駅を創ることで我々の提案する2つの事業  『街に彩りを増やす活動』『子供支援活動』にも新たな展望や発展を帯びることを

確信しています。

  津波により多くの財産を失くした地域住民や長期間の支援活動を行ってきた我々が街の駅を設置するには多額の資金が必要であり、今後継続して街の駅を運営するお金もが必要になってきます。多方面からのご支援の受け皿になる為に釜・大街道地区の地域住民と共に一般社団法人を設立しました。 25年度はこの場所で運営を開始して収益事業まで展開していきたいと思っています。

  我々は住民の上に立つのではなく住民に代わり前に出てご支援を募る役割を担います。私はこの石巻の為に、この身を焦がす思いで臨み5年間の歳月を被災地とこの事業に還元することをここにお約束します。

一般社団法人 BIG UP石巻 代表理事 原田 豊