ザ・ピーク 第二回勉強会

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メメメメメメメ メメメメメメ 【・】 メメメメメメ メメメメメメメメメ

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Education


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メールマガジン【ザ ピー・ク】

第二回勉強会

学びの戦略を考える

本日のゴールと流れ

■ ゴールたどり着きたい理想状態と今後 3 ヶ月の学びの方針を立て、戦略的に学習していくきっかけにする。

■ 流れ・自己紹介 (普段のお仕事など)

・第一部 時代背景について

・第二部 求められる人材要件

・第三部 学びの戦略

・第四部 ワーク 学びの方針を立ててみる

自己紹介の前に・・・

■ 学びを実践するためのツール  DailyDeeds ( 類似アプリはいくつかあります )習慣化したいもの(「早起き」「読書」 etc) を登録して毎日チェックをつけていく。増山は「傾聴する」など実践したいアクションを登録してチェックをつけています。

自己紹介

氏名:増山 祥紘 (ましやま よしひろ)所属:株式会社エス エム エス・ ・

■ 仕事内容 介護事業者向けのサービスを提供する事業部のマーケティンググループ責任者。 マーケティング、セールス部隊のマネジメント全般を担当。

■ 学習 読書  (10 冊前後 / 月 )  と セミナー  (1,2 回 / 月 )

 マーケティング、マネジメント、リーダーシップ、思考方法、 自伝・伝記、古典、哲学、歴史、科学・・・ など幅広(浅く広く?)に学習。

■ 情報発信 昨年 4 月に平成進化論・鮒谷さんの「 3 日間セミナー」に参加以来、 毎日欠かさずブログを更新。ブログタイトルの「未来に種をまく」は 長期的な自己投資を大事にしたいという想いから生まれる。

 昨年 7 月よりメールマガジン【ザ ピーク】を創刊。・ ちょうどその頃、組織のモチベーションマネジメントの本「 The Peak」が 個人的に流行っており、そこから拝借・・・。

時代背景について ( 第一部 )

■超流動化の時代

なにもかも流動性が増した時代。ITが媒介となって物事の流動性が圧倒的に増した。

・人材:起業・転職する機会はいくらでもある、国外からも人材が入る・知識: Amazonワンクリックであらゆる書籍にアクセスできる・情報: Google/Facebookを使えばウェブ上の情報、プライバシーに至るまでアクセス可能

→広義の情報 ( 人材情報、知識情報 etc) の流動性が高まった

■ 流動化が増すと何が起こるか?  ( 情報事業を例に )

「集まるところに、より集まるようになる」  ( ネットワーク効果 )

・グルメ情報は「食べログ」が圧倒的ナンバーワン→食べログ利用者が増えるほどクチコミが増え、クチコミが増えるほど価値が高まり、  さらに利用者が増えてクチコミが増えて・・・ の正のスパイラル

・ Facebookは利用者が増えるほど「友達」も「いいね!」も「シェア」も増える・クックパッド、ホームズ、 Amazon、楽天・・・ etc

時代背景について ( 第一部 )

■同じことが企業や人にもおきないか?という仮説

情報の流動性、透明性が増せば企業や人においても

「誰が優れているか?」「誰の評判がいいか?」「誰がどんな強みを持つか?」

がオープンになってくるのではないか? という仮説(ソーシャルリクルーティングはその兆し? )

■勝者総取りの時代  (Winner takes all)

情報がオープンな時代にあえてナンバーツー以下を選ぶことはない※同じ価格でクチコミの悪いものを買うことは無い

→強みに基づいて独自の価値を発揮し、ナンバーワンを目指すことが より一層求められるのではないか?

求められる人材要件 ( 第二部 )

■カテゴリナンバーワン

何らかのカテゴリで超一流を目指してみる

 ・「○○ならあの人に・・・」と思われるような存在 ・なにか一点において圧倒的に強みを持った人 ・すべての能力が突出している必要はない。器用貧乏は避ける。 ・すべて平均点よりも、何か 1 つに突出している

※ただし、いくら努力を重ねても競争が熾烈な分野ではナンバーワンになりづらい。 例えば単純に「マーケティング」は世の中広く需要がある一方で、 それを生業とする人も圧倒的に多い。

■ニッチ分野を狙っても良いし、掛け合わせでも良い

・イエローハット創業者の鍵山さんは「掃除」で超一流・ハードロック工業「絶対にゆるまないネジ」  (中小企業だがシェアが圧倒的、スカイツリーや新幹線にも使われる )・マーケティング ×エンジニアリング はまだまだ需要が高い

求められる人材要件 ( 第二部 )

■主体的に選択することの大切さ

自分自身で戦略を持って主体的に学ばなければ「器用貧乏」になってしまう可能性が高まるのではないか

【よくある例】 ・そのときどき必要なスキル ( 求められるスキル ) を積み重ねで身につける ・流行に乗っかる ・あれもこれもで身につける、劣後順位が無い

→どれも平均点の人材になってしまわないか?

■ 自主・自立から自由が生まれる

自主的 / 自立的に学びの方針を決め、カテゴリナンバーワンを目指すことで自由を得る→軸がある、流されない、ブレない状態

学びの戦略 ( 第三部 )

■ そもそも戦略とは??

現状から理想状態に至るための道筋のこと。

理想状態・・・山頂  戦略・・・山のルート (どういう登り方をするかの方針 )

※人によって山頂も登り方もバラバラ※最初から山頂が明確なことは無い。登りながら見えてくるもの。

■ 学びの戦略とは??

理想状態・・・自分が将来なりたい姿、理念、使命、ミッションのようなもの戦略・・・理想状態に至るためにどのような方針で学んでいくか      (逆になにを学ばないか )

■ 大前提

・超流動化の時代:カテゴリナンバーワンを目指す・競合の存在:競争の激しい分野でナンバーワンを目指すのは大変・時代の要請:時代の変化に合わせて価値提供をカスタマイズしていく

学びの戦略 ( 第三部 )

■ 学びから価値提供までの 5 ステップ

①広げる  ( 学ぶ )②気づく  ( 自得する )③深める  (鍛錬する )④点となる  (体現する )⑤価値提供

※必ずしも①→⑤と順々に進むわけでなく、イメージとしては行ったり来たり。

■ 広げる ( 学ぶ )

▼自己の強みを見つけるフェーズ・強み=熱中できること=得意なこと  (好きこそものの上手なれ )・超非凡 = 平凡  ×  徹底  ×  継続  (徹底、継続できる分野を探せ )

▼幅広い分野を学んでみる・いろいろな分野について学び、理解し、実践してみる・どれにハマるか、熱中するかはやってみないとわからない・興味を持つ→熱いうちに打つ

学びの戦略 ( 第三部 )

■最近の幅広学び例

・マーケティング・日本文化・日本史・中国古典・明治時代の志士・第二次世界大戦前後の日本・ WordPress・世界史

少し学んでやめてしまったものもある

・禅・イノベーション・ドラッカー・科学者の生き方・マネジメント・哲学、哲人・自伝、伝記、自叙伝・ヨーロッパの古典

「これに熱中できる!」というものが無いのであれば、まずは幅広に、好き嫌いせず学んでいくことが必要

学びの戦略 ( 第三部 )

■気づく ( 自得する )

幅広に学ぶと「これこそは!」と思うような分野に行き着く

・熱中できることは何か・相対的に強そうなことは何か・何と何を組み合わせたら価値が発揮できそうか・何をして、何すべきでないか

→こういったことを考え続けていくと、  自分なりの「価値の発揮の仕方」「ありよう」みたいなものが  おぼろげながら見えてくる

ワーク:自分の強み、相対的に得意そうなことを書いてみる

■ 理想状態と強み

・強みを追究していくとどんな価値を生み出せるか  (カテゴリナンバーワンになれそうか )・その結果どんな理想状態に行き着きそうか・そこに至るまでにはどの学びを深めなければならないか

学びの戦略 ( 第三部 )

■私 ( 増山 ) の強み  (勝手に思っているものベースも含めて )

模倣力  論理思考  仮説思考  古典が読める  歴史を学んでいる習慣化力  実践力  学習量、読書量  メルマガを書いている言語化能力  文章を書くのが好き  感情のコントロールマーケティング、セールス   IT   自己投資にためらいが無い私利私欲を抑えられるようになってきた?  自己成長論を持っている情熱を大事にする  過去にネガティブエピソードを持っている戦略論  徹底力  素直さ、謙虚さ  介護、医療業界に詳しい人間学を学んでいる  モチベーションが一定  利よりも義長期投資  小を積んで大となる  コツコツやれる  科学リテラシー哲学  日本文化  リーダーシップ論  マネジメント

・・・ etc

気軽に書き出してみることが大事 ・興味がありそう ・過去経験があること ・相対的に詳しそうなこと

学びの戦略 ( 第三部 )

■深める (鍛錬する )

自己の強みを磨き続ける・熱中できることは学習の量も質も圧倒的に高い  ( イヤイヤやっていても学びには繋がりにくい )

・深めることで結果として広がっていく 穴を深めると穴の直径はどんどん広まっていく

  (徐々に目的を持った学びになっていく )

ex.

マーケティング → セールス → コピーライティング → 心理学

生物学 → 人体の仕組み → 人の心理 → モチベーション → リーダーシップ→ なぜそもそも人は学ぶのか、成長するのか → 人間学 → 自己成長論

ウェブ IT  → ウェブ 2.0  → 情報発信 →  SNS  → ブログ → メルマガ

学びの戦略 ( 第三部 )

■点となる  (体現する )

熱中できる分野を深めて深めて深めることで、大きな点 (穴 ) となる。体現できる、習慣化できるレベルに至ると本当の強みになる。

→複数の点を組み合わせて線とすることで、 独自の価値提供ができ、強みを発揮し始めることができる

ex. まだ強みとはいえませんが・・・マーケティング  ×  人間学  ×  メルマガ = ザ ピーク・

■価値提供する

広げる・気づく・深める・体現する

を反復していくことで、点がどんどん増えていき、独自の軌道を描くようになる状態を目指す。

広げた結果深める分野が見つかり、深めた結果広げたい分野が見つかり、その結果理想状態も戦略も流動的に変化していくイメージ。

ワークと質疑応答

■ ワークをしてみます。以下の 2点をフリーで書いてみましょう。

※完璧なものは目指しません。まずはきっかけです。

①理想状態を思い描いてみる・一番世の中に価値提供できそうな分野は何か?・何をもって憶えられたいか?・理想の生き方や将来像は?・ミッション、理念、価値観

②戦略を思い描いてみる・今後 3 ヶ月で学んでみたいことを書く・広げたい学びと深めたい学び・必要に駆られてではなく、情熱に従う

■目標や方針を言語化するの大切さ・不思議なことに目標を言語化すると、体がその方向に向かって動くようになる (言語化することで脳が記憶しやすくなる?? )・ただし書いたことを忘れないこと&定期的に (3 ヶ月に 1 回ぐらい )見直すことが必要・紙を見返す、スマートフォンにリマインド登録しておくなど