計画研究ク 重力波天文台用高性能光源の開発
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計画研究ク 重力波天文台用高性能光源の開発. 東大新領域 三尾典克. 100W Laser の開発 干渉計光源用 100W 連続単一周波数発振レーザーの実現 基本構成の確立 技術的な問題点の洗い出しとその解決法 干渉計光源としての特性評価. 研究項目. 研究方針. 100W Laser 注入同期方式で実現する 問題点 単一周波数発振で 100W が得られた事はない=> 10W 程度の装置が実用化 複数の注入同期システムは複雑 => 単純化したい. 注入同期. 小出力の安定なレーザー(マスターレーザー)の光を使って大出力レーザーを単一周波数発振させる技術. - PowerPoint PPT PresentationTRANSCRIPT
TAMA 第4回 シンポジウム(2005年2月16日-19日)@大阪市立大学
計画研究ク重力波天文台用高性能光源の開発
東大新領域 三尾典克
TAMA 第4回 シンポジウム(2005年2月16日-19日)@大阪市立大学
研究項目
100W Laser の開発 干渉計光源用 100W 連続単一周波数発振レーザー
の実現 基本構成の確立 技術的な問題点の洗い出しとその解決法 干渉計光源としての特性評価
TAMA 第4回 シンポジウム(2005年2月16日-19日)@大阪市立大学
研究方針
100W Laser 注入同期方式で実現する 問題点
単一周波数発振で 100W が得られた事はない=> 10W 程度の装置が実用化
複数の注入同期システムは複雑 => 単純化したい
TAMA 第4回 シンポジウム(2005年2月16日-19日)@大阪市立大学
注入同期
小出力の安定なレーザー(マスターレーザー)の光を使って大出力レーザーを単一周波数発振させる技術
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TAMA レーザー
エンドポンプ方式リングレーザー: 10W 出力
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Advanced LIGO 用システム
出力 200W を目指す
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LZH の現状( 2004 年 2 月)
87 W 出力の単一周波数発振
2 段階の注入同期
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注入同期システム
マスターレザー:2 W NPRO 市販されているもの
スレーブレーザー: 100W リングレーザー レーザーモジュール:三菱電機で開発 共振器と制御系の開発:東大
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レーザーモジュール(三菱電機)
Two rods and rotator Diffusive reflector +LD
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直線共振器のレーザー
レーザーモジュールの特性評価
Convex mirrors ( Curvature: 20cm)R=85 % Output couplerP =60 W and M2 =1.12
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出力特性ー縦モード
Scanning Fabry-Perot 干渉計で測定
複数の縦モード発振を確認
モードの状態が時間的に変化
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スレーブレーザー
リング共振器の構成ー 2 つのモジュール
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発振出力特性
双方向発振で121 W を達成
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注入同期実験
2 W の NPRO をマスターに注入同期
MasterSlave
Analysis
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発振特性ー周波数
単一周波数発振を確認 @ 101W
注入同期なし
注入同期あり単一周波数発振を実現
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出力特性-パワー
2 時間程度同期を維持 出力: 101 ± 0.7W
若干のドリフトが見られる
レーザー共振器の温度変化による
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出力特性ー空間モード
M 2 測定 @ 85W : M 2
x = 1.10 M 2
y = 1.13 TEM00 発振
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出力特性ー強度雑音
出力の相対強度雑音 直線共振器と同程度の雑音
NPRO に比べると約 100 倍大きい
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まとめ
次世代干渉計に必要とされる 100W を超える出力を持つ単一周波数レーザーの開発に成功した。空間モードはほぼ理想的な TEM00 モードとなっている。強度雑音の評価によると、 NPRO の約 100 倍であった。LCGT設計に必要な基礎データが得られた。
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LCGT の光源システム
要求出力: 150W
MasterLaser
FIEOMFIFI
EOM
Slave Laser
Amplifier
OSC
2W
100W150W 100 W 発振器+増幅器の構成
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今後の研究課題
大出力レーザーの周波数・強度制御の実験を行う必要がある。 光制御に必要な素子の開発
光学結晶 光検出器
制御法の研究励起 LD電流制御法による強度安定化(尾関:
ポスター)
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励起 LD電流制御による安定化
電流引き込みによる高速制御
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別の方式 : ファイバーアンプ
公募研究武者@電通大
単一周波数出力: 10W