グリーで行われている勉強会とその特徴 ✕ 勉強会を主催してみた話
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グリーで行われている勉強会とその特徴✕勉強会を主催してみた話
Development DepartmentKosuke Adachi
who?
name: kosuke adachi / @foostan
bio: グリーでインフラ寄りな仕事してます(13新卒入社 )
たまーにブログ書きます● http://labs.gree.jp/blog/author/foostan/● http://fstn.hateblo.jp/archive/2015● http://qiita.com/foostan
今日お話しすること● グリーで開催している勉強会について
○ 各勉強会の紹介 (規模感や目的 )○ 各勉強会の特徴とその違い
● 勉強会を主催してみた話○ きっかけ○ 目的○ 内容○ やってみてどうだったか
■ 良かった点■ うまく行かなかった点
○ 続けるために工夫すべきこと
それぞれの勉強会の特徴公開範囲 スピーカー テーマ 規模
GREE Tech Talk 一般公開 社員 + ゲスト インターネット技術全般 ~300人GREE GameDevelopers’ Meetup
一般公開 社員 + ゲスト ゲーム技術全般 ~200人てくさみ 社内限定
(グループ企業含む )
グループ社員 自由 ~200人
Tech Talk 社内限定 社員 自由 ~100人Mini Tech Talk 社内限定 ゲスト 自由 ~100人各コミュティの勉強会 社内限定 社員 自由 ~10人
※ コミュニティの勉強会以外は開発企画部によって業務の一環として運営されています
公開範囲 スピーカー テーマ 規模GREE Tech Talk 一般公開 社員 + ゲスト インターネット技術全般 ~300人GREE GameDevelopers’ Meetup
一般公開 社員 + ゲスト ゲーム技術全般 ~200人てくさみ 社内限定
(グループ企業含む )
グループ社員 自由 ~200人
Tech Talk 社内限定 社員 自由 ~100人Mini Tech Talk 社内限定 ゲスト 自由 ~100人各コミュティの勉強会 社内限定 社員 自由 ~10人
それぞれの勉強会の特徴
● 社内での交流ができる● NDA関係なく込み入った話ができる
○ 内情を含んだ話 /特許に絡んだ話○ 社内ツールの話
● 他社との交流ができる● 社外へのアピールができる● 一般的な話 /業界共通の話題に限定される
○ 公開できる範囲での事例の紹介
社内と社外での違い
それぞれの勉強会の特徴
● チェックは不要
● 各部署 (広報など )のチェックが必要○ NDAに引っかかってないか○ 問題のある表現はないか
発表するまでのハードルが高い (時間もかかる )
発表するまでのハードルが低い
社内と社外での違い公開範囲 スピーカー テーマ 規模
GREE Tech Talk 一般公開 社員 + ゲスト インターネット技術全般 ~300人GREE GameDevelopers’ Meetup
一般公開 社員 + ゲスト ゲーム技術全般 ~200人てくさみ 社内限定
(グループ企業含む )
グループ社員 自由 ~200人
Tech Talk 社内限定 社員 自由 ~100人Mini Tech Talk 社内限定 ゲスト 自由 ~100人各コミュティの勉強会 社内限定 社員 自由 ~10人
それぞれの勉強会の特徴
● 絞ったテーマ● 中級者、上級者向けの内容● 自由な形式 (発表形式、ハンズオン形式、もくもく会など )
● 広いテーマ● 初心者向けの内容● 形式が固定される (発表形式に限定されるなど )
社内勉強会毎の違い公開範囲 スピーカー テーマ 規模
GREE Tech Talk 一般公開 社員 + ゲスト インターネット技術全般 ~300人GREE GameDevelopers’ Meetup
一般公開 社員 + ゲスト ゲーム技術全般 ~200人てくさみ 社内限定
(グループ企業含む )
グループ社員 自由 ~200人
Tech Talk 社内限定 社員 自由 ~100人Mini Tech Talk 社内限定 ゲスト 自由 ~100人各コミュティの勉強会 社内限定 社員 自由 ~10人
きっかけ世間で Dockerが盛り上がっている
社内ではいまいち盛り上がっていない
Dockerに限らずコンテナ技術に関する情報共有、技術共有、社内布教などしたい!
得られるメリットも大きいだろう● 知ってる人に教わる機会ができる● 発表するために調べて資料としてまとめることで身につく● コミュニティが盛り上がる● OSSに貢献できる
よしやろう!
勉強会を開催する目的を定めた● 情報・技術共有
○ 機能の共有○ 利用事例の共有○ 外部勉強会のレポート共有○ リリース情報の共有○ コンテナで利用されている技術の共有
● 社内布教○ 大中規模の勉強会での発表○ コミュニティの拡大○ プロダクトへの導入
● OSS貢献○ PR/Issue
メンバーを募ったDocker勉強会でやりたいことをざっとまとめる (Confluenceで共有 )
いいねが付く
モチベーション上がる
Docker & Container チャットグループに開催したい旨を話す
盛り上がる
開催 !!
内容
開催頻度 : 週 1( 木曜日 18:30 ~)時間 : 30 分 ~ 1時間程度テーマ● Amazon EC2 Container Service: https://aws.amazon.com/jp/ecs/details● AppContainer: https://github.com/appc● coreos/fannnel: https://github.com/coreos/flannel● coreos/rkt: https://github.com/coreos/rkt● Google Container Engine: https://cloud.google.com/container-engine● Kubernetes: http://kubernetes.io● Linux Network Namespace● Snappy: https://developer.ubuntu.com/en/snappy● イベント参加報告
○ CoreOS Meetup Tokyo: http://coreos-meetup-tokyo.connpass.com○ コンテナ型仮想化の情報交換会 : http://ct-study.connpass.com
やってみてどうだったか
● Docker / Container に関する技術共有が行われた○ 前ページで挙げた内容○ 毎回 10~20人程参加
● コミュニティが拡大した○ 約 10 人 -> 約 30人
● チャットでの交流が増えた○ 最新の情報が出ると毎回話題に上がるようになった○ ツールやサービスについて議論されるようになった○ 外部の勉強会の情報やレポートなどが共有されるようになった
良かった点
コミュティにとって良かった点
やってみてどうだったか
● 週 1での開催が成されなかった○ 資料ができていなくて延長○ 都合がつかず延長○ 発表者が集まらず延長○ 本業との折り合いがつかず参加できない人が多数いた
開催頻度が減った
うまく行かなかった点
やってみてどうだったか
開催頻度が減った結果
● 社内布教が進まなかった○ コミュニティ内で興味ある人のみ検証として利用した程度○ プロダクトへアプローチできなかった
● OSSへの貢献ができなかった○ 使ってみた系の発表が多くあり、深いところまで理解が進まなかった
うまく行かなかった点
続けるために工夫すべきこと
● 勉強会の形式を工夫してみる○ 発表形式 (誰かが資料を作ってきて発表する )は可能な人がやる○ 無理をしない/させない○ 資料をあまり用意しなくても行える形式を取り入れる
■ ハンズオン形式にする■ 輪読会にする■ もくもく会を行う
うまく行かなかった点を反省してすべきこと
流れを途切れさせない工夫をする継続しやすいネタを探す
続けるために工夫すべきこと
● 開催時間を工夫してみる○ 業務時間内 or 昼休み等を利用する○ 定時後だと人が集まりにくいので、他の時間帯を利用する○ お弁当を持ち寄って行っている他の勉強会は続いている印象
うまく行かなかった点を反省してすべきこと
他の予定と被らない時間帯に開催する
続けるために工夫すべきこと
● モチベーションを向上させる工夫をしてみる○ ハッカソンのようなお祭り感のあるイベントを開催する
うまく行かなかった点を反省してすべきこと
自分もメンバーも飽きさせない工夫をする
今日お話ししたこと● グリーで開催している勉強会について
○ 各勉強会の紹介 (規模感や目的 )○ 各勉強会の特徴とその違い
● 勉強会を主催してみた話○ きっかけ○ 目的○ 内容○ やってみてどうだったか
■ 良かった点■ うまく行かなかった点
○ 続けるために工夫すべきこと