年度 問題分析と学習アドバイス 2016年度 問題分析と学習 ... · 2016-11-15 ·...

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7 2016年度 問題分析と学習アドバイス 【2016年度の問題分析】<一般入試> 【学習アドバイス】<一般入試> 出題範囲は数学Ⅰ・数学A。大問の数は4題で、全問解答の途中の説明は必要なく、マークシートによって 最終的な答えのみを示させる方式の出題である。 本年度の出題内容を詳しく見ていくと、問題[1]は4つの設問からなる小問集合で、最初の3問は同じ2 次関数を題材とした2次関数のグラフと交点の座標についての問題、最後の小問は式の展開についての計算問 題が出題されている。最初の2次関数の3問は平易な内容であるが、式の展開の問題は直接展開すると複雑な 計算になってしまうタイプである。式の展開の問題は、一度因数分解して整理すると解きやすくなる、いわば 「考える計算問題」と言えるだろう。問題[2]は、昨年度までは論理と命題から必要条件・十分条件の出題が 続いていたが、今年度は(1)が不等式の文章題、(2)が命題の真偽の判定からの出題であった。全体的な難 易度やボリュームは例年通りであるが、必要条件・十分条件については苦手とする受験生が多いので、それが なくなった今年の構成は、例年に比べ取り組みやすかっただろう。問題[3]はこれまでの確率の出題に替わり、 新課程で導入された数学Ⅰのデータの分析の問題が初めて出題された。問題[4]は図形の問題で、内容とし ては例年の傾向通りと言えるが、これまでは数学Ⅰの余弦定理や正弦定理を用いる計算中心のものだったのが、 図形を考察して答えを導き出す方向に軸足を移したものとなっていた。 問題の難易度は教科書の練習問題、章末問題程度のものからセンター試験程度までのレベルのものが中心である。 いきなり公式を当てはめて正解が得られるような単純なものはほとんど見られないが、特殊な発想を必要とす るような問題も見られない。つまり、大学で学ぶために必要とされる教養としての数学、具体的に言えば高等 学校の数学Ⅰ・数学Aで学習する内容をきちんと身につけているかどうかを調べる試験となっている。 ●学習全般について 入試基本レベルの問題が出題されているが、最終的には標準レベルの参考書や問題集をこなすことを目標として 学習の計画を立てよう。ただし、標準レベルのものから学習に入ろうとすると自学自習では挫折してしまうケース がよく見られるので、数学がそれほど苦手でなければ基本レベルの参考書や問題集、やや苦手であれば高校で使用 した教科書を用いて、出題範囲全体の知識の整理を丁寧に行うことから始めるのがよいだろう。この段階で基礎的 な内容が整理できれば、入試標準レベルの問題に当たっても、効率的に理解を深めることができるはずである。 本学の入試に限らず、数学の試験では計算ミスでの失点が合否に大きく関わってくるが、計算ミスは、複雑な式をま とめずに強引に結果を導き出そうとして発生する場合が多いので、式の中に同じものが現れたら別の文字で置き換えたり、 くくり出したりするなどして、なるべく単純な式を取り扱うように心掛けることが受験上のテクニックとして重要である。 最終的な答えの数値をマークすることしか要求されていないため、最終的な答えしか書かないような学習法 をとってしまう受験生もいるかもしれない。しかし、本学の試験では、このような出題形式であっても、高校 数学で身につけるべき論理的思考力等も測ろうとする意図・工夫が見受けられることから、公式や解法の暗記 のみに終始していては、なかなか合格点に達することはできないだろう。日常の学習においても、答えだけを 導き出すことを目的とした学習方法を改め、論理的な考え方ができるように、考え方や解答に至る道筋をノー トに整理しながら学習する習慣を身につけておきたい。 ●要注意の分野について 本年度はこれまで出題されていなかったデータの分析の出題があったが、統計学の基礎となる非常に実用性 の高い分野であるから、今後も出題が続くことが予想される。今回は初めての出題ということで、基本事項が 整理できていれば解答できる問題であったが、今後も同分野から出題されるとなると、データから得られた数 値を用いて考えさせるような問題も出題される可能性がきわめて高い。特に代表値や平均、分散などの数値に ついて、単に公式を覚えるだけではなく、求めているものの意味も含めて正確に理解しておきたい。 また、論理的思考力を問う問題はこれまで必ず出題されてきているので、本年度出題が見られなかった場合 の数と確率、整数の性質の分野についても、ややレベルの高い問題を用いて演習しておくべきだろう。 <一般入試>「数学」

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Page 1: 年度 問題分析と学習アドバイス 2016年度 問題分析と学習 ... · 2016-11-15 · 7 学習アドバイス 6 2016年度 問題分析と学習アドバイス 2016年度

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学習アドバイス

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2016年度 問題分析と学習アドバイス 2016年度 問題分析と学習アドバイス

【2016年度の問題分析】<一般入試>

【学習アドバイス】<一般入試>

 試験時間は60分で、大問は5題、小問数は40題。解答はすべてマークセンスによる選択式である。大問ごとの出題内容は以下の通り。

●まずは単語力を身につけること。基本レベルの語彙を確実に覚えよう!出題される単語や熟語のレベルは基本的なものばかりである。単語・熟語集で学習する際には、むやみに難しい単語・

熟語をたくさん覚えようとするよりも、基本的な単語・熟語を確実に身につけることを心掛けたい。また、同じ意味を持つ単語・熟語も併せて覚えて言い換え問題に備えよう。単語・熟語は必ず例文もチェックし、用法も理解する必要がある。

●例文を活用し、文法・語法をマスターしよう!文法・語法に関する出題もほとんどが基本レベルである。学習用文法書に掲載されている代表的な例文を理解

していれば十分に解答できるはずだ。まずは例文の理解を徹底することが重要である。その上で、標準レベルの問題集を繰り返し解いて本当に理解できているかどうかを確認していこう。大問Ⅳの対策としては、和文が与えられた整序英作文の問題をやっておくとよい。特に日本語との違いが際立つ無生物主語構文には注意したい。

●長文は段落ごとの要点をつかむ習慣を身につけよう!英語の文章は原則として1段落1トピックで構成されている。漫然と英文を読むのではなく、段落ごとに主

題の部分、それをサポートする部分(理由を述べたり、例を挙げたりしている部分)を意識しながら読む習慣をつけると、英文理解力が高まるだろう。論理展開を示すand、though、butなどの接続詞やhowever、in additionなどの副詞(句)にも注目するようにしたい。長文練習問題で正解できなかった場合は、本文の内容が理解できなかったのか、設題文や選択肢の英文を読み誤ったのかを自ら診断し、それに応じて文法力や語彙力あるいは読解力の強化に励もう。

 難易度は全体的にやや易~標準レベルであり、60分という時間内に解答することは十分に可能である。大問ごとに見てみると、大問Ⅰの問題文は、語彙・構文・内容ともに基本レベルである。言い換え問題は基本的な単語の知識と、文脈の中での意味の理解が求められている。内容把握問題では、本文の内容の言い換えや要約となっている選択肢の英文を読み解く必要がある。大問Ⅱと大問Ⅲでは、基本的な文法と語法の知識が求められている。大問Ⅳでは、日本文から英文に転換する英語的センスが問われる。大問Ⅴは、会話の文脈をとらえて問いの部分あるいは応答の部分を選ぶ力が問われている。また、会話特有の表現の知識も必要とされる。

<一般入試>「英語」

Ⅰ長文読解問題問題文は350words程度のエッセイ。語句言い換え問題が5題、内容把握問題(英問英答)が5題。いずれも選択肢は4つ。

Ⅱ 短文空所補充問題空所に適語を補充して英文を完成させる。選択肢は4つ。

Ⅲ 短文正誤問題誤りを含む下線部を指摘する。選択肢は4つ。

Ⅳ 和文英訳選択問題与えられた日本語に合う英文を選ぶ。選択肢は3つ。

Ⅴ 会話文空所補充問題与えられた2つの会話文中の空所に適切な英文または語句を補充する。選択肢は4つ。

【2016年度の問題分析】<一般入試>

【学習アドバイス】<一般入試>

 出題範囲は数学Ⅰ・数学A。大問の数は4題で、全問解答の途中の説明は必要なく、マークシートによって最終的な答えのみを示させる方式の出題である。 本年度の出題内容を詳しく見ていくと、問題[1]は4つの設問からなる小問集合で、最初の3問は同じ2次関数を題材とした2次関数のグラフと交点の座標についての問題、最後の小問は式の展開についての計算問題が出題されている。最初の2次関数の3問は平易な内容であるが、式の展開の問題は直接展開すると複雑な計算になってしまうタイプである。式の展開の問題は、一度因数分解して整理すると解きやすくなる、いわば

「考える計算問題」と言えるだろう。問題[2]は、昨年度までは論理と命題から必要条件・十分条件の出題が続いていたが、今年度は(1)が不等式の文章題、(2)が命題の真偽の判定からの出題であった。全体的な難易度やボリュームは例年通りであるが、必要条件・十分条件については苦手とする受験生が多いので、それがなくなった今年の構成は、例年に比べ取り組みやすかっただろう。問題[3]はこれまでの確率の出題に替わり、新課程で導入された数学Ⅰのデータの分析の問題が初めて出題された。問題[4]は図形の問題で、内容としては例年の傾向通りと言えるが、これまでは数学Ⅰの余弦定理や正弦定理を用いる計算中心のものだったのが、図形を考察して答えを導き出す方向に軸足を移したものとなっていた。 問題の難易度は教科書の練習問題、章末問題程度のものからセンター試験程度までのレベルのものが中心である。いきなり公式を当てはめて正解が得られるような単純なものはほとんど見られないが、特殊な発想を必要とするような問題も見られない。つまり、大学で学ぶために必要とされる教養としての数学、具体的に言えば高等学校の数学Ⅰ・数学Aで学習する内容をきちんと身につけているかどうかを調べる試験となっている。

●学習全般について入試基本レベルの問題が出題されているが、最終的には標準レベルの参考書や問題集をこなすことを目標として

学習の計画を立てよう。ただし、標準レベルのものから学習に入ろうとすると自学自習では挫折してしまうケースがよく見られるので、数学がそれほど苦手でなければ基本レベルの参考書や問題集、やや苦手であれば高校で使用した教科書を用いて、出題範囲全体の知識の整理を丁寧に行うことから始めるのがよいだろう。この段階で基礎的な内容が整理できれば、入試標準レベルの問題に当たっても、効率的に理解を深めることができるはずである。 本学の入試に限らず、数学の試験では計算ミスでの失点が合否に大きく関わってくるが、計算ミスは、複雑な式をまとめずに強引に結果を導き出そうとして発生する場合が多いので、式の中に同じものが現れたら別の文字で置き換えたり、くくり出したりするなどして、なるべく単純な式を取り扱うように心掛けることが受験上のテクニックとして重要である。 最終的な答えの数値をマークすることしか要求されていないため、最終的な答えしか書かないような学習法をとってしまう受験生もいるかもしれない。しかし、本学の試験では、このような出題形式であっても、高校数学で身につけるべき論理的思考力等も測ろうとする意図・工夫が見受けられることから、公式や解法の暗記のみに終始していては、なかなか合格点に達することはできないだろう。日常の学習においても、答えだけを導き出すことを目的とした学習方法を改め、論理的な考え方ができるように、考え方や解答に至る道筋をノートに整理しながら学習する習慣を身につけておきたい。

●要注意の分野について本年度はこれまで出題されていなかったデータの分析の出題があったが、統計学の基礎となる非常に実用性

の高い分野であるから、今後も出題が続くことが予想される。今回は初めての出題ということで、基本事項が整理できていれば解答できる問題であったが、今後も同分野から出題されるとなると、データから得られた数値を用いて考えさせるような問題も出題される可能性がきわめて高い。特に代表値や平均、分散などの数値について、単に公式を覚えるだけではなく、求めているものの意味も含めて正確に理解しておきたい。 また、論理的思考力を問う問題はこれまで必ず出題されてきているので、本年度出題が見られなかった場合の数と確率、整数の性質の分野についても、ややレベルの高い問題を用いて演習しておくべきだろう。

<一般入試>「数学」

梅花女子大_17年度入試問題集56P.indd 6-7 16/07/06 10:11

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一般入試

34

9

35. (a) eyes(b) fingers (c) legs (d) toes

31.は解答欄(31)にマークすること。

32.は解答欄(32)にマークすること。

33.は解答欄(33)にマークすること。

34.は解答欄(34)にマークすること。

35.は解答欄(35)にマークすること。

Conversation 2

Sue: Did you see the game on TV last night? Tom: No, ( 36 ) I’m not really a baseball ( 37 ) Sue: ( 38 ) I really like baseball, especially the Tigers. Tom: To tell the truth, I find baseball rather ( 39 ) It puts me to sleep. Sue: I’m sorry to hear that. My uncle gave me two tickets to tonight’s game.

The seats are right behind home plate. I guess I’ll ask Tony to go. He enjoys baseball as much as me. There he is now. Bye!

Tom: Sue, ( 40 ) I’d love to go with you. Sue!

36. (a) I didn’t do the homework. (b) I missed it.(c) My parents are watching TV.(d) We have two televisions at my house.

37. (a) bat. (b) fan. (c) player. (d) team.

38. (a) This is not good. (b) That’s nice.(c) That’s too bad. (d) There are other sports.

10

39. (a) boring. (b) confusing.(c) exciting. (d) stimulating.

40. (a) get out!(b) hang in there! (c) return it to me! (d) wait!

36.は解答欄(36)にマークすること。

37.は解答欄(37)にマークすること。

38.は解答欄(38)にマークすること。

39.は解答欄(39)にマークすること。

40.は解答欄(40)にマークすること。

以上で問題は終わりです。

数学 一般入試 Ⅰ期A

- 1 -

[1] 次の空欄に当てはまる数をマーク欄から選び,解答欄(1)~(17)にマーク

すること.ただし数は右詰めとし,はじめの桁に数値がない場合は 0をマ

ークすること.

(1) 二次関数 782 2 xxy のグラフの頂点の座標は

( ,- )である.

(2) (1) の二次関数のグラフと直線 7y との交点の座標は

( , )と( , )である.

(3) (1) の頂点と (2) の 2 つの交点で作られる三角形の面積は

である.

(4) )96)(65)(6( 222 xxxxxx を展開すると

x6 - x4 + + x2 -

となる.

(1) (2)

(9)

(3)

(10)(11)

(4)

(12)(13)(14)

(5)

(15)(16)(17)

(6)

(7)(8)

- 2 -

[2] 次の空欄に当てはまる数をマーク欄から選び,解答欄(18)~(20)にマーク

すること.ただし数は右詰めとし,はじめの桁に数値がない場合は 0 をマ

ークすること.

(1) インターネットで,1 個 150 円の品物を購入したい.品物は 1 個 80g で,何個

購入しても一括して箱 1 個に入れて配送される.なお,箱 1 個の重さは 50g,

値段は 100 円である.品物と箱の総重量が 1500g 以上で送料が無料になる.

総額を 3000 円以下で総重量を 1500g 以上にするには,品物を

個購入すればよい.

(2) 3 つの命題(P),(Q),(R)がある.真偽の組み合わせとして正しいものは

下の①~⑧の である.

(P) a,bがともに無理数であるならば,abは無理数である.

(Q) A,B,Cは集合で,A={1,2,3,4,5},B={2,4,5,8},C={2,5}のとき, BAC

である.

(R) X,Yは条件で,それらの否定 X ,Y から作られる命題 XY が真

ならば YX も真である.

① (P)真,(Q)真,(R)真 ② (P)真,(Q)真,(R)偽

③ (P)真,(Q)偽,(R)真 ④ (P)真,(Q)偽,(R)偽

⑤ (P)偽,(Q)真,(R)真 ⑥ (P)偽,(Q)真,(R)偽

⑦ (P)偽,(Q)偽,(R)真 ⑧ (P)偽,(Q)偽,(R)偽

(20)

(18)(19)

梅花

女子

大_

17

年度

入試

問題

集5

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4-3

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一般入試

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生物 一般入試 Ⅰ期B

- 3 -

[3] 次の空欄に当てはまる数をマーク欄から選び,解答欄(21)~(36)にマーク

すること.

ある 10 人の幅跳びの記録(m)は次のようになった.

3.5, 5.7, 6.1, 4.7, 5.5, 6.3, 3.2, 5.8,5.3,3.9

(1) このデータの最大値,最小値,中央値,平均値,第 1四分位数,

第 3四分位数をそれぞれ答えよ.

(2) このデータから下の度数分布表を作成せよ.

幅跳びの記録の度数分布表

階級(m) 階級値 度数

3.0~4.0 3.5 (33)

4.0~5.0 4.5 (34)

5.0~6.0 5.5 (35)

6.0~7.0 6.5 (36)

最大値 (21).(22) 最小値 (23).(24)

中央値 (25).(26) 平均値 (27).(28)

第1四分位数 (29).(30) 第 3四分位数 (31).(32)

- 4 -

[4] 次の空欄に当てはまる数をマーク欄から選び,解答欄(37)~(46)にマーク

すること.ただし数は右詰めとし,はじめの桁に数値がない場合は 0をマ

ークすること.また平方根の中はできるだけ小さい数にすること.

下図のように二つの円 O1,O2 が点 A,B で交わっている.AC は長さ

2 となる O1 の直径で,∠CAB=45°であった.また,∠ABD が 75°に等し

くなるように O1 上に点 D をとる.AC,BD を図のように延長し,A,B と

は異なる O2 との交点をそれぞれ P,Q とする.このとき,PQ は O2 の直

径であった.

(1) AB= ,BD= である.

(2) O2 の中心を R とするとき,∠ARQ= °である.

(3) PQ の長さは である.

以上で問題は終わりです.

(44)

(41)(42)(43)

    (37)(38)

    (45)(46)

   (39)(40)

1

[I]顕微鏡の操作方法に関する以下の問いに答えなさい。

①~⑥の文は,顕微鏡の操作方法を順不同で示したものである。

① 倍率を上げる

② 調節ねじをまわしてピントを合わせる

③ プレパラートを観察材料が視野の中央に来るようにステージの上にのせる

④(ア)を低倍率にし,(イ)を見ながら,反射鏡を調節して明るさを調節する

⑤ 横から見ながら(ウ)の先端をプレパラートに近づける

⑥(エ)をはめ,次いで(オ)をはめる

問1:(ア)~(オ)に当てはまる語句を,次のa~dからそれぞれひとつ選びなさい。

ただし,同じ選択肢を何度選んでもよい。

a:接眼レンズ

b:接眼ミクロメーター

c:対物レンズ

d:対物ミクロメーター

(ア)は解答欄(1)にマークすること。

(イ)は解答欄(2)にマークすること。

(ウ)は解答欄(3)にマークすること。

(エ)は解答欄(4)にマークすること。

(オ)は解答欄(5)にマークすること。

問2:①~⑥を顕微鏡の正しい操作方法の順で示したものを,次のa~dからひとつ選

びなさい。

a:③→⑥→⑤→④→②→①

b:③→⑥→④→⑤→①→②

c:⑥→③→⑤→④→②→①

d:⑥→④→③→⑤→②→①

解答欄(6)にマークすること。

問3:接眼レンズ×10,対物レンズ×10の時,倍率は何倍になるか。次のa~dか

らひとつ選びなさい。

a:1倍

b:10倍

c:20倍

d:100倍

解答欄(7)にマークすること。

2

問4:[接眼レンズ×5,対物レンズ×10]から[接眼レンズ×10,対物レンズ×

40]に変えると倍率は何倍に増えるか。次のa~dからひとつ選びなさい。

a:2倍

b:4倍

c:6倍

d:8倍

解答欄(8)にマークすること。

問5:顕微鏡の倍率が低い時に比べて倍率が高い時の見え方はどうなるか。次のa~d

からひとつ選びなさい。

a:見える範囲はせまく,明るい

b:見える範囲は広く,明るい

c:見える範囲はせまく,暗い

d:見える範囲は広く,暗い

解答欄(9)にマークすること。

問6:顕微鏡操作について以下の記述のうち,正しいものはいくつあるか。次のa~d

からひとつ選びなさい。

・直射日光が顕微鏡の反射鏡に当たるように置く

・反射鏡は,通常,低倍率で観察するときは平面鏡,高倍率で観察するときは凹面

鏡を使う

・しぼりは,通常,低倍率で観察するときは絞り,高倍率で観察するときは開く

a:0

b:1

c:2

d:3

解答欄(10)にマークすること。

梅花

女子

大_

17

年度

入試

問題

集5

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5051

一般入試 解答例

大問 解答番号 解答例 大問 解答番号 解答例1 1 2 3 21 6

2 1 22 33 0 23 34 7 24 25 4 25 56 1 26 47 6 27 58 1 28 09 2 29 310 2 30 911 2 31 512 1 32 813 5 33 314 3 34 115 3 35 416 2 36 217 4 4 37 0

2 18 1 38 219 9 39 020 7 40 3

41 142 543 044 245 046 2

数学 一般入試 Ⅰ期A

-19-

問六

空欄

に入る最も適当なものを、次の1~4から一つ選べ。

そのボクの書く手紙があまりに興味のない内容だったら

そのボクがミミズの這は

うような下手な文字を書いていたら

そのボクが私のことをそれほど好きでなかったら

そのボクにこっちが恋をしていなかったら解

答欄

(30)にマークすること

問七

波線部「最初から~するわけがない」の中に、動詞はいくつあるか。次の1~4から一つ選べ。

二つ

三つ

四つ

五つ

解答欄

(31)にマークすること

問八

波線部「最初から~するわけがない」の中に、名詞(代名詞も含む)はいくつあるか。次の1~4から一

つ選べ。

五つ

六つ

七つ

八つ

解答欄

(32)にマークすること

-20-

問九

空欄

に入る語句の組み合わせとして最も適当なものを、次の1~4から一つ選べ。

仕掛けて

仕向けて

退いて

仕掛けて

退いて

仕向けて

仕向けて

退いて

仕掛けて

仕向けて

仕掛けて

退いて

解答欄

(33)にマークすること

問十

二重傍線部で、なぜ筆者は「そのひとに逢いたいとは思わない」のだろうか。その理由として最も適当な

ものを、次の1~4から一つ選べ。

あの手紙を書いたと思っていた男があまりに魅力的で、別れた後もずっと好きだったから。

筆者はいつも手紙に恋をしているだけで、現実の男性には恋をしないということがわかったから。

手紙に恋をしていると傷つくことはないが、現実の男性には失恋してしまうことがあるから。

あの手紙を書いた男は、必ずしも手紙から想像できるような素敵な男性とは限らないから。

解答欄

(34)にマークすること

以上で問題は終わりです。

梅花

女子

大_

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年度

入試

問題

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