オ オ バ ン no.72 fulica...

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1 鳥の博物館友の会 バンザ~イ! 畠中暁美 2005 年 7月千葉市から我孫子市に越してきました。 息子夫婦と二世帯住宅で住む事にしたのです。来る 前に我孫子市には鳥の博物館があると聞いていたの で、転居するや否やすぐに「鳥の博物館」友の会に入 会しました。入会はしたものの、暫くはなかなか一歩 が踏み出せず、ぐずぐずしていました。 1年ほど経った頃でしょうか、意を決して北新田探鳥 会に申し込んでみました。「金谷堰で待つように」と言 われても、それが何処なのかも分からない状態でした。 でも何とか参加させて頂いて、その最初の探鳥会でヒ バリを見たのです。レンズ越しに畑に降りたヒバリの冠 羽を見てビックリ! ヒバリにあんな羽があるなんて! え~すご~い! それが大きな一歩の始まりでした。鳥に興味を持ち 始めた丁度その頃「みて歩こう会」がスタートしました。 何しろ長距離を歩いたことがないワタシ、ともかくトレッ キングシューズを買って練習することにしました。まず は手賀沼遊歩道を30分歩くことから。 みて歩こう会の第一回目。早朝 6 時にアビスタ前に 集合し、北柏ふるさと公園で朝ごはん、手賀沼上沼を 歩くというものでした。それ以後皆さんと一緒に楽しみ ながら、みて歩こう会はもうすでに 150 回、いろいろな 所につれて行って頂きました。ただ歩くだけでなく、そ の地の歴史、植物、昆虫など沢山の事を教えて頂き ました。何より多くの友人ができ、何時もおしゃべりに 花が咲きます。 忘れられないのは 2008 年 1月、初めて担当した「銚 子電鉄に乗って」の時のこと。下見は主人と一緒に行 ったのですが、本番は私一人。前日は何度も道をイメ ージトレーニングしたものです。 当日は、道を間違えないように、早く終わるようにと、 どんどん早足になってしまいました。後ろから「はやす ぎー」の声が。「だったらクビにして!」と思わず叫んで しまいました。銚子電鉄、成田線共に 1時間に数本し か電車がありません。初めての担当は緊張の連続で No. 72 201 3年 5・6月 オ オ バ ン Fulica atra http://acmbs.sakura.ne.jp/hp/ 1頁 10-11頁 2頁 11-14頁 3頁 15頁 4頁 16頁 5-6頁 17頁 7-10頁 17-18頁 18頁 事務局からのお知らせ ひよちゃんのキロク その2 みて歩こう会 一言コメント集 シリーズこの一冊 小学館の図鑑NEO 鳥 行事予定 シリーズ会いに行こう公園の鳥 清水公園から座生沼 リレーエッセイ 鳥の博物館友の会 バンザ~イ鳥の博物館 イベント情報 見学会「つくばの研究施設めぐり」の顛末記 行事報告 初めての撮影会 ホワイトボード 時田さん ありがとうございました

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    鳥の博物館友の会 バンザ~イ!

    畠中暁美

    2005 年 7 月千葉市から我孫子市に越してきました。

    息子夫婦と二世帯住宅で住む事にしたのです。来る

    前に我孫子市には鳥の博物館があると聞いていたの

    で、転居するや否やすぐに「鳥の博物館」友の会に入

    会しました。入会はしたものの、暫くはなかなか一歩

    が踏み出せず、ぐずぐずしていました。

    1年ほど経った頃でしょうか、意を決して北新田探鳥

    会に申し込んでみました。「金谷堰で待つように」と言

    われても、それが何処なのかも分からない状態でした。

    でも何とか参加させて頂いて、その最初の探鳥会でヒ

    バリを見たのです。レンズ越しに畑に降りたヒバリの冠

    羽を見てビックリ! ヒバリにあんな羽があるなんて!

    え~すご~い!

    それが大きな一歩の始まりでした。鳥に興味を持ち

    始めた丁度その頃「みて歩こう会」がスタートしました。

    何しろ長距離を歩いたことがないワタシ、ともかくトレッ

    キングシューズを買って練習することにしました。まず

    は手賀沼遊歩道を 30 分歩くことから。

    みて歩こう会の第一回目。早朝 6 時にアビスタ前に

    集合し、北柏ふるさと公園で朝ごはん、手賀沼上沼を

    歩くというものでした。それ以後皆さんと一緒に楽しみ

    ながら、みて歩こう会はもうすでに 150 回、いろいろな

    所につれて行って頂きました。ただ歩くだけでなく、そ

    の地の歴史、植物、昆虫など沢山の事を教えて頂き

    ました。何より多くの友人ができ、何時もおしゃべりに

    花が咲きます。

    忘れられないのは 2008 年 1 月、初めて担当した「銚

    子電鉄に乗って」の時のこと。下見は主人と一緒に行

    ったのですが、本番は私一人。前日は何度も道をイメ

    ージトレーニングしたものです。

    当日は、道を間違えないように、早く終わるようにと、

    どんどん早足になってしまいました。後ろから「はやす

    ぎー」の声が。「だったらクビにして!」と思わず叫んで

    しまいました。銚子電鉄、成田線共に 1 時間に数本し

    か電車がありません。初めての担当は緊張の連続で

    No.72 2013 年 5・6 月

    我 孫 子 市 鳥 の 博 物 館 友 の 会

    オ オ バ ン Fulica atra

    http://acmbs.sakura.ne.jp/hp/

    1頁 10-11頁

    2頁 11-14頁

    3頁 15頁

    4頁 16頁

    5-6頁 17頁

    7-10頁 17-18頁

    18頁事務局からのお知らせ

    ひよちゃんのキロク その2

    みて歩こう会 一言コメント集 シリーズこの一冊 小学館の図鑑NEO 鳥

    行事予定 シリーズ会いに行こう公園の鳥 清水公園から座生沼

    リレーエッセイ 鳥の博物館友の会 バンザ~イ! 鳥の博物館 イベント情報

    見学会「つくばの研究施設めぐり」の顛末記 行事報告

    初めての撮影会 ホワイトボード 時田さん ありがとうございました

    も  く  じ

    http://acmbs.sakura.ne.jp/hp/

  • 2

    した。

    どこまでも続く雄大な海、「地球が丸く見える展望

    館」、青空に映える白亜の灯台……。あまり憶えてい

    ません。銚子電鉄でタイ焼きを注文したり、海鹿島で

    は庭に干してあったイワシを全員で買い占めたりしま

    した。その間にあ~電車が~なんて事になったら大

    変です。それはもうドキドキものでした!

    その後主人のお古のカメラをもらい、使い方も良く

    分からないまま、犬の散歩の時にカメラを持ち歩くよう

    になりました。やたらにシャッターを切り、家に帰って

    は、ぼんやりした写真をトリミングして図鑑とニラメッコ。

    そのうちにすこ~~しずつ、鳥の名前が分かってきた

    でしょうか。

    名前が分かると新しいお付き合いが始まります。だ

    んだん鳥の「とりこ」、撮り子、虜、鳥子になっていきま

    した。

    ♪失敗を~数え~たら~両手でもたりな~い~♪

    二年前からは、水曜サロン(現在の万葉集同好会)

    で万葉集の勉強も始めました。どんどん深みにはまり、

    アップアップしながらも楽しんでいます。

    万葉集は鳥を詠んだ歌から始まりましたが、今年は

    植物を詠んだ歌です。ただ歌を鑑賞するだけでなく、

    その歌が詠まれた時代の歴史的背景、鳥の話、植物

    の話等いつも話題は尽きません。有難いことに友の

    会会員は賢者の宝庫、それはそれは心強いです。た

    だ覚えた事が頭に残らないことが悩みの種です。

    昨年から始めた北新田探鳥会も、何とか 1 年を越え

    ました。第一回目の探鳥会では何とコハクチョウ、オ

    オタカなどを発見! すっかりハマってしまいました。

    一緒に参加して教えて下さる方々に心から感謝、感

    謝です。

    「あそぶ」と云う言葉は日常的な状態から離れて、

    心を楽しませることを言うそうですが、私にとって「みて

    歩こう会」、「デジカメ」、「万葉集」、「北新田探鳥会」も

    まさに遊びです。こんなに楽しい遊びができ、こんな

    に楽しい老後があったなんて……。

    我孫子市鳥の博物館友の会 バンザ~イ!!です。

    見学会「つくばの研究施設めぐり」の

    顛末記 松田幸保

    ねらい撃ちされたかのような雨の朝にもかかわらず、

    申し込みの 44 名が定刻 8 時には全員集合。参加者

    募集開始と同時に申し込みが集中し、補助席の使用

    を前提にしていたが、少しずつキャンセルがあり全員

    が座席に収まった。6 号線を北上し学園東大通りに曲

    がるとじきに、デジカメ同好会が毎冬訪れる「乙戸沼」

    が左に見えてきた。異変で早くなった満開の桜がよく

    見える。ここから最初の目的地「筑波実験植物園」ま

    ではけっこう時間がかかり、学園都市の広さを実感し

    た。

    筑波実験植物園は 65 歳以上の入園料が無料なの

    で、参加募集時に生年月日の届け出をお願いしたと

    ころ、みなさん非常に協力的で、事前にリストを作るこ

    とができた。あらかじめリストを送っておいたので、受

    付では減員になった分を抜いた案内の束を渡され、

    すぐ入園することができた。

    みごろの植物のパンフレットを頼りに三々五々園内

    に散っていったが、ベスト 3 と表示されたものを除いて

    はお目当ての植物を見つけるのが難しい。オキナグ

    サの場合は、知っている人がいてやっと分かった。温

    室ではヒスイカズラが人気のようだった。心配していた

    雨は上がったのに、寒さのせいか集合時間にはゆとり

  • 3

    をもって全員が集まった。目の前の電線では、カワラ

    ヒワがふだん聞くことのない声で囀っていた、シーズ

    ンを感じる。次の目的地「地図と測量の科学館」へ向

    かう有料入園者たった 4 名の我々を、係の方が手を

    振って見送ってくれた。感激!

    地図と測量の科学館で昼食と案内しておいたので、

    11 時過ぎに着くと同時に外食に行く人と休憩室で弁

    当を広げる人がほとんどで、見学を先にした人の方が

    少なかった。もう空腹? 健康!!

    満足気な外食組の一団が帰ってくると、すぐに地

    図記号あてクイズにとっついた。我々が習った時代に

    は無かった老人ホームの記号(家の中に杖)の評判

    がとてもよかった。寒さのためか、屋外の地球広場の

    人気はいまいちのようで、屋内の床面立体地図の方

    が人気だったようだ。ここでも集合が早かったので、次

    の目的地「筑波宇宙センター」にはゆとりをもって着く

    ことができた。

    見学ツアーは、バスドライバーの名前を含んだ名簿

    の事前提出を求められ、受付は 20 分前までに済ませ

    ることが必要と金子幹事から聞いていたので、時間が

    非常に気になっていた。手続きを済ませた金子幹事

    から渡されたツアー見学カードを首から下げて、視聴

    覚ルームに入った。ここでビデオによる説明の後、ロ

    ケット打上げ場から3km離れた場所での音響体験が

    あった。打上げから約 9 秒後に腹に響く轟音が聞こえ

    てきたが、耐えられないほどではなかった。

    この後スペースドームに入り、ガイドの案内で展示

    してある各種人工衛星の試験モデル、「きぼう」の実

    物大モデル、歴代ロケットの 20 分の1スケールモデル

    等を見学した。歴代ロケットの一番端にあるペンシル

    ロケットを見て、小学生時代に当時西千葉にあった

    「東大生産技術研究所」で糸川博士の話を聞いた記

    憶がよみがえってきた。打上げは秋田で行われたと

    記憶している。「きぼう」の内部見学では、ミス操作の

    ないような工夫がなされているとの説明があったが、ス

    イッチ類の古さにびっくりした。設計が古いのか、ある

    いはわざとそうしているのかは聞き漏らしたが。ここは

    家族連れに人気があるようで、ショップは子供で混ん

    でいた。私はロケット型ボールペンを買ったが、宇宙

    食や帽子の人もいた。

    どなたかの発案で、帰りに農林団地というところの

    桜を見ることになった。バスを駐車する場所がないの

    で走りながらの車窓からとなったが、両側のみごとな

    桜並木を見ることができた。高速を使わずに、我孫子

    には予定の 17 時過ぎに着いた。

    翌日、私は妻をさそって農林団地の桜並木を歩い

    てみた。そばにある菜の花畑の香りにもっと感激した。

    初めての撮影会

    百瀬 喬

    前回参加するつもりだった撮影会が雨天中止とな

    ってしまったので、この「乙戸沼・高崎の森」が僕にと

    っては初めてであった。というよりも集団での行動その

    ものが今まではなかった。それだけに人に迷惑をかけ

    ないように、などと過剰に意識したのだが、それが今

    回の失敗につながったかもしれない。

    それについては後で触れることにして、まず最初の

    目的地「乙戸沼」で頭をよぎったのは、都市空間の中

    のだだっ広い池という感じの沼を前にして、こんなとこ

    ろにどんな鳥たちがいるんだろうかということであった。

    下見の時は、コハクチョウ、ミコアイサ、ヨシガモ、ヒド

    リガモ、ハシビロガモに出会ったと聞いたけれど、果

    たして会えるのだろうか。

    三脚にカメラを取り付け、肩に担いで、メンバーたち

    の後をついて行ったら、そんな疑問はすぐに吹っ飛

    んでしまった。ミコアイサには出会えなかったけれど、

    他の鳥たちはすべて見ることができた。

  • 4

    中で一番の興味は、ヨシガモである。野田の清水公

    園で初めて撮影した時はたった 1 羽だけであったが、

    ここには集団でいた。しかしそのほとんどが、水面に

    浮きながらの睡眠状態で、どうにも絵にはしがたい。

    相当に待って、ようやく動き出したその時を狙ったけ

    れど、緊張感のある写真とは残念ながらほど遠かった。

    その後「高崎の森」への移動。ここには 2 回だけ単

    独で来たことがある。最初の時には枝にとまったミヤ

    マホオジロを、そして2度目にはアカゲラなどを撮った

    けれど、この日は、僕個人はどちらも縁がなかった。

    カメラマンたちがよく集まるミヤマホオジロの定位置

    で、まず目についたのが、地面で餌をついばんでい

    るカシラダカで、ついこれだけを狙ってしまい、他の鳥

    たちに気が付かなかった。例えば、クロジがそれであ

    る。おそらくメスだったんだろう。アオジと勘違いしてし

    まい、ほとんど気にかけなった。それでも何ショットか

    は撮ったけれど、家に帰って確認するまではわかって

    いなかった。撮影中に気づいていれば、オスも探した

    であろうに、後の祭りだ。

    ところで冒頭に触れた今回の失敗とは、高崎の森の

    少し先にある川のほとりで、川面を飛んでいたルリビタ

    キを撮ろうと、手持ちで撮影しやすいニコン1V2と持

    ち換えるために、それまで使っていたカメラを三脚とと

    もに立てかけたのだが、立てた場所が傾斜していたう

    えに、しかも風にあおられて 3 メートルほど下の川底

    に落ちてしまったことである。まったくの不注意だった。

    なんということだ、としばし呆然。けれど、流れの上

    に伸ばしていた木の枝に三脚が引っ掛かって、かろう

    じて水没は免れた。

    まずは回収しなければと周囲を見渡したが、降り口

    がわからない。対岸だったら可能と見たが、いかんせ

    ん遠い。そんなこと言っていられないと歩き始めたそ

    の時に、通りかかった人が降り口を教えてくれた。

    カメラのところまでは流れを遡らなければならないけ

    れど、意を決して裸足になり、何とか回収できた。季

    節がら水は冷たかったけれど、カメラは無事。どこにも

    異常がなくて、その後も撮影を続けることができた。

    幸いにして、木の枝などに引っかかってボーグ 71FL

    を取り付けたオリンパス OM-D は無事であったけれど、

    もし水没していたらと、反省しきりだった。

    この経験をふまえて、また撮影会に参加したい。

    三番瀬・谷津干潟撮影会に参加して

    志村次男

    今回はデジカメ同好会に入会させていただいて、

    二回目の撮影会でした。初めての撮影会では何もか

    も初めてで、緊張したままで終わってしまいましたが、

    今回は室内会などで同好会の皆様にも多少なれてき

    ましたので、遠足気分で楽しみにしていました。電車・

    バスを乗り継いで船橋海浜公園の三番瀬まで行きま

    した。

    三番瀬は以前に埋め立ての問題で話題になって

    いましたが、当時は鳥に関心がなかったので、他人

    事のように聞いていました。初めて来てみると、干潟

    は広がっているものの工業用地の埋め立てが迫って

    いて、この干潟は後世に残さなくてはいけないと感じ

    ました。

  • 5

    早速用意してきたゴム長に履き替えて干潟に入りま

    したが、まず目についたのは、潮の引いた後の無数

    の鳥の足跡でした。これまでは、潮干狩りなどでも珍

    しい貝などは目に留まりましたが、鳥の足跡は気にも

    なりませんでした。鳥に興味を持つと足跡まで見える

    のかと、おかしく思えました。

    この日は水際に鳥たちの姿は見えず、やや沖にい

    るミヤコドリ数羽が餌を啄んでいる程度でした。曇天

    で撮影条件は良くありませんでしたが、ミヤコドリの初

    撮りができました。鳥の撮影はまだまだ未熟ですので、

    順光でないと良く撮れません。

    会の皆さまの後に付いて行って、堤防の反対側で

    スズガモとハジロカイツブリを教えていただきました。

    初めて聞く名前ばかりで、メモしたり写真を撮ったりで

    忙しかったです。堤防の先端では、沖の杭に止まって

    いるダイゼンと、ロープに止まっているハマシギが、そ

    れぞれの場所を確保しながら、一直線に並んでいる

    のが面白くみえました。

    沖合いの上空にミサゴが飛んでいると幹事さんに

    教えて頂き、双眼鏡で確認できました。ミサゴは上空

    を旋回した後、垂直に海に飛び込んで魚を捕って舞

    い上がり、獲物を食べる場所を探して止まりました。遠

    くで写真は撮れませんでしたが感動しました。

    突然、堤防の上に止まっていたハマシギが一斉に

    飛び立ち、数えきれない数の群れで飛び回り始めま

    した。慌ててシャッターを押しましたが、ファインダー

    越しではよく見えないので、写真を撮らずにハマシギ

    の群れを眺めていました。群れと群れが合体して大き

    な群れになったり、角度によっては小さくみえたりで、

    迫力満点のハマシギの立体的フライングショーを楽し

    む事ができました。

    これまでは、鳥を撮ることばかり考えていましたが、

    鳥を見て楽しむ事もいいのかなと感じた出来事でし

    た。

    三番瀬での撮影を終了して、バスと電車を乗り継い

    で谷津干潟に向かいました。谷津干潟の入り口側は

    高速道路と背中合わせで、車の騒音を聞きながら水

    鳥を撮影する違和感がありました。目的のアメリカヒド

    リは、遠くでヒドリガモと混ざっていて見分ける事がで

    きませんでしたが、ここでも幹事さんに一羽を見つけ

    ていただいて、双眼鏡で白い頭部を確認してから撮

    ることができました。

    対岸にはセイタカシギが三羽いて、頭の黒いのが

    一羽、白いのが二羽でした。近くで餌を啄んでいまし

    たので簡単に撮れましたが、見下ろす位置と、曇天で

    水の反射もあり露出の補正が難しかったです。

    ホウロクシギが一羽いました。大きなシギでした。写

    真を撮っていたら、いきなり飛び始めましたので、慌

    てて撮りましたが後ろ向きの写真しか撮れず、二度目

    のチャンスで正面から撮ることが出来ました。

    今回は、図鑑を持って行きましたので、鳥の名前を

    教えて頂いて・双眼鏡で見て・撮って・図鑑で調べ覚

    える事ができ、楽しい一日を過ごす事ができました。

    みて歩こう会 一言コメント集

    第 149 回 東海道品川宿を歩く

    牧嶋英夫 旧東海道品川宿巡りは、ガイドの説明もあ

    り楽しい歴史散歩でした。白梅、紅梅、寒緋桜、いち

    ょうの大木など見られてよかったです。

    橋本清 品川宿に以前、一人旅で来たことがあった

    が、今日はガイドしていただいたので、わかりやすく大

    変勉強になりました。

    植田啓介 現代化のなかに残っている旧東海道の面

    影の見て歩き、ガイドさんの説明もよく、充実した小旅

    でした。また品川神社の富士塚からは、かっての旅人

    達のみた眺望を想像し、荏原神社の満開の寒緋桜に

    驚き、もう少し鈴が森まで歩きたいと思ったことでした。

    畠中暁美 今回は東海道最初の宿場、品川宿を歩く

    でした。さぞかし当時はにぎわっていただろうと思いま

    すが、街道の道幅は狭かったのだと改めて思いまし

    た。歴史ある寺院、神社を沢山回りましたが、一番は

    荏原神社の寒緋桜です。春を待つこの季節、桜で気

    分がぱ~っと明るくなりました。担当の方々の御蔭で、

    楽しい歴史探訪の一日になりました。歴史散策なの

    に桜が一番はおかしいですが・・・。

  • 6

    第 150 回 田端文士村散策と

    上野動物園見学会

    小林光江 童心にかえり動物にふれ合い楽しい午後

    のひと時でした。特にやこうせいの小動物・爬虫類の

    観察には感動しました。

    野口洋子 芥川龍之介が自らを「へちま」と称し家族

    からも呼ばれていた事等、学芸員の方から興味深い

    エピソードをうかがえて楽しめました。学芸員の方の

    説明は内容の濃さでいつも驚くことが多く、今後も多

    用できたらと思います。

    矢野達志 親切にご案内いただいた田端文士村記

    念館の学芸員さんに感謝します。貴重な経験でした。

    脇谷房子 駅に降り立ったら冷たい風に立ち止ってし

    まったが、だんだん暖かくなって文士村を歩くころに

    は桜・椿などを観ながら、学芸員の方のゆきとどいた

    説明を聞きながら楽しく歩きました。上野芸大の近く

    にたくさんの文人・芸術家が住んでいた事をあらため

    て感じました。

    井上正 田端の文士村は有名人の家の跡をまわり、

    大変なつかしく思った。上野は桜満開。動物も楽しく

    観察できて大満足。

    浅妻佐喜恵 田端で本陣と別れ、女性 8 名飛鳥山名

    主の滝を花巡り。思いがけない百花繚乱に大満足の

    散策でした。(今後の 22か所の動物園も楽しみにして

    います)

    桑島光子 田端の町散歩もちょうどいい時間でひと回

    りでき、いろいろの桜巡りもできました。飛鳥山は満開

    のサクラで、ちょうど目の高さや見下ろす桜など、素敵

    な時でした。名主の滝公園もきれいなところで、秋の

    景色も良いだろうなと思われます。

    市村偕子 春うららの陽気となり桜も一気に咲きほこり、

    その中での文士村散策はとても楽しい一日でした。

    橋本清 久しぶりの動物園。新しい発見、知らなかっ

    た事など教わり楽しい歩きでした。

    第 151 回さくら草公園から秋ヶ瀬へ

    野口洋子 さくら草の名にひかれ着いた公園は、一

    面黄色いノウルシにおおわれた春の野原。その中に

    ピンクのさくら草が色を添えていました。白で中心が

    黄色という珍しいタンポポを見つけたのが収穫でした。

    植田啓介 穏やかな日差しの下サクラ草自生地の散

    策は、いろいろな草花も見られ楽しいものでした。

    武藤藍子 とても自然に咲いてよかったです。これだ

    け保護するのも大変だったことでしょう。

    小玉文夫 さくら草の自生地、想像より少なくちょっぴ

    り残念。

    鈴木チヨ子 初めてです。知らなかった花々と皆様と

    の出会いありがとうございます。

    森恵子 乗り物に乗っていると見過ごしてしまうものが

    多いですが、歩いているといつも沢山の発見がありま

    す。今日もいろいろ見られて、知ることができました。

    自然が作るものは、無駄なく美しいと思います。

    佐藤亮子 さくら草のちょうど見ごろに来て、ラッキー

    でした。また、初めて見るノウルシ。日本の 80%がここ

    で自生しているとのこと、驚きました。ノウルシ、さくら

    草 etc.がそれぞれ共存している事など、いろいろ勉強

    になりました。

    桑嶋光子 さくら草の種類がこんなに多くあるのを知り

    ませんでしたし、黄色のノウルシとの共生の話など貴

    重な話が聞けて良かったです。

    小林光江 広大な田島が原に自生するサクラ草にか

    んどうしました。ノウルシの群落に隠れ、存在がいまひ

    とつ。緑美しい木々の下の昼食、保護育成に関わっ

    ているボランティアの方々の努力に感謝いたします。

    ひと言コメントについてのおことわり (みて歩こう会実行委員会) 多くの方から寄せられたコメントは今後の参考にさせていただ

    いています。誌面の関係上すべてを載せることが難しいため、

    この点につきましてはご了承いただければと思います。

  • 7

    【(再掲)友の会探鳥会―印西市発作地区の水田】

    期 日 5 月 6 日(月・振休)

    集 合 我孫子駅北口ロータリー 8:00

    車に分乗して移動します。

    解 散 正午ごろ

    内 容 印西市発作地区の水田で春の渡りのシ

    ギ・チドリを中心に探鳥します。

    持 ち物 観察用具、雨具

    担 当 松田幸保、木村稔

    申込み 松田幸保

    車を提供できる方はその旨も

    Tel 04-7182-8307

    Mail [email protected]

    【新入会員オリエンテーション開催のご案内】

    昨年 6 月以降に入会された方を主な対象に、オリ

    エンテーションを開催します。前回参加できなかった

    方、十分質問等できなかった方の参加も歓迎です。

    これは友の会会員が友の会活動に積極的に参加

    し、楽しんでいただけるよう、友の会の諸活動と各同

    好会をご紹介するとともに、鳥の博物館の活用と楽し

    み方をご案内するものです。今後会員として会の諸活

    動に参加し、クラブライフを十分満喫していただくため

    にもぜひご出席ください。茶菓をつまみながら新旧会

    員と交歓しながら進めていきたいと思います。

    日 時 6 月 16 日(日) 13:30~16:00

    会 場 鳥の博物館2階 友の会ルーム

    内 容 ・友の会会長、鳥の博物館館長のご挨拶

    ・友の会諸活動のご案内

    ・鳥凧同好会、鳥絵同好会、デジカメ同好

    会、みて歩こう会、万葉集同好会の楽しみ方

    申込み 6 月 10 日までに庶務担当 畠中暁美 まで

    Tel 04-7185-0611

    Mail [email protected]

    ≪鳥絵同好会≫

    期 日 第 255 回 5 月 18 日(土)

    第 256 回 5 月 26 日(日)

    第 257 回 6 月 15 日(土)

    第 258 回 6 月 23 日(日)

    時 間 9:30~12:00

    会 場 友の会ルーム

    標本借用の予約は、ハガキで下記へ、開催日前の水

    曜日までにご連絡下さい。

    (5 月・6 月)

    〒277-0856 柏市新富町 1-5-11 小川克子

    ≪鳥凧同好会≫

    ◆制作会合

    期日と場所

    5 月 18 日(土) 利根川ゆうゆう公園(我孫子市)

    6 月 15 日(土) 友の会ルーム

    時 間 13:30~16:00

    ・5 月 18 日(土)の制作会合は、利根川ゆうゆう公園に

    て同好会としての凧揚げ会を実施します。会員の自

    作鳥凧のトライ、新規制作のイベント用簡易ポリ凧の

    性能確認などを行います。なお、雨天や荒天が予想

    される場合は、この企画は翌月持ち越しとし、友の会

    ルームにて通常の例会を行います(前夜に電話連

    絡)。

    ・3 月に採取した竹ヒゴ用の真竹の残りがあります。入

    手希望者は制作会合の時に申し出てください。

    ・簡易立体鳥凧の検討・試作結果および次回制作テ

    ーマの選択は、6 月の制作会合にて討議します。

    ・同好会に登録していないが鳥凧に興味をお持ちの

    方は、制作会合にお立ち寄りください。なお、5 月の

    利根川ゆうゆう公園での凧揚げ会に来場されると、鳥

    凧を揚げてみることもできます。

    ≪デジカメ同好会≫

    ◆5月の会

    八千穂高原・軽井沢野鳥公園探鳥・撮影会(1泊)

    企 画 デジカメ同好会とみて歩こう会・合同開催

    期 日 5 月 19 日(日)20 日(月) 雨天実施

    集 合 5 月 19 日(日)我孫子駅北口ロータリー 7:00

    交 通 小型バスで行く

    費 用 概算 20,000 円(宿泊費、保険代、交通費等)

    宿 舎 八千穂山荘(0267-88-3533)

    行 事 予 定

    mailto:[email protected]

  • 8

    案 内 コマドリ、オオルリ、コルリ、カッコウなど多くの

    夏鳥が期待できるところです。宿舎近くにある自然園

    の植物をじっくり観察するのも楽しみです。また、軽井

    沢野鳥公園でも探鳥・撮影を行います。

    申 込 5 月 1 日~5 月 15 日

    金子雅幸までメールまたは電話で申込をしてください。

    メール [email protected]

    Tel&Fax 04-7133-6944

    担 当 正幹事:井上正、副幹事:金子雅幸、伴野茂

    樹、畠中暁美

    ●室内会

    期 日 5 月 11 日(土) 14:00~16:30

    場 所 友の会ルーム

    内 容 撮影会などの作品発表ほか

    ◆6 月の会

    笹川印旛沼撮影会

    期 日 6 月 1 日(土)

    集 合 我孫子駅北口ロータリー 午前8時

    交 通 自家用車に分乗。車を提供頂ける方は申し

    込みの際に、その旨ご連絡ください。

    分乗者は運転手に一人 1,500 円をお渡しください。

    持ち物 撮影・観察用具、雨具、昼食(途中のコンビ

    ニで購入可)

    内 容 印旛沼では、ヨシ原を飛び交うヨシゴイやサン

    カノゴイを撮影します。笹川周辺では、オオセッカ、コ

    ヨシキリ、オオヨシキリ、コジュリンなどを撮影します。

    申 込 伴野茂樹まで。

    Tel 080-3005-0733

    Mail: [email protected]

    担 当 伴野茂樹、中野久夫

    ●室内会

    日 時 6 月 22 日(土) 14:00~16:30

    場 所 友の会ルーム

    内 容 撮影会などの作品発表など

    ◆7 月の会

    富士山お中道奥庭散策・撮影会

    「デジカメ同好会・みて歩こう会」共催

    期 日 7 月 6 日(土)

    雨天の場合は、7 月 13 日(土)に順延

    集 合 我孫子駅北口郵便局前 午前 6 時 10 分出発

    案 内 富士山五合目からお中道を経て奥庭まで散

    策します。途中では、野鳥やハクサンイチゲ、コケモ

    モなどの高山植物を観察します。奥庭では、ルリビタ

    キ、メボソムシクイ、キクイタダキ、ホシガラス等を撮影

    します。

    交 通 中型バス

    費 用 3000 円程度

    持 物 観察用具、撮影用具、雨具、防寒具等、昼食

    (途中でも購入可能ですが、奥庭荘には種々のメニュ

    ーが揃っています)

    定 員 37 名

    申 込 池田日出男まで Tel:04-7184-3696

    E-mail : [email protected]

    池田が留守の場合は、丸嶋紀夫まで

    Tel : 047-335-9880

    E-mail : [email protected]

    担 当 池田、丸嶋、山田、岡

    ≪みて歩こう会≫

    ●北新田探鳥会

    日 時 5 月 15 日(水)・6月 15 日(土) 8 時半~

    集 合 中央学院大学正門前

    5・6月のカレンダー

    5月 6月

    03日(金・祝)鳥の紙ひこうき(鳥博) 11頁 01日(土)印旛沼・笹川撮影会 08頁

    06日(月・振休) 友の会探鳥会 07頁 08日(土)役員会 18頁

    07日(火)みて歩こう会・利根運河 09頁       テーマトーク、てがたん 10頁

    11日(土)デジカメ同好会・室内会 08頁 11日(火)みて歩こう会・鎌倉散策 09頁

         テーマトーク、てがたん 10頁 15日(土)鳥絵同好会、鳥凧同好会 07頁

    12日(日)バードウィーク手賀沼探鳥会(鳥博) 11頁       北新田探鳥会 08頁

    15日(水)万葉集同好会 10頁       あびこ自然観察隊(鳥博) 11頁

          北新田探鳥会 08頁 19日(水)万葉集同好会 10頁

    18日(土)鳥絵同好会、鳥凧同好会 07頁 22日(土)デジカメ同好会・室内会 08頁

    19日(日)~20日(月)八千穂高原・軽井沢探鳥撮影会 07頁 23日(日)鳥絵同好会 07頁

    26日(日)鳥絵同好会 07頁 7月6日(土)富士山お中道奥庭散策・撮影会 08頁

    mailto:[email protected]:[email protected]

  • 9

    初夏の北新田ではどのような鳥がみられるでしょう

    か? 広大な水田をながめながら、利根川の越流堤

    までの道のりを歩きます。思いがけない鳥に出会える

    ことも。皆様の参加をお待ちしています。

    ●第 152 回

    春の利根運河、野田ファームでコウノトリ見学

    期 日 5 月 7 日 (火)

    集 合 我孫子駅改札口内 8 時 25 分 8 時 35

    分乗車

    解 散 14 時 30 分頃 梅郷駅

    コ ー ス 我孫子-柏-運河(右岸)・・・柏大橋(左

    岸)・・・山高野橋・・・野田ファーム(昼食)・・・梅郷住

    宅==梅郷駅-柏-我孫子

    費 用 我孫子~柏 340 円×2 680 円

    バス 梅郷住宅~梅郷駅 190 円

    持 ち 物 双眼鏡、筆記用具、弁当、雨具

    申 込 み 別途共通案内参照

    連 絡 畠中暁美 Tel 04-7185-0611

    Mail [email protected]

    担 当 柳沢朝江、畠中暁美

    案 内 毎年観察会が行われる利根運河ですが、

    今年はコウノトリも見学します。下見の時には 2 羽は仲

    良しの様子でしたが、卵は未だとの事でした。春の利

    根運河は様々な草花が咲き、芽吹きの緑のグラデー

    ションが素晴らしいです。運河駅前にコンビニが 1 軒

    ありますが、弁当は我孫子で調達して行った方が良

    いかもしれません。

    ●第 153 回 八千穂高原・軽井沢野鳥公園

    探鳥・撮影会

    企 画 デジカメ同好会とみて歩こう会・合同開催

    デジカメ同好会 5 月の会をご覧ください。

    ●第 154 回 鎌倉の成就院・腰越周辺散策

    期 日 25 年 6 月 11 日(火) 雨天中止

    集 合 我孫子駅改札口内 7:15

    解 散 江の島 14:30

    コ ー ス 我孫子(快速 7:19 発)―東京(横須賀腺

    8:17 発)―鎌倉―長谷(9:30) ……光則寺……御

    霊神社……成就院……極楽寺……極楽寺駅―腰越

    ……満福寺……小動神社……浄泉寺……龍口寺…

    …江ノ島―藤沢―東京―上野―我孫子(16:30 頃)

    費 用 交通費往復 3140 円 入館料他 300 円

    昼食代 1,000 円

    持ち物 飲物、雨具

    申込み 別途共通案内参照

    連 絡 弘実さと子 ℡ 04-7185-2695

    担 当 弘実さと子、脇谷房子

    見所説明 江ノ島電鉄の長谷駅から極楽寺駅までア

    ジサイをみながら歩きます。光則寺には色々な花が植

    えられています。成就院のアジサイは寺へ上がる参道

    の両側にあり、ここから由比ヶ浜が見下ろせるのが素

    晴らしいです。地元の人のお勧めで、御霊神社のア

    ジサイをコースに入れました。期待して下さい。極楽

    寺から江ノ電に乗って腰越駅で降り、しらすやなどで

    昼食。腰越周辺から江ノ島駅まで江ノ電の通る道路を

    歩きます。

    ●第 155 回 富士山お中道奥庭散策・撮影会

    「デジカメ同好会・みて歩こう会」共催

    期 日 7 月 6 日(土)

    雨天の場合、7 月 13 日(土)に順延

    デジカメ同好会 7 月の会をご覧ください。

    ≪万葉集同好会≫

    万葉集同好会は鳥博友の会の活動の一環として、

    万葉の人々が鳥をどのように見たり、感じていたのだ

    ろうかということから始まりました。初めは鳥を詠んだ歌

    を取り上げましたが、ただ歌を鑑賞するだけでなく、そ

    の歌の時代背景、詠み人の人生を調べたりするとそ

    の歌の意味がより深く理解出来、又その時代もよく分

    かります。2013 年 1 月からは、万葉の植物を詠んだ歌

    がテーマです。植物の好みも時代とともに変わってい

    るのが分かります。毎月第三水曜日 13 時 30 分から定

    みて歩こう会各行事の共通案内 ・参加申込み 特に定めのない限り申し込み不要。 ただし、集合場所以外の途中から合流参加される方は、その旨ご連絡ください。 ・参加費用 一人 1 回 100 円。交通費、入館料、その他費用は各自払い。 ・催行連絡 荒天時で中止する場合は、実施前日の 18時に決定し ML(メーリングリスト)で連絡します。みて歩こう会 ML に登録されていない方は、18 時以降担当まで確認ください。

  • 10

    例会を開いています。

    定例会以外にも観梅の会を開いたり、筑波山歌碑

    めぐり、蓮見船等予定しています。

    5 月定例会

    日 時 5 月15日(水)13:30~

    課題歌 藤、橘、月草(つゆくさ)

    会 場 友の会ルーム

    6月定例会

    日 時 6月 19 日(水)13:30~

    課題歌 ゆり、紫陽花、うつぎ、むらさき

    会 場 友の会ルーム

    鳥の博物館からのお知らせ

    ●春の三館スタンプラリー

    鳥の博物館、白樺文学館、杉村楚人冠記念館の3

    つのスタンプを集めて記念品をゲットしよう!

    期 間 3月19日(火)~5月19日(日)

    入館料:白樺文学館・杉村楚人冠記念館(一般 300 円)

    鳥の博物館:小中学生無料

    ●手賀沼定例探鳥会「てがたん」

    鳥の博物館周辺を散策しながら鳥や昆虫、植物な

    どを観察して楽しみます。毎月第2土曜日開催されて

    います。参加してみませんか?

    日 時 5月11日(土)テーマ「鳥のさえずり」

    6月8日(土)テーマ「田んぼの生き物」

    集 合 鳥博玄関前午前10時 正午解散

    参加費 資料・保険代として1人 100 円(高校生以上)

    持ち物 双眼鏡(お持ちの方)、筆記用具、貸し出し

    の双眼鏡有り

    申込み 不要 雨天中止

    ●テーマトーク

    テーマトークは山階鳥類研究所研究員による最新

    の調査研究を聞くイベントです。

    日 時 毎月第2土曜日

    5 月 11 日、6 月 8 日 13:15-14:00

    場 所 鳥の博物館 2 階多目的ホール

    定 員 50 名

    撮影会期日 行先 室内会期日 時間 幹事7月6日(土) 富士山・奥庭(みて歩こう会と合同)  7月13日(土) 14:00~16:30 池田日出男 / 丸嶋紀夫8月24日(土) 一宮河口・夷隅河口 8月3日(土) 10:00~12:00 浅野利幸 / 樋口 滋9月14日(土) 葛西臨海公園 9月7日(土) 14:00~16:30 古賀嗣朗 / 志村次男10月4日(金) 水元公園 10月26日(土) 14:00~16:30 熊倉国勝  / 仲澤成二11月9日(土) 大塚池・高崎の森公園 11月23日(土) 14:00~16:30 石塚喜久男 / 北村章子12月7日(土) 稲敷市江戸崎・浮島・本新 12月27日(金) 14:00~16:30 松田幸保  / 安野昌彦

    デジカメ同好会行事予定(2013/7~2013/12)

    2013年 期日 及び(予備日) 行先など 担当

    第155回 7月6日(土) (7月13日(土)) 富士山奥庭 (デジカメ同好会と共催) 山田/岡

    第156回 8月20日(火) 谷川岳を見る 金成/植田

    第157回 9月10日(火)(9月12日(木)) 埼玉こども動物自然公園 岡/須貝

    第158回 10月18日(金) (10月22日(火)) ひたち海浜公園 伴野/井上

    第159回 11月17日(日) (11月24日(日)) ゲートブリッジを歩こう 脇谷/金子/間藤

    第160回 12月3日(火) (12月10日(火)) 柴又で食事会 野口/松下/染谷

    2014年 期日 行先など 担当

    第161回 1月19日(日) (1月26日(日)) 浅草で初詣 野口/脇谷

    第162回 2月16日(日) (2月23日(日)) 浅間神社から稲毛海浜公園 花の美術館へ 畠中/金子/川越

    第163回 3月11日(火) (3月13日(木)) 横浜ズーラシア 岡/須貝

    第164回 4月10日(木) (4月17日(木)) 筑波山のカタクリと自然観察路散策 伴野/植田

    第165回 5月11日(日) (5月18日(日)) 春の利根運河 柳沢/畠中

    第166回 6月10日(火) (6月17日(火)) 日光千手ケ浜のクリンソウ(デジカメ同好会と共催) 植田/市村

    みて歩こう会行事予定(2013/7~2014/6)

    鳥の博物館 イベント情報 2013 年 5 月・6 月

  • 11

    ●企画展のお知らせ

    第65回企画展

    「身近な鳥~我孫子の鳥を調べてみたら~」

    開催期間 2月9日(土)から6月30日(日)まで

    鳥の博物館で行った「手賀沼」「北新田」「公園」「水田」

    の鳥類調査結果をわかりやすく紹介しています。身近

    な我孫子の鳥のことがわかります。

    ●飛べ!鳥の紙ひこうき

    鳥の形をしたよく飛ぶ紙飛行機を作製し、飛ばして遊

    びます。

    日 時 5 月 3 日(祝・金)13:30~15:30

    場 所 水の館3階研修室(場所を間違えないように)

    参加費 無料

    定 員 20 人(小学三年生以下は保護者同伴)

    申 込 4月16日より電話申込み

    ●バードウィーク手賀沼探鳥会

    バードウィーク(愛鳥週間)にちなみ、手賀沼遊歩道を

    歩きながら手賀沼の鳥を観察します。

    日 時 5 月 12 日(日)9:00~12:00

    場 所 手賀沼親水広場

    参加費 無料

    申 込 当日受付

    ●あびこ自然観察隊

    「河原の鳥を観察しよう~ヒバリ・オオヨシキリ~」

    日 時 6月15日(土)9:00~12:00

    場 所 利根川ゆうゆう公園(雨天・冠水の場合は中止)

    定 員 30人(小学生は保護者同伴)

    参加費 100円(中学生以下無料)

    詳細は広報あびこ6月1日号に掲載

    申 込 6月1日より電話受付

    ●鳥の博物館の休館日

    5月7日(火)、5月13日(月)、5月20日(月)、5月27

    日(月)、6月3日(月)、6月10日(月)、6月17日(月)、

    6月24日(月)

    問合せ・申込 我孫子市鳥の博物館 04-7185-2212

    ◆第 12 回友の会映写会

    実施日 2 月 11 日(祝・月)13:30 ~ 16:30

    場 所 鳥の博物館多目的ホール

    参加者 25 名

    発表作品

    松田幸保さんのビデオ「田園の貴公子」はタゲリが、

    飛びまわり餌を探したり、互いに闘うなど楽しいビデオ

    でした。この他、伴野さんの字幕解説と BGM 付の

    「道北の夏休み」は音楽も良く大変ムードのある作品

    でした。また、佐藤聡さんの「パキスタン・カラチの写

    真」はカラチの風景や鳥など珍しいものでした。安野

    昌彦さんの「イスタンブール」は日本とトルコの友好の

    歴史の紹介やトプカプ宮殿、ブルーモスク、ドルマバ

    フチェ宮殿などの写真の大変興味深い作品でした。

    熊倉国勝さんの作品は 1. 景色・情景、2. 鳥の飛翔

    姿、3. 鳥の連続動作、4. 鳥のすがたの4部構成のス

    バラシイ写真集でした。

    その他「クロツラヘラサギ飛翔」、「キビタキ、ムギマ

    キ、キビタキ-舳倉島」、「ホシガラス」、「ソデグロヅル」

    「カナダヅル」「オオタカ」、等力作揃いで年々レベル

    アップしていることが分かり心強い限りです。みなさん

    の努力が印象的でした。

    発表者 17 名

    1. 写真 安野昌彦、野口隆也、浅野利幸、吉田隆行 中野久夫、池田日出男、伴野茂樹、北村章子、石塚

    喜久夫、樋口滋、仲澤成二、大久保陸夫、熊倉国勝、

    神部允、中根忠、佐藤聡、井上正

    2. ビデオ 松田幸保、(13 分) 1 名

    観覧者 7 名 肥後邦彦、小山雄司、小山和子、志村

    次男、田中功、金子雅幸、蒲田知子

    ◆友の会懇親会

    実施日 2月11日(月・祝)18 時より

    場 所 庄や 我孫子北口店

    建国記念日の恒例行事「友の会懇親会」が開催さ

    れ、博物館からは木村館長にも出席いただき、女性4

    行 事 報 告

  • 12

    人を含む申込者全員が参加されました。

    井上副会長の乾杯の音頭で開宴、木村館長、木村

    会長のご挨拶がありました。

    普段は同好会活動が主ですが、当日は会員が一

    堂に会しての懇親会で、どのテーブルも鳥と鳥にかか

    わる話に盛り上がり、松田副会長の中締め後も盛り上

    がった話が続いて、3時間余りの楽しいひと時でした。

    今回は会場を 2 年続いたレストラン「コビアンⅡ」(洋

    食)から居酒屋(和食)に変えましたが、次回はどちら

    が良いでしょうか?

    参加 者 25 名 野口隆也、染谷迪夫、伴野茂樹、小

    玉文夫、吉田隆行、井上正、中野久夫、石塚喜久夫、

    金子雅幸、木村稔、安野昌彦、池田日出男、熊倉国

    勝、斉藤安行、芹沢正子、木村館長、中根忠、佐藤

    聡、松本勝英、松本葉子、時田賢一、北村章子、蒲

    田知子 (幹事)松田幸保、須貝基康

    ◆「友の会見学会」つくばの研究施設めぐり

    実施日 3 月 31 日(日)

    心配だった雨にも遭わず、3 研究施設(筑波実験植

    物園・地図と測量の科学館・筑波宇宙センター)をめ

    ぐってきました。近場だったので、トイレ休憩も疲労感

    もなく帰ることができました。

    宇宙センターでは、より興味ある施設を見ることが

    できると期待された方も居られたと思いますが、土・日

    は今回のコースと決まっており、より興味あるコースは

    平日になります。興味ある方はパンフレットを参照して

    ください。

    参加者 44 名 小玉文夫、

    植田啓介、野口隆也、野口

    洋子、井上正、大久保陸夫、

    岡廣志、畠中暁美、染谷迪

    夫、木村稔、山本貞江、小島照江、金成典知、芹澤

    正子、橋本清、浅野利幸、今村詮、中野久夫、中根

    忠、中根洋子、上野拓、青木典子、百瀬喬、菅野靖

    男、上野竹子、伊藤栄、柴本三弘、柴本法子、山田

    哲生、時田賢一、森恵子、松下勝子、脇谷房子、内

    田聖、伴野茂樹、伴野弘子、西朋三、中﨑亮、中﨑

    和子、金子智恵子、佐々木隆、須貝基康

    <担当>金子雅幸、松田幸保

    デジカメ同好会

    ◆2 月の会

    ●室内会

    実施日 2月2日(土)

    映 写 各地で撮影された鳥、手賀沼の鳥、舞岡公

    園撮影会でのヤマシギ、タシギをはじめとする冬鳥の

    数々が披露された。また九州で撮られたマナヅル、ク

    ロヅル、カナダヅル、ソデグロヅルの幼鳥など珍しい

    ツル類の紹介もあり、充実した室内会となった。

    写真の披露のあと、撮影会の行き先、交通手段の再

    検討を行い、幹事の当番制について話し合われた。

    参加 者 15 名 中野久夫、池田日出男、石塚喜久夫、

    井上正、志村次男、安野昌彦、北村章子、丸嶋紀夫、

    山田哲生、樋口滋、熊倉国勝、仲澤成二、古賀嗣朗、

    松田幸保、浅野利幸

    担 当 北村章子

    ●乙戸沼・高崎の森撮影会

    実施日 2 月 23 日(土)

    内 容 天気も良く気持ちの良い撮影会であった。

    乙戸沼ではオオハクチョウ、コハクチョウ、ハシビロガ

    モ、ヒドリガモ、オナガガモ等が観察出来た。次いで

    離れた水面にいるヨシガモの撮影に集中した。光線

    の関係で中々ナポレオンハットの青が出ず苦労した。

    11 時半過ぎに乙戸沼より高崎の森に移動。昼食を

    摂り 1 時半まで野山の鳥の撮影にかかった。時期が

    遅かったせいかミヤマホウジロがほとんど見られなか

    ったのは、残念でした。高崎の森ではアオジ、クロジ、

    シロハラ、アカゲラなどが観察出来た。

    参加者 15名 田中富夫、丸嶋紀夫、安野昌彦、北

    村章子、石塚喜久夫、樋口滋、水口武、佐藤聡、伴

    野茂樹、中西榮子、中根忠、小山雄司、志村次男、

    百瀬喬、井上正

    担 当 井上、北村、石塚

  • 13

    ◆3 月の会

    ●3月室内会

    実施 日 3 月 9 日(土)

    内 容 暖かくお天気も良かったせいか、ふだんより

    も参加者が多く、賑やかな室内会となりました。近隣

    にやってくる冬鳥やカモ類、海の鳥、北海道の鳥、台

    湾の鳥など、バラエティーに富んだ写真の数々に時

    間を忘れて見とれました。来館者の中には、入って見

    る方、窓から眺めている方々もいました。今後も来館

    者に広く開放できるような室内会になればと思います。

    映写のあとは次年度の撮影会・室内会の日程につ

    いて再検討を行いました。

    参加 者 21 名 小山雄司、小山和子、熊倉国勝、金

    子雅幸、丸嶋紀夫、志村次男、樋口滋、北村章子、

    吉田隆行、百瀬喬、山口恭博、仲澤成二、安野昌彦、

    松田幸保、田中功、池田日出男、石塚喜久男、浅野

    利幸、野口隆也、中野久夫、井上正

    担 当 北村章子

    ●三番瀬・谷津干潟撮影会

    実施 日 3 月 23 日(土)

    暖かく風もなく撮影会日和であった。三番瀬では人

    出が多かったので、砂地にはシギチがほとんど見られ

    ずミヤコドリのみ。防波堤ではハマシギの大集団の飛

    翔が見られた。谷津干潟では、カモ類とホウロクシギ

    などが観察された。

    撮影できた鳥 ミヤコドリ、シロチドリ、ハジロカイツブリ、

    ダイゼン、ハマシギ、ユリカモメ、スズガモ、オオバン、

    ミサゴ、オナガガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ、ハシビロ

    ガモ、ホシハジロ、コガモ、ホウロクシギ、セイタカシギ

    など。

    参加 者 18 名 中野久夫、松田幸保、北村章子、志

    村次男、百瀬喬、山口恭博、熊倉国勝、佐藤聡、池

    田日出男、大久保陸夫、井上正、仲澤成二、古賀嗣

    朗、中根忠、吉田隆行、水口武、浅野利幸、樋口滋

    担 当 池田、北村、樋口

    ◆4 月の会

    ●秋ヶ瀬公園撮影会

    実施日 4月5日(金)晴れ

    内 容 西浦和駅より徒歩で、さくら草公園橋からゴル

    フ場脇の道を経て子供の森に入り、同森で各自思い

    思いに撮影。昼食後は自由解散とした。昼食前には

    シャッターを一度も押さなかった人もいたが、午後に

    は全員何らかの被写体を撮影出来た。物足りない人

    はさくら草公園やピクニックの森迄足を伸ばした。自

    家用車を利用しない且つウイークデーでの撮影会で、

    会として新しい試みであった。徒歩のため、三脚持参

    をとりやめる人、レンズを軽いものに代えて持参した人

    なども何人かいた。

    主撮影種 アカゲラ、ヤマガラ、アオジ、ウソ、シメ、ハ

    シブトガラス、ソウシチョウ、サクラソウ、ノウルシ等

    参加者 16 名 井上正、中野久夫、北村章子、川上

    貢、佐藤聡、脇谷房子、浅妻佐喜恵、志村次男、熊

    倉国勝、山口恭博、古賀嗣朗、吉田隆行、樋口滋、

    丸嶋紀夫、水口武、小山雄司

    担 当 吉田隆行、北村章子

    みて歩こう会

    ●第 149 回 東海道品川宿を歩く

    実施 日 2 月 24 日(日)晴れ

    品川宿は東海道の最初の宿場です。京急北品川

    駅前から青物横丁までの間、旧東海道沿いの史跡と

    歴史ある社寺などを地元ガイド 4 人の案内で3班に分

    かれ、案内していただきました。

    家光と沢庵和尚の問答を伝える問答河岸の碑から、

    昔の面影を残す品川百景の品川浦舟だまり、江戸後

    期の鯨塚、ペリー来航時の品川台場跡、龍の漆喰鏝

    絵が本堂に残る善福寺、品川成田山不動尊一心寺、

    北品川宿の鎮守様「北の天王様」と呼ばれる品川神

    社では富士山(富士塚)に登り、南品川の鎮守様(南の

    天王様)荏原神社の寒緋桜が満開でした。パリの万博

    に出品された「洋行帰りの鐘」と樹齢 600 年の大銀杏

    のある品川寺、品川の荒神さんと親しまれている海雲

    寺まで、昔をしのびながらの楽しい歴史散歩でした。

    参加 者 24 名 岡廣志、脇谷房子、畠中暁美、池田

  • 14

    信彦、牧嶋英夫、青山正子、山田哲生、小林光江、

    武藤誠、武藤藍子、伴野茂樹、矢野達志、須貝基康、

    柏井さち子、市村偕子、高橋京子、石塚幸恵、間藤

    恵子、青木典子、小玉信子、松下勝子、橋本清、植

    田啓介、佐藤聡

    担 当 岡廣志、須貝基康

    ●第 150 回 田端文士村散策と上野動物園見学会

    実施 日 3月26日(火)

    天気が良ければ催し物は八割方成功。おまけに、

    東京の桜は満開です。午前は文士村記念館の田村

    亜希研究員の案内で、芥川龍之介の住居跡をはじめ

    として、文士芸術家たちが歩いた道を散策しました。

    午後はお花見組と動物園組に別れ、お花見組は王

    子の飛鳥山公園へ。動物園組は西園のアフリカの動

    物・マダガスカル館・両生は虫類館・夜行性小動物館

    を見学して上野で解散しました。

    参加 者 22 名 岡廣志、伴野茂樹、間藤恵子、川越

    久枝、須貝基康、柏井さち子、橋本清、脇谷房子、松

    下勝子、植田啓介、佐藤聡、桑嶋光子、矢野達志、

    岡田道子、小林光江、野口洋子、市村偕子、松田幸

    保、金成典和、井上正、小島薫、浅妻佐喜恵

    担 当 岡・橋本

    ●第 151 回さくら草公園から秋ヶ瀬公園へ

    実施日 4 月 9 日(火)

    春、酣の頃。関東でも珍しいサクラソウの自生地を

    訪ね、サクラソウを観賞し、あわせて春の草花をのん

    びり観賞し、同地区にある秋が瀬公園で樹木の芽吹

    きと新緑、更に探鳥を楽しみ、ゆったりの春のひと時を

    過ごすために企画した。好天に恵まれ、サクラソウやノ

    ウルシの群落を楽しんだ。全国でも珍しいサクラソウ

    の群落とノウルシの群落が同居しているのを見て、植

    物の不思議を体験した楽しいみて歩こう会だった。

    参加者 26名 山田哲生、橋本清、川越久枝、染谷

    迪夫、岡廣志、畠中暁美、鈴木チヨ子、小林光江、小

    玉文夫、小玉信子、伴野茂樹、池田信彦、武藤誠、

    武藤藍子、佐藤亮子、森恵子、野口洋子、須貝基康、

    桑嶋光子、金子雅幸、金子智恵子、市村偕子、井上

    正、植田啓介、柏井さち子、松下勝子

    担 当 井上、染谷

    ≪万葉集同好会≫ ●2 月の定例会

    実施日 2 月 20 日(水)

    内 容 松・竹・梅の歌 19 種

    参加者 11名 岡本信夫、木村稔、関口小夜子、津

    田勝子、市村偕子、浅妻佐喜枝、畠中暁美、柳沢朝

    江、青木典子、脇谷房子、野口洋子

    ●3 月の定例会

    実施日 3 月 20 日(水)

    内 容 桜・桃・すみれの歌 17 首

    参加者 15 名 青木典子、松下勝子、山住良子、浅

    妻佐喜枝、関口小夜子、畠中暁美、勝田かよ子、伊

    藤禮子、矢野安子、池田妙子、小野史子、柳沢朝江、

    木村稔、岡本信夫、野口洋子

    投稿

    短歌二首

    小林光江

    吹きすさぶ

    谷戸の冬田に一心に

    何を啄むタシギの番

    「出ましたよ」

    レンズで探る谷戸の里

    笑顔で交わす探鳥会

  • 15

    時田さん ありがとうございました!

    3 月末をもって、鳥の博物館学芸員の時田賢一さんが定年退職されました。時田さんは鳥

    の博物館設立にあたり、建設及び展示構想を具現化、当初から職員として尽力されてきまし

    た。開館に合わせて展示標本の収集に奔走され、希少野生種など基本的標本資料の 90%近

    くは時田さんの収集によるものだといいます。そのご苦労はいかばかりだったでしょう。そ

    の後は学芸員として企画展の半分近くを担当され、わたしたちに鳥の面白さを伝えて下さい

    ました。

    また研究者としての時田さんは、1997 年頃より樋口広芳教授と鳥の衛星追跡の共同研究

    を開始、さまざまな鳥の移動を解明されてきました。その歳月の中で、14 年かけて鳥自ら

    が自分の位置を教えてくれるという画期的な装置を開発されました。なかでもこれまでわか

    っていなかったハチクマの全移動を解明、現在は樋口教授とハチクマプロジェクトを実施さ

    れています。会員のみなさんにはご存知の方も多いと思いますが、ハチクマの渡りを衛星追

    跡し、ネット上で公開してくださっています。また毎月最終日曜日の読売新聞千葉版には時

    田さんの連載コラムがあり、これは退職後も続くそうです。機会のある方はぜひご一読くだ

    さい。

    さて、時田さんは友の会創設当時からの会員でもあります。友の会にもこれまでにさまざ

    まなお力添えをいただきました。現在みなさんにお馴染みの友の会メーリングリストの全て

    は(命名も含め)時田さんによるものです。そして会報誌作りでは、7 年ものあいだ編集の

    岡本さんとともにご尽力をいただきました。お二人の業績は現在発行している「オオバン」

    の礎となっています。

    時田さん、長い間お世話になりました。これからもお元気で、ご活躍をお祈りしています。

    ◆会計よりのお知らせ

    平成 24 年 10 月 9 日~平成 25 年 3 月 31 日までの

    寄付金について

    ●3 月 29 日 時田賢一さんの送別会残金として 1,972 円

    ありがとうございました

    投稿の募集 鳥や自然にかかわる短歌・俳句・エッセイ(1200 字以内)など、

    皆様からの投稿を募集しています。

    記者・編集員募集 楽しいオオバンを一緒に作りませんか?

    記者・編集員を募集しています。

    投稿、編集員への応募はこちらへ

    お 手 紙 で 〒270-1145 我孫子市高野山 234-3 我孫子市鳥の博物館内 友の会編集担当

    電話(FAX)で 04-7185-2212 (FAX 04-7185-0639)

    メ ー ル で 北村章子 [email protected]

    作 森元夏木

  • 16

    ~もう一度見たい「友の会展」のあの作品~ 「ひよちゃんのキロク ダイジェスト その 2」(3 回連載)

    鳥絵同好会 森元夏木さんの作品

    つづく

  • 17

    シリーズ・この一冊

    「小学館の図鑑 NEO 鳥」

    鳥の図鑑にはさまざまな大きさがあります。また鳥の姿を写真で紹介

    するもの、絵で紹介するものなど見せ方もさまざまです。用途に応じて

    ご家庭に 1 冊は欲しいものですね。

    今回取り上げた「小学館の図鑑 NEO 鳥」は小学生が自由研究や調

    べ学習で使うことを目的とした図鑑です。鳥の姿は美しいイラストで描

    かれ、夏羽と冬羽、オスとメスなどで姿がちがうものは、その両方を載せ

    ています。また鳥のすむ環境、興味深い生態などの写真がふんだんに

    使われ、鳥のくらしがわかりやすく紹介されているのも特徴です。「やっ

    てみようコラム」や「ひとこと情報」などどこから見ても読んでもわかりや

    すく、楽しめる図鑑ではないでしょうか。

    図鑑としてはリーズナブルなお値段で、A4 版で税込 2100 円です。

    図書館などで手にとってみてはいかがでしょう。 <A・K>

    シリーズ・会いに行こう 公園の鳥

    ~清水公園から座生沼への巻~

    東武野田線・柏駅から 25 分。清

    水公園駅の西口を出ると、サクラ並

    木が続いています。5 分ほどで、そ

    こはもう清水公園。小さな遊園地を

    通り過ぎると、仁王門の朱色が目に

    飛び込んできます。門をくぐって、

    清水開運不動尊を含む慈光山金

    乗院の境内をまずひと巡りしてみま

    しょう。

    数千年前、千葉県野田の台地は

    東京湾が深く入り込み、縄文時代

    の人々が暮らしていたといいます。

    公園の中は起伏に富み、緑がいっ

    ぱいです。四季折々の花も楽しめ、

    アスレチックなどの施設からこどもた

    ちの元気な歓声が聞こえてきます。

    しばらく丘の林の中を散策して楽しんだあと、小川に沿って続いている小道へと降りてきました。すると目の前

    で、シジュウカラやヤマガラが水浴びをしているではありませんか。幅 2 メートルあるかないかの小川です。あっち

    でもこっちでも惜しみなく繰り広げられる水浴びに、びっくりです! それなのに鳥たちはまったく人を気にする様

    子もありません。地元のカメラマンの話では、カワセミが姿を見せることも多く、この冬はウソやキクイタダキも水浴

    びに来ていたそうです。またツツジの群生する林にはアカゲラ、アオゲラもいたとのこと。だんぜん次の冬が待ち

    遠しくなりました。

    さて、小川に沿って歩いて行くと、キャンプ場専用の第3駐車場へ行き着きます。清水公園の北の端です。道

    路へ出て「香橋(こうばし)」を渡ると、交差点の向こうにヨシ原と雑木林に囲まれた「座生沼」が見えてきます。南

    北に細長い沼で、一周すると 30 分くらいですが、沼のまわりにいるさまざまな鳥たちに出会えます。

    http://www.shimizu-kouen.com/

    http://www.shimizu-kouen.com/

  • 18

    ウグイスやホオジロのさえずりを聞きながら、片側の雑木林に沿って遊歩道を歩いてみました。ヨシ原に遮られ

    て水際は見えませんが、冬はベニマシコやジョウビタキ、初夏にはオオヨシキリも姿を見せるということです。

    やがて背の高い木が点在する場所にやってきました。ここでは晩春までアカゲラが数羽いて、散歩に来る人や

    カメラマンを楽しませてくれたそうです。

    もう沼の南端は目の前です。対岸には遊歩道がないので、香橋の交差点に向かって歩道を歩きます。ヨシ原

    に隠れて遊歩道からは見えなかった岸辺が見えて

    きました。アオサギ、コサギ、カワウなどが羽を休めて

    います。双眼鏡で見ると、倒れてむき出しになった

    木の根っこに、カワセミのカップルがいました。冬に

    はオシドリもやってくるといいます。きっと沼は水鳥た

    ちで賑やかになるのでしょうね。

    清水公園は家族で施設(有料)を利用したり、四

    季折々の花を見たり、ピクニックにも最適です。また

    少し足を伸ばして、座生沼を散策してみるのもオス

    スメのコースです。 <A・K>

    事務局からのお知らせ

    ◆6 月の役員会

    日 時 6 月 8 日(土) 14:00~16:30

    場 所 鳥の博物館友の会ルーム

    議 題 1.報告

    2.7 月以降の行事

    3.会報「オオバン」No.73 号の発行

    4.その他

    ◆友の会展第 1 回実行委員会

    日 時 5 月 6 日(月・祝) 14:00~16:00

    場 所 鳥の博物館友の会ルーム

    ◆会員数

    3 月 31 日現在の会員数は 272 名(家族を入れると

    351 名)です。

    ◆メールアドレスの変更連絡について

    メールアドレスを変更された方は、登録しているメー

    リ ン グ リ ス ト 、 tori-tomo 、 Digi-Birds 、 mite_arukou 、

    manyou_bird と新・旧アドレスを併記して事務局に連

    絡ください。

    連絡先 松田幸保 [email protected]

    事 務 局 か ら の お 知 ら せ

    オオバン 72 号 2013.5.1 発行 発 行 我孫子市鳥の博物館友の会

    発行人 木村 稔

    編集人 北村章子 伴野茂樹 山田哲生 脇谷房子

    事務局 松田幸保

    〒270-1145 我孫子市高野山 234-3

    我孫子市鳥の博物館内 TEL 04-7185-2212 FAX 04-7185-0639 会費 小中学生会員 1,000 円 一般会員 2,000 円 家族会員 3,000 円 賛助会員1口 10,000 円 郵便振替 口座 00160-8-36727 我孫子市鳥の博物館友の会

    心地よい風を感じながら、手賀沼を歩く幸せ

    を感じる昨今です。オオバンは会員の皆様のサ

    ポートのおかげで順調です。 SB

    発行を楽しみに待っていただけるようなオオバンにし

    たい。そんな思いだけで 1 年が経ちました。原稿を寄せ

    ていただく皆様の、ひとかたならぬご協力に感謝してい

    ます。今後共よろしくお願いいたします。<A・K>

    編集 後記

    作 森元夏木