｢2014 年 札幌地区平和を祈る 40日間｣行事のご案内

†主の平和

初夏の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、今年もまた祈りと行動を通して平和について考える時節となりました。

カトリック札幌地区平和旬間実行委員会は、例年、日中戦争開始日(廬溝橋事件)の 7月 7

日から終戦記念日 8月 15日までを｢平和について学び・考え・祈り・そして行動する 40

日間｣としてまいりました。

戦後 69年間、日本は｢平和憲法｣によって戦争に参加することなく、｢平和｣が保たれてき

ました。しかし、今その憲法がなし崩し的に改悪されようとしています。

今年は特別な想いで、｢愛・平和・いのち｣をテーマとし次の諸行事を計画いたしました。

◆7月 7日(月)18:30～ 第 29回 7.7平和集会

集会テーマ 阻止しよう! 安倍政権の暴走

講演 ｢集団的自衛権」をめぐって－安倍政権は日本をどこに連れて行こうとしているのか－

講師 外岡 秀俊さん（ジャーナリスト・北海道大学公共政策大学院研究員）

会場 かでる 2･7 820研修室

主催 7・7平和集会実行委員会 参加費 500円

◆8月 9日(土)平和講演会は、｢平和をもたらす正義を求めて～グローバル時代の福音的

生き方～｣と題し、浜 矩子さん(同志社大学大学院教授)の講演を企画しています。

◆8月 15日(木)は、加藤 鐵男神父の司式で平和祈願ミサ。そして平和行進を行います。

ミサ後、北一条教会から大通公園まで、平和を訴えキャンドル行進を行います。

この平和祈願ミサと平和行進への参加を通して、｢キリストの平和｣が正に真の平和であ

ることを力強く札幌市民に訴えていきたいと考えています。

◆平和の折り鶴

平和祈願ミサに奉納するために、夏期学校や各小教区の集まりで、平和の「折り鶴」の

作成をお願い致します。祈り文を書いた紙で鶴を折り、糸で通してまとめて８月１５日

にご持参下さい。

･折鶴には、「教会名・修道会名」を書いた「札」をつけてください。

･なお折り鶴は各教会・修道院ごとに１～２束でお願いいたします。

◆平和の鐘のおすすめ

平和旬間実行委員会は、次の日時に「平和の鐘」を鳴らすことをおすすめいたします。

8月 6日（水） ８時１５分……ヒロシマ原爆犠牲者のため

8月 9日（土）１１時０２分……ナガサキ原爆犠牲者のため

8月 15日（金）１２時０0分……すべての戦争犠牲者のため

ぜひ、祈りと学びと行動のこれらの集いに参加し、武力･暴力の連鎖を断ち切り、非戦･

非暴力による真の平和を実現するため、新たな決意と平和を創る喜びといたしましょう。

2014年度 札幌地区｢平和を祈る40日間｣共同祈願のお願い 期間中は主日のミサの中で、下記の共同祈願の意向を参考にして、皆様の教会で共同祈願

をお祈りいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

期間中の主日

・７月13日（日）年間第15主日 ・７月20日（日）年間第16主日

・７月27日（日）年間第17主日 ・８月５日（日）年間第18主日

・８月10日（日）年間第19主日

共同祈願の意向

・東日本大震災犠牲者の冥福と復興を祈る

…震災で命を失った方々と、仮設での生活を余儀なくされている人々のために

・原発の被害に苦しむ人々のために祈る

…一刻も早い事故収束と、原発に依存しない安全で豊かな生活をめざして

・基地をかかえる沖縄の人々のために祈る

…軍隊と基地の無い平和な島を取り戻すために

・ヒロシマ・ナガサキの原爆犠牲者のために祈る

…核も原発も無い平和な世界を築くために

・平和の元后である聖マリアのとりつぎを願って祈る

…終戦の日を前に、世界中の全ての戦争の終焉を求めて

私たちの平和への働きの上に、神様の豊かな祝福と導きがありますように

カトリック札幌地区平和旬間実行委員会 問い合わせ先 山口雄司 090‐9515‐6325