労働経済学 課題 powerpoint

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ググググググググググ ググググググググググググググググ ~~ ママママママママママママママママ 14610158 ママ ママ

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Economy & Finance


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グローバル化とは何か~日本の経済と経営に及ぼした影響~

マネジメント学部マネジメント学科

           14610158  

高田 佳苗

“ グローバル化”とは…

 *グローバル化 (全地球化 )  = 経済などのシステムが、国を超えて世界的なものになる動き  

   ・証券、金融分野での世界市場化  

   ・多国籍企業の国際戦略                   など

  

            (参考文献 : 春学期 『国際社会論』 プリントより) 

                

 のことをさす

今と昔の“グローバリゼーション”    “グローバリゼーション”は、今に始まったことではない。

 <昔>                      <今>

・ゲルマン民族の大移動             ・金融システムや貿易の発展           

      ・宗教の世界宗教化               ・移住者の増加

         ( キリスト教・ユダヤ教… )           ・異文化交流の機会の増加

      ・大航海時代の大陸発見            ・疾病の世界的流行

      ・ 14 世紀半ばのペスト大流行             ( 黄砂や PM 2 . 5の問題… )                      など                         など    

グローバル化の“光”について  < 1980 年代>

    *人・カネ・モノが国境を越えて移動し始める

   ⇒ 自由貿易主義が浸透し、後進国に雇用が生まれ経済発展が可能に!                         ( 貿易の発展による ) 

   * IT 産業や金融ビジネスの発展によって、世界の産業が一つに結びつき、

    他方で中国が「世界の工場」として発展した

          ( マーケット・証券市場が投機の対象に )                            2008 年の リーマンショック 

「リーマンショック」とは?

   *「リーマンショック」

  = 2008 年 9 月に、アメリカの投資銀行「リーマン・ブラザーズ」が破綻

                  それに伴って、続発的に世界的金融危機が

                  発生!!

                    ⇒ 日本の日経平均株価も大打撃                       株価も大暴落した!

グローバル化の“影”について    *先進国の製造業が衰退し、失業問題が深刻化

⇒ ヨーロッパを中心に移民が拡大。宗教対立や文化摩擦も深刻に                                  ex)  イギリスの EU 離脱問題

   

    *社会的な格差が拡大し、民主主義を支える中産階級が減少 

      ( = 豊かな階層と貧しい階層の二極分化 )                                  ex)  アメリカでの “トランプ現象”

                                          ( 大統領へ! )

地方経済の衰退と中国への工場移転

   *地方経済を支えていた工業団地 ( 主に地方 )                 ⇒ そこへと進出した企業が雇用を支えていた

<“世界の工場” 中国へ> ・ 1978 年     改革・開放政策を導入 外貨の受け入れ

  ・ 1980 年代~  中国などへ工場が移転

グローバル経済と雇用の問題   * 1980 年代から急速にグローバル経済が進行

        ⇒ 中国は 1978 年から改革・開放政策を導入した

 

日本企業における経営・労働雇用のあり方が大きく変化!

具体的にどう変化した?

    ① 地方の工業団地に進出していた日本企業の多くが、     中国へと工場を移転した ( 一人当たりの賃金が安いため )

  <原因&結果>

  ・ リカードの『比較生産費説』に沿った企業行動

  ・ 地方経済の衰退

        ⇒ 東京など大都市への人口の移動

具体的にどう変化した?    

   

② 1989年のバブル経済の崩壊に伴い、アメリカ的な 成果主義・能力主義を導入し始めた

 <原因&結果>

    ・ 従来の“日本的経営”の否定

    ・ 非正規雇用の増大

「日本的経営」について   *「日本的経営」 の特徴といわれる制度は5つある

      ① 終身雇用制 (長期安定雇用 )   ② 年功型賃金

   ③ 年功型昇進

   ④ 企業別労働組合 (職種別労働組合、産業別労働

組合 )   ⑤ 高いレベルでの福利厚生制度

雇用調整の方法

   *企業は景気変動に対応して雇用調整をしなければならない

  <日本企業のやり方>

  ・ “正規社員” と “非正規社員” を作ることで雇用構造を二重化           (不景気の際は、非正規社員から解雇し雇用調整する )   

非正規社員 正規社員非正規社員正規社員

非正規社員 正規社員

雇用調整の方法

    <アメリカの企業でのやり方>

    *ブルーカラー ( 工場労働者 ) には、レイオフ制度が適用される

         その後景気が回復しない場合は、失業者になってしまう…

不景気の際に、勤続年数の短い人から一時解雇されるというもの

正社員の雇用調整の方法   *正社員を雇用調整する方法 ( 日本の場合 ) は全部で5つある

   ① 雇用調整助成金制度の活用

   ② 新卒採用の減少、あるいはゼロにする

   ③ 関連子会社へと出向く

   ④ 退職金をアップすることで自主退職させる

   ⑤ 解雇する

グローバル化と「日本的経営」

  * 1980 年代から本格化したグローバル化の波は、日本の経営諸制度の    変革を求め、極端な市場経済の原理を各分野に浸透させた

                               ⇒ マネー

資本主義                  * 1989 年のバブル経済以降

                  アメリカ的な成果主義・能力主義的管理が

                   浸透し、日本的経営の諸制度が大きく変化

             ⇒ 企業における人材育成システムが弱体化!

「日本的経営」の強みについて   *知の秘匿・私事代が少なく“知の共有”・“知の移転”・“知の創造”が

    組織内や企業内でスムーズに行われている

          1 ) アメリカ的能力主義・成果主義の採用

          2 ) 中途採用、即戦力化

          3 ) 労働力市場の流動化と人材育成の軽視

            (非正規・正規雇用 )

 これらのプロセスを可能にしていたのが、伝統的な「日本的経営」の

制度

“ グローバル化”に対する批判   *“グローバル化”は賛否両論、必ずしも良い面ばかりではない

        A ) 「マネー資本主義」の問題

           ⇒ 2008 年の「リーマンショック」 以降、

より深刻に    

        B ) イギリスの「 EU 離脱問題」

        C ) 「トランプ現象」 

「 EU 離脱問題」とは?

  *「 EU 離脱問題」

= イギリスが、 EU (欧州連合 ) に残るかまたは抜けるかの問題                             (残留派)      (離脱派)

<残留派の意見>

・ 離脱することで生じる経済的リスクを懸念               ⇒ 景気後退や経済的自傷も起こるのではないか<離脱派の意見>

・ 移民や難民をこれ以上自国に受け入れたくない               ⇒ 国民の一人当たりの税負担が重くなるから

「トランプ現象」とは?   *「トランプ現象」

= 他国には一定以上関わらないという“一国主義”に基づく

 ナショナリズムの考え方

                       ex) 日米安全保障条約

                    日本: 自国が危なかったら、アメリカから

                         支援が受けられる

                   アメリカ: 自国が危なくなっても、日本からの

                         支援は受けられない   不平等

参考文献

   ・ 春学期 『国際社会論』 ノートの板書、プリント

   ・ 秋学期 『労働経済学』 ノートの板書

   ・ https://ja.wikipedia.org/wiki   ・ https://matome.naver.jp/odai/2146674107748836701   ・ http://wadaitokimeki.blog.so-net.ne.jp/2016-11-15-2