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ふれあいひろがる・・・ ふれあいひろがる・・・ 本部 〒920-8720 石川県金沢市三社町3番15号(金沢支店内) TEL 076-263-2585 FAX 076-223-0397 http://www.shinkin.co.jp/tsurugi/ http://www.shinkin.co.jp/tsurugi/ インターネットホームページのご案内 当金庫の内容をより広く知ってもらうために、    のホームページを開設 いたしております。皆様方に魅力あふれる情報(タイムリーな情報、役立つ情報、 視覚的に楽しい情報等)を発信いたします。是非一度ご覧ください。 鶴来信用金庫 ディスクロージャー誌 ' 平成19年4月1日~平成20年3月31日 ' 2008 この印刷物は地球にやさしい 植物大豆インキを使用しております。

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ふれあいひろがる・・・

ふれあいひろがる・・・

本部 〒920-8720 石川県金沢市三社町3番15号(金沢支店内) TEL 076-263-2585 FAX 076-223-0397 http://www.shinkin.co.jp/tsurugi/

http://www.shinkin.co.jp/tsurugi/

インターネットホームページのご案内

当金庫の内容をより広く知ってもらうために、    のホームページを開設

いたしております。皆様方に魅力あふれる情報(タイムリーな情報、役立つ情報、

視覚的に楽しい情報等)を発信いたします。是非一度ご覧ください。

鶴来信用金庫 ディスクロージャー誌 ' 平成19年4月1日~平成20年3月31日 '

2008

この印刷物は地球にやさしい植物大豆インキを使用しております。

02550H_表紙.qxd 08.7.24 18:36 ページ 1

理事長

石川県事業者版環境ISOに登録

平成20年3月、

環境問題に対応するべく、

全店舗を石川県事業者版環境ISOに登録しました。

全店舗において環境保全に務めます。

基本方針

鶴来信用金庫は健全経営のもとに

地域の発展 会員の繁栄 職員の幸福 を図るものとする。

キャッチフレーズ

ふれあいひろがる・・・

理事長(代表理事) 松 浦 俊 和

専務理事( 〃 ) 永 田 修 二 企業支援部長

常勤理事 水 野 政 博 資金証券部長

常勤理事 毛 利 三 雄 監査部長

常勤理事 中 西 啓 一 審査部長

常勤理事 玉 井 重 治 総務部長

理事 宮 嶋 吉 和

理事 秋 田   力

理事 北川外志雄

理事 竹 腰 清 美

理事 田 川   剛

常勤監事 藤 部 明 夫 

監事(員外) 橋 場   覺

監事 大 谷   久

目 次

ごあいさつ・経営方針・役員一覧

鶴来信用金庫と地域社会

総代会について

当金庫の考え方

業績と展望

当金庫の主要な事業の 内容・事業の組織

事務所の名称及び所在地

資料編

直近の5事業年度における 主要な事業の状況

直近の2事業年度における 事業の状況

直近の2事業年度における 財産の状況

当金庫の自己資本の 充実の状況等について ~定性的な開示事項~

当金庫の自己資本の 充実の状況等について ~定量的な開示事項~

金庫及びその子会社等の 概況に関する事項

金庫及びその子会社等の 主要な事業に関する事項

金庫及びその子会社等の 直近の2連結会計年度における 財産の状況に関する事項

当金庫の自己資本の 充実の状況等について ~定性的な開示事項~ (連結)

当金庫の自己資本の 充実の状況等について ~定量的な開示事項~ (連結)

信用金庫の ディスクロージャー開示項目

信金中央金庫(信金中金)のご案内

店舗配置図

■  経営方針  ■

■  役員一覧  ■  平成20年6月30日現在  ■

1

3

5

7

8

9

10

11

11

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13

25

25

20

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21

29

26

32

33

33

T ・ O ・ P ・ I ・ C ・ S

ごあいさつ

 皆様方には、平素より鶴来信用金庫をご利用、お引き立

ていただき誠にありがとうございます。皆様方に当金庫を

より一層ご理解いただくため、本年も「鶴来信用金庫ディ

スクロージャー誌」を作成いたしました。経営内容の開示等、

経営の透明性が求められる中、平成19年度の業績を中

心にできるだけわかりやすくまとめることに心がけました。

皆様方のご参考になれば幸いに存じます。

 金融界におきましては、「ゆうちょ銀行」が発足するなど、

従前以上に金融機関が皆様方に選別される時代にあって、

小口多数取引のさらなる推進を通じて、より強固な経営基

盤の確立を図っていくことが何より重要と考えております。

併せて、地方経済は地域間格差がさらに拡大し、また、業

種間におきましても格差が拡大していることから、地域に

根ざしている信用金庫はその影響をもろに受けているの

が現状であります。そのために、当金庫は、内部統制・統

合的リスク管理の強化、コンプライアンス態勢の徹底等、

経営管理態勢の整備・充実により経営基盤の安定を図る

とともに、ディスクロージャー誌等による開示を強化し、より一

層経営の透明性を高めるよう努力してまいります。加えて、

地域金融の専門機関である信用金庫として果すべき社

会的使命と役割の重要性、さらには地域社会での存在意

義を肝に銘じ、鶴来信用金庫がこんにちまで受け継がれ

てきた経営理念を発揮することが役職員に与えられた責

務であり、あらためて決意を新たにしているところであります。

 当金庫において今年度は、今一度、創業の原点に立ち

返るべく、全国信用金庫協会が提唱する新3か年計画「し

んきんルネッサンス2006」をもとに策定した「    ルネッ

サンス2006」の最終年度にあたり、これを積極的に推進す

ることにより、多様化するお客様のニーズにお応えすべく

地域金融機関としての使命を全うすべく、全身全霊をか

けて頑張っていく所存でございます。

何卒、従来に増してのご指導とご鞭撻を賜りますようお

願い申し上げ、ごあいさつといたします。

平成20年7月

本冊子は信用金庫法第89条(銀行法第21条準用)に基づいて作成した資料です。 ●計数は、原則として単位未満を切り捨てて表示しております。 ●計数中の“0”は計数が単位未満であることを、“ー”は該当する計数が無いことを表しております。

1 2

id3_02550H_中面.indd 1-2id3_02550H_中面.indd 1-2 09.8.12 7:44:33 PM09.8.12 7:44:33 PM

~ふれあいひろがる~

当金庫は、石川県金沢市・小松市・白山市・加賀市・かほく市・能美市・石川郡・能美郡・河北郡を営業区域として、地元の中小

企業者や住民が会員となって、お互いに助け合い、お互いに発展していくことを共通の理念として運営されている相互扶

助型の金融機関です。

地元のお客様からお預かりした大切な資金(預金積金)は、地元で資金を必要とするお客様に融資を行って、事業や生活の

繁栄のお手伝いをするとともに、地域社会の一員として地元の中小企業者や住民との強い絆とネットワークを形成し、地域

経済の持続的発展に努めております。

また、金融機能の提供にとどまらず、文化・環境・教育といった面も視野に入れ、

広く地域社会の活性化に積極的に取り組んでおります。

当金庫の地域経済活性化への取り組みについて

※計数は平成20年3月末現在です。

預金に関する事項(地域からの資金調達の状況)

預金積金残高【112,240百万円】

ここ数年、預金積金はほぼ堅調な推移を示しているのに対して、資金需要の低迷

により貸出金は低調な推移となっているため、全般的に余資運用残高は増加傾向に

あります。しかしながら、余資運用については、国債や系統機関である信金中金債を

中心とした格付の高い債券を中心とした運用に心掛けております。 ※余資とは預け金(無利息預け金を除く)、有価証券、買入金銭債権等のことを言います。

その他運用に関する事項(貸出金を除く)

余資運用残高【48,714百万円】

会員数:18,138人 出資金残高【619百万円】

景気低迷の続く厳しい経済状況下において、貸出金を中心とした資金運用は難しく

なっておりますが、より一層の経営の合理化・効率化を図りましたが、新たな企業倒産

や資産の早期健全化を図るべく、不良債権処理を加速したことなどから、経常損失は

494百万円、当期純損失は638百万円となりました。今後も信用金庫の主要な取引先

である中小企業の多くは、地域経済の低迷から売上げ不振や利益率の低下により疲

弊の度合いを一段と強め、深刻な状況に追い込まれていくことが想定されますが、こ

のことは、地域経済とともに歩む信用金庫として、避けては通れない道とも言えます。

今後も、積極的な業務展開と安定的な収益の確保により「安心と信頼」のさらなる

向上に努めてまいります。

当期決算に関する事項

(2)経営改善支援への取り組み 当金庫では、地域経済が低迷している現在、業績低下に苦慮しているお客様に親

身になって相談し、業績・財務内容について一歩踏み込んだ分析を行い、打開のための改善策・経営改善計画書へのアドバイスをするなど、金銭面だけではなく、生きた支援を心掛けております。そこで、当金庫では平成14年6月の本部組織改革に伴い、融資管理部を企業支援部に名称変更するとともに、人員を増員し、支援体制の強化に取り組んでおります。 なお、平成17年8月に当金庫が策定した「地域密着型金融推進計画(平成17年4月~平成19年3月)」に基づき、要注意先債権399先を抽出し、本部・営業店が一体となって経営改善支援に取り組んだ結果、計画期間中(平成17年4月~平成19年3月)において98先の債務者区分が上昇したことなどから、平成19年4月以降においても、本取り組みを継続するとともに、要注意先債権83先を抽出し、平成20年3月までに25先の債務者区分が上昇するなど成果は見られました。さらに効果的な施策を検討・実践して経営改善支援に取り組んでまいります。

取引先への支援等に関する事項(地域との繋がり)

文化的・社会的貢献に関する事項

地域のお客様からお預入れいただいた預金積金につきましては、お客様

の様々な資金ニーズにお応えし、地域経済の活性化に資するために、円滑な

資金供給を行うことでお客様や地域社会に還元しており、地域内に所在す

る中小企業(個人事業者を含む)に対して36,420百万円、地方公共団体に

対しては3,907百万円をご融資しております。また、個人のお客様に対して

は、住宅ローン15,216百万円、消費者ローン2,298百万円等をご融資して

おります。

さらに、中小企業(個人事業者を含む)の事業再生のために、当金庫がお

客様とともに手を取り合って再生に取り組む姿勢をネーミングに込めて『企

業支援融資(てどりがわ友援)』を、加えて、創業企業を支援するために、県内

最高峰を目指す意気込みをネーミングに込めて『創業・新事業支援融資(はく

さん友援)』等の商品を取扱っております。ご利用方法等、詳細については当

金庫窓口でお尋ね下さい。

なお、当金庫が所在する石川県や白山市をはじめとした市町等では各種

制度融資を制定しており、当金庫の取扱い状況は次のとおりです。

貸出金に関する事項(地域への資金供給の状況)

貸出金残高【61,595百万円】 預金積金に占める貸出金の割合【54.87%】

事業者 36,420百万円

個人 21,267百万円

地方公共団体 3,907百万円

設備資金 31,272百万円

運転資金 30,322百万円

住宅ローン 15,216百万円

消費者ローン 2,298百万円

区  分 石川県 市町 商工会 合  計

件 数

残 高

668 件

3,865 百万円

88 件

407 百万円

140 件

398 百万円

 896 件

4,671百万円

名  称 寺井 会

発 足

会 員 数

昭和43年3月

107名

根上 昭和43年5月

114名

辰口 昭和44年4月

113名

(鶴来) 昭和44年12月

131名

円光寺 昭和46年12月

28名

米丸 昭和50年3月

59名

金沢 昭和55年7月

34名

野々市 昭和57年5月

36名

小松 昭和62年8月

53名

川北 合  計 平成10年9月

56名

10団体

731名

(1)文化活動

部地元の商工会等との共催)となって経済・文化講演会を開催いたしております。 平成19年度は、「地方から日本を変える(講師 浅野 史郎氏)」をはじめ、「これからの日本経済~政局の変動と地域経済の再生~(講師 財部 誠一氏)」、「私の野球人生(講師 金森 栄治氏)」、「いくつになっても日々新たな挑戦(講師 辻 イト子氏)」等の講演会を開催いたしました。 (2)環境への取り組み

 地域貢献事業の一環として、平成7年より年2回(春・秋)、全役職員による店舗周辺のメインストリートを中心としたクリーンキャンペーンを行っております。  なお、環境省が提唱している地球温暖化

防止に協力し、冷暖房温度の調整等による「クールビズ」や「ウォームビズ」を平成17年度より全店舗において実施いたしております。  また、石川県が提唱している「いしかわ事業者版環境ISO」に登録(平成20年3月登録証交付)し、当金庫環境行動計画に沿ってエネルギー、廃棄物、水または紙の削減に努めております。 (3)福祉活動  地域貢献事業の一環として、平成8年より年1回役職員及び地域住民への呼びかけにより献血活動を実施しております。平成19年も12月15日(土)にショッピングスクエア「レッツ」前にて献血を実施いたしました。  なお、平成15年には日本赤十字社石川県支部より多年に亘る功績が認められ表彰を受けました。これも偏に地域の皆様方のご協力のお陰であり、深く感謝いたします。 (4)防犯活動  平成19年11月に鶴来警察署より振り込め詐欺などの防止に努めるべく「鶴来地区地域セーフティサポーター」として、当金庫からは本店営業部職員等13名が委嘱されました。  なお、現在、社会問題化している地域社会の安全と安心の確立の一翼を担うべく、営業車に防犯ステッカーを貼るとともに、常に地域の防犯に目を光らせることを目的とした「地域安全パトロール隊」として鶴来警察署より委嘱を受け、全店舗において活動いたしております。  また、地域社会や店内での緊急事態に対応すべく白山石川広域事務組合消防本部、能美広域事務組合消防本部、金沢市消防本部の署員による『普通救命講習』を全役職員が受講いたしました。 (5)地域行事への参加  白山市(旧白峰村)の雪だるま2008、白山市(旧松任市)のあさがおまつり、能美市(旧根上町)の七夕祭り、能美市(旧寺井町寺井)の輪踊り、能美市(旧辰口町)のたつのくちまつり、金沢市の富樫わいわい夏祭り、川北町の川北火まつりなどに多数の職員が参加し、地域の皆様方との親睦を深めました。 (6)スポーツ振興への支援  地域におけるゲートボール愛好者のための    理事長旗争奪加賀地区ゲートボール選手権大会を毎年開催いたしております。  なお、平成20年5月25日(日)には、県サッカーラクビー競技場(能美市山口町)において、44チーム、約350人のご参加をいただき、第26回    理事長旗争奪加賀地区ゲートボール選手権大会を開催いたしました。 (7)寄付  県内5信用金庫は、平成17年度より新たな社会貢献運動として「社会貢献100円募金(ファンドレイジング100)」を実施いたしております。その際に社会貢献寄付金として、全役職員が県内5信用金庫とともに毎月寄付をしております。  なお、平成19年度は能登半島地震に係る被災地支援及び小松市社会福祉協議会をはじめ、県内4社会福祉協議会(社会福祉法人)へ、軽車両等の購入資金を寄付させていただきました。

取引先への支援等に関する事項 に記載した『 会』が主催(一

お客様/会員

お客様/会員

預金積金 出資金

貸出金 支援サービス

(常勤役職員数:148人、店舗数:17店)

当金庫では、平成8年に第三セクターの「つるぎ街づくり㈱」が事

業主体となって進めていた旧鶴来町役場跡地を中心とした鶴来町

中心部の再開発事業の趣旨に賛同し、本店営業部をつるぎショッピ

ングスクエア「レッツ」の商業施設内に併設移転するとともに、キャ

ッシュサービスコーナーのロビーは、インフォメーションボードや大

型のクリアビジョンで衛星放送が見られるなど、広くてゆとりのあ

る休憩コーナーとして広く地域の皆様にご利用いただけるよう年

中開放いたしております。

また、白山市鶴来地区内の異業種連携と交流を深め、地域の活性

化を目的に石川県内では2番目として、まちの駅「獅子の里つるぎ」

が発足したことを受け、当地で本店を置く当金庫としても、地域の発

展・ボランティアともてなしの心で多くの人が訪れたくなる町づくり

活動に賛同し、業種は様々な44事業所と共に唯一の金融機関とし

て参加しています。

なお、店舗網等詳細については、33・34ページをご覧下さい。

地域貢献の体制整備に関する事項

鶴来信用金庫と地域社会

区  分 平成20年3月末残高 平成19年度中取扱実績

(平成19年4月~平成20年3月)

て ど り が わ 友 援

は く さ ん 友 援

ニ ュ ー て ど り が わ

パ ー ト ナ ー

サ ポ ー ト フ ァ ン ド

商工会、商工会議所との提携ローン

私 募 債

件数 75

12

168

16

1

89

12

1,100

29

50

9

1

22

4

1

26

3

257

11

50

金額 件数 金額

個人のお客様からの預金積金88,388百万円をはじめとして預金積金残

高112,240百万円のほとんどが地域のお客様からの預金積金であり、当金

庫では、地域のお客様の着実な資産づくりのお手伝いをさせていただくため、

新商品の開発やサービスの一層の充実に向けて、今後も努力してまいります。

なお、当金庫では年金受給者を対象とした『しんきん健康サポートプラン』

を取扱っております。この商品は当金庫で年金をお受取りの方及びそのご家

族の方の生活をバックアップするための健康・医療相談等の各種サービスが、

電話にて無料でご利用いただけるサービスとなっております。ご利用方法等、

詳細については当金庫窓口でお尋ね下さい。

(1)顧客ネットワーク化への取り組み 当金庫では、いろいろな業種の経営者の方を対象として、情報の提供・講演会や懇親会等の開催をとおして企業同士を結びつけることを目的とした『    会』を10団体発足し、お客様相互の発展と繁栄のお手伝いをしております。この他にも、ゴルフ愛好者のお客様相互の交流を図る場として『グリーンクラブ』を9団体、年金受給のお客様相互の交流を図る場として『年金会』を12団体組織化しております。

(注)当金庫は、中小企業者を対象とする地域密着型金融の推進として、上記の商品において取り組んでいます。

(単位:百万円) 個人保証に過度に依存しない融資に向けた取り組み状況

3 4

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総代会について

1.総代会の仕組み

(1)資格要件

●当金庫の会員であること。

●総代の改選時において満80歳を超えないこと。

●総代会に出席可能であること。

●他金庫の総代に就任していないこと。

●当金庫の現役員及び職員(嘱託・パート職員を含む。)でないこと。

(2)適格要件

●地域における信望が厚いこと。

●当金庫の経営理念をよく理解し、当金庫との取引内容も良好で

あること。

●地域の情報に精通し、当金庫の良き理解者であること。

(3)その他

●高齢者構成比率の減少を図り、若年層構成比率が増加するよう

配慮する。

●職業別構成の多様化を図り、広範な職業分布となるよう配慮する。

2.総代候補者選考基準

(1)総代の任期・定数

●総代の任期は3年です。

●総代の定数は100人以上130人以内で、会員数に応じて各選任

区域ごとに定めております。

 なお、平成20年6月30日現在の総代数は、128人で、会員数は

18,128人です。

(2)総代の選任方法

総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映す

る重要な役割を担っております。

そこで総代の選考は、2.総代候補者選考基準に基づき、次の3つの

手続きを経て選任されます。

①会員の中から総代選考委員を選任する。

②その総代選考委員が総代候補者を選考する。

③その総代候補者を会員が信任する(異議があれば申し立てる。)。

3.総代とその選任方法

(1)総代会制度

信用金庫は、会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念に、

会員一人一人の意見を最大の価値とする協同組織金融機関です。し

たがって、会員は出資口数に関係なく、一人1票の議決権を持ち、総

会を通じて当金庫の経営に参加することとなります。しかし、当金庫

では会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不可能です。そこで、

当金庫では、会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保する

ため、総会に代えて総代会制度を採用しております。

この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要

事項を決議する最高意思決定機関です。したがって、総代会は、総会

と同様に、会員一人一人の意見が当金庫の経営に反映されるよう、

会員の中から適正な手続きにより選任された総代により運営され

ます。

また、当金庫では、総代会に限定することなく、日常の事業活動を

通じて、総代や会員の皆様とのコミュニケーションを大切にし、様々

な経営改善に取り組んでおります(詳細については、当金庫ホーム

ページをご覧下さい。)。

(2)総代会の図解

総代会は、会員一人一人の意見を適正に反映するための開かれ

た制度です。

(3)総代の選任方法の図解

第 1 区

第 2 区

第 3 区

第 4 区

第 5 区

第 6 区

合 計

選任区

選任区域 総代数

32人

7人

19人

20人

18人

32人

128人

白山市(旧石川郡鶴来町・河内村・鳥越村・吉野谷村)

白山市(旧石川郡白峰村・尾口村)

能美市(旧能美郡根上町)、白山市(旧石川郡美川町)

能美市(旧能美郡寺井町)、小松市、加賀市

能美市(旧能美郡辰口町)・能美郡川北町、白山市(旧松任市)

金沢市、かほく市、石川郡野々市町、河北郡

【総代の選任区域及び総代数】

【総代が選任されるまでの手続きについて】

①理事会の決議に基づき理事長が選考委員を委嘱し、選考委員の氏名を店頭に掲示

②総代候補者選考基準に基づき総代候補者を選考

③理事長は、総代候補者氏名を店頭に掲示し、所定の手続きを経て、会員の代表として総代を委嘱

理 事 会

選 考 委 員 総代候補者

総 代

【総代会】

【会員】

会員の総意を適正に反映するための制度

決算に関する事項、理事・監事の選任等重要事項の決定

理事会の決議により、選任区域ごとに会員のうちから選考委員を委嘱

地区を6区の選任区域に分け、各選任区域ごとに総代の定数を定める。

選考委員の氏名を店頭に1週間以上掲示

①総代選考委員の選任

選考委員が総代候補者を選考 理事長に報告 総代候補者の氏名を店頭に1週間以上掲示 上記掲示について、北國新聞に公告

●会員から異議がない場合     または ●選任区域の会員数の1/3未満の会員から異議の申出があった総代候補者

異議の申出があった総代候補者の数が選任区域の総代定数の1/2以上の場合

理事長が総代に委嘱 総代の氏名を店頭に1週間以上掲示

異議の申出があった総代候補者の数が選任区域の総代定数の1/2未満の場合

a.異議の申出があった総代候補者については、他の候補者を選考

b.異議の申出があった総代候補者については、欠員とする場合がある (選考を行わない)

●選任区域の会員数の1/3以上の会員から異議の申出があった総代候補者

②総代候補者の選考

③総代の選任 異議申出期間(公告後2週間以内)

(上記②以下の手続きを経て)

4.総代会の決議事項

5.総代の氏名

平成20年6月24日に開催いたしました第60期通常総代会において、次の事項が付議され、それぞれ原案のとおり承認可決されました。 ①報告事項 第60期(平成19年4月1日から平成20年3月31日まで) 業務報告、貸借対照表及び損益計算書の内容報告の件

②決議事項 第1号議案 第60期剰余金処分案の承認の件 第2号議案 会員の法定脱退(除名)に関する件 第3号議案 理事11名選任の件 第4号議案 監事3名選任の件 第5号議案 退任理事及び退任監事に対し退職慰労金贈呈の件

6.総代の属性別構成比等

(1)総代の性別

男性 128名(100.00%)、女性 -名(  -%)

(2)総代の年齢

平均年齢 63.9歳

第 1 区

第 2 区

第 3 区

第 4 区

第 5 区

第 6 区

村山 一美、 永 善一、松村 邦寛、大屋 昌一、小寺 義雄、市野 正、中野 秀雄、和田 英夫、西山 鉄三、林 利男、上野 亀吉、

米森 昭夫、松田 良雄、中村 清美、橘 明夫、米田 潔、山本 隆、北野 一郎、田中 充人、堀田 吉彦、西山 喜一、南出 昭二、

小堀 幸穂、桜井 健太郎、山守 保裕、長基 健司、谷本 大幸、坂井 義男、山下 弘、中田 耕作、町 寿、 野 博之

久司 岩吉、北野 新一、山田 和一、山本 堅一郎、織田 捷二、小田 吉一、風 尚樹

米田 孝志、松岡 孝、熊本 一郎、北野 賢治、南 雅雄、松崎 茂文、坂井 浩明、山本 正人、金森 修栄、中尾 敏弘、前多 壽幸、

中村 伸一、原 輝夫、森 信康、吉田 達夫、掛村 均、秋田 順孝、安江 清、鳥山 進

中 兼太郎、横山 勝人、長  郁夫、西本 昭一郎、 田 治也、 木 雅宣、卯野 三郎、北村 浩一、井出 清、宮本 繁、淺井 重晴、

橋爪 勝、杉本 欣二、 野 伸也、徳久 武、松浦 義明、苗代 泰次、木場 貞夫、北村 信孝、住田 勉

善田 晋作、東出 孝則、森 俊東、喜多 外之、林 忠、元山 利朗、 川 亜起雄、中丸 知幸、辻 康憲、東 潤一、藤本 健治、新宅 憲三、

宮下 勇、小坂 政信、川北 巖、井波 好雄、松江 治美、高筒 勝行

宮本 冨士夫、出坂 泰文、岩田 幹彦、福島 理夫、東 正幸、舘中 憲次、横山 伸一郎、永野 博信、若狭 源司郎、永井 廣治、

木谷 輝男、宮川 忠弘、山岸 徹、寺地 健、額村 貞夫、沖野 勉、山下 智雄、玉井 好明、川元 傳、谷口 博志、西山 勇、牧畠 清隆、

兵井 信孝、寺田 清司、小山 常善、西本 浩二、表田 典雄、菅波 勲夫、上野 正廣、高桑 哲成、花谷 勇、廣澤 喜義

選任区

32人

7人

19人

20人

18人

32人

総代数 氏  名

(順不同)

(総代総数128名:平成20年6月30日現在)

(単位:人、%)

日本標準産業分類の大分類により区分

満年齢 40歳未満 50歳未満 60歳未満 70歳未満 80歳未満 80歳以上 合 計

人   数

構 成 比

6

4.69

27

21.09

57

44.53

36

28.13

2

1.56

128

100.00

(3)総代の在任期間

平均在任期間10.7年 (単位:人、%)

在任期間 3年未満 6年未満 9年未満 12年未満 15年未満 15年以上 合 計

人   数

構 成 比

26

20.31

23

17.97

23

17.97

10

7.81

6

4.69

40

31.25

128

100.00

(4)総代の職業 (単位:人、%)

職 業 会社役員 合 計

人   数

構 成 比

107

83.59

個人事業主

16

12.50

会社員

その他(無職等)

5

3.91

128

100.00

うち会社役員・個人事業主の業種別内訳  (単位:人、%)

業 種 名

製 造 業

農 業

林 業

漁 業

鉱 業

建 設 業

電気・ガス・熱供給業等

人数

20

1

36

構成比

16.26

0.81

29.27

業 種 名

情 報 通 信 業

運 輸 業

卸 売 業 、小 売 業

金 融 ・ 保 険 業

不 動 産 業

各 種 サ ー ビ ス

合 計

人数

43

1

5

17

123

構成比

34.96

0.81

4.07

13.82

100.00

5 6

id3_02550H_中面.indd 5-6id3_02550H_中面.indd 5-6 09.8.12 7:44:34 PM09.8.12 7:44:34 PM

当金庫の考え方

経営環境の変化に伴い、信用リスク、市場リスク、流動性リスク、オペレーショナル・リスク(事務リスク、システムリスク、

法務リスク、人的リスク、有形資産リスク、評判リスク)など金融機関を取り巻く各種のリスクがますます増大しています。こ

うした状況下、今後とも継続して地域に貢献していくためには、従来以上に適切なリスク管理を行っていく必要があります。

当金庫では、リスク管理の強化を重点施策として位置付け、金融環境の変化に柔軟に対応できるリスク管理体制の構築を

図るため、平成2年に資産(貸出金・有価証券など)、負債(預金など)の金利変動に伴う「金利リスク」、株式や債券などの価格

の変動がもたらす「価格変動リスク」などの「市場リスク」及び「流動性リスク」などに対応するためALM委員会を設置し、経

済・金利見通しに基づいた資金運用・調達の迅速化、最適化及び収益の極大化を図っております。

また、平成19年3月には、統合的リスク管理規程、自己資本管理規程、オペレーショナル・リスク管理規程を制定し、さまざ

まなリスクを管理することによって、健全性の確保と収益の向上を図っております。

リスク管理体制

企業や個人への貸出金が回収不能または利息の取立不能になるなどの「信用リスク」に対応するため、貸出審査部門と営

業推進部門を分離し、厳格な審査体制をとっております。また、外部研修への受講生派遣や内部研修の実施、本部から営業

店への臨店指導など貸出審査能力の向上に努めております。

さらに、当金庫が定めた「自己査定基準書」及び「償却及び引当金の計上に関する規程」により、厳格な資産査定を行うと

ともに、その結果に基づいた適正な償却・引当を実施しております。したがいまして、新規融資先及び既存取引先に対しても、

これまで以上に審査が重要となります。融資先の財務内容の分析とともに、審査・調査を徹底することで助言・適切な指導を

行うことにより財務内容の向上に寄与する方針です。加えて、平成14年6月には本部の組織改革に伴い、融資管理部を企業

支援部に名称変更するとともに、人員を増員し、景気の低迷等により苦境に陥っている企業に対しての支援体制の強化に取

り組んでおります。

また、平成15年5月には「企業支援先認定基準書」を制定するとともに、本基準書に基づき、毎年企業支援先を抽出し、当

金庫(企業支援部職員及び営業店長)と企業が一体となって経営改善に取り組んでおります。この結果、平成17、18年度の2

年間で、要注意先債権399先のうち98先の債務者区分が上昇したことに加え、平成19年度は管理先債権83先のうち25先

の債務者区分が上昇するなどの成果を上げることができました。

審査管理・企業支援体制

正確な事務処理体制を築き、お客様の信頼に応えるべく、監査を定期的に行い、事務管理が諸規程及び要領に従い正確か

つ効率的に行われるよう指導しております。また、営業店においては、店内検査・照査制度を設け、より正確な事務処理に努

めております。

内部管理構築の基本方針に則って、継続的に内部統制システムの整備を進め、その実効性確保に努めております。

監査体制

相次いだ金融機関の破綻、また、いわゆる総会屋に対する不当な利益供与等の不祥事の続発により、金融機関に対する社

会的批判が強まっていることなどから、全国信用金庫協会では、この際改めて社会的責任とコンプライアンス(法令等遵守)

について、各信用金庫に自覚を喚起し、具体的対応策に取り組むことが肝要との観点から、平成9年10月に「信用金庫の社会

的責任とコンプライアンス(法令等遵守)への対応について」と、これに基づく「信用金庫倫理綱領」が策定されました。これに

伴い、当金庫においても態勢整備を図るべく、平成11年8月に「私たちの行動ルール(倫理綱領)」を制定、以降毎年具体的な

実践計画「コンプライアンス・プログラム」を策定、本部に統括部署を設置し、担当責任者及び担当者を本部・営業店に配置す

るなど法令等の遵守態勢の強化に努めております。加えて、平成14年6月には「コンプライアンス基本規程」を制定するとと

もに、理事長直轄のコンプライアンス委員会を設置、また、平成16年4月には不祥事件の未然防止を図るべく「コンプライア

ンス臨店指導要領」を制定し本部統括部署が臨店指導を実施するとともに平成19年7月には市民社会の秩序や安全に脅威

を与える反社会的勢力への対応を図るべく「反社会的勢力対応規程」を制定するなど、法令等遵守態勢のさらなる強化に努

めております。

金融商品の販売等に関する法律に基づき、「金融商品販売に係る勧誘方針」を策定・公表するとともに、金融商品の販売等

に際し重要事項について説明を行うなど適正な勧誘を行うよう徹底しております。

個人情報の保護に関する法律に基づき、「個人情報保護宣言(プライバシーポリシー)」をホームページ等において公表し、

必要かつ適切な安全管理措置を講じて個人情報の保護を図っております。

法令等遵守体制

業績と展望

事業方針

経営環境 展  望

平成20年度の国内経済は、世界的な市場混乱の深刻化や

円高・原油高などが響き、景気減速は避けられない見通しで

あるものの、在庫・生産設備・雇用・債務などストック面の調

整を要する状況になく、経済の落ち込みが長期にわたる可

能性は低くなってきております。しかしながら、地域・業種・

規模による格差は依然として解消するまでには至っておらず、

信用金庫の主要取引先であります中小企業の多くは、地域経

済の低迷から売上げ不振や利益率の低下により疲弊の度合

いを一段と強め、深刻な状況に追い込まれてきております。

このことは、営業地域や取引先が限定されている我々信用金

庫にとって避けては通れない道であり、自らが根ざす地域社

会の繁栄なくして発展はあり得ません。

このような中、従来以上に金融機関がお客様から選別さ

れる時代にあって、小口多数取引のさらなる推進を通じて、

より強固な経営基盤の確立を図っていくことが何よりも重要

となります。併せて、経営の健全性確保をもってお客様から

の信任をより確実なものとなるように努めなければなりま

せん。そのためにも、内部統制・統合的リスク管理の強化、不

祥事件の未然防止や金融商品取引法施行に伴うコンプライ

アンス態勢の徹底など、各種リスク管理態勢の一層の整備・

充実を図るとともに、経営管理体制の強化による経営基盤

の安定並びにディスクロージャー誌等による情報開示を図り、

より一層、経営の透明性に尽くしてまいります。

さらに、今一度、創業の原点に立ち返り、地域金融の専門

機関である信用金庫として果たすべき地域貢献等の社会的

使命、役割の重要性と存在意義を肝に銘ずるとともに、お客

様から真に選ばれる金融機関を目指し、従来にも増して多

様化するお客様のニーズにお応えできる態勢の確立に努め

ることとします。

平成19年度は、地域密着という信用金庫としての独自

性の発揮と、地域の皆様方から選ばれる金融機関として

健全性の確保による信頼性の向上を図るべく、3ヵ年計画

として樹立しました「    ルネッサンス2006」の中

間年度として、これら諸事業完遂を第一方針として掲げ

て取り組むこととしました。資金調達におきましては、昨

年度に引き続き、年金、給振、定期積金を中心に取引先数

の増加と複合取引の推進を行い、資金運用におきましては、

個人には住宅ローン・消費者ローン、事業者には小口融資、

担保・保証に過度に依存しない商品等を中心として推進

いたしました。また、経営の合理化等を推進することによ

り、コストの逓減を図るとともに、不良債権の早期回収に

より安定収益の確保と健全経営に努めることとしました。

平成19年度の国内経済情勢は、原油など資源価格の高騰

により、中小、零細企業は一段と収益力が圧迫されている一

方で、建築基準法の改正から住宅着工が大幅に落ち込んだ

ほか、暫定税率問題等による地方財政への影響などもあって、

次第に減速感を強めており、先行きについても不透明感が

広まってきています。また、米国のサブプライムローン問題

が世界各国に飛び火したことが、株価の下落による金融不

安心理を一層かりたて、依然として厳しい状況が続いていま

す。併せて、地方経済は地域間格差がさらに拡大し、また、業

種間においても格差が拡大していることから、地域に根ざ

している信用金庫はその影響をもろに受けているのが現状

です。

このような中、我々地域密着型金融機関を取り巻く環境は、

平成19年9月に金融商品取引法の施行、10月には「ゆうち

ょ銀行」の発足、平成20年3月からは金融審議会において協

同組織金融機関の本格的見直し論議が開始されるなど経営

に多大な影響を与える重要な制度改革等が進展している中、

地域との信頼の輪を広げ、地域社会との絆を深めてきました。

この結果、地域社会の活性化や中小企業の再生は緩やかで

はありますが、着実に実を結びつつあります。

業  績 このような情勢下にありまして、当金庫はお取引先の皆様

のご支援、ご愛顧のもと、営業基盤の拡充と経営効率の強化に

努めた結果、次のような業績を収めることができました。

預金・積金につきましては、公金預金や金融機関預金の減少

が続くという厳しい環境のもと、一般法人預金も減少したも

のの、ふるさといしかわ子育て応援定期預金やプレミアム金

利定期預金の取扱いなどから、個人預金は順調に推移したこ

となどから期末残高は1,122億円(伸長率0.64%)となりまし

た。一方、貸出金につきましては、資金需要が低迷していた中、

地域経済発展のため終始一貫、積極的な融資姿勢を貫きまし

たが、消費マインドの低下や企業の設備投資の抑制など資金

需要が低迷しているなか、新たな企業倒産や資産の早期健全

化を図るべく不良債権処理を加速したことなどから期末残高

は615億円(伸長率△5.00%)となりました。

収益につきましては、資金利益等が減少したことに加え、前

期同様厳格に不良債権の償却・引当を行い、不良債権処理費

用が増加したことから経常損失は494百万円(増加率△

532.91%)となりました。税引前当期純損失は479百万円(増

加率△387.61%)、当期純損失は638百万円(増加率△

875.14%)となりました。なお、金融機関経営の健全性の指標

とされる自己資本比率につきましては、特別積立金の取崩し

による自己資本額の減少により、当期末現在で8.62%となり

前期末より0.48ポイントの低下となり、行政当局における経

営改善指導の発動基準となる4%を大きく上回る結果となり

ました。

7 8

id3_02550H_中面.indd 7-8id3_02550H_中面.indd 7-8 09.8.12 7:44:35 PM09.8.12 7:44:35 PM

当金庫の主要な事業の内容

事業の組織 業務組織図(平成20年6月30日現在)

1.預金及び定期積金の受入れ 2.資金の貸付け及び手形の割引 3.為替取引 4.上記1~3の業務に付随する次に掲げる業務  その他の業務 (1)債務の保証又は手形の引受け (2)有価証券((5)に規定する証書をもって表示される金銭債権に該

当するもの及び短期社債等を除く。)の売買(有価証券関連デリバティブ取引に該当するものを除く。)又は有価証券関連デリバティブ取引(投資の目的をもってするもの又は書面取次ぎ行為に限る。)

(3)有価証券の貸付け (4)国債証券、地方債証券若しくは政府保証債券(以下「国債証券等」

という。)の引受け(売出しの目的をもってするものを除く。)並びに当該引受けに係る国債証券等の募集の取扱い及びはね返り玉の買取り

(5)金銭債権の取得又は譲渡及びこれに付随する業務(除く商品投資受益権証書の取得・譲渡に係る付随業務)

(6)短期社債等の取得又は譲渡 (7)次に掲げる者の業務の代理

国民生活金融公庫、独立行政法人住宅金融支援機構、中小企業金融公庫、独立行政法人勤労者退職金共済機構、独立行政法人福祉医療機構、日本銀行、年金積立金管理運用独立行政法人、独立行政法人雇用・能力開発機構、独立行政法人農林漁業信用基金、独立行政法人中小企業基盤整備機構、地方住宅供給公社、東日本建設業保証株式会社、日本酒造組合中央会、社団法人しんきん保証基金、財団法人建設業振興基金、社団法人全国石油協会、社団法人全国市街地再開発協会、財団法人不動産流通近代化センター、独立行政法人環境再生保全機構、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、日本政策投資銀行

(8)次に掲げる者の業務の代理又は媒介(内閣総理大臣の定めるものに限る。) イ 金庫(信用金庫及び信用金庫連合会)

(9)国、地方公共団体、会社等の金銭の収納その他金銭に係る事務の取扱い

(10)有価証券、貴金属その他の物品の保護預り (11)振替業 (12)両替 (13)デリバティブ取引(有価証券関連デリバティブ取引に該当する

ものを除く。)であって信用金庫法施行規則で定めるもの((5)に掲げる業務に該当するものを除く。)

(14)金融等デリバティブ取引((5)及び(13)に掲げる業務に該当するものを除く。)

(15)金融等デリバティブ取引の媒介、取次ぎ又は代理(信用金庫法施行規則に定めるものを除く。)

(16)金の取扱い

(1)保険業法(平成7年法律第105号)第275号第1項により行う保険募集 

(2)当せん金付証票法の定めるところにより、都道府県知事等からの委託又は都道府県知事等の承認を得て行われる受託機関からの再委託に基づき行う当せん金付証票の販売事務等

(3)確定拠出年金法(平成13年法律第88号)により行う業務 (4)高齢者の居住の安定確保に関する法律(平成13年法律第26号)

の定めるところにより、高齢者居住支援センターからの委託を受けて行う債務保証の申込の受付及び保証債務履行時の事務等(債務の保証の決定及び求償権の管理回収業務を除く。)

5.国債証券、地方債証券、政府保証債券その他の有価証   券について金融商品取引法により信用金庫が営むこ   とのできる業務(上記4により行う業務を除く。) 6.法律により信用金庫が営むことのできる業務

コンプライアンス委員会

理 事 長

常 勤 監 事

監 事

理 事

ALM委員会 部店長会議

専 務 理 事

総 代 会

常 務 理 事

常 勤 理 事

常務会

理事会

監事会

企業支援部

総合企画部

資金証券部

電算システム係

事務管理係

ローン相談コーナー

業務推進係

融資審査係

代理業務係

経営法務係

資産管理係

企業支援係

事務集中係

調

資金証券係

部 店 長

次 長

代 理

主 任

現金センター室

資産査定委員会

得意先係

〔本 部〕

〔営業店〕

執 行 役 員

店舗一覧

営業地区一覧

店  名 住    所 T E L

本 店 営 業 部

金 沢 支 店

白 峰 支 店

根 上 支 店

寺 井 支 店

辰 口 支 店

円 光 寺 支 店

米 丸 支 店

野 々 市 支 店

明 光 支 店

八 日 市 支 店

緑 が 丘 支 店

美 川 支 店

小 松 支 店

松 任 支 店

川 北 支 店

笠 間 支 店

( 本 部 )

(076)272-1212

(076)263-2581

(076)259-2111

(0761)55-1317

(0761)57-0670

(0761)51-3141

(076)242-5211

(076)291-1525

(076)246-4355

(076)273-3333

(076)244-7781

(0761)51-5100

(076)278-5551

(0761)22-8822

(076)276-1100

(076)277-2500

(076)274-1100

(076)263-2585

石川県白山市鶴来本町一丁目ワ107番地の2

石川県金沢市三社町3番15号

石川県白山市白峰ロ77番地の1

石川県能美市大成町チ269番地

石川県能美市寺井町タ198番地の3

石川県能美市三ツ屋町ロ38番地

石川県金沢市円光寺二丁目10番14号

石川県金沢市入江三丁目139番地

石川県石川郡野々市町新庄四丁目48番地

石川県白山市明光三丁目2番

石川県金沢市八日市二丁目163番地

石川県能美市緑が丘七丁目3番地

石川県白山市湊町乙42番地3

石川県小松市天神町49番12号

石川県白山市専福寺町154番地1

石川県能美郡川北町字田子島エ121番地

石川県白山市西美沢野町6番地1

石川県金沢市三社町3番15号(金沢支店内)

(平成20年6月30日現在)

金沢新神田合同庁舎、石川県庁、石川県立中央病院、金沢市役所、JR金沢駅、浅ノ川総合病院、 香林坊大和、ラブロ片町、金沢スカイビル、ラパーク金沢、金劇パシオン

小 松 市 内 小松市役所、小松市民病院、アルプラザ小松、ジャスコ小松、小松大和

石 川 郡 内

能 美 郡 内

アークプラザ金沢南店

金 沢 市 内

PLANT-3川北

能 美 市 内

白 山 市 内

能美市役所根上庁舎、能美市役所寺井庁舎、能美市役所辰口庁舎、能美市立病院、 ねあがりショッピングタウン、サンパーク辰口

白山市役所、白山市鶴来支所、公立つるぎ病院、公立松任石川中央病院、河内地場産業センター、ショッピングセンター「コア」、アピタ松任、ジャスコ松任

事務所の名称及び所在地

石川県金沢市、小松市、白山市、加賀市、かほく市、能美市、石川郡(野々市町)、能美郡(川北町)、河北郡(内灘町、津幡町)

当金庫を所属信用金庫とする信用金庫代理業者 該当ありません。

(注) 当金庫ではお客様のニーズに応え、全店舗にATM(現金自動預払機)を設置。さらに、上記*印の店舗の自動機器は365日稼動いたしております。

店舗外現金自動設備設置場所

9 10

id3_02550H_中面.indd 9-10id3_02550H_中面.indd 9-10 09.8.12 7:44:35 PM09.8.12 7:44:35 PM

区  分

利益率

総資産経常利益率 総資産当期純利益率

△ 0.41% △ 0.54%

第60期 (平成19年度)

0.09% 0.07%

第59期 (平成18年度)

(注) 総資産経常(当期純)利益率 =               ×100経常(当期純)利益

総資産(除く債務保証見返)平均残高

(単位:百万円)

科  目

流 動 性 預 金 うち有利息預金 定 期 性 預 金 うち固定金利定期預金 うち変動金利定期預金 そ の 他

計 譲 渡 性 預 金 合 計

28,590 25,070 82,593 74,923

40 320

111,504 ー

111,504

第60期 (平成19年度)

28,850 24,307 81,200 73,247

41 313

110,365 ー

110,365

第59期 (平成18年度)

預金・譲渡性預金残高(期中平均残高) ②預金に関する指標

1.流動性預金 = 当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金 2.定期性預金 = 定期預金+定期積金    固定金利定期預金 : 預入時に満期日までの利率が確定する定期預金    変動金利定期預金 : 預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金 3.国際業務部門については該当ありません。

(注)

直近の2事業年度における事業の状況

(単位:百万円)

区  分

業務粗利益 ①主要な業務の状況を示す指標

資 金 運 用 収 支 資 金 運 用 収 益 資 金 調 達 費 用 役 務 取 引 等 収 支 役務取引等収益 役務取引等費用 そ の 他 業 務 収 支 その他業務収益 その他業務費用 業 務 粗 利 益 業 務 粗 利 益 率

2,104 2,222 117 37 179 142 0 34 34

2,142 1.90 % %

第59期 (平成18年度)

1,913 2,211 297 36 174 137 28 47 19

1,979 1.73

第60期 (平成19年度)

2.業務粗利益率 =                 ×100業務粗利益

資金運用勘定平均残高

(注) 1.資金調達費用は、金銭の信託運用見合費用(平成18年度 0百万円、平成19年度 2百万円)を控 除して表示しております。

3.国際業務部門については該当ありません。

資金運用収支の内訳 (単位:百万円、%)

(注) 1.資金運用勘定は、無利息預け金の平均残高(平成18年度86百万円、平成19年度93百万円)を、資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(平成18年度800百万円、平成19年度799百万円)及び利息(平成18年度 0百万円、平成19年度 2百万円)を、それぞれ控除して表示しております。

2.国際業務部門については該当ありません。

区  分

資 金 運 用 勘 定 う ち 貸 出 金 う ち 預 け 金 うち商品有価証券 う ち 有 価 証 券 資 金 調 達 勘 定 う ち 預 金 積 金 うち譲渡性預金 う ち 借 用 金 うちコマーシャル・ペーパー

113,891 62,840 20,248

ー 30,594 110,704 111,504

ー ー ー

第60期 (平成19年度)

112,517 64,069 18,141

ー 30,098 109,565 110,365

ー ー ー

第59期 (平成18年度)

1.94 2.84 0.62 ー

0.90 0.26 0.26 ー ー ー

第60期 (平成19年度)

1.97 2.84 0.41 ー

1.02 0.10 0.10 ー ー ー

第59期 (平成18年度)

2,211 1,790 126 ー

278 297 299 ー ー ー

第60期 (平成19年度)

2,222 1,824 75 ー

309 117 118 ー ー ー

第59期 (平成18年度)

平均残高 利  息 利回り

(注) 1.残高及び利率の増減要因が重なる部分については、利率による増減要因に含めております。 2.国際業務部門については該当ありません。

区  分

利鞘

資 金 運 用 利 回 資 金 調 達 原 価 率 総 資 金 利 鞘

1.94% 1.85% 0.09%

第60期 (平成19年度)

1.97% 1.66% 0.31%

第59期 (平成18年度)

区  分

受 取 利 息 う ち 貸 出 金 う ち 預 け 金 うち商品有価証券 う ち 有 価 証 券 支 払 利 息 う ち 預 金 積 金 うち譲渡性預金 う ち 借 用 金 うちコマーシャル・ペーパー

24 △ 34

8 ー 5 1 1 ー ー ー

△ 34 0 43 ー

△ 36 180 180 ー ー ー

△ 10 △ 34 51 ー

△ 31 181 181 ー ー ー

第60期 (平成19年度)

23 △ 34 △ 3 ー 35 0 0 ー ー ー

137 69 35 ー 55 62 62 ー ー ー

160 35 32 ー 90 62 62 ー ー ー

第59期 (平成18年度)

残高による増減 利率による増減 純増減 残高による増減 利率による増減 純増減

受取・支払利息の対前期増減 (単位:百万円)

(単位:百万円)

資 料 編

経 常 収 益 経 常 利 益 ( △ は 経 常 損 失 ) 当 期 純 利 益 (△は当期純損失) 出 資 総 額

出 資 総 口 数

純 資 産 額

総 資 産 額

預金積金残高

貸 出 金 残 高

有価証券残高

単体自己資本比率 出資に対する配当金 (出資1口当たり)

出 資 配 当 率

職 員 数

〈参考〉

千口 千口

2,448

178

71

616

12,326

4,926

116,057

108,799

66,379

26,819

8.93

2円

4

155

第57期 (平成16年度)

千口

千口

人 人

千口

% % %

2,359

139

187

616

12,333

4,566

116,981

110,272

65,973

29,152

8.03

2円

4

153

第58期 (平成17年度)

2,452

114

82

618

12,366

4,907

118,858

111,519

64,839

30,043

9.10

2円

4

149

2,631

△ 494

△ 638

619

12,388

4,329

118,700

112,240

61,595

36,425

8.62

2円

4

141

第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

2,385

213

188

615

12,317

4,521

116,940

110,110

68,540

29,427

8.15

2円

4

167

第56期 (平成15年度) 区 分

直近の5事業年度における主要な事業の状況 主要な経営指標の推移

預金残高の推移

貸出金残高の推移

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000 110,000 120,000

110,000 120,000

(単位:百万円)

(単位:百万円)

第57期 (16年度) 66,379

第58期 (17年度) 第59期 (18年度)

65,973

64,839

第60期 (19年度)

61,595

第56期 (15年度)

108,799

110,272

111,519

第57期 (16年度) 第58期 (17年度) 第59期 (18年度)

112,240第60期 (19年度)

第56期 (15年度)

110,110

68,540

(単位:百万円)

区  分

当 金 庫 預 金 積 金 有 価 証 券 動 産 不 動 産 そ の 他 小 計 信用保証協会・信用保険 保 証 信 用 合 計

1,662 ー ー

24,974 ー

26,637 9,689 18,933 6,334 61,595

第60期 (平成19年度)

1,757 ー ー

25,378 ー

27,135 10,151 20,577 6,973 64,839

第59期 (平成18年度)

貸出金の担保別内訳(期末残高)

(単位:百万円)

区  分

当 金 庫 預 金 積 金 有 価 証 券 動 産 不 動 産 そ の 他 小 計 信用保証協会・信用保険 保 証 信 用 合 計

7 ー ー 804 ー

811 3

191 ー

1,006

第60期 (平成19年度)

7 ー ー 875 ー

882 4

264 5

1,156

第59期 (平成18年度)

債務保証見返の担保別内訳(期末残高)

(単位:百万円、%)

区  分

設 備 資 金 運 転 資 金 合 計

31,272 30,322 61,595

50.77 49.22 100.00

第60期 (平成19年度)

31,776 33,062 64,839

49.00 50.99 100.00

第59期 (平成18年度)

貸出金使途別残高(期末残高)

残 高

構成比 残 高

構成比

(単位:百万円)

(単位:百万円)

科  目

割 引 手 形 手 形 貸 付 証 書 貸 付 当 座 貸 越 合 計

699 10,074 48,138 3,928 62,840

第60期 (平成19年度)

911 9,613 49,496 4,048 64,069

第59期 (平成18年度)

貸出金残高(期中平均残高) ③貸出金等に関する指標

国際業務部門については該当ありません。

科  目

定 期 預 金 固定金利定期預金 変動金利定期預金 そ の 他

75,045 75,011

33 ー

第60期 (平成19年度)

73,239 73,191

48 ー

第59期 (平成18年度)

定期預金残高(期末残高)

(注)

(単位:百万円)

区  分

貸 出 金 変 動 金 利 固 定 金 利

61,595 23,846 37,749

第60期 (平成19年度)

64,839 24,361 40,477

第59期 (平成18年度)

貸出金残高(期末残高)

変動金利貸出金は、1年以内の周期(随時見直し含む)で金利の変更が約定されている貸出金です。 (注)

業 種 別

製 造 業 農 業 林 業 漁 業 鉱 業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 業 、小 売 業 金 融 ・ 保 険 業 不 動 産 業 各 種 サ ー ビ ス 小 計 地 方 公 共 団 体 個 人 合 計

208 11 2 ー 2

348 ー 2 31 231 7 88 306

1,236 6

5,842 7,084

5,656 64 38 ー

386 9,892

ー 201

1,450 4,458 509

8,191 5,571 36,420 3,907 21,267 61,595

9.18 0.10 0.06 ー

0.62 16.05

ー 0.32 2.35 7.23 0.82 13.29 9.04 59.12 6.34 34.52 100.00

第60期 (平成19年度)

221 12 2 ー 2

364 ー 2 35 247 7 90 316

1,298 5

6,226 7,529

6,161 79 43 ー

427 11,003

ー 102

1,514 4,641 508

8,462 5,722 38,667 4,063 22,107 64,839

9.50 0.12 0.06 ー

0.65 16.96

ー 0.15 2.33 7.15 0.78 13.05 8.82 59.63 6.26 34.09 100.00

第59期 (平成18年度)

先 数 残 高 構成比 先 数 残 高 構成比

貸出金業種別内訳(期末) (単位:先、百万円、%)

(単位:百万円)

区  分

貸出金(期末残高)(A) 預 金(期末残高)(B)         預貸率

     

61,595  112,240  54.87% 56.35%

第60期 (平成19年度)

64,839  111,519  58.14% 58.05%

第59期 (平成18年度)

預貸率

1.預金には定期積金を含んでおります。 2.国際業務部門については該当ありません。

( A/ B) 期中平均 (注)

(単位:百万円)

国 債 社 債 株 式 外国証券 その他の証券

136 1,151 ー 397 ー

1年以下

126 9,354 ー 99 99

1,574 9,383 ー 200 ー

4,044 1,341 ー ー 100

480 352 ー ー 48

481 194 ー 100 ー

ー ー 107 ー 271

6,842 21,777 107 796 518

有価証券の残存期間別残高

商品有価証券残高(期中平均残高)  該当ありません。

④有価証券に関する指標

(単位:百万円)

区  分

国 債 地 方 債 短 期 社 債 社 債 株 式 外 国 証 券 投 資 信 託 そ の 他 の 証 券 合 計

6,526 ー ー

22,243 90

1,039 694 ー

30,594

第60期 (平成19年度)

8,586 ー ー

20,108 106 799 496 ー

30,098

第59期 (平成18年度)

有価証券残高(期中平均残高)

(単位:百万円)

区  分

有価証券(期末残高)(A) 預  金(期末残高)(B)         預証率

     

36,425  112,240  32.45% 27.43%

第60期 (平成19年度)

30,043  111,519  26.93% 27.27%

第59期 (平成18年度)

預証率

( A/B) 期中平均 1.預金には定期積金を含んでおります。 2.国際業務部門については該当ありません。 (注)

1年超 3年以下

3年超 5年以下

5年超 7年以下

7年超 10年以下

期限の 定めの ないもの

10年超 合計

国 債 社 債 株 式 外国証券 その他の証券

9,066 2,896 ー ー ー

1年以下

145 14,041 ー 197 76

98 4,183 ー 691 96

2,864 414 ー ー ー

24 567 ー 100 35

471 ー ー ー ー

ー ー 88 ー 365

12,671 22,103

88 988 574

1年超 3年以下

3年超 5年以下

5年超 7年以下

7年超 10年以下

期限の 定めの ないもの

10年超 合計

第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

11 12

id3_02550H_中面.indd 11-12id3_02550H_中面.indd 11-12 09.8.12 7:44:35 PM09.8.12 7:44:35 PM

直近の2事業年度における財産の状況

貸借対照表(資産の部) (1)貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書

( 資 産 の 部 )

現 金

預 け 金

金 銭 の 信 託

有 価 証 券

国 債

社 債

株 式

そ の 他 の 証 券

貸 出 金

割 引 手 形

手 形 貸 付

証 書 貸 付

当 座 貸 越

そ の 他 資 産

未 決 済 為 替 貸

信金中金出資金

前 払 費 用

未 収 収 益

そ の 他 の 資 産

有 形 固 定 資 産

建 物

土 地

建 設 仮 勘 定

その他の有形固定資産

無 形 固 定 資 産

その他の無形固定資産

繰 延 税 金 資 産

債 務 保 証 見 返

貸 倒 引 当 金

(うち個別貸倒引当金)

資 産 の 部 合 計

( 負 債 の 部 )

預 金 積 金

当 座 預 金

普 通 預 金

貯 蓄 預 金

通 知 預 金

定 期 預 金

定 期 積 金

そ の 他 の 預 金

そ の 他 負 債

未 決 済 為 替 借

未 払 費 用

給付補てん備金

未 払 法 人 税 等

前 受 収 益

払 戻 未 済 金

そ の 他 の 負 債

賞 与 引 当 金

退 職 給 付 引 当 金

役員退職慰労引当金

偶 発 損 失 引 当 金

睡眠預金払戻損失引当金

再評価に係る繰延税金負債

債 務 保 証

負 債 の 部 合 計

( 純 資 産 の 部 )

出 資 金

普 通 出 資 金

利 益 剰 余 金

利 益 準 備 金

その他利益剰余金

特 別 積 立 金

当期未処分剰余金 (△は当期未処理損失金)

処 分 未 済 持 分

会 員 勘 定 合 計

その他有価証券評価差額金

土地再評価差額金

評価・換算差額等合計

純 資 産 の 部 合 計

負債及び純資産の部合計

貸借対照表(負債及び純資産の部)

1,493

15,900

782

36,425

12,671

22,103

88

1,563

61,595

644

9,476

47,107

4,367

515

27

208

3

196

79

1,522

628

855

38

14

14

489

1,006

△ 1,046

△ 890

118,700

(    ) (    )

科  目 第60期 (平成19年度)

1,328

18,479

802

30,043

6,842

21,777

107

1,315

64,839

1,073

10,446

48,840

4,478

680

33

208

2

187

248

1,478

571

844

25

36

14

14

640

1,156

△ 605

△ 460

118,858

第59期 (平成18年度)

(単位:百万円) (単位:百万円)

科  目 第60期 (平成19年度)

112,240

1,444

27,208

132

51

75,045

7,666

691

327

20

237

8

1

42

0

17

47

494

107

0

3

142

1,006

114,370

619

619

3,606

618

2,988

3,620

△ 631

△ 0

4,225

△ 202

305

103

4,329

118,700

111,519

2,086

27,530

129

412

73,239

7,800

321

501

29

107

4

4

42

0

312

47

483

99

142

1,156

113,951

618

618

4,294

616

3,678

3,600

78

△ 0

4,913

△ 285

280

△ 5

4,907

118,858

第59期 (平成18年度)

クロユリ (石川県の郷土の花)

損益計算書

科  目

2,631

2,211

1,790

126

278

16

174

62

112

47

37

10

197

5

191

3,126

299

292

7

137

34

103

19

18

0

1

1,774

1,080

670

22

895

449

401

7

20

16

△ 494

(単位:百万円)

経 常 収 益

資 金 運 用 収 益

貸 出 金 利 息

預 け 金 利 息

有価証券利息配当金

その他の受入利息

役務取引等収益

受入為替手数料

その他の役務収益

その他業務収益

国債等債券売却益

その他の業務収益

その他経常収益

金銭の信託運用益

その他の経常収益

経 常 費 用

資 金 調 達 費 用

預 金 利 息

給付補てん備金繰入額

役務取引等費用

支払為替手数料

その他の役務費用

その他業務費用

国債等債券売却損

国債等債券償還損

その他の業務費用

経 費

人 件 費

物 件 費

税 金

その他経常費用

貸倒引当金繰入額

貸 出 金 償 却

株 式 等 償 却

金銭の信託運用損

その他の経常費用

経 常 利 益 ( △ は 経 常 損 失 )

剰余金処分計算書

科  目

(単位:百万円)

当期未処分剰余金 (△は当期未処理損失金)

積 立 金 取 崩 額

剰 余 金 処 分 額

次 期 繰 越 金

第60期 (平成19年度)

△ 631

690

25

1

24

(年 4%)

32

第59期 (平成18年度)

78

46

1

24

(年 4%)

20

32

利 益 準 備 金

普通出資に対する配当金

(配当率)

特 別 積 立 金

第60期 (平成19年度)

2,452

2,222

1,824

75

309

13

179

63

115

34

24

10

16

11

4

2,338

118

115

3

142

34

107

34

34

0

1,722

1,045

655

21

320

297

15

7

114

第59期 (平成18年度)

科  目

54

12

42

39

31

5

3

△ 479

7

151

△ 638

32

△ 25

△ 631

(単位:百万円)

特 別 利 益

固定資産処分益

貸倒引当金戻入益

償却債権取立益

特 別 損 失

固定資産処分損

減 損 損 失

その他の特別損失

税引前当期純利益 (△は税引前当期純損失)

法人税、住民税及び事業税

法 人 税 等 調 整 額

当 期 純 利 益 ( △ は 当 期 純 損 失 )

前 期 繰 越 金

土地再評価差額金取崩額

当期未処分剰余金 (△は当期未処理損失金)

第60期 (平成19年度)

71

8

17

44

18

2

15

166

11

72

82

31

△ 35

78

第59期 (平成18年度)

第59期(平成18年度)及び第60期(平成19年度)の貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書については、信用金庫法第38条の2第3項の規定に基づき、新日本監査法人の監査を受けております。

第60期(平成19年度)における貸借対照表、損益

計算書及び剰余金処分計算書(以下、「財務諸表」

という。)の適正性及び財務諸表作成に係る内部監

査の有効性を確認しております。

平成20年6月24日

鶴来信用金庫 理事長

13 14

id3_02550H_中面.indd 13-14id3_02550H_中面.indd 13-14 09.8.12 7:44:36 PM09.8.12 7:44:36 PM

貸借対照表の注記

記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子会社株式については移動平均法による原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価のないものについては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。 有形固定資産の減価償却は、定率法(ただし、平成10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く。)については定額法)を採用しております。 また、主な耐用年数は次のとおりであります。     建 物  34年~38年     動 産   5年~20年 (会計方針の変更) 平成19年度税制改正に伴い、平成19年4月1日以後に取得した有形固定資産については、改正後の法人税法に基づく償却方法により減価償却費を計上しております。なお、この変更による貸借対照表等に与える影響は軽微であります。 (追加情報) 当期より、平成19年3月31日以前に取得した有形固定資産については、償却可能限度額に達した事業年度の翌事業年度以後、残存簿価を5年間で均等償却しております。なお、これによる貸借対照表等に与える影響についても軽微であります。 無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。 外貨建資産は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。 貸倒引当金は、当金庫の定める「自己査定基準書」及び「償却及び引当金の計上に関する規程」に則り、次のとおり計上しております。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」という。)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(「破綻懸念先」という。)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。 すべての債権は、当金庫の定める「自己査定基準書」に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、さらに当該部署から独立した資産査定委員会が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。 なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は2,500百万円であります。 賞与引当金は、職員への賞与の支払に備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、当期に帰属する額を計上しております。 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、退職給付会計に関する実務指針(中間報告)(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第13号)に定める簡便法(直近の年金財政計算上の責任準備金を退職給付債務とする方法)により、当期末における必要額を計上しております。 また、当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退職給付費用として処理しております。 なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。 ①制度全体の積立状況に関する事項(平成19年3月31日現在)  年金資産の額                      1,391,419百万円  年金財政計算上の給付債務の額              1,588,552百万円  差引額                         △197,132百万円 ②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合(平成19年3月31日現在) 0.0980% ③補足説明  上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高274,571百万円及び別途積立金77,438百万円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間19年の元利均等定率償却であります。 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払に備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当期末までに発生していると認められる額を計上しております。

睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者からの払戻請求による支払に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。 (会計方針の変更) 従来、利益計上した睡眠預金の預金者への払戻損失は払戻時の費用として処理しておりましたが、「租税特別措置法上の準備金及び特別法上の引当金又は準備金並びに役員退職慰労引当金等に関する監査上の取扱い」(日本公認会計士協会監査・保証実務委員会報告第42号平成19年4月13日)が平成19年4月1日以後開始する事業年度から適用されることに伴い、当期から同報告を適用しております。 これにより、従来の方法に比べ、特別損失は3百万円増加し、税引前当期純損失は3百万円増加しております。 偶発損失引当金は、平成19年10月1日に信用保証協会との責任共有制度が開始されたことに伴い信用保証協会への負担金の支払に備えるため、当期から将来の負担金支払見込額を計上しております。 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額

1,104百万円 子会社等の株式の総額                       10百万円 子会社等に対する金銭債務総額                   17百万円 有形固定資産の減価償却累計額                 1,764百万円 貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計算機等及び営業用車両については、所有権移転外ファイナンス・リース契約により使用しております。 貸出金のうち、破綻先債権額は569百万円、延滞債権額は3,353百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は145百万円であります。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は946百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は5,015百万円であります。 なお、20.から23.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた銀行引受手形、商業手形及び荷付為替手形は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は644百万円であります。 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産  有価証券    56百万円  定期預け金    5百万円 担保資産に対応する債務  預金      72百万円 上記のほか、為替決済及び公金取扱等の取引の担保として、定期預け金1,100百万円及び現金3百万円を差し入れております。

財務諸表の注記(第60期)

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土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。 再評価を行った年月日 平成13年3月31日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法は、土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第3号に定める固定資産税評価額、第4号に定める路線価に基づいて(奥行価格補正、二方路加算による補正等)、合理的な調整を行って算出しております。 同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額      319百万円 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する当金庫の保証債務の額は50百万円であります。 出資1口当たりの純資産額 349円51銭 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、「国債」、「社債」、「株式」及び「その他の証券」が含まれております。以下、32.まで同様であります。 満期保有目的の債券で時価のあるもの

その他有価証券で時価のあるもの 当期中に売却したその他有価証券 時価評価されていない有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額

その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額 運用目的の金銭の信託 満期保有目的の金銭の信託

当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、25,711百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内のものが8,399百万円あります。 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ以下のとおりであります。 繰延税金資産   貸倒引当金                649百万円   退職給付引当金              153百万円   役員退職慰労引当金             33百万円   賞与引当金                 16百万円   減価償却超過額               36百万円   その他有価証券評価差額金          62百万円   その他                   13百万円  繰延税金資産小計              964百万円  評価性引当額               △475百万円  繰延税金資産合計              489百万円 繰延税金負債  繰延税金負債合計               -百万円 繰延税金資産の純額              489百万円 (会計方針の変更) 「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号平成18年8月11日)及び「金融商品会計に関する実務指針」(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第14号)等における有価証券の範囲に関する規定が一部改正され(平成19年6月15日付及び同7月4日付)、金融商品取引法の施行日以後に終了する事業年度から適用されることになったことに伴い、当期から改正会計基準及び実務指針を適用しております。 記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 子会社との取引による収益総額  12百万円 子会社との取引による費用総額  38百万円 出資1口当たり当期純損失金額  51円57銭 その他の経常収益には、小松支店土地収用に係る補償金187百万円を含んでおります。 当期において、以下の資産について、地価の継続的な下落並びに営業店キャッシュ・フローの低下等により投資額の回収が見込めなくなったことに伴い、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額5百万円を「減損損失」として「特別損失」

に計上しております。 当金庫の営業店舗については、管理会計上の最小区分である営業店(一部母店制)毎をグルーピングの単位としております。また、本部、システムセンター、福利厚生施設等については、独立したキャッシュ・フローを生み出さないことから共用資産としております。 なお、減損損失の測定に使用した回収可能価額は正味売却価額であり、不動産鑑定評価額から処分費用見込額を控除して算出しております。

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損益計算書の注記

うち損

(単位:百万円)

国債

社債

その他

 合計

注)1.時価は、当期末における市場価格等に基づいております。 2.「うち益」「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。

1

0

16

19

うち益

0

0

差 額

△ 1

△ 0

△16

△19

時 価

8,997

199

580

9,777

貸借対照表 計 上 額

8,999

200

597

9,796

当期の損益に含まれた評価差額

(単位:百万円)

運用目的の金銭の信託 △17

貸借対照表計上額

482

うち損

(単位:百万円)

満期保有目的の金銭の信託 -

うち益

差額

時価

貸借対照表 計 上 額

300

うち損

(単位:百万円)

株式

債券

 国債

 社債

その他

 合計

注)1.貸借対照表計上額は、当期末における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。 2.「うち益」「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。

2

128

54

74

163

294

うち益

6

78

10

68

7

92

評価差額

3

△49

△43

△5

△156

△202

取得原価

56

25,525

3,671

21,853

965

26,547

貸借対照表 計 上 額

52

25,574

3,715

21,859

1,121

26,749

(単位:百万円)

債券

 国債

 社債

その他

 合計

11,962

9,066

2,896

11,962

1年以内

18,469

243

18,225

1,062

19,531

1年超5年以内

3,871

2,889

981

135

4,006

5年超10年以内

471

471

471

10年超

売却損の合計額

(単位:百万円)

その他有価証券 18

売却益の合計額

37

売却額

7,986

(単位:百万円)

満期保有目的の債券  信用金庫保証付私募債

子会社・子法人等株式及び関連法人等株式  子会社株式

その他有価証券  非上場株式

金 額 内 容

50 50

10 10

21 21

地  域 主 な 用 途 種   類 減損損失

白山市内 営業用店舗 土地、建物 5百万円

15 16

id3_02550H_中面.indd 15-16id3_02550H_中面.indd 15-16 09.8.12 7:44:36 PM09.8.12 7:44:36 PM

(2)リスク管理債権について

第60期(平成19年度)の信用金庫法に基づくリスク管理債権額は、破綻先債権額569百万円、延滞債権額3,353百万円、3ヵ月以上

延滞債権額145百万円、貸出条件緩和債権額946百万円、合計5,015百万円となりました。

破綻先債権額は、景気低迷による財務内容の悪化により増加となりましたが、企業支援先の経営改善支援に積極的に取り組んだ結

果、全体としては前期比67百万円の減少となりました。

なお、平成19年度決算において、破綻先債権及び延滞債権のうち自己査定の実質破綻先に対する貸出金は、担保・保証等により回

収が可能と認められる額(以下「回収可能見込額」という。)を控除した額の全額を、また、破綻懸念先に対する貸出金は、回収可能見

込額を控除した額のうち必要額をそれぞれ個別貸倒引当金に計上しております。3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権は、過

去の一定期間における貸倒実績率に基づき算出した額を一般貸倒引当金に計上しております。

【信用金庫法に基づくリスク管理債権の状況】

区  分 第60期 (平成19年度)

569

3,353

3,922

2,479

1,442

890

61.68%

第59期 (平成18年度)

524

3,038

3,563

2,886

676

460

68.07%

(単位:百万円)

1.破綻先債権・延滞債権に対する担保・保証  及び引当金の引当・保全状況

破 綻 先 債 権 額

延 滞 債 権 額

合 計

担 保 ・ 保 証 額

回収に懸念がある債権額

個 別 貸 倒 引 当 金

同 引 当 率

(A)

(B)

(C)=(A)+(B)

(D)

(E)=(C)-(D)

(F)

(G)=(F)/(E)×100

区  分 第60期 (平成19年度)

145

946

1,092

528

564

74

13.12%

(単位:百万円)

2.3ヵ月以上延滞債権・貸出条件緩和債権に対する  担保・保証及び引当金の引当・保全状況

3ヵ月以上延滞債権額

貸出条件緩和債権額

合 計

担 保 ・ 保 証 額

回収に管理を要する債権額

貸 倒 引 当 金

同 引 当 率

(H)

(I)

(J)=(H)+(I)

(K)

(L)=(J)-(K)

(M)

(N)=(M)/(L)×100

区  分 第60期 (平成19年度)

5,015

第59期 (平成18年度)

26

1,493

1,519

526

993

60

6.05%

第59期 (平成18年度)

5,083

(単位:百万円) 3.リスク管理債権の合計額

合 計 額 (O)=(C)+(J)

(注) 「破綻先債権」(A)とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続してい

ることその他の事由により、元本又は利息の取立て又は弁済の見込みが

ないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(以下、「未収利息不計上

貸出金」という。)のうち、次のいずれかに該当する債務者に対する貸出金

です。

① 会社更生法又は金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規

定による更生手続開始の申立てがあった債務者

② 民事再生法の規定による再生手続開始の申立てがあった債務者 

③ 破産法の規定による破産手続開始の申立てがあった債務者

④ 会社法の規定による特別清算開始の申立てがあった債務者

⑤ 手形交換所による取引停止処分を受けた債務者

「延滞債権」(B)とは、未収利息不計上貸出金のうち次の2つを除いた貸出

金です。

① 上記1.の「破綻先債権」に該当する貸出金

② 債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を

猶予した貸出金

「3ヵ月以上延滞債権」(H)とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日

から3ヵ月以上延滞している貸出金で、上記1.の「破綻先債権」及び2.の「延

滞債権」に該当しない貸出金です。

「貸出条件緩和債権」( I )とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目

的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他

の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で、上記1.の「破綻先債権」、

2.の「延滞債権」及び3.の「3ヵ月以上延滞債権」に該当しない貸出金です。

なお、これらの開示額(A、B、H、I)は、担保処分による回収見込額、保証に

よる回収が可能と認められる額や既に引当てている個別貸倒引当金を控

除する前の金額であり、全てが損失となるものではありません。

「担保・保証」(D、K)は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込

額及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。

「個別貸倒引当金」(F)は、「破綻先債権額」(A)・「延滞債権額」(B)に対して

個別に引当計上した額の合計額です。

「貸倒引当金」(M)には、貸借対照表上の一般貸倒引当金の額のうち、「3ヵ

月以上延滞債権額」(H) ・「貸出条件緩和債権額」( I )に対して引当てた額

を記載しております。

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(注) 1. 2. 3.

担保・保証額は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。 担保・保証額による保全不足額は、担保・保証額による回収に懸念のある額であり回収不能額を表すものではありません。 債権額合計は、貸出金合計額と債務保証見返(1,056百万円)、未収利息(69百万円)及び貸出金に係る仮払金(1百万円)の合計額です。

【リスク管理債権及び金融再生法に基づく開示対象債権等の状況】 第60期(平成19年度) (単位:百万円)

破綻先債権

信用金庫法に基づく リスク管理債権

569 569

3,353実質破綻先

破綻懸念先

804

2,549

要管理先 1,502

その他先 7,584

正常先 45,799

1,449

7,468

44,847

3,907 その他 (地公体) 3,911

債権額合計 62,72361,595貸出金合計額

貸出金残高

破綻先

自己査定 債務者区分

570

総与信残高

554

101 (74)

(27) (359) (23)

12

41

1,046

335

個別・一般 貸倒引当金②

1,442

887 (528)

513 (490)

1,039

担保・保証 保全額③

552

保全不足額 ①-②-③

3ヵ月以上 延滞債権 145

貸出条件 緩和債権 946

リスク管理債権 合計額

5,015

不良債権合計額 (A)+(B)+(C)

5,017

延滞債権 3,353

貸出金に占める割合 8.14%

債権額に占める割合 7.99%

不良債権比率

要 注 意 先

危険債権 (B)

要管理債権 (C)

2,549

1,092

正常債権 57,706

債権額合計 62,723

破産更生債権 及びこれらに 準ずる債権 (A)

金融再生法に基づく 開示債権①

1,375

第60期(平成19年度)の金融再生法に基づく不良債権額は、破産更生債権及びこれらに準ずる債権額1,375百万円、危険債権額

2,549百万円、要管理債権額1,092百万円、合計5,017百万円となり、全体としては前期比68百万円の減少となりました。これら

はいずれも貸出金及び貸出金に準ずる債権(仮払金、債務保証見返等)であって、これ以外の不良債権はありません。

なお、不良債権に対する担保・保証等による回収可能見込額及び貸倒引当金の合計の割合(保全率)は79.20%となっております。

【金融再生法に基づく開示債権の状況】

区  分 第60期 (平成19年度)

1,375

2,549

1,092

57,706

62,723

(単位:百万円) 1.金融再生法開示債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

危 険 債 権

要 管 理 債 権

正 常 債 権

合 計

区  分 第60期 (平成19年度)

5,017

1,375

2,549

1,092

3,973

964

3,009

79.20%

48.02%

(単位:百万円) 2.金融再生法開示債権保全状況

金融再生法上の不良債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

危 険 債 権

要 管 理 債 権

保 全 額

貸 倒 引 当 金

担 保 ・ 保 証 等

保 全 率

担保・保証等控除後債権に対する引当率

(A)

(B)

(C)

(D)

(B)/(A)×100

(C)/((A)-(D))×100

第59期 (平成18年度)

1,654

1,911

1,519

61,051

66,136

第59期 (平成18年度)

5,085

1,654

1,911

1,519

3,936

521

3,415

77.40%

31.19%

(注) 「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、破産、会社更生、再生手続

等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに

準ずる債権です。

「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態

及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取

りができない可能性の高い債権です。

「要管理債権」とは、「3ヵ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当

する貸出金をいいます。

「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権

であり、上記1.から3.までに掲げる債権以外の債権をいいます。

1.

2.

3.

4.

(注) 「貸倒引当金」(C)は個別貸倒引当金及び要管理債権に対して計上している

一般貸倒引当金の合計額です。

17 18

id3_02550H_中面.indd 17-18id3_02550H_中面.indd 17-18 09.8.12 7:44:36 PM09.8.12 7:44:36 PM

502 2 482 △ 17

区  分 第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

区  分

第60期 (平成19年度)

(注) 1.時価は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.上記の「その他」は、外国証券です。

貸借対照表 計 上 額 時価 差額 うち益 うち損

貸借対照表 計 上 額 時価 差額 うち益 うち損

△ 1

△ 0

△ 16

△ 19

0

0

1

0

16

19

8,999

200

597

9,796

8,997

199

580

9,777

第59期 (平成18年度)

0

△ 4

△ 4

0

0

0

4

5

800

300

1,100

800

295

1,095

(単位:百万円)

国 債

地 方 債

短期社債

社 債

そ の 他

合 計

(3)有価証券等について

(注) 1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.上記の「その他」は、外国証券及び投資信託です。

(注) 貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。

期首残高 期末残高 目的使用 そ の 他

当 期 減 少 額 当 期 増加額

208

144

443

460

651

605

144

156

460

890

605

1,046

29

8

29

8

208

144

414

452

622

596

144

156

460

890

605

1,046

(単位:百万円)

一般貸倒引当金

個別貸倒引当金

合 計

平成18年度

平成19年度

平成18年度

平成19年度

平成18年度

平成19年度

(4)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 貸倒引当金内訳

区  分

金銭の信託 7.運用目的の金銭の信託

(単位:百万円)

(5)貸出金償却の額 貸出金償却

(単位:百万円)

貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額

(単位:百万円) 5.その他有価証券で時価のあるもの

区  分

第60期 (平成19年度)

取得原価 (償却原価)

貸借対照表 計 上 額

貸借対照表 計 上 額 評価差額 うち益 うち損

取得原価 (償却原価) 評価差額 うち益 うち損

3

△ 49

△ 43

△ 5

△ 156

△ 202

6

78

10

68

7

92

2

128

54

74

163

294

52

25,574

3,715

21,859

1,121

26,749

56

25,525

3,671

21,853

965

26,547

第59期 (平成18年度)

16

△ 336

△ 205

△ 131

34

△ 285

17

27

6

21

47

93

0

364

211

152

13

378

52

28,106

7,047

21,059

981

29,140

69

27,770

6,842

20,927

1,015

28,854

株 式

債 券

国 債

地方債

短期社債

社 債

そ の 他

合 計

1.商品有価証券、信用金庫法施行規則第102条第1項  第5号に掲げる取引  該当ありません。

2.売買目的有価証券  該当ありません。

区  分 第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

(単位:百万円)

満期保有目的の債券

信用金庫保証付私募債

子会社・子法人等株式及び関連法人等株式

子 会 社 株 式

そ の 他 有 価 証 券

非 上 場 株 式

50

10

21

50

10

28

6.時価のない有価証券の主な内容と貸借対照表計上額

4.子会社・子法人等株式及び関連法人等株式で時価  のあるもの  該当ありません。

3.満期保有目的の債券で時価のあるもの

貸 出 金 償 却 額 297 401

イヌワシ (石川県の県鳥)

9.その他の金銭の信託  該当ありません。

8.満期保有目的の金銭の信託 第60期

(平成19年度)

当金庫の自己資本の充実の状況等について~定性的な開示事項~

 自己資本比率は、「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規程に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するための基準」(平成18年金融庁告示第21号)に定められた算式に基づき算出しております。  なお、当金庫は国内基準を採用しております。 1.自己資本調達手段の概要  自己資本は、主に基本的項目(Tier1)と補完的項目(Tier2)で構成されています。平成19年度末の自己資本額のうち、当金庫が積み立てているもの以外のものは、基本的項目では地域のお客さまからお預りしている出資金(補完的項目では一般貸倒引当金等)が該当します。

2.自己資本の充実度に関する評価方法の概要  自己資本の充実度に関しましては、自己資本比率はもちろんのことTier1比率の状況についても、国内基準である4%を上回っており、経営の健全性・安全性を十分保っております。また、当金庫は、リスク分散が図られていると評価しております。さらに、繰延税金資産につきましては、自己資本に占める割合も逓減しており、ほとんど依存しておりません。  一方、将来の自己資本充実策については、年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、そこから得られる利益による資本の積上げを第一義的な施策として考えております。なお、収支計画については、貸出金計画に基づいた利息収入や市場環境を踏まえた運用収益など、足元の状況を十分に踏まえた上で策定された極めて実現性の高いものであります。

3.信用リスクに関する項目 (1)リスク管理の方針及び手続きの概要

 信用リスクとは、取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、当金庫が損失を受けるリスクをいいます。当金庫では、信用リスクを当金庫が管理すべき最重要のリスクであると認識の上、与信業務の基本的な理念や手続き等を明示した「貸出審査方針」等を制定し、広く役職員に理解と遵守を促すとともに、信用リスクを確実に認識する管理態勢を構築しています。  信用リスクの評価につきましては、当金庫では、取引先格付制度と厳格な自己査定を実施しております。  以上、一連の信用リスク管理の状況については、ALM委員会等で協議検討を行うとともに、必要に応じて理事会、常務会といった経営陣に対する報告態勢を整備しております。  貸倒引当金は、「自己査定基準書」及び「償却及び引当金の計上に関する規程」に基づき、自己査定における債務者区分ごとに計算された貸倒実績率を基に算定するとともに、その結果については監査法人の監査を受けるなど、適正な計上に努めております。

(2)リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関  リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関等の名称は、㈱格付投資情報センター(R&I)、㈱日本格付研究所(JCR)、ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)、スタンダード・アンド・プアーズ・レーティング・サービシズ(S&P)の4つの機関を採用しています。なお、エクスポージャーの種類ごとに適格格付機関の使分けは行っておりません。

4.信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要  信用リスク削減手法とは、金庫が抱えている信用リスクを軽減化するための措置をいい、具体的には、預金担保、有価証券担保、保証などが該当します。当金庫では、融資の取上げに際し、資金使途、返済原資、財務内容、事業環境、経営者の資質など、さまざまな角度から可否の判断をしており、担保や保証による保全措置は、あくまでも補完的な位置付けとして認識しております。したがって、担保又は保証に過度に依存しないような融資の取上げ姿勢に徹しております。ただし、与信審査の結果、担保又は保証が必要な場合には、お客さまへの十分な説明とご理解をいただいた上で、ご契約いただくなど適切な取扱いに努めております。  当金庫が扱う担保には、自金庫預金積金、有価証券、不動産等、保証には、人的保証、信用保証協会保証、政府関係機関保証、民間保証等がありますが、その手続きについては、金庫が定める「融資事務取扱要領」及び「不動産担保評価基準書」等により、適切な事務取扱い及び適正な評価を行っております。  また、手形貸付、割引手形、証書貸付、当座貸越、債務保証、外国為替、デリバティブ取引、保証取引その他一切の取引に関して、お客さまが期限の利益を失われた場合には、当該与信取引の範囲において、預金相殺を用いる場合があります。この際、信用リスク削減方策の一つとして、金庫が定める「融資事務取扱要領」や各種約定書等に基づき、法的に有効である旨確認の上、事前の通知や諸手続きを省略して払戻充当いたします。  なお、バーゼル2で定められている信用リスク削減手法には、適格担保として自金庫預金積金、上場株式、保証として社団法人しんきん保証基金、その他未担保預金等が該当いたします。

 また、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に偏ることなく分散されております。

5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要  当金庫では、派生商品取引及び長期決済期間取引は行っておりません。

6.証券化エクスポージャーに関する事項  当金庫では、証券化取引は行っておりません。

7.オペレーショナル・リスクに関する項目 (1)リスク管理の方針及び手続きの概要

 当金庫では、オペレーショナルリスクを「事務リスク、システム・リスク、法務リスク、人的リスク、有形資産リスク、評判リスク及びその他リスクに起因し、当金庫が損失を被るリスク」と定義しています。当金庫は、オペレーショナルリスクについて、事務リスク、システム・リスク、法務リスク、人的リスク、有形資産リスク、評判リスク及び規制・制度変更リスク、風評リスクの各リスクを含む幅広いリスクと考え、管理体制や管理方法に関するリスク管理の基本方針をそれぞれのリスクについて定め、確実にリスクを認識し、評価しております。 リスクの計測に関しましては、当面、基礎的手法を採用することとし、態勢を整備しております。 また、これらのリスクに関しましては、ALM委員会等、各種委員会におきまして協議・検討するとともに、必要に応じて経営陣による、理事会等において、報告する態勢を整備しております。

(2)オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称  当金庫は、基礎的手法を採用しております。

8.銀行勘定における出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続きの概要  上場株式、株式関連投資信託にかかるリスクの認識については、時価評価によるリスク計測によって把握するとともに、当金庫の抱える市場リスクの状況や、設定されたリスク限度枠、損失限度枠の遵守状況を、リスク管理担当役員に報告するとともに、リスクの分析を実施し、定期的に常務会やALM委員会等に報告しています。  一方、非上場株式、子会社・関連会社、政策投資株式、その他ベンチャーファンド又は投資事業組合への出資金に関しては、当金庫が定める「余裕資金運用基準」及び「余裕資金運用基準細則」などに基づいた適正な運用・管理を行っております。また、リスクの状況は、財務諸表や運用報告を基にした評価による定期的なモニタリングを実施するとともに、その状況については、適宜、経営陣へ報告を行うなど、適切なリスク管理に努めております。  なお、当該取引にかかる会計処理については、当金庫が定める「自己査定基準書」、「償却及び引当金の計上に関する規程」及び日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」に従った、適正な処理を行っております。

9.銀行勘定における金利リスクに関する事項 (1)リスク管理の方針及び手続きの概要

 金利リスクとは、市場金利の変動によって受ける資産価値の変動や、将来の収益性に対する影響を指しますが、当金庫においては、双方ともに定期的な評価・計測を行い、適宜、対応を講じる態勢としております。  具体的には、一定の金利ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスクの計測や、金利更改を勘案した期間収益シミュレーションによる収益への影響度、さらには新商品等の導入による影響など、ALM委員会で協議検討をするとともに、必要に応じて経営陣へ報告を行うなど、資産・負債の最適化に向けたリスク・コントロールに努めております。

(2)内部管理上使用した銀行勘定における金利リスクの算定手法の概要 ・計測手法   預金・貸出金・有価証券等全て「GPS計算方式」 ・コア預金   対  象:流動性預金全般(当座、普通、貯蓄等) 算定方法:①過去5年の最低残高、②過去5年の最大年間流出量を

現残高から差引いた残高、③現残高の50%相当額、以上3つのうち最小の額を上限

  満  期:5年以内(平均2.5年) ・金利感応資産・負債  預金、貸出金、有価証券、預け金、その他の金利・期間を有する資産・負債

・金利ショック幅   99%タイル又は1%タイル値 ・リスク計測の頻度   月次(前月末基準)

19 20

id3_02550H_中面.indd 19-20id3_02550H_中面.indd 19-20 09.8.12 7:44:36 PM09.8.12 7:44:36 PM

(注) 信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。なお、当金庫は国内基準を採用しております。

項  目 第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

618

618

3,620

32

0

285

4,602

174

144

318

4,921

390

300

390

4,921

48,966

1,137

3,974

54,077

8.51 %

9.10 %

619

619

2,930

32

0

202

3,999

189

156

345

4,344

390

300

390

4,344

45,526

999

3,853

50,379

7.93 %

8.62 %

(単位:百万円)

( 自 己 資 本 )

出 資 金

利 益 準 備 金

特 別 積 立 金

次 期 繰 越 金

処   分   未   済   持   分( △ )

そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差 損( △ )

基   本   的   項   目       計  ( A )

土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額

一 般 貸 倒 引 当 金

負 債 性 資 本 調 達 手 段 等

補   完   的   項   目   不   算   入   額( △ )

補   完   的   項   目       計  ( B )

自 己 資 本 総 額〔( A )+( B )〕  ( C )

他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額

期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの

控   除   項   目   不   算   入   額( △ )

控     除     項     目       計  ( D )

自 己 資 本 額〔( C )ー( D )〕  ( E )

( リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 )

資 産 ( オ ン ・ バ ラ ン ス ) 項 目

オ フ ・ バ ラ ン ス 取 引 項 目

オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額

リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 計 ( F )

単 体 T i e r 1 比 率 ( A )/( F )

単 体 自 己 資 本 比 率 ( E )/( F )

第60期 (平成19年度)

第59期 (平成18年度)

1,861

1,861

15

227

597

413

131

26

41

0

32

374

154

2,015

46,526

46,526

386

5,681

14,930

10,337

3,296

654

1,048

5

811

9,374

3,853

50,379

(単位:百万円)

イ.信用リスクアセット・所要自己資本の額合計

①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー

我が国の政府関係機関向け

金融機関及び第一種金融商品取引業者向け

法人等向け

中小企業等向け及び個人向け

抵当権付住宅ローン

不動産取得等事業向け

三月以上延滞等

取立未済手形

信用保証協会等による保証付

その他

②証券化エクスポージャー

ロ.オペレーショナルリスク

ハ.単体総所要自己資本額(イ+ロ)

リスク・アセット 所要自己資本額 2,004

2,004

13

218

697

499

113

64

73

0

34

289

158

2,163

50,103

50,103

333

5,465

17,426

12,486

2,835

1,605

1,842

6

857

7,243

3,974

54,077

リスク・アセット 所要自己資本額

(注) 1.所要自己資本の額=リスク・アセット×4% 2.「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、「金融機関及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。

4.オペレーショナルリスクは、当金庫は基礎的手法を採用しています。 5.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4%

<オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算出方法> 粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15% ÷8%

直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数

(2)自己資本の充実度に関する事項

(1)自己資本の構成に関する事項 単体自己資本比率(国内基準)

当金庫の自己資本の充実の状況等について~定量的な開示事項~

(注)当金庫は、国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、「地域別」の区分は省略しております。

(単位:百万円)

(注)1.オフ・バランス取引はデリバティブ取引を除く。 2.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。 3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等及び業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。具体的には現金、有形固定資産などが含まれます。

19ページをご参照ください。

ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等

国 内 国 外 地 区 別 合 計 製 造 業 農 業 林 業 鉱 業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 業 、 小 売 業 金 融 ・ 保 険 業 不 動 産 業 各 種 サ ー ビ ス 国 ・ 地 方 公 共 団 体 等 個 人 そ の 他 業 種 別 合 計 1 年 以 下 1 年 超 3 年 以 下 3 年 超 5 年 以 下 5 年 超 7 年 以 下 7 年 超 10 年 以 下 1 0     年     超 期 間 の 定 め の な い も の 残 存 期 間 別 合 計

エクスポージャー区分

地域区分 業種区分 期間区分

信用リスクエクスポージャー期末残高

第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

貸出金、コミットメント及びその他の デリバティブ以外のオフ・バランス取引

債  券 三月以上延滞 エクスポージャー

118,601 888

119,490 5,784 64 38 386

10,196 ー

211 2,105 4,461 36,161 9,077 8,022 16,568 21,289 5,123

119,490 60,727 25,783 9,623 5,205 3,201 1,856 13,093 119,490

62,595 ー

62,595 5,670 64 38 386

10,091 ー

201 1,450 4,461 509

8,219 6,304 3,907 21,289

ー 62,595 40,087 7,729 4,595 1,939 2,490 1,385 4,367 62,595

35,445 888

36,333 113 ー ー ー

104 ー 9

654 ー

19,751 858

1,718 12,661

ー 461

36,333 11,962 14,453 5,028 3,265 710 471 440

36,333

1,557 ー

1,557 518 ー ー ー

205 ー ー 0

138 0

224 228 ー

242 ー

1,557

118,213 696

118,910 6,293 79 43 427

11,269 ー

111 1,524 4,644 36,477 8,529 6,595 15,882 22,114 4,924

118,910 46,602 23,377 15,065 7,394 3,261 1,828 21,378 118,910

65,995 ー

65,995 6,175 79 43 427

11,269 ー

102 1,514 4,644 508

8,519 6,528 4,063 22,114

ー 65,995 39,772 8,169 4,023 1,733 2,421 1,802 8,069 65,995

29,347 696

30,043 118 ー ー ー ー ー 9 10 ー

17,489 10 67

11,818 ー

518 30,043 1,683 9,678 11,159 5,486 880 775 378

30,043

2,063 ー

2,063 657 ー ー ー

700 ー ー 0

231 ー 26 245 ー

202 ー

2,063

業種区分 第59期

(平成18年度) 第60期

(平成19年度) 第59期

(平成18年度) 第60期

(平成19年度)

製 造 業 農 業 林 業 漁 業 鉱 業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 業 、 小 売 業 金 融 ・ 保 険 業 不 動 産 業 各 種 サ ー ビ ス 国 ・ 地 方 公 共 団 体 等 個 人 合 計

182 0 ー ー ー 31 ー ー 1 9 ー 86 105 ー 42 460

328 ー ー ー ー

172 ー ー ー 77 ー

165 93 ー 52 890

127 ー ー ー ー 71 ー ー ー 19 9 54 58 ー

101 443

182 0 ー ー ー 31 ー ー 1 9 ー 86 105 ー 42 460

ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額

(単位:百万円)

個別貸倒引当金

期末残高 当期減少額 当期増加額 貸出金償却

第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

182 0 ー ー ー 31 ー ー 1 9 ー 86 105 ー 42 460

328 ー ー ー ー

172 ー ー ー 77 ー

165 93 ー 52 890

33 ー ー ー ー

169 ー ー 3 14 3 1 35 ー 37 297

6 ー ー ー ー

320 ー ー 2 51 ー 0 5 ー 14 401

(3)信用リスクに関する事項 イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 《地区別・業種別・残存期間別》

21 22

id3_02550H_中面.indd 21-22id3_02550H_中面.indd 21-22 09.8.12 7:44:37 PM09.8.12 7:44:37 PM

第60期 (平成19年度)

第59期 (平成18年度)

(単位:百万円)

信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー

①ソブリン向け

②金融機関向け

③法人等向け

④中小企業等・個人向け

⑤抵当権付住宅ローン

⑥不動産取得等事業向け

⑦三月以上延滞等

1,698

405

1,278

15

2,937

1,300

185

1,077

374

1,814

579

1,234

0

適格金融資産担保

信用リスク削減手法

ポートフォリオ 保  証 適格金融資産担保 保  証

(注) 当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。

(注) 1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.非上場株式等は、非上場株式のほか信金中金出資金、その他出資金を含めております。

(単位:百万円)

貸借対照表 計 上 額

区  分

第59期 (平成18年度)

69

250

320

時価

69

69

上 場 株 式

非上場株式等

合 計

(5)出資等エクスポージャーに関する事項 イ.貸借対照表計上額及び時価

貸借対照表 計 上 額

第60期 (平成19年度)

56

244

300

時価

56

56

(単位:百万円)

区  分 第59期 (平成18年度)

15

売 却 益

売  却 損

償    却

ロ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額

第60期 (平成19年度)

7

(単位:百万円)

区  分 第59期 (平成18年度)

16評 価 損 益

ハ.貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない 評価損益の額

第60期 (平成19年度)

3

(単位:百万円)

区  分 第59期 (平成18年度)

- 評 価 損 益

ニ.貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額

第60期 (平成19年度)

(注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。 2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。

(単位:百万円) ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 エクスポージャーの額

第59期 (平成18年度)

第60期 (平成19年度)

格付有り 格付無し 格付有り 格付無し 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150%

自己資本控除 合   計

2,303 ー ー ー ー ー ー ー ー

22,597 11,901 25,726 8,095 104

18,406 28,908 864 ー

1,252 2,857 15,994

ー ー ー

2,482 ー ー

27,430 9,306 12,379 9,956 215

16,126 20,963 524 ー

119,490118,910

告示で定める リスク・ウェイト区分(%)

(4)信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー

用   語 解     説 自己資本比率規制の中で使われる概念。自己資本の中の基本的項目であり、出資金・資本剰余金・利益剰余金などから構成されます。

自己資本比率規制の中で使われる概念。自己資本の中の補完的項目であり、一般貸倒引当金・土地再評価差額金の45%相当額・負債性資本調達手段などから構成されます。

リスクを有する資産(貸出金や有価証券など)を、リスクの大きさに応じて掛け目を乗じ、再評価した資産金額です。

金庫の業務上において不適切な処理等で生じる事象により損失を受けるリスクのことをいいます。具体的には不適切な事務処理により生じる事務リスク、システムの誤作動等により生じるシステム・リスク、風説の流布や誹謗中傷などにより企業イメージを毀損する風評リスク、などが含まれます。

リスクにさらされている資産のことを指しており、具体的には、貸出金等与信取引と有価証券等投資資産が該当します。 バーゼルⅡにおいては、住宅ローンの中で、代表的なものとして、抵当権が第1順位かつ担保評価額が十分に満たされているものを指します。 不動産の取得又は運用を目的とした事業者です。 各々のリスク・アセットの総額×4%(自己資本比率規制における国内基準)のことをいいます。 取引先の倒産や財務状況の悪化などにより、当金庫が損失を受けるリスクのことをいいます。 与信業務の基本的な理念や手続き等を明示したものです。 債権の危険度を表す指標です。自己資本比率規制で総資産を算出する際に、保有資産ごとに分類して用います。 ALM(Asset Liability Management)は、資産・負債の総合管理といい、主に金融機関において活用されているバランスシートのリスク管理方法です。 バーゼルⅡにおいて、金融機関がリスクを算出するに当たって用いることができる格付を付与する格付機関のことです。 金融庁長官は、適格性の基準に照らして適格と認められる格付機関を適格格付機関に定めています。 金利の変化(衝撃)のことで、上下200べーシス・ポイントの平行移動や1パーセンタイル値と99パーセンタイル値といった算出方法があります。 計測値を順番に並べたうちのパーセント目の値です。 99パーセンタイル値は99パーセント目の値です。 Grid Point Sensitivity (グリッド・ポイント・センシティビティ) 金利リスク指標の1つで、一定期間毎の金利が1べーシス・ポイント(0.01%)変化した場合における現在価値の変化額を表します。

T i e r 1(基本的項目)

T i e r 2(補完的項目)

リ ス ク・ア セ ッ ト

オペレーショナル・リスク

エ ク ス ポ ー ジ ャ ー 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業者 所 要 自 己 資 本 額

信 用 リ ス ク

クレジットポリシ ー リ ス ク・ウ ェ イ ト

A L M

適 格 格 付 機 関 金 利 シ ョ ッ ク パ ー セ ン タ イ ル 値 G P S

バーゼルⅡ(新自己資本比率規制)関連用語解説

(注) 1.金利リスクは、金融機関の保有する資産・負債のうち、市場金利に影響を受けるもの(例えば、貸出金、有価証券、預金等)が金利ショックにより発生するリスク量を見るものです。当金庫では、金利ショックを99%タイル値又は1%タイル値として銀行勘定の金利を算出しております。

2.流動性預金の金利リスク量は、明確な金利改正間隔がなく、預金者の要求によって随時払い出される流動性預金のうち、引き出されることなく長期金融機関に滞留する預金をコア預金と定義し、当金庫では、流動性預金の50%相当額を0~5年の期間に均等に振り分けて(平均2.5年)リスク量を算定しております。

3.銀行勘定の金利リスクは、運用勘定のリスク量と調達勘定のリスク量を相殺して算定しております。

(単位:百万円)

区  分

運用勘定

金利リスク量

第59期 (平成18年度)

831

949

69

10

1,860

第60期 (平成19年度)

850

658

51

6

1,565

貸 出 金

有 価 証 券 等

預 け 金

コールローン等

そ の 他

運用勘定合計

(6)銀行勘定の金利リスクに関する事項

837 592銀行勘定の金利リスク 17.01% 13.63%アウトライヤー比率

区  分

調達勘定

金利リスク量

第59期 (平成18年度)

699

323

1,023

第60期 (平成19年度)

659

313

973

定 期 性 預 金

流 動 性 預 金

そ の 他

調達勘定合計

4.アウトライヤー比率= ×100銀行勘定の金利リスク

自己資本額

23 24

id3_02550H_中面.indd 23-24id3_02550H_中面.indd 23-24 09.8.12 7:44:37 PM09.8.12 7:44:37 PM

鶴来信用金庫グループの事業系統図

鶴来信用金庫グループの主要な事業の内容及び組織の構成

鶴来信用金庫

子会社の概要 (平成20年6月30日現在)

名               称

所       在       地

資       本       金

設   立   年   月   日

当 金 庫 の 議 決 権 比 率

子 会 社 等 の 議 決 権 比 率

事   業   の   内   容 ④

つるしん総合サービス株式会社

金沢市昭和町2番10号

10,000千円

昭和63年9月7日

100%

なし

直近の5連結会計年度における主要な経営指標の推移

(平成20年6月30日現在)

金庫及びその子会社等の概況に関する事項

金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項

 鶴来信用金庫グループは、当金庫及び子会社1社(つるしん総合サービス㈱)で構成され、信用金庫業務を中心に、事務処理代行業務などの金融サービスを提供しております。

平成20年3月期の業績

 「鶴来信用金庫」と子会社「つるしん総合サービス株式会社」のグループとしての事業の業績は、当該会社が鶴来

信用金庫の100%出資の子会社であり、業務の一部を委託しているところであります。しかし、連結決算においては、

子会社は規模的には小さく、親会社である鶴来信用金庫の業績による影響が殆どであります。ちなみに収益につきま

しては、経常損失は494百万円、当期純損失は637百万円となりました。

国 内

本店ほか支店16店舗

子会社1社 つるしん総合サービス㈱ (宣伝物等物品購入販売業務)

現金・有価証券・文書・貴重品等の運搬、宣伝物等物品購入販売、債権書類等の集中管理、 調度品・消耗品の購入等

平成17年3月期 平成18年3月期 平成16年3月期 区        分 (単位:百万円)

連 結 経 常 収 益 連結経常利益(△は連結経常損失) 連結当期純利益(△は連結当期純損失) 連 結 純 資 産 額 連 結 総 資 産 額 連 結 自 己 資 本 比 率

① ② ③ ④ ⑤ ⑥

2,358 140 187

4,573 116,974

8.04

2,452 114 82

4,915 118,850

9.11

2,385 214 189

4,527 116,931

8.16

2,448 179 72

4,933 116,048

8.95 %% % %

平成20年3月期 平成19年3月期 2,631 △ 494 △ 637 4,337

118,690 8.64%

連結貸借対照表 (資産の部) (単位:百万円)

科 目

( 資 産 の 部 )

現 金 及 び 預 け 金

金 銭 の 信 託

有 価 証 券

貸 出 金

そ の 他 資 産

有 形 固 定 資 産

建 物

土 地

建 設 仮 勘 定

その他の有形固定資産

無 形 固 定 資 産

その他の無形固定資産

繰 延 税 金 資 産

債 務 保 証 見 返

貸 倒 引 当 金

資 産 の 部 合 計

17,394

782

36,415

61,595

515

1,523

628

855

-

39

14

14

489

1,006

△ 1,046

118,690

平成20年3月期

19,807

802

30,033

64,839

680

1,480

571

844

25

38

14

14

640

1,156

△ 605

118,850

平成19年3月期 科 目

経 常 収 益

資 金 運 用 収 益

貸 出 金 利 息

預 け 金 利 息

有価証券利息配当金

そ の他の受入利息

役 務 取 引 等 収 益

そ の 他 業 務 収 益

そ の 他 経 常 収 益

経 常 費 用

資 金 調 達 費 用

預 金 利 息

給付補てん備金繰入額

役 務 取 引 等 費 用

そ の 他 業 務 費 用

経 費

そ の 他 経 常 費 用

貸 倒引当金繰入額

そ の他の経常費用

経常利益(△は経常損失)

特 別 利 益

固 定 資 産 処 分 益

貸 倒 引 当 金 戻 入 益

償 却 債 権 取 立 益

特 別 損 失

固 定 資 産 処 分 損

減 損 損 失

そ の 他 の 特 別 損 失

税金等調整前当期純利益 (△は税金等調整前当期純損失)

法人税、住民税及び事業税

法 人 税 等 調 整 額

少 数 株 主 利 益

当期純利益(△は当期純損失)

2,631

2,211

1,790

126

278

16

174

47

196

3,125

299

292

7

137

19

1,772

895

449

446

△ 494

54

12

42

39

31

5

3

△ 478

7

151

△ 637

平成20年3月期

2,452

2,222

1,824

75

309

13

179

34

15

2,337

118

115

3

142

34

1,721

320

320

114

71

8

17

44

18

2

15

167

12

72

82

平成19年3月期

連結貸借対照表 (負債及び純資産の部) (単位:百万円)

科 目

( 負 債 の 部 )

預 金 積 金

そ の 他 負 債

賞 与 引 当 金

退 職 給 付 引 当 金

役 員 退 職 慰 労 引 当 金

偶 発 損 失 引 当 金

睡眠預金払戻損失引当金

再評価に係る繰延税金負債

債 務 保 証

負 債 の 部 合 計

( 純 資 産 の 部 )

出 資 金

利 益 剰 余 金

処 分 未 済 持 分

会 員 勘 定 合 計

その他有価証券評価差額金

土 地 再 評 価 差 額 金

評 価・換算差額等合計

純 資 産 の 部 合 計

負債及び純資産の部合計

112,223

327

47

494

107

0

3

142

1,006

114,353

619

3,614

△ 0

4,233

△ 202

305

103

4,337

118,690

平成20年3月期

111,503

501

47

483

99

142

1,156

113,935

618

4,302

△ 0

4,920

△ 285

280

△ 5

4,915

118,850

平成19年3月期

連結損益計算書 (単位:百万円)

金庫及びその子会社等の直近の2連結会計年度における財産の状況に関する事項

連結剰余金計算書 (単位:百万円)

科 目

利 益 剰 余 金 期 首 残 高

利 益 剰 余 金 増 加 高

当 期 純 利 益

土地再評価差額金取崩額

利 益 剰 余 金 減 少 高

当 期 純 損 失

配 当 金

利 益 剰 余 金 期 末 残 高

4,302

△ 25

△ 25

662

637

24

3,614

平成20年3月期

4,279

47

82

△ 35

24

24

4,302

平成19年3月期

当金庫の子会社におけるリスク管理債権は該当ありません。当金庫のリスク管理債権と同様となります。17ページをご参照ください。

連結リスク管理債権の状況

25 26

id3_02550H_中面.indd 25-26id3_02550H_中面.indd 25-26 09.8.12 7:44:37 PM09.8.12 7:44:37 PM

連結貸借対照表の注記

記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価のないものについては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。 連結される子会社は有価証券を保有しておりません。 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。 当金庫の有形固定資産の減価償却は、定率法(ただし、平成10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く。)については定額法)を採用しております。 また、主な耐用年数は次のとおりであります。     建 物  34年~38年     動 産   5年~20年 連結される子会社の有形固定資産については、資産の見積耐用年数に基づき、主として定率法により償却しております。 (会計方針の変更) 平成19年度税制改正に伴い、平成19年4月1日以後に取得した有形固定資産については、改正後の法人税法に基づく償却方法により減価償却費を計上しております。なお、この変更による連結貸借対照表等に与える影響は軽微であります。 (追加情報) 当連結会計年度より、平成19年3月31日以前に取得した有形固定資産については、償却可能限度額に達した連結会計年度の翌連結会計年度以後、残存簿価を5年間で均等償却しております。なお、これによる連結貸借対照表等に与える影響についても軽微であります。 無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。 当金庫の外貨建資産は、連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。 連結される子会社は外貨建資産を保有しておりません。 当金庫の貸倒引当金は、当金庫の定める「自己査定基準書」及び「償却及び引当金の計上に関する規程」に則り、次のとおり計上しております。 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」という。)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(「破綻懸念先」という。)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。 すべての債権は、当金庫の定める「自己査定基準書」に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、さらに当該部署から独立した資産査定委員会が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。 なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は2,500百万円であります。 連結される子会社は過去の貸倒実績がありませんので引当金の計上はありません。 賞与引当金は、職員への賞与の支払に備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、退職給付会計に関する実務指針(中間報告)(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第13号)に定める簡便法(直近の年金財政計算上の責任準備金を退職給付債務とする方法)により、当連結会計年度末における必要額を計上しております。 また、当金庫及び連結される子会社は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、当金庫及び連結される子会社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退職給付費用として処理しております。 なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の掛金等に占める当金庫及び連結される子会社の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。 ①制度全体の積立状況に関する事項(平成19年3月31日現在)  年金資産の額                      1,391,419百万円  年金財政計算上の給付債務の額              1,588,552百万円  差引額                         △197,132百万円

②制度全体に占める当金庫及び連結される子会社の掛金拠出割合 (平成19年3月31日現在)                    0.1003% ③補足説明  上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高274,571百万円及び別途積立金77,438百万円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間19年の元利均等定率償却であります。 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払に備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当連結会計年度末までに発生していると認められる額を計上しております。 睡眠預金払戻損失引当金は、利益計上した睡眠預金について預金者からの払戻請求による支払に備えるため、過去の払戻実績に基づく将来の払戻損失見込額を計上しております。 (会計方針の変更) 従来、利益計上した睡眠預金の預金者への払戻損失は払戻時の費用として処理しておりましたが、「租税特別措置法上の準備金及び特別法上の引当金又は準備金並びに役員退職慰労引当金等に関する監査上の取扱い」(日本公認会計士協会監査・保証実務委員会報告第42号平成19年4月13日)が平成19年4月1日以後開始する連結会計年度から適用されることに伴い、当連結会計年度から同報告を適用しております。 これにより、従来の方法に比べ、特別損失は3百万円増加し、税金等調整前当期純損失は3百万円増加しております。 偶発損失引当金は、平成19年10月1日に信用保証協会との責任共有制度が開始されたことに伴い信用保証協会への負担金の支払に備えるため、当連結会計年度から将来の負担金支払見込額を計上しております。 当金庫及び連結される子会社のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。 当金庫及び連結される子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。 当金庫の理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額

1,104百万円 子会社等の株式の総額                       10百万円 有形固定資産の減価償却累計額                 1,779百万円 連結貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計算機等及び営業用車両については、所有権移転外ファイナンス・リース契約により使用しております。 貸出金のうち、破綻先債権額は569百万円、延滞債権額は3,353百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は145百万円であります。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は946百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は5,015百万円であります。 なお、19.から22.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた銀行引受手形、商業手形及び荷付為替手形は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は644百万円であります。

連結財務諸表の注記(平成20年3月期)

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担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産  有価証券    56百万円  定期預け金    5百万円 担保資産に対応する債務  預金      72百万円 上記のほか、為替決済及び公金取扱等の取引の担保として、定期預け金1,100百万円及び現金3百万円を差し入れております。 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、当金庫の事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。 再評価を行った年月日 平成13年3月31日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法は、土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第3号に定める固定資産税評価額、第4号に定める路線価に基づいて(奥行価格補正、二方路加算による補正等)、合理的な調整を行って算出しております。 同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額   

319百万円 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する当金庫の保証債務の額は50百万円であります。 出資1口当たりの純資産額 350円14銭 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。 満期保有目的の債券で時価のあるもの その他有価証券で時価のあるもの 当連結会計年度中に売却したその他有価証券

時価評価されていない有価証券の主な内容及び連結貸借対照表計上額

その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額

運用目的の金銭の信託

満期保有目的の金銭の信託 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、25,711百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内のものが8,399百万円あります。 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。 (会計方針の変更) 「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号平成18年8月11日)及び「金融商品会計に関する実務指針」(日本公認会計士協会会計制度委員会報告第14号)等における有価証券の範囲に関する規定が一部改正され(平成19年6月15日付及び同7月4日付)、金融商品取引法の施行日以後に終了する連結会計年度から適用されることになったことに伴い、当連結会計年度から改正会計基準及び実務指針を適用しております。 記載金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。 出資1口当たり当期純損失金額  51円53銭 「その他の経常費用」には、貸出金償却401百万円、株式等償却7百万円を含んでおります。 当連結会計年度において、以下の資産について、地価の継続的な下落ならびに営業店キャッシュ・フローの低下等により投資額の回収が見込めなくなったことに伴い、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額5百万円を「減損損失」として「特別損失」に計上しております。 当金庫の営業店舗については、管理会計上の最小区分である営業店(一部母店制)毎をグルーピングの単位としております。また、本部、システムセンター、福利厚生施設等については、独立したキャッシュ・フローを生み出さないことから共用資産としております。 なお、減損損失の測定に使用した回収可能価額は正味売却価額であり、不動産鑑定評価額から処分費用見込額を控除して算定しております。

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連結損益計算書の注記 うち損

(単位:百万円)

国債

社債

その他

 合計

注)1.時価は、当連結会計年度末日における市場価格等に基づいております。 2.「うち益」「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。

1

0

16

19

うち益

0

0

差 額

△ 1

△ 0

△16

△19

8,997

199

580

9,777

8,999

200

597

9,796

時 価 連結貸借

対照表計上額

当連結会計年度の損益に 含まれた評価差額

(単位:百万円)

運用目的の金銭の信託 △17

連結貸借対照表計上額

482

うち損

(単位:百万円)

満期保有目的の金銭の信託 -

うち益

差額

時価

連結貸借 対照表計上額

300

うち損

(単位:百万円)

株式

債券

 国債

 社債

その他

 合計

注)1.連結貸借対照表計上額は、当連結会計年度末日における市場価格等に基づく時価により 計上したものであります。

2.「うち益」「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。

2

128

54

74

163

294

うち益

6

78

10

68

7

92

評価差額

3

△49

△43

△5

△156

△202

取得原価

56

25,525

3,671

21,853

965

26,547

連結貸借 対照表計上額

52

25,574

3,715

21,859

1,121

26,749

(単位:百万円)

債券

 国債

 社債

その他

 合計

11,962

9,066

2,896

11,962

1年以内

18,469

243

18,225

1,062

19,531

1年超5年以内

3,871

2,889

981

135

4,006

5年超10年以内

471

471

471

10年超

売却損の合計額

(単位:百万円)

その他有価証券 18

売却益の合計額

37

売却額

7,986

(単位:百万円)

満期保有目的の債券  信用金庫保証付私募債

その他有価証券  非上場株式

金 額 内 容

50 50

21 21

地  域 主 な 用 途 種   類 減損損失

白山市内 営業用店舗 土地、建物 5百万円

27 28

id3_02550H_中面.indd 27-28id3_02550H_中面.indd 27-28 09.8.12 7:44:37 PM09.8.12 7:44:37 PM

当金庫の自己資本の充実の状況等について~定性的な開示事項~(連結)

イ.自己資本比率告示第3条に規定する連結自己資本比率を算出する対象となる会社の集団(以下、「連結グループ」という。)に属する会社と連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則に基づき連結の範囲に含まれる会社との相違点 該当ありません。

ロ.連結グループのうち、連結子会社の数並びに主要な連結子会社の名称及び主要な業務の内容 25ページをご参照ください。

ハ.自己資本比率告示第7条が適用される金融業務を営む関連法人等の数並びに主要な金融業務を営む関連法人等の名称及び主要な業務の内容 該当ありません。

ニ.自己資本比率告示第6条第1項第2号イからハまでに掲げる控除項目の対象となる会社の数並びに主要な会社の名称及び主要な業務の内容 該当ありません。

ホ.信用金庫法第54条の21第1項第1号に掲げる会社のうち同号イに掲げる業務を専ら営むもの及び同項第2号に掲げる会社であって、連結グループに属していない会社の数並びに主要な会社の名称及び主要な業務の内容 該当ありません。

ヘ.連結グループ内の資金及び自己資本の移動に係る制限等の概要 該当ありません。

 上記以外は、単体における開示内容と同様です。20ページをご参照ください。

(1)自己資本比率告示第6条第1項第2号イからハまでに掲げる控除項目の対象となる会社(資本控除となる非連結子会社等)のうち、規制上の所要自己資本を下回った会社の名称と所要自己資本を下回った額の総額 該当ありません。

連結の範囲に関する事項

(注) 信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。なお、当金庫グループは国内基準を採用しております。

項  目 平成19年3月期 平成20年3月期

618

4,277

0

285

4,610

174

144

318

4,928

390

300

390

4,928

48,957

1,137

3,974

54,069

8.52 %

9.11 %

619

3,589

0

202

4,006

189

156

345

4,352

390

300

390

4,352

45,517

999

3,853

50,370

7.95 %

8.64 %

(単位:百万円)

( 自 己 資 本 )

出 資 金

利 益 剰 余 金

処   分   未   済   持   分( △ )

そ の 他 有 価 証 券 の 評 価 差 損( △ )

基   本   的   項   目       計  ( A )

土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の45%に相当する額

一 般 貸 倒 引 当 金

負 債 性 資 本 調 達 手 段 等

補   完   的   項   目   不   算   入   額( △ )

補   完   的   項   目       計  ( B )

自 己 資 本 総 額〔( A )+( B )〕  ( C )

他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額

期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれらに準ずるもの

控   除   項   目   不   算   入   額( △ )

控     除     項     目       計  ( D )

自 己 資 本 額〔( C )ー( D )〕  ( E )

( リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 )

資 産 ( オ ン ・ バ ラ ン ス ) 項 目

オ フ ・ バ ラ ン ス 取 引 項 目

オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額

リ ス ク ・ ア セ ッ ト 等 計 ( F )

連 結 T i e r 1 比 率 ( A )/( F )

連 結 自 己 資 本 比 率 ( E )/( F )

(2)自己資本の構成に関する事項 連結自己資本比率(国内基準)

当金庫の自己資本の充実の状況等について~定量的な開示事項~(連結)

平成20年3月期 平成19年3月期

1,860

1,860

15

227

597

413

131

26

41

0

32

374

154

2,014

46,517

46,517

386

5,681

14,930

10,337

3,296

654

1,048

5

811

9,365

3,853

50,370

(単位:百万円)

イ.信用リスクアセット・所要自己資本の額合計

①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー

我が国の政府関係機関向け

金融機関及び第一種金融商品取引業者向け

法人等向け

中小企業等向け及び個人向け

抵当権付住宅ローン

不動産取得等事業向け

三月以上延滞等

取立未済手形

信用保証協会等による保証付

その他

②証券化エクスポージャー

ロ.オペレーショナルリスク

ハ.連結総所要自己資本額(イ+ロ)

リスク・アセット 所要自己資本額 2,003

2,003

13

218

697

499

113

64

73

0

34

289

158

2,162

50,094

50,094

333

5,465

17,426

12,486

2,835

1,605

1,842

6

857

7,239

3,974

54,069

リスク・アセット 所要自己資本額

(注) 1.所要自己資本の額=リスク・アセット×4% 2.「エクスポージャー」とは、資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。 3.「三月以上延滞等」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、「金融機関及び第一種金融商品取引業者向け」、「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。

4.オペレーショナルリスクは、当金庫は基礎的手法を採用しています。 5.連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4%

<オペレーショナル・リスク(基礎的手法)の算出方法> 粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)×15% ÷8%

直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数

(3)自己資本の充実度に関する事項

(単位:百万円)

(注)1.オフ・バランス取引はデリバティブ取引を除く。 2.「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。 3.上記の「その他」は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等及び業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。具体的には現金、有形固定資産などが含まれます。

国 内 国 外 地 区 別 合 計 製 造 業 農 業 林 業 鉱 業 建 設 業 電気・ガス・熱供給・水道業 情 報 通 信 業 運 輸 業 卸 売 業 、 小 売 業 金 融 ・ 保 険 業 不 動 産 業 各 種 サ ー ビ ス 国 ・ 地 方 公 共 団 体 等 個 人 そ の 他 業 種 別 合 計 1 年 以 下 1 年 超 3 年 以 下 3 年 超 5 年 以 下 5 年 超 7 年 以 下 7 年 超 10 年 以 下 1 0     年     超 期 間 の 定 め の な い も の 残 存 期 間 別 合 計

エクスポージャー区分

地域区分 業種区分 期間区分

信用リスクエクスポージャー期末残高

平成19年 3月期

平成20年 3月期

平成19年 3月期

平成20年 3月期

平成19年 3月期

平成20年 3月期

平成19年 3月期

平成20年 3月期

貸出金、コミットメント及びその他の デリバティブ以外のオフ・バランス取引

債  券 三月以上延滞 エクスポージャー

118,592 888

119,481 5,784 64 38 386

10,196 ー

211 2,105 4,461 36,161 9,077 8,012 16,568 21,289 5,123

119,481 60,727 25,783 9,623 5,205 3,201 1,856 13,083 119,481

62,595 ー

62,595 5,670 64 38 386

10,091 ー

201 1,450 4,461 509

8,219 6,304 3,907 21,289

ー 62,595 40,087 7,729 4,595 1,939 2,490 1,385 4,367 62,595

35,435 888

36,323 113 ー ー ー

104 ー 9

654 ー

19,751 858

1,708 12,661

ー 461

36,323 11,962 14,453 5,028 3,265 710 471 430

36,323

1,557 ー

1,557 518 ー ー ー

205 ー ー 0

138 0

224 228 ー

242 ー

1,557

118,205 696

118,901 6,293 79 43 427

11,269 ー

111 1,524 4,644 36,477 8,529 6,585 15,882 22,114 4,924

118,901 46,602 23,377 15,065 7,394 3,261 1,828 21,369 118,901

65,995 ー

65,995 6,175 79 43 427

11,269 ー

102 1,514 4,644 508

8,519 6,528 4,063 22,114

ー 65,995 39,772 8,169 4,023 1,733 2,421 1,802 8,069 65,995

29,337 696

30,033 118 ー ー ー ー ー 9 10 ー

17,489 10 57

11,818 ー

518 30,033 1,683 9,678 11,159 5,486 880 775 368

30,033

2,063 ー

2,063 657 ー ー ー

700 ー ー 0

231 ー 26 245 ー

202 ー

2,063

(4)信用リスクに関する事項 イ.信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 《地区別・業種別・残存期間別》

29 30

id3_02550H_中面.indd 29-30id3_02550H_中面.indd 29-30 09.8.12 7:44:38 PM09.8.12 7:44:38 PM

(注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。 2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。

計数については、単体と開示内容が同様となります。19ページを参照ください。

(単位:百万円) ニ.リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 エクスポージャーの額

平成19年3月期 平成20年3月期

格付有り 格付無し 格付有り 格付無し 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150%

自己資本控除 合   計

2,303 ー ー ー ー ー ー ー ー

22,597 11,901 25,726 8,095 104

18,406 28,899 864 ー

1,252 2,857 15,994

ー ー ー

2,482 ー ー

27,430 9,306 12,379 9,956 215

16,126 20,954 524 ー

119,481 118,901

ロ.一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額

計数については、単体と開示内容が同様となります。22ページをご参照ください。

ハ.業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等

計数については、単体と開示内容が同様となります。23ページをご参照ください。

ロ.出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額

計数については、単体と開示内容が同様となります。23ページをご参照ください。

ハ.連結貸借対照表で認識され、かつ、連結損益計算書で認識されない評価損益の額

計数については、単体と開示内容が同様となります。23ページをご参照ください。

ニ.連結貸借対照表及び連結損益計算書で認識されない評価損益の額

(注) 1.連結貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。 2.非上場株式等は、非上場株式のほか信金中金出資金、その他出資金を含めております。

(単位:百万円)

連結貸借対照表 計  上  額

平成19年3月期

69

240

309

時価

69

69

上 場 株 式

非上場株式等

合 計

(6)出資等エクスポージャーに関する事項 イ.連結貸借対照表計上額及び時価

連結貸借対照表 計  上  額

平成20年3月期

56

234

290

時価

56

56

告示で定める リスク・ウェイト 区分(%)

区  分

(5)信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー 計数については、単体と開示内容が同様となります。23ページをご参照ください。

(7)銀行勘定の金利リスクに関する事項 計数については、単体と開示内容が同様となります。24ページをご参照ください。

事業の種類別セグメント情報  連結会社は信用金庫業務以外に一部で運送業等の事業を営んでおりますが、それらの事業の全セグメントに占める割合が僅少であるため、事業の種類別セグメント情報は記載しておりません。 金融庁要請開示項目

金融庁監督局長より、代表者が直近の事業年度における財務諸表の適正性、及び財務諸表作成に係る内部監査の有効性を確認している旨を平成18年3月期以降の決算期に係るディスクロージャー誌に記載することが要請されました。 14

信用金庫のディスクロージャー開示項目 このディスクロージャー資料は、信用金庫法第89条(銀行法第21条準用)により、信用金庫における業務及び財産の状況に関するディスクロージャーが義務付けられております。また、信用金庫法施行規則第132条により、信用金庫のディスクロージャー開示項目は下記のとおり規定されており、この規定における各項目は以下のページに掲載しております。

金融再生法のディスクロージャー開示項目 金融再生法(「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号))に基づき、資産の査定にかかる開示基準が制定され、平成11年度より開示が義務付けられました。 18

ディスクロージャーの開示項目 9 2 10

10 9 8 11

11

11

12

12 7 7

13

17

20

19

19 19

14

25 25

25 25

26 26

29

31

連結ディスクロージャーの開示項目

1.金庫の概況及び組織に関する事項 ①事業の組織 ②理事及び監事の氏名及び役職名 ③事務所の名称及び所在地 ④当該金庫を所属信用金庫とする信用金庫代理業者に関する次に掲げる事項 ア.当該信用金庫代理業者の商号、名称又は氏名 イ.当該信用金庫代理業者が当該金庫のために信用金庫代理業を営む営業所又は事務所の名称

2.金庫の主要な事業の内容 3.金庫の主要な事業に関する事項 (1)直近の事業年度における事業の概況 (2)直近の5事業年度における主要な事業の状況 ①経常収益 ②経常利益又は経常損失 ③当期純利益又は当期純損失 ④出資総額及び出資総口数 ⑤純資産額 ⑥総資産額 ⑦預金積金残高 ⑧貸出金残高 ⑨有価証券残高 ⑩単体自己資本比率 ⑪出資に対する配当金 ⑫職員数

(3)直近の2事業年度における事業の状況 ①主要な業務の状況を示す指標 ア.業務粗利益及び業務粗利益率 イ.資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支 ウ.資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、利回り及び資金利鞘

エ.受取利息及び支払利息の増減 オ.総資産経常利益率 カ.総資産当期純利益率 ②預金に関する指標 ア.流動性預金、定期性預金、譲渡性預金その他の預金の平均残高

イ.固定金利定期預金、変動金利定期預金及びその他の区分ごとの定期預金の残高

③貸出金等に関する指標 ア.手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の平均残高 イ.固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高 ウ.担保の種類別の貸出金残高及び債務保証見返額 エ.使途別の貸出金残高 オ.業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合 カ.預貸率の期末値及び期中平均値 ④有価証券に関する指標 ア.商品有価証券の種類別の平均残高 イ.有価証券の種類別の平均残高 ウ.預証率の期末値及び期中平均値

4.金庫の事業の運営に関する事項 ①リスク管理の体制 ②法令遵守の体制

5.金庫の直近の2事業年度における財産の状況 (1)貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は損

失金処理計算書

(2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 ①破綻先債権に該当する貸出金 ②延滞債権に該当する貸出金 ③3ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金 ④貸出条件緩和債権に該当する貸出金

(3)自己資本の充実の状況について金融庁長官が別に定める事項

(4)次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、時価及び評価損益 ①有価証券 ②金銭の信託 ③規則第102条第1項第5号に掲げる取引

(5)貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 (6)貸出金償却の額 (7)法第38条の2第3項の規定に基づき貸借対照表、損益

計算書及び剰余金処分計算書又は損失金処理計算書について会計監査人の監査を受けている場合にはその旨

1.金庫及びその子会社等の概況に関する事項 (説明書類の内容に重要な影響を与えない子会社等を除く。以下同じ。) (1)金庫及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の

構成 (2)金庫の子会社等に関する事項 ①名称 ②主たる営業所又は事務所の所在地 ③資本金又は出資金 ④事業の内容 ⑤設立年月日 ⑥金庫が保有する子会社等の議決権の総株主又は総出資者の議決権に占める割合

⑦金庫の一の子会社等以外の子会社等が保有する当該一の子会社等の議決権の総株主又は総出資者の議決権に占める割合

2.金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項 (1)直近の事業年度における事業の概況 (2)直近の5連結会計年度における主要な事業の状況 ①経常収益 ②経常利益又は経常損失 ③当期純利益又は当期純損失 ④純資産額 ⑤総資産額 ⑥連結自己資本比率

3.金庫及びその子会社等の直近の2連結会計年度における財産の状況

(1)連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書 (2)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 ①破綻先債権に該当する貸出金 ②延滞債権に該当する貸出金 ③3ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金 ④貸出条件緩和債権に該当する貸出金

(3)自己資本の充実の状況について金融庁長官が別に定める事項

(4)金庫及びその子法人等が2以上の異なる種類の事業を営んでいる場合の事業の種類ごとの区分に従い、当該区分に属する経常収益の額、経常利益又は経常損失の額及び資産の額として算出したもの

31 32

id3_02550H_中面.indd 31-32id3_02550H_中面.indd 31-32 09.8.12 7:44:38 PM09.8.12 7:44:38 PM

信金中央金庫(信金中金)のご案内  信金中金は、当金庫をはじめ全国の信用金庫を会員とする協同組織形態の金融機関で、信用金庫の中央機関として、昭和25年に設立されました。  平成20年3月末の資金量は、主に信用金庫から預け入れられた資金と、金融債を発行して調達した資金、合わせて23兆円を有し、また、常勤役職員一人当たりの資金量(パーヘッド)は217億円と、我が国有数の規模と効率性を有する金融機関であり、さらに、数少ない金融債発行機関でもあります。 信金中金は、  ・信用金庫のセントラルバンクとしての役割  ・機関投資家としての役割  ・地域金融機関としての役割 を併せ持つ金融機関として、信用金庫と一体となって業務を行っています。  このように、信用金庫業界は信用金庫と信金中金が一体となった経営が行 われていますので、我が国でも極めて信頼性の高い業界となっています。  信金中金は、スタンダード&プアーズからA+(平成20年3月31日現在)という邦銀中最高位の格付けを受けております。               

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しんきん北陸トライネット ATMサービス

店舗配置図

信金中金本店

福 井 県 岐 阜 県

日 本 海

富 山 県

営業区域

白峰支店

本店営業部

明光支店

野々市支店

小松支店 緑が丘支店

寺井支店

川北支店

米丸支店

松任支店

美川支店

川北支店

米丸支店

円光寺支店 松任支店

笠間支店

八日市支店

美川支店

辰口支店

金沢支店

加賀市

小松市 白山市

金沢市

能美市

河 北 郡

かほく市 かほく市

根上支店 根上支店

野々市町

川北町

石 川 県

本店営業部ATMコーナー 白山市鶴来本町一丁目ワ107の2 毎週日曜日 午前10時~午後4時 0120-608-264

開 催 場 所

開 催 日

開 催 時 間

フリーダイヤル

住宅ローン リフォームローン カーライフプラン21 教育プラン

その他ローン 事業性ローン

 住宅ローンをはじめとした消費者ローンはもとより、事業性ローンの相談もお受けいたしております。  ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。

( ローンはつるしん )

時間外も、土曜・日曜・祝休日も、

CD-ATMのご利用手数料ゼロ!  平成19年10月29日から、当金庫をはじめとした石川県・富山県・福井県に本店を置く信用金庫のキャッシュカードは、「しんきん北陸トライネットATMサービス」のステッカーのあるCD・ATMでご利用手数料が無料で、いつでも、ご入金・お引出しいただけます。 ※ただし、お振込については、別途、各信用金庫所定の振込手数料が必要です。 ※ご利用いただけるCD・ATMの所在地や時間は、当金庫のホームページでご覧いただけます。

米丸支店

金沢支店 円光寺支店

八日市支店

金沢地区

若宮大橋

オートバックス  入江店●

石川陸運支局 ●

入江三丁目交差点 米丸小学校●

西インター大通り

入江西交差点

犀川

●市営陸上競技場

●金沢泉丘高校

泉野出町 南交差点

窪町交差点

富樫小学校●

●錦丘高校

伏見川 泉が丘通丘通り

泉が丘通り

山側環状線

山側環状線

山側環状線

JR金沢駅

昭和大通り

金沢中央郵便局●

六枚交差点 金沢港線

三社交差点

県女性センター●

● 押野小学校

八日市 2丁目 交差点

八日市 1丁目 交差点

    国道8号線

8

宮永・ 横川町線

JR

野々市駅

川北支店

緑が丘支店 辰口支店

根上支店 寺井支店

能美・小松地区

大成町交差点 JR寺井駅

能美市役所●

根上庁舎  

寺井停車場線

●根上郵便局 ●

根上交番

●根上交番

●根上交番

金沢・美川・小松線 ●

能美市根上 商工福祉会館

● 能美市根上 商工福祉会館

寺井 小学校 ● 

●寺井郵便局

能美市役所 寺井庁舎 ●

寺井 交差点

寺井 南交差点

小松・鶴来線

●能美市立寺井図書館

マルエー 寺井店●

能美市寺井 社会福祉センター 能美市寺井 社会福祉センター ●

手取川

●手取フィッシュランド

手取川橋

● プラント3

草深・木呂場・美川線

手取交差点

水島 ● 工業団地

      国道8号線

   松任・寺井線 

8

能美市役所 辰口庁舎 ●

● 辰口 中学校

辰口橋

加賀産業開発道路

手取川

小松・鶴来線

倉重交差点

湯屋交差点

三ツ屋交差点

緑が丘 保育園 ●

辰口温泉

辰口丘陵 公園

 ● 芳珠 記念病院

緑が丘 6丁目 交差点

加賀産業開発道路

青山交差点

小松支店

芦城公園 ●

●丸の内中学校

小松大橋 梯川

天神町 交差点

小松・根上線

粟生・小松線

野々市支店

美川支店 明光支店

笠間支店 松任支店

本店営業部

白山・石川地区

白峰支店

白峰温泉 ●総湯

白峰中学校 ● ● 白峰小学校

  手取川

国道157号線

白峰交差点 157

白山市役所●

白山市役所●

白峰支所

白峰支所

白山市役所●

白峰支所

  手取川

● 白山市役所 鶴来支所

●公立つるぎ  病院

つるぎ ショッピング スクエア レッツ

鶴来バイパス

北陸鉄道石川線

北陸鉄道石川線

北陸鉄道石川線

野々市

野々市・鶴来線

鶴来線

野々市・鶴来線

鶴来駅

中鶴来駅

中鶴来駅

中鶴来駅

157

     金沢・美川・小松線

湊保育園

●湊小学校

北陸自動車道

JR小舞子駅

野々市・鶴来線

野々市・鶴来線

鶴来バイパス

●    

●    

白山市鶴来総合

白山市鶴来総合

文化会館

文化会館

●    

白山市鶴来総合

文化会館

北陸鉄道石川線

井口駅

明光小学校●

コア●

157

国道8号線

荒屋柏野 交差点

西美沢野 交差点

松陽小学校  ●

JR加賀笠間駅

北陸本線

松本・木津線

8国道8号線

専福寺交差点

矢作・松任線 松任除雪 ステーション●

長竹交差点

乾東交差点

長竹東交差点

鶴来バイパス 157

8

新庄中 交差点

新庄交差点

加賀産業開発道路

●四十万  小学校

野々市・鶴来線

北陸鉄道石川線

北陸鉄道石川線

北陸鉄道石川線

33 34

id3_02550H_中面.indd 33-34id3_02550H_中面.indd 33-34 09.8.12 7:44:38 PM09.8.12 7:44:38 PM