“空気”で省エネと制御事例紹介 save energy by air.pdf1建物3f m3 1建物2fm3...
TRANSCRIPT
Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
“空気”で省エネと制御事例紹介
2Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
① 使用量(漏れ量)の計測
●エアー使用量を計測して適正判定(漏れ量も計測)
●不要な装置機器へのエア供給停止
② 設定圧の低圧化
③ エアーのコスト管理
●使用量(漏れ量も)でコスト管理
④ コンプレッサー運転は適正か?
●アンロード運転時間の削減
⑤ エアーライン全体の制御は適正か?
●コンプレッサー統合制御
(スケジュール制御、末端圧制御、ヘッダー圧制御、台数制御、INV制御 など)
エアー削減の考え方
エアー省エネ実施例
※コンプレッサーの使用電力量は、工場全体の約10~20%といわれています。
<Question>一年間に日本全国の工場で使用されるコンプレッサーの電気代は???円でしょうか?
3Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
使用量(漏れ量)の計測
圧縮機群
工場エアー配管網
部署毎への空気使用料課金(課別課金)
大流量マスフローメータ CMLマスフローメータ CMS
レシーバタンク
工場棟単位の管理
各装置毎での使用量管理リーク(漏れ)監視
エア管理用メータ MCF
使用量(漏れ量)の計測
a) 使用量計測 ⇒ コンプレッサー吐出量を算出 ⇒ コンプレッサー台数、kWを判定
b) 漏れ量の計測配管継部、ホース部などから使用量の10~30%漏れている!!(1m3 (Normal) ≒約3円) ※漏れ箇所の発見は、「リークディテクターⅡ」で!
4Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
藤沢テクノセンターにおけるエアー流量計測例
・使用量の計測により、エアーのコスト管理が可能となった・22kW×2台のコンプレッサーにする事で、機器購入金額、ランニングコストの削減および省エネが出来た。
流量計の設置効果は?流量計の設置効果は?
圧力圧力
流量流量
○エアー流量計測<1台で使用量、漏れ量を計測>漏れ量が約15%程度あることを発見
○エアー使用量の把握流量計測により、37kW×3台の能力は必要なく22kW×2台で十分となった。
約60%削減
○コンプレッサー老朽化に伴う更新使用量計測の結果から22kWのコンプレッサーへの更新を行った。
5Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
不要な装置機器へのエアー供給停止
1.フロア毎に流量計の設置フロア毎の使用量と漏れ量の管理
2.漏れ対策エアホースなどの接続を重点的に点検修理休日及び残業時の漏れ対策として、フロア毎にバルブを設置
バルブ設置後バルブ設置後バルブ設置前バルブ設置前
0
20
40
60
80
100
120
140
1:00
3:00
5:00
7:00
9:00
11:00
13:00
15:00
17:00
19:00
21:00
23:00
4建物XX m3
1建物3F m3
1建物2F m3
1建1Fエア m3
0
20
40
60
80
100
120
140
1:00
3:00
5:00
7:00
9:00
11:00
13:00
15:00
17:00
19:00
21:00
23:00
4建物XX m3
1建物3F m3
1建物2F m3
1建1Fエア m3
6Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
設定圧の低圧化
末端圧制御導入
藤沢TCでの結果藤沢TCでの結果
設定圧0.08MPa低下を実現
設定圧を下げるには?設定圧を下げるには?
1.装置の必要な圧力を把握する
2.操業時の圧力変動を抑える設定圧を下げる
7Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
配管圧損の削減
配管の圧力損失は、配管口径の5乗に反比例します。
よって配管長さではなく、適正な配管口径が必要です。
変更前の口径:25A 変更後の口径:40A
湘南工場における例湘南工場における例藤沢TCにおける例藤沢TCにおける例
口径:100A
配管口径を見直そう!配管口径を見直そう!
8Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
エアーのコスト管理
コンプレッサエアーは無料(タダ)ではない!!
ライン毎に<使用量で使用料>
→ 課金制度の導入も可能
1気圧 2気圧 5気圧
体積式流量計指示 1m3 0.5m3 0.2m3
質量式流量計指示 1m3 1m3 1m3
1m3の空気の量を測定した場合1m3の空気の量を測定した場合
質量流量計が必須!!!
9Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
エアー漏れ量の金額例
37kWの給油式コンプレッサーからの年間エア漏れ量の金額は・・・?
37kWコンプレッサーの1時間あたりの吐出量:366m3/h
一般的に20%が漏れていることから
⇒ 漏れ量:366×20%=73m3/h
1m3/h=3円として計算すると、
年間8760時間で約192万円の損失になります
※漏れ量の簡易自動計測方法もあります
10Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
コンプレッサーのアンロードは無駄!
容量制御方式の違いによる消費動力率100
90 ①
消 80
費 70 ①
動 60
力 50 ②
率 40 ① モジュレイティング
30 ② ①+ロード・アンロード
% 20 ③ ③ インバータ制御
10
01 0 2 0 3 0 4 0 5 0 6 0 7 0 8 0 9 0 1 00
空気消費率 %
①モジュレイティング方式必要空気量“0”でも
アンロード時の電力は70%を消費
②モジュレイティング+ロード・アンロード方式必要空気量“40%”でアンロードをかけても電力は40%を消費
③インバータ方式圧力の上限、下限の設定幅に収まるようにインバータによるモータ回転数制御
11Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
エアーライン全体の制御
①省エネ改善前・手動運転のため、人為的な起動、停止の遅れ、忘れがある・残業、休日出勤に操業停止部署へも送気(漏れも含む)・操業負荷変動によるヘッダー圧の変化が大きい
②導入した制御(改善事例)・手動運転から、自動制御運転へ・操業スケジュールに合わせたコンプレッサーの運転制御(スケジュール制御(図1参照))
⇒18%の効率改善・フロアー毎に圧力制御(末端圧制御)
⇒7%の効率改善・インバータ台数制御の実施
⇒22%の効率改善
藤沢テクノセンター・エアー制御事例
投資金額 約1,000万円
231万円の効果/投資償却 約4年
12Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
藤沢テクノセンター エアー計装図
圧力発信器調節弁
質量流量計
定格
インバータ
インバータ ヘッダー
4建
1建3F
1建2F
1建1F
PIC圧力損失の低減
省エネ制御
台数制御
13Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
藤沢テクノセンター エアー計装図
14Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
スケジュール制御画面サンプル
15Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
エアー漏洩対策(漏洩箇所の特定)
○エアー、ガス配管の漏れの場所特定○高圧蒸気漏れの安全確認○復水器などの簡易的な漏れ検査
リークディテクターⅡ
省エネ対策、環境保全対策、安全対策ツール
16Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
リークディテクターⅡ
配管などから気体や液体が漏洩するときに発生する超音波を捉えるパラボラ集音器付の超音波検出器です。
気体や液体がある程度の速度を持って大気中に放出されると、制している大気と速度を持った気体や液体との境界で渦が発生し、超音波が発生します。この時発生する音波は、気体や液体の種類にかかわらず、超音波領域では20kHz~40kHzに強く現ます。
狙った方向の音だけを拾うパラボラ集音器
音響レンズ効果 指向性
17Copyright © 2008 Yamatake Corporation All Rights Reserved.
省エネ工場見学のお問い合わせは
株式会社 山武
アドバンスオートメーションカンパニー
東京支社 販売2部
TEL:03-6810-1222
FAX:03-5796-0625
このプレゼンテーションに
関するお問い合わせは…