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Page 1: 1)エール学園学校関係者評価委員会名簿 · PDF file2017 年3 月21 日 2015 年度学校関係者評価報告書 エール学園学校関係者評価委員会 エール学園学校関係者評価委員会

2017 年 3 月 21 日 2015 年度学校関係者評価報告書

エール学園学校関係者評価委員会

エール学園学校関係者評価委員会では、2015 年度自己点検・自己評価報告書に基づき、

学校関係者評価を行いましたので、以下のように報告いたします。

1)エール学園学校関係者評価委員会名簿

氏名 所属 属性

吉水 雄一 株式会社 OSコンサルティング

代表取締役 企業・業界団体関係者

原田 智樹 株式会社アーストレック 代表取締

卒業生

企業・業界団体関係者

中澤 修 株式会社ケイテイエス 常務取締役 卒業生保護者

内山 雅文 大阪 YMCA 在校生・卒業生の出身学校

任 滸龍 エール学園 卒業生 同窓会会長

長谷川 恵一 エール学園 理事長 法人代表者

萩原 大作 エール学園 校長 学校代表者

木村 多恵子 エール学園 国際進学事業本部

本部長 進学対象学科運営責任者

木田 明美 エール学園 キャリア事業本部

本部長 就職対象学科運営責任者

豫城 聖子 エール学園 キャリ教育メンタリン

グ室 室長 就職対象学科教務運営担当者

西村 康司 エール学園 キャリ支援室 室長 就職支援関係担当者

崎村 真 エール学園 経営支援本部 本部長 法人本部事務責任者

事務局担当

以上 12 名

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2)エール学園学校関係者評価委員会次第

学校関係者評価日程 日 時:2017 年 3 月 21 日 午前 10 時 ~ 午前 12 時 場 所:エール学園大会議室 会議名:エール学園学校関係者評価委員会 会議次第 時間 項目 担当者 10 時 00 分 10 時 10 分 10 時 20 分 10 時 35 分 11 時 05 分 11 時 15 分 11 時 45 分 12 時

1.開会挨拶 2.委員紹介 3.2015 年度自己評価結果全体について 4.自己評価結果概要説明 専修学校における学校評価ガイドラインに基

づく評価の大項目別の概要説明 5.各学科の活動状況報告及び進路状況について 6.質疑応答/意見交換 7.結果とりまとめと公表計画について 8.閉会

長谷川理事長 事務局 事務局 学校側各担当者 学校側各担当者 各委員より発言 事務局 長谷川理事長

参考資料 1 2015 年度エール学園自己点検・自己評価結果報告書 2 学校パンフレット一式 3 新年度学則(2017 年度学則) 4 学科別在籍状況及び卒業及び進路状況資料 5 2015 年度財務状況資料 決算概要 6 その他の資料

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3)学校関係者評価

評価項目 評価・意見

基準1 教育理念・目的・育成人

材等

●「なりたい自分、つくす自分」の学校理念が浸透しており、役員、職員、

講師各位にも理念を意識した学生への教育、指導がなされている。特に学生

にはまずは相手のことを考えて行動する「つくす自分」の部分で、全校生が

積極的に地域ボランティア活動に参加し、地域は勿論大阪市からも地域イベ

ントへの連携の相談があるなど、着実に学生も学外活動を通じて「つくす自

分」の意識が醸成されている。その結果周囲とかかわり感謝の言葉を受ける

中で「なりたい自分」を相手のことを思いながら自覚し、それが卒業後の進

路につながっていると感じる。特に 2015 年度、2016 年度で平均 99%とい

う高い就職率は、客観的にその事実を反映している。 ●育成に関してもメンター制を軸に教職員、講師で共通の認識・意識の基盤

となる横串が刺さっており、教職員・講師も土日などを通じて校内研修を積

極的に行っており、教職員・講師間の共通の認識・意識醸成に努めている。 ●理念の表出に常に意識化がはかられている。 ●よくできている。

基準2 学校運営

●日本語学校と専門学校がうまく連携できており、日本語学校では日本語力

向上を基本としながら「就職準備コース」を開設しており、日本語学校在籍

時から母国で 4 年制大学を卒業した学生に対しても就職に対しての基礎を

伝え、日本語学校時代から就職に対しての学生への意識を醸成する体制を引

いている。あわせて、日本語学校卒業後に日本での就職を希望する学生には、

専門学校でより専門的な就職支援コースである「デュアルビジネスコース」

への進学など、日本語学校と専門学校が学生の卒業後の進路を考え、連携し

ている組織体制は学生にとても安心感があり、また長期的に教育出来る点か

らも採用する企業にとっても同校学生を採用するには安心感を感じると思

われ、その結果が高い就職率につながっていると思われる。 ●計画的 ●留学生に特化した学校運営が、他校との差別化になっており、よい。

基準3 教育活動

●カリキュラム策定についても、入学者数などの観点からもこれまで 2 年制

としていた学科を 2017 年度より廃止するなどより学生に対して、一様に教

育出来る募集体制を作っている。募集学科を集中させることにより、講師も

一様に学生に向けた講義が可能となり、かつ学生にとっても複数の同級生と

交友をすることで、他国とのコミュニティーが醸成され、それが学生の人脈

という財産にもなってる。またカリキュラムについては、非常勤講師は企業

人が多く、机上論や理論+実際の企業実態に即した事例なども適宜習得でき

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る体制になっていることも、学生の就職率の高さなどの背景になっていると

思われる。 ●理念と社会ニーズのマッチングを積極的に実践されている。 ●社会環境、国際環境の変化に応じた学科編成、教育内容の変化対応がよく

できている。 基準4 教育成果

●教育成果については、先述の直近 2 年間での 99%の就職決定率、また大

学院、大学への同二年間で 174 名進学という高い実績結果になって表れてい

る。特に専門学校では卒業後は、就職をするために入学する学校であり、同

校は国際人財ネットワーク交流など企業との連携も多く、学科コースによっ

てはインターンシップを通じての就職も現場教育を進める同校の教育成果

と判断する。 ●アウトプットにとらわれずアウトカム重視がうかがえる。 ●学生数が毎年増加しているので、これに伴った教育成果の増加している。

今後とも成果に重点をおいて学生増を図ってほしい。 ●留学生の就職については、就職率だけでなく、その後の離職についても見

ておいてほしい。今の若者は入社 3 年未満で離職する率が大変高い。留学生

についても入社後の状況、活躍状況、離職状況をしっかりと把握して、学校

の教育内容、指導内容に反映をさせてほしい。 基準5 学生支援

●JASSO の奨学金制度、英語奨学金制度など努力における奨学金制度の拡

充があることは勿論、メンター制を導入し、各クラスには担任がメンターと

して各学生の学校生活から私生活、アルバイト支援なども対応しており、留

学生にとって安心感が高いと感じる。学生の急増により職員の増強、また担

当学生の増加により対策は必要であるが、学生数増加に対してのそのあたり

の課題についても学校は認識しており、学生相談に関する専門の場を新設す

る必要があるなど具体的な取り組みについても検討をしている。学生増加、

多国籍化により、一人一人に対して学生からのアウトプットではなく、学校

側から学生に対して気づき、声掛け出来る体制が徹底できれば更に学生の留

学生活の安心感、満足度は増すと考えられる。 ●最終進路までのケアーがなされている。 ●留学生の親代わりをされているのは、頭が下がる。今後ともよろしくお願

いします。 基準6 教育環境

●施設・設備の消耗償却により老朽化している点もあるが、学生数、講義内

容により適宜整備されている。インターネット環境についても積極的に投資

をしており、複数の教室で無線LANが利用できるように適宜投資を行って

いる。またパソコンなどの設備についても OS の更新なども適宜行い常に最

新の状況で講師、学生が利用できるようにつとめている。また学外対応でも

防災訓練なども定期的に実施しており、天災時の対応、連絡対応についても

教職員からの学生への指示も徹底できている。

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●ともすれば教育環境としては好ましくないと捉えられがちな地域性を、逆

に優位性として生かしている。 基準7 学生募集と受け入れ

●定員に対して入学選考の上、しっかりと判断しており、定員を上回る応募

者数を確保している。特に就職系学科については、学生からの応募者も多く、

狭き門となるなど学生の意識などを客観的に鑑みて選考をしており、学生に

とっても同校に入学するためにしっかりと準備、対策を取る必要があり、同

校応募については同校のブランドが浸透しており、学生も高い意識と目的を

もって入学をしてきている。日本語学校は海外からの直接募集が多いが、教

職員が積極的に海外大学、提携校などを訪問し、学校特長などを説明してい

ることから、初めて日本に留学する外国人学生にとっても安心感があるとと

もに入学後ミスマッチと感じる点は非常に少ないと思われる。また専門学校

は大学院、大学卒業者の入学をコースによっては応募条件としており学歴を

目的にするのではなく、同校での就学を目的にした学生も近年では入学して

いることも大きな特徴である。 ●順調と思われる。 ●厳格な選考をされている。

基準8 財務

●2016 年度は 2014 年度と比較して募集人数が約 182%増加するなど、学生

入学数の増加にあわせて、財務状況は健全化している。また 2013 年度末の

号館売却で財務基盤の安定化をはかり、長期債務も軽減され、学生数の募集、

資産売却の双方によりここ 10 年間は収支差額が黒字を維持している。2020年に向けて海外からの留学生 30 万人計画の実現に向け、国策として海外か

らの留学生増加、また海外から日本への留学希望学生が増加することは間違

いないが、東京などに集中する傾向があり、如何に大阪への留学を承知出来

るかが課題となる。ただ、今後日本語学校への入学者数が 2015 年度では前

年度比で 3 割増加しており、大学院入学者数を日本語学校入学者が上回る状

況になっているなど、日本留学の入り口である日本語学校入学者数が増えて

いる状況を鑑みると学生数増加は今後も確実で、募集は増加出来る背景が確

実にあることは同校の財務見通しにとってはあかるい要因である。 ●順調と思われる。 ●大変順調で申し分ない。

基準9 法令等の遵守

●監督官庁の大阪府私学・大学課の基準に基づき学則を編成しており、それ

に準拠した運営を行っている。学生の増加に伴い非常勤講師も新任講師が増

える状況もあり、新任講師や非常勤講師は週に数回しか登校しないため、そ

のあたりに学則を徹底・浸透させる必要があり、そのあたりの対応について

は、今後の課題と言える。特に個人情報の取り扱いなどは、現状では喫緊の

課題であるため、教職員と同レベルの対応が非常勤講師にも求められる。 ●特になし。しっかりやられている。

基準10 ●地域清掃活動、区イベントへの積極的参加、企業交流会への参加など社会

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社会貢献・地域貢献 貢献は、地域、企業貢献双方の観点からしっかりと学校が主導し、その主導

に基づき、学生が自走的に活動をしている。通訳翻訳科学生が在日外国人に

対しての「生活日本語講座」から自治会主催のイベントにも積極的に参加し、

ボランティアで実務対応をするなど、社会貢献・地域貢献をするという意識

は自然と醸成されている。その結果、大阪市や自治体からも同校にボランテ

ィアの要請も多く、地域からの同校学生の社会・地域貢献の意識が醸成され

ている安心感が浸透している結果と考える。 ●積極的に外部との繋がり、連携、協働がはかられている。 ●他校に比べてかなり積極的な取り組みとなっている。素晴らしいと思いま

す。

4)まとめ

エール学園では、自己点検・自己評価とそれに基づく学校関係者評価での意見・評価を今後の学校運

営の改善に活かすべく努力を続けるべく、ここにこの結果を外部に公開いたします。ます。また継続的

に自己評価→学校関係者評価のサイクルで教育の質向上に努力する所存です。