－ 44 －

資料編

1. 参考文献集 2. 全国２次医療圏別医療需要予測

－ 45 －

参考文献集

1. "Health at a Grance 2011 OECD indicators", OECD

2. "OECD Factbook 2011-2012Economic,Environmental and Social Statistics", OECD

3. "Health at a Grance : Asia / Pacific", OECD

4. “Health at a Grance : Europe”, OECD

5. "Health Operataions Management :Patient Flow Logistics in Health Care (Routledge Health

Management)",Jan Vissers, Roger Beech

6. "Lean Hospitals : Improving Quality,PatientSafety,andEmployee Engagement,Second Edition

",Mark Graban

7. "Dynamic Capacity Management for Healthcare:Advanced methods and Tools for Optimization",

Pierce Story

8. “2030 : The Future of Medicine : Avoiding a Medical Meltdown”Richard Barker

9. “The Innovator’s Prescription. A Disruptive Solution for Health Care”, Clayton M. Christensen

10. “Redefining Health Care Creating Value-Based Competition”, Porter M. Teisberg E.

11. 「循環型地域医療連携パスの実践プログラム開発」藤田伸輔、生坂政臣、高林克日己、田邊政裕平成21

年度報告書. 平成20～22年度千葉県血清研究所記念保健医療福祉基金事業助成研究

12. 文部科学省今後の医学部入学定員のあり方等に関する検討会.

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/043/giji_list/index.htm

13. 「医師を取り巻く現状について. 第１回今後の医学部入学定員のあり方等に関する検討会」厚生労働省

医政局

14. 「これまでの医学部入学定員の取り組みについて 第１回今後の医学部入学定員のあり方等に関する

検討会」文部科学省高等教育局医学教育課

15. 「医療システムと必要医師数―医療需要増大地域の大学病院を中心とした医療システムー. 第3回今後

の医学部入学定員のあり方等に関する検討会」河野陽一

16. 座談会「医師の偏在解消策と医師育成について」 醫學振興 73：11～30, 2011

17. 厚生労働省統計調査一覧：http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/

18. 厚生労働省医師・歯科医師・薬剤師調査：http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/33-20.html

19. 厚生労働省患者調査：http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/10-20.html

20. 「在宅医療のグランドデザイン作成に関する部会：在宅医療のグランドデザイン. 平成19年度厚生労働

省長寿医療研究委託事業」川島孝一郎ら、在宅医療推進会議作業部会

21. 「EU・国境を超える医療－医療専門職と患者の自由移動－」福田耕治、福田八寿絵

22. 「日本の市区町村別将来推計人口」国立社会保障・人口問題研究所（各年度版）

－ 46 －

464646

２次医療圏別医療需要予測

千葉大学医学部附属病院

地域医療連携部

藤田伸輔

平成22

年度

・23

年度

「先

導的

大学

改革

推進

委託

事業

」

－ 47 －

医療需要予測について

•この

医療

需要

予測

は国

勢調

査・生

命表

・患

者調

査データを用いて推計しています。

•出

生数

は今

後各

地域

で変

動しないもの

と仮

定し

ています。

•人

口の

地域

間移

動は

無いもの

と仮

定しています。

•女

性の

年齢

別人

口に出

生率

を乗

じる出

生数

予測

は行

っていませ

ん。

•人

口減

少の

速度

はこの

予測

よりも早

まる可

能性

があります。

－ 48 －

医療

需要

予測

1.死

亡率

の改

善緑

の破

線と実

線の

差は

死亡

率の

改善

を示

す。

2.外来の変化

青線

４本

は２グル

ープ

に分かれる。平成2年

と8年

の受

療率

の差

。AD

Lの低

下した高

齢者が多いと差が少な

い。

3.入院の変化

赤線

も2グ

ループにな

る。医療の進歩と入

院の

適正

化によって

入院

受療

率が

低下

する。

１

２

３

－ 49 －

医療

需要

予測

①死亡率の改善

緑線

は人

口の

推移

予測である。上に凸の放

物線状に見える地域、

直線状に見える地域、

下に凸の放物線状に見

える地域に大別される。

2005

年の性年齢別死

亡率による人口予測

（緑破線）は20

00年の性

年齢

別死

亡率

を用

いた

人口予測（実線）を上回

る。多くの地域でこの傾

向が見られたが、宮崎、

鹿児島ではほぼ一致し、

秋田では逆転していた。

１

２

３

－ 50 －

医療

需要

予測

②外来の変化

青線は外来需要の予測で

ある。20

05年

の国

勢調査

と20

10年

のそれ

を用いた

人口推計を20

02年の

受療

率と20

08年

のそれ

とを乗

じた４群

を用

意した。2002

年と20

08年

の受療

率で大

きく2群

に分かれた。約半

分の地域で20

08年

に外

来受療率が大きく低下してい

るが、ほとんど変化のない

県も11

県（群

馬・岐

阜・静

岡・京都・兵庫・奈良・島

根・岡山・愛媛・福岡・熊

本）ある。その

理由

につい

ては今後検討が必要であ

る。人口構造の影響、住

民の診療態度、医療機関

の分布などが影響してい

ると思われる。

１

２

３

－ 51 －

医療

需要

予測

③入院の変化

赤線は入院需要の予測

である。20

02年と20

08年の受療率で明確な差

を生

じた地

域が

多いが

約3分

の1で

は差が小さ

く、9県

（宮城・山形・山

梨・長野・三重・滋賀・京

都・和歌山・宮崎）では

ほとんど差が無かった。

医療の進歩と入院の適

正化（社会的入院の減

少）によっても入院受療

率が低下する。変化が

なかった地域の個別の

理由は今後検討しなけ

ればならない。

１

２

３