平 成 31 年 度 入 学 試 験 問 題

注　意　事　項

試験開始の合図があるまで，この冊子を開けないこと。

1．この冊子の本文は 1 ページから 10 ページまである。印刷の不鮮明な部分，ページ

の脱落などがあった場合は申し出ること。

2．答案用紙には，記入例のとおりに受験番号と氏名を記入すること。

記入例

3．解答は，すべて答案用紙に記入すること。

4．答案用紙の解答欄に，解答と関係のない文字，記号，符号などを記入しないこ

と。また，答案用紙の欄外の余白には，何も書かないこと。

5．この冊子は持ち帰ること。

外国語　英語

受験番号 1 2 3 4 5 氏名 大塚 茶織

1

次の英文を読み，設問に答えなさい。ただし，最終段落のⒶ～Ⓓの文は順序を

入れ替えてあります。

1

１

この部分に掲載されている文章については、著作権法上の問題から掲載することが

できませんので、ご了承願います。

2

（Adapted from Donald P. Ryan, Ancient Egypt: The Basics, 2016）

この部分に掲載されている文章については、著作権法上の問題から掲載することが

できませんので、ご了承願います。

3

設問 1　下線部⑴を和訳しなさい。

設問 2　（ ａ ）～（ ｃ ）に入る最も適切な語をそれぞれ以下から選び，解答

欄に記号で書きなさい。

ア　concepts　　　イ　phenomena　　　ウ　writings

設問 3　Ⓐ～Ⓓの文を最も適切な順序に並べ，解答欄に記号で書きなさい。

4

次の英文を読み，設問に答えなさい。

2

２

この部分に掲載されている文章については、著作権法上の問題から掲載することが

できませんので、ご了承願います。

5

（Adapted from Kevin Horsley, Unlimited Memory: How to Use Advanced Learning

Strategies to Learn Faster, Remember More and Be More Productive, 2016）

この部分に掲載されている文章については、著作権法上の問題から掲載することが

できませんので、ご了承願います。

6

設問 1　下線部⑴について，筆者の意図に最も近い内容の文を次のア～エから 1

つ選び，解答欄に記号で書きなさい。

ア　Education is necessary for learning.

イ　Memory is not necessary for understanding.

ウ　Remembering is as important as understanding.

エ　Understanding is not as important as learning.

設問 2　下線部⑵を和訳しなさい。

設問 3　下線部⑶について，本文の趣旨に最も近い内容の文を次のア～エから

1 つ選び，解答欄に記号で書きなさい。

ア　You cannot make the right decision without considering it for a while.

イ　You cannot necessarily make the right decision immediately.

ウ　You should make the right decision that instant.

エ　You should not take time to make the right decision.

設問 4　（ ａ ）～（ ｄ ）に入る最も適切な動詞を以下から選び，適切な形に

して解答欄に書きなさい。

acquire，determine，hold，throw

設問 5　下線部⑷を和訳しなさい。

7

次の英文を読み，設問に答えなさい。（＊，＊＊，＊＊＊を付した語には，注があり

ます。）

3

３

この部分に掲載されている文章については、著作権法上の問題から掲載することが

できませんので、ご了承願います。

8

この部分に掲載されている文章については、著作権法上の問題から掲載することが

できませんので、ご了承願います。

9

　（Adapted from Peter Wohlleben, The Hidden Life of Trees, 2017）

＜注＞　saliva＊：唾液

wasp＊＊：ジガバチ，スズメバチ

larvae＊＊＊：larva（幼虫）の複数形

設問 1　（ ａ ）～（ ｅ ）に入る最も適切な語を以下から選び，解答欄に書き

なさい。

at，by，for，in，off，over，to

設問 2　下線部⑴についてなぜそのように言えるのか，日本語で説明しなさい。

設問 3　下線部⑵の this が何を指すか，本文に即して日本語で説明しなさい。

設問 4　［ ］の中の語句を最も適切な順序に並べ替えて解答欄に書きなさい。

設問 5　本文の主題としてふさわしくないものを次のア～エから 1 つ選び，解答

欄に記号で書きなさい。

ア　How insects and animals damage trees

イ　How scent is used by trees for communication

ウ　How trees communicate with each other

エ　How trees defend themselves from insects and animals

③

10

次の文章を読み，設問に英語で答えなさい。

大学で文化人類学を学ぼうとする学生は異文化理解や異文化コミュニケーショ

ンに関心があることが多い。

たとえば，海外からの留学生が日本に来てどんな苦労をしているのか，国際結

婚のカップルがいかに文化の違いを乗り越えているのか，といった研究テーマを

もってくる。

いつも，こう問いかける。「異文化って何ですか？」。聞かれた学生はきょと

んとする。何の疑いもなく「外国の文化です」と答える。

そこには暗黙の前提がある。文化は国ごとに違う。その違いは他のどんな差異

よりも大きくて，日本人と外国人はつねに理解し合うのに苦労する，と。相互理

解を目指しているのに，日本人と外国人には最初から根本的な違いがあるという

前提からはじめている。それはほんとうに疑いのないことだろうか。

たとえ日本人どうしでも，仲のよい家族でも，すべてわかり合えるわけではな

い。コミュニケーションには，誰が相手でも困難さがつきまとう。その「ずれ」

を，ぼくらは世代の違いや性差，血液型などで説明しようとする。「文化」の違

いも，その後づけの理由のひとつに過ぎない。

人はつねに乗り越えがたい差異に直面する。国の違いだけが大きな障壁とは限

らない。学生のみなさん，国際結婚でなくても，夫婦はいつも異文化コミュニ

ケーションの現場なのだよ。

（『朝日新聞』2018 年 7 月 3 日朝刊より）

設問　The author asks his students what a different culture is. What does he

think that they usually assume and what does he want them to realize?

4

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