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特徴 MV-D1024E-3D01-160には3次元高速スキャンアプリケーションに有効な自社製グローバルシャッタCMOSセンサA1024Bを採用し、様々な表面特性に おけるレーザー検出に有効な特許技術であるLinLog® (リンログ:低輝度領域では直線的なリニア特性を描き、高輝度領域ではログ特性)を搭載してい ます。また機能であるROI機能(部分読出し)を活用することで取得フレームを増加することが可能。(例:1024×32ピクセル時は約2400fps) MV-D1024E-3D01-160はカメラ内で検出したレーザープロファイルをサブピクセル精度で算出しリアルタイムで出力します。(ピークディテクターアル ゴリズムを採用)高速フレーム取得でのリアルタイム処理が求められる半田部や溶接部のプロファイル評価(光切断)には最適な製品となっている。 - 85 - MV-D1024E-3D01-160 ワイドダイナミックレンジ 120dB CMOS 高速モノクロカメラ RoHS COMPLIANT 2002/95/EC 45×60×60mm (L×W×H) ※突起部を含みません。 フルフレーム最大150fps (150profile/s ) ワイドダイナミックレンジ120dB グローバルシャッタ ROI (高速部分読出し) 3D:ピーク座標 (ピークディテクタアルゴリズム) * 質量 265g LinLogは、photonfocus社の登録商標です。 ピークディテクターとLinLog® レーザーのライン上のピーク値をサブピクセ ル精度で算出するアルゴリズムです。 LinLog®と併用することにより、物体の表面 特性に関わらず、レーザーの飽和を抑えより 安定したプロファイル取得が可能です。 LinLog® (P93参照) LinLog®は、低輝度領域では直線的なレスポ ンスカーブ、高輝度領域では対数特性を持た せ、パラメータの設定を行うことができる。 対数特性を持たせるポイントと圧縮の強さを 調節することで、輝度差の激しい対象におい てもコントラストの取れた画像の取得が可能 である。 photonfocus社独自の技術 *P127~130を参照ください。 画素欠陥補正 黒参照画像内で、ある閾値を越えるすべての 画素は画素欠陥(ホットピクセル)としてマ ークされます。画素欠陥補正機能を使用する と、欠陥画素を隣接する画素の平均で置き換 えます。 photonfocus Cーマウント レーザー 3D 計測用 CMOS モノクロカメラ 1024×1024ピクセル(CMOS) LinLog Off/ On LinLog 特性曲線 ® リニア曲線 強いコンプレッション 弱いコンプレッション LinLog 特性 光度 グレーバリュー 飽和 Value1 Value2 0% 100% GUI/ 3D Suite画面 連続しているプロファイル ROI(Region of Interest) 取り込むピクセルを削減することでフレーム レートを増加することが可能です。 また、photonfocus社センサは、x/y方向どち らのピクセルを減少させてもフレームレート 増加に繋がります。 オフセット補正 照明なし(例えばレンズキップをした状態) で撮像した黒参照画像を基準とし、ライブ画 像から差し引きます。 (センサの固定パターンノイズを含) 静的ノイズを最小化することが可能です。 SDK PF3Dlib PF3Dlibは3DマシンビジョンシステムのOEM 、システム統合、最大適応性とカスタマイズ 性能が必要とされる場合最適です。 PF3Dlibでは全ての3Dビジョンアルゴリズム をPF3Dlibアプリケーションに取り入れるこ とができます。DLLを使用したアルゴリズム ですので、ユーザーは迅速な開発を実行でき ます。 • C++コンパイラーに簡単に使用できる • フレームグラバードライバーを使用するの でハードウェア検出を独立 • 開放式アーキテクチャー • 拡張オンラインドキュメント CCD CMOS 紫外線 近赤外線 赤外線 モジュール フレームグラバー 機能 画像処理ライブラリ 可視 ハードウェア処理 GiGE IEEE1394 CameraLink FPGA 開発 アプリケーション例 ソフトウェア USB3.0 各種アクセサリ CoaXPress CLHS その他 IF

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Page 1: 12 6p85 86 3d

特徴MV-D1024E-3D01-160には3次元高速スキャンアプリケーションに有効な自社製グローバルシャッタCMOSセンサA1024Bを採用し、様々な表面特性におけるレーザー検出に有効な特許技術であるLinLog®(リンログ:低輝度領域では直線的なリニア特性を描き、高輝度領域ではログ特性)を搭載しています。また機能であるROI機能(部分読出し)を活用することで取得フレームを増加することが可能。(例:1024×32ピクセル時は約2400fps)MV-D1024E-3D01-160はカメラ内で検出したレーザープロファイルをサブピクセル精度で算出しリアルタイムで出力します。(ピークディテクターアルゴリズムを採用)高速フレーム取得でのリアルタイム処理が求められる半田部や溶接部のプロファイル評価(光切断)には最適な製品となっている。

- 85 -

MV-D1024E-3D01-160ワイドダイナミックレンジ 120dB CMOS 高速モノクロカメラ RoHS

COMPLIANT2002/95/EC

45×60×60mm (L×W×H)※突起部を含みません。

フルフレーム最大150fps(150profile/s )

ワイドダイナミックレンジ120dBグローバルシャッタROI(高速部分読出し)3D:ピーク座標(ピークディテクタアルゴリズム)*

質量 265g

LinLogは、photonfocus社の登録商標です。

ピークディテクターとLinLog®レーザーのライン上のピーク値をサブピクセル精度で算出するアルゴリズムです。LinLog®と併用することにより、物体の表面特性に関わらず、レーザーの飽和を抑えより安定したプロファイル取得が可能です。

LinLog® (P93参照)

LinLog®は、低輝度領域では直線的なレスポンスカーブ、高輝度領域では対数特性を持たせ、パラメータの設定を行うことができる。対数特性を持たせるポイントと圧縮の強さを調節することで、輝度差の激しい対象においてもコントラストの取れた画像の取得が可能である。

photonfocus社独自の技術

*P127~130を参照ください。

画素欠陥補正黒参照画像内で、ある閾値を越えるすべての画素は画素欠陥(ホットピクセル)としてマークされます。画素欠陥補正機能を使用すると、欠陥画素を隣接する画素の平均で置き換えます。

photonfocus

Cーマウント レーザー 3D計測用 CMOS モノクロカメラ

1024×1024ピクセル(CMOS)

LinLog Off/ On

LinLog 特性曲線®

リニア曲線

強いコンプレッション

弱いコンプレッション

LinLog 特性

光度

グレーバリュー

飽和

Value1 Value20%

100%

GUI/ 3D Suite画面

連続しているプロファイル

ROI(Region of Interest)取り込むピクセルを削減することでフレームレートを増加することが可能です。また、photonfocus社センサは、x/y方向どちらのピクセルを減少させてもフレームレート増加に繋がります。

オフセット補正照明なし(例えばレンズキップをした状態)で撮像した黒参照画像を基準とし、ライブ画像から差し引きます。(センサの固定パターンノイズを含)静的ノイズを最小化することが可能です。

SDK PF3DlibPF3Dlibは3DマシンビジョンシステムのOEM、システム統合、最大適応性とカスタマイズ性能が必要とされる場合最適です。PF3Dlibでは全ての3DビジョンアルゴリズムをPF3Dlibアプリケーションに取り入れることができます。DLLを使用したアルゴリズムですので、ユーザーは迅速な開発を実行できます。

• C++コンパイラーに簡単に使用できる• フレームグラバードライバーを使用するの  でハードウェア検出を独立• 開放式アーキテクチャー• 拡張オンラインドキュメント

CCD

CMO

S紫外線

近赤外線

赤外線

モジュール

フレームグラバー

機能

画像処理ライブラリ

可視

ハードウェア処理

GiG

EIE

EE13

94Ca

mer

aLin

kFPGA開発

アプリケーション例

ソフトウェア

USB

3.0

各種アクセサリ

CoaX

Pres

sCL

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その他画像処理ライブラリ

P117 ~ 120 参照

関連製品

P35 参照

ギガビットイーサネット

接続例

電源供給(7ピン12V)

カメラリンクケーブル

Cマウントレンズ

BASE対応フレームグラバー

関連製品

P84 参照

MVシリーズ

その他周辺機器CameraLink フレームグラバー

P99 ~ 104 参照microEnable IV

※製品仕様は予告なく変更する場合がありますことご了承下さい。

解像度(ピクセル)

データ出力

最大 fpsシャッタースピード

分光領域

ピクセルクロック

機能

消費電力

画素サイズ

暗電流フルウェルキャパシティ

センサ

量子効率ダイナミックレンジ読み出しモード

タップ

ゲインコンフィグレーション

電源

動作温度

1024×1024

10µs~0.41s / 25µsステップ15080 MHz

Base 8bit/ 10bit/ 12bit

400~ 900 nm

(M)ROI、サンプリング(Y方向のみ)、LinLog®、スキミング、LUT、シェーディング補正、イメージインフォ、エンハンストトリガー

3.7 W

200 ke-

10.6×10.6μm

2 fA / pixel @ 30 °C

1アクティブプログレッシブCMOS

35%120 dB (LinLog®)

順次読み出し、同時読出し

2

1/ 2/ 4CLSERIAL (9600 baud or 57.6k baud)

+12VDC±10%

0~+60℃

MV-D1024E-3D01-160 スペック表

サンプル画像

点群データを拡大

SurfaceMap

RangeMap(2D)

SurfaceMap ではピークデータより作成した点群を表示でき、

RangeMap では 2Dと指定ラインのプロファイルを

参照できます。

実物

スキャンデータ(SurfaceMap:3D)

ガウシアン型レーザーライン

X軸方向

(質)

(幅)

Threshold によりピーク幅・質が決定 3Dデータインストラクション

イメージデータ(2D) 3Dデータ

スキャンスピード(露光時間0.01ms)ROIサイズ フレームレート ROIサイズ フレームレート1024×1024 150 Profile/s 512×512 560 Profile/s1024×512 290 Profile/s 512×256 1030 Profile/s1024×256 540 Profile/s 512×128 1775 Profile/s1024×128 980 Profile/s 512×64 2795 Profile/s1024×64 1630 Profile/s 512×32 3915 Profile/s1024×32 2445 Profile/s

GiG

EIE

EE13

94Ca

mer

aLin

kFPGA開発

ソフトウェア

CoaX

Pres

sCL

HS

CCD

CMO

S紫外線

近赤外線

赤外線

モジュール

フレームグラバー

機能

画像処理ライブラリ

可視

ハードウェア処理

アプリケーション例

各種アクセサリ

その他IF

USB

3.0