平成15年度 バイオマス関係予算の概要 概 算 決...
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資料 4
平成15年度
バイオマス関係予算の概要
( 概 算 決 定 )
バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議
H15概算決定 各省バイオマス関係予算総括表
省 名 15概算決定額(百万円) 14補正予算額(百万円)
文 部 科 学 省 3,295 3,300
の内数
農 林 水 産 省 21,884 7,159
経 済 産 業 省 64,574 0
の内数
国 土 交 通 省 932,114 5,159
の内数
環 境 省 66,189 5,400
の内数 の内数
計 1,088,056 21,018
の内数 の内数
1. 文部科学省
平成15年度バイオマス関連予算概算決定の概要(文部科学省)
1.一般・産業廃棄物・バイオマスの複合処理・再資源化プロジェクト
平成14年度補正予算額 3,300百万円
平成15年度予算案 450百万円
都市・地域から排出される廃棄物の無害化処理と再資源化を図るとともに、その
実用化と普及を促進するための要素技術、影響・安全性評価及び経済・社会システ
ム設計に関する研究開発を行う。
2.21世紀型革新的先端ライフサイエンス技術開発プロジェクト
(うちライフサイエンス安全研究部分)
平成15年度予算案 2,845百万円の内数
遺伝子組換え生物の環境放出利用に当たって必要となるリスク評価手法等につ
いて必要な知見を集積する。
(新規)
平成14年度補正予算 3,300百万円
平成15年度予算案 450百万円
プロジェクト名: 一般・産業廃棄物・バイオマスの複合処理・
再資源化プロジェクト
研究のターゲット:都市・地域から排出される廃棄物の無害化処理と再資源化を図るとともに、その実用化と普及を促 進するための要素技術及び経済・社会システム設計に関する研究開発
経済・社会での活用に関する具体的ビジョン: 持続的な経済社会の発展を確保するためには、バージン原料による生産プロセスの効率化・高機能化ではなく、資源循環型の技術とシステムが求められている。このためには、都市ごみや産業廃棄物・バイオマスなどを再資源化する3R技術の研究開発を推進するとともに、こうした技術の実用化と普及を促進する経済・社会システム設計が大きな課題となっている。 このプロジェクトでは、都市や地域から排出される有機廃棄物・バイオマスの再資源化を図るとともに、こうした資源循環を成立させるための経済・社会システムに関する研究開発を行う。プロセス技術に関しては、高効率に燃料化・原料化してエネルギー利用を図るため、従来より低温のガス化プロセスによる変換技術や、ガスエンジン等による高効率発電技術の開発を行う。生態系影響・安全性評価に関しては、廃棄物の処理に伴う種々の発生物質を試験・分析し、安全性を評価する手法を開発することで処理技術の実用化を図る。さらに、こうした廃棄物処理・再資源化技術が実用化されるとともに広く社会に普及し、経済・社会システムの一環として成立させるための物流システムや全体システム設計に関する研究開発を行う。 こうした研究開発により、再資源化された燃料・原料としての生成品を市場に供給するとともに、廃棄物の処理・再資源化や物流などの新規産業の創出と経済の活性化、化石原料の利用減による二酸化炭素排出量の削減と脱化石燃料経済への構造改革に寄与する。
研究者名:東京工業大学(仲勇治)、東京大学(野城智也)、 東京農工大学(堀尾正靭)、岡山大学(小野芳朗)、 理化学研究所植物科学研究センター(山口勇)
参加する産業界:(株)荏原製作所、清水建設(株)、東日本電信 電話(株)、(株)関西総合環境センター
研究概要:
(1) 廃棄物やバイオマス等から高効率にエネルギー資源を回収し燃料化・原料化するためのガス化高効率変換技術やガスエンジン等による高効率発電技術等の開発。
(2) 開発された技術の実用化と普及に向けた、都市や地域など様々なレベルにおける物流等の経済・社会システムの設計。
(3) 生態系・人体への影響、安全性評価の研究。
(4) 廃棄物の再資源化と資源の循環利用を実現させるための地域ケーススタディを通じたモデル開発。
◆ 産学官一体による研究開発→持続型経済社会の実現に向けた
政策指向の研究開発の推進◆ 持続型経済社会モデルの開発・提示
高効率エネルギー・資源回収技術開発
持続型経済・社会システムの設計
生態系及び人体への影響の評価
産学連携による
研究開発
建設廃材
バイオマス 原料化
燃料化
再資源化された生成品の利用
◆ 実証プラントの構築
実用化・普及
一般・廃棄物
経済活性化
家畜ふん尿
木質系廃棄物
農業廃棄物
家庭ごみ
工業産廃
収集・運搬
水 素
メタノール エタノール ジメチルエーテル
アンモニア
燃料電池 ガスタービン ガスエンジン
原料化
燃料化
都市系ごみ
建設廃材
液体燃料
蒸気タービン発電機プラント設備の小型化
受入れ廃棄物原料に対する許容度の緩和
◆実証プラントの構築
再資源化された生成品の利用・消費
液体燃料合成設備
企業企業大学大学
内分泌かく乱化学物質
◆生成毒物試験法・分析法の開発
◆省力化・自動化安全性評価手法・装置の開発
人体の応答シミュレーション
生態系・人体への影響評価
廃棄物・バイオマスに対応した物流システムの設計開発
◆物流管理情報◆地理特性◆管理情報
発生物質の試験法・分析法
新たな産業・市場の創生
経 済活 性 化
◆原材料適性、立地、物流システム、利用等を総合した全体システム設計
◆経済性・実現性の評価・シミュレーション◆総合的な評価基盤の形成
安全性評価
マーケティング調査情報
省エネルギー
高品位化必要性情報
持続型経済社会システム
低温ガス化
◆大学連合グループの形成
自然科学と人文・社会科学の融合した研究環境研究におけるコーディネータ、ネットワークの形成
社会システム設計
廃棄物IDセンタ
排出事業所
中間処理場
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����������物流ネットワークシステムの設計
再資源化施設等
廃棄物IDセンタ
排出事業所排出事業所
中間処理場
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��������������������物流ネットワークシステムの設計
再資源化施設等
高効率エネルギー・資源回収技術の開発
実用化・普及性情報
2. 農林水産省
15年度バイオマス関連予算概算決定の概要(農林水産省)
バイオマス・ニッポン総合戦略の強力な推進循環型社会の構築と地球温暖化防止等に向け、バイオマスを最大限利
活用する社会「バイオマス・ニッポン」の実現を強力に推進。
21,884(16,587) 百万円
1 ポイント
バイオマス・ニッポン総合戦略に基づき、地域全体でのバイオマスの総合的
な利活用に関する取組や資源循環型コミュニティづくりを推進するため、次の
取組を総合的な対策として実施。
(1) 革新的な研究・技術開発の推進
1,210(999) 百万円
バイオマスの地域循環利用システム化技術の研究開発、様々なバイオマ
スのエネルギー化効率の向上、高付加価値な製品の生産等、バイオマスの
利活用の促進のための研究・技術開発を実施。
(2) 地域の実情に応じたバイオマス利活用の推進
20,674(15,588) 百万円
① バイオマスの利活用を促進するための取組への支援
3,738(1,632) 百万円
地域の実情に応じたバイオマスの利活用を推進するため、バイオマス利
活用計画の策定、利活用システム構築、バイオマス利活用に関する調査・
実証、情報収集・情報発信等の取組への支援を実施。
② 新たなモデル施設の整備
2,000(0) 百万円
バイオマス利活用の全国の取組モデルとなる事例を構築し、その普及を
図るため、地域の実情に即した新技術等を活用した利活用施設整備を地域
における①の取組への支援と連携して実施。
③ バイオマスの特性に応じた利活用施設の整備
14,937(13,956) 百万円
食品廃棄物、家畜排せつ物、木質系廃材・未利用材等の各バイオマスの
特性に応じた利活用施設の整備を実施。
2 事業実施主体
独立行政法人、民間団体、地方公共団体等
3 補助率
(1)定額等 (2)① 定額、1/2以内 (2)② 1/2、 、
(2)③1/2以内、1/3以内等
生物系循~バイ
バイオマスエ
発電・ 熱利用
CO2 吸
化石燃料
発電・ 熱利用
有機性廃棄物や農林
・地球温暖化
・食品廃棄物
・バイオマス
・農林水産業
施策の具体的内容
[ソフト] ・地域における関係者によ
の策定 ・消費者への普及・啓発を
・バイオマスエネルギー(
素材等)の利用技術の実
・家畜排せつ物、食品廃棄
マスの効率的な収集・利
・バイオマス利用促進に向
[ハード] ・たい肥化とメタン発酵の
の計画的整備
「バイオマス・ニッポン」
「バイオマス・ニッポン」 環資源の持続的活用への転換
オマス・ニッポン総合戦略の推進~ネルギー バイオプロダクツ CO2 の
発生
CO2 の発生
(実質ゼロ)
収
化石燃料
プラスチック製品
埋立
焼却 CO2の発生
バイオ・ プロダクツ 土壌中
で分解
CO2吸収・たい肥
水産資源を有効活用する「バイオマス・ニッポン」総合戦略
(家畜排せつ物、食品廃棄物、木質系廃材、
水産廃棄物等)
防止に貢献 等の資源化を通じた都市と農山漁村の交流 産業の育成と雇用の創出 ・農山漁村をバイオマス生産の場として再活性化
バイオマス
バイオマスの総合利用計画(県計画)による総合的な施策の推進
地区計画
るバイオマス総合利用推進協議会の開催と、バイオマス総合利用計画
推進(シンポジウム、研修会、パンフレット等) メタノール、バイオディーゼル燃料等)・バイオプロダクツ(生分解
証 物、木質廃材、水産廃棄物など地域に「薄く・広く」存在するバイオ
活用システムの構築 けた技術指導
複合的な施設等バイオマス利活用のためのモデル的リサイクル施設等
総合戦略に基づくバイオマス利活用の実践
研究開発・実用化技術開発 ・バイオマスエネルギー、バイオプロダクツ生産に係る革新的技術についての研究開発 ・地域におけるバイオマス利用システム構築に必要な実用化技術の開発
(参考) ( 年度予算概算決定における)15
バイオマス・ニッポン総合戦略の強力な推進
1 趣 旨
バイオマスの利活用については 「経済財政運営と構造改革に関する基本方針、
2002」において具体的な戦略をとりまとめて推進することが要請されており、
『 食」と「農」の再生プラン』においても、積極的に取り組むこととしている。「
、「 」 、また 地球温暖化対策推進大綱 においても温室効果ガスの排出抑制対策として
バイオマス資源の有効利用を積極的に推進することが求められているところであ
る。
このような中、家畜排せつ物処理対策、食品廃棄物の処理対策、土づくり対策と
しての有機性資源の利用は、従来から個別に推進されてきたところであるが、地域
全体でのエネルギーやマテリアルとしてのバイオマス資源の総合的な取組が遅れて
いる状況である。一方、近年、メタン発酵と堆肥化等好気的発酵の組合せによるバ
イオマス利活用や乾式メタン発酵、部分酸化ガス化技術など、バイオマスから効率
的にエネルギーを取り出し、かつ、循環しやすい資源として変換する技術が実用化
されつつある。
このような状況を受けてさらに、14年12月27日に、上記の状況を受けた総
合的な戦略として「バイオマス・ニッポン総合戦略」が閣議決定されており、本予
算は、予算の編成方針でも示されたとおりこの戦略を強力に推進することにより、
バイオマス資源の有効利用に係る対策を総合し、環境と調和のとれた循環型社会の
構築を強力に推進するものである。
概算決定額( 予算額)2 事業内容 15 14千円(1) 革新的な技術の基礎的研究・技術開発 ( )1,209,801 999,029千円① 農林水産バイオリサイクル研究(技術会議) 800,314 599,774( )
農林水産系廃棄物のリサイクル技術の開発、バイオマスの地域循環利用シス
テム化技術の開発等
地球温暖化が農林水産業に与える影響の評価及び対策技術の開発(技術会議)②
( )千円409,487 399,255化石燃料に代替する新エネルギー生産実用化技術の開発等
千円(2) 実用化のための技術開発等 ( )571,010 382,377千円① 食品資源循環システム構築技術開発(総合食料局) 211,000 0( )
食品廃棄物の分別や運搬・回収技術、高度再生・変換利用技術など食品の資
源循環システム構築に必要な技術の開発
11,639(29,097)千円② 有機肥料等の低コスト生産基盤技術の開発(生産局)
低コストな生産管理技術の開発と機能性肥料、土壌改良資材の開発
千円③ 環境負荷低減農業技術確立実証事業(生産局) 67,425 70,188( )
ほ場レベルにおける炭素・窒素循環機能解明を通した環境負荷低減農業技術
の確立
千円④ 土壌機能増進対策事業(生産局) 37,508 30,464( )
土壌データベースを活用した有機物投入条件設定等の土壌・施肥管理システ
ムの開発、多様な性質のたい肥を類型化及び生ごみ等のたい肥施用ガイドライ
ンの作成
千円⑤ 木質資源循環利用技術開発事業(林野庁) 146,880 122,400( )
木材成分のリグニンと、木材・古紙繊維を原料とする繰り返し再利用が可能
な革新的な木質プラスチック等の製造、セルロース系成分による生分解性プラ
スチック原料の乳酸等有用物質への変換技術の開発
千円⑥ 環境低負荷型新機能性木質系材料等の開発(林野庁) 13,680 34,200( )
木材の欠点を改善するための高機能木質系材料や廃棄段階で簡易に分離する
機能性接着材等の開発
千円⑦ バイオマスエネルギー利用技術の開発(林野庁) 23,014 46,028( )
木材等のバイオマスを化石燃料に代替するエネルギーとして利用するため取
扱いの容易な木質新燃料の製造・利用技術の開発
91,269(105,381)千円⑧ 森林環境保全先端技術導入機械開発事業(林野庁)
急傾斜地に対応して間伐等の効率的な実施が可能となる高性能林業機械の開
発
⑨ 先端技術を活用した水産資源循環型利用技術の開発(水産庁)
0,000)千円19,864 4(
精製技術や酵素発酵技術を利用した先端技術を活用し水産物由来の有用成分
を利用して食品素材や畜産飼料への転換、水産廃棄物を活用したエネルギー利
用化技術の開発
千円⑩ 水産バイオマスの資源化技術開発事業(水産庁) 30,000 0( )
未利用水産生物(ハダカイワシ、アブラソコムツ等)を有効に利用する技術
の開発及びコンブ等海藻類大量養殖による食品添加物、家畜用飼料、エネルギ
ー源等への利用技術の開発
)千円⑪ 水産加工残滓高度リサイクル推進事業(水産庁) 10,000 10,000(
水産加工残滓を高鮮度で回収するシステムの開発とより高度にリサイクルす
る技術の開発
千円(3) 全国レベルでの普及・啓発等 ( )380,357 249,557千円① バイオマス・ニッポン総合戦略推進事業(大臣官房) 128,703 0( )
「バイオマスニッポン総合戦略」に基づき、バイオマスに関する最新技術、
環境への影響等についての情報ネットワークの整備のほか、情報の発信・提供
として、バイオマス利活用に対する国際的な理解、合意を促進するための会議
の開催、バイオマス製品の展示等を実施し、バイオマスの総合的な利活用を推
進する。
千円② 食品リサイクルプラン作成支援事業(総合食料局)10,000 0( )
優れたリサイクルの取組事例や食品循環資源を排出する都市部と利用する農
林漁業者等に関する情報収集・情報発信、シンポジウムの開催等
千円③ バイオ生分解素材開発・利用評価事業(総合食料局) 30,000 0( )
食品廃棄物や食品加工残渣などの有機性廃棄物のほか、でんぷんなどの国内
資源を原料とするバイオ生分解素材の低コスト製造システムの確立及びバイオ
生分解素材を活用した生ゴミリサイクル等の先進事例についての総合評価
千円④ 家庭用廃油食用油効率的リサイクルシステム等構築事業(総合食料局)12,936 0( )
地域における廃食用油の効率的な回収システムの検討、自動発信回収ポスト
システムの開発、回収システムの普及啓発等
⑤ 外食産業食品循環資源高度利用・啓発事業(総合食料局)
千円7,500 25,470( )
食品廃棄物から製造される肥料、飼料等の特性、効果的な利用法についての
把握するシステムの検討、普及、食品廃棄物リサイクルに関する事業者が行う
べき事項に関するマニュアルの作成等
⑥ 食品循環資源再生利用等促進法普及推進事業(総合食料局)
千円21,477 30,129( )
食品関連事業者、廃棄物処理業者、地方公共団体、農業者、消費者等を対象
に、食品リサイクル法の趣旨、食品循環資源の再生利用等に対する取組等を普
及啓発
⑦ 食品循環資源再生利用等促進法定着推進調査(総合食料局)
( )千円10,000 15,000食品廃棄物等の排出量が一定量以上の食品関連事業者を把握するため、食
品関連事業者に対して食品廃棄物等の排出量等に関する調査を実施
( )千円⑧ 食品産業環境対策支援事業(総合食料局) 11,444 19,730食品産業の環境負荷低減化手法の検討、普及啓発等
⑨ 容器包装リサイクル法普及定着推進事業 (総合食料局)
( )千円33,919 67,838容器包装リサイクル法の趣旨、循環型社会の構築等に対する取組等を普及・
啓発
⑩ 容器包装廃棄物リサイクルシステム推進調査 (総合食料局)
( )千円11,878 20,480容器包装リサイクル法関連事業者の実態調査を通じて循環型社会形成に資す
る健全な事業者を育成
農村資源リサイクル環境整備検討調査(農村振興局)⑪
千円102,500 30,000( )
農村地域におけるバイオマス資源の現状及び利活用方向の検討を行うととも
に、農村地域の特性に応じた適正かつ効果的な農地還元利用を促進するため、
、 、資源循環モデルを活用し 物質収支バランスや資源循環コスト等の検討を行い
資源循環計画マニュアルを作成
千円(4) 地域での調査・実証、システム構築等 ( )2,786,507 1,000,000① バイオマス利活用フロンティア推進事業(農村振興局)
千円1,800,000 0( )
ア バイオマス総合利用計画の策定
都道府県及びモデル地区におけるバイオマスの現状把握、物質収支計画、循
環利用システム等を内容とする計画の策定、改定、そのための協議会の開催等
イ バイオマス利用に関する調査・試験
、 、都道府県における土壌機能の実態調査 家畜排せつ物処理技術の実用化調査
使用済農業資材適正処理化の推進等
ウ システム構築、実証、農家等支援
・バイオマス資源の排出(生産)者、利用者、地方公共団体、消費者、農業者
等の関係者の合意に基づく効率的な循環プランの策定、実証、そのための関係
者による協議会の開催等
・広域に散在しているバイオマス資源を効率的に収集するためのシステム構
築、地域収集プランの策定、実証等
・バイオ生分解素材を農業用マルチとして使用後農地に鋤き込む技術の実証等
・地方公共団体におけるバイオマス由来の生分解性プラスチックの利用促進の
支援
・地域においてバイオマス資源利用に貢献するNPOの活動支援
・地域において住民・消費者等への普及・啓発を図るためのバイオマス資源循
環利用に関する広報・情報提供、シンポジウムの開催
地域農業総合支援事業のうち資源循環型地域農業への転換支援(経営局)②
千円286,507 0( )
普及組織による資源循環型農業への転換促進等の普及活動
③ 資源循環型農業確立支援事業(緑肥作物の導入実証 (生産局))
( )千円700,000 1,000,000緑肥作物の導入に係る技術実証及び有用性の検証
,000,000( 千円(5) 先進的・モデル的なバイオマス利活用施設等の整備 )2 0,000,000(0)千円○ バイオマス利活用フロンティア整備事業(農村振興局) 2
新しい技術を導入するなど先進的なモデル地区となるものについて、乾式メ
タン発酵施設、炭化施設などの新技術等を活用したバイオマス利活用施設の整
備
千円(6) 各分野別の利活用施設等の整備 ( )14,936,554 13,955,939千円① 食品リサイクル推進モデル整備事業(総合食料局)1,210,470 0( )
ポリ乳酸・バイオガス化等先端技術を取り入れた新素材を製造するリサイク
ル施設の整備等食品リサイクル施設の整備
千円② 資源循環型農業確立支援事業(生産局) 4,434,621 5,144,294( )
家畜排せつ物等有機性資源のたい肥化とメタン発酵等のリサイクル施設、
BDF製造装置等の整備
千円③ 有機性資源飼料化事業(生産局) 62,463 85,317( )
バイオマス資源の飼料化を図るための飼料化施設及び機械の整備
④ 資源リサイクル畜産環境整備事業(生産局)
千円7,150,000 6,992,000( )
家畜排せつ物処理施設及びたい肥の還元用草地等の一体的整備
千円⑤ 木質バイオマスエネルギー利用促進事業(林野庁) 1,059,000 353,078( )
製材工場残材等を活用したバイオマス発電施設や木質ペレット製造施設、熱
供給施設、公共施設等におけるバイオマスエネルギー利用施設や林地残材等の
効率的な収集・運搬に資する機材等の整備
千円⑥ 水産基盤整備事業(水産庁) 1,020,000 0( )
カキ殻等の水産系副産物や漁業集落排水汚泥のリサイクル、間伐材を活用し
た魚礁等の整備
3 15年度概算決定額 (14年度当初予算額)
21,884,229(16,586,902)千円
(なお、15年度予算の説明資料であり、14年度予算額の計は一致しない)
(1) 1,209,801( 999,029)千円(技術会議)
(2) 571,010( 382,377)千円(各局庁)
(3) 380,357( 249,557)千円(各局庁)
(4) 2,786,507( 1,000,000)千円(各局庁)
(5) 2,000、000( 0)千円(農村振興局)
(6) 14,936,554(13,955,939)千円(各局庁)
4 関連事業
(1) 自給飼料増産総合対策事業(生産局)
たい肥還元に必要な機械施設等の整備
(2) 耕種作物活用飼料増産対策事業(生産局)
耕種と畜産の連携による稲わらの収集・利用やたい肥交換に必要な機械施設
等の整備
(3) 経営構造対策事業(経営局)
経営体の育成及び確保を図るために必要な高品質たい肥製造施設の整備等
(4) 新山村振興等農林漁業特別対策事業(農村振興局)
農業廃棄物等利活用施設の整備等
(5) 農業農村整備事業(農村振興局)
農村振興総合整備事業
中山間地域総合整備事業
農業集落排水資源循環統合補助事業 等
有機性資源等の循環利用のためのコンポスト化施設等の整備
(6) 林業・木材産業構造改革事業(林野庁)
地域材の利用を促進するため、木質バイオマスエネルギー利用施設の整備等
(7) 木の香る環境整備促進事業(林野庁)
公共事業等への間伐材等の利用促進、間伐材を活用した製品製作等
(8) 漁業経営構造改善事業、内水面環境活用総合対策事業(水産庁)
水産廃棄物等処理施設の整備等
(9) 川上から川下に至る豊かで多様性のある海づくり事業(水産庁)
漁業系廃棄物の適正処理やリサイクルのための地域システムの構築等
( ) 水産物産地流通加工施設高度化対策事業(水産庁)10水産加工残滓等を飼肥料等へ有効活用するための残滓処理施設等の整備等
3. 経済産業省
15年度バイオマス関連予算の概要 (経済産業省) 1 ポイント エネルギー安定供給の確保、地球環境問題への対応等に資するため、バイオマスに関する技
術開発、実証試験、導入支援及び環境整備を積極的に推進する。 (1) 革新的な技術開発の推進 ① バイオマスエネルギー高効率転換技術開発
平成15年度予算(平成14年度予算) 2,819百万円 (2,000百万円)
バイオマス資源を高効率で水素、メタンなどの気体燃料、メタノールなどの液体燃料等に転換
するため、生物化学的変換、二段発酵や熱化学的変換等による技術開発を推進する。 ② 生物機能活用型循環産業システム創造プログラム
4,182百万円 (5,386百万円) 近年急速に蓄積が進んでいるゲノム情報を活用し、微生物及び植物の産業利用を図る上で必
要となる、新たな遺伝子操作技術や遺伝子レベルでの生物機能の解析技術等の基盤的ツール
開発、及び成果を高度に活用するための情報基盤整備を進めるとともに、遺伝子組換え体の産
業利用における安全性に関する科学的知見の充実を図る。 ③ 建築廃材等リサイクル技術開発
150百万円 (280百万円) 建築物解体の際、大量に発生するものの再利用の用途が限定されている廃木材等について、
リサイクル用途拡大に向けた木質系ボード等生産技術等を開発する。 (2) バイオマス等未活用エネルギー実証試験の推進
2,819百万円 (1,100百万円) 環境に対する負荷が生じないバイオマス等地域に賦存する未活用エネルギーについて、その
実証試験事業、事業可能性調査を行う事業者の取り組みを支援することにより有効利用を促進
する。 (3) バイオマス等新エネルギー導入の支援 ① 地域新エネルギー導入促進事業
12,710百万円の内数 (12,702百万円の内数) 地域においてバイオマス、太陽光、風力等の新エネルギーの大規模・集中導入等モデル的、
先進的な取り組み等を行う地方公共団体等の取り組みを支援する。 ② 新エネルギー事業者支援対策事業
38,818百万円の内数 (23,618百万円の内数)
新エネ法に基づき認定を受けた計画に従ってバイオマス、太陽光、風力等の新エネルギーを
導入する先進的な事業者の取り組みを支援する。 ③ 新エネルギー非営利活動促進事業
1,144百万円の内数 (1,020百万円の内数) NPO等が自ら実施する新エネルギー導入事業や普及啓発活動、新エネルギー設備を導入
する第三者のためにNPO等が実施する補助事業に対し支援する。 (4) 導入環境の整備 ① 地域新エネルギービジョン策定等事業
1,323百万円の内数 (1,232百万円の内数) バイオマス、太陽光、風力等の地域に眠っている新エネルギーのポテンシャルを引き出し、環
境と調和した街づくりの方向を探るなどして、21世紀に向けた地域の活力向上に新たな息吹を
吹き込むための計画を策定する地方公共団体の取り組みを支援する。 ② 新エネルギー等導入促進情報公開対策等事業
609百万円の内数 (430百万円の内数) 地方公共団体、事業者、一般国民等の各主体に対し新エネルギーに係る情報を広く公開し、
新エネルギーの必要性に対する認識を深めてもらうため、各種パンフレットやポスターの作成・
配布、地方公共団体とタイアップしたシンポジウムや総合新エネルギー展示会などの開催等の
事業を行う。 2 事業実施主体 NEDO、民間団体、地方公共団体等 3 補助率
(1)定額、(2)1/2以内、定額、(3)①③1/2以内、(3)②1/3以内、(4)定額
新エネルギー利用の拡大に向けた支援体系新エネルギー利用の拡大に向けた支援体系
2.事業化の調査検討2.事業化の調査検討
3.新エネ機器の設置工事3.新エネ機器の設置工事
事業化の判断事業化の判断
1.地域新エネルギービジョンの策定1.地域新エネルギービジョンの策定
新エネルギーの供用開始新エネルギーの供用開始
一般的な導入フロー
地域新エネルギービジョン策定等事業地域新エネルギービジョン策定等事業(地方公共団体向け)
地域に眠っている多様なエネルギーを発掘して、21世紀に向けた地域
の活力向上に新たな息吹を吹き込むための計画を策定するため、地方公共団体に対して事業費の一部を補助。(補助:定額)
H14予算額: 1,2.32百万円 → H15予算案: 1,3.23億円
バイオマス等未活用エネルギー実証試験バイオマス等未活用エネルギー実証試験(事業者・地方公共団体向け)
バイオマス等地域に賦存する未活用な資源をエネルギーとして有効活用するため、実証試験事業、事業可能性調査を行う事業者等に対して事業費の一部を補助。
H14予算額: 1,100百万円 → H15予算案: 2,819百万円
○実証試験事業 補助:1/2以内
○事業可能性調査 補助:定額 (補助額上限1千万円/件・年)
地域新エネルギー導入促進事業地域新エネルギー導入促進事業(地方公共団体向け)
新エネルギーの大規模・集中導入等モデル的、先進的な取り組み等を行
う地方公共団体等に対し、事業費の一部を補助。(補助:1/2以内)
H14予算額: 12,702百万円 → H15予算案:12,710百万円支援
支援
主な支援制度
支援
新エネルギー事業者支援対策事業新エネルギー事業者支援対策事業(事業者向け)新エネ法に基づき認定を受けた計画に従って新エネルギーを導入する先
進的な事業者に対し、事業費の一部を補助。(補助:1/3以内)
H14予算額: 23,618百万円 → H15予算案:38,818百万円
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4. 国土交通省
国土交通省のバイオマス関係予算(平成 15 年度) 概 要
1.下水道関係(下水道事業費補助等:899,234 百万円の内数(国費)) (1)施設整備補助費
市町村等が行う再資源化施設やエネルギー利用のための施設整備に
対し補助を行う。 (2)下水汚泥処理総合計画策定マニュアルの見直し
都道府県が策定する下水汚泥処理総合計画策定マニュアルの見直し
を行う。 (3)その他
来年度から下水汚泥とその他のバイオマスを集約処理するバイオマ
ス利活用事業を創設する予定。 2.北海道関係(運営費交付金:1,978 百万円の内数、施設整備補助金:1,301 百万円) (1)積雪寒冷地における環境・資源循環プロジェクト
家畜ふん尿等のメタン発酵による処理とエネルギー利用等の実証研究
を行う。
(2)地球温暖化対策に資するエネルギー地域自立型実証研究 家畜ふん尿等の処理により生成するメタンガスを水素に変換、貯蔵し、
需要に応じた効率的なエネルギー利用を行うための研究に着手する予
定。
3.静脈物流関係(港湾整備事業(循環型社会の構築):29,591 百万円の内数 他)
バイオマスの収集・輸送のための港湾等を活用した静脈物流システム
構築のための調査を行う。 4.自動車関係(平成 15 年度は他の調査の中で実施予定)
バイオディーゼル等の自動車への使用について、安全・環境性能の調
査を行う。
15年度から実施するバイオマス利活用事業
1.目的 下水汚泥とその他のバイオマスを下水汚泥処理施設において集約的 に処理し、処理工程においてメタンガスを回収し、下水処理場内で活 用する。
2.概 要 当該事業をモデル事業として実施し、下水汚泥とその他のバイオマ ス(生ごみ、家畜排せつ物、剪定廃材等)を共同処理するための施設 等を新たに補助対象とする。(ただし、対象とするバイオマスの1/ 2以上を下水汚泥が占め、かつ得られるエネルギーを下水処理場内で 有効利用する場合に限る。)
バイオマス利活用事業のイメージ
1.下水道関係
平成15年度から、別海資源循環試験施設を活用し、バイオマスを水素エネルギーに変換、貯蔵し、CO2の削減を図るとともに、需要に応じた効率的なエネルギー利用を行うための実証研究を実施。
圃場還元
家畜ふん尿
食品系廃棄物
バイオマスの受け入れ
【別海資源循環試験施設】大規模集中型(乳牛1000頭規模))
地球温暖化対策に資するエネルギー 地域自立型実証研究
積雪寒冷地における環境・資源循環 プロジェクト
積雪寒冷地における家畜排せつ物等のバイオマスの循環システムの確立に向けバイオガスプラントを中心とした実証研究を実施し、収集・輸送手段、最適規模等を検証。
独立行政法人北海道開発土木研究所では、北海道において大量に発生する家畜ふん尿を、再生可能な生物由来の資源としての活用するための技術開発に取り組みます。
ガスエンジン発電機
ガスボイラー
バイオガスの余剰分を水素エネルギーとして貯蔵
需要に応じて、必要な電力・熱を燃料電池により供給
温室加温
プラント運営
電気、熱
メタン改質・水素貯蔵・水素発生プラント、燃料電池
【湧別資源循環試験施設】小規模分散型(乳牛200頭規模 )
発酵槽
バイオガス
余剰分不足分
バイオガスのエネルギー利用
堆肥・液肥
2.北海道関係 2.北海道関係
総合静脈物流拠点港(リサイクルポート:平成14年5月1次指定)において、広域的なリサイクル施設の集中立地と岸壁、ストックヤード等の静脈物流基盤の一体的整備を展開し、木くず等バイオマス資源を含めた循環資源の収集・輸送・処理の総合静脈物流拠点の形成を進める。
循環資源の特徴と臨海部のポテンシャル
港湾を核とした総合的な静脈物流システムの構築
①大規模な処理による効率化②急がない貨物
循環資源の特徴①物流基盤のストック②用地の確保が容易③生産施設の立地
臨海部のポテンシャル
【総合的な静脈物流拠点】既存のストックを最大限に活用し、総合的な静脈物流拠点を各ブロック毎に配置。
【広域静脈物流ネットワーク】環境に優しく安全で低コストな海上輸送を活用した「広域静脈物流ネットワーク」を形成。
・1次指定:平成14年5月(室蘭港・苫小牧港、東京港、神戸港、北九州港) ・2次指定:平成15年3月を予定
東京港神戸港
苫小牧港
北九州港
室蘭港
拠点港(1次指定)
(参考)総合静脈物流拠点港の指定状況
(総合静脈物流拠点港の整備)3.静脈物流関係
5. 環 境 省
平成15年度バイオマス関連予算概算決定の概要
平成14年12月25日 環 境 省
(括弧内は平成14年度予算額)
1.廃棄物リサイクル施設への支援等バイオマス利用の導入支援
①廃棄物処理施設に対する温暖化対策補助事業
平成15年度予算 500百万円(0百万円)
有機性廃棄物からのメタン等の回収・利用を行う民間施設等の設置又は改良に対して
補助(投資の増加分が対象)を行い、温暖化対策に資するバイオマスエネルギーの有効
活用を推進していく。
②次世代廃棄物処理技術基盤整備事業(廃棄物処理等科学研究費補助金(競争的資金 ))
平成15年度予算 403百万円の内数(303百万円の内数)
法人が行う技術開発であって、実現可能性、汎用性、経済効率性が見込まれるものに
対して補助を行い、バイオマス関連も含めた廃棄物処理・リサイクル技術の開発を推進
していく。
( )③ごみメタン回収施設等整備補助事業 廃棄物処理施設整備費補助のごみ処理施設のうち
平成15年度予算 58,421百万円の内数(63,330百万円の内数)
メタンガスの回収に適したごみから、微生物により、メタンを主成分とするガスを回
収する施設等の整備を促進していく。
④産業廃棄物処理施設モデル的整備事業
平成15年度予算 4,190百万円の内数(1900百万円)
バイオマス関連施設を含む再生利用総合施設等、公共関与による廃棄物処理センター
等のモデル的整備を支援していく。
⑤ゴミゼロ型地域社会形成推進施設整備補助事業(エコタウン事業)
平成15年度予算 517百万円(50百万円)
バイオマス関連施設を含む民間事業者による先進性・先駆性の高い廃棄物処理・リサ
イクル施設整備を支援していく。
⑥再生可能燃料利用促進補助事業
平成15年度石油特別会計予算 800百万円(0百万円)
バイオマスから精製したエタノールを自動車燃料のガソリンやボイラー等燃料灯油・
重油などと混和して利用する技術の普及を推進していく。
生ごみ利用燃料電池等普及促進事業⑦
平成15年度石油特別会計予算 100百万円(0百万円)
生ごみ収集装置付集合住宅等において、生ごみからメタンを精製し熱電併給を行う技
術の普及を推進していく。
事業者による技術開発補助事業のうち家庭等からの廃棄物を活用したバイオエネルギー⑧
供給技術開発補助事業
平成15年度石油特別会計予算 200百万円(0百万円)
家庭等から発生する可燃ごみを活用したバイオアルコール製造装置、及び可燃ごみの
高性能分別装置について、技術開発を推進していく。
国立環境研究所による技術開発事業のうちバイオ資源・廃棄物等からの水素製造技術開⑨
発委託
平成15年度石油特別会計予算 100百万円(0百万円)
バイオマスや一般廃棄物から水素を効率的に製造するプロセスの確率に必要な触媒、
燃料供給システム等について、技術開発を推進していく。
2.環境NPO等の活動支援
①循環型社会形成実証事業(循環型社会形成推進基本計画フォローアップ経費のうち)
平成15年度予算 58百万円(0百万円)
NPO/NGO等民間団体や企業等が連携して行う、バイオマスの利活用など循環型
社会の形成に向けた取組のアイデアを公募し、実証事業として実施することにより、リ
デュース(排出抑制 、リユース(再使用)を中心とする循環型社会に向けた取組を推進)
していく。
3.京都メカニズムによるバイオマス利用技術の海外移転
①CDM/JI事業調査
平成15年度石油特別会計予算 600百万円(0百万円)
公募により選定された、バイオマス活用等によるCO2の排出抑制を図るプロジェク
トのアイディアについて、プロジェクトとしての実現可能性の調査(フィージビリティ
・スタディ)を行う。調査の実施手順としては、現地調査を行った上、排出削減見込量
等を試算し、プロジェクト設計書を作成する。実現可能性が高いと判断された案件につ
いては、 事業の認証に向けて第三者による審査を受ける。CDM/JI
②CDM/JI設備補助事業
平成15年度石油特別会計予算 300百万円(0百万円)
事業調査の結果等により、先駆性やモデル性が高い等と認められたプロジェCDM/JIクトについて、 事業として実施するための設備のうち、排出削減のために必要CDM/JIとなる追加的設備(例:廃棄物の燃料化設備、風力発電設備)の導入に要する費用の一
部を補助することにより、 事業の実現を支援する。CDM/JI(補助先: 事業実施者 補助率:1/3)CDM/JI