150315ドイツ報告会

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YouthCreate Talk! ドドドドドドドドドドド ドドドドドドドドド ドドドドドドドド

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Page 1: 150315ドイツ報告会

YouthCreate Talk!  ~ドイツの青少年政策から

日本の若者の社会・政治参画を考える~

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3.視察の動機とプログラム

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1.高齢者関連活動、障害者関連活動及び青少年関連活動の各分野において社会活動に携わる日本青年を海外に派遣

2.社会活動の中心的担い手となる青年リーダーの能力の向上と、各国、各分野間のネットワークの形成

内閣府青年社会活動コアリーダー育成プログラム

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1.今年も海外1回行きたい!

2.ドイツの政治教育などに関心あり

3.NPO 立ち上げて1年ちょい。全く違う場に身を置き視野・経験を広げたい

4.自分が委員として関わった「子ども若者育成支援推進法」の実態も気になる。

応募動機

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子ども・若者育成支援推進大綱 (「子ども・若者ビジョン」)の総点検 報告書

提言内容の抜粋

子供・若者が自らの心・身体を守ることができる力の育成  (健全育成)

当事者である子供・若者の参画

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多様な仲間団長  酒井洋幸団員  飯田良智、小見まいこ、佐藤真史、鳴滝美咲、根守久美子、 原田謙介、向井清美、森山円香

(高校教員、特別支援学級職員、 野外活動施設管理者市役所職員、ボランティア若者と政治をつなぐ NPOキャリア教育 NPO教員のリーダーシップ育成 NPO

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青少年・高齢者・障害者の3分野

他の分野との接点

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・メンバーとの顔合わせ。互いを知る

・ドイツの状況を学ぶ

・視察テーマの設定 (団・個人)

事前研修と自主研修

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<団テーマ>日本における青少年分野の非営利組織を発展させるために、ドイツにおける ユースワーカーの人材育成と中間支援の在り方を学び、発信する

<個人テーマ>政治・社会に対する、青少年支援の必要性の周知。

テーマを決めていざドイツ!

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4.ドイツの視察報告

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視察先概要

コブレンツ

Page 12: 150315ドイツ報告会

視察先概要ベルリン  10/12~15

KHSBベルリン大学在ドイツ日本国大使館ドイツ連邦共和国家族・高齢者・女性・青年省既参加青年及び関係団体関係者との夕食“SozDia”財団 青少年地域センター定住型サービス青年ハウストレーニングレストランドイツ連邦青少年協議会青少年議会訪問統合学校

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視察先概要コブレンツ  10/16~20

コブレンツ応用化学大学ディースターヴェークスクール青少年局青年協議会赤十字訪問ホームステイマッチングホームステイさよならナイト団振り返り、 IJAB との評価会

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(1) ユースワーカーの育成  ユースワークの企画や運営に当たる専門性を持ったスタッフ   若者が社会のメンバーとして自立していくことを手助けする人   行政の青少年局、青少年施設、職業支援施設、相談業務機      関、ボランティア

団としての学び

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①ユースワーカーの育成資格制度について~ベルリン HSBK 大学とコプレンツ応用科学大学~

1973 年設立の応用科学専門大学 建設、エンジニアリング、経済学、

社会科学の 4 学部

1991 年設立の比較的新しい大学 カトリック教会運営 職業経験のある人の学び直しが多い

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①ユースワーカーの育成• ユースワーカーの代表的な資格:社会教育士(ゾチアル・ペタゴーゲ)とソーシャルワーカー(ゾチアル・アルバイター)25万 5千人登録。毎年 1万 2千~ 3千人が養成日本における小学校の先生ぐらいの人数

• ユースワークがノンフォーマルな教育として位置づけられている。

  教育の中で重要な位置づけ

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①ユースワーカーの育成人材育成の仕組み

• 理論と実践の往還モデル現場で学ぶことが必須。セメスター毎に 1 日の現場実習

• 学びの入り口は一つで出口が多様

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(2)中間支援組織の在り方   “青少年”というキーワードで広く連携している   青少年団体同士をつなぎ、互いに意見交換や研修。   また、行政との連携や要望など

団としての学び

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その他の州レベルの

団体

州レベルの

福祉団体

青少年政治連合の州委員会

連邦家庭・高齢者

・女性・青少年省

連邦青少年審議会

州青少年援助委員会

解説 : 自己の権限による直接的なつながり 委員会への代表派遣 任命

ドイツ国際青少年育成活動委員会

ドイツ連邦青少年連合

(DBJR)

ドイツスポーツユーゲント

( dsj)

青少年政治連合( RPJ )

他の上部団体・機関例:

AGJ・ BKJ・DJI・ DJH ・

IJAB

その他の地域の団体

青少年政治連合の市または郡委員会

市または郡青少年連合

地域のスポーツ

クラブ

地域の福祉団体

ドイツスポーツ

ユーゲント州スポーツ連盟

福祉団体

民間の児童・青少年援助

州青少年連合

市または郡青少年援助委員

ドイツ連邦議会 連邦政府 連邦参議院

連邦議会家庭・高齢

者・女性・青少年委員会 各州青少年・

家庭所轄省連絡会地方自治体連合組織の 全国組織

州政府州議会

市議会・郡議会・町村議会 市・郡・町村

各州青少年援助所轄省

州青少年局州レベルの地方自治体連合組織

市、郡、町村の行政 市または郡の青少年局

公的な児童・青少年援助

児童の利益代表

小委員会

ドイツ連邦共和国における児童・青少年援助の構造

自治体

連邦

自治体

連邦

2.1.3 JP

地域レベルから国レベルまで、各分野の青少年団体・中間支援団体

が繋がっている

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②中間支援の在り方(国レベル)視察先:連邦青少年協議会

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②中間支援の在り方(国レベル)

• 国レベル→ 27 の青少年団体 が加盟• 州レベル→ 16 の青年協議会 が加盟         末端を含めて↳ 600万

人が加盟• 予算→青年省(国)から 90%• 役割→ロビー活動

   共通資格制度   国際的な発信も

   

視察先:連邦青少年協議会

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②中間支援の在り方(地域レベル)視察先:コブレンツ市青年協議会

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②中間支援の在り方(地域・民間)

• ボトムアップで自発的に結成

• 14 の青少年団体で構成       (音楽関係・スポーツ関係・赤↳十字)

• 社会教育的活動

• 行政に対してより効果的に働きかける (ロビー活動)

     個々の団体が連携↳   

視察先:コプレンツ市青年協議会

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②中間支援の在り方(地域・行政)

• 子ども若者に関すること全般・公園の整備 ・保育園 ・ユースセンターなど

• 子ども若者の健全育成を行う・スクールソーシャルワーク   ・就労支援・ストリートワーク(アウトリーチ、訪問)・若者のソーシャルワークを担う民間団体との連携

• 青少年支援委員会     民間と行政の両者による委員会。民間委↳

員にも    議決権あり    

視察先:コプレンツ市青少年局

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(1)ユースワーカーの育成   ユースワークの必要性の意味づけ   養成の方法  (2)中間支援組織の在り方   全国規模での連携   行政と連携     

団としての学び まとめ

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個人の学び

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(1) 青少年政策の明確な根拠となる法律

(2) 行政と民間の連携

(3) 子ども若者自身を社会の担い手として活躍させる仕組みづくり

(4) 子ども若者が青少年活動に関わることを促進する仕組み作り 

個人の学び

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社会法典第 8編(児童・青少年援助法)

“ すべての若者は、成長のための支援を受け、責任感と社会性のある人格に育てられる権利を有する。(1条1項)”“親がその責務”“親への支援や環境整備”

(1)青少年政策の明確な根拠法律

予算付けや活動の正統性の根拠として広く認知されている状況

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ドイツ連邦青少年協議会

コプレンツ市青少年協議会

(2)行政と民間の連携ドイツ連邦共和国家族・高齢者・女性・青少年省

コプレンツ市青少年局

運営費の提供や政策決定への関与

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テンペルホーフ青少年議会

小中学生が地区の改善案を出す例:学校前の信号機の設置

(3)子ども若者自身を社会の担い手として活躍させる仕組みづく

り コプレンツ赤十字青年ボランティア

学校内での救急活動を請け負う

学んだことを活かして

社会に関わる

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ボランティアリーダー資格制度(ユライカカード)

社会に積極的に携わっている若者への共通資格

(4)子ども若者が青少年活動に関わることを促進する仕組み作り 

インターネットを使った取り組み

若者の声を行政に伝える取り組み

インセンティブと関わる入口

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「参画」まとめ

子ども若者の声を社会・政治に反映

子どもの社会的責任、社会参加を導くためには参画が必要

参画こそが社会全体の力になる

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1. 子ども若者育成支援推進法を有名で実のあるものにして行く

2. 実際に子ども若者が社会・行政に影響を与えることができる企画作り

3. 様々な分野の青少年団体の連携を深め、力とすること

まとめ

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ご清聴ありがとうございました!DANKE!

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自国のために役に立つと思うようなことをしたい

日本54.5%

ドイツ49.7%

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私の参加により,変えてほしい社会現象が少し変えられるかもしれない

日本30.2%

ドイツ52.6%